JP2000037921A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2000037921A JP10206258A JP20625898A JP2000037921A JP 2000037921 A JP2000037921 A JP 2000037921A JP 10206258 A JP10206258 A JP 10206258A JP 20625898 A JP20625898 A JP 20625898A JP 2000037921 A JP2000037921 A JP 2000037921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動
させるためのタイミングベルト20の張力が作動開始時
に緩まないようにする。 【解決手段】 ファクシミリ装置のシャーシフレーム1
6に、固定したキャリッジ駆動モータ22に駆動プーリ
23を取付ける一方、シャーシフレーム16に穿設され
たガイド溝孔45に沿って移動可能に装着されたブラケ
ット43に従動プーリ21を装着してタイミングベルト
20を巻掛ける。ブラケット43の基部ブロック43a
から突出するガイド軸48の先端をシャーシフレーム1
6から切り起こした支持片47に摺動自在に支持させる
と共に、支持片47とブラケット43との間のガイド軸
48に遊嵌させた圧縮ばね48にてブラケット43を押
してタイミングベルト20に張力を付与する。シャーシ
フレーム16に固定したストッパー体49にてブラケッ
ト43が駆動プーリ23に近づくのを規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複写機等における被記録媒体に画像形成するための記
録装置に係り、より詳しくは、印字ヘッドを搭載したキ
ャリッジを往復移動させる手段の張力調節可能な構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ装置や複写機等
の画像形成装置において、被記録媒体としての用紙に画
像を形成するための記録部として、印字ヘッドを搭載し
たキャリッジを、ステッピングモータ(駆動モータ)の
出力軸に装着された駆動プーリと、従動プーリとに巻掛
けされたワイヤやタイミングベルトに連結し、このキャ
リッジを用紙の搬送方向と直交する方向に往復移動可能
に支持する構成が周知である。
【0003】そして、ステッピングモータの動作の立ち
上がりや停止時、往復移動の反転時には、キャリッジの
慣性により、ワイヤやタイミングベルト等の無端帯に非
常に大きな張力が作用するため、前記プーリをフレーム
(シャーシフレーム)に固定したままであると、前記プ
ーリの支持部の剛性が大きくなければ、振動が発生し、
キャリッジの移動時にハンチング現象が起こり、キャリ
ッジの往復移動時に印字位置がずれてしまい、印字(形
成画像)の品質を悪化させるという問題があった。ま
た、タイミングベルトの場合において、経年変化によ
り、最初より伸びてしまうと、最初に設定した張力が大
幅に低下し、タイミングベルトと従動プーリとの間で歯
の噛み合わせがずれ安く耐久性が劣化するという問題が
あった。
【0004】この不都合を解消する手段として、特開昭
58−3891号公報、特開昭63−176649号公
報及び特開平3−146381号公報等に開示されてい
るように、駆動プーリはフレームに対して固定する一
方、従動プーリを支持するブラケットを無端帯の張力付
与方向と平行状に移動可能に支持し、前記ブラケットに
は張力付与のための引張りばねもしくは圧縮ばねからな
る付勢手段を備えることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
いずれの先行技術でも、キャリッジの移動開始時(印字
作動の立ち上がり時)には、印字ヘッドを搭載した重た
いキャリッジが静止状態から急激に移動し始めるときの
慣性にて、前記付勢ばねの力に抗して、駆動プーリと従
動プーリとの軸間距離が縮まる方向に移動し易いから、
前記付勢ばねによる張力が瞬間的に急激に低下し、移動
のタイミングがずれてしまう。特に、タイミングベルト
を使用するときには、従動プーリにおける歯部とタイミ
ングベルトの歯面との噛み合わせが飛ぶ(歯飛びとい
う)現象のため、印字品質を大きく悪化させるという問
題があった。
【0006】本発明は、従来の問題を解決するためにな
されたものであり、耐久性の低下をなくし、且つ画像形
成の品質の低下をなくした記録装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の記録装置は、印字ヘッド
を搭載したキャリッジを往復移動して記録を行う記録装
置において、従動プーリと位置固定された駆動プーリと
に巻掛けた無端帯にキャリッジを連結する一方、従動プ
ーリが回転自在に支持されたブラケットを、フレームに
前記移動方向に沿って摺動可能支持させ、フレームとブ
ラケットとの間に、無端帯に張力を付与する付勢ばねを
設けると共に、無端帯が緩む方向への移動を規制するス
トッパー体を設けたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記フレームにはブラケッ
トを摺動自在に案内するガイド部を形成する一方、フレ
ームから切り起こした支持片に、ブラケットから突出す
るガイド軸を摺動自在に嵌挿し、該ガイド軸には、付勢
ばねとしての圧縮ばねを遊嵌させたものである。そし
て、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2
に記載の記録装置において、前記ストッパー体をフレー
ムに対して位置調節可能に装着したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用する
画像形成装置の一例としてのファクシミリ装置1の斜視
図、図2はファクシミリ装置の概略側断面図、図3はキ
ャリッジの移動手段を示す概略平面図、図5は要部の拡
大断面図である。
【0010】ファクシミリ装置1の本体ケースは、図1
