JPH04110174A - 搬送体駆動機構及びその搬送体駆動機構を有する記録装置 - Google Patents

搬送体駆動機構及びその搬送体駆動機構を有する記録装置

Info

Publication number
JPH04110174A
JPH04110174A JP22647490A JP22647490A JPH04110174A JP H04110174 A JPH04110174 A JP H04110174A JP 22647490 A JP22647490 A JP 22647490A JP 22647490 A JP22647490 A JP 22647490A JP H04110174 A JPH04110174 A JP H04110174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
drive
tensioner
ink
tension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22647490A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kanemitsu
金光 伸二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP22647490A priority Critical patent/JPH04110174A/ja
Publication of JPH04110174A publication Critical patent/JPH04110174A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は搬送体に連結する駆動伝達部材に張力を付与す
る張力付与手段を有する搬送体駆動機構、及びその搬送
体駆動機構を有する記録装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来より、記録手段を搭載して往復移動可能なキャリッ
ジの駆動機構は、例えばシリアル型のプリンター等の記
録装置に於いて、記録へノドを搭載したキャリッジに適
用されている。
例えば、第8図に示すように、インクシエンド方式によ
る記録装置にあっては、インクジェットヘッド50を搭
載して、ガイドレール51aに沿って往復移動可能なキ
ャリッジ51の駆動機構に適用されている。上記キャリ
ッジ51は、駆動モータ52に取り付けられた駆動プー
リー53aと、アイドラプーリ53bとの間に掛は渡さ
れた駆動ベルト54に連結されており、上記駆動モータ
52を正逆回転駆動することによりガイドレール51a
上を往復移動するものである。上記キャリッジ51に搭
載された記録ヘノl’50は、そのキャリッジ51の定
速移動時に記録媒体55に対して印字を行うように構成
されている。
上記キャリッジ51の駆動機構に於いて、駆動ヘルド5
4に一定の張力を付与するために、テンショナーとして
長穴56a及び穴56bを設けたアイドラプ−リ53b
の支持板56が用いられる。即ち上記支持板56を、装
置本体側に固定された側板57に、上記長穴56aを介
してビス58を緩めた状態で取り付け、上記支持板56
の穴56bにテンションゲージ等を用いて一定の力f、
を加えた後、前記ビス58を締めつけて支持板56を側
板57に固定している。
また、テンショナーとして前記支持板56の代わりに、
第9図に示すように、アイドラプーリ53bをテンショ
ナー台59a及びこれに連結する軸59bを用いること
も可能である。この場合、装置本体側に固定された側板
57とテンショナー台59aとの間にバネ60を介在せ
しめ、その弾性力f2により駆動ヘルド54に一定の張
力を付与するように構成されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら前記第8図に示す構成にあっては、アイド
ラプーリ53bの位置が固定されて、駆動ヘルド54に
張力を付与しているため、ビス58により支持板56を
側板57に締めっける時に、僅かに動いても張力が大き
く変動するおそれがあった。
また装置を長期間使用すると、駆動ベルト54はは、微
小量であるが伸びる場合があり、張力が低下してキャリ
ッジ51の定速移動が困難になるおそれがあった。
また前記第9図に示す構成にあっては、バネ6゜の弾性
力f2により、駆動ベルト54の張力は一定に保たれる
が、この弾性力f、はキャリッジ51が停止状態から定
速状態に達するまでに加速度によって生ずる力に打ち勝
つだけを大きさを要する。特に近年カラー印字が出来る
プリンターの需要が高まり、第10図に示すように、複
数個の多色印字用の記録ヘラF50a、50b、50c
