JP2000024070A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JP2000024070A
JP2000024070A JP10202295A JP20229598A JP2000024070A JP 2000024070 A JP2000024070 A JP 2000024070A JP 10202295 A JP10202295 A JP 10202295A JP 20229598 A JP20229598 A JP 20229598A JP 2000024070 A JP2000024070 A JP 2000024070A
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肇 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽内の湯の殺菌を容易にかつ充分な殺菌濃
度にて行うとともに、常に充分な殺菌濃度を維持する。 【解決手段】 浴槽本体1に、給湯配管2を設ける。給
湯配管2に、湯配管4及び水配管5からの湯と水とを混
合させるミキシング部3と、湯の流れの検出及び流れる
湯の流量の検出を行うフロースイッチ7と、流れる湯に
殺菌処理を行う殺菌装置8とを設ける。浴槽本体1内へ
湯を貯留すべく、バルブ9を開いて給湯口6から浴槽本
体1内へ湯を注ぐ際に、フロースイッチ7からの検出信
号によって殺菌装置8が作動し、給湯配管2内を流れて
浴槽本体1へ注がれる湯に殺菌処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽に係り、特
に、身体の不自由な人や老人などの被介護者用の浴槽に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、身体の不自由な人や老人など
の被介護者用の浴槽においては、複数の者が順に入浴す
る場合や入浴が長時間となる場合に、浴槽内の湯を殺菌
処理することが行われている。このように、浴槽内の湯
を殺菌する場合は、浴槽の湯量に応じて、浴槽内の湯に
銀イオンを発生させたり塩素を溶解させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、浴槽内の湯を殺菌させる場合、浴槽内へ湯を溜
めた後に、別個の殺菌装置によって浴槽内の湯を殺菌処
理しなければならず、その作業が極めて煩雑であった。
また、充分な殺菌濃度にて殺菌したとしても、差し湯を
行うことにより新湯が浴槽に入ると、浴槽内の湯の殺菌
濃度が薄まってしまい、殺菌効果が低下してしまうとい
う問題があった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易に、浴槽内の湯の殺菌を行うことがで
き、かつ常に充分な殺菌濃度に保つことが可能な浴槽を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の浴槽は、浴槽本体と、この浴槽本体
に湯を注入する給湯配管と、該給湯配管に設けられ、こ
の給湯配管内における湯の流れ及び流量を検出するフロ
ースイッチと、前記給湯配管に設けられ、前記フロース
イッチからの検出信号に基づいて給湯配管内を流れる湯
の殺菌処理を行う殺菌装置とを具備することを特徴とし
ている。
【0006】つまり、給湯配管を通して浴槽本体内へ湯
が注がれて、この給湯配管の湯の流れ及び流量がフロー
スイッチによって検出されると、給湯配管に設けられた
殺菌装置がフロースイッチからの検出信号に基づいて給
湯配管から浴槽本体内へ注がれる湯を有効な殺菌濃度に
て殺菌するものであるので、浴槽本体内へ貯留した湯を
別個の殺菌装置によって殺菌処理する場合と比較して、
殺菌作業の容易化が図られ、作業効率が大幅に向上され
る。また、差し湯を行うべく、給湯配管を通して浴槽本
体内へ湯を注ぐ場合にも、この差し湯が殺菌装置によっ
て殺菌処理されるので、浴槽本体内の湯の殺菌濃度が確
実に有効な濃度に維持される。
【0007】請求項2記載の浴槽は、浴槽本体と、この
浴槽本体に貯留された湯を循環させる循環路とを有し、
該循環路に、この循環路を流れる湯の殺菌処理を行う殺
菌装置を設けたことを特徴としている。
【0008】つまり、浴槽本体内に貯留された湯が、循
環路を流れる際に、循環路に設けられた殺菌装置によっ