及び図2に示すように、インクジェット式の記録部2を
収納し、且つ画像を形成するための用紙Pを供給するた
めの給紙カセット3を後側の上方から装着することので
きる合成樹脂製のメイン下ケース1aと、該メイン下ケ
ース1aの上側を覆う合成樹脂製の上ケース1bとから
なる。上ケース1bは、その前後方向の中途部から左右
両外側に突出する筒軸部4(図2において片側のみ示
す)を中心にして大きく上下回動できるように、メイン
下ケース1aの側部のブラケットに枢着されている。
【0011】そして、一方の金属製のブラケットに一端
が係止され、コイル部が筒軸部4の外周に巻回され、他
端が上ケース1bにおける金属製のシャーシ等の適宜箇
所に係止された金属製の捩じりばね(図示せず)によ
り、上ケース1bの上面が前方向に向かうように付勢さ
れ、通常は、図示しないフックにより、上ケース1bは
その上面が上を向くように固定されている。
【0012】さらに、上ケース1bの上面の前寄り部位
には、原稿読取部としての原稿読取ユニット5が装着さ
れ、該原稿読取ユニット5の上側を、操作パネル部6に
て覆う。表面に各種ファンクションキーやテンキー等の
操作キー部6aと、前記操作キー部6aでの入力値や、
各種の指令用の文字(キャラクタ)が表示できる液晶パ
ネル等の表示部6bとを備えた操作パネル部6は、その
後部寄り部位の左右両側の枢支軸7を中心にして前側が
大きく上下回動できるように構成されている。また、上
ケース1bの上面の後部寄りには、前記操作パネル部6
の後端に隣接して、原稿載置部9が一体的に形成され、
該原稿載置部9には、搬送される原稿の左右両側縁を案
内するための左右一対の原稿ガイド体10,10が同期
して左右移動可能に装着されている。
【0013】なお、メイン下ケース1aの下面は金属板
等からなる底カバー板11にて塞がれ、メイン下ケース
1aの内部空間には、図示しないが、制御基板、電源基
板、電話回線を介して他の電話装置やファクシミリ装置
との間で会話やファクシミリデータの送受信を可能にす
るためのNCU(ネットワークコントロールユニット)
基板等が位置されている。さらに、メイン下ケース1a
の側部から外向きに突設した受け台13上に、他の電話
装置との会話を行うための送受話器(ハンドセット)1
2が載置されている。発呼用のスピーカ(図示せず)
は、メイン下ケース1a内の右側面の後部側等に固定さ
れている。
【0014】図2、図3及び図4に示すように、記録部
2におけるキャリッジ18はその下部が左右長手のシャ
ーシフレーム16に装架された丸軸状のガイド軸17に
軸支され、シャーシフレーム16の縦案内片16aに上
部が摺接して左右移動可能に構成されている。そして、
このキャリッジ18にカラーインクジェット式の記録ヘ
ッド15が下向きに装着されている。カラー記録を実行
するための記録ヘッド15は、シアン、イエロー、マゼ
ンタ、ブラックの各色のインクを吐出するための4つの
ノズル部を有し、この各記録ヘッド15に対して供給す
るインクが収納された各色毎のカートリッジ19がキャ
リッジ18にそれぞれ着脱可能に装着される。
【0015】前記ガイド軸17と平行に延びる無端帯と
してのタイミングベルト20は、シャーシフレーム16
の一側寄りに配置された従動プーリ21と正逆回転可能
なステッピングモータ等のキャリッジ駆動モータ22の
出力軸22aに固定された駆動プーリ23とに巻掛けら
れ、タイミングベルト20の一箇所を前記キャリッジ1
8に連結することにより、当該キャリッジ18はガイド
軸17と平行に往復移動可能となる。
【0016】キャリッジ18の送り機構の詳細につい
て、図5〜図8を参照しながら説明すると、キャリッジ
駆動モータ22はシャーシフレーム16の適宜箇所に位
置固定されて配置され、しかして、駆動プーリ23もシ
ャーシフレーム16に対して位置固定的である。他方、
従動プーリ21は合成樹脂製等のブラケット43に支軸
44を介して回転自在に支持されている。シャーシフレ
ーム16には、キャリッジ18の左右移動方向と平行状
に長いガイド部としてのガイド溝孔45が形成されてお
り、このガイド溝孔45に対して摺動自在に嵌挿する案
内支持部46がブラケット43の基部ブロック43aと
一体的に形成されている(図5参照)。
【0017】そして、シャーシフレーム16から切り起
こした支持片47の挿通孔に前記ブラケット43の基部
ブロック43aから突出した丸軸状等のガイド軸43b
の自由端側を貫通させると共に、ガイド軸43bに遊嵌
させた付勢ばねとしての圧縮ばね48を、前記支持片4
7と基部ブロック43aとの間に装架して設けて、圧縮
ばね48の付勢力にてブラケット43における従動プー
リ21と前記位置固定された駆動プーリ23との軸間距
離が離れるように付勢し、もって、タイミングベルト2
0に所定の張力を付与するように構成する。
【0018】シャーシフレーム16の裏面側(前記従動
プーリ21の配置されている側と反対側)には、合成樹
脂製等のブロック状のストッパー体49をビス50にて
固定し、且つストッパー体49の端面が前記案内支持部
46等のブラケット43の適宜箇所に当接させ、タイミ
ングベルト20の張力が必要以上に緩まないように規制
するのである。上記の構成により、キャリッジ駆動モー
タ22の作動開始時、タイミングベルト22を急激に回
動させると、静止していたキャリッジ18の慣性力によ
り、従動プーリ21が駆動プーリ23側に近づくような
反力が生まれ、当該タイミングベルト20の張力が緩も
うとするが、前記ストッパー体49にてブラケット43
が駆動プーリ23側に接近するのを阻止(規制)してい
るので、前記圧縮ばね48によるタイミングベルト20
への張力付与の状態を保持できることになり、タイミン
グベルト20が緩まないから、従動プーリ21とタイミ
ングベルト20との歯飛び現象を無くすことができるの
である。
【0019】なお、ストッパー体49に長孔49aを形
成することにより、シャーシフレーム16に連結するビ
ス50に対してストッパー体49の位置調節を可能とな