、50dを搭載するためキャリッジ51の質量が大きく
なっている。
従って、FC力)−M(質量)×a(加速度)より、キ
ャリッジ51の質量が大きくなると、バネ60の弾性力
f2を大きくしなければならない。この場合には、前記
アイドラプーリ53bの回転軸部の摺動抵抗が大きくな
り、駆動モータ52の駆動トルクが大きいものが要求さ
れる。また駆動ベルト54に対し常時大きな張力が加わ
るため、その駆動ヘルド54の伸びを大きくして耐久性
を低下させるおそれがあった。
また前記弾性力f、を小さいままで、加速度を小さ(押
さえる場合には、キャリッジ51の停止位置から定速領
域までの移動距離が長くなってしまい、装置本体が大型
化するおそれがあった。
本発明の目的は、前記従来の課題を解決し、駆動伝達部
材の張力の変動を抑制して搬送体の安定した動作を維持
出来る搬送体駆動機構、及びその搬送体駆動機構を有す
る記録装置を捷供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明に係る代表的な手段は
、搬送体験動機構にあっては、駆動源により正逆回転駆
動される回転体と、前記回転体より駆動力を伝達されて
従動回転する従動回転体と、前記回転体より従動回転体
に駆動力を伝達するための駆動伝達部材と、前記駆動伝
達部材に連結されて往復移動可能な搬送体と、前記従動
回転体を支持して前記駆動伝達部材に張力を付与するた
めの張力付与手段と、前記張力付与手段の移動量を規制
するための規制部材とを有することを特徴とする。
また記録装置にあっては、記録情報に応じて記録媒体に
像を形成するための記録手段と、前記記録手段を搭載し
て往復移動可能な搬送体を有する搬送体駆動機構と、前
記記録手段に記録媒体を搬送するための搬送手段とを有
することを特徴としてなる。
〈作用〉 前記手段にあっては、駆動伝達部材に対する張力付与手
段の移動量を規制するための規制部材を設けたことによ
り、駆動伝達部材に加わる張力の変動を最小限に抑える
ことが出来る。
また前記搬送体駆動機構を記録装置に通用した場合には
、記録手段を搬送体に搭載して安定した記録動作を維持
することが出来る。
〈実施例〉 次に前記手段をシリアル型のバブルジェット記録方式の
記録装置に適用した本発明の一実施例を説明する。
第1図は搬送体駆動機構を示す模式平面図、第2図はそ
の一部拡大説明図、第3図は記録袋!の全体斜視説明図
、第4図は記録ヘッドの構成説明図、第5図(a)〜(
g)はバブルジェット記録方式の説明図である。
先ず記録装置の概略構成について第3図を参照して説明
する。
1は記録情報に応じて記録媒体2に像を記録するための
記録手段である記録へンド3を一体的に取り付けたイン
クカートリッジである。上記記録ヘッド3には、シアン
3A、 マゼンタ3B、  イエロー3Cブラック3D
の4色からなる記録ヘッドを有し、フルカラー印字が可
能に構成されている。また前記記録ヘンド3には、記録
情報を入力するためのケーブル1aが接続されている。
4は前記インクカートリッジ1を搭載して、ガイドシャ
ツ)4a、4bに沿って往復移動可能な搬送体であるキ
ャリッジである。このキャリッジ4は、駆動プーリー5
a、  アイドラブーIJ−5bに掛は渡された駆動伝
達部材である歯付きの駆動ベルト6に連結されている。
上記駆動プーリー5aを駆動モータ7により駆動するこ
とにより、上記駆動ベルト6を介してキャリッジ4を記
録媒体2の全幅にわたって往復移動させることが出来る
8は前記記録媒体2を記録ヘッド3に搬送するための搬
送手段を構成するフィードローラである。
このフィードローラ8は、フィードモータ9よりギヤ列
9a(モータギヤ、減速ギヤ5フイードギヤ)を介して
駆動力を伝達されて間欠的に正逆回転駆動されるもので
ある。上記フィードローラ8には、図示しないピンチロ
ーラが当接しており、上記フィードローラ8が回転駆動
すると従動回転するように構成されている。
10は記録媒体2を給送するための給送口であり、この
給送口10に積載された記録媒体2は、給送ローラエ1
により給送され、前記フィードローラ8とピンチローラ
との協働作用により、前記記録ヘッド3に対向して設け
られたプラテン12上に搬送されるものである。上記給
送ローラ11は、給送モータ13よりギヤ列13a (
モータギヤ、給送ギヤ)を介して駆動力を伝達されて回
転駆動するものである。
14a、14bは排出ローラ及びこれに当接して従動回
転する拍車であって、記録後の前記記録媒体2は上記排
出ローラ14a及び拍車14bにより搬送されて、装置
外のスタッカー15に排出される。上記排出ローラ14
aは前記フィードモータ9よりギヤ列9a、9bを介し
て駆動力を伝達されて回転駆動するものである。また上
記拍車14bは、前記記録媒体2の排出動作に応じてフ
