JP2000041223A - 情報信号処理装置、画像情報変換装置および画像表示装置 - Google Patents

情報信号処理装置、画像情報変換装置および画像表示装置

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JP2000041223A JP10208116A JP20811698A JP2000041223A JP 2000041223 A JP2000041223 A JP 2000041223A JP 10208116 A JP10208116 A JP 10208116A JP 20811698 A JP20811698 A JP 20811698A JP 2000041223 A JP2000041223 A JP 2000041223A
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秀雄 中屋
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勉 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウエアの規模を増加させないで、複数
の信号処理,画像情報変換を可能とする。 【解決手段】 525i信号を1050i信号または5
25p信号へ変換することができる。出力画像信号の画
素は、演算回路34において、タップ選択回路31から
の予測タップと係数メモリ38からの係数との線形推定
式により作成される。係数メモリには、クラス毎に予め
獲得された係数が格納される。クラスは、タップ選択回
路32からの空間クラスタップに基づく空間クラスと、
タップ選択回路33からの動きクラスタップに基づく動
きクラスとを合成することで決定される。演算回路34
の出力が線順次変換回路39により走査変換され、出力
画像信号が取り出される。変換方法選択信号によって、
出力画像信号が指定される。この選択信号によって、係
数メモリ38、レジスタ40〜43には、情報メモリバ
ンク44から必要とする情報がロードされ、処理が設定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、テレビ
ジョン受像機に用いて好適な情報信号処理装置、画像情
報変換装置および画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入力画像信号とは走査線構造が異なる出
力画像信号を形成する場合に、出力画像信号毎に異なる
ハードウエアを使用する方法が考えられる。また、積和
演算を行う時に、複数の形態の積和演算結果を必要とす
る場合がある。複数の演算結果を得るために、異なる演
算回路を切り替えることが考えられる。しかしながら、
このように、ハードウエアを切り替えることは、ハード
ウエアの規模が大きくなり、動作しないハードウエアが
生じる無駄がある。
【0003】具体的なアプリケーションとして、SD信
号から、高画質、高解像度の出力信号を形成する信号変
換の場合、複数の出力信号へ変換する場合には、出力信
号の種類毎にハードウエアを設け、出力信号を指定した
時に、対応するハードウエアを使用することが考えられ
る。この方法も、ハードウエアの規模、無駄を生じる。
複数の出力信号を必要とするのは、入力画像信号の絵柄
に応じて適した出力画像信号を得るためである。例えば
SD信号が走査線数が525本で、インターレス方式の
画像信号を、走査線数が1050本で、インターレス方
式の画像信号へ変換することを想定する。確かに走査線
数が2倍となるので、自然画の場合では、高画質、高解
像度の出力画像信号が得られる。しかしながら、インタ
ーレス方式であるために、グラフィックスの画像では、
ラインフリッカが目立つ問題がある。従って、入力画像
信号に応じて変換により得られる出力画像信号の走査線
構造を切り替える必要がある。
【0004】ラインフリッカ成分を除去する従来の方法
としては、インターレス方式の信号をプログレッシブ方
式の信号へ変換するものが知られている。しかしなが
ら、この方法は、線形補間によって、補間信号を作成す
るので、入力信号のもの以上の解像度を改善できず、ま
た、動き検出の結果に基づいて補間方法(静止画処理と
動画処理)を切り替える時に、切り替わり時に原信号と
補間信号との間の解像度の差が目立ち、さらに、動き検
出を誤った時に、画質の劣化が大きい問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の一つの目的
は、複数のハードウエア(回路ブロック)を切り替える
ことにより生じるハードウエアの規模の増大を防止する
ことにある。すなわち、信号処理回路のハードウエアの
基本的構造が同一であって、外部から動作条件設定信号
を与えることによって信号処理回路の動作態様を変更可
能とした情報信号処理装置を実現するものである。ま
た、この発明は、画像信号の走査線構造を変換する場合
に、指定した走査線構造の出力画像信号を得ることが可
能な像情報変換装置および画像表示装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために、請求項1の発明は、入力情報信号に対して所定
の処理を行うための信号処理回路と、該信号処理回路の
外部から制御信号を供給するための制御信号源と、該制
御信号に基づいて信号処理回路に対する動作条件設定信
号を発生する動作条件設定回路とを有し、制御信号に応
じて信号処理回路の動作態様が可変されるようになされ
た情報信号処理装置である。請求項2の発明は、請求項
1に発明において、信号処理回路は、少なくとも2個以
上の処理部を有し、動作条件設定信号に応じて処理部の
内の少なくとも一つの処理部の動作態様を可変すると共
に、この動作態様の変化に関連して他の処理部の動作態
様が可変されるようにしたことを特徴とする情報信号処
理装置である。
【0007】請求項3の発明は、入力画像信号から走査
線構造の異なる複数の出力画像信号を形成するようにし
た画像情報変換装置において、出力画像信号の作成すべ
き第1の画素の周辺に位置する入力画像信号の複数の第
2の画素を選択する第1のデータ選択手段と、出力画像
信号の作成すべき第1の画素の周辺に位置する入力画像
信号の複数の第3の画素を選択する第2のデータ選択手
段と、予め取得されている推定式係数を記憶するメモリ
手段と、第1のデータ選択手段で選択された第2の画素
と推定式係数の線形推定式によって、第1の画素を作成
する画素値作成手段と、第2のデータ選択手段で選択さ
れた第3の画素に基づいて、クラス情報を形成し、クラ
ス情報に対応して推定式係数を画素値作成手段に供給す
るクラス決定手段と、画素値作成手段に対して接続さ
れ、変換画像を指定された走査線構造へ変換するための
走査変換手段と、出力画像信号の走査線構造を指定する
制御信号を受け取って、制御信号に従って、推定式係数
と、第1および第2のデータ選択手段により選択される
第2および第3の画素を切り替える制御手段とからなる
ことを特徴とする画像情報変換装置である。
【0008】請求項8の発明は、入力画像信号を受け取