し、タイミングベルト20の経年変化等にて伸びた場合
(駆動プーリ23と従動プーリ21との軸間距離が長く
なった場合)に、ストッパー体49の位置を変更してブ
ラケット43を押して、初期設定位置(タイミングベル
ト20の所定の張力を保持できる規制位置)を再度設定
し直し、タイミングベルト20の必要な張力を保持する
ように調節可能に構成されている。
【0020】なお、図示実施例では、図6に示すよう
に、ブラケット14の案内支持部46をシャーシフレー
ム16のガイド溝孔45に入れるため、駆動プーリ23
から遠い側にガイド溝孔45に連設して大きい面積の挿
通孔45aの部分を形成し、該挿通孔45aの箇所に前
記案内支持部46を嵌合して後、ガイド溝孔45に案内
支持部46を導くようにすれば良い。
【0021】また、別の実施例として、シャーシフレー
ム16の片面にガイドレールを突設して、これにブラケ
ット43を摺動自在に装着しても良い。さらに、ブラケ
ット43とシャーシフレーム16とに付勢ばねとしての
引張りばねを連結することにより、所定の張力をタイミ
ングベルト20に付与するように構成しても良い。な
お、前記給紙カセット3に積層された用紙Pは、メイン
下ケース1aの後部内に配置された図示しないが従来か
ら周知の構造の給紙機構としての間欠回転する回転する
給紙ローラと分離パッドとによって1枚ずつ分離され、
分離された用紙Pは、レジストローラ(図示せず)の箇
所にて一旦用紙の先端の位置を整えて、搬送上流側ロー
ラ24にて記録ヘッド15の下方に給送され、搬送下流
側の上下対の搬送ローラ25,26にて挟持搬送される
途次、印字指令に応じてインク滴を用紙Pの上面に吐出
して画像を記録し、その後、排紙トレイ27の箇所に排
出されるように構成されている。
【0022】また、記録領域から外れてキャリッジ18
の移動端部、例えば図3に示す右端側には、メインテナ
ンス部29を有する。このメインテナンス部29には、
記録ヘッド15のノズル部の表面に付着したインク滴を
払拭するためのノズル払拭装置(ワイパ装置)31と、
該記録ヘッド15のインクの不吐出もしくは吐出不良を
回復させるためのパージ装置(ノズル吸引装置)30と
が配置され、このパージ装置30では、記録ヘッド15
のノズル部を吸引キャップ(図示せず)にて覆い、ポン
プが発生させる負圧により記録ヘッド15内の不良イン
クを吸引して記録不良から回復させるものである。さら
に、該パージ装置30からさらに記録領域の反対側のホ
ームポジションには、キャリッジ18の接近移動につれ
て記録ヘッド15のノズル部を覆ってインクの乾燥を防
止するための保護キャップ32が配置されている。
【0023】次に、前記上ケース1b上に配置される原
稿読取ユニット5の構成について説明する。図2に示す
ように、合成樹脂製のユニットケース42には、横長の
密着型イメージセンサ(CIS)34と、原稿載置部9
の近傍に配置される原稿分離送りローラ35aと、前記
密着型イメージセンサ34の搬送上流側に配置される搬
送駆動ローラ36a及び従動ローラ36bと、搬送下流
側に配置される搬送駆動ローラ37a及び従動ローラ3
7bと、前記各ローラ35,36a,37aを駆動する
ための駆動モータと歯車列とがフレーム内に収納された
原稿搬送系駆動ユニット39とが備えられている。そし
て、枢支軸7を中心にして前側が大きく上下回動できる
ように構成された操作パネル部6の下面側には、前記ユ
ニットケース42の上面を覆った状態のとき、前記原稿
分離送りローラ35aの上面に当接する分離パッド35
bと、前記密着型イメージセンサ34の上面に当接する
下面が白色に塗布される等した押圧板38とが備えられ
ており、操作パネル部6上面のキー操作等による原稿読
取り指令に応じて、原稿載置部9上の原稿は、前記原稿
分離送りローラ35a及び分離パッド35bを介して1
枚ずつ分離して送られ、原稿が前記押圧板38とCIS
34の上面との間を通過するとき、原稿の画像が読み取
られるように構成されている。
【0024】図2に示すように、原稿読取ユニット5の
原稿搬送上流側に位置して、前記操作パネル部6の回動
基端側に隣接して、ユニットケース42と一体的に形成
された原稿載置部9には、左右一対の正面視L字状の原
稿ガイド体10,10の各縁ガイド部10a,10aが
突出し、各ガイド部の下端から水平に延びる作動板は、
図示しない挿通孔を介してユニットケース42の下面側
に沿って配置される。各作動板の一側に形成されたラッ
ク歯がユニットケース42の下面側に突設したギヤに噛
み合うことにより、一方の原稿ガイド体10を指でもっ
て左右に移動させると、他方の原稿ガイド体10が相対
的に遠近移動し、この左右一対の縁ガイド部10a,1
0aの内面に、搬送すべき原稿の左右両側縁を当接させ
て案内するように構成されている。
【0025】本発明に係るファクシミリ装置1は、操作
パネル部6における各種キー操作に応じて入力される使
用者からの各種指令に応じて、各種処理動作の設定、原
稿読取ユニット5による原稿画像の読み取り、原稿画像
の送信データ化、送信データの符号化、電話回線等の通
信回線を介して他のファクシミリ装置に送信するファク
シミリデータの送受信、受信データの復号化、復号化し
たファクシミリデータの記録ユニットでの用紙Pへの記
録を実行するという通常のファクシミリ機能の他、原稿
読取ユニット5のCIS(密着型イメージセンサ)34
による原稿読取りと記録部の各ユニットによる用紙Pへ
カラー画像形成するというコピー(複写)処理機能、図
示しないパーソナルコンピュータ等の外部装置からプリ
ンタケーブルまたは赤外線等の無線を介して伝送された
プリントデータを受けて、そのデータに応じて用紙Pに
カラー画像を形成するプリンタ処理機能、前記原稿読取
ユニット5を使って読み取った画像データを前記外部装
置へ送信するというスキャナ処理機能をも備えている。
【0026】図8は、上記各機能を実行するための制御
部の機能ブロック図を示し、各種制御・演算を実行する
ためのCPU52、制御プログラムを記憶したROM5
3、一部が受信バッファメモリ54aとして用いられる
