JP3594074B2 - シリコンエピタキシャルウェーハおよびその製造方法 - Google Patents

シリコンエピタキシャルウェーハおよびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシリコンエピタキシャルウェーハおよびその製造方法に関し、特にシリコンウェーハの面内温度均一化を通じたシリコンエピタキシャル層の表面粗さの高精度な管理に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスのデザイン・ルールは、実用レベルで既にサブクォーター・ミクロンのレベルに到達している。微細化によって半導体デバイスの取扱い電荷量が減少すると、シリコン単結晶基板表面近傍のわずかな微小欠陥もデバイス特性に致命的な影響を与えるおそれが従来以上に大きくなり、特にバイポーラ回路やCMOS回路の性能劣化が問題となる。
そこで今後は、融液から引上げられたシリコン単結晶インゴットをスライス、鏡面研磨して製造されるシリコン単結晶基板に替わり、その表面にさらにシリコンエピタキシャル層を気相成長させて得られるシリコンエピタキシャルウェーハの利用が増加するものと予想される。以降、シリコン単結晶基板とシリコンエピタキシャルウェーハとを併せてシリコンウェーハと総称する。
【0003】
シリコンエピタキシャルウェーハにおいては、高度な厚さ均一性が要求される。この厚さ均一性は、元々のシリコン単結晶基板が高度に平坦であることから、該シリコン単結晶基板上に気相成長されるシリコンエピタキシャル層の平坦性と言い換えてもよい。高度な平坦性が要求されるのは、近年のフォトリソグラフィに用いられる露光光の波長が遠紫外線波長域まで短波長化され、焦点深度が著しく低減しているため、少しでもプロセスマージンを稼ぐ必要があるからである。しかもこの要求は、シリコンウェーハの口径が現行の200mmから300mm、さらにはそれより上へと拡大するにつれて、ますます厳しくなってゆく。
【0004】
図8に、枚葉式の気相薄膜成長装置20の一構成例を示す。この装置は、透明石英からなる反応容器21内に1枚ずつ載置されたシリコンウェーハWを上下より赤外線ランプ29a,29bを用いて輻射加熱しながら、薄膜の気相成長を行わせるものである。この赤外線ランプ29a,29bは二重の同心円状に配列されており、赤外線ランプ29aが外側の一組、赤外線ランプ29bが内側の一組を構成している。
上記反応容器21内は、シリコンウェーハWを載置するためのサセプタ25によって上部空間21aと下部空間21bとに分割されている。この上部空間21aでは、ガス供給孔22からキャリアガスであるHガスと共に導入された原料ガスがシリコンウェーハWの表面をほぼ層流を形成しながら図中矢印A方向に流れ、反対側の排気孔24から排出される。下部空間21bには、上記原料ガスよりも高圧にてパージガスであるHガスが供給されている。パージガスを高圧とするのは、反応容器21とサセプタ25との間の隙間から下部空間21bへの原料ガスの進入を防止するためである。
【0005】
上記下部空間21bには、上記サセプタ25をその裏面から支えるための石英からなるサポート手段と、サセプタ25上でシリコンウェーハWを着脱するためのリフトピン28が内蔵されている。
上記サポート手段は、回転軸26と、該回転軸26から放射状に分岐される複数のスポーク27とから構成される。上記スポーク27の末端および回転軸26の先端部には垂直ピン27b,27cがそれぞれ設けられ、該垂直ピン27b,27cの先端が上記サセプタ25の裏面に設けられた凹部25c,25dにそれぞれ嵌合されることによりこれを支えるようになされている。上記回転軸26は、図示されない駆動手段によって図中矢印C方向に回転可能とされている。
【0006】
上記リフトピン28は頭部が拡径され、この頭部がシリコンウェーハWを載置するためのサセプタ25の座繰り部25aの底面に設けられた貫通孔25bのテーパ状側壁部に懸吊されている。リフトピン28の軸部はスポーク27の中途部に穿設された貫通孔27aに挿通され、該リフトピン28が安定に垂下されるようになされている。
【0007】