て有効な殺菌濃度にて殺菌されるので、浴槽本体内へ貯
留した湯を別個の殺菌装置によって殺菌処理する場合と
比較して、殺菌作業の容易化が図られ、作業効率が大幅
に向上される。また、差し湯を行ったとしても、浴槽本
体内の湯を循環路内へ通すことにより、浴槽本体内の湯
が殺菌装置によって殺菌処理されるので、浴槽本体内の
湯の殺菌濃度が確実に有効な濃度に維持される。
【0009】請求項3記載の浴槽は、請求項2記載の浴
槽において、前記浴槽本体には、その上方に、入浴者が
支持される担架が設けられ、前記浴槽本体あるいは前記
担架には、これら浴槽本体と担架とを相対的に上下移動
させる昇降機構が設けられ、該昇降機構によって前記浴
槽本体と担架とが互いに近接された際に、前記担架に支
持された入浴者が前記浴槽本体内の湯に浸漬されること
を特徴としている。
【0010】このように、昇降機構によって、入浴者が
支持された担架と浴槽本体とが昇降機構によって互いに
近接されることにより、循環路を通されて有効な殺菌濃
度とされた浴槽本体内の湯に、入浴者が浸漬されて入浴
される。
【0011】請求項4記載の浴槽は、請求項2または請
求項3記載の浴槽において、前記浴槽本体には、貯留さ
れる湯が所定量となった際に、前記殺菌装置へ作動開始
信号を出力するフロートスイッチが設けられていること
を特徴としている。
【0012】このように、浴槽本体内への湯の貯留量が
所定量となった際に、フロートスイッチからの作動開始
信号によって殺菌装置が作動されるので、浴槽本体内に
貯留する湯が自動的に殺菌処理され、殺菌作業にかかる
労力が大幅に低減される。
【0013】請求項5記載の浴槽は、請求項1〜4のい
ずれか1項記載の浴槽において、前記殺菌装置は、前記
浴槽本体内の湯が有効な殺菌濃度となる時間作動した
後、前記浴槽本体内への差し湯を考慮した所定時間の作
動を間隔をあけて繰り返すことを特徴としている。
【0014】つまり、殺菌装置が、浴槽本体内の湯が有
効な殺菌濃度となる時間作動した後、浴槽本体内への差
し湯を考慮した所定時間の作動を間隔をあけて繰り返す
ものであるので、浴槽本体内の湯の殺菌濃度が常に有効
な濃度に維持される。
【0015】請求項6記載の浴槽は、請求項3記載の浴
槽において、前記殺菌装置は、前記浴槽本体内の湯が有
効な殺菌濃度となる時間作動した後、前記担架が前記浴
槽本体内の湯に浸漬された際に、前記浴槽本体内への差
し湯を考慮した所定時間の作動を行うことを特徴として
いる。
【0016】このように、昇降機構によって浴槽本体と
担架とが近接されて、担架に支持された入浴者が浴槽本
体内の湯に浸漬された時、つまり入浴者の入浴時に、殺
菌装置が作動して、浴槽本体内の湯を所定時間だけ殺菌
処理するものであるので、入浴時における確実な殺菌処
理が行われ、入浴時の度に差し湯を行ったとしても、浴
槽本体内の湯の殺菌濃度が確実に有効な濃度に維持され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の浴槽
を図によって説明する。 (第1実施形態例)図1において、符号1は、浴槽本体
である。この浴槽本体1には、給湯配管2が設けられて
おり、この給湯配管2によって浴槽本体1内へ湯が供給
されるようになっている。
【0018】次に、この給湯配管2について説明する。
図に示すように、ミキシング部3には、湯が送り出され
る湯配管4と、水が送り出される水配管5とが接続され
ており、このミキシング部3にて、湯配管4からの湯と
水配管5からの水とが設定された温度の湯となるように
混合されるようになっている。そして、このミキシング
部3にて設定温度に調整された湯は、給湯配管2を通っ
て、この給湯配管2の先端の給湯口6から浴槽本体1内
へ注がれるようになっている。
【0019】また、この給湯配管2には、フロースイッ
チ7が設けられており、このフロースイッチ7によっ
て、この給湯配管2内における湯の流れの検出及び流れ
る湯の流量が検出されるようになっている。さらに、こ
の給湯配管2には、殺菌装置8が設けられており、この
殺菌装置8が作動されることにより、給湯配管2を流れ
る湯に殺菌処理が行われるようになっている。なお、符
号9は、給湯配管2の流路を開閉させるバルブである。
【0020】そして、上記構造の給湯配管2が設けられ
た浴槽本体1によれば、浴槽本体1内へ湯を貯留すべ
