JP2006041028A - サセプタ、およびエピタキシャルウェーハの製造方法 - Google Patents

サセプタ、およびエピタキシャルウェーハの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 エピタキシャルウェーハを製造するにあたって、エピタキシャル膜の膜厚の均一化を図れるサセプタ、およびエピタキシャルウェーハの製造方法を提供すること。
【解決手段】サセプタ2は、基板ウェーハが載置されるウェーハ載置部21を有する。このウェーハ載置部21は、基板ウェーハの形状に対応した凹形状を有し、基板ウェーハの外周縁部を支持する第1凹部211と、この第1凹部211よりも中心側下段に形成される第2凹部212とで構成される。このうち、第1凹部211の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがってサセプタ2の厚み寸法が小さくなるように傾斜している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、サセプタ、およびエピタキシャルウェーハの製造方法に関する。
近年、半導体素子の高集積化に伴い、半導体中の結晶欠陥、特に表面および表面近傍の結晶欠陥の低減が重要になってきている。このため、基板ウェーハの表面に結晶性に優れたエピタキシャル膜を気相成長させたエピタキシャルウェーハの需要が年々高まってきている。
このようなエピタキシャルウェーハを製造する際には、内部に反応ガスを供給可能な反応容器内の所定位置に設置されたサセプタ上に基板ウェーハを載置する。そして、サセプタ上の基板ウェーハを加熱しながら反応容器内に反応ガスを供給し、基板ウェーハの表面上にエピタキシャル膜を気相成長させる。
この際、サセプタの構造として、該サセプタの載置面に基板ウェーハの裏面全体が接触するような構造である場合には、基板ウェーハの裏面にサセプタの載置面との接触跡が形成されて、基板ウェーハの外観に影響を及ぼすことがある。特に、基板ウェーハの表面のみならず、裏面にも鏡面研磨処理が施されている場合に問題となる。
そして、このような問題を回避するサセプタの構造が提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
特許文献1または特許文献2に記載のサセプタは、基板ウェーハを載置するための載置部を有している。この載置部は、内部に基板ウェーハを配置可能に座ぐりが形成され、基板ウェーハの外周縁部を支持する上段座ぐり部と、この上段座ぐり部よりも中心側下段に形成される下段座ぐり部とを有する二段構成を成している。このように、基板ウェーハを外周縁部のみで支持する構成とすることで、基板ウェーハの裏面全体に亘って接触跡を残すことを回避している。
特開2003−229370号公報 特開2003−197532号公報
特許文献1または特許文献2に記載のサセプタでは、基板ウェーハの外周縁部を支持する上段座ぐり部の底面は、基板ウェーハの裏面に対応して平面状に形成されている。
そして、近年のエピタキシャルウェーハの大口径化に伴い、サイズの大きい基板ウェーハをサセプタの上段座ぐり部に支持させた状態では、基板ウェーハに反りが生じてしまう。このような状態では、上段座ぐり部と基板ウェーハとの接触面積が小さくなり、サセプタから基板ウェーハへの熱伝導特性が劣化してしまう。すなわち、基板ウェーハの裏面において、サセプタに支持される外周部分の温度が低下してしまう。このため、基板ウェーハの表面上に気相成長されるエピタキシャル膜は、外周部分が他の領域に比較して膜厚が小さくなってしまう。
近年では、基板ウェーハの厚さも飛躍的に減少する傾向にあり、エピタキシャル膜における膜厚の面内不均一性もエピタキシャルウェーハの平坦度劣化の要因となる。
本発明の目的は、エピタキシャルウェーハを製造するにあたって、エピタキシャル膜の膜厚の均一化を図れるサセプタ、およびエピタキシャルウェーハの製造方法を提供することにある。
本発明の請求項1のサセプタは、基板ウェーハの表面上にエピタキシャル膜を気相成長させてエピタキシャルウェーハを製造する際に前記基板ウェーハが載置されるサセプタであって、前記基板ウェーハが載置されるウェーハ載置部を有し、前記ウェーハ載置部は、前記基板ウェーハの形状に対応した凹形状を有し、前記基板ウェーハの外周縁部を支持する第1凹部と、前記第1凹部よりも中心側下段に形成される第2凹部とで構成され、前記第1凹部の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがって当該サセプタの厚み寸法が小さくなることを特徴とする。
