JP2007119233A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像記録部に向けて一旦搬送された用紙を、給紙トレイに戻す機能を有する画像記録装置において、戻されてきた用紙がリヤガイドを乗り越えて給紙トレイから飛び出すことを防止する。
【解決手段】 給紙トレイ5の後端に設けられたリヤガイド5bの壁面5aに突起部5cを設け、かつ、その突起部5cの下方側の面5eを略水平とし、上方側の面5dを突起部5cの根元側から先端側に向かうほど下方側に下がるように傾斜させる。これにより、突起部5cの下方側の面5eがストッパとして機能し、上方側に移動した用紙Pは、上方側の面5dに沿って滑るようにして下方側に移動する。したがって、給紙トレイ5に戻されてきた用紙Pがリヤガイド5bを乗り越えて給紙トレイ5から飛び出してしまうことを未然に防止できる。
【選択図】 図16

Description

本発明は、画像記録装置に関するもので、特に、インクジェット記録装置に適用して有効である。
一般的な画像記録装置においては、給紙トレイに載置された多数枚のカットシート(用紙)を1枚ずつ画像記録部に分離搬送することにより、1枚ずつ画像を記録している。
そして、例えば特許文献1に記載の発明では、先に画像記録部に搬送された用紙と、その後に続いて搬送された用紙との間隔を、高画質記録時とテキストデータ記録時とで相違させるとともに、次の用紙に記録すべき画像データがない場合であっても、画像記録部に向けて用紙を搬送した状態で搬送動作を一旦終了し、その後、一定時間、その搬送した用紙に対して画像記録が実行されなかったときに、その搬送済みの用紙を給紙トレイ側に戻すようにしている。
特開2002−283637号公報
ところで、給紙トレイは、通常、開放された空間であるので、搬送済みの用紙を給紙トレイ側に戻す際の搬送抵抗は、給紙トレイから画像記録部に用紙を搬送する際の搬送抵抗に比べて小さい。したがって、画像記録部から給紙トレイに戻されてくる用紙の搬送速度は、給紙トレイから画像記録部に搬送される際の搬送速度に比べて大きくなってしまう。
このため、給紙ローラ等の給送手段を逆転させて搬送済みの用紙を給紙トレイ側に戻すと、戻されてきた用紙が、給紙トレイの後端側に設けられたリヤガイドを乗り越えて給紙トレイから飛び出してしまうおそれが非常に高くなる。そして、戻されてきた用紙がリヤガイドを乗り越えて給紙トレイから飛び出してしまうと、次回、用紙を画像記録部に給紙搬送する際に、その飛び出した用紙を画像記録部に給紙搬送することができなくなってしまうという問題が発生する。
本発明は、上記点に鑑み、画像記録部に向けて一旦搬送された用紙等の被記録媒体を、給紙トレイ等の載置部に戻す機能を有する画像記録装置において、戻されてきた被記録媒体がリヤガイドを乗り越えて載置部から飛び出すことを防止することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、被記録媒体に画像を記録する画像記録部と、画像記録部に供給される被記録媒体が載置される載置部と、載置部に載置された被記録媒体を画像記録部に搬送するとともに、載置部から画像記録部に向けて既に搬送された被記録媒体を載置部に逆搬送可能な給送手段と、載置部の後端側に設けられ、被記録媒体の端部位置を規制する壁面を有するリヤガイドとを備え、壁面には、略水平方向に突出した突起部が設けられており、さらに、突起部のうち上方側の面は、突起部の根元側から先端側に向かうほど下方側に下がるように傾斜し、一方、突起部のうち下方側の面は、略水平又は突起部の先端側から根元側に向かうほど上方側に上がるように傾斜していることを特徴とする。
そして、本発明では、載置部の後端に設けられたリヤガイドの壁面に突起部を設け、かつ、その突起部は、その下方側の面が略水平又は突起部の先端側から根元側に向かうほど上方側に上がるように傾斜しているので、載置部に戻される被記録媒体の戻し速度が大きい場合であっても、突起部の下方側の面がストッパとして機能する。
すなわち、後述する図17に示すように、被記録媒体は、突起部の下方側の面に対して下側から上側に向かって衝突するとともに、その衝突方向は、突起部の先端側から根元側に向かうように傾いている。
したがって、突起部の下方側の面が、略水平又は突起部の先端側から根元側に向かうほど上方側に上がるように傾斜していると、突起部の下方側の面に衝突した被記録媒体の先端は、突起部の根元側に移動しようとする。
このとき、突起部の根元側に移動した被記録媒体の先端は、更に移動することができない(逃げ場がない)ので、突起部に衝突した被記録媒体は、突起部の根元側で止まってしまうので、突起部の下方側の面は、載置部に戻ってきた被記録媒体がリヤガイドを乗り越えて載置部外に出てしまうことを防止するストッパとして機能する。
また、突起部の上方側の面に衝突した被記録媒体は、上方側の面に乗り上げて滑るように上方側に移動するが、その後、衝突した突起部の上方側に存在する他の突起部の根元側に衝突するので、その時点で被記録媒体の上方側への移動が停止する。
このとき、上方側の面は、突起部の根元側から先端側に向かうほど下方側に下がるように傾斜しているので、一旦、上方側に移動した被記録媒体は、上方側の面に沿って滑るようにして下方側に移動する。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、載置部に戻されてきた被記録媒体がリヤガイドを乗り越えて載置部から飛び出してしまうことを未然に防止できる。
また、突起部は、請求項2に記載の発明のごとく、リヤガイドのうち、少なくとも上端側に設けられていることが望ましい。
なお、リヤガイドの上端側とは、載置部に載置される被記録媒体の最大枚数相当の高さ程度以上をいい、必ずしもリヤガイドの先端を意味するものではない。
また、突起部は、請求項3に記載の発明のごとく、先端側に向かうほど断面積が縮小するような形状とすることが望ましい。
さらに、請求項4に記載の発明のごとく、突起部をリヤガイドの上端側から下端側の間に複数個設ければ、載置部に載置された被記録媒体の枚数が減少して、被記録媒体の載置高さが低下しても、戻されてきた被記録媒体がリヤガイドを乗り越えて載置部から飛び出してしまうことを確実に防止できる。