RAM54、NCU基板56、該NCU基板56を介し
て他のファクシミリ装置との間でファクシミリデータを
送受信するためのモデム55、たの電話装置との会話を
行うためのハンドセット12、メインテナンス部29や
キャリッジ駆動モータ22等を備えた記録部2、給紙カ
セット3からの給紙動作を実行するための給紙部57、
前記原稿読取ユニット5、キー操作部6aや表示部6b
を備えた操作パネル部6、電源58等がバスライン59
を介して接続されている。
【0027】作業者は操作パネル部6における操作キー
部6aの各種キー操作を実行して、他のファクシミリ装
置とのファクシミリ送信や、コピーを実行することがで
き、これらのときには、原稿載置部9に送信もしくは複
写すべき原稿を載置する。CIS34の箇所を通過しな
がら読み取られた原稿は、メイン下ケース1aの前側の
原稿受けトレイ60の箇所に排出される。原稿読取ユニ
ット5の箇所等で原稿送りが詰まれば、図2の二点鎖線
で示すように、操作パネル部6の前側を持ち上げて、原
稿読取ユニット5の箇所の上側を開放して、詰まった原
稿を除去することができる。他のファクシミリ装置から
の受信データや、プリンタデータは記録部2にて用紙P
に印刷された後、排紙トレイ27の箇所に排出される。
【0028】この記録部2で用紙Pの詰まりが発生した
ときや、記録部2のインクカートリッジ19を交換する
ときや、記録部2もしくはメインテナンス部29の保守
点検に際しては、図示しないロックボタンを押してロッ
ク解除した後、上ケース1bを、その後側(原稿載置部
9側)を上方に持ち上げると、図示しないリミットスイ
ッチがOFFとなり、電源遮断された状態となって、上
ケース1bは前後中途部の筒軸部4を中心にして前向き
に回動し、操作パネル部6がほぼ前面に向かうように、
上ケース1bが略垂直状の姿勢に保持できるから、記録
部2等の内部の保守が可能となる。
【0029】なお、本発明は、上述したタイミングベル
トばかりでなく、ワイヤ状や丸ベルト状の無端帯につい
ても適用できるし、ファクシミリ装置ばかりでなく、複
写機、イメージスキャナについても適用できることは言
うまでもなく、また、印字ヘッドはインクジェット式の
ものばかりでなく、ホットメルトインクジェット式のも
のや、ドットピンインパクト式のものにも適用できる。
【0030】
【発明の効果】このように、請求項1に記載の発明の記
録装置によれば、印字ヘッドを搭載したキャリッジを往
復移動させるための無端帯は、位置固定された駆動プー
リと、フレームに前記移動方向に沿って摺動可能支持さ
せたブラケットに装着された従動プーリとに巻掛ける一
方、フレームとブラケットとの間に、無端帯に張力を付
与する付勢ばねを設けから、常時、従動プーリが取付け
られた移動可能なブラケットに、無端帯に所定の張力が
付与されるので、従来のように、駆動プーリと従動プー
リとの軸間距離が不動であるようにフレームに固定した
場合のように、無端帯の経年変化により伸びたときに張
力が不足して、キャリッジの移動が不安定になるという
問題が解消できる。また、本発明では、無端帯が緩む方
向への移動を規制するストッパー体を設けたものである
から、キャリッジの作動開始時のように無端帯に急激に
大きな張力が発生した場合に、無端帯が緩むことがな
く、キャリッジの移動動作が作動開始時点から安定す
る。特に、無端帯がタイミングベルトである場合に、当
該タイミングベルトと従動プーリとの間の歯飛び現象が
解消され、印字品質が悪化するのを確実に防止すること
ができるという効果を奏する。
【0031】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記フレームにはブラケッ
トを摺動自在に案内するガイド部を形成する一方、フレ
ームから切り起こした支持片に、ブラケットから突出す
るガイド軸を摺動自在に嵌挿したから、ガイド手段が2
箇所になって、ブラケットの直線的な摺動移動を安定さ
せることができる。そして、ガイド軸には、付勢ばねと
しての圧縮ばねを遊嵌させたものであるから、引張バネ
の両端を夫々の部品に係止する等の作業が不用となり、
組立て作業が至極容易となるという効果を奏する。
【0032】そして、請求項3に記載の発明によれば、
前記ストッパー体をフレームに対して位置調節可能に装
着したものであるので、請求項1または請求項2に記載
の発明の効果に加えて、無端帯の経年変化により伸びた
とき等の初期の張力設定を簡単に調節することができる
という効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置の概略側断面図である。
【図3】記録部の概略平面図である。
【図4】キャリッジの側断面図である。
【図5】キャリッジの移動手段の要部断面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視側断面図である。
【図8】図7の VIII −VIII矢視図である。
【図9】制御部の機能ブロック図である。
【符号の説明】
P 用紙 1 ファクシミリ装置 1a メイン下ケース 1b 上ケース 2 記録部 3 給紙カセット 5 原稿読取ユニット 6 操作パネル部 16 シャーシフレーム 20 無端帯としてのタイミングベルト 21 従動プーリ 22 キャリッジ駆動モータ 23 駆動プーリ 43 ブラケット 43a 基部ブロック 45 ガイド部としてのガイド溝孔 46 案内支持部 47 支持片 48 付勢ばねとしての圧縮ばね 49 ストッパー体 50 ビス
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月23日(1999.7.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 記録装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複写機等における被記録媒体に画像形成するための記
録装置に係り、より詳しくは、印字ヘッドを搭載したキ