く、バルブ9を開くと、湯配管4と水配管5とから送り
出された湯と水とがミキシング部3にて混合されて給湯
配管2へ送り込まれ、この給湯配管2を通って給湯口6
から浴槽本体1内へ注がれる。そして、浴槽本体1内へ
充分に湯が貯留されたら、バルブ9を閉じて給湯口6か
らの湯の吐出を止める。
【0021】ここで、この給湯配管2にて湯が流れる
と、給湯配管2内にて湯が流れていることがフロースイ
ッチ7にて検出され、さらに、このフロースイッチ7に
よって流量が検出される。このフロースイッチ7からの
検出信号は、殺菌装置8へ送信され、この殺菌装置8の
作動が開始されるとともに、この殺菌装置8が、給湯配
管2を通って給湯口6から浴槽本体1内へ注がれる湯量
に応じて、この給湯配管2を流れる湯に殺菌処理を施
す。これにより、浴槽本体1内には、殺菌装置8によっ
て有効な殺菌濃度の殺菌処理が施された湯が貯留され
る。
【0022】また、この浴槽本体1に、差し湯を行う場
合は、再びバルブ9を開き、給湯口6から湯を吐出させ
る。このときにも、フロースイッチ7からの検出信号に
基づいて、殺菌装置8によって差し湯に有効な殺菌濃度
にて殺菌処理が施される。つまり、差し湯による、浴槽
本体1内に貯留されている湯の殺菌濃度の低下が防が
れ、常時、有効な殺菌濃度の湯が貯留された状態が維持
される。
【0023】このように、上記の浴槽によれば、給湯配
管2を通して浴槽本体1内へ注がれる湯が、給湯配管2
に設けられた殺菌装置8によって有効な殺菌濃度にて殺
菌されるので、浴槽本体1内へ貯留した湯を別個の殺菌
装置によって殺菌処理する場合と比較して、殺菌作業の
容易化を図ることができ、作業効率を大幅に向上させる
ことができる。また、差し湯を行うべく、給湯配管2を
通して浴槽本体1内へ湯を注ぐ場合にも、この差し湯が
殺菌装置8によって殺菌処理されるので、浴槽本体1内
の湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることが
できる。
【0024】(第2実施形態例)図2に示すものは、浴
槽本体1の下方側に昇降機構11が設けられた昇降式の
浴槽であり、特に、身体の不自由な人や老人などの被介
護者用の浴槽である。この昇降機構11が設けられた浴
槽本体1には、その浴槽本体1の上方側に、担架19が
設けられており、この担架19上に入浴者である被介護
者を横たわらせた状態にて、昇降機構11によって浴槽
本体1を上昇させることにより、浴槽本体1内に担架1
9が浸漬され、この担架19上の被介護者の入浴が行わ
れるようになっている。
【0025】昇降機構11によって昇降される浴槽本体
1には、循環路12が設けられている。この循環路12
は、浴槽本体1の側面における下方側及び上方側に端部
が接続された配管からなるもので、この循環路12に
は、ポンプ13、フィルタ14、殺菌装置15が順に設
けられている。そして、ポンプ13が作動することによ
り、このポンプ13によって浴槽本体1内の湯が下方側
から循環路12内へ吸い込まれ、その後、フィルタ14
を通されることにより清浄され、さらに、殺菌装置15
を通されて、浴槽本体1内へ上方側から送り出されるよ
うになっている。
【0026】このとき、殺菌装置15が作動している場
合は、この殺菌装置15によって、浴槽本体1へ戻され
る湯の殺菌が行われる。ここで、この循環路12の殺菌
装置15は、その作動が昇降機構11と連動されてい
る。つまり、被介護者の入浴を行うべく、昇降機構11
によって浴槽本体1が上昇されると、殺菌装置15の作
動が開始されるようになっている。即ち、入浴時には、
浴槽本体1内の湯が循環路12の殺菌装置15によって
必ず殺菌され、浴槽本体1内の湯が充分に有効な殺菌濃
度に維持されるようになっている。
【0027】なお、この浴槽には、給湯管16が設けら
れており、この給湯管16のバルブ17を開くことによ
り、給湯口18から浴槽本体1内へ湯が供給されるよう
になっている。そして、この浴槽によれば、浴槽本体1
内に貯留された湯が、循環路12を流れる際に、循環路
12に設けられた殺菌装置15によって有効な殺菌濃度
にて殺菌されるので、浴槽本体1内へ貯留した湯を別個
の殺菌装置によって殺菌処理する場合と比較して、殺菌
作業の容易化を図ることができ、作業効率を大幅に向上
させることができる。
【0028】また、差し湯を行ったとしても、浴槽本体