本発明の請求項2のサセプタは、請求項1に記載のサセプタにおいて、前記第1凹部の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがって当該サセプタの厚み寸法が小さくなるように傾斜し、前記第1凹部の底面の傾斜角度は、当該サセプタの厚み方向に直交する水平方向に対する角度をXとした場合に、0°<X<5°の範囲内であることを特徴とする。
本発明の請求項3のサセプタは、請求項1または請求項2に記載のサセプタにおいて、炭素基材にSiC被膜が被覆された構成を有していることを特徴とする。
本発明の請求項4のサセプタは、請求項1から請求項3のいずれかに記載のサセプタにおいて、直径寸法が300mm以上の前記基板ウェーハに対応して形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項5のエピタキシャルウェーハの製造方法は、基板ウェーハをサセプタ上に載置し、前記基板ウェーハの表面上にエピタキシャル膜を気相成長させてエピタキシャルウェーハを製造するエピタキシャルウェーハの製造方法であって、前記サセプタにおける前記基板ウェーハが載置されるウェーハ載置部は、前記基板ウェーハの形状に対応した凹形状を有し、前記基板ウェーハの外周縁部を支持する第1凹部と、前記第1凹部よりも中心側下段に形成される第2凹部とで構成され、前記第1凹部の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがって前記サセプタの厚み寸法が小さくなり、前記サセプタの表面上をエッチングするエッチング工程を有し、前記サセプタの前記ウェーハ載置部に前記基板ウェーハを載置するウェーハ載置工程と、前記サセプタ上の前記基板ウェーハを加熱しながら前記基板ウェーハに反応ガスを供給し、前記基板ウェーハの表面上にエピタキシャル膜を気相成長させるエピタキシャル膜形成工程とを備えていることを特徴とする。
請求項1のサセプタによれば、ウェーハ載置部を構成する第1凹部の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがってサセプタの厚み寸法が小さくなるように形成されているので、基板ウェーハを第1凹部に支持させた状態での基板ウェーハの反り形状に対応させることができる。すなわち、基板ウェーハに反りが生じた場合であっても、第1凹部の底面と基板ウェーハの裏面とを良好に接触させた状態で基板ウェーハをサセプタに支持させることができ、サセプタから基板ウェーハへの熱伝導性を良好に維持できる。このため、基板ウェーハの裏面において、サセプタに支持される外周部分の温度が低下することなく、基板ウェーハの表面上に膜厚の一様なエピタキシャル膜を形成できる。そして、エピタキシャル膜の膜厚を一様とすることで、平坦度の良好なエピタキシャルウェーハを製造できる。
また、ウェーハ載置部が第1凹部および第2凹部で構成されているので、第2凹部から側面または下面にかけて貫通孔を形成すれば、エピタキシャル膜を気相成長させる際に基板ウェーハが加熱され、該基板ウェーハの裏面から外方拡散され気相中に放出されるドーパントを、貫通孔を介してサセプタの外側に放出させることができる。したがって、ドーパントが基板ウェーハの表面側に回り込みエピタキシャル膜内に取り込まれる、いわゆるオートドープ現象を抑制し、形成するエピタキシャル膜の特性を良好にすることも可能となる。
請求項2のサセプタによれば、第1凹部の底面が外周端縁から内周端縁に向かうにしたがって当該サセプタの厚み寸法が小さくなるように傾斜しているので、基板ウェーハに反りが生じた場合であっても、第1凹部の底面と基板ウェーハの底面とを確実に接触させた状態で基板ウェーハをサセプタに支持させることができ、サセプタから基板ウェーハへの熱伝導性をさらに良好に維持できる。
また、第1凹部における底面の傾斜角度が、サセプタの厚み方向に直交する水平方向に対する角度をXとした場合に、0°<X<5°の範囲内であるので、第1凹部の底面の傾斜を基板ウェーハの反り形状に良好に対応させることができる。したがって、このような範囲内で第1凹部における底面の傾斜角度を設定することで、基板ウェーハの表面上に膜厚の一様なエピタキシャル膜を容易に形成できる。