リーに回転可能に取り付けられている。
16は前記記録ヘッド3を常時印字可能な状態に維持す
るための回復手段である。この回復手段16は、前記キ
ャリング4のホームポジション〔第3図左端部〕に設け
られており、記録へンド3の回復処理を行うものである
。この回復手段16は、非記録時等に前記記録へンド3
のインク吐出面をキャンプ部16aにより覆うことによ
って、記録ヘッド3の吐出口付近のインクの乾燥や、こ
れに伴う固化を防止する機能を有するものである。上記
回復手段16には、前記給送モータ13によりギヤ列1
3bを介して図示しないポンプを作動させて、その吸引
力によって吐出口からインクを吸引して回復処理を行な
えるようになっている。
17は前記記録ヘッド3のインク吐出面の結露濡れ、或
いは塵埃等をふきとるためのシリコンゴムにより形成さ
れたブレードである。このブレード17は、前記回復手
段の側面(図面右側)に、保持部材17aによりカンチ
レバー状に取り付けられている。このブレード17は、
前記回復手段16と同様に給送モータ13によりギヤ列
13bを介して記録ヘッド3側に突出或いは後退するよ
うに構成されている。従って前記記録ヘッド3の記録動
作中に適切なタイミングで、或いは前記回復手段1Gに
よる回復処理後に、前記ブレード17を記録ヘッド3の
移動経路中に突出させて、そのインク吐出口をふきとる
ものである。
また前記記録手段としてはインクジェット記録方式が好
適に用いられる。
インクジェット記録方式は記録用のインク液を飛翔液滴
として吐出噴射させるための液体吐出口と、その吐出口
に連通ずる液体流路、及びこの液体流路の一部に設けら
れ、流路内のインク液に飛翔液滴を形成するための吐出
エネルギーを与える吐出エネルギーを与える吐出エネル
ギー発生手段とを備えている。そして画信号に応じて前
記吐出エネルギー発生手段を駆動し、インク液滴を吐出
して像を作成するものである。
前記吐出エネルギー発生手段としては、例えばピエゾ素
子等の電気機械変換体等の圧力エネルギー発生手段を用
いる方法、レーザー等の電磁波をインク液に照射吸収さ
せて飛翔液滴を発生させる電磁エネルギー発生手段を用
いる方法、或いは電気熱変換体等の熱エネルギー発生手
段を用いる方法等がある。この中で電気熱変換体等の熱
エネルギー発生手段を用いる方式が吐出口を高密度に配
列し得ると共に、記録へンドのコンパクト化も可能であ
るために好適である。
本実施例では前記記録手段として前記インクシエンド記
録方式の1つであるバブルジェット記録方式を用いてい
る。
第4図は記録手段を構成する記録ヘッド3の構成説明図
であり、第5図(a)〜(g)はバブルジェット記録原
理の説明図である。
第4図に於いて、3aはヒータボードであり、シリコン
基板上に電気熱変換体(吐出ヒータ)3b、これに電力
を供給するアルミニウム等の電極3cとが成膜されて配
設されている。このヒータボード3aに対して、記録用
液体の液路(ノズル)3dを仕切るための隔壁を有する
天板3eを接着することにより構成されている。
また前記記録ヘッド3には、第3図に示すように、イン
クを供給するためのインクカートリッジ1が一体的に取
り付けられている。
前記インクカートリッジ1より図示しない導管を介して
供給されたインクは、天板3eに設けられた供給口3e
、より記録ヘッド3内の共通液室3fに充填され、この
共通液室3fより各ノズル3d内に導かれる。これらの
ノズル3dにはインク吐出口3a、が形成されており、
また上記吐出口3d、は前記記録ヘッド7の記録ンート
1に対向してシー+1送方向(第3図の上下方向)に所
定ピンチで形成されている。
ここで前記バブルジェット記録方式に於けるインク飛翔
原理を第5図(a)〜ら)を参照して説明する。
定常状態では第5図(a)に示すように、ノズル3d内
に充填されているインク18は吐出口3d1で表面張力
と外圧が平衡している。この状態でインク18を飛翔さ
せる場合には、ノズル3d内の電気熱変換体7bに通電
し、そのノズル3d内のインク18に核沸騰を越えて象
、速な温度上昇を生じさせる。
すると、第5図(ト))に示すように、電気熱変換体3
bに隣接したインク18が加熱されて微小気泡(バブル
)を生し、該加熱部分のインク18が気化して膜沸騰を
生し、第5図(C)に示すように前記気泡19が急速に
成長する。
前記気泡19が第5図(d)に示す如く最大に成長する
と、ノズル3dの吐出口3d、からインク液滴が押し出
され、その速度でインク液滴が記録媒体2に飛翔してイ
ンク像を記録するものである。
電気熱変換体3bへの通電を終了すると、第5図(e)
に示すように、成長した気泡19はノズル3d内のイン
ク18により冷却されて収縮し、更に第5図(f)に示
すように電気熱変換体3b面にインク18が接触して象