って表示装置に画像信号を表示するようにした画像表示
装置において、入力画像信号源と表示装置との間に、入
力画像信号から走査線構造の異なる複数の出力画像信号
を形成するようにした画像情報変換装置を設け、画像情
報変換装置は、出力画像信号の作成すべき第1の画素の
周辺に位置する入力画像信号の複数の第2の画素を選択
する第1のタップ選択手段と、出力画像信号の作成すべ
き第1の画素の周辺に位置する入力画像信号の複数の第
3の画素を選択する第2のタップ選択手段と、予め取得
されている推定式係数を記憶するメモリ手段と、第1の
タップ選択手段で選択された第2の画素と推定式係数の
線形推定式によって、第1の画素を作成する画素値作成
手段と、第2のタップ選択手段で選択された第3の画素
に基づいて、クラス情報を形成し、クラス情報に対応し
て推定式係数を画素値作成手段に供給するクラス決定手
段と、画素値作成手段に対して接続され、変換画像を指
定された走査線構造へ変換するための走査変換手段と、
変換方法を指定する制御信号を受け取って、制御信号に
従って、推定式係数と、第1および第2のタップ選択手
段により選択される第2および第3の画素を切り替える
制御手段とからなることを特徴とする画像表示装置であ
る。
【0009】この発明では、ハードウエアを基本的に同
一としているので、動作条件設定信号でもって、複数の
信号処理機能を実現する時に、複数のハードウエアう切
り替える方法と比較して、ハードウエアを小規模とでき
る。また、この発明による画像情報変換装置は、入力画
像信号を、走査線構造の異なる複数の出力画像信号の内
の選択したものへ変換することができる。従って、入力
画像の絵柄に応じて適した走査線構造の出力画像へ変換
することができる。この場合も、ハードウエアの規模の
増大を防止できる。さらに、この発明は、画像情報を変
換する時に、入力画像信号の複数画素に基づいてクラス
を検出し、各クラスで最適となる推定予測式を用いて画
素値を作成するので、静止画、動画とも高画質とするこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態の説明に先立
って、図1を参照してこの発明による情報信号処理装置
の基本的構成および動作について説明する。図1におい
て、1が可変アーキテクチャハードウエアである。可変
アーキテクチャハードウエア1は、基本的なハードウエ
アの構成を変更しないで、複数の信号処理機能を発揮で
きる信号処理回路である。可変アーキテクチャハードウ
エア1は、少なくとも2個の処理部を有している。例え
ば可変アーキテクチャハードウエア1は、内部の信号経
路、タップ構造、演算処理内容、積和演算の係数の変更
が可能とされている。入力信号は、選択スイッチ2を介
して可変アーキテクチャハードウエア1に対して入力さ
れる。
【0011】可変アーキテクチャハードウエア1の発揮
する機能を設定するのが動作条件設定信号(コンフィギ
ュレーションデータと称する)である。所望の機能と対
応したコンフィギュレーションデータがメモリ3から可
変アーキテクチャハードウエア1のレジスタに対してロ
ードされる。可変アーキテクチャハードウエア1内の複
数の処理部の内の一つの動作態様がコンフィギュレーシ
ョンデータに応じて可変されると、この動作態様の変化
に関連して他の処理部の動作態様が可変されるようにな
されている。メモリ3に格納されるコンフィギュレーシ
ョンデータの発生は、幾つかの方法によって可能であ
る。
【0012】ユーザがスイッチ等を操作することによっ
て発生したコマンドをデコーダ4により復号することに
よってコンフィギュレーションを形成できる。また、状
態センサ出力例えば入力信号の性質の検出等の結果をデ
コーダ5により復号することによってコンフィギュレー
ションを形成できる。さらに、入力信号の選択スイッチ
2の選択結果をデコーダ6により復号することによって
コンフィギュレーションを形成できる。よりさらに、可
変アーキテクチャハードウエア1から発生する信号をデ
コーダ7により復号することによってコンフィギュレー
ションを形成できる。復号処理を介しないで、媒体読み
取り装置8が記録媒体から読み取ったコンフィギュレー
ションデータを使用しても良い。
【0013】複数のコンフィギュレーションデータが発
生する時に、演算回路9によって、複数のデータを演算
することによって、メモリ3に格納するコンフィギュレ
ーションデータを形成しても良い。演算回路9と関連し
て、状態履歴保存のための付加回路10が設けられてい
る。演算回路9の簡単なものは、複数のコンフィギュレ
ーションデータの一つを選択する選択回路である。
【0014】上述した図1の情報信号処理装置は、コマ
ンド等に応じてコンフィギュレーションデータを作成
し、可変アーキテクチャハードウエア1をコンフィギュ
レーションデータに従って所望の機能を発揮できるよう
に設定できる。従って、複数の信号処理機能毎にハード
ウエアを用意する必要がなく、ハードウエアの規模を小
さくできる。
【0015】以下、この発明の第1の実施形態について
説明する。第1の実施形態は、ライン数が525本でイ
ンターレス方式の入力画像信号(以下、525p信号と
称する)からより解像度の高い出力画像信号を形成する
画像情報変換装置に対して、この発明を適用したもので
ある。解像度がより高い出力画像信号としては、2種類
の画像信号を選択可能とされている。第1の出力画像信
号は、ライン数が1050本でインターレス方式の画像
信号(以下、1050i信号と称する)である。第2の
出力画像信号は、ライン数が525本でプログレッシブ
方式(ノンインターレス方式と同義である)の画像信号
(以下、525p信号と称する)である。さらに、これ
らの出力画像信号は、水平方向の画素数が入力画像信号
の2倍とされる。
【0016】このように、2種類の高解像度の画像信号
を選択的に出力可能とするのは、入力画像信号の性質に
応じて良好な信号変換結果を得るためである。1050
i信号は、インターレス方式であるために、ラインフリ
ッカが発生しやすい問題がある。従って、入力画像信号
が自然画の場合には、高画質の出力画像を得ることがで
きるが、入力画像信号がグラフィックス情報の場合に
は、ラインフリッカが目につきやすい。グラフィックス
情報の場合には、プログレッシブ方式の画像信号の方が
ラインフリッカが目立たない点で好ましい。このよう
に、入力画像信号の絵柄に応じて、1050i信号と5
25p信号とを選択できるようにしている。この選択の
ための指令は、ユーザの入力によって行ったり、入力画
像信号の自動判別に従って行われる。
【0017】また、この第1実施形態では、本願出願人
の提案にかかわるクラス分類適応処理によって、解像度
を高めるようにしている。この処理は、従来の補間処理
によって高解像度信号を形成するものと異なる。従来
は、例えば図2に示すように、入力される525i方式
のSD(Standard Definition)信号を動き判定回路2
1、フレーム間補間回路22およびフィールド内補間回
路23に供給し、これら補間回路22および23の出力
を切り替え回路24により選択し、選択した信号を線順