サセプタ25上におけるシリコンウェーハWの着脱は、サポート手段の昇降により行う。たとえば、シリコンウェーハWをサセプタ25から取り外す場合、図9に示されるようにサポート手段を下降させ、リフトピン28の尾部を反応容器21の下部空間21bの内壁に当接させる。これによって付勢されたリフトピン28が、その頭部においてシリコンウェーハWの裏面に衝合し、該シリコンウェーハWを座繰り部25aの上方へ浮上させる。この後、サセプタ25とシリコンウェーハWとの間の空間に図示されないハンドラを挿入し、シリコンウェーハWの受け渡しおよび搬送を行う。
【0008】
上記サセプタ25の構成材料としては通常、黒鉛基材をSiC(炭化珪素)の被膜でコーティングしたものが用いられている。基材として黒鉛が選択されているのは、開発当初の気相薄膜成長装置の加熱方式の主流が高周波誘導加熱であったことと関連しているが、その他にも高純度品が得やすいこと、加工が容易であること、熱伝導率に優れていること、破損しにくい等のメリットがあるからである。ただし、黒鉛は多孔質体であるが故にプロセス中に吸蔵ガスを放出する可能性があること、また、気相薄膜成長の過程では黒鉛と原料ガスが反応してサセプタの表面がSiCに変化すること等の問題があり、その表面を最初からSiC被膜で覆う構成が一般化したのである。SiC被膜は通常、CVD(化学的気相成長法)により形成されている。
上記リフトピン28の構成材料もサセプタ25と同様、黒鉛基材のSiC被覆物とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シリコンエピタキシャルウェーハの平坦度に対する要求は年々厳しさを増しているが、上述のような構成上および材料上の工夫を経た枚葉式気相薄膜成長装置をもってしても、シリコンエピタキシャルウェーハの面内位置によってエピタキシャル層の厚みに差があることがわかってきた。特に、シリコンエピタキシャル層の厚みが概ね8μmを超えると、シリコンエピタキシャル層の面内厚さの差が実用上好ましくないレベルにまで強調される傾向がある。
【0010】
図10に、直径200mm、主表面の面方位(100)、抵抗率0.01Ω・cm〜0.02Ω・cmのp型シリコン単結晶基板上に、目標厚さ15μmでp型のシリコンエピタキシャル層(抵抗率=10Ω・cm)を気相成長させた場合について、本発明者らにより観測されたシリコンエピタキシャル層の膜厚分布を示す。(a)図は膜厚分布の測定方向を示し、結晶方位を示すノッチN(notch)に向かう方向を縦方向、これに直交する方向を横方向としている。(b)図はシリコンエピタキシャルウェーハEWの中心からの横方向距離に対する膜厚分布、(c)図はシリコンエピタキシャルウェーハEWの中心からの縦方向距離に対する膜厚分布をそれぞれ示すものである。
【0011】
これらの図より明らかなように、シリコンエピタキシャルウェーハEWの中心において、シリコンエピタキシャル層の厚さが落ち込む傾向にある。
この厚さの落込みにより、フラットネスがSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International) の定義によるSFQD(SEMI M1−96)で0.3μm程度と極端に大きくなるため、シリコンエピタキシャルウェーハの製造においてフラットネスの不良率が4%を超えることもある。ここで、SEMIの定義によるSFQDとは、ウェーハ全面を20mm角のセルに分割し、ベストフィット法で求めた基準面と各セルに発生している凸部または凹部との標高差の最大値を絶対値で表したものである。
【0012】
同様の傾向が、レーザ散乱光検出装置を用いてシリコンエピタキシャル層の表面粗さの面内分布を測定した結果を示す図11においても観察されることが、本発明者らにより新たに見出された。
レーザ散乱光検出装置は、レーザ光でシリコンウェーハ面を走査して得られる散乱光の強度を計測することにより、微粒子や面粗さの大きさを検出する装置である。散乱光の強度は、ppmの単位を用いて表される。たとえば、0.5ppmとは、入射光の強度に対して百万分の0.5の強度の散乱光が計測されたことを表す。また、散乱光の強度は表面粗さの大きさに比例するので、たとえば散乱光の強度が大きい時には凹凸が比較的大きいことがわかる。
レーザ散乱光検出装置は、シリコンウェーハの主表面全体を測定することができるが、シリコンウェーハ面の周縁部では面取り部からの無視し得ないレベルの乱反射光が同時に測定されるので、通常、シリコンウェーハ面の周縁部の幅数mmの範囲で得られた測定値は除外する。