ャリッジを往復移動させる手段の張力調節可能な構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ装置や複写機等
の画像形成装置において、被記録媒体としての用紙に画
像を形成するための記録部として、印字ヘッドを搭載し
たキャリッジを、ステッピングモータ(駆動モータ)の
出力軸に装着された駆動プーリと、従動プーリとに巻掛
けされたワイヤやタイミングベルトに連結し、このキャ
リッジを用紙の搬送方向と直交する方向に往復移動可能
に支持する構成が周知である。
【0003】そして、ステッピングモータの動作の立ち
上がりや停止時、往復移動の反転時には、キャリッジの
慣性により、ワイヤやタイミングベルト等の無端帯に非
常に大きな張力が作用するため、前記プーリをフレーム
(シャーシフレーム)に固定したままであると、前記プ
ーリの支持部の剛性が大きくなければ、振動が発生し、
キャリッジの移動時にハンチング現象が起こり、キャリ
ッジの往復移動時に印字位置がずれてしまい、印字(形
成画像)の品質を悪化させるという問題があった。ま
た、タイミングベルトの場合において、経年変化によ
り、最初より伸びてしまうと、最初に設定した張力が大
幅に低下し、タイミングベルトと従動プーリとの間で歯
の噛み合わせがずれ安く耐久性が劣化するという問題が
あった。
【0004】この不都合を解消する手段として、特開昭
58−3891号公報、特開昭63−176649号公
報、特開平3−146381号公報及び特開平10─1
29069号等に開示されているように、駆動プーリは
フレームに対して固定する一方、従動プーリを支持する
ブラケットを無端帯の張力付与方向と平行状に移動可能
に支持し、前記ブラケットには張力付与のための引張り
ばねもしくは圧縮ばねからなる付勢手段を備えることが
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
いずれの先行技術でも、キャリッジの移動開始時(印字
作動の立ち上がり時)には、印字ヘッドを搭載した重た
いキャリッジが静止状態から急激に移動し始めるときの
慣性にて、前記付勢ばねの力に抗して、駆動プーリと従
動プーリとの軸間距離が縮まる方向に移動し易いから、
前記付勢ばねによる張力が瞬間的に急激に低下し、移動
のタイミングがずれてしまう。特に、タイミングベルト
を使用するときには、従動プーリにおける歯部とタイミ
ングベルトの歯面との噛み合わせが飛ぶ(歯飛びとい
う)現象のため、印字品質を大きく悪化させるという問
題があった。
【0006】本発明は、従来の問題を解決するためにな
されたものであり、耐久性の低下をなくし、且つ画像形
成の品質の低下をなくした記録装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の記録装置は、印字ヘッド
を搭載したキャリッジを、フレームに位置固定された駆
動プーリと、前記フレームに対して移動可能な従動プー
リとに巻掛けた無端帯に連結する一方、前記フレームに
は、キャリッジの移動方向に沿って長手のガイド溝孔を
穿設し、従動プーリが回転自在に支持されたブラケット
を、前記ガイド溝孔に摺動可能支持させ、フレームとブ
ラケットとの間に、無端帯に張力を付与する付勢ばねを
設けると共に、無端帯が緩む方向への移動を規制するス
トッパー体を配置し、該ストッパー体は、それにキャリ
ッジの移動方向に長手に穿設された長孔に挿通したビス
を介してフレームに対して位置調節可能に固定したもの
である。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記フレームには、前記ガ
イド溝孔に駆動プーリから遠い側に連設される面積の大
きい挿通孔を穿設し、前記ブラケットにおける案内支持
部を、前記嵌挿孔に嵌合してのち前記ガイド溝孔に摺動
自在に支持させるように構成したものである。
【0009】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の記録装置において、前記ブラケットには、そ
の基部ブロックとの間に前記ガイド溝孔に対して摺動自
在に嵌挿できる案内支持部を一体的に形成したものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用する
画像形成装置の一例としてのファクシミリ装置1の斜視
図、図2はファクシミリ装置の概略側断面図、図3はキ
ャリッジの移動手段を示す概略平面図、図5は要部の拡
大断面図である。
【0011】ファクシミリ装置1の本体ケースは、図1
及び図2に示すように、インクジェット式の記録部2を
収納し、且つ画像を形成するための用紙Pを供給するた
めの給紙カセット3を後側の上方から装着することので
きる合成樹脂製のメイン下ケース1aと、該メイン下ケ
ース1aの上側を覆う合成樹脂製の上ケース1bとから
なる。上ケース1bは、その前後方向の中途部から左右
両外側に突出する筒軸部4(図2において片側のみ示
す)を中心にして大きく上下回動できるように、メイン
下ケース1aの側部のブラケットに枢着されている。
【0012】そして、一方の金属製のブラケットに一端
が係止され、コイル部が筒軸部4の外周に巻回され、他
端が上ケース1bにおける金属製のシャーシ等の適宜箇
所に係止された金属製の捩じりばね(図示せず)によ
り、上ケース1bの上面が前方向に向かうように付勢さ
れ、通常は、図示しないフックにより、上ケース1bは
その上面が上を向くように固定されている。
【0013】さらに、上ケース1bの上面の前寄り部位
には、原稿読取部としての原稿読取ユニット5が装着さ
れ、該原稿読取ユニット5の上側を、操作パネル部6に
て覆う。表面に各種ファンクションキーやテンキー等の
操作キー部6aと、前記操作キー部6aでの入力値や、
各種の指令用の文字(キャラクタ)が表示できる液晶パ
ネル等の表示部6bとを備えた操作パネル部6は、その
後部寄り部位の左右両側の枢支軸7を中心にして前側が
大きく上下回動できるように構成されている。また、上
ケース1bの上面の後部寄りには、前記操作パネル部6