次変換回路25に供給している。線順次変換回路25
は、入力SD信号に含まれるラインデータL1と補間に
より形成されたラインデータL2とを受け取り、水平走
査の倍速処理を行う。線順次変換回路25から出力信号
(525p信号)が得られる。
【0018】切り替え回路24は、動き判定回路21の
判定結果が静止の場合には、フィールド間補間回路22
からのフィールド間補間で形成されたラインの信号を選
択し、判定結果が動きの場合には、フィールド内補間回
路23で形成されたラインの信号を選択する。例えばフ
ィールド間補間回路22は、前フィールドのラインの信
号を使用して新たなラインの信号を形成し、フィールド
内補間回路23は、同一フィールドの上下のラインの信
号の平均値により新たなラインの信号を形成する。
【0019】しかしながら、上述の従来の画像情報変換
装置は、SD信号を基にして、単に垂直方向の補間を行
っているに過ぎないため、解像度は基となるSD信号よ
り高くならない。また、元々のラインと補間ラインとを
切り替える時に、解像度の差が目立つ問題がある。これ
に対し、入力信号である画像信号レベルの3次元(時空
間)分布に応じてクラス分割を行い、クラス毎に予め学
習により獲得された予測係数値を格納した記憶手段を持
ち、予測式に基づいた演算により最適な推定値を出力す
る方式は、解像度を入力SD信号のもの以上に高めるこ
とが可能である。
【0020】この手法は、HD(High Definition )画
素を作成する場合、作成するHD画素の近傍にある、S
D画素をクラス分割し、それぞれのクラス毎に予測係数
値を学習により獲得することで、より真値に近いHD画
素を得るものである。図3に示す第1の実施形態は、こ
のよう手法による画像信号変換装置である。
【0021】図3において、入力SD信号(525i信
号)が第1のタップ選択回路31、第2のタップ選択回
路32および第3のタップ選択回路33に供給される。
第1のタップ選択回路31は、予測に使用するSD画素
(予測タップと称する)を選択するものである。第2の
タップ選択回路32は、作成するHD画素の近傍のSD
画素のレベル分布のパターンに対応するクラス分類に使
用するSD画素(空間クラスタップと称する)を選択す
るものである。第3のタップ選択回路33は、作成する
HD画素の近傍のSD画素に基づいて動きに対応するク
ラス分類に使用するSD画素(動きクラスタップと称す
る)を選択するものである。なお、空間クラスを複数フ
ィールドに属するSD画素を使用して決定する時には、
空間クラスにも、動き情報が含まれることになる。
【0022】第1のタップ選択回路31により選択され
た予測タップが推定予測演算回路34に供給される。第
2のタップ選択回路32により選択された空間クラスタ
ップが空間クラス検出回路35に供給される。空間クラ
ス検出回路35は、空間クラスを検出する。検出された
空間クラスがクラス合成回路37に供給される。第3の
タップ選択回路33により選択された動きクラスタップ
が動きクラス検出回路36に供給される。動きクラス検
出回路36は、動きクラスを検出する。検出された動き
クラスがクラス合成回路37に供給される。クラス合成
回路37によって、空間クラスおよび動きクラスが統合
され、最終的なクラスコードが形成される。
【0023】このクラスコードが係数メモリ38に対し
て、アドレスとして供給され、係数メモリからクラスコ
ードに対応する係数データが読出される。係数データと
予測タップとが推定予測演算回路34に供給される。推
定予測演算回路34では、予測タップ(525i信号の
画素)と係数データとの線形推定式を用いて、SDデー
タに対応するHDデータ(1050i信号のデータまた
は525p信号のデータ)を算出する。推定予測演算回
路34からの出力信号(ラインデータL1,L2)が線
順次変換回路39に供給される。線順次変換回路39
は、ラインメモリを有し、推定予測演算回路34から出
力されるラインデータL1、L2を線順次で出力する。
線順次変換回路39からHD信号(1050i信号また
は525p信号)が出力される。
【0024】図示しないが、出力HD信号がCRTディ
スプレイに供給される。CRTディスプレイは、出力H
D信号が1050i信号または525p信号の何れであ
っても、同期系を切り替えることによって表示すること
が可能である。入力SD信号としては、放送信号、また
はVTR等の再生装置の再生信号が供給され、解像度が
より高くされた画像をディスプレイによって再現するこ
とができる。すなわち、この一実施形態をテレビジョン
受像機に内蔵することができる。
【0025】作成すべき1050i信号の画素として
は、525i信号のラインに近い位置のラインデータL
1と、525i信号のラインから遠い位置のラインデー
タL2とが存在する。また、525p信号の画素として
は、525i信号のラインと同一位置のラインデータL
1と、525i信号のラインから遠い位置のラインデー
タL2とが存在する。ラインデータL1を作成する処理
をモード1と称し、ラインデータL2を作成する処理を
モード2と称する。さらに、水平方向に関しても画素数
が2倍とされる。このように、ラインデータL1および
L2は、特定のラインを指すものではなく、ラインデー
タL1は、モード1により生成される画素データのライ
ンを意味し、ラインデータL2は、モード2により生成
される画素データのラインを意味する。
【0026】図4は、1フィールドの画像の一部を拡大
することによって、525i信号と525p信号との画
素の配置を示すものである。大きなドットが525i信
号の画素であり、小さいドットが出力される525p信
号の画素である。この関係は、図4以外の他の図面にお
いても同様である。図4は、あるフレーム(F)の奇数
(O)フィールドの画素配置である。他のフィールド
(偶数フィールド)では、525i信号のラインが空間
的に0.5ラインずれたものとなる。図4から分かるよ
うに、第1の実施形態の画像信号変換装置は、525i
信号のラインと同一位置のラインデータL1および52
5i信号の上下のラインの中間位置のラインデータL2
を形成し、また、各ラインの水平方向の画素数を2倍と
する。従って、525p信号の4画素のデータが同時的
に生成される。
【0027】図5は、1フィールドの画像の一部を拡大
することによって、525i信号と1050i信号との
画素の配置を示すものである。大きなドットが525i
信号の画素であり、小さいドットが出力される1050
i信号の画素である。この関係は、図5以外の他の図面
においても同様である。図5は、あるフレーム(F)の
奇数(o)フィールドの画素配置である。他のフィール
ド(偶数(e)フィールド)のラインを破線で示す。他
のフィールドでは、ラインデータL1’,L2’の画素
が形成される。図5から分かるように、第1の実施形態
の画像信号変換装置は、525i信号のラインから2倍
のライン数であって、インターレス構造を有するライン
データL1,L2を形成し、また、各ラインの水平方向
の画素数を2倍とする。従って、1050i信号の4画
素のデータが同時的に生成される。