【0013】
図11において、シリコンエピタキシャルウェーハEWの表面は、その表面粗さの大きさに応じA〜Dの各領域に大別することができる。ウェーハの周辺部を概ね3等分するごとく弧状に占める領域Aと、該領域Aの途切れ目の内側を中心に島状をなす領域Bでは散乱光の強度が0.345ppm〜0.365ppmと大きいので、比較的大きな表面粗さが発生していることがわかる。一方、ウェーハの中心部に円状に発生する領域Cと、上記領域Aの途切れ目付近に点状に発生する領域Dでは散乱光の強度が0.330ppm〜0.335ppmと小さく、表面粗さは比較的小さいことがわかる。
この散乱光の強度の最大値(0.365ppm)と最小値(0.330ppm)との差より、上記のシリコンエピタキシャルウェーハEWの表面粗さには散乱光の強度で表すと0.035ppmのバラツキがあることがわかる。
【0014】
このように、シリコンエピタキシャルウェーハEWの表面粗さの分布状況を示す図11においても、図10と同様にシリコンエピタキシャルウェーハEWの中心において表面粗さが小さくなる傾向がある。
ただし、表面粗さから膜厚の変化量を直接に推定することはできない。これは、表面粗さが主にシリコンウェーハの面内温度分布に依存するのに対し、膜厚の変化量はシリコンウェーハの面内温度分布のみならず、原料ガスの供給量の面内分布に影響されてしまうからである。
【0015】
しかしいずれにしても、デザインルールが0.13μm以下に縮小される今後の半導体プロセスへの適用を想定した場合、上記のような膜厚分布は実用上許容できるものではない。
そこで本発明は、シリコンエピタキシャル層の表面粗さの均一性をさらに改善すると共に、フラットネスと膜厚の面内分布を改善したシリコンエピタキシャルウェーハ、およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のシリコンエピタキシャルウェーハは、レーザ散乱光検出法による表面粗さの全測定値中、上端側および下端側からそれぞれ累積頻度0.3%以内に含まれる測定値を除いて算出した該表面粗さの面内分布が0.02ppm以下に抑えられたシリコンエピタキシャル層を有するものである。
累積頻度0.3%以内に含まれる測定値を上下端からそれぞれ除外するということは、全測定値の平均値xを中心とするx±3σ(σは標準偏差)の範囲外にある測定値を除外することにほぼ等しい。
【0017】
本発明者らは、このようなシリコンエピタキシャルウェーハを製造するには、石英からなるサポート手段の形状を改善して、上述の中央の垂直ピン27cを省略すると共に、支持部材(上述のスポーク27に相当)の末端部(上述の垂直ピン27bに相当)のサセプタ裏面への当接位置を従来よりも外周側へずらすことにより良好な結果が得られることを見出し、本発明を提案するに至ったものである。このとき、上記サセプタの外周縁から上記支持部材の末端部の当接部位までの距離は、シリコンウェーハの面内最高温度に対するシリコンウェーハ縁部の温度低下を7℃以内に抑え得る値に設定される。
【0018】
また、上記サセプタは所定の回転軸の回りに回転されるものであるが、加熱手段が所定の中心軸の周囲に配列された複数の赤外線ランプである場合には、この中心軸をサセプタの回転軸に対して偏心させておくことにより、サポート手段による従来の遮蔽部位へも斜め下方向から加熱手段の輻射熱が到達できるようになる。したがって、サセプタ面内における局所的な温度低下を緩和することができ、該サセプタ上のシリコンウェーハの対応部位における薄膜の膜厚減少を予防することができる。
さらに、サセプタの裏面と支持部材との間の距離を従来より離すことによっても、支持部材の影響を緩和することができる。上記距離は、シリコンウェーハ面内の最高温度と最低温度との差を7℃以内に抑え得る値に設定する。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明は、レーザ散乱光検出装置を用いて測定されたシリコンエピタキシャル層の表面粗さの面内分布が、温度の不均一性に起因するシリコンエピタキシャル層の膜厚分布と類似の傾向を有することに着目して提案されるものである。