本実施形態は、本発明に係る画像記録装置1をファクシミリ機能、プリンタ機能、複写機能、スキャナ機能等を備える多機能装置(Multi Function Device)に適用したものであり、以下、本実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
図1は本実施形態に係る画像記録装置1の全体斜視図であり、図2は上部ケースを除去した本体ケースの斜視図であり、図3は上部ケースを除去した本体ケースの平面図、図4は画像記録部と給紙カセットと給紙ユニット部分の要部側断面図である。
また、図5は記録部ユニットの要部側断面図、図6は給紙ユニットの側面図であり、図7は記録部ユニットに給紙カセットを装着した状態の一部切欠き平面図であり、図8は下流側のガイドプレート及びプラテンを除いた状態の記録部ユニットの斜視図であり、図9は記録部ユニットの側面図である。
また、図10は動力伝達切換え手段の説明図であり、図11は各作業モード時の作用説明図であり、図12(a)〜(b)は精密(間欠給紙)記録モード時の作用説明図であり、図13(a)〜(c)及び〜図14(a)〜(b)は連続給紙記録モード時の作用説明図であり、図15は給紙トレイ5の模式図であり、図16は給紙トレイ5に載置された用紙の状態を示す図であり、図17は突起部の効果を示す図であり、図18は制御装置の機能ブロック図であり、図19及び図20は制御のフローチャートである。
1.画像記録装置の機械的構造
画像記録装置1は、図1に示すように、上面開放の略箱状の本体ケーシング2と、ヒンジ部等の回動可能連結部材(図示せず)を介して上下回動可能に本体ケーシング2に組み付けられた上部ケース3とを有する。因みに、本体ケーシング2及び上部ケース3は合成樹脂製の射出成形品である。
なお、以下の説明において、図1の画像記録装置1の手前側を前側とし、左右方向(主走査方向、Y軸方向)や、前後方向(副走査方向、X軸方向)、上下方向に関しても図1の画像記録装置1の向きを基準に説明する。
上部ケース3の上面前部には操作パネル30が配置されており、この操作パネル30には、数字ボタンやスタートボタン、機能操作ボタン等の各種のボタン、及び液晶(LCD)等のディスプレイ部31が設けられている。なお、ディスプレイ部31には、画像記録装置1の設定状態や各種の操作メッセージ等が必要に応じて表示される。
1.1.スキャナ装置
上部ケース3のうち操作パネル30の後部側には、スキャナ装置33が配置されており、このスキャナ装置33は、ファクシミリ機能時に相手ファクシミリ装置に送信すべきファクシミリ原稿や、複写機能時に複写すべき原稿の画像を読取るための画像読取部である。
そして、本実施形態では、プラテンガラスに載置された原稿の画像を読取るフラットベッド読取部、このフラットベッド読取部の上面を覆う回動可能なカバー体34等からスキャナ装置33が構成されており、カバー体34は、画像記録装置1の背面側(図1の奥側)を中心にしてヒンジを介して開閉回動可能に構成されている。
また、フラットベッド読取部におけるプラテンガラスの直下には、プラテンガラスに当接させた原稿の画像面を読取るための光電変換素子の一例としてのライン型の密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)が、キャリッジの移動方向(主走査方向、Y軸方向)と平行な方向に延びるガイド軸に沿って往復移動可能に設けられている。
1.2.プリンタ装置(画像記録部)
本体ケーシング2内の左右方向中央部には、図1に示すように、その底部に複数枚の用紙Pをほぼ水平状態で積層載置する給紙トレイ5が配置されており、この給紙トレイ5は本体ケーシング2の前面の開口部2aに対して引き出し動可能に構成されている。そして、給紙トレイ5の先端には、図4に示すように、摩擦係数の大きい分離部材(図示せず)が配置された分離傾斜面8が設けられている。
一方、本体ケーシング2内には、図2〜図4に示すように、給紙トレイ5の上部に相当する部位に配置された給紙ローラ7からなる給送ユニット6、本体ケーシング2内の後端部で上向きU字状に湾曲した搬送路9を介して前向きほぼ水平状に用紙Pを搬送する搬送経路、並びに搬送経路中に配置されて用紙を支持するプラテン11、及びプラテン11上に搬送された用紙Pにインクを吐出して画像記録する記録ヘッド12からなる記録部ユニット10等が配置されている。
インクカートリッジ26は、記録ヘッド12に供給するインクを貯蔵するためのタンク手段であり、図3に示すように、各インクカートリッジ26と記録ヘッド12とは可撓性を有するインクチューブ28を介して接続されている。そして、インクカートリッジ26を収容する収容部27は、本体ケーシング2内であって、前記のヒンジを有する側面板と対峙して最も離間した位置の側面板の内面に接近した位置に設けられている。
なお、インクカートリッジ26は、複数色毎のインクが貯蔵されており、本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエローの四色であるが、それ以上の色のインクを収納してもよい。
図2〜図5に示すように、記録部ユニット10は、記録ヘッド12を有するキャリッジ13、合成樹脂製の板状のプラテン11、キャリッジ13を往復移動させるためのCR(キャリッジ)モータ24、CRモータ24に接続されたタイミングベルト25、及びこれらを支持するための金属板製のフレーム39等から構成されている。
そして、フレーム39は、図2に示すように、本体ケーシング2の後部側であって、給紙トレイ5の上方に配置されているとともに、箱型をなす本体部39aの上部側にて本体ケーシング2の左右方向(主走査方向、Y軸方向)に伸びてキャリッジ13を摺動可能に支持する一対のガイドプレート40、41から構成されている。
ガイドプレート41は、図3に示すように、用紙搬送方向の下流側に配置されており、このガイドプレート41の上面には、主走査方向(Y軸方向)に延びるように配置されたタイミングベルト25がプーリに巻回されている。そして、このタイミングベルト25の一部にキャリッジ13が連結されている。
また、ガイドプレート41の上面には、その長手方向(主走査方向)に沿って延びるようにリニアエンコーダ(図示せず)が配置されており、このリニアエンコーダ37によりキャリッジ13のY軸方向(主走査方向)の位置やその移動方向が検知される。
また、フレーム39の本体部39a(図6参照)には、図4に示すように、駆動軸14及び給送ユニット6の給紙アーム6aが回動自在に軸止されているとともに、記録ヘッド12の下面と対向して用紙Pを支持するための平板状のプラテン11が配置されている。