【0028】推定予測演算回路34は、525i信号か
ら525p信号または1050i信号を生成するので、
水平周期は、525i信号と同一である。線順次変換回
路39は、水平周期を2倍とするライン倍速処理を行
い、ラインデータL1およびL2を線順次化する。図6
は、525p信号を出力する場合のライン倍速処理をア
ナログ波形を用いて示すものである。前述したように、
推定予測演算回路34によって、ラインデータL1およ
びL2が生成される。ラインデータL1には、順にa
1,a2,a3,・・・のラインが含まれ、ラインデー
タL2には、順にb1,b2,b3,・・・のラインが
含まれる。線順次変換回路39は、各ラインのデータを
時間軸方向に1/2に圧縮し、圧縮されたデータを交互
に選択することによって、線順次出力(a0,b0,a
1,b1,・・・)を形成する。1050i信号を出力
する場合には、インターレスの関係を満たすように、線
順次変換回路39が出力を発生する。従って、525p
と1050iの線順次変換回路39の動作を切り替える
必要がある。この切り替え情報は、レジスタ40に格納
されている。
【0029】第1の実施形態では、第1のタップ選択回
路31により選択される予測タップは、レジスタ41に
格納されている第1のタップ位置情報に従って指定され
る。また、第2のタップ選択回路32により選択される
空間クラスタップは、レジスタ42に格納されている第
2のタップ位置情報に従って指定される。さらに、第3
のタップ選択回路33により選択される動きクラスタッ
プは、レジスタ43に格納されている第3のタップ位置
情報に従って指定される。一例として、第1、第2およ
び第3のタップ位置情報は、選択される可能性のある複
数のSD画素に対して番号付けを行い、選択するSD画
素の番号を指定するものである。
【0030】係数メモリ38内の係数データ、レジスタ
40内の走査線構造を指定する制御信号、レジスタ4
1、42および43のタップ位置情報は、情報メモリバ
ンク44からロードされる。情報メモリバンク44に
は、係数メモリ38およびレジスタ40〜43にそれぞ
れ格納されるデータが予め形成され、蓄えられている。
情報メモリバンク44に対して、変換方法選択信号が供
給され、選択信号に従ってロードする情報が選択され
る。第1の実施形態では、ユーザが絵柄に応じて525
p信号と1050i信号との一方を指定する操作を行
い、操作に基づいて変換方法選択信号が発生する。入力
画像信号の絵柄を検出し、検出結果に応じて自動的に選
択信号を発生しても良い。
【0031】なお、525p信号および1050i信号
以外の走査線構造を有する出力画像信号例えば1050
p信号を出力するようにしても良い。また、走査線数
は、525本、1050本に限らない。
【0032】上述した空間クラスタップおよび動きクラ
スタップの具体例について説明する。図7および図8
は、525i→1050i変換の場合に第2のタップ選
択回路32により選択されるタップ(SD画素)を示
す。図7および図8は、時間的に連続するフレームF−
1の奇数フィールドo(F−1/oと表記する)、F−
1の偶数フィールド(F−1/e)、F/o、F/eの
それぞれを垂直方向の切り出した時の画素の配列を示
す。
【0033】図7に示すように、フィールドF/oのラ
インデータL1およびL2を予測する時の空間クラスタ
ップは、このフィールドF/oに含まれ、作成すべき1
025i信号の画素の近傍のSD画素(525i信号の
画素)T1,T2,T3と、前のフィールドF−1/e
のSD画素T4,T5,T6,T7である。フィールド
F/eのラインデータL1およびL2を予測する時に
は、図8に示すように、フィールドF/eに含まれ、作
成すべき1025i信号の画素の近傍のSD画素T1,
T2,T3と、前のフィールドF/oのSD画素T4,
T5,T6,T7である。なお、ラインデータL1の画
素を予測するモード1では、T7の画素がクラスタップ
として選択せず、ラインデータL2の画素を予測するモ
ード2では、T4の画素がクラスタップとして選択しな
いようにしても良い。
【0034】図9および図10は、525i→525p
変換の場合に第2のタップ選択回路32により選択され
るタップ(SD画素)を示す。図9および図10は、時
間的に連続するフレームF−1の奇数フィールドo(F
−1/oと表記する)、F−1の偶数フィールド(F−
1/e)、F/o、F/eのそれぞれの垂直方向の画素
の配列を示す。
【0035】図9に示すように、フィールドF/oのラ
インデータL1およびL2を予測する時の空間クラスタ
ップは、このフィールドF/oの次のフィールドF/e
に含まれ、作成すべき525p信号の画素と空間的に近
傍位置のSD画素T1およびT2と、フィールドF/o
に含まれ、作成すべき525p信号の画素の近傍のSD
画素T3,T4,T5と、前のフィールドF−1/eの
SD画素T6,T7である。フィールドF/eのライン
データL1およびL2を予測する時には、図10に示す
ように、このフィールドF/eの次のフィールドF/o
に含まれ、作成すべき525p信号の画素と空間的に近
傍位置のSD画素T1およびT2と、フィールドF/e
に含まれ、作成すべき525p信号の画素の近傍のSD
画素T3,T4,T5と、前のフィールドF/oのSD
画素T6,T7である。なお、ラインデータL1の画素
を予測するモード1では、T7の画素をクラスタップと
して選択せず、ラインデータL2の画素を予測するモー
ド2では、T4の画素をクラスタップとして選択しない
ようにしても良い。
【0036】さらに、空間クラスタップは、図7〜図1
0に示すように、複数フィールドの同一の垂直位置にあ
るSD画素に加えて、水平方向の1または複数のSD画
素を使用しても良い。
【0037】図11および図12は、第3のタップ選択
回路33により選択されるタップ、すなわち、動きクラ
スタップの例を示す。図11は、525i→1050i
の変換を行う時の動きクラスタップである。図11に示
すように、フィールドF/oのラインデータL1および
L2を予測する時の動きクラスタップは、このフィール
ドF/oに含まれ、作成すべき1025i信号の画素の
近傍のSD画素n1,n3,n5と、次のフィールドF
/eのSD画素n2,n4,n6と、前のフィールドF
−1/eのSD画素m2,m4,m6と、さらに前のフ
ィールドF−1/oのSD画素m1,m3,m5であ
る。SD画素m1およびn1の垂直方向の位置が一致す
る。SD画素m2およびn2、m3およびn3、m4お
よびn4の各2個のSD画素の垂直方向の位置が一致す
る。
【0038】図12は、525i→525pの変換を行
う時の動きクラスタップである。図12に示すように、
フィールドF/oのラインデータL1およびL2を予測
する時の動きクラスタップは、このフィールドF/oに
含まれ、作成すべき525p信号の画素の近傍のSD画
素n1,n3,n5と、次のフィールドF/eのSD画
素n2,n4,n6と、前のフィールドF−1/eのS
D画素m2,m4,m6と、さらに前のフィールドF−
1/oのSD画素m1,m3,m5である。SD画素m