表面粗さは成長温度と相関があり、図1に示されるように、成長温度が低いと表面粗さは減少するが、成長温度が高くなるにしたがって増大する傾向がある。そして、一般的なシリコンエピタキシャル成長温度である1130℃付近で表面粗さが0.02ppm変化するということは、局所的に7℃の成長温度差が存在することを意味する。通常のシリコンエピタキシャル成長が行われる1050℃以上の供給律速温度域においては、成長温度差を7℃以下にすると成長温度が実質的に変化せず、局所的に見ても均一な成長速度を達成することができる。
【0020】
このことを念頭において前掲の図11を再びみると、シリコンエピタキシャルウェーハEWの中央の領域Cと周辺3カ所の領域Dは温度が相対的に低い領域であることがわかる。これら領域C,Dは、それぞれ垂直ピン27cおよびリフトピン28の当接部位に対応している。
領域Cは、裏面から垂直ピン27cが当接される部位であるが、回転軸26による空間的な遮蔽により赤外線ランプ29bの熱が到達しにくく、このために温度低下が生じているものと考えられる。
領域Dは、裏面からリフトピン28が当接される部位であるが、リフトピン28の構成材料である黒鉛基材の熱伝導率が極めて高いために、リフトピン28を熱伝導経路とする放熱が生じ、このために温度低下が生じているものと考えられる。
島状の領域Bは、周囲よりもやや温度の高い領域であり、中心軸26から3方向に延びるスポーク27の配設部位に対応している。このスポーク27の構成材料である石英は、熱伝導率の低さに起因して大きな蓄熱効果を発揮するため、一旦加熱されるとその近傍の温度を上昇させるものと考えられる。
【0021】
本発明は、このようにシリコンウェーハ面内の温度分布に影響を与える可能性のあるサポート手段の形状を工夫することにより、面内温度分布を均一化させようとするものである。
この工夫のひとつとして、サセプタの外周縁から前記支持部材の末端部の当接部位までの距離を従来よりも縮める、すなわち当接部位をシリコンウェーハの周縁部から遠ざけるのであるが、サセプタの直径,厚さ,熱伝導率、加熱手段の出力、支持部材の末端部の形状や寸法など、気相薄膜成長装置の仕様によって上記の距離の最適値はすべて異なり、寸法で一概に規定することはできない。本発明において、「サセプタ上に載置されるシリコンウェーハの面内最高温度に対するウェーハ縁部の温度低下を7℃以内に抑え得る値」と、温度による規定がなされているのは、規定に普遍性をもたせるためである。
【0022】
実施例1
ここでは、本発明のシリコンエピタキシャルウェーハについて、図2を参照しながら説明する。なお、図2の表面粗さの表示ピッチは前掲の図11の場合よりも小さく、同じハッチングであってもそれが意味する表面粗さは異なっている。このシリコンエピタキシャルウェーハEWは、直径200mm、主表面の面方位(100)のp型シリコン単結晶シリコンウェーハ上に、目標厚さ15μmにてp型シリコンエピタキシャル層(抵抗率=10Ω・cm)を成長させたものである。
【0023】
本発明を示す図2には、従来例を示す前掲の図11と同様の領域A〜Cがみられるが、その現れ方はかなり異なっている。まず、図2のシリコンエピタキシャルウェーハEWの周辺部に3カ所に現れている表面粗さ上昇域の領域Aは、従来例を示す図11よりもかなり縮小している。図11において島状に現れていた表面粗さ上昇域である領域Bは、本発明を示す図2では孤立しておらず、シリコンウェーハ面内により均等に分布している。また、中心部の領域Cは、図11のように明瞭な円形の表面粗さ低下域ではなく、むしろ曖昧な表面粗さ上昇域として現れている。図11にみられた点状の領域Dは、図1には現れていない。
【0024】
本発明では、レーザ散乱光検出法による表面粗さの全測定値中、上端側および下端側からそれぞれ累積頻度0.3%以内に含まれる測定値を除いて表面粗さの面内分布を求める。図1に示したシリコンエピタキシャルウェーハEWの場合、累積頻度0.3%以内に含まれる測定値とは、表面粗さ0.334ppm以下の領域(頻度0.08%)、および表面粗さ0.352ppm以上の領域(頻度0.15%)である。したがって、このシリコンエピタキシャルウェーハの面内粗さの最大値は0.352ppm、最小値は0.334ppmとなり、表面粗さの面内分布は0.352−0.334=0.018ppmとなる。この値は、本発明で規定する値0.02ppmの範囲内にあり、極めて均一な面内粗さ分布を有するシリコンエピタキシャルウェーハであることが確認された。