そして、給送ユニット6の給紙アーム6aには、図4に示すように、駆動軸14から給紙ローラ7に回転力を伝達するための複数枚の歯車からなる歯車伝動機構50が配置されており、給紙アーム6aは、ねじりバネ38(図6参照)により常時下向き回動方向に弾性的に付勢されている。
また、レジストローラ20は、記録ヘッド12より用紙Pの搬送方向上流側に配置されて給紙トレイ5から搬送されてきた用紙Pを記録ヘッド12に送るための搬送ローラであり、排紙ローラ21は、画像記録を終えた用紙Pを排紙部に向かって(図1及び図4の矢印B方向参照)搬送するため搬送ローラである。
なお、レジストローラ20の駆動ローラ20a及び排紙ローラ21aは、フレーム39を構成する一対の側板39b、39cに設けられた軸支部に回転可能に軸支されている。
また、搬送される用紙Pの幅方向(用紙Pの短辺)より外側のうち、その一端側(図3の左側)にはインク受け部35が設けられ、一方、他端側(図3の右側)には、メンテナンスユニットからなるメンテナンス部36が設けられている。そして、記録ヘッド12はインク受け部35に設けられたフラッシング位置にて記録動作中に定期的にノズルの目詰まり防止のためのインク吐出を行い、その際に吐出されたインクはインク受け部35にて受ける。
また、駆動ローラ20a、排紙ローラ21a及びメンテナンス部36には、図7、図9及び図10に示すように、駆動モータ(LFモータ)42の動力が歯車伝動機構43を介して伝達される。なお、LFモータは、メンテナンス部36の配置側と反対側の側板39b近傍に配置されている。
歯車伝動機構43は、正逆回転可能なLFモータ42の駆動軸に取付けられたピニオン43a、これに左右で噛み合う伝動ギヤ43b、中間ギヤ43c、及び中間ギヤ43cに噛み合う伝動ギヤ43d等から構成されている。そして、伝動ギヤ43bは駆動ローラ20aの一側(左端部)に取り付けられ、伝動ギヤ43dは排紙ローラ21aの一端(左端部)に取付けられている。
また、レジストローラ20の配置位置よりも搬送方向上流側には、用紙Pが搬送路9を介して記録ヘッド12(画像記録部)に近づくように給紙されたときに、その用紙Pの先端位置及び終端位置を検出するための用紙検出体116が設けられており(図5参照)、これに関連させてレジセンサ117が設けられている。また、歯車伝動機構43の一部には、用紙Pの搬送量を検知するためのロータリエンコーダ44が設けられている。
なお、LFモータ42の回転力は、駆動ローラ20aの他端部から、後述するメンテナンス部36上に配置された動力伝達切換機構100を介して給送ユニット6の給紙ローラ7及びメンテナンス部36のメンテナンス機構(詳細は図示せず)に対して選択的に伝達される。
また、給紙トレイ5の後端側には、図15に示すように、用紙Pの後端部位置を規制する壁面5aを有するリヤガイド5bが設けられており、この壁面5aには、図16に示すように、略水平方向に突出した複数個の突起部5cがリヤガイド5bの上端側から下端側に掛けて設けられている。
ここで、給紙トレイ5の後端側とは、給紙トレイ5から搬送される用紙の搬送方向下流(後退)側をいい、図15においては、用紙Pは右側に搬送されるので、給紙トレイ5の左端側が給紙トレイ5の後端側に相当する。
また、リヤガイド5bの上端側とは、給紙トレイ5に載置される用紙の最大枚数相当の高さ以上をいい、必ずしもリヤガイド5bの先端を意味するものではない。したがって、リヤガイド5bの上端(先端)から下方側にずれた部位との間に、突起部5cが設けられていない部位が存在していてもよい。
そして、突起部5cは、図16、図17に示すように、その上方側の面5dが突起部5cの根元側から先端側に向かうほど下方側に下がるように傾斜し、一方、下方側の面5eが略水平となるような直角三角形状を有している。このため、突起部5cは、その断面積が先端側に向かうほど縮小するような形状に構成されている。
なお、突起部5cの断面とは、突起部5cを突起部5cの突出方向と直交する方向で切断したときの面をいい、直角三角形状とは、突起部5cの突出方向と直交する方向から突起部5cを見たときの形状を意味している。
1.3.駆動力の動力伝達部及び動力伝達切換機構100の構成
次に、図8、図10及び図11を参照しながら、給送ユニット6及びメンテナンス部36に対するそれぞれの駆動力の動力伝達部及び動力伝達切換機構100の構成について説明する。
動力伝達切換機構100は、メンテナンス部36のみに動力伝達するメンテナンスモード、給送ユニット6における給紙ローラ7の駆動態様を間欠給紙モード、及び連続給紙モードのいずれかのモードに切り換えるものである。なお、本実施形態において「モード」とは、動力伝達切換機構100によって切り換えられない限り、継続される動作状態のことをいうものとする。
正逆回転可能なLFモータ42からの回転力は、減速ギヤ43bを介してレジストローラ20の駆動ローラ20aに伝達される。駆動ローラ20aの右端部(メンテナンス部36)には、動力伝達切換機構100を構成する軸方向に長い駆動ギヤ101が一体的に回転するように設けられている。
そして、駆動ギヤ101に常時噛み合う切換えギヤ102は、駆動ローラ20aの軸線と並行に配置された支軸103に対してスライド可能に構成されており、支軸103には、上向きに延びる当接片104aを備えた第1ブロック104が、摺動、かつ、回動可能に組み付けられている。
第1ブロック104に隣接する第2ブロック105は、支軸103に対して摺動可能に組み付けられており、第1ブロック104は切換えギヤ102の片面に対して切り離し可能である。そして、支軸103に嵌め込まれた第1付勢ばね106aは、第2ブロック105を図10の矢印C方向に押圧し、第2付勢ばね106bは切換えギヤ102を図10の矢印E方向に押圧する。なお、第1付勢ばね106aの付勢力は、第2付勢ばね106b力より大きくなるように設定されている。
また、キャリッジ13の第1係合段部13a又は第2係合段部13bにて当接片104aを受けることができ、キャリッジ13の矢印C方向又は矢印E方向への移動に応じて、これら切換えギヤ102、第1ブロック104及び第2ブロック105は、支軸103に沿って矢印C方向又は矢印E方向へ移動する。
第1ブロック104と第2ブロック105との対面箇所には、支軸103の軸線に対して傾斜した端面カム部(図示せず)が形成されており、第2ブロック105で第1ブロック104を矢印C方向に押すときには、図10において矢印D方向(図11においては紙面の手前側)に当接片104aが回動するように構成されている。