1およびn1の垂直方向の位置が一致する。SD画素m
2およびn2、m3およびn3、m4およびn4の各2
個のSD画素の垂直方向の位置が一致する。
【0039】第1のタップ選択回路32で選択された空
間クラスタップが空間クラス検出回路35に供給され
る。空間クラス検出回路35は、選択された空間クラス
タップのレベル分布のパターンを検出する。この場合、
各画素8ビットのSDデータを2ビットのSDデータへ
圧縮するような処理を行う。一例として、ADRC(Ad
aptive Dynamic Range Coding )によって、空間クラス
タップのSD画素のデータが圧縮される。なお、情報圧
縮手段としては、ADRC以外にDPCM(予測符号
化)、VQ(ベクトル量子化)等の圧縮手段を用いても
良い。
【0040】本来、ADRCは、VTR(Video Tape R
ecoder)向け高能率符号化用に開発された適応的再量子
化法であるが、信号レベルの局所的なパターンを短い語
長で効率的に表現できるので、この一実施形態では、A
DRCを空間クラス分類のコード発生に使用している。
ADRCは、空間クラスタップのダイナミックレンジを
DR、ビット割当をn、空間クラスタップの画素のデー
タレベルをL、再量子化コードをQとして、以下の式
(1)により、最大値MAXと最小値MINとの間を指
定されたビット長で均等に分割して再量子化を行う。
【0041】 DR=MAX−MIN+1 Q={(L−MIN+0.5)×2/DR} (1) ただし、{ }は切り捨て処理を意味する。
【0042】第1のタップ選択回路で選択された動きク
ラスタップが動きクラス検出回路36に供給される。動
きクラス検出回路36では、以下の式(2)により、動
きクラスタップの空間的に同一位置の画素値の差分の絶
対値の平均値param を算出する。
【0043】
【数1】
【0044】第1の実施形態では、n=6である。そし
て、この平均値param としきい値とが比較されることに
よって、動きの指標である動きクラスが決定される。例
えば(param ≦2)の場合は、動きクラス0、(2<pa
ram ≦4)の場合は、動きクラス1、(4<param ≦
8)の場合は、動きクラス2、(param >8)の場合
は、動きクラス3と、動きクラスが決定される。動きク
ラス0が動きが最小(静止)であり、動きクラス1,
2,3になるに従って、動きが大きいものと判断され
る。このように決定された動きクラスは、クラス合成回
路37へ供給される。なお、上述の方法と異なり、動き
ベクトルを検出し、動きベクトルによって動きクラスを
検出しても良い。
【0045】クラス合成回路37は、空間クラス検出回
路35からの空間クラスと、動きクラス検出回路36か
らの動きクラスとを合成したクラスコードを発生する。
このクラスコードが係数メモリ38に、そのアドレスと
して供給される。係数メモリ38からは、クラスコード
に対応する係数データが読出される。また、動きクラス
がレジスタ42に供給され、動きクラスに応じて、タッ
プ位置情報が切り替えられる。
【0046】例えば動きが無いか、または小さいため
に、動きクラスが0および1と検出される時には、空間
クラスタップが上述した図7、図8、図9、図10に示
すように、2フィールドに跨がるものとされる。若し、
動きが比較的大きく、動きクラスが2および3と検出さ
れる時には、空間クラスタップが作成すべき画素と同一
フィールド内のSD画素のみによって構成される。ま
た、動きクラスによって、第1のクラスタップ選択回路
31のタップ位置情報(レジスタ41)を切り替えるこ
とにより、動きクラスによって、予測タップを切り替え
るようにしても良い。さらに、予測タップおよび空間ク
ラスタップの両者を動きクラスによって切り替えるよう
にしても良い。
【0047】係数メモリ38には、525i信号のパタ
ーンとHD信号(1050i信号または525p信号)
の関係を学習することにより、取得された係数データが
各クラス毎に記憶されている。係数データは、線形推定
式により525i信号をより高い解像度の画像信号へ変
換するための情報である。なお、係数データの取得方法
については後述する。
【0048】クラスコードclass で示される係数メモリ
38のアドレスから、そのクラスの係数データであるが
読出される。この係数データは、推定予測演算回路34
に供給される。推定予測演算回路34は、第1のタップ
選択回路31からの予測タップ(画素値)T1,T2,
・・・Tiと、係数データw1 ,w2 ,・・・wiとの
線形1次結合式(式(3))の演算を行うことにより、
ラインデータL1を算出する。ラインデータL2も同様
に算出する。但し、ラインデータL1およびL2との間
では、使用する係数データが相違する。
【0049】 L1=w1 T1+w2 T2+・・・・+wiTi (3) このように、SDデータに対応するHDデータを推定す
るための係数データが各クラス毎に予め学習により求め
られた上で、係数メモリ38に記憶しておき、入力され
る予測タップおよび読出された係数データに基づいて演
算が行われ、入力されたSDデータに対応するHDデー
タを形成して出力することにより、入力されるSDデー
タを単に補間処理したのとは異なり、実際のHDデータ
により近い画像信号を出力することができる。
【0050】次に、係数メモリ38に格納される係数デ
ータの作成方法(学習)について図13を用いて説明す
る。係数データを学習によって得るためには、まず、既
に知られているHD画像(1050i信号または525
p信号)に対応し、HD画像の1/4の画素数のSD画
像を2次元間引きフィルタ50によって形成する。例え
ばHDデータの垂直方向の画素を垂直間引きフィルタに
よりフィールド内の垂直方向の周波数が1/2になるよ
うに間引き処理し、さらに水平間引きフィルタにより、
HDデータの水平方向の画素を間引き処理することによ
り、SDデータを得る。
【0051】2次元間引きフィルタ50からのSD信号
が第1のタップ選択回路51、第2のタップ選択回路5
2および第3のタップ選択回路53にそれぞれ供給され
る。これらのタップ選択回路は、図3に示す信号変換装
置におけるタップ選択回路31、32および33と同様
に、予測タップ、空間クラスタップ、動きクラスタップ
を選択する。タップ選択回路51からの予測タップが正
規方程式加算回路58に供給される。タップ選択回路5
2からの空間クラスタップが空間クラス検出回路55に
供給される。タップ選択回路53からの動きクラスタッ
プが動きクラス検出回路56に供給される。
【0052】信号変換装置における空間クラス検出回路
35と同様に、空間クラス検出回路55は、空間クラス
タップのデータをADRCにより圧縮し、空間クラスコ
ードを発生する。また、動きクラス検出回路56は、信
号変換装置における動きクラス検出回路36と同様の処
理によって、動きクラスタップから動きクラスコードを
発生する。空間クラスコードと動きクラスコードとがク
ラス合成回路57によって合成され、最終的なクラスが
形成される。クラス合成回路57からのクラスコードが
正規方程式加算回路58へ供給される。
