JP2000026192A - 薄膜成長装置 - Google Patents

薄膜成長装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン単結晶薄膜の気相成長装置における
サセプタ温度の面内均一性を改善し、シリコン単結晶薄
膜の膜厚を均一化する。 【解決手段】 サセプタ5の座繰り部5aに埋設されて
いるリフトピン8の基材を、サセプタ5の基材よりも熱
伝導率の低い基材に変更することにより、リフトピン近
傍のサセプタ温度の局所的な低下を防止する。かかる基
材としては、SiC、所望のグレードの炭素材、石英が
好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜成長装置に関
し、特にシリコン単結晶薄膜成長装置における温度均一
性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスのデザイン・ルールは、
実用レベルで既にサブクォーター・ミクロンのレベルに
到達しようとしている。微細化によって半導体デバイス
の取扱い電荷量が減少すると、ウェーハ表面近傍のわず
かな微小欠陥もデバイス特性に致命的な影響を与えるお
それが従来以上に大きくなり、特にバイポーラ回路やC
MOS回路の性能劣化が問題となる。そこで今後は、融
液から引上げられたシリコン単結晶インゴットをスライ
ス、研磨して製造される鏡面研磨ウェーハに替わり、そ
の表面にさらにシリコン単結晶薄膜を気相成長させたシ
リコンエピタキシャルウェーハの利用が増加するものと
予想される。
【0003】シリコンエピタキシャルウェーハにおいて
は、高度な厚さ均一性が要求される。この厚さ均一性
は、元々の鏡面研磨ウェーハが高度に平坦であることか
ら、該鏡面研磨ウェーハ上に気相成長されるシリコンエ
ピタキシャル層の平坦性と言い換えてもよい。高度な平
坦性が要求されるのは、近年のフォトリソグラフィに用
いられる露光光の波長が遠紫外線波長域まで短波長化さ
れ、焦点深度が著しく低減しているため、少しでもプロ
セスマージンを稼ぐ必要があるからである。しかもこの
要求は、ウェーハの口径が現行の200mmから300
mm、さらにはそれより上へと拡大するにつれて、ます
ます厳しくなってゆく。
【0004】図1に、枚葉式の気相成長装置10の一構
成例を示す。この装置は、透明石英からなる反応容器1
内に1枚ずつセットされたウェーハWを上下より赤外線
ランプ9を用いて加熱しながら、気相エピタキシャル成
長を行わせるものである。上記反応容器1内は、ウェー
ハWを載置するためのサセプタ5によって上部空間1a
と下部空間1bとに分割されている。この上部空間1a
では、ガス供給孔2からキャリアガスであるHガスと
共に導入された原料ガスがウェーハWの表面をほぼ層流
を形成しながら図中矢印A方向に流れ、反対側の排気孔
4から排出される。下部空間1bには、上記原料ガスよ
りも高圧にてパージガスであるHガスが供給されてい
る。パージガスを高圧とするのは、反応容器1とサセプ
タ5との間の隙間から下部空間1bへの原料ガスの進入
を防止するためである。
【0005】上記下部空間1bには、上記サセプタ5を
その裏面から支えるための石英からなるサポート手段
と、サセプタ5上でウェーハWを着脱するためのリフト
ピン8が内蔵されている。上記サポート手段は、回転軸
6と、該回転軸6の先端部から放射状に分岐される複数
のスポーク7から構成される。上記スポーク7の末端に
は垂直ピン7bが設けられ、該垂直ピン7bの先端が上
記サセプタ5の裏面に当接されることによりこれを支え
るようになされている。上記回転軸6は、図示されない
駆動手段によって図中矢印C方向に回転可能とされてい
る。
【0006】上記リフトピン8は頭部が拡径され、この
頭部がウェーハWを載置するためのサセプタ5の座繰り
部5aの底面に設けられた貫通孔5bのテーパ状側壁部
に懸吊されている。リフトピン8の軸部はスポーク7の
中途部に穿設された貫通孔7aに挿通され、該リフトピ
ン8が安定に垂下されるようになされている。
【0007】サセプタ5上におけるウェーハWの着脱
は、サポート手段の昇降により行う。たとえば、ウェー
ハWをサセプタ5から取り外す場合、図2に示されるよ
うにサポート手段を下降させ、リフトピン8の尾部を反
応容器1の下部空間1bの内壁に当接させる。これによ
って付勢されたリフトピン8が、その頭部においてウェ
ーハWの裏面に衝合し、該ウェーハWを座繰り部5aの
上方へ浮上させる。この後、サセプタ5とウェーハWと
の間の空間にハンドラを挿入し、ウェーハWの受け渡し
および搬送を行う。