また、図11(a)に示すように、第1ブロック104より上方位置には、当接片104aの先端部が上下に貫通するとともに、当接片104aの先端部が摺動可能なガイド溝109を有するプレート状等のガイドブロック107が配置されている。
このガイド溝109は、平面視である図11(b)に示すように、矢印C、E方向に長い直線溝部109aと、この直線溝部109aの左端部に連通する時計回りの環状溝部109bとを備えている。
なお、本実施形態では、ガイドブロック107の上方から下向きに延びる規制片110を環状溝部109bの中央部に臨ませてあり、この規制片110は、直線溝部109aに沿っている。そして、環状溝部109bの一側には、階段状の第1セット部111と第2セット部112とが設けられている。
また、図11(b)に示すように、キャリッジ13がメンテナンス部36から矢印C方向に大きく移動して、用紙Pに対する記録領域にあるときには、第1付勢ばね106aで矢印C方向に押された第2ブロック105を介して第1ブロック104及び切換えギヤ102が支軸103に沿って移動し、第1ブロック104の当接片104aは、第1セット部111に位置する(以下、この位置をポジション1(Po1)という)。
このとき、切換えギヤ102は、間欠給紙伝動ギヤ113に噛み合う。次いで、キャリッジ13がメンテナンス部36で矢印E方向に移動するときには、キャリッジ13の第1係合段部13aにて当接片104aが押され、この当接片104aが第2セット部112に位置するとき(以下、この位置をポジション2(Po2)という)、切換えギヤ102は、連続給紙伝動ギヤ114に噛み合う。
そして、キャリッジ13がさらに矢印E方向に移動すると、第1係合段部13aにて押された当接片104aが環状溝部109bのうち直線溝部109aへ連なる連接傾斜面に沿って移動し、当接片104aが直線溝部109aに入った初期箇所(この位置をポジション3(Po3)という)では、当接片104aはキャリッジ13における第2係合段部13bに係合する。このとき、切換えギヤ102は、メンテナンス用伝動ギヤ115に噛み合っている。
また、ポジション3(Po3)から、キャリッジ13が矢印E方向にさらに移動するとき、切換えギヤ102の側面が傘歯車115aに当接して矢印E方向への移動が阻止されて、切換えギヤ102が第1ブロック104から切り離され、切換えギヤ102とメンテナンス用伝動ギヤ115との噛み合いが保持される。
そして、当接片104aはキャリッジ13の第2係合段部13bに押され、直線溝部109aの終端部(図12(b)の右端部)に位置する。なお、以下、この位置をポジション4(Po4)といい、通常、ホームポジション(原点位置)となる。
一方、前述した作動とは逆にポジション4(Po4)からキャリッジ13が矢印C方向に移動し、当接片104aが直線溝部109aから環状溝部109bに移行するとき、第1係合段部13aにて当接片104aが受け止められているので、上記連接傾斜面に当接片104aが入り込まない。このため、当接片104aは規制片110に摺接しながら図11(b)で環状溝部109bの左傾斜面に沿って左端部に至り、第1セット部111に当接片104aが係合する。
以上に説明した4種類のポジションのうちポジション3(Po3)は、待機位置兼用のメンテナンス位置であり、待機位置兼用のメンテナンス位置では、メンテナンス部36のキャップ部36aが記録ヘッド12のノズル面を下方から覆っている。
そして、メンテナンス時には、LFモータ42が駆動し、吸引ポンプ(図示せず)を作動させてノズルからインクを選択的に吸引したり、記録ヘッド12上の図示しないバッファタンク内の気泡を除去するための回復処理等を行うとともに、キャリッジ13がメンテナンス部36から画像記録領域(図7の左方向)に横方向に移動するときには、クリーナ(ワイパブレード)36bでノズル面が拭かれてノズル面に付着したインクが除去される。
なお、画像記録装置1に電源投入されていない状態では、キャリッジ13はメンテナンス部36の上面位置にて停止しており(ポジション3(Po3))、記録ヘッド12のノズル部はメンテナンス部36の上面のキャップ部36aにて密着されて覆われている(図7参照)。因みに、ホームポジション(原点位置)でも、ノズル部はキャップ部36aに密着されて覆われている。
また、切換えギヤ102が間欠給紙伝動ギヤ113に噛み合うポジション1(Po1)では、図12(a)及び図12(b)に示すように、2つの中間ギヤ119a、119bを介して給紙アーム6a基端に設けられた駆動軸14に動力が伝達され、給紙ローラ7は、歯車伝動機構50を介して回転させられる。
一方、切換えギヤ102が連続給紙伝動ギヤ114に噛み合うポジション1(Po1)では、図13(a)〜図13(c)及び図14(a)に示すように、1つの中間歯車120を介して給紙アーム6a基端に設けられた駆動軸14に動力が伝達され、給紙ローラ7は歯車伝動機構50を介して回転させられる。
2.画像記録装置1の電気的な構成
次に図18を参照して、この画像記録装置1の電気的な構成(制御部)について説明する。
制御部は、画像記録装置1の全体的な動作を制御するものであり、具体的には、CPU300、ROM301、RAM302、EEPROM303を中心とするマイクロコンピュータにて構成されており、CPU300等は、バス305を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)306に接続されている。
ROM301には、インクジェットプリンタの各種動作を制御するプログラム等が格納されており、RAM302は、CPUがこれらのプログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域(作業領域)として用いられる。
ASIC306にはNCU(Network Control Unit)317が接続されており、公衆回線からNCU317を介して入力された通信信号はMODEM318によって復調されてからASIC306に入力される。また、ASIC306がファクシミリ送信等で画像データを外部へ送信する場合には、その画像データがMODEM318によって通信信号に変調され、その通信信号がNCU317を介して公衆回線に出力される。