【0053】ここで、正規方程式加算回路58の説明の
ために、複数個のSD画素からHD画素への変換式の学
習とその予測式を用いた信号変換について述べる。以下
に、説明のために学習をより一般化してn画素による予
測を行う場合について説明する。予測タップとして選択
されるSD画素のレベルをそれぞれx1 、‥‥、xn
し、HD画素レベルをyとしたとき、クラス毎に係数デ
ータw1 、‥‥、wnによるnタップの線形推定式を設
定する。これを下記の式(4)に示す。学習前は、wi
が未定係数である。
【0054】 y=w11 +w22 +‥‥+wn n (4) 学習は、クラス毎に複数の信号データに対して行う。デ
ータ数がmの場合、式(4)にしたがって、以下に示す
式(5)が設定される。
【0055】 yk =w1k1+w2k2+‥‥+wn kn (5) (k=1,2,‥‥m) m>nの場合、係数データwi 、‥‥wn は、一意に決
まらないので、誤差ベクトルeの要素を以下の式(6)
で定義して、式(7)を最小にする係数データを求め
る。いわゆる、最小自乗法による解法である。
【0056】 ek =yk −{w1k1+w2k2+‥‥+wn kn} (6) (k=1,2,‥‥m)
【0057】
【数2】
【0058】ここで、式(7)のwi による偏微分係数
を求める。それは以下の式(8)を`0' にするよう
に、各係数wi を求めればよい。
【0059】
【数3】
【0060】以下、式(9)、(10)のようにXij
i を定義すると、式(8)は、行列を用いて式(1
1)へ書き換えられる。
【0061】
【数4】
【0062】
【数5】
【0063】
【数6】
【0064】この方程式は、一般に正規方程式と呼ばれ
ている。正規方程式加算回路58は、クラスコード合成
回路57から供給されたクラスコードと、タップ選択回
路51から供給された予測タップ(SD画素x1 、‥
‥、xn )と、入力された、SDデータに対応するHD
画素yを用いて、この正規方程式の加算を行う。
【0065】全ての学習用のデータの入力が終了した
後、正規方程式加算回路58は、予測係数決定回路59
に正規方程式データを出力する。予測係数決定回路59
は、正規方程式を掃き出し法等の一般的な行列解法を用
いて、wi について解き、係数データを算出する。予測
係数決定回路59は、算出された予測係数を係数メモリ
60に書込む。
【0066】以上のように学習を行った結果、係数メモ
リ60には、クラス毎に、注目HD画素yを推定するた
めの、統計的にもっとも真値に近い推定ができる係数デ
ータが格納される。係数メモリ60に格納された係数デ
ータは、上述の画像信号変換装置において、係数メモリ
38にロードされる。以上の処理により、線形推定式に
より、SDデータからHDデータを作成するための係数
データの学習が終了する。
【0067】上述した係数データを取得するための学習
装置において、入力HD信号としては、1050i信号
または525p信号が適用される。一方の信号を選択す
るための変換方法選択信号は、2次元間引きフィルタ5
0およびタップ選択制御回路54に対して供給される。
2次元間引きフィルタ50における間引き処理の態様が
変換方法指定信号によって変更される。タップ選択制御
回路54は、選択信号を受け取って第1のタップ選択回
路51により選択される予測タップ、第2のタップ選択
回路52により選択される空間クラスタップ、並びに第
3のタップ選択回路53により選択される動きクラスタ
ップを切り替えるための制御信号を発生する。また、動
きクラスに応じて、空間クラスタップを切り替えるため
に、動きクラスコードがタップ選択制御回路54に対し
て供給される。
【0068】このタップ選択制御回路54が発生する制
御信号によって、変換出力のHD信号の走査線構造(1
050i信号、525p信号)に応じて、上述した画像
信号変換装置におけるのと同様に、選択されるタップが
切り替えられる。
【0069】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態
における線順次変換回路39に複数のフィールドメモリ
を設け、線順次変換に加えてフィールド倍速化の処理を
行うようにしたものである。それによって、出力画像信
号の走査線構造として、525pおよび/または105
0iと、フィールド倍速信号例えば525iでフィール
ド倍速信号を出力できるようにしたものである。フィー
ルド倍速化の処理によって、動きがより滑らかに改善さ
れた出力画像信号を得ることができる。また、クラス分
類を行い、線形推定式によってフィールド倍速画像を作
成するので、同一フィールドを繰り返して出力したり、
連続する2フィールドの平均値画像で補間する処理と異
なり、動きがなめらかでなくなったり、解像度が劣化す
ることを防止できる。
【0070】第2の実施形態では、走査線構造を設定す
る信号がフィールド倍速信号を指定するものである時に
は、第1の実施形態と同様に、予測タップ、空間クラス
タップ、動きクラスタップ、係数データの切り替えがな
される。これと共に、第1の実施形態における線順次変
換回路に相当する走査線変換回路に対して、フィールド
倍速処理を指示する情報が与えられる。
【0071】図14は、このように、フィールド倍速処
理が設定された時の走査変換回路の構成の一例である。
第1の実施形態と同様の処理で、水平方向の画素数が2
倍とされた画像信号がフィールドメモリ71および72
の直列接続に供給される。フィールドメモリ71および
72によって、時間的に連続する3フィールドの信号が
同時化され、クラス分類適応処理および順次走査変換回
路73に供給される。クラス分類適応処理および順次走
査変換回路73から二つの出力が発生し、各出力がフィ
ールド74および75にそれぞれ供給される。フィール
ドメモリ74および75は、フィールド周期を1/2に
圧縮する。フィールドスイッチ76によって、フィール
ドメモリ74および75の出力が選択され、その出力に
フィールド倍速信号が取り出される。
【0072】クラス分類適応処理および順次走査変換回
路73は、図15Aに示すような二つの出力を発生す
る。のこぎり波形の一つは、1フィールド分の信号を表
している。また、AおよびBは、525i信号のAフィ
ールドおよびBフィールド、すなわち、空間位相を表し
ている。さらに、AまたはBの前の数字(1,1.5,
2,・・・)は、フレーム周期を1とした時の時間を表
している。入力信号は、出力1として表すように、1
A,1.5A,2A,2.5A・・・とフィールドが連
続するものである。
【0073】クラス分類適応処理および順次走査変換回
路73は、クラス分類適応処理によって、入力信号には
存在しないフィールド画像(1B,1.5A,2B,・
・・)からなる出力2を作成する。図16において、三
角形の画素として示すように、時間的に2フィールドの
中間に存在するようなフィールド画像をクラス分類適応
処理によって作成する。例えば入力信号のフィールド1
Aと1.5Bの中間の時間的位置に相当する画像である
フィールド1Bを作成し、フィールド1.5Bと2Aの
中間の時間的位置に相当する画像であるフィールド1.