ここで、基板ウェーハの反りの角度よりも第1凹部の傾斜角度が大きい場合、特に、5°<Xの場合には、第1凹部の底面と基板ウェーハの裏面との接触面積が小さくなってしまい、結果として基板ウェーハの表面上に膜厚の一様なエピタキシャル膜を形成することが困難である。
請求項3のサセプタによれば、炭素基材にSiC被膜が被覆された構成を有しているので、サセプタを良好な熱伝導性を有する部材で構成でき、サセプタから基板ウェーハへの熱伝導特性を良好にすることができる。したがって、サセプタに支持される基板ウェーハの外周部分の温度の低下をさらに抑制し、膜厚の一様なエピタキシャル膜を容易に形成できる。
請求項4のサセプタによれば、直径寸法が300mm以上の反りが生じやすい大型の基板ウェーハに対応して形成されているので、特に大口径のエピタキシャルウェーハを製造する際にエピタキシャル膜の膜厚を均一化でき、平坦度の良好なエピタキシャルウェーハを製造できる。
請求項5のエピタキシャルウェーハの製造方法によれば、請求項1に記載のサセプタを用い、ウェーハ載置工程、エピタキシャル膜形成工程、およびエッチング工程を実施するので、サセプタから基板ウェーハへの熱伝導性が良好な状態でエピタキシャルウェーハを製造でき、膜厚の一様なエピタキシャル膜を容易に形成できる。そして、エピタキシャル膜の膜厚を一様とすることで、平坦度の良好なエピタキシャルウェーハを製造できる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔エピタキシャルウェーハの製造装置の構成〕
図1は、本発明に係るエピタキシャルウェーハの製造装置1を模式的に示す断面図である。
製造装置1は、基板ウェーハW上にエピタキシャル膜EPを気相成長させてエピタキシャルウェーハEPWを製造する枚葉式の製造装置である。この製造装置1は、直径寸法が300mm以上のエピタキシャルウェーハEPWの製造装置として構成されている。この製造装置1は、図1に示すように、サセプタ2と、反応容器3と、加熱装置4とを備える。
サセプタ2は、具体的には後述するが、基板ウェーハWが載置される部材であり、反応容器3内部に設置される。このサセプタ2としては、炭素基材の表面にSiC被膜をコーティングしたものを採用できる。
反応容器3は、サセプタ2が内部に設置され、内部に反応ガスを供給可能に構成されている。そして、反応ガスをサセプタ2上に載置された基板ウェーハWに供給することで、基板ウェーハWの表面上にエピタキシャル膜EPを気相成長させる。この反応容器3は、図1に示すように、上側ドーム31と、下側ドーム32と、ドーム取付体33と、サセプタ支持部34とを備える。
上側ドーム31および下側ドーム32は、石英等の透光性部材から構成され、平面視略中央部分が反応容器3の内部から外側に向けて窪む略凹状に形成されている。
ドーム取付体33は、上方および下方が開放された略筒状部材から構成され、上方側の開口部分および下方側の開口部分にて上側ドーム31および下側ドーム32を支持するものである。そして、ドーム取付体33に上側ドーム31および下側ドーム32を取り付けることで、図1に示すように、反応容器3内部に反応室3Aが形成される。
このドーム取付体33において、その側面には、図1に示すように、反応ガス供給管331および反応ガス排出管332が設けられている。そして、これら反応ガス供給管331および反応ガス排出管332は、反応室3Aおよび反応容器3外部を連通するように形成されている。
反応ガス供給管331および反応ガス排出管332は、反応容器3の上方側に対向配置するように設けられる。そして、このような構成では、反応ガス供給管331を介して反応容器3外部から反応室3A内に反応ガスを供給すると、サセプタ支持部34にて支持されたサセプタ2上の基板ウェーハWの表面を水平に反応ガスが流通するとともに、反応ガス排出管332を介して反応室3A内の反応ガス等が反応容器3外部に排出される。
ここで、反応ガスとしては、エピタキシャル膜EPを気相成長させるためのシリコン原子を含んだ原料ガスの他、キャリアガスを混合させたものを採用できる。原料ガスとしては、気相成長させるエピタキシャル膜EPに応じたものを採用すればよく、例えば、シリコンソースであるSiHClおよびボロンドーパントソースであるBを水素ガスで希釈した混合反応ガスを採用できる。また、キャリアガスとしては、例えば水素を含んだものを採用できる。
サセプタ支持部34は、石英等の透光性部材から構成され、反応容器3の下側ドーム32の略中央部分から反応室3A内に突出し、サセプタ2を水平状態で反応容器3内に設置するとともに、ウェーハをサセプタ2に設置するものである。そして、このサセプタ支持部34は、例えば、外部の図示しない制御装置による制御の下、回転軸Rを中心として回転自在に構成されている。このサセプタ支持部34は、図1に示すように、サセプタ支持部本体341と、ウェーハ昇降部342とを備える。