また、ASIC306は、CPU300からの指令に従い、例えばLFモータ42に通電する相励磁信号等を生成して、これらの信号をLFモータ42の駆動回路311やCRモータ24の駆動回路312に与え、駆動回路311や駆動回路312等を介してLFモータ42やCRモータ24に駆動信号を通電し、LFモータ42やCRモータ24の正逆回転、停止等の制御を行っている。
また、ASIC306には、原稿の画像や文字を読み取るためのスキャナ装置33(例えば、CIS等)、送受信操作のための操作パネル30のキーボード30aや液晶ディスプレイ(LCD)30bを備えたパネルインターフェース313、パソコン等の外部機器とパラレルケーブルやUSBケーブルを介してデータの送受信を行うためのパラレルインターフェース315やUSBインターフェース316等が接続されている。
さらに、ASIC306には、メンテナンス部36のカム(図示せず)の回転位置を検出するためのリーフスイッチ118、用紙Pが搬送路9を介して画像記録部に近づくように給紙されたときに、その用紙Pの先端位置及び終端位置を検出するために搬送路9の搬送下流側に位置する用紙検出体116に関連させて設けられたレジセンサ117、駆動ローラ20aの回転量を検出するためのロータリエンコーダ44、キャリッジ13の主走査方向での移動量及び移動位置(現在位置)を検出するためのリニアエンコーダ37等が接続されている。
駆動回路314は、記録ヘッド12から所定のタイミングでインクを用紙Pに対して選択的に吐出させるためのものであり、CPU300から出力される駆動制御手順に基づきASIC306において生成され出力された信号を受けて、記録ヘッド12を駆動制御する。
3.画像記録装置1の制御
次に、上述の制御部による用紙給紙及び画像記録の制御について説明する。
本実施形態では、用紙(カットシート)の給紙態様を第1モードと第2モードとに切換えて制御している。
すなわち、第1モードは、複数枚の用紙への画像記録に際して、給紙トレイ5から用紙を間欠的に給紙するモードであり、画像記録の良好な精度を優先するモードである。また、第2モードは、複数枚の用紙への画像記録に際して、給紙トレイ5から用紙を連続的に給紙するモードであって、複数枚の用紙を高速度で給紙するモードである。以下、その詳細を図19に従って説明する。
図19に示される制御フローは、画像記録装置1の電源が投入されと起動される。そして、操作パネル30に設けられたモード設定ボタン(図示せず)からの信号に基づいて、ユーザが第1モード又は第2モードのいずれを選択したかが確認される(S1)。
なお、第1モードは、カラー写真画像等のカラー記録(印刷)用の搬送モードであって、多色のインクを微小ドットで用紙に記録させるときに、搬送される用紙Pの先端縁をレジストローラ20で一旦停止させて用紙Pの斜行を除去するとともに、用紙Pの搬送位置と記録ヘッド12の印刷位置とを合わせることで、色ずれ、色むら等が発生しないようにするものである。
次に、精度優先モード(間欠給紙モード)であるか否かが判定され(S2)、精度優先モードであると判定された場合には(S2:YES)、RAM302内の所定領域に第1モードを示すフラグが記憶され(S3)、動力伝達切換機構100が第1モードに設定される(S4)。
具体的には、待機位置(ポジション3(Po3))に停止しているキャリッジ13を図11(b)に示すように矢印C方向であって画像記録領域側に大きく移動させる。これにより、付勢ばね106aで押されている第1ブロック104は、環状溝部109bの規制片110に沿って矢印C方向に移動し、キャリッジ13が環状溝部109bから外れたときに、第1セット部111に受け入れられてその位置が保持される(ポジション1(Po1))。
そして、ポジション1では、切換えギヤ102が給紙側ギヤ113に噛み合い、図12(a)に示す中間歯車119a、119bを介して給送ユニット6の駆動軸14の歯車に動力が伝達される。このため、LFモータ42を逆回転させると、レジストローラ20の駆動ローラ20a及び切換えギヤ102が逆回転(図12(a)で反時計回り回転)するので、給紙アーム6a内の歯車伝動機構50を介して給紙ローラ7は搬送方向(図12(a)で反時計回り、正回転)に回転駆動する。
したがって、給紙トレイ5に積層された複数枚の用紙Pは、給紙トレイ5の先端に設けられた分離傾斜面8のうち摩擦係数の大きい分離部材(図示せず)に突き当たり、最上層の用紙Pのみ(1枚の用紙P)が分離搬送される(S5)。このとき、レジストローラ20の駆動ローラ20aが逆回転(図12(a)で反時計回り回転)しているので、従動ローラ20bと駆動ローラ20aとのニップ部に用紙Pの先端縁が突き当たるので、用紙Pの斜行が補正される。
次いで、制御部は、図12(b)に示すように、LFモータ42を適宜ステップ数だけ正回転させて駆動ローラ20a及び切換えギヤ102を正回転(図12(a)で時計回り回転)させることにより、従動ローラ20bと駆動ローラ20aとのニップ部で挟持された用紙Pを給紙トレイ5の下方に搬送する(頭出し動作)。
ここで、頭出し動作とは、レジストローラ20で挟持された用紙Pの先端が、用紙検出体116を通過した位置から用紙Pを画像記録部の所定位置まで前進させて、画像記録の開始可能位置に用紙Pをセットすることをいう。
このとき、給紙ローラ7は給紙方向と反対方向に逆回転(図12(b)で反時計回り回転)するが、レジストローラ20でのニップ力を給紙トレイ5の箇所での給紙ローラ7による搬送力(付勢ねじりばね38による給紙ローラ7の用紙への押圧力等による給紙ローラ7の用紙への食いつき力)よりも大きく設定することで、レジストローラ20でニップされた用紙Pは給紙ローラ7の周面に対して滑り、給紙アーム6aは駆動軸14を中心にして上向き揺動するというリリース作用が働くことになる。
続いて、図示しない外部コンピュータ等から画像記録指令があると、制御部は、用紙Pを間欠的に前進させながら、キャリッジ13を主走査方向に往復移動させつつ記録ヘッド12のノズルから用紙Pの片面(表面)にインクを吐出させて画像記録を開始する(S6)。
なお、用紙Pを間欠的に前進させるときは、レジストローラ20及び排紙ローラ21は同方向に回転(正回転)している。また、頭出し動作時及び画像記録のときには、駆動軸14が逆回転することにより、給紙アーム6aが上向き回動すると共に給紙ローラ7は逆回転(図6において、反時計廻りに回転)している。