、激に冷却され、気泡19は消滅するか又は殆ど無視し
得る程度の体積に収縮する。そして前記気泡19が収縮
すると、第5図(粉に示すように、ノズル3d内には毛
細管現象によって共通液室3fからインクが供給され、
次の通電に備えるものである。
従って、前記キャリ・ノジ4の移動と同期させ、画信号
に応じて電気熱変換体3bに通電することによって、記
録媒体2にインク像が記録されるものである。
次に上述のように構成された記録装置のキャリッジ駆動
機構の構成について第1図及び第2同を参照して説明す
る。
前述のように搬送体であるキャリッジ4には、フルカラ
ー印字が可能な複数の記録ヘノ1′3が搭載されている
。このキャリッジ4は、駆動源である駆動モータ7によ
り正逆回転駆動される回転体である駆動プーリ5a、及
び従動回転体であるアイドラプーリー5bに掛は渡され
た駆動伝達部材である駆動ヘルド6に連結されており、
上記駆動プーリー5aを駆動モータ7により駆動するこ
とにより、記録媒体2の全幅にわたって往復移動し得る
ものである。
前記アイドラプーリー5bは、その回転軸5bが前記駆
動ヘルド6に張力を付与するための張力付与手段である
テンショナ−20により回転可能に支持されている。上
記テンショナー20は装置本体に固定された側板21に
軸20aを中心に回転可能に取り付けられている。上記
テンショナー20の一端は、前記アイドラプーリー5b
を支持しており、他端と側板21の突出片21aとの間
には、上記テンショナー20を反時計回り方向に付勢し
て、前記駆動ヘルド6に張力を付与するためのハネ22
が掛けられている。上記バネ22の弾性力は、キャリッ
ジ4が定速領域まで移動するのに必要な駆動ヘルド6の
張力より大きくなるように設定されている。
尚、定速領域でのキャリッジ4の加速度は零であるから
、定速領域では上記キャリッジ4が移動する際に生ずる
摺動抵抗より大きくなるように設定されることが必要で
ある。
前記テンショナ−20の時計回り方向に近傍には、その
テンショナー20の移動量を規制するための規制部材2
1bが側板21上に一体的に突設されている。
前記キャリ7ジ4の加速時には、テンショナー20はパ
フ220弾性力より強い力で駆動ベルト6により第2図
の矢印六方向に引かれるため、軸20aを中心に時計回
り方向に回転するが、前記規制部材21bに当接してそ
の回転が抑止される。
上記規制部材21bとテンショナー20とのギャップα
は、上記テンショナー20が時計回り方向に回転して規
制部材21bに当接した場合に、駆動ヘルド6の歯丈の
1)2以工程度で済むように設定されている。
従って、駆動ヘルド6は、キャリッジ4の加速時にも駆
動プーリ5a、アイドラプーリー5bとの間で歯飛びを
起こすことなく、駆動モータ7の駆動力を伝達すること
が可能である。
〔他の実施例〕
次に前記キャリッジ駆動機構に於けるテンショナーの移
動量を規制する規制部材の他の実施例について、第6図
及び第7図を参照して説明する。
第6図において、前記テンヨナー20の時計回り方向近
傍の側Fi21上には、微小ギャップαを隔てて回動規
制部材23が軸23aを中心に回動自在に取り付けられ
ている。この回動規制部材23の軸23a近傍には、そ
の回動規制部材23の反時計回り方向の回転を規制する
ための突出片23bが側板21上に一体的に突設されて
いる。
前述のようにキャリ、ジ4の駆動時には、テンショナー
20は軸20aを中心に時計回り方向に回転するが、前
記回動規制部材23に当接してその回転が抑止される。
また組立時には、上記回動規制部材23を軸23aを中
心に時計回り方向に回転させて、図の点線に示す位置に
退避させておき、テンショナー20を軸20aを中心に
時計回り方向に回転させ、圓の点線に示す位置でアイド
ラプーリー5bを上記テンショナー20に取り付けるこ
とが出来る。
この場合、駆動ベルト6に対して張力が加わらない位置
で、その駆動ヘルド6をアイドラプーリー5bに掛は渡
し、その回転軸5b+をテンショナー20の一端に組み
込むことが出来るので、前記実施例に比べて組立作業を
容易化することが出来る。
また他の実施例として第7図に示すように、前記テンシ
ョナー20の時計回り方向近傍の側板21上に、微小ギ
ヤングαを隔ててねし穴を有する突出片24aを突設し
ておき、この突出片24aのねし穴にビス24をねじ込
んで、そのねし込み量を調節しながらキャリッジ4の駆
動時と組立時のテンショナー20の回転量を規制するこ
とも可能である。
更に前記各実施例では、駆動伝達部材として歯付きの駆
動ヘルド6を用いているが、ワイヤーを用いることも可
能である。
次に前記実施例における記録手段の他の実施例について
説明する。
記録手段に於ける記録ヘッド3の構成としては、前述の