1内の湯を循環路12内へ通すことにより、浴槽本体1
内の湯が殺菌装置15によって殺菌処理されるので、浴
槽本体1内の湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持さ
せることができる。
【0029】なお、この浴槽では、浴槽本体1を昇降機
構11によって昇降させる構造としたが、担架19を昇
降させる構造としても良いことは勿論である。
【0030】(第3実施形態例)図3に示すように、こ
の浴槽は、浴槽本体1と、この浴槽本体1に設けられた
循環路12とから構成されたもので、循環路12は、前
述した第2実施形態例のものと同一構成とされている。
この浴槽では、循環路12の殺菌装置15の作動を、差
し湯を考慮して次のようなタイミングにて行うようにな
っている。
【0031】図4に示すように、この浴槽では、浴槽本
体1内へ湯を貯留させた時点にて、この貯留させた湯が
充分に有効な殺菌濃度にて殺菌することができる作動時
間T1にて作動される。その後は、差し湯を考慮した所
定の作動時間T2による作動を間隔をあけて繰り返し行
うようになっている。
【0032】このように、この浴槽によれば、差し湯を
考慮した所定の作動時間T2による作動を間隔をあけて
繰り返し行うものであるので、浴槽本体1内の湯の殺菌
濃度を差し湯の影響を受けることなく、有効な濃度に維
持させることができる。
【0033】なお、上記殺菌装置15の作動のタイミン
グは、第1実施形態例の浴槽及び第2実施形態例の浴槽
に、それぞれ適応させることができる。ここで、図5に
示すものは、第1実施形態例の浴槽における殺菌装置8
の作動のタイミングを示すものである。
【0034】この場合、図に示すように、まず、給湯配
管2のバルブ9が開かれて給湯口6から浴槽本体1内へ
湯が注がれ、フロースイッチ7によって湯の流れが検出
されると、殺菌装置8が、浴槽本体1へ貯留させる湯が
充分に有効な殺菌濃度となる作動時間T1にて作動され
る。その後は、殺菌装置8が、所定の作動時間T2によ
る作動を、間隔をあけて繰り返し行う。
【0035】また、図6に示すものは、第2実施形態例
の浴槽における殺菌装置15の作動のタイミングを示す
ものである。この場合、図に示すように、浴槽本体1内
へ湯を貯留させた時点にて、この貯留させた湯が充分に
有効な殺菌濃度にて殺菌することができる作動時間T1
にて作動される。その後は、浴槽本体1が昇降機構11
によって上昇された時点にて、殺菌装置15が所定の作
動時間T2による作動を行う。
【0036】このように、昇降機構11によって浴槽本
体1が上昇して担架19に支持された被介護者が浴槽本
体1内の湯に浸漬された時、つまり、担架19に支持さ
れた被入浴者の入浴時に、殺菌装置15が作動して、浴
槽本体1内の湯を所定時間T2だけ殺菌処理するので、
入浴時の度に差し湯を行ったとしても、浴槽本体1内の
湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることがで
きる。
【0037】なお、第2実施形態例あるいは第3実施形
態例における殺菌装置15の作動を開始させるために、
ON/OFFスイッチを設けても良く、または、図7に
示すように、浴槽本体1内に所定量の湯が貯留されたこ
とを検知して殺菌装置15へ作動開始信号を出力するフ
ロートスイッチ21を浴槽本体1に設けても良い。
【0038】そして、このように、フロートスイッチ1
2を設けた浴槽によれば、浴槽本体1内への湯の貯留量
が所定量となった際に、フロートスイッチ12からの作
動開始信号によって殺菌装置15が作動されるので、浴
槽本体1内に貯留する湯を自動的に殺菌処理させること
ができ、殺菌作業にかかる労力を大幅に低減させること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の浴槽に
よれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記載
の浴槽によれば、給湯配管を通して浴槽本体内へ湯が注
がれて、この給湯配管の湯の流れ及び流量がフロースイ
ッチによって検出されると、給湯配管に設けられた殺菌
装置がフロースイッチからの検出信号に基づいて給湯配
管から浴槽本体内へ注がれる湯を有効な殺菌濃度にて殺
菌するものであるので、浴槽本体内へ貯留した湯を別個