の後端に隣接して、原稿載置部9が一体的に形成され、
該原稿載置部9には、搬送される原稿の左右両側縁を案
内するための左右一対の原稿ガイド体10,10が同期
して左右移動可能に装着されている。
【0014】なお、メイン下ケース1aの下面は金属板
等からなる底カバー板11にて塞がれ、メイン下ケース
1aの内部空間には、図示しないが、制御基板、電源基
板、電話回線を介して他の電話装置やファクシミリ装置
との間で会話やファクシミリデータの送受信を可能にす
るためのNCU(ネットワークコントロールユニット)
基板等が位置されている。さらに、メイン下ケース1a
の側部から外向きに突設した受け台13上に、他の電話
装置との会話を行うための送受話器(ハンドセット)1
2が載置されている。発呼用のスピーカ(図示せず)
は、メイン下ケース1a内の右側面の後部側等に固定さ
れている。
【0015】図2、図3及び図4に示すように、記録部
2におけるキャリッジ18はその下部が左右長手のシャ
ーシフレーム16に装架された丸軸状のガイド軸17に
軸支され、シャーシフレーム16の縦案内片16aに上
部が摺接して左右移動可能に構成されている。そして、
このキャリッジ18にカラーインクジェット式の記録ヘ
ッド15が下向きに装着されている。カラー記録を実行
するための記録ヘッド15は、シアン、イエロー、マゼ
ンタ、ブラックの各色のインクを吐出するための4つの
ノズル部を有し、この各記録ヘッド15に対して供給す
るインクが収納された各色毎のカートリッジ19がキャ
リッジ18にそれぞれ着脱可能に装着される。
【0016】前記ガイド軸17と平行に延びる無端帯と
してのタイミングベルト20は、シャーシフレーム16
の一側寄りに配置された従動プーリ21と正逆回転可能
なステッピングモータ等のキャリッジ駆動モータ22の
出力軸22aに固定された駆動プーリ23とに巻掛けら
れ、タイミングベルト20の一箇所を前記キャリッジ1
8に連結することにより、当該キャリッジ18はガイド
軸17と平行に往復移動可能となる。
【0017】キャリッジ18の送り機構の詳細につい
て、図5〜図8を参照しながら説明すると、キャリッジ
駆動モータ22はシャーシフレーム16の適宜箇所に位
置固定されて配置され、しかして、駆動プーリ23もシ
ャーシフレーム16に対して位置固定的である。他方、
従動プーリ21は合成樹脂製等のブラケット43に支軸
44を介して回転自在に支持されている。シャーシフレ
ーム16には、キャリッジ18の左右移動方向と平行状
に長いガイド部としてのガイド溝孔45が形成されてお
り、このガイド溝孔45に対して摺動自在に嵌挿する案
内支持部46がブラケット43の基部ブロック43aと
一体的に形成されている(図5参照)。
【0018】そして、シャーシフレーム16から切り起
こした支持片47の挿通孔に前記ブラケット43の基部
ブロック43aから突出した丸軸状等のガイド軸43b
の自由端側を貫通させると共に、ガイド軸43bに遊嵌
させた付勢ばねとしての圧縮ばね48を、前記支持片4
7と基部ブロック43aとの間に装架して設けて、圧縮
ばね48の付勢力にてブラケット43における従動プー
リ21と前記位置固定された駆動プーリ23との軸間距
離が離れるように付勢し、もって、タイミングベルト2
0に所定の張力を付与するように構成する。
【0019】シャーシフレーム16の裏面側(前記従動
プーリ21の配置されている側と反対側)には、合成樹
脂製等のブロック状のストッパー体49をビス50にて
固定し、且つストッパー体49の端面が前記案内支持部
46等のブラケット43の適宜箇所に当接させ、タイミ
ングベルト20の張力が必要以上に緩まないように規制
するのである。上記の構成により、キャリッジ駆動モー
タ22の作動開始時、タイミングベルト22を急激に回
動させると、静止していたキャリッジ18の慣性力によ
り、従動プーリ21が駆動プーリ23側に近づくような
反力が生まれ、当該タイミングベルト20の張力が緩も
うとするが、前記ストッパー体49にてブラケット43
が駆動プーリ23側に接近するのを阻止(規制)してい
るので、前記圧縮ばね48によるタイミングベルト20
への張力付与の状態を保持できることになり、タイミン
グベルト20が緩まないから、従動プーリ21とタイミ
ングベルト20との歯飛び現象を無くすことができるの
である。
【0020】なお、ストッパー体49に長孔49aを形
成することにより、シャーシフレーム16に連結するビ
ス50に対してストッパー体49の位置調節を可能とな
し、タイミングベルト20の経年変化等にて伸びた場合
(駆動プーリ23と従動プーリ21との軸間距離が長く
なった場合)に、ストッパー体49の位置を変更してブ
ラケット43を押して、初期設定位置(タイミングベル
ト20の所定の張力を保持できる規制位置)を再度設定
し直し、タイミングベルト20の必要な張力を保持する
ように調節可能に構成されている。
【0021】なお、図示実施例では、図6に示すよう
に、ブラケット14の案内支持部46をシャーシフレー
ム16のガイド溝孔45に入れるため、駆動プーリ23
から遠い側にガイド溝孔45に連設して大きい面積の挿
通孔45aの部分を形成し、該挿通孔45aの箇所に前
記案内支持部46を嵌合して後、ガイド溝孔45に案内
支持部46を導くようにすれば良い。
【0022】また、別の実施例として、シャーシフレー
ム16の片面にガイドレールを突設して、これにブラケ
ット43を摺動自在に装着しても良い。さらに、ブラケ
ット43とシャーシフレーム16とに付勢ばねとしての
引張りばねを連結することにより、所定の張力をタイミ
ングベルト20に付与するように構成しても良い。
【0023】なお、前記給紙カセット3に積層された用
紙Pは、メイン下ケース1aの後部内に配置された図示
しないが従来から周知の構造の給紙機構としての間欠回
転する回転する給紙ローラと分離パッドとによって1枚
ずつ分離され、分離された用紙Pは、レジストローラ
(図示せず)の箇所にて一旦用紙の先端の位置を整え
て、搬送上流側ローラ24にて記録ヘッド15の下方に
給送され、搬送下流側の上下対の搬送ローラ25,26