吐出口、液路、電気熱変換体の組合せの構成(直線状液
流路又は直角液流路)の他に、熱作用部を屈曲した領域
に配置した米国特許第4558333号明細書、同44
59600号明細書に開示されている構成のものを採用
しても良い。更に複数の電気熱変換体に対して共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59年123670号公報や、熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応上る構成を開示する
特開昭59年138461号公報に基づいた構成のもの
も好適に採用し得る。
また前述した記録手段は、インクカートリッジ■に一体
的に取り付けられたカートリッジタイプの記録へンド3
を例示したが、これはキャリッジ等に装着されることで
装置本体との電気的な接続や、装置本体からのインクの
供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド
、或いは記録ヘッドがキャリッジに予め取り付けられた
固定タイプの記録ヘッドを用いても良い。
また前述した実施例ではシリアル型のバブルジェット記
録方式を例示したが、記録装置が記録出来る最大記録シ
ートの幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記
録ヘッドにより、所謂フルライン記録を行うようにして
も良い。前記フルラインタイプの記録ヘッドとしては、
前述した記録ヘッドを複数組合せてその長さを満たすよ
うに構成しても良いし、或いは一体的に形成された一個
の記録ヘッドを使用しても良い。
更に前述した実施例ではインクを液体として説明したが
、室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟
化若しくは液体或いは前述のインクジェットではインク
自体を30’C以上70’C以下の範囲内で温度調整を
行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制
御するものが一般的であるから、駆動信号付与時にイン
クが液状をなすものであれば良い。加えて積極的に熱エ
ネルギーによる昇温をインクの固形状態から液体状態へ
の層変化のエネルギーとして使用せしめることで防止す
るか、又はインクの蒸発防止を目的として放置状態で固
化するインクを用いるかして、何れにしても熱エネルギ
ーの記録信号に応した付与によってインクが液化してイ
ンク液状として吐出するものや、記録シートに到達する
時点ですでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギ
ーによって初めて液化する性質のインク使用も適用可能
である。
前記インクは特開昭54−56847号公報或いは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として本実施例
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としても良い。
尚、前記した各インクに対して本発明で最も有効なもの
は前述した膜沸騰方式を実行するものである。
更に本発明は記録手段として前述したバブルジェット記
録方式に限定する必要はない。例えば熱溶融性インクを
塗布したインク/−トを画信号に応じて加熱し、熔融し
たインクを記録シートに転写する所謂熱転写記録方式、
熱によって発色する記録シートを画信号に応じて加熱す
る所謂感熱記録方式、画信号に応じてインクリボンをワ
イヤーによって叩いて記録する所謂ワイヤートッド記録
方式等、種々の記録方式を採用することが出来る。
従って、記録ヘッドも前述したバブルジェノトヘノドに
限定されず、例えばサーマルヘッド、ワイヤドットヘノ
ド、デイジ−ホイールへノド等を使用することが出来る
尚、前述したインクジェット記録方式或いはバフルジェ
ット記録方式等を用いた記録装置の形態としては、コン
ピュータ等の情報処理機器の画像出力端末であるプリン
タとして用いられる他、リーダー等と組合わせた複写装
置、更には送受信機能を有するファクンミリ装置等とし
ても用いられる。
〈発明の効果〉 本発明は前述したように、駆動伝達部材に対する張力付
与手段の移動量を規制するだめの規制部材を設けたこと
により、前記駆動伝達部材に加わる張力の変動を最小限
に抑えることが出来る。
従って、前記駆動伝達部材の耐久性を維持出来ると共に
、駆動源に対して過剰に負荷が加わることを防止出来る
特に前記張力付与手段を、前記規制部材による規制位置
から従動回転体の着脱位置まで移動出来るように構成し
た場合には、組立作業を容易化することが出来る。
また前記搬送体駆動機構を記録装置に適用した場合には