【0008】上記サセプタ5の構成材料としては通常、
黒鉛基材をSiC(炭化珪素)の被膜でコーティングし
たものが用いられている。基材として黒鉛が選択されて
いるのは、開発当初の気相成長装置の加熱方式の主流が
高周波誘導加熱であったことと関連しているが、その他
にも高純度品が得やすいこと、加工が容易であること、
熱伝導率に優れていること、破損しにくい等のメリット
があるからである。ただし、黒鉛は多孔質体であるが故
にプロセス中に吸蔵ガスを放出する可能性があること、
また、シリコンエピタキシャル成長の過程では黒鉛と原
料ガスが反応してサセプタの表面がSiCに変化するこ
と等の問題があり、その表面を最初からSiC被膜で覆
う構成が一般化したのである。SiC被膜は通常、CV
D(化学的気相成長法)により形成されている。上記リ
フトピン8の構成材料もサセプタ5と同様、黒鉛基材の
SiC被覆物とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エピタキシ
ャルウェーハの平坦度に対する要求は年々厳しさを増し
ているが、上述のような構成上および材料上の工夫を経
た枚葉式気相成長装置をもってしても、エピタキシャル
ウェーハの面内位置によってエピタキシャル層の厚みに
差があることがわかってきた。特に、エピタキシャル層
の厚みが概ね8μmを超えると、エピタキシャル層の面
内厚さの差が実用上好ましくないレベルにまで強調され
る傾向がある。
【0010】図6に、直径200mmのp型、面方位
(100)の単結晶シリコン基板上に、目標厚さ15μ
mでp型のシリコンエピタキシャル層(抵抗率=10Ω
・cm)を気相成長させた場合について、その平坦度を
示す。この図は、ウェーハ上における平坦度のマッピン
グであり、ウェーハ全面を20mm角のセルに分割し、
ベストフィット法で求めた基準面と各セル内に発生して
いる凸部または凹部との標高差の最大値を絶対値で表し
たもの(SEMIの定義によるSFQD)である。この
図を見ると、円周の3分割地点にほぼ等しい縁部におい
て、エピタキシャル層の厚みの差が極端に大きくなって
いることがわかる。これは、実用上許容できるものでは
ない。そこで本発明は、得られるシリコン単結晶薄膜の
膜厚均一性を改善することが可能な薄膜成長装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前掲の図
6に示された平坦度のマッピングにおいて数値が悪化し
ている地点がリフトピンによる支点とほぼ一致している
ことに着目し、この部分においてサセプタの熱がリフト
ピンに奪われて散逸し、この結果としてウェーハ温度が
局部的に低下し、エピタキシャル層の膜厚均一性を劣化
させたとの仮説を立てた。この仮説にしたがってリフト
ピンの基材をサセプタの基材よりも熱伝導率の低いもの
に変更することで良好な結果が得られることを確認し、
本発明を提案するに至ったものである。
【0012】すなわち本発明の薄膜成長装置は、反応容
器内に配置されたサセプタ上に基板を載置し、該反応容
器内に原料ガスを供給しながら該基板上にシリコン単結
晶薄膜を気相成長させる装置であって、サセプタの基板
載置用の座繰り部に設けられた貫通孔に挿通されるリフ
トピンとしては、サセプタの基材よりも熱伝導率の低い
基材からなるものを用いる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明では、リフトピン8の基材
としてサセプタの基材より低い熱伝導率を有するものを
選択し、リフトピン8からの放熱を抑制することによ
り、該リフトピン8の近傍のウェーハの温度低下を軽減
することができる。より好ましくは、リフトピン8の基
材として、1000℃における熱伝導率が40W/mK
以下のものを選択することである。1000℃における
熱伝導率を考慮しているのは、シリコン単結晶薄膜成長
が実際に行われる温度域において基材の特性を評価する
必要があるからである。かかる条件を満たすリフトピン
8の基材として、本発明者らは次の表1に挙げるものが
好適であることを見出した。
【0014】
【表1】
【0015】従来、リフトピン8の基材としては、サセ
プタに用いられるものと共通の黒鉛が用いられており、
その1000℃における熱伝導率は、通常80W/mK
以上であった。しかし、同じ黒鉛材でも結晶化度の違い
によって熱伝導率が40W/mKと低いものも入手でき
る。基材として黒鉛を用いる場合には、基材からの不純
物や吸蔵ガスの放出、およびシリコン単結晶薄膜成長の
最中における原料ガスと基材表面の反応を防止するため
に、従来と同様にSiC被膜を形成することが必要であ