【0025】
また、本発明のシリコンエピタキシャルウェーハEWの膜厚分布を図3に示す。ここで、(a)図は膜厚分布の測定方向を示し、結晶方位を示すノッチN(notch)に向かう方向を縦方向、これに直交する方向を横方向としている。(b)図はシリコンエピタキシャルウェーハEWの中心からの横方向距離に対する膜厚分布、(c)図はシリコンエピタキシャルウェーハEWの中心からの縦方向距離に対する膜厚分布をそれぞれ示すものである。
これらの図より明らかなように、ウェーハ中心におけるシリコンエピタキシャル層の厚さの落ち込みはほとんど現れていない。またSEMIの定義によるSFQDは、ウェーハ中心において0.01μm、ウェーハ全体においても最大値が0.17μmであり、従来と比較して大幅に改善されていた。
【0026】
また、シリコンエピタキシャルウェーハの製造において、シリコンエピタキシャル層の表面粗さの面内分布を本発明で規定する0.02ppm以下に抑えることにより、SFQDにもとづくフラットネスの不良率を0.7%以下にまで改善することができた。
すなわち、シリコンエピタキシャル層の表面粗さが本発明で規定する0.02ppm以下に抑えられたシリコンエピタキシャルウェーハは、局所的な温度変化に起因する局所的な膜厚変化やフラットネス変化を起こさないものとなるのである。
【0027】
実施例2
ここでは、実施例1に示したシリコンエピタキシャルウェーハの製造に用いた枚葉式の気相薄膜成長装置10の一構成例について、図4ないし図6を参照しながら説明する。図4は気相薄膜成長装置の構成例を示す模式的断面図、図5はその一部を拡大して示す模式的断面図、図6はそのサセプタを裏面から見た平面図である。
この装置は、透明石英からなる反応室1内に1枚ずつセットされたシリコンウェーハWを上下より赤外線ランプ9を用いて加熱しながら、気相エピタキシャル成長を行わせるものである。
上記反応容器1の内部は、ウェーハWを載置するためのサセプタ5によって上部空間1aと下部空間1bとに分割されている。
【0028】
上記サセプタ5は、黒鉛基材をSiCのCVD被膜によりコーティングした材料からなる直径250mm、厚さ4mmの円板体であり、その上面にはシリコンウェーハWの載置部位として座繰り部5aが形成されている。座繰り部5aの寸法は、たとえば8インチウェーハ(直径200mm)を載置する場合、直径205mm、深さ1mmとされる。
また、サセプタ5の裏面周縁部には、図6に示されるように、支持部材の末端部、すなわち後述のスポーク7の末端に備えられた垂直ピン7bの頭部を当接させる部位において、直径4mm、深さ2mmの凹部5cと、直径10mm,深さ2mmの凹部5dが形成されている。ここではスポーク7が3本あるので、上記凹部5c,5dは中心角120°を隔てて等間隔に配されている。ここでは、凹部5bの中心を垂直ピン7bの中心と等しいものと考え、サセプタ5の外周縁から凹部5c,5dの中心までの距離を外周縁−垂直ピン間距離d1と定義する。ここでは一例として、d1=5mmとした。これは、従来よりも6mm外側に寄った位置である。
【0029】
ところで、前掲の図8に示したような従来の装置では、回転軸26の延長上において垂直ピン27cが設けられており、この垂直ピン27cを受けるためのサセプタ中央部裏面の凹部25dを用いてサセプタ25と支持部材との位置合わせを行っていた。
しかし、中央部の垂直ピンを省略した本発明ではこのような位置合わせを行うことができないので、代わりに周辺部の凹部のひとつを位置合わせに用いる。上記の凹部5cが他の2つの凹部5dに比べて縮径されているのはそのためである。すなわち、スポーク7の末端部の垂直ピン7bをほぼ隙間なく収容できる直径を有する凹部5cを位置合わせに利用し、他の2つの凹部5dには若干の余裕を持たせているのである。
【0030】
反応容器1内の上部空間1aでは、ガス供給孔2からキャリアガスであるHガスと共に導入された原料ガスがシリコンウェーハWの表面をほぼ層流を形成しながら図中矢印A方向に流れ、反対側の排気孔4から排出される。
下部空間1bには、上記原料ガスよりも高圧にてパージガスであるHガスが供給されている。パージガスを高圧とするのは、反応容器1とサセプタ5との間の隙間から下部空間1bへの原料ガスの進入を防止するためである。