、記録手段を搬送体に搭載して安定した記録動作を維持
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送体駆動機構を示す平面図、第2図はその一
部拡大説明図、第3図は記録装置の全体斜視説明図、第
4図は記録ヘッドの構成説明図、第5図(a)〜(g)
はバブルジェット記録原理の説明図、第6図及び第7図
は規制部材の他の実施例を示す説明図、第8図乃至第1
0図は従来例の説明図である。 lはインクカートリ、ジ、1aはケーブル、2は記録媒
体、3は記録ヘッド、3aはヒータボード、3bは電気
熱変換体、3cは電極、3dはノズル、3d1は吐出口
、3eは天板、3e、は供給口、3fは共通液室、4a
、4bはガイドシャフト、5aは駆動プーリー、5bは
アイドラプーリー6は駆動ヘルド、7は駆動モータ、8
はフィードローラ、9はフィードモーター、9a、9b
13a、13bはギヤ列、10は給送口、11は給送ロ
ーラ、I2はプラテン、13は給送モータ、14aは排
出口う、14bは拍車、15はスタンカー、16は回復
手段、17はブレード、17aは保持部材、18はイン
ク、19は気泡、20はテンショナー、20a、23a
は軸、21は側板、21a、24aは突出片、21b、
23は規制部材、22はハネ、24はビスである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動源により正逆回転駆動される回転体と、前記
    回転体より駆動力を伝達されて従動回転する従動回転体
    と、 前記回転体より従動回転体に駆動力を伝達するための駆
    動伝達部材と、 前記駆動伝達部材に連結されて往復移動可能な搬送体と
    、 前記従動回転体を支持して前記駆動伝達部材に張力を付
    与するための張力付与手段と、 前記張力付与手段の移動量を規制するための規制部材と
    、 を有する搬送体駆動機構。
  2. (2)前記張力付与手段は、前記規制部材による規制位
    置から前記従動回転体の着脱位置まで移動出来ることを
    特徴とする請求項(1)記載の搬送体駆動機構。
  3. (3)記録情報に応じて記録媒体に像を形成するための
    記録手段と、 前記記録手段を搭載して往復移動可能な搬送体を有する
    請求項(1)記載の搬送体駆動機構と、前記記録手段に
    記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有する記録装置。
  4. (4)前記記録装置の記録手段が、信号に応じてインク
    を吐出して像を作成するインクジェット記録方式である
    請求項(3)記載の記録装置。
  5. (5)前記記録手段は、熱エネルギーを利用してインク
    を吐出するものであって、前記熱エネルギーを発生する
    ための電気熱変換体を備えていることを特徴とする請求
    項(4)記載の記録装置。
  6. (6)前記記録装置の記録手段が、信号に応じて電気熱
    変換体に通電し、前記電気熱変換体による膜沸騰を越え
    る加熱によって生ずる気泡の成長により、インクを吐出
    口より吐出して像を作成するバブルジェット記録方式で
    ある請求項(5)記載の記録装置。
JP22647490A 1990-08-30 1990-08-30 搬送体駆動機構及びその搬送体駆動機構を有する記録装置 Pending JPH04110174A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22647490A JPH04110174A (ja) 1990-08-30 1990-08-30 搬送体駆動機構及びその搬送体駆動機構を有する記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22647490A JPH04110174A (ja) 1990-08-30 1990-08-30 搬送体駆動機構及びその搬送体駆動機構を有する記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04110174A true JPH04110174A (ja) 1992-04-10

Family

ID=16845669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22647490A Pending JPH04110174A (ja) 1990-08-30 1990-08-30 搬送体駆動機構及びその搬送体駆動機構を有する記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04110174A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690494B1 (en) 1998-07-22 2004-02-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tension adjustable mechanism for reciprocatingly moving print/read head device