そして、1枚分の記録が終了したか否かが判定され(S7)、1枚分の記録が終了したと判定されると(S7:YES)、その画像記録済みの用紙Pが排出される(S8)。このとき、制御部は、レジストローラ20及び排紙ローラ21を連続的に正回転させるべくLFモータ42を適宜ステップ数だけ正回転させた後(S9:YES)、LFモータ42を停止させる(S10)。
次いで、後続する用紙(次頁)に対する画像記録データが有か否かが判定され(S11)、画像記録データが有ると判定された場合には(S11:YES)、S5からS11までの処理が繰り返される。
次に、第2モードの場合について説明する。
S2において、第1モードでないと判断された場合には(S11:NO)、RAM302内の所定領域に第2モードを示すフラグが記憶され(S12)、動力伝達切換機構100が第2モードに設定される(S13)。
ここで、第2モードは、画像記録動作において、画質よりも画像記録速度を優先して複数枚の用紙Pを給紙トレイ5から連続的に搬送するモードをいう。このため、第2モードでは、従動ローラ20bと駆動ローラ20aとのニップ部でのニップ力が、給紙ローラ7で給紙トレイ5上の用紙Pを搬送する搬送力より大きく、かつ、駆動ローラ20aの周速度が給紙ローラ7の周速度より大きくなるように設定されている。
具体的には、ポジション1(Po1)に停止しているキャリッジ13を図11(b)に示すように矢印E方向に所定量だけ移動させて、当接片104aをキャリッジ13の第1係合段部13aにて押圧する。
そして、当接片104aが第2セット部112(ポジション2、Po2)に位置すると、切換えギヤ102と連続給紙伝動ギヤ114とが噛み合い、1つの中間ギヤ120を介して給紙アーム6aの駆動軸14に設けられた歯車に動力が伝達される。その後は、キャリッジ13を矢印C方向(画像記録領域)に移動させても、第1付勢バネ106aにて付勢されている当接片104aは、低い段部である第2セット部112に位置した状態に保持される。
記録紙(用紙P)の給紙を開始すべく、制御部がLFモータ42を正回転させると、駆動ローラ20a及び切換えギヤ102が正回転(図13(a)に示すように時計回り回転)し、かつ、給紙ローラ7も給紙方向に正回転する。このため、最上層の用紙Pのみ(1枚の用紙P)が分離して搬送路9に搬送される(S14)。
次いで、その用紙Pの先端部が駆動ローラ20aと従動ローラ20bとのニップ部に到達すると、用紙Pは、レジスト作用を受けることなく、直ちにこのニップ部で挟持されて給紙トレイ5の上方に搬送され(図13(b)参照)、最初の用紙Pへの画像記録が開始される(S15)。なお、第2モード時においては、レジセンサ17からの出力信号(ON・OFF信号)をASIC306が受け付けないようにすることが好ましい。
また、1枚の用紙Pが駆動ローラ20aと従動ローラ20bとのニップ部で挟持され、かつ、給紙ローラ7でもニップされているとき、つまり、図13(b)に示すように、両方のニップ部に跨がって用紙Pが位置しているときであっても、上述のように、従動ローラ20bと駆動ローラ20aとのニップ部でのニップ力が、給紙ローラ7で給紙トレイ5上の用紙Pを搬送する搬送力より大きく、かつ、駆動ローラ20aの周速度が給紙ローラ7の周速度より大きく設定されているので、駆動ローラ20aと従動ローラ20bとのニップ部で挟持された用紙Pは確実に画像記録部に搬送される。
次いで、前記外部装置から記録すべき次頁(後続する用紙)データが有るか否かが判定され(S16)、次頁データが有るとのコマンドを受信した場合には(S16:YES)、先行する用紙Pの画像記録が終了したか否かが判定され(S17)、先行する用紙Pの画像記録が終了したものと判定されると(S17:YES)、現在のフラグが第1モードか第2モードかが判定される(S18)。
そして、フラグが第2モードであると判定された場合には(S18:第2)、制御部は、LFモータ42を間欠的回転させることなく連続的に正回転させて、駆動ローラ20a、排紙ローラ21a及び給紙ローラ7を正回転させる。
これにより、先行する用紙P(前頁)が排紙されるとともに、次の記録紙(後続する用紙)が記録開始位置に連続的に搬送され(S19)、次頁の記録紙(後続する用紙)に対する画像記録を開始すべく、S15に戻る(図13(c)参照)。このようにして、第2モードでは、レジストローラ20で用紙Pを一時停止させることなく、複数枚の用紙Pを連続的に搬送するので、高速記録動作が可能となる。
また、連続給紙動作(第2モード)中において、次の記録紙(後続する用紙)に対する画像記録データが存在しない場合、つまりS16にてNOと判定された場合には、以下のような制御が実行される。
すなわち、この制御では、後続する用紙の先端部位置が用紙検出体116の判定位置を越えて搬送方向下流側に位置するとき、又は、後続する用紙Pの先端部が既にレジストローラ20により挟持されているときには、用紙Pが排紙側に搬送され、逆に、後続する用紙Pの先端部がレジセンサ(用紙センサ)117で検出されていないとき、つまり後続する用紙Pの先端部がレジセンサ117より搬送方向上流側に位置するときには、その後続する用紙Pが給紙トレイ5に戻される(図14(a)、図14(b)、図19及び図20参照)。
具体的には、S16にて次頁有りのコマンドを受信しなかった場合には(S16:NO)、画像記録部に位置する用紙P(記録紙)が所定量(例えば、印字行で3パス程度)だけ、排紙方向に搬送され(S20)、この所定量の搬送が終了すると(S20:YES)、フラグが第1モードに切り換えられる(S21)。
これにより、キャリッジ13に移動の指令が出されて、動力伝達切換機構100が第1モード(ポジション1)に設定され、その後、画像記録部に位置する用紙Pに画像が記録される(S17)。
そして、画像の記録が終了すると(S17:YES)、現在のフラグの状態が判定され(S18)、フラグが第1モードを示すフラグであると判定された場合には(S18:第1)、次記録紙(後続記録紙)処理が実行される(S30)。
図20は次記録紙(後続記録紙)処理の詳細制御を示すフローチャートであり、連続給紙動作中において、先行する記録紙(用紙P)の1頁分の画像記録が終了した時点で、レジセンサ117がON(後続する用紙Pの先端部が用紙検出体116の箇所を越えたときに相当)であるか否かが判定される(S31)。