5Bを作成する。
【0074】クラス分類適応処理および順次走査変換回
路73の出力1および出力2は、フィールドメモリ74
および75によってフィールド倍速化される。図15B
に示すように、フィールド倍速化は、フィールド周期を
半分に圧縮して同一フィールドを繰り返し出力する処理
である。そして、フィールドスイッチ76によって、フ
ィールド倍速信号およびを選択し、最終的出力信号
を発生する。図15Bにおいて、斜線を付したフィール
ドがフィールドスイッチ76が選択するフィールドを表
している。出力信号は、図15Cに示すように、各フィ
ールド周期が1/2とされ、1A,1B,1.5A,
1.5B,・・・の順序のものである。
【0075】なお、第2の実施形態において、クラス分
類適応処理によって、1B、1.5A等のフィールド画
像を形成しているが、より時間的変化を忠実に表現する
ために、1A,1.17B,1.33A,1.5B,・
・・のような出力信号を形成するようにしても良い。
【0076】図17は、この発明の第3の実施形態を示
す。8ビットの入力A,B,C,Dが供給されるセレク
タ100が設けられ、セレクタ100の4個の出力と、
それぞれ8ビットの係数X,Y,Z,Wとを乗算器10
1,102,103,104が乗算する。乗算器101
〜104は、乗算出力を上位ビットと下位ビットに分割
して出力する。乗算器101〜104の出力と、4入力
の加算器111,112,113,114との間の接続
がセレクタ105で設定される。
【0077】加算器111〜114は、加算器114か
ら加算器113に対して繰り上がり出力が供給される。
同様に、加算器113から加算器112へ繰り上がり出
力が供給され、加算器112から加算器111へ繰り上
がり出力が供給される。加算器111からは、繰り上が
りビットを有する加算出力が発生する。また、セレクタ
105は、乗算器101〜104の出力をそのまま出力
115として出力する機能を有する。セレクタ100お
よび105の選択動作は、それぞれに対して供給される
コンフィギュレーションデータによって指定される。
【0078】コンフィギュレーションデータによってセ
レクタ100および105の選択動作が指定されること
によって実現される第1の機能を図18に示す。セレク
タ100は、入力A〜Dを乗算器101〜104にそれ
ぞれ入力するように設定される。各乗算器において、入
力A〜DとX,Y,Z,Wとが乗算される。セレクタ1
05は、乗算器101〜104の出力をそのまま出力1
15として出力するように設定される。従って、乗算器
101〜104から出力として、A×X、B×Y、C×
Z、D×Wの4個の積が得られる。
【0079】図19は、第2の機能を実現する時の構成
を示す。セレクタ100は、入力A〜Dを乗算器101
〜104にそれぞれ入力するように設定される。セレク
タ105は、乗算器101〜104の乗算出力の内、上
位ビットを加算器111に入力し、下位ビットを加算器
112に入力するように設定される。残りの加算器11
3および114の入力は、セレクタ105の機能によっ
てゼロデータとされる。従って、加算器111および1
12からは、A×X+B×Y+C×Z+D×Wの出力が
取り出される。
【0080】図20は、第3の機能を実現する時の構成
を示す。16ビット入力を上位8ビット入力(入力A)
と下位8ビット入力(入力B)とに分割してセレクタ1
00に入力する。セレクタ100は、この入力Aを乗算
器101および103に入力し、入力Bを乗算器102
および104に入力するように設定される。乗算器10
1に対する係数Xとして、16ビット係数の上位8ビッ
トCを供給する。この係数の上位8ビットは、乗算器1
02に対しても係数Yとして供給される。また、係数の
下位8ビットDが乗算器103の入力Z、並びに乗算器
104の入力Wとして供給される。
【0081】セレクタ105によって、乗算器104の
出力の下位ビットが加算器114の一つの入力に供給さ
れ、加算器114の他の3個の入力は、ゼロデータとさ
れるように設定される。加算器114から積BDの下位
8ビットが得られる。これは、16ビットの入力データ
ABと16ビットの係数CDの乗算出力の最下位側の8
ビットである。
【0082】セレクタ105によって、乗算器104の
出力の上位ビット(積BDの上位8ビット)と、乗算器
103の出力の下位ビット(積ADの下位8ビット)
と、乗算器102の下位ビット(積BCの下位8ビッ
ト)とが加算器113に入力され、加算器113の残り
の入力は、ゼロデータとなるように設定される。従っ
て、加算器113からは、(BDの上位+ADの下位+
BCの下位)の加算結果が得られる。これは、16ビッ
トの入力データABと16ビットの係数CDの乗算出力
の下位側の8ビットである。
【0083】セレクタ105によって、乗算器103の
出力の上位ビット(積ADの上位8ビット)と、乗算器
102の出力の上位ビット(積BCの上位8ビット)
と、乗算器101の下位ビット(積ACの下位8ビッ
ト)とが加算器112に入力され、加算器112の残り
の入力は、ゼロデータとなるように設定される。従っ
て、加算器112からは、(ADの上位+BCの上位+
ACの下位)の加算結果が得られる。これは、16ビッ
トの入力データABと16ビットの係数CDの乗算出力
の上位側の8ビットである。
【0084】セレクタ105によって、乗算器101の
出力の上位ビットが加算器111の一つの入力に供給さ
れ、加算器111の他の3個の入力は、ゼロデータとさ
れるように設定される。加算器111から積ACの上位
8ビットが得られる。これは、16ビットの入力データ
ABと16ビットの係数CDの乗算出力の最上位側の8
ビットである。このようにして、第3の機能は、16ビ
ット入力と16ビットの係数の乗算出力を得ることがで
きる。
【0085】
【発明の効果】この発明によれば、ハードウエアを基本
的に同一としているので、複数の信号処理機能を実現す
る時に、複数のハードウエアう切り替える方法と比較し
て、ハードウエアを小規模とできる。また、この発明に
よる画像情報変換装置は、ハードウエアの規模が増加す
ることなく、入力画像信号を、走査線構造の異なる複数
の出力画像信号の内の選択したものへ変換することがで
きる。例えば入力画像の絵柄が自然画の場合には、高画
質な1050iの出力画像へ入力画像を変換し、グラフ
ィックス等のラインフリッカが目立つ絵柄の場合には、
525pの出力画像へ変換し、さらに、動きがなめらか
な出力画像を望む時には、フィールド倍速の出力画像へ
変換する。
【0086】この発明は、画像情報を変換する時に、入
力画像信号の複数画素に基づいてクラスを検出し、各ク
ラスで最適となる推定予測式を用いて画素値を作成する
ので、従来の画像情報変換装置と比較して、静止画、動
画とも高画質とすることができる。さらに、動きの情報
をクラスの情報に取り込むので、静止画/動画の検出
と、検出による切り替えが不要とでき、切り替え時に画
質の相違が目立つことを防止でき、また、動き検出の誤
りによる劣化を大幅に少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本的構成および動作を説明するた
めのブロック図である。
【図2】従来の画像情報変換装置の一例のブロック図で
ある。
【図3】この発明の第1の実施形態のブロック図であ
る。
【図4】SD画素と525pの画素の位置関係を説明す
るための略線図である。
【図5】SD画素と1050iの画素の位置関係を説明
するための略線図である。
【図6】線順次変換回路の動作を説明するための波形図
である。
【図7】SD画素および1050iの画素の位置関係
と、空間クラスタップの一例を示す略線図である。
【図8】SD画素および1050iの画素の位置関係
と、空間クラスタップの一例を示す略線図である。
【図9】SD画素および525pの画素の位置関係と、
空間クラスタップの一例を示す略線図である。
【図10】SD画素および525pの画素の位置関係
と、空間クラスタップの一例を示す略線図である。
【図11】SD画素および1050iの画素の位置関係
と、動きクラスタップの一例を示す略線図である。
【図12】SD画素および525pの画素の位置関係
と、動きクラスタップの一例を示す略線図である。
【図13】係数データを取得するための構成の一例を示
すブロック図である。
【図14】この発明の第2の実施形態の主要部の構成を
示すブロック図である。
【図15】この発明の第2の実施形態のフィールド倍速
処理を説明するためのタイミングチャートである。
【図16】この発明の第2の実施形態のフィールド倍速
処理を説明するための略線図である。
【図17】この発明の第3の実施形態のブロック図であ
る。
【図18】この発明の第3の実施形態の第1の機能を示