る。また、黒鉛と同じ炭素材料でありながら、黒鉛と異
なり均質で緻密な等方性組織を有するガラス状カーボン
を基材として用いると、熱伝導率が16W/mKとさら
に低いため、リフトピン8からの放熱をより効果的に抑
制することができる。ガラス状カーボンは、黒鉛に比べ
気孔が少なく均質な材料であるため、基材からのガス放
出量が少なく、また、シリコンとも反応しないため、S
iC被膜を形成する必要がない。基材を熱伝導率が黒鉛
よりも低いSiCとすることも好適である。SiC結晶
から機械加工により削出したものをそのままリフトピン
として用いても構わないが、加工歪みが生じている可能
性があるので、より低い熱伝導率を得るためにはCVD
によるSiC被膜でコーティングすることが一層効果的
である。石英は、黒鉛やSiCよりも著しく低い熱伝導
率を示す材料である。石英は、SiC被膜を形成せず
に、無垢のまま使用することが好適である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。前掲の図1に示した気相成長装置10を用い、前
出の表1に示した材料でリフトピン8を5種類作製し、
熱伝導率130W/mKの黒鉛基材にSiC被膜を施し
たサセプタに装着した。この状態で、直径200mmの
型、面方位(100)のシリコン単結晶基板上に、
厚さ15μmのp型シリコンエピタキシャル層(抵抗率
=10Ω・cm)を気相成長させた場合について、リフ
トピン8の配設位置近傍のエピタキシャル層の膜厚と、
ウェーハ全体にわたるエピタキシャル層の表面状態を調
べた。エピタキシャル成長条件は、一例として下記のと
おりとした。 Hアニール条件: 1130℃,45秒 エピタキシャル成長温度: 1130℃ H流量: 40リットル/分 原料ガス(SiHClをHで希釈)流量: 12リットル/分 ドーパント(BをHで希釈)流量: 100ml/分
【0017】ここで使用したリフトピン8の頭部の直径
は7.0mm、軸部の直径は3.2mm、軸部の長さは
14cmとした。図3に、赤外干渉法で測定したリフト
ピン8の配設位置近傍におけるシリコンエピタキシャル
層の厚さ分布を示す。縦軸にあるエピタキシャル層の厚
さの変移とは、層厚測定値のうち最も中心側の測定点に
おける層厚値と最も周辺側の測定点における層厚値とを
基準値とし、該基準値に対するエピタキシャル層の標高
差を比例換算して表したものである。また、C(13
0)とは1000℃における熱伝導率が130W/mK
の黒鉛を表し、従来のリフトピンの基材に相当する。ま
た、C(40)とは同じく40W/mKの黒鉛を表し、
本発明で用いられる基材に相当する。
【0018】この図より、C(130)を基材とするリ
フトピンを用いた場合には、その近傍においてシリコン
エピタキシャル層が基準面よりも0.14μm窪んだの
に対し、本発明においてC(40)を基材とした場合に
は、この窪みが0.10μmに改善された。SiCを基
材とした場合には、窪みはわずか0.01μmに抑えら
れた。ガラス状カーボンを基材とした場合には、SiC
を基材とした場合とほぼ同じ結果が得られた。 さら
に、石英を用いた場合には、逆にシリコンエピタキシャ
ル層が基準面よりも凸となる傾向があることがわかっ
た。これらの結果から、リフトピン8の基材をサセプタ
の基材よりも熱伝導率の低い材料に変更することによ
り、該リフトピン8近傍における局所的なウェーハの温
度の低下が防止され、シリコンエピタキシャル層の厚さ
均一性が向上することがわかった。
【0019】次に、ウェーハ全面についてエピタキシャ
ル層の表面に発生する微小な凹凸の分布状況を調べた。
ここでは、1枚のシリコン単結晶基板に対してC(4
0)+SiC被膜、SiC+SiC被膜、および比較の
ためのC(130)+SiC被膜の計3種類のリフトピ
ン8を1本ずつ装着してシリコンエピタキシャル層を気
相成長させる実験と、3本共石英からなるリフトピン8
を装着してシリコンエピタキシャル層を気相成長させる
実験とを行った。図4に、3種類のリフトピン8を一度
に用いた場合について、レーザ散乱光検出装置を用いて
ウェーハ面内の微小な凹凸の分布を測定した結果を示
す。図中の各矢印の先端は、リフトピン8の位置に対応
する。また、微小な凹凸の値(単位:ppm)が小さい
領域ほど、ウェーハ表面温度は相対的に低い。これを見
ると、C(130)+SiC被膜のリフトピン近傍では
低温域が大きく広がっているのに対し、C(40)+S
iC被膜のリフトピン近傍ではこの広がりがやや狭く、
また微小な凹凸の最大値もやや小さい。さらに、SiC
+SiC被膜のリフトピンの近傍では微小な凹凸の局部
的変化が観察されないので、低温域がほとんど解消され