サセプタ支持部本体341は、下側ドーム32の略中央部分から反応室3A内に突出する基部341Aと、基部341Aの上方側端部から、反応室3A内にてドーム取付体33の内側面に近接する方向に延出する3つの延出部341Bとを備える。そして、サセプタ支持部本体341は、3つの延出部341Bの先端部分が上方に向けて延出し、該先端部分にてサセプタ2の下面外周縁部分を3点で支持する。サセプタ支持部本体341がサセプタ2を支持することで、サセプタ2は、反応室3A内に水平状態で設置される。
なお、サセプタ支持部本体341の形状は、上述したものに限らず、延出部341Bを3つ以上形成してもよく、延出部341Bを基部341Aの上方側端部から放射状に拡がる平面視円形状となるように形成してもよい。
ウェーハ昇降部342は、サセプタ支持部34の基端部分を囲うように筒状に形成された基部342Aと、基部342Aの上方側端部から、反応室3A内にてドーム取付体33の内側面に近接する方向に延出する3つの延出部342Bと、3つの延出部の先端部分に取り付けられ上方に向けて延びる3つのピン状部材342Cとを備える。
このウェーハ昇降部342は、回転軸Rを中心として回転自在に構成されているとともに、サセプタ支持部本体341に対して上下方向に進退自在に構成されている。そして、ウェーハ昇降部342が上下方向に進退移動することで、ピン状部材342Cの先端部分がサセプタ2の後述するピン挿通孔を介して基板ウェーハWに当接し、該基板ウェーハWを上下方向に移動させる。
すなわち、本実施形態の製造装置1は、該製造装置1へのウェーハ搬入、搬出を行う図示しない搬送治具とサセプタ2間の移載方式が、ウェーハ下面をピン状部材342Cにて支持してウェーハ昇降部342の進退移動によりウェーハを移載するタイプで構成されている。
なお、ウェーハ昇降部342を省略し、製造装置1へのウェーハ搬入、搬出を行う前記搬送治具とサセプタ2間の移載方式として、ベルヌイチャック方式または前記搬送治具の昇降方式によりウェーハを移載するタイプを採用してもよい。
加熱装置4は、反応容器3の上方側および下方側にそれぞれ配設され、反応容器3の上側ドーム31および下側ドーム32を介して、サセプタ2上に載置された基板ウェーハW、およびサセプタ2を放射熱により加熱し、基板ウェーハWを所定温度に設定するものである。この加熱装置4としては、例えば、ハロゲンランプや赤外ランプ等を採用できる。なお、加熱装置4としては、放射熱により加熱するものの他、誘導加熱により基板ウェーハWを加熱する高周波加熱方式を採用してもよい。
〔サセプタの構造〕
図2は、サセプタ2の概略構成を示す図である。具体的に、図2(A)は、サセプタ2の上面図である。図2(B)は、図2(A)におけるB−B線の断面図である。
サセプタ2は、図2に示すように、平面視略円板形状を有している。
このサセプタ2において、その上面の略中央部分には、図2に示すように、基板ウェーハWが載置されるウェーハ載置部21が形成されている。
ウェーハ載置部21は、図2に示すように、基板ウェーハWの下面外周縁部分全体を支持する円環状の第1凹部211と、第1凹部よりも中心側下段に位置する平面視円形状の第2凹部212とを有する段付状に形成されている。
図3は、第1凹部211の形状を詳細に示す図である。具体的に、図2(B)における第1凹部211の拡大図である。
第1凹部211の底面は、図3に示すように、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがってサセプタ2の厚み寸法が小さくなるように傾斜し、全体として凹曲面形状を有している。
ここで、第1凹部211における底面の傾斜角度は、サセプタ2の厚み方向と直交する水平方向に対する角度をXとした場合に、0°<X<5°の範囲内であることが好ましい。特に、製造対象となるエピタキシャルウェーハEPWの直径寸法が300mmである場合には、0.1°<X<1°の範囲内であることが好ましい。
このように、第1凹部211の底面を傾斜形状とすることで、300mm以上の直径寸法を有する基板ウェーハWを第1凹部211に載置し、該基板ウェーハWに反りが生じた場合であっても、基板ウェーハWの下面を第1凹部211にて確実に支持できる。