そして、レジセンサ117がOFFの場合、つまり、図14(a)に示すように、後続する用紙Pの先端部が用紙検出体116まで到達していない場合には(S31:NO)には、その後続する用紙Pを給紙トレイ5に戻すために、制御部は給紙ローラ7を逆回転させる(S32)。一方、先行する用紙Pは画像記録が終了しているので、制御部は、排紙部側に排出するためにレジストローラ20及び排紙ローラ21を正回転させる。
すなわち、上記の場合には、キャリッジ13をメンテナンス部方向(図11(b)の矢印E方向)に移動させ、当接片114aをポジション1(Po1)に位置させるので(S21、S22参照)、このポジションでは、上述の間欠給紙動作時と同じように、切換えギヤ102が間欠給紙伝動ギヤ113に噛み合い、間欠給紙伝動ギヤ113から中間歯車119a、119bを介して給紙アーム6aの給紙ローラ7に回転力が伝達される。
そして、この状態でLFモータ42を正回転させると、レジストローラ20の駆動ローラ20a及び排紙ローラ21の駆動ローラ21aは正回転するので、先行する用紙Pは排紙部側に搬送され、一方、給紙ローラ7は逆回転するので、給紙ローラ7を所定量回転させた後、停止させると(S33、S34)と、後続する用紙P1は給紙トレイ5に戻る(図14(a)参照)。
また、レジセンサ117がONの場合、つまり、後続する用紙Pの先端部が用紙検出体116の箇所を越えた場合には(S31:YES)、制御部は、LFモータ42を逆回転させ、給紙ローラ7を所定量だけ正回転(駆動ローラ20aは逆回転)させ(S35、S36)、上記後続する用紙P1の先端縁をレジストローラ20に当てて用紙Pにレジスト作用を受けさせる。
次に、制御部は、一旦LFモータ42の回転を停止させ、図14(b)に示すように、駆動ローラ20a及び給紙ローラ7の回転を止めた後(S37)、LFモータ42を正回転させることで、駆動ローラ20a及び排紙ローラ21aを正回転させて用紙Pを排紙させる。この状態では、図14(b)に示すように、給紙ローラ7は逆回転しているので、制御部が給紙ローラ7を所定量だけ正回転させると(S39)、後続用紙P1の更に後続する用紙P2は給紙トレイ5側に戻る。
4.本実施形態に係る画像記録装置の特徴
本実施形態では、給紙トレイ5の後端に設けられたリヤガイド5bの壁面5aに突起部5cを設け、かつ、その突起部5cは、図16に示すように、その下方側の面5eが略水平となっているので、給紙トレイ5に戻される用紙Pの戻し速度が大きい場合であっても、図16(b)に示すように、突起部5cの下方側の面5eがストッパとして機能する。
すなわち、図17に示すように、用紙Pは、突起部5cの下方側の面5eに対して下側から上側に向かって衝突するとともに、その衝突方向は、突起部5cの先端側から根元側に向かうように傾いている。
したがって、突起部5cの下方側の面5eが、略水平(図17の実線)又は突起部5cの先端側から根元側に向かうほど上方側に上がるように傾斜していると(図17の2点鎖線)、突起部5cの下方側の面5eに衝突した用紙Pの先端は、突起部5cの根元側に移動しようとする。
そして、突起部5cの根元側に移動した用紙Pの先端は、更に移動することができない(逃げ場がない)ので、突起部5cに衝突した用紙Pは、突起部5cの根元側で止まってしまう。このため、突起部5cの下方側の面5eは、給紙トレイ5に戻ってきた用紙Pがリヤガイド5bを乗り越えて給紙トレイ5外に出てしまうことを防止するストッパとして機能する。
また、突起部5cの上方側の面5dに衝突した用紙Pは、面5dに乗り上げて上方側に滑るように移動するが、その後、衝突した突起部5cの上方側に存在する他の突起部5cの根元側に衝突するので、用紙Pの上方側への移動が停止する。
このとき、上方側の面5dは、突起部5cの根元側から先端側に向かうほど下方側に下がるように傾斜しているので、一旦、上方側に移動した用紙Pは、図16(a)に示すように、上方側の面5dに沿って滑るようにして下方側に移動する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、給紙トレイ5に戻されてきた用紙Pがリヤガイド5bを乗り越えて給紙トレイ5から飛び出してしまうことを未然に防止できる。
また、本実施形態では、複数個の突起部5cがリヤガイド5bの上端側から下端側に掛けて設けられているので、給紙トレイ5に載置された用紙Pの枚数が減少して、用紙の載置高さが低下しても、戻されてきた用紙Pがリヤガイド5bを乗り越えて給紙トレイ5から飛び出してしまうことを確実に防止できる。
5.実施形態と発明特定事項との対応関係
本実実施形態では、プリンタ部が特許請求の範囲に記載された画像記録部に相当し、給紙トレイ5が特許請求の範囲に記載された載置部に相当し、給送ユニット6が特許請求の範囲に記載された給送手段に相当する。
(第2実施形態)
第1実施形態では、突起部5cを直角三角形状としたが、本実施形態は、図21、図22に示すように、突起部5cの上方側の面5dを曲面としたものである。
なお、図21は上方側の面5dを上方側に向けて凸となるようにした例であり、図22は上方側の面5dを下方側に向けて凸となるようにした例である。
(第3実施形態)
第1実施形態では、突起部5cを直角三角形状としたが、本実施形態は、図23に示すように、突起部5cの下方側の面5eを先端側から根元側に向かうほど上方側に上がるように傾斜させたものである。
(第4実施形態)
上述の実施形態では、複数個の突起部5cをリヤガイド5bの上端側から下端側に掛けて設けたが、本実施形態は、図24〜図27に示すように、複数個の突起部5cをリヤガイド5bの上端側付近にのみ設けたものである。
(第5実施形態)
上述の実施形態では、複数個の突起部5cをリヤガイド5bの上端側から下端側に掛けて設けたが、本実施形態は、図28〜図31に示すように、1個の突起部5cをリヤガイド5bの上端側に設けたものである。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明をインクジェット記録装置に適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、例えば電子写真方式の画像記録装置(レーザプリンタ)にも適用することができる
また、上述の実施形態では、突起部5cがリヤガイド5bに一体形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、リヤガイド5bとは別体で形成された突起部5cが、リヤガイド5bに固設されていても良い。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態では画像記録部による画像記録が終了したときに、既に載置部から画像記録部に向けて搬送済の被記録媒体であって、未だ画像の記録されていない被記録媒体を載置部に逆搬送する場合について記載したが、この場合に限定されるものではない。