この下部空間1bには、上記サセプタ5をその裏面から支えるための石英からなるサポート手段と、サセプタ5上でシリコンウェーハWを着脱するためのリフトピン8が内蔵されている。
【0031】
上記サポート手段は、回転軸6と、該回転軸6から放射状に分岐されるたとえば3本のスポーク7とから構成される。上記スポーク7の末端には垂直ピン7bが設けられ、その先端が上記サセプタ5の裏面に設けられた凹部5cに嵌合されることによりこれを支えるようになされている。従来の装置のように、回転軸の延長上においてサセプタの中央裏面に当接される垂直ピンに相当する部材は、本発明の装置には存在しない。上記サセプタ5の裏面とスポーク7との間の距離を、サセプタ−スポーク間距離d2と定義する。ここでは一例として、d2=15mmとした。
上記回転軸6は、図示されない駆動手段によって図中矢印C方向に回転可能とされている。
【0032】
上記リフトピン8は頭部が拡径され、この頭部がシリコンウェーハWを載置するためのサセプタ5の座繰り部5aの底面に設けられた貫通孔5bのテーパ状側壁部に懸吊されている。リフトピン8の軸部はスポーク7の中途部に穿設された貫通孔7aに挿通され、該リフトピン8が安定に垂下されるようになされている。
このリフトピン8の構成材料として、本実施例ではSiC基材をSiC被膜でコーティングしたものを採用した。上記SiC基材は、従来の黒鉛基材に比べて熱伝導率が低いものである。
サセプタ5上におけるシリコンウェーハWの着脱は、サポート手段の昇降により行う。たとえば、シリコンウェーハWをサセプタ5から取り外す場合、サポート手段を下降させ、リフトピン8の尾部を反応容器1の下部空間1bの内壁に当接させる。これによって付勢されたリフトピン8が、その頭部においてシリコンウェーハWの裏面に衝合し、該シリコンウェーハWを座繰り部5aの上方へ浮上させる。この後、サセプタ5とシリコンウェーハWとの間の空間に図示されないハンドラを挿入し、シリコンウェーハWの受け渡しおよび搬送を行う。
【0033】
上記赤外線ランプ9a,9bは、複数のランプが二重の同心円状に配列されたものである。赤外線ランプ9aは外側の一組、赤外線ランプ9bは内側の一組を構成しており、またこれら各組の空間的な中心軸は上記サセプタ5の回転軸6に一致されている。これら2組の赤外線ランプ9a,9bへは通電量が独立に制御できるようになされており、したがってこれら2組による加熱量は独立に調節可能とされている。
【0034】
ここで、上記の気相薄膜成長装置を用いて実際にシリコンエピタキシャル層の気相成長を行った。
使用したシリコン単結晶基板は、直径200mm、主表面の面方位(100)のp型のシリコン単結晶基板であり、この上に目標厚さ15μmにてp型のシリコンエピタキシャル層(抵抗率=10Ω・cm)を成長させた。
エピタキシャル成長条件は、一例として下記のとおりとした。
アニール条件: 1130℃,45秒
エピタキシャル成長温度: 1130℃
流量: 40リットル/分
原料ガス(SiHClをHで希釈)流量: 12リットル/分
ドーパント(BをHで希釈)流量: 100ml/分
シリコンエピタキシャル層の成長に際しては、まず上記のようにしてシリコンエピタキシャル層の表面粗さの面内分布を0.02ppm以下に抑えるようにシリコン単結晶基板の温度分布を最適化した。そして次に、原料ガスの供給量を調整してウェーハ内の膜厚分布を調整した。
【0035】
このようにして得られたのが、実施例1で前述したシリコンエピタキシャルウェーハである。このシリコンエピタキシャルウェーハEWの表面粗さ分布は0.018ppmであり、その表面粗さ分布の大きさからシリコンウェーハWの面内最高温度と最低温度との差を7℃以内に抑えるための上述の装置構成上の工夫が反映されていることがわかる。
まず、ウェーハ中央部の領域Cの表面粗さ低下、すなわち温度低下が抑えられたのは、サセプタ中央部裏面に当接される垂直ピンが省略され、また内側の赤外線ランプ9bの出力が外側の赤外線ランプ9aの出力に比べて大とされた結果である。また領域Aが相対的に縮小されたのは、スポーク7の末端部の垂直ピン7bの当接位置が従来より外周側に寄せられたからである。さらに、領域Bが不明瞭となったのは、サセプタ−スポーク間距離d2が従来よりも拡大されたからである。
さらに、領域Dが消失したのは、リフトピン8の構成材料として、従来の黒鉛基材に比べて熱伝導率が低いSiC基材を採用したからである。