また、このサセプタ2において、第2凹部212の底面、および該サセプタ2の下面には、図2に示すように、サセプタ支持部34を構成するウェーハ昇降部342のピン状部材342Cを挿通可能とする3つのピン挿通孔22が形成されている。
〔エピタキシャルウェーハの製造方法〕
次に、上述した製造装置1によるエピタキシャルウェーハEPWの製造方法を説明する。
図4は、エピタキシャルウェーハEPWの製造方法を説明する図である。
先ず、上述したウェーハの移載方式により、図示しない搬送治具を移動させるとともにウェーハ昇降部342のピン状部材342Cを進退移動させることで、基板ウェーハWをサセプタ2の第1凹部211に載置する(処理S1:ウェーハ載置工程)。
処理S1の後、加熱装置4により高温に加熱された反応室3A内に反応ガス供給管331を介してHガスを供給し、高温のガスエッチングにより基板ウェーハW表面の自然酸化膜を除去する(処理S2)。
処理S2の後、以下に示すように、基板ウェーハW上にエピタキシャル膜EPを気相成長させる(処理S3:エピタキシャル膜形成工程)。
すなわち、先ず、加熱装置4により、基板ウェーハWを所望の成長温度に加熱する。
そして、回転軸Rを中心としてサセプタ支持部34を回転させながら、反応ガス供給管331を介して基板ウェーハWの表面上に水平に反応ガスを供給する。このようにして気相成長を実施することにより、基板ウェーハWの表面上にエピタキシャル膜EPが形成され、エピタキシャルウェーハEPWが製造される。
上述したように、エピタキシャルウェーハEPWを製造した後、ウェーハ昇降部342のピン状部材342Cを進退移動させるとともに図示しない搬送治具を移動させることで、エピタキシャルウェーハEPWを反応容器3外部に搬出する。
この後、加熱装置4により高温に加熱された反応室3A内に反応ガス供給管331を介してHClガスを供給し、化学反応を利用した高温のガスエッチングによりサセプタ2のウェーハ載置部21上の汚染物質を除去する(処理S4:エッチング工程)。この汚染物質としては、エピタキシャル膜形成工程S3においてエピタキシャルウェーハEPWを製造した際に、サセプタ2に堆積したシリコン被膜も含まれる。この処理S4により、上述したシリコン被膜を除去するとともに、サセプタ2の表面上に付着する汚染物質、およびサセプタ2から上述したシリコン被膜に取り込まれた重金属等の汚染物質も同時に除去される。
上述した実施形態によれば、以下の効果がある。
(1)ウェーハ載置部21の第1凹部211の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがってサセプタ2の厚み寸法が小さくなるように傾斜しているので、基板ウェーハWを第1凹部211に支持させた状態での基板ウェーハWの反り形状に対応させることができる。すなわち、基板ウェーハWに反りが生じた場合であっても、第1凹部211の底面と基板ウェーハWの裏面とを確実に接触させた状態で基板ウェーハWをサセプタ2に支持させることができ、サセプタ2から基板ウェーハWへの熱伝導性を良好に維持できる。このため、基板ウェーハWの裏面において、サセプタ2に支持される外周部分の温度が低下することなく、基板ウェーハWの表面上に膜厚の一様なエピタキシャル膜EPを形成できる。そして、エピタキシャル膜EPの膜厚を一様とすることで、平坦度の良好なエピタキシャルウェーハEPWを製造できる。
(2)第1凹部211における底面の傾斜角度は、サセプタ2の厚み方向に直交する水平方向に対する角度をXとした場合に、0°<X<5°の範囲内であるので、傾斜角度Xが大きすぎて第1凹部211の底面と基板ウェーハWの裏面との間に逆に空間が生じてしまうこともなく、第1凹部211の底面の傾斜を基板ウェーハWの反り形状に良好に対応させることができる。したがって、このような範囲内で第1凹部211における底面の傾斜角度Xを設定することで、基板ウェーハWの表面上に膜厚の一様なエピタキシャル膜EPを形成できる。
(3)サセプタ2は、炭素基材にSiC被膜が被覆された構成を有しているので、サセプタ2を良好な熱伝導性を有する部材で構成でき、サセプタ2から基板ウェーハWへの熱伝導特性を良好にすることができる。したがって、サセプタ2に支持される基板ウェーハWの外周部分の温度の低下をさらに抑制し、膜厚の一様なエピタキシャル膜EPを容易に形成できる。
(4)サセプタ2は、直径寸法が300mm以上の反りが生じやすい大型の基板ウェーハWに対応して形成されているので、特に大口径のエピタキシャルウェーハを製造する際にエピタキシャル膜の膜厚を容易に均一化でき、平坦度の良好なエピタキシャルウェーハEPWを製造できる。