の殺菌装置によって殺菌処理する場合と比較して、殺菌
作業の容易化を図ることができ、作業効率を大幅に向上
させることができる。また、差し湯を行うべく、給湯配
管を通して浴槽本体内へ湯を注ぐ場合にも、この差し湯
が殺菌装置によって殺菌処理されるので、浴槽本体内の
湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることがで
きる。
【0040】請求項2記載の浴槽によれば、浴槽本体内
に貯留された湯が、循環路を流れる際に、循環路に設け
られた殺菌装置によって有効な殺菌濃度にて殺菌される
ので、従来のように浴槽本体内へ貯留した湯を別個の殺
菌装置によって殺菌処理する場合と比較して、殺菌作業
の容易化を図ることができ、作業効率を大幅に向上させ
ることができる。また、差し湯を行ったとしても、浴槽
本体内の湯を循環路内へ通すことにより、浴槽本体内の
湯を殺菌装置によって殺菌処理されるので、浴槽本体内
の湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることが
できる。
【0041】請求項3記載の浴槽によれば、昇降機構に
よって担架と浴槽本体とが互い近接されることにより、
循環路を通されて有効な殺菌濃度とされた浴槽本体内の
湯に、入浴者を浸漬させて入浴させることができる。
【0042】請求項4記載の浴槽によれば、浴槽本体内
への湯の貯留量が所定量となった際に、フロートスイッ
チからの作動開始信号によって殺菌装置が作動されるの
で、浴槽本体内に貯留する湯を自動的に殺菌処理させる
ことができ、殺菌作業にかかる労力を大幅に低減させる
ことができる。
【0043】請求項5記載の浴槽によれば、殺菌装置
が、浴槽本体内の湯が有効な殺菌濃度となるように作動
した後、浴槽本体内への差し湯を考慮した所定時間の作
動を間隔をあけて繰り返すものであるので、浴槽本体内
の湯の殺菌濃度を常に有効な濃度に維持させることがで
きる。
【0044】請求項6記載の浴槽によれば、昇降機構に
よって浴槽本体と担架とが相対的に近接されて、担架に
支持された入浴者が浴槽本体内の湯に浸漬された時、つ
まり、担架に支持された入浴者の入浴時に、殺菌装置が
作動して、浴槽本体内の湯を所定時間だけ殺菌処理する
ものであるので、入浴時における確実な殺菌処理が行わ
れ、入浴時の度に差し湯を行ったとしても、浴槽本体内
の湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態例の浴槽を説明する浴
槽本体及び給湯配管を有する浴槽の概略図である。
【図2】 本発明の第2実施形態例の浴槽を説明する浴
槽本体及び循環路を有する浴槽の概略図である。
【図3】 本発明の第3実施形態例の浴槽を説明する浴
槽本体及び循環路を有する浴槽の概略図である。
【図4】 本発明の第3実施形態例の浴槽における殺菌
のタイミング及び殺菌時間を説明するタイミングチャー
ト図である。
【図5】 本発明の第1実施形態例の浴槽における殺菌
のタイミング及び殺菌時間を説明するタイミングチャー
ト図である。
【図6】 本発明の第2実施形態例の浴槽における殺菌
のタイミング及び殺菌時間を説明するタイミングチャー
ト図である。
【図7】 本発明の他の実施形態例の浴槽を説明する浴
槽本体及び循環路を有する浴槽の概略図である。
【符号の説明】
1 浴槽本体 2 給湯配管 7 フロースイッチ 8、15 殺菌装置 11 昇降機構 12 循環路 15 殺菌装置 19 担架 21 フロートスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月23日(1999.4.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項2記載の浴槽は、浴槽本体と、この
浴槽本体に貯留された湯を循環させる循環路とを有し、
該循環路に、この循環路を流れる湯の殺菌処理を行う殺
菌装置を設けてなり、前記浴槽本体には、貯留される湯
が所定量となった際に、前記殺菌装置へ作動開始信号を
出力するフロートスイッチが設けられていることを特徴
としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】つまり、浴槽本体内に貯留された湯が、循
環路を流れる際に、循環路に設けられた殺菌装置によっ