すブロック図である。
【図19】この発明の第3の実施形態の第2の機能を示
すブロック図である。
【図20】この発明の第3の実施形態の第3の機能を示
すブロック図である。
【符号の説明】
31・・・第1のタップ選択回路、32・・・第2のタ
ップ選択回路、33・・・第3のタップ選択回路、38
・・・係数メモリ、39・・・線順次変換回路、40〜
43・・・レジスタ、44・・・情報メモリバンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 伸幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 内田 真史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 守村 卓夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 安藤 一隆 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 中屋 秀雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 渡辺 勉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井上 賢 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 新妻 渉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C021 PA51 PA72 RA01 XB07 ZA11 5C063 BA03 CA01 CA23 CA40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力情報信号に対して所定の処理を行う
    ための信号処理回路と、 該信号処理回路の外部から制御信号を供給するための制
    御信号源と、 該制御信号に基づいて上記信号処理回路に対する動作条
    件設定信号を発生する動作条件設定回路とを有し、 上記制御信号に応じて上記信号処理回路の動作態様が可
    変されるようになされた情報信号処理装置。
  2. 【請求項2】 入力情報信号に対して所定の処理を行う
    ための信号処理回路と、 該信号処理回路の外部から制御信号を供給するための制
    御信号源と、 該制御信号に基づいて上記信号処理回路に対する動作条
    件設定信号を発生する動作条件設定回路とを有し、上記
    制御信号に応じて上記信号処理回路の動作態様を可変し
    得るようになされた情報信号処理装置であって、 上記信号処理回路は、少なくとも2個以上の処理部を有
    し、上記動作条件設定信号に応じて上記処理部の内の少
    なくとも一つの処理部の動作態様を可変すると共に、こ
    の動作態様の変化に関連して他の処理部の動作態様が可
    変されるようにしたことを特徴とする情報信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 入力画像信号から走査線構造の異なる複
    数の出力画像信号を形成するようにした画像情報変換装
    置において、 出力画像信号の作成すべき第1の画素の周辺に位置する
    入力画像信号の複数の第2の画素を選択する第1のデー
    タ選択手段と、 出力画像信号の作成すべき第1の画素の周辺に位置する
    入力画像信号の複数の第3の画素を選択する第2のデー
    タ選択手段と、 予め取得されている推定式係数を記憶するメモリ手段
    と、 上記第1のデータ選択手段で選択された第2の画素と上
    記推定式係数の線形推定式によって、上記第1の画素を
    作成する画素値作成手段と、 上記第2のデータ選択手段で選択された第3の画素に基
    づいて、クラス情報を形成し、上記クラス情報に対応し
    て上記推定式係数を上記画素値作成手段に供給するクラ
    ス決定手段と、 上記画素値作成手段に対して接続され、変換画像を指定
    された走査線構造へ変換するための走査変換手段と、 出力画像信号の走査線構造を指定する制御信号を受け取
    って、上記制御信号に従って、上記推定式係数と、上記
    第1および第2のデータ選択手段により選択される上記
    第2および第3の画素を切り替える制御手段とからなる
    ことを特徴とする画像情報変換装置。
  4. 【請求項4】 入力画像信号から走査線構造の異なる複
    数の出力画像信号を形成するようにした画像情報変換装
    置において、 必要とされる信号変換毎に、第1の選択位置情報、第2
    の選択位置情報、変換に必要とされるクラス数分の推定
    式係数、および出力画像信号の走査線構造を組とする情
    報を記憶するメモリ手段と、 上記メモリ手段から所望の信号変換に対応する情報を選
    択し、第1の選択位置情報レジスタ、第2の選択位置情
    報レジスタ、推定式係数メモリ、走査線構造情報レジス
    タへデータをロードする情報設定手段と、 上記情報設定手段により設定された第1の選択位置情報
    に従って、出力画像信号の作成すべき第1の画素の位置
    と特定の位置関係にある複数の第2の画素を選択する第
    1のデータ選択手段と、 上記情報設定手段により設定された第2の選択位置情報
    に従って、出力画像信号の作成すべき第1の画素の位置
    と特定の位置関係にある複数の第3の画素を選択する第
    2のデータ選択手段と、 上記第1のデータ選択手段で選択された第2の画素と上
    記推定式係数の線形推定式によって、上記第1の画素を
    作成する画素値作成手段と、 上記第2のデータ選択手段で選択された第3の画素に基
    づいて、クラス情報を形成し、上記クラス情報に対応し
    て上記推定式係数を上記画素値作成手段に供給するクラ
    ス決定手段と、 上記画素値作成手段に対して接続され、変換画像を指定
    された走査線構造へ変換するための走査変換手段とから
    なることを特徴とする画像情報変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 走査変換手段を制御することにより、線順次化の処理と
    フィールド倍速化の処理とを切り替えるようにしたこと
    を特徴とする画像情報変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または4において、 入力画像信号が走査線数N本のインターレス信号であ
    り、出力画像信号が走査線数N本のプログレッシブ信号
    または走査線数がほぼ2N本のインターレス信号である
    ことを特徴とする画像情報変換装置。
  7. 【請求項7】 請求項3または4において、 入力画像信号が走査線数N本のインターレス信号であ
    り、出力画像信号が走査線数N本のプログレッシブ信号
    または走査線数N本でフィールド倍速化したインターレ
    ス信号であることを特徴とする画像情報変換装置。
  8. 【請求項8】 入力画像信号を受け取って表示装置に画
    像信号を表示するようにした画像表示装置において、 入力画像信号源と表示装置との間に、入力画像信号から
    走査線構造の異なる複数の出力画像信号を形成するよう
    にした画像情報変換装置を設け、 上記画像情報変換装置は、 出力画像信号の作成すべき第1の画素の周辺に位置する
    入力画像信号の複数の第2の画素を選択する第1のタッ
    プ選択手段と、 出力画像信号の作成すべき第1の画素の周辺に位置する
    入力画像信号の複数の第3の画素を選択する第2のタッ
    プ選択手段と、 予め取得されている推定式係数を記憶するメモリ手段
    と、 上記第1のタップ選択手段で選択された第2の画素と上
    記推定式係数の線形推定式によって、上記第1の画素を
    作成する画素値作成手段と、 上記第2のタップ選択手段で選択された第3の画素に基
    づいて、クラス情報を形成し、上記クラス情報に対応し
    て上記推定式係数を上記画素値作成手段に供給するクラ
    ス決定手段と、 上記画素値作成手段に対して接続され、変換画像を指定
    された走査線構造へ変換するための走査変換手段と、 変換方法を指定する制御信号を受け取って、上記制御信
    号に従って、上記推定式係数と、上記第1および第2の
    タップ選択手段により選択される上記第2および第3の
    画素を切り替える制御手段とからなることを特徴とする
    画像表示装置。
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