(5)そして、エピタキシャルウェーハEPWの製造方法は、処理S1〜S4を実施するので、第1凹部211の底面と基板ウェーハWの裏面との間にシリコン被膜が介在してサセプタ2から基板ウェーハWへの熱伝導性が劣化することなく、サセプタ2および基板ウェーハW間の熱伝導性が良好な状態でエピタキシャルウェーハEPWを製造できる。したがって、エピタキシャル膜の膜厚を均一化し、平坦度の良好なエピタキシャルウェーハEPWを製造できる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能である。
前記実施形態において、第2凹部212の底面または側壁からサセプタ2の側面または下面にかけて貫通孔を形成してもよい。このような構成では、エピタキシャル膜EPを気相成長させる際に基板ウェーハWが加熱され、該基板ウェーハWの裏面から外方拡散され気相中に放出されるドーパントを、貫通孔を介してサセプタの外側に放出することができる。このため、ドーパントが基板ウェーハWの表面側に回り込みエピタキシャル膜EP内に取り込まれる、いわゆるオートドープ現象を抑制し、良好な特性を有するエピタキシャル膜EPを形成できる。
この際、前記実施形態では、製造装置1には、反応ガス供給管331および反応ガス排出管332のみを有する構成であったが、サセプタ2の外側に放出されるドーパントを効率的に反応容器3外部に排出するために、水素ガス等のパージガスを反応室3A内に供給可能とするパージガス供給管、および反応室3A内のパージガスを反応容器3外部に排出可能とするパージガス排出管等をさらに設けてもよい。
前記実施形態において、第1凹部211は、その底面が内側に向けて傾斜角度Xを有するように傾斜していればよく、サセプタ2の上面から内側にむけて傾斜角度Xを有するように皿もみ状に第1凹部211を形成してもよい。また、第1凹部211の底面は、断面略直線状に形成されていたが、これに限らず、断面略曲線状に形成してもよい。この場合、上方に凸となるように形成することが好ましい。
前記実施形態において、エピタキシャル膜EPの外周部分における膜厚の減少を抑制するために、以下の構成を採用してもよい。
例えば、エピタキシャル膜EPを気相成長させる際に、基板ウェーハWの外周部分に他の領域よりも積極的に反応ガスを供給する。
また、例えば、エピタキシャル膜EPを気相成長させる際に、基板ウェーハWの外周部分を他の領域よりも温度が高くなるように基板ウェーハWを加熱する。
上述したような構成では、サセプタ2の形状とともに、エピタキシャル膜EPにおける外周部分の膜厚の減少を効率的に抑制できる。
前記実施形態において、エピタキシャルウェーハEPWの製造方法では、エッチング工程S4がエピタキシャル膜形成工程S3の後に実施されていたが、これに限らず、ウェーハ載置工程S1の前に実施する構成を採用してもよい。
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
次に、本発明の効果を具体的な実施例に基づいて説明する。
[実施例1]
本実施例1は、第1凹部211の底面の傾斜角度Xが0.12°であるサセプタ2を用い、前記実施形態で説明したエピタキシャルウェーハEPWの製造方法にて、300mmの直径寸法および0.78mmの厚み寸法を有するp型の基板ウェーハW上にエピタキシャル膜EPを気相成長させてエピタキシャルウェーハEPWを製造した。なお、上述したエピタキシャル膜EPの成膜条件は、以下の通りである。
(成膜条件)
反応ガス:SiHCl
エピタキシャル膜EPの膜厚:2.5〜3.0μm
成膜温度:1100〜1130℃
成膜速度:3.0μm/min以下
[比較例1]
本比較例1は、第1凹部211の底面の傾斜角度Xが0°であるサセプタ2を用い、前記実施例1と同様の製造方法および成膜条件にて、前記実施例1と同様の基板ウェーハW上にエピタキシャル膜EPを気相成長させてエピタキシャルウェーハEPWを製造した。
[比較例2]
本比較例2は、サセプタ2における第1凹部211の底面の傾斜角度X、および基板ウェーハWは前記実施例1と同様であり、前記実施例1と異なる製造方法にてエピタキシャルウェーハEPWを製造した。具体的に、前記実施例1の製造方法において、ウェーハ載置工程S1の前に、反応ガス供給管331を介してサセプタ2の表面上に水平に反応ガスを供給する。そして、サセプタ2の上面にシリコン被膜を形成する。その他の工程は、前記実施例1と同様である。なお、上述したシリコン被膜の成膜条件は、以下の通りである。