【0036】
ところで、上記の装置において、サセプタ−スポーク間距離d2を拡大し、かつ赤外線ランプアセンブリの空間的な中心軸をサセプタの回転軸6に対して偏心させることも有効である。かかる気相薄膜成長装置の構成例を図7に示す。
この図に示す気相薄膜成長装置11の基本構成は、前掲の図4に示した気相薄膜成長装置10とほぼ同じであるが、サセプタ−スポーク間距離d2はd1より大とされている。
また、回転軸6の軸線X1と、赤外線ランプ9a,9bのアセンブリの中心軸X2とは一致されていない。
かかる構成により、シリコンエピタキシャルウェーハの表面粗さ分布を一層均一化することが可能である。
【0037】
本発明の製造方法によると、局所的にみても実質的に均一な成長速度を確保できる温度差の範囲内で気相成長を行うことができるので、局所的な温度変化に起因する局所的な膜厚変化やフラットネス変化のないシリコンエピタキシャルウェーハを製造することができる。
換言すると、本発明の製造方法により発生するウェーハ内の膜厚バラツキは、実質的に原料ガスの供給量の面内分布のみに起因するものとなるので、シリコンエピタキシャル層の表面粗さの面内分布を0.02ppm以下に抑えるようにシリコンウェーハの温度分布を最適化した後に、さらに原料ガスの供給量を適宜調整することにより、膜厚がより一層均一なシリコンエピタキシャルウェーハを製造することができる。
たとえば、従来のシリコンエピタキシャルウェーハEWを示す前掲の図10において、ウェーハ面内で約0.4μmあった膜厚分布は、本発明の製造方法により図3に示されるように、半分の約0.2μmにまで改善された。
【0038】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は何らこれらに限定されるものではない。たとえば、サポート手段やリフト手段の形状や回転軸の先端部から分岐されるスポークの本数、使用するシリコンウェーハの口径、シリコンエピタキシャル成長の条件、気相薄膜成長装置の構成の細部については適宜変更、選択、組合せが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の気相薄膜成長装置ではサポート手段に形状や寸法上の改良を施し、また必要に応じて加熱手段との相対位置の変更を行ったので、加熱手段からの輻射熱によるサセプタの温度分布が最適化され、これにより該サセプタに載置されるシリコンウェーハ上においてシリコンエピタキシャル層の膜の表面粗さ均一性が改善されると共に、フラットネスと膜厚の面内分布が改善される。
本発明は、シリコンウェーハの大口径化に伴って主流となることが予想される枚葉式気相薄膜成長装置の実用性能を高める技術であり、特に高品質のシリコンエピタキシャルウェーハの作製に有効であり、半導体製造分野における産業上の価値は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリコンエピタキシャル層の表面粗さと気相成長温度との関係を表すグラフである。
【図2】本発明のシリコンエピタキシャルウェーハのシリコンエピタキシャル層の表面粗さの面内分布を示すチャートである。
【図3】本発明のシリコンエピタキシャルウェーハのシリコンエピタキシャル層の膜厚分布を示す図であり(a)図は測定方向を説明するためのウェーハ平面図、(b)図はウェーハの横方向直径に沿った膜厚分布、(c)図はウェーハの縦方向直径に沿った膜厚分布をそれぞれ表す。
【図4】本発明で使用可能な気相薄膜成長装置の構成例を示す模式的断面図である。
【図5】図4の気相薄膜成長装置の一部を拡大して示す模式的断面図である。
【図6】図4の気相薄膜成長装置のサセプタを裏面から見た平面図である。
【図7】図4の気相薄膜成長装置のサセプタ−スポーク間距離を広げた例を示す模式的断面図である。
【図8】従来の気相薄膜成長装置の典型的な構成例において、気相成長中の使用状態を示す模式的断面図である。
【図9】従来の気相薄膜成長装置の典型的な構成例において、リフトピンを用いてシリコンウェーハをサセプタから上昇させた状態を示す模式的断面図である。
【図10】従来のシリコンエピタキシャルウェーハのシリコンエピタキシャル層の膜厚分布を示す図であり、(a)図は測定方向を説明するためのウェーハ平面図、(b)図はウェーハの横方向直径に沿った膜厚分布、(c)図はウェーハの縦方向直径に沿った膜厚分布をそれぞれ表す。