ていることが明らかとなった。
【0020】図5には、石英からなるリフトピン8を用
いた場合について、図4の測定と同じ装置によるウェー
ハ面内の微小な凹凸の分布を示す。この図は、前掲の図
5と表示スケールが異なっている。これより、石英から
なるリフトピン近傍では、温度低下がほとんど解消され
ていることが明らかである。
【0021】以上、本発明の具体的な実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。たとえば、リフトピンの形状や寸法、回転軸の
先端部から分岐されるスポークの本数、使用するウェー
ハの口径、シリコン単結晶薄膜の気相成長条件、枚葉式
気相成長装置の構成の細部については適宜変更、選択、
組合せが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の薄膜成長装置ではリフトピンの基材の変更により、
リフトピン位置近傍における温度低下を防止してウェー
ハの面内温度分布を改善し、これによりシリコンエピタ
キシャル層の膜厚の変化をリフトピン位置の近傍におい
て0.01μmのオーダーに抑制することも可能とな
る。したがって、エピタキシャルウェーハ上に形成され
る半導体デバイスの歩留りを改善し、また半導体デバイ
スの品質トラブルを未然に防止することができる。本発
明は、ウェーハの大口径化に伴って主流となることが予
想される枚葉式気相成長装置の実用性能を高める技術で
あり、半導体製造分野における産業上の価値は極めて高
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】気相成長装置の典型的な構成例において、気相
成長中の使用状態を示す模式的断面図である。
【図2】気相成長装置の典型的な構成例において、リフ
トピンを用いてウェーハをサセプタから上昇させた状態
を示す模式的断面図である。
【図3】リフトピン近傍のシリコンエピタキシャル層の
厚さの変移を様々なリフトピンの基材間で比較したグラ
フである。
【図4】1枚のシリコン単結晶ウェーハに対して3種類
の基材からなるリフトピンを1本ずつ使用した場合のウ
ェーハ面内の微小な凹凸の分布を示す模式図である。
【図5】1枚のシリコン単結晶ウェーハに対して石英か
らなるリフトピンを3本使用した場合のウェーハ面内の
微小な凹凸の分布を示す模式図である。
【図6】従来の枚葉式気相成長装置を用いて成長された
シリコンエピタキシャル層について、ウェーハ上におけ
る平坦度をマッピングした図である。
【符号の説明】
1 反応容器 1a (反応容器の)上部空間 1b (反応容器の)下部空間 5 サセプタ 5a 座繰り部 6 回転軸 7 スポーク 8 リフトピン 9 赤外線ランプ 10 気相成長装置 W ウェーハ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応容器内に配置されたサセプタ上に基
    板を載置し、該反応容器内に原料ガスを供給しながら該
    基板上にシリコン単結晶薄膜を気相成長させる薄膜成長
    装置であって、 前記サセプタの基板載置用の座繰り部に設けられた貫通
    孔に、該サセプタの基材よりも熱伝導率の低い基材から
    なるリフトピンが挿通され、該リフトピンを昇降させて
    前記基板の裏面と接離させることにより、該サセプタ上
    における該基板の着脱を行うようになされたことを特徴
    とする薄膜成長装置。
  2. 【請求項2】 前記リフトピンの基材の熱伝導率が10
    00℃において40W/mK以下であることを特徴とす
    る請求項1記載の薄膜成長装置。
  3. 【請求項3】 前記リフトピンの基材がSiCであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄膜成
    長装置。
  4. 【請求項4】 前記リフトピンの基材が石英であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄膜成長
    装置。
  5. 【請求項5】 前記リフトピンの基材が黒鉛であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄膜成長
    装置。
  6. 【請求項6】 前記リフトピンの基材がガラス状ガーボ
    ンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の薄膜成長装置。
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