(成膜条件)
反応ガス:SiHCl
シリコン被膜の膜厚:1.0〜2.0μm
成膜温度:1100〜1130℃
成膜速度:3.0μm/min以下
そして、実施例1、比較例1、および比較例2にて製造した各エピタキシャルウェーハEPWを以下の評価方法にて評価した。
(評価1)
実施例1、比較例1、および比較例2にて製造した各エピタキシャルウェーハEPWにおける各エピタキシャル膜EPの膜厚の一様性をFT−IR(ADE社製)にて評価する。具体的に、エピタキシャル膜EPの中心位置から外周部分まで所定の間隔毎に膜厚を測定する。
図5は、評価1の結果を示すグラフである。具体的に、図5(A)は、実施例1の結果を示す。図5(B)は、比較例1の結果を示す。図5(C)は、比較例2の結果を示す。なお、図5において、縦軸は各測定位置での膜厚を平均膜厚で除算した値を表し、横軸はエピタキシャル膜EPの中心位置からの各測定位置の距離を表したものである。
結果としては、比較例1および比較例2にて製造した各エピタキシャルウェーハEPWは、図5(B)および図5(C)に示すように、エピタキシャル膜EPのエッジ近傍(中心位置からの距離が150mm近傍)において、エピタキシャル膜EPの膜厚が減少する傾向が確認された。
これに対して、実施例1は、図5(A)に示すように、エピタキシャル膜EPのエッジ近傍においてもエピタキシャル膜EPの膜厚が減少することなく、エピタキシャル膜EPの中心位置から外周部分にかけてエピタキシャル膜EPの膜厚が均一化されていることが確認された。
(評価2)
実施例1、比較例1、および比較例2にて製造した各エピタキシャルウェーハEPWにおける平坦度(SFQR:Site Focal Quality Range)をAFS3220(ADE社製)にて評価する。具体的に、SFQRは、エピタキシャルウェーハEPWを多数のサイトに分割し、各サイト内での基準面を設け、その基準面から各サイトでのプラス側とマイナス側の最大変化量を測定し、このプラス側の最大変化量の絶対値とマイナス側の最大変化量の絶対値とを加算したものである。
図6は、評価2の結果を示す図である。具体的に、図6(A)は、実施例1の結果を示す。図6(B)は、比較例1の結果を示す。図6(C)は、比較例2の結果を示す。なお、図6は、エピタキシャルウェーハEPWを複数のサイトに分割した状態を示したものであり、各サイトのうち、SFQRが40nmより小さいサイトを空白とする。また、SFQRが40nm以上50nm以下のサイトには斜線を引いている。さらに、SFQRが50nmより大きいサイトは塗り潰している。
結果としては、比較例1および比較例2にて製造した各エピタキシャルウェーハEPWは、図6(B)および図6(C)に示すように、外周部分のサイトにおいて特にSFQRが大きくなっている。すなわち、各エピタキシャルウェーハEPWの外周部分により平坦度が悪い結果となった。
これに対して、実施例1は、図6(A)に示すように、比較例1および比較例2に比較すると、SFQRの大きいサイトが飛躍的に少なくなっており、外周部分においてもSFQRの大きいサイトが減少している。すなわち、エピタキシャルウェーハEPW全体に亘って平坦度が良好になっている。
(評価3)
実施例1、比較例1、および比較例2にて製造した各エピタキシャルウェーハEPWにおける外周部分の特定のサイト毎のΔSFQRを測定し、外周部分における平坦度を評価する。具体的に、ΔSFQRは、エピタキシャルウェーハEPWを多数のサイトに分割し、各サイト内での基準面を設け、その基準面から上述した特定のサイトでのプラス側とマイナス側の最大変化量を測定し、このプラス側の最大変化量とマイナス側の最大変化量とを加算したものである。そして、このΔSFQRは、測定した特定のサイトにおける平坦度の指標として用いることができ、各ΔSFQRの平均値が小さいほど特定のサイトにおける平坦度が良好であり、平均値が大きいほど特定のサイトにおける平坦度が悪いものと判定できる。
図7は、ΔSFQRを測定する際の特定のサイトを示す図である。
評価3では、図7の斜線で示す外周部分の52個の各サイトにおけるΔSFQRを測定する。また、評価3では、エピタキシャルウェーハEPWを3枚用い、計156個の各サイトにおけるΔSFQRを測定する。
評価3の結果を以下の表1に示す。
Figure 2006041028