すなわち、載置部から被記録媒体の相当量の搬送が行われたものの、何らかの事情で被記録媒体検出センサが被記録媒体を検出できない場合に、被記録媒体を載置部方向へ所定量だけ逆搬送する際にも、上述した通り、本発明は極めて有効である。このように、被記録媒体が載置部から画像記録部へと搬送されたものの、所定の条件下において被記録媒体を逆搬送する構成の画像記録装置であれば、本発明を採用することは可能であり、極めて有効である。
画像記録装置の全体斜視図である。 上部ケースを除き、本体ケースを後方から見た斜視図である。 図2の上面図である。 記録部ユニットに給紙カセットを装着した状態の要部側断面図である。 画像記録部のみの要部拡大側断面図である。 給紙カセット及び給紙ユニットの側面図である。 記録部ユニットに給紙カセットを装着した状態の一部切欠き平面図である。 下流側のガイドプレート及びプラテンを除いた状態の記録部ユニットの斜視 図である。 記録部ユニットの側面図である。 動力伝達切換え手段の模式図である。 (a)は動力伝達切換え手段による各モードへの切換え状態を示す正面図(b)は平面図である。 (a)は間欠的給紙モード(第1モード)での給紙状態における動力伝達を示す図、(b)は画像記録時の動力伝達を示す図である。 (a)は連続的給紙モード(第2モード)での給紙状態における動力伝達を示す図、(b)は画像記録時の動力伝達を示す図、(c)は後続する用紙Pの給紙時の動力伝達を示す図である。 (a)は連続的給紙モード(第2モード)での用紙戻し処理の第1実施形態を示す図、(b)は第2実施形態を示す図である。 給紙トレイの模式図である。 給紙トレイに載置された用紙の状態の示す図である。 突起部の効果を示す図である。 制御装置の機能ブロック図である。 画像記録の制御のフローチャートである。 連続給紙動作時における用紙戻し制御のフローチャートである。 本発明の第2実施形態を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す図である。 本発明の第3実施形態を示す図である。 本発明の第4実施形態を示す図である。 本発明の第4実施形態を示す図である。 本発明の第4実施形態を示す図である。 本発明の第4実施形態を示す図である。 本発明の第5実施形態を示す図である。 本発明の第5実施形態を示す図である。 本発明の第5実施形態を示す図である。 本発明の第5実施形態を示す図である。
符号の説明
1…画像記録装置、2…本体ケーシング、2a…開口部、
3…上部ケース、5…給紙トレイ、5a…壁面、5b…リヤガイド、5c…突起部、
6…給送ユニット、6a…給紙アーム、7…給紙ローラ、8…分離傾斜面、
9…搬送路、10…記録部ユニット、11…プラテン、12…記録ヘッド、
13…キャリッジ、13a…第1係合段部、13b…第2係合段部、14…駆動軸、
17…レジセンサ、20…レジストローラ、20a…駆動ローラ、
20b…従動ローラ、21…排紙ローラ、21a…駆動ローラ、
21a…排紙ローラ、24…CRモータ、25…タイミングベルト、
26…インクカートリッジ、27…収容部、28…インクチューブ、
30…操作パネル、30a…キーボード、31…ディスプレイ部、
33…スキャナ装置、34…カバー体、35…インク受け部、
36…メンテナンス部、36a…キャップ部、37…リニアエンコーダ、
38…バネ、39…フレーム、39a…本体部、39b…側板、
40…ガイドプレート、41…ガイドプレート、42…LFモータ、
43…歯車伝動機構、43a…ピニオン、43b…減速ギヤ、43b…伝動ギヤ、
43c…中間ギヤ、43d…伝動ギヤ、44…ロータリエンコーダ、
50…歯車伝動機構、100…動力伝達切換機構、
101…駆動ギヤ、102…切換えギヤ、103…支軸、104…第1ブロック、
104a…当接片、105…第2ブロック、106a…第1付勢バネ、
107…ガイドブロック、109…ガイド溝、109a…直線溝部、
109b…環状溝部、110…規制片、111…第1セット部、
112…第2セット部、113…間欠給紙伝動ギヤ、113…給紙側ギヤ、
114…連続給紙伝動ギヤ、114a…当接片、115…メンテナンス用伝動ギヤ、
115a…傘歯車、116…用紙検出体、117…レジセンサ、
118…リーフスイッチ、119a…中間ギヤ、119a…中間歯車、
120…中間ギヤ、120…中間歯車、305…バス、311…駆動回路、
312…駆動回路、313…パネルインターフェース、314…駆動回路、
315…パラレルインターフェース。

Claims (4)

  1. 被記録媒体に画像を記録する画像記録部と、
    前記画像記録部に供給される被記録媒体が載置される載置部と、
    前記載置部に載置された被記録媒体を前記画像記録部に搬送するとともに、前記載置部から前記画像記録部に向けて既に搬送された被記録媒体を前記載置部に逆搬送可能な給送手段と、
    前記載置部の後端側に設けられ、被記録媒体の端部位置を規制する壁面を有するリヤガイドとを備え、
    前記壁面には、略水平方向に突出した突起部が設けられており、
    さらに、前記突起部のうち上方側の面は、前記突起部の根元側から先端側に向かうほど下方側に下がるように傾斜し、一方、前記突起部のうち下方側の面は、略水平又は前記突起部の先端側から根元側に向かうほど上方側に上がるように傾斜していることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記突起部は、前記リヤガイドのうち、少なくとも上端側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記突起部は、先端側に向かうほど断面積が縮小するような形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記突起部は、前記リヤガイドの上端側から下端側の間に複数個設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像記録装置。
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