にて挟持搬送される途次、印字指令に応じてインク滴を
用紙Pの上面に吐出して画像を記録し、その後、排紙ト
レイ27の箇所に排出されるように構成されている。
【0024】また、記録領域から外れてキャリッジ18
の移動端部、例えば図3に示す右端側には、メインテナ
ンス部29を有する。このメインテナンス部29には、
記録ヘッド15のノズル部の表面に付着したインク滴を
払拭するためのノズル払拭装置(ワイパ装置)31と、
該記録ヘッド15のインクの不吐出もしくは吐出不良を
回復させるためのパージ装置(ノズル吸引装置)30と
が配置され、このパージ装置30では、記録ヘッド15
のノズル部を吸引キャップ(図示せず)にて覆い、ポン
プが発生させる負圧により記録ヘッド15内の不良イン
クを吸引して記録不良から回復させるものである。さら
に、該パージ装置30からさらに記録領域の反対側のホ
ームポジションには、キャリッジ18の接近移動につれ
て記録ヘッド15のノズル部を覆ってインクの乾燥を防
止するための保護キャップ32が配置されている。
【0025】次に、前記上ケース1b上に配置される原
稿読取ユニット5の構成について説明する。図2に示す
ように、合成樹脂製のユニットケース42には、横長の
密着型イメージセンサ(CIS)34と、原稿載置部9
の近傍に配置される原稿分離送りローラ35aと、前記
密着型イメージセンサ34の搬送上流側に配置される搬
送駆動ローラ36a及び従動ローラ36bと、搬送下流
側に配置される搬送駆動ローラ37a及び従動ローラ3
7bと、前記各ローラ35,36a,37aを駆動する
ための駆動モータと歯車列とがフレーム内に収納された
原稿搬送系駆動ユニット39とが備えられている。そし
て、枢支軸7を中心にして前側が大きく上下回動できる
ように構成された操作パネル部6の下面側には、前記ユ
ニットケース42の上面を覆った状態のとき、前記原稿
分離送りローラ35aの上面に当接する分離パッド35
bと、前記密着型イメージセンサ34の上面に当接する
下面が白色に塗布される等した押圧板38とが備えられ
ており、操作パネル部6上面のキー操作等による原稿読
取り指令に応じて、原稿載置部9上の原稿は、前記原稿
分離送りローラ35a及び分離パッド35bを介して1
枚ずつ分離して送られ、原稿が前記押圧板38とCIS
34の上面との間を通過するとき、原稿の画像が読み取
られるように構成されている。
【0026】図2に示すように、原稿読取ユニット5の
原稿搬送上流側に位置して、前記操作パネル部6の回動
基端側に隣接して、ユニットケース42と一体的に形成
された原稿載置部9には、左右一対の正面視L字状の原
稿ガイド体10,10の各縁ガイド部10a,10aが
突出し、各ガイド部の下端から水平に延びる作動板は、
図示しない挿通孔を介してユニットケース42の下面側
に沿って配置される。各作動板の一側に形成されたラッ
ク歯がユニットケース42の下面側に突設したギヤに噛
み合うことにより、一方の原稿ガイド体10を指でもっ
て左右に移動させると、他方の原稿ガイド体10が相対
的に遠近移動し、この左右一対の縁ガイド部10a,1
0aの内面に、搬送すべき原稿の左右両側縁を当接させ
て案内するように構成されている。
【0027】本発明に係るファクシミリ装置1は、操作
パネル部6における各種キー操作に応じて入力される使
用者からの各種指令に応じて、各種処理動作の設定、原
稿読取ユニット5による原稿画像の読み取り、原稿画像
の送信データ化、送信データの符号化、電話回線等の通
信回線を介して他のファクシミリ装置に送信するファク
シミリデータの送受信、受信データの復号化、復号化し
たファクシミリデータの記録ユニットでの用紙Pへの記
録を実行するという通常のファクシミリ機能の他、原稿
読取ユニット5のCIS(密着型イメージセンサ)34
による原稿読取りと記録部の各ユニットによる用紙Pへ
カラー画像形成するというコピー(複写)処理機能、図
示しないパーソナルコンピュータ等の外部装置からプリ
ンタケーブルまたは赤外線等の無線を介して伝送された
プリントデータを受けて、そのデータに応じて用紙Pに
カラー画像を形成するプリンタ処理機能、前記原稿読取
ユニット5を使って読み取った画像データを前記外部装
置へ送信するというスキャナ処理機能をも備えている。
【0028】図8は、上記各機能を実行するための制御
部の機能ブロック図を示し、各種制御・演算を実行する
ためのCPU52、制御プログラムを記憶したROM5
3、一部が受信バッファメモリ54aとして用いられる
RAM54、NCU基板56、該NCU基板56を介し
て他のファクシミリ装置との間でファクシミリデータを
送受信するためのモデム55、たの電話装置との会話を
行うためのハンドセット12、メインテナンス部29や
キャリッジ駆動モータ22等を備えた記録部2、給紙カ
セット3からの給紙動作を実行するための給紙部57、
前記原稿読取ユニット5、キー操作部6aや表示部6b
を備えた操作パネル部6、電源58等がバスライン59
を介して接続されている。
【0029】作業者は操作パネル部6における操作キー
部6aの各種キー操作を実行して、他のファクシミリ装
置とのファクシミリ送信や、コピーを実行することがで
き、これらのときには、原稿載置部9に送信もしくは複
写すべき原稿を載置する。CIS34の箇所を通過しな
がら読み取られた原稿は、メイン下ケース1aの前側の
原稿受けトレイ60の箇所に排出される。原稿読取ユニ
ット5の箇所等で原稿送りが詰まれば、図2の二点鎖線
で示すように、操作パネル部6の前側を持ち上げて、原
稿読取ユニット5の箇所の上側を開放して、詰まった原
稿を除去することができる。他のファクシミリ装置から
の受信データや、プリンタデータは記録部2にて用紙P
に印刷された後、排紙トレイ27の箇所に排出される。
【0030】この記録部2で用紙Pの詰まりが発生した
ときや、記録部2のインクカートリッジ19を交換する
ときや、記録部2もしくはメインテナンス部29の保守
点検に際しては、図示しないロックボタンを押してロッ
ク解除した後、上ケース1bを、その後側(原稿載置部