【図11】従来のシリコンエピタキシャルウェーハのシリコンエピタキシャル層の表面粗さの面内分布を示すチャートである。
【符号の説明】
1 反応容器
1a (反応容器の)上部空間
1b (反応容器の)下部空間
5 サセプタ
5a 座繰り部
5c,5d (サセプタ裏面の)凹部
7 スポーク
7b 垂直ピン
8 リフトピン
9 赤外線ランプ
10,11 気相薄膜成長装置
W シリコンウェーハ
EW シリコンエピタキシャルウェーハ
d1 外周縁−垂直ピン間距離
d2 サセプタ−スポーク間距離
X1 (回転軸6の)軸線
X2 (赤外線ランプアセンブリの空間的な)中心軸

Claims (9)

  1. レーザ散乱光検出法による表面粗さの全測定値中、上端側および下端側からそれぞれ累積頻度0.3%以内に含まれる測定値を除いて算出した表面粗さの面内分布が0.02ppm以下に抑えられたシリコンエピタキシャル層を有し、直径が200mm以上であることを特徴とするシリコンエピタキシャルウェーハ。
  2. 前記表面粗さは、ほぼ同心円状の面内分布を有することを特徴とする請求項1記載のシリコンエピタキシャルウェーハ。
  3. 前記シリコンエピタキシャル層が有する膜厚バラツキは、実質的に原料ガスの供給量の面内分布にのみ起因するものであることを特徴とする請求項1記載のシリコンエピタキシャルウェーハ。
  4. 反応容器内に水平に支持された回転式のサセプタ上にシリコンウェーハを載置し、該シリコンウェーハを加熱しながら該シリコンウェーハ上にシリコンエピタキシャル層を気相成長させるシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法であって、
    垂直な回転軸の先端部から放射状に分岐された複数の支持部材の末端部を、前記シリコンウェーハの載置部位を包囲するサセプタ周縁部の裏面に当接させることにより、前記サセプタの支持を行い、かつ該サセプタの外周縁から該支持部材の末端部の当接部位までの距離を、該サセプタ上に載置されるシリコンウェーハの面内最高温度に対するウェーハ縁部の温度低下を7℃以内に抑え得る値に設定することにより、
    前記シリコンエピタキシャル層に関し、レーザ散乱光検出法による表面粗さの全測定値中、上端側および下端側からそれぞれ累積頻度0.3%以内に含まれる測定値を除いて算出した表面粗さの面内分布を0.02ppm以下に抑えるように、前記シリコンウェーハの温度分布を最適化することを特徴とするシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法。
  5. 前記サセプタの裏面と前記支持部材との間の距離を、該サセプタ上に載置されるシリコンウェーハの面内最高温度に対するウェーハ縁部の温度低下を7℃以内に抑え得る値に設定することを特徴とする請求項4記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法。
  6. 前記シリコンウェーハの加熱を、前記サセプタの回転軸から偏心された中心軸の回りに軸対称に配置された複数の輻射加熱ランプを用いて行うことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法。
  7. 前記シリコンウェーハの面内温度分布を最適化した後に、シリコンエピタキシャル層の面内膜厚分布を調整することを特徴とする請求項4記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法。
  8. 前記サセプタの支持に際し、該サセプタの裏面周縁部と前記支持部材との複数の当接部位の中の1カ所を該サセプタの位置決めに用いることを特徴とする請求項4記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法。
  9. 前記シリコンウェーハ上へのシリコンエピタキシャル層の気相成長を枚葉式で行うことを特徴とする請求項4記載のシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法。
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