結果としては、実施例1におけるΔSFQRの平均値は、比較例1および比較例2におけるΔSFQRの平均値よりも飛躍的に小さい値となった。すなわち、実施例1にて製造したエピタキシャルウェーハEPWにおける外周部分の平坦度は、比較例1および比較例2にて製造した各エピタキシャルウェーハEPWにおける外周部分の平坦度よりも良い結果となった。
以上のように、サセプタ2における第1凹部211の底面の傾斜角度Xを0°<X<5°とするとともに、エピタキシャルウェーハEPWを製造するにあたって、ウェーハ載置工程S1の前にサセプタ2の上面にシリコン被膜を形成する工程を省略することで、膜厚の一様なエピタキシャル膜EPを形成できかつ、平坦度の良好なエピタキシャルウェーハEPWを製造できた。
本発明のサセプタは、エピタキシャルウェーハを製造するにあたって、エピタキシャル膜の膜厚の均一化を図れるため、エピタキシャルウェーハを製造する製造装置に用いられるサセプタとして有用である。
本実施形態におけるエピタキシャルウェーハの製造装置を模式的に示す断面図。 前記実施形態におけるサセプタの概略構成を示す図。 前記実施形態における第1凹部の形状を詳細に示す図。 前記実施形態におけるエピタキシャルウェーハの製造方法を説明する図。 本実施例における評価1の結果を示す図。 前記実施例における評価2の結果を示す図。 前記実施例におけるΔSFQRを測定する際の特定のサイトを示す図。
符号の説明
1・・・製造装置
2・・・サセプタ
3・・・反応容器
4・・・加熱装置
21・・・ウェーハ載置部
211・・・第1凹部
212・・・第2凹部
EP・・・エピタキシャル膜
EPW・・・エピタキシャルウェーハ
S1・・・ウェーハ載置工程
S3・・・エピタキシャル膜形成工程
S4・・・エッチング工程
W・・・基板ウェーハ
X・・・傾斜角度

Claims (5)

  1. 基板ウェーハの表面上にエピタキシャル膜を気相成長させてエピタキシャルウェーハを製造する際に前記基板ウェーハが載置されるサセプタであって、
    前記基板ウェーハが載置されるウェーハ載置部を有し、
    前記ウェーハ載置部は、前記基板ウェーハの形状に対応した凹形状を有し、前記基板ウェーハの外周縁部を支持する第1凹部と、前記第1凹部よりも中心側下段に形成される第2凹部とで構成され、
    前記第1凹部の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがって当該サセプタの厚み寸法が小さくなることを特徴とするサセプタ。
  2. 請求項1に記載のサセプタにおいて、
    前記第1凹部の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがって当該サセプタの厚み寸法が小さくなるように傾斜し、
    前記第1凹部の底面の傾斜角度は、当該サセプタの厚み方向に直交する水平方向に対する角度をXとした場合に、0°<X<5°の範囲内であることを特徴とするサセプタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のサセプタにおいて、
    炭素基材にSiC被膜が被覆された構成を有していることを特徴とするサセプタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のサセプタにおいて、
    直径寸法が300mm以上の前記基板ウェーハに対応して形成されていることを特徴とするサセプタ。
  5. 基板ウェーハをサセプタ上に載置し、前記基板ウェーハの表面上にエピタキシャル膜を気相成長させてエピタキシャルウェーハを製造するエピタキシャルウェーハの製造方法であって、
    前記サセプタにおける前記基板ウェーハが載置されるウェーハ載置部は、前記基板ウェーハの形状に対応した凹形状を有し、前記基板ウェーハの外周縁部を支持する第1凹部と、前記第1凹部よりも中心側下段に形成される第2凹部とで構成され、
    前記第1凹部の底面は、外周端縁から内周端縁に向かうにしたがって前記サセプタの厚み寸法が小さくなり、
    前記サセプタの表面上をエッチングするエッチング工程を有し、
    前記サセプタの前記ウェーハ載置部に前記基板ウェーハを載置するウェーハ載置工程と、
    前記サセプタ上の前記基板ウェーハを加熱しながら前記基板ウェーハに反応ガスを供給し、前記基板ウェーハの表面上にエピタキシャル膜を気相成長させるエピタキシャル膜形成工程とを備えていることを特徴とするエピタキシャルウェーハの製造方法。
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