9側)を上方に持ち上げると、図示しないリミットスイ
ッチがOFFとなり、電源遮断された状態となって、上
ケース1bは前後中途部の筒軸部4を中心にして前向き
に回動し、操作パネル部6がほぼ前面に向かうように、
上ケース1bが略垂直状の姿勢に保持できるから、記録
部2等の内部の保守が可能となる。
【0031】なお、本発明は、上述したタイミングベル
トばかりでなく、ワイヤ状や丸ベルト状の無端帯につい
ても適用できるし、ファクシミリ装置ばかりでなく、複
写機、イメージスキャナについても適用できることは言
うまでもなく、また、印字ヘッドはインクジェット式の
ものばかりでなく、ホットメルトインクジェット式のも
のや、ドットピンインパクト式のものにも適用できる。
【0032】
【発明の効果】このように、請求項1に記載の発明の記
録装置によれば、印字ヘッドを搭載したキャリッジを
フレームに位置固定された駆動プーリと、前記フレーム
に対して移動可能な従動プーリとに巻掛けた無端帯に連
結する一方、前記フレームには、キャリッジの移動方向
に沿って長手のガイド溝孔を穿設し、従動プーリが回転
自在に支持されたブラケットを、前記ガイド溝孔に摺動
可能支持させ、フレームとブラケットとの間に、無端帯
に張力を付与する付勢ばねを設けたので、常時、従動プ
ーリが取付けられた移動可能なブラケットに、無端帯に
所定の張力が付与されるので、従来のように、駆動プー
リと従動プーリとの軸間距離が不動であるようにフレー
ムに固定した場合のように、無端帯の経年変化により伸
びたときに張力が不足して、キャリッジの移動が不安定
になるという問題が解消できる。
【0033】また、本発明では、無端帯が緩む方向への
移動を規制するストッパー体を設けたものであるから、
キャリッジの作動開始時のように無端帯に急激に大きな
張力が発生した場合に、無端帯が緩むことがなく、キャ
リッジの移動動作が作動開始時点から安定する。特に、
無端帯がタイミングベルトである場合に、当該タイミン
グベルトと従動プーリとの間の歯飛び現象が解消され、
印字品質が悪化するのを確実に防止することができると
いう効果を奏する。
【0034】さらに、本発明では、前記ストッパー体
は、それにキャリッジの移動方向に長手に穿設された長
孔に挿通したビスを介してフレームに対して位置調節可
能に固定したものであるから、無端帯の経年変化等にて
伸びた場合(駆動プーリと従動プーリとの軸間距離が長
くなった場合)に、ストッパー体の位置を変更してブラ
ケットを押して初期設定位置(無端帯の所定の張力を保
持できる規制位置)を再度設定し直し、無端帯の必要な
張力を保持するように調節可能となるという効果を奏す
る。
【0035】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記フレームには、前記ガ
イド溝孔に駆動プーリから遠い側に連設される面積の大
きい挿通孔を穿設し、前記ブラケットにおける案内支持
部を、前記嵌挿孔に嵌合してのち前記ガイド溝孔に摺動
自在に支持させるように構成したものであるから、請求
項1に記載の発明の効果に加えて、前記面積の大きい挿
通孔の箇所でブラケットを着脱できるという効果を奏す
る。
【0036】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の記録装置において、前記ブラケットには、そ
の基部ブロックとの間に前記ガイド溝孔に対して摺動自
在に嵌挿できる案内支持部を一体的に形成したものであ
るから、前記大きい面積の挿通孔の箇所で案内支持部の
部分の側から嵌合すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置の概略側断面図である。
【図3】記録部の概略平面図である。
【図4】キャリッジの側断面図である。
【図5】キャリッジの移動手段の要部断面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視側断面図である。
【図8】図7の VIII −VIII矢視図である。
【図9】制御部の機能ブロック図である。
【符号の説明】 P 用紙 1 ファクシミリ装置 1a メイン下ケース 1b 上ケース 2 記録部 3 給紙カセット 5 原稿読取ユニット 6 操作パネル部 16 シャーシフレーム 20 無端帯としてのタイミングベルト 21 従動プーリ 22 キャリッジ駆動モータ 23 駆動プーリ 43 ブラケット 43a 基部ブロック 45 ガイド部としてのガイド溝孔 46 案内支持部 47 支持片 48 付勢ばねとしての圧縮ばね 49 ストッパー体 50 ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを往復
    移動して記録を行う記録装置において、従動プーリと位
    置固定された駆動プーリとに巻掛けた無端帯にキャリッ
    ジを連結する一方、従動プーリが回転自在に支持された
    ブラケットを、フレームに前記移動方向に沿って摺動可
    能支持させ、フレームとブラケットとの間に、無端帯に
    張力を付与する付勢ばねを設けると共に、無端帯が緩む
    方向への移動を規制するストッパー体を設けたことを特
    徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記フレームにはブラケットを摺動自在
    に案内するガイド部を形成する一方、フレームから切り
    起こした支持片に、ブラケットから突出するガイド軸を
    摺動自在に嵌挿し、該ガイド軸には、付勢ばねとしての
    圧縮ばねを遊嵌させたことを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー体をフレームに対して位
    置調節可能に装着したことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の記録装置。
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