JP2016002657A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2017154263A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 セイコーエプソン株式会社 プリンター
JP2020199742A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社ミマキエンジニアリング ベルト駆動装置およびインクジェットプリンター

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690494B1 (en) 1998-07-22 2004-02-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tension adjustable mechanism for reciprocatingly moving print/read head device
JP2016002657A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2017154263A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 セイコーエプソン株式会社 プリンター
JP2020199742A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社ミマキエンジニアリング ベルト駆動装置およびインクジェットプリンター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6220693B1 (en) Overspray adaptation method and apparatus for an ink jet print engine
JPH07102705B2 (ja) インクジェットプリントヘッドのノズルキャップ装置
JPH0478555A (ja) シート搬送装置及び該シート搬送装置を有するプリンタ
US5611632A (en) Recording apparatus having biased recording means
JPH04110174A (ja) 搬送体駆動機構及びその搬送体駆動機構を有する記録装置
US6340221B1 (en) Ink jet print carriage drive system that applies drive force at location displaced from drive belt
JP2001219616A (ja) インクジェット・プリンタの印刷往復台組立体および印刷装置、並びに印刷往復台を駆動する方法
EP0201177B1 (en) Ink jet recording apparatus
EP0893264A2 (en) An ink jet printhead including a non-ink priming and coating fluid
JPH04129769A (ja) 記録装置
JP2001179953A (ja) インクジェット記録装置
JPH0516474A (ja) ロール紙カートリツジおよび該ロール紙カートリツジを備えた記録装置
JPH07132604A (ja) 記録装置
JP2750933B2 (ja) 記録装置
JPH05138936A (ja) シリアル式記録方法および装置
JP2805381B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3045620B2 (ja) 記録装置
JP2001010145A (ja) 画像形成装置
JPH03295671A (ja) 記録装置
JPH08207391A (ja) 記録装置、および該記録装置を備えた情報処理システム
JPH05254111A (ja) インクジェットカートリッジ
JPH058494A (ja) 記録装置
JPH03213354A (ja) インクジェット記録装置
JPH04112067A (ja) シリアル装置及びシリアル記録装置
JPH03251472A (ja) ギヤ列の駆動伝達構造及び前記ギヤ列の駆動伝達構造を有する記録装置