て有効な殺菌濃度にて殺菌されるので、浴槽本体内へ貯
留した湯を別個の殺菌装置によって殺菌処理する場合と
比較して、殺菌作業の容易化が図られ、作業効率が大幅
に向上される。また、差し湯を行ったとしても、浴槽本
体内の湯を循環路内へ通すことにより、浴槽本体内の湯
が殺菌装置によって殺菌処理されるので、浴槽本体内の
湯の殺菌濃度が確実に有効な濃度に維持される。さら
に、浴槽本体内への湯の貯留量が所定量となった際に、
フロートスイッチからの作動開始信号によって殺菌装置
が作動されるので、浴槽本体内に貯留する湯が自動的に
殺菌処理され、殺菌作業にかかる労力が大幅に低減され
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項3記載の浴槽は、請求項1または請
求項2記載の浴槽において、前記殺菌装置が、前記浴槽
本体内の湯が有効な殺菌濃度となる時間作動した後、前
記浴槽本体内への差し湯を考慮した所定時間の作動を間
隔をあけて繰り返すことを特徴としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】つまり、殺菌装置が、浴槽本体内の湯が有
効な殺菌濃度となる時間作動した後、浴槽本体内への差
し湯を考慮した所定時間の作動を間隔をあけて繰り返す
ものであるので、浴槽本体内の湯の殺菌濃度が常に有効
な濃度に維持される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項4記載の浴槽は、請求項2記載の浴
槽において、前記浴槽本体の上方に、入浴者が支持され
る担架が設けられ、前記浴槽本体あるいは前記担架に
は、これら浴槽本体と担架とを相対的に上下移動させる
昇降機構が設けられ、該昇降機構によって前記浴槽本体
と担架とが互いに近接された際に、前記担架に支持され
た入浴者が前記浴槽本体内の湯に浸漬されることを特徴
としている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】このように、入浴者が支持された担架と浴
槽とが昇降機構によって互いに近接されることにより、
循環路を通されて有効な殺菌濃度とされた浴槽本体内の
湯に、入浴者が浸漬されて入浴される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項5記載の浴槽は、請求項4記載の浴
槽において、前記殺菌装置が、前記浴槽本体内の湯が有
効な殺菌濃度となる時間作動した後、前記担架が前記浴
槽本体内の湯に浸漬された際に、前記浴槽本体内への差
し湯を考慮した所定時間の作動を行うことを特徴として
いる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】このように、昇降機構によって浴槽本体と
担架とが近接されて、担架に支持された入浴者が浴槽本
体内の湯に浸漬された時、つまり入浴者の入浴時に、殺
菌装置が作動して、浴槽本体内の湯を所定時間だけ殺菌
処理するものであるので、入浴時における確実な殺菌処
理が行われ、入浴時の度に差し湯を行ったとしても、浴
槽本体内の湯の殺菌濃度が確実に有効な濃度に維持され
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】そして、このように、フロートスイッチ
を設けた浴槽によれば、浴槽本体1内への湯の貯留量
が所定量となった際に、フロートスイッチ21からの作
動開始信号によって殺菌装置15が作動されるので、浴
槽本体1内に貯留する湯を自動的に殺菌処理させること
ができ、殺菌作業にかかる労力を大幅に低減させること
ができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】請求項2記載の浴槽によれば、浴槽本体内
に貯留された湯が、循環路を流れる際に、循環路に設け
られた殺菌装置によって有効な殺菌濃度にて殺菌される
ので、従来のように浴槽本体内へ貯留した湯を別個の殺
菌装置によって殺菌処理する場合と比較して、殺菌作業
の容易化を図ることができ、作業効率を大幅に向上させ
ることができる。また、差し湯を行ったとしても、浴槽
本体内の湯を循環路内へ通すことにより、浴槽本体内の
湯を殺菌装置によって殺菌処理されるので、浴槽本体内
の湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることが
できる。さらに、殺菌装置が、浴槽本体内への湯の貯留
量が所定量となった際に、フロートスイッチからの作動
開始信号によって殺菌装置が作動されるので、浴槽本体
内に貯留する湯を自動的に殺菌処理させることができ、
殺菌作業にかかる労力を大幅に低減させることができ
る。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】請求項3記載の浴槽によれば、殺菌装置
が、浴槽本体内の湯が有効な殺菌濃度となるように作動
した後、浴槽本体内への差し湯を考慮した所定時間の作
動を間隔をあけて繰り返すものであるので、浴槽本体内
の湯の殺菌濃度を常に有効な濃度に維持させることがで
きる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】請求項4記載の浴槽によれば、昇降機構に
よって担架と浴槽本体とが互い近接されることにより、
循環路を通されて有効な殺菌濃度とされた浴槽本体内の
湯に、入浴者を浸漬させて入浴させることができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】請求項5記載の浴槽によれば、昇降機構に
よって浴槽本体と担架とが相対的に近接されて、担架に
支持された入浴者が浴槽本体内の湯に浸漬された時、つ
まり、担架に支持された入浴者の入浴時に、殺菌装置が
作動して、浴槽本体内の湯を所定時間だけ殺菌処理する
ものであるので、入浴時における確実な殺菌処理が行わ
れ、入浴時の度に差し湯を行ったとしても、浴槽本体内
の湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることが
できる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】削除
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月20日(1999.8.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の浴槽は、浴槽本体と、水と湯とを混
合させて設定温度に調整して送り出すミキシング部から
の湯を先端部の給湯口から前記浴槽本体内へ注入させる
給湯配管と、該給湯配管に設けられ、この給湯配管内に
おける湯の流れ及び流量を検出するフロースイッチと、
前記給湯配管に設けられ、前記フロースイッチからの検
出信号に基づいて給湯配管内を流れる湯の殺菌処理を行
う殺菌装置とを具備することを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項2記載の浴槽は、浴槽本体と、該浴
槽本体の上方に設けられて入浴者を支持する担架と、前
記浴槽本体と前記担架とを相対的に上下移動させ、互い
に近接させることにより前記担架上の入浴者を前記浴槽
本体内の湯に浸漬させる昇降機構と、前記浴槽本体に貯
留された湯を循環させる循環路と、この循環路を流れる
湯の殺菌処理を行う殺菌装置と、前記浴槽本体内に貯留
される湯が所定量となった際に、前記殺菌装置へ作動開
始信号を出力するフロートスイッチとを有し、前記殺菌
装置は、前記昇降機構によって前記浴槽本体と前記担架
とが近接されて前記担架上の入浴者が前記浴槽本体内の
湯に浸漬された際に作動することを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】つまり、浴槽本体内に貯留された湯が、循
環路を流れる際に、循環路に設けられた殺菌装置によっ
て有効な殺菌濃度にて殺菌されるので、浴槽本体内へ貯
留した湯を別個の殺菌装置によって殺菌処理する場合と
比較して、殺菌作業の容易化が図られ、作業効率が大幅
に向上される。また、差し湯を行ったとしても、浴槽本
体内の湯を循環路内へ通すことにより、浴槽本体内の湯
が殺菌装置によって殺菌処理されるので、浴槽本体内の
湯の殺菌濃度が確実に有効な濃度に維持される。さら
に、浴槽本体内への湯の貯留量が所定量となった際に、
フロートスイッチからの作動開始信号によって殺菌装置
が作動されるので、浴槽本体内に貯留する湯が自動的に
殺菌処理され、殺菌作業にかかる労力が大幅に低減され
る。そして、入浴者が支持された担架と浴槽とが昇降機
構によって互いに近接されることにより、循環路を通さ
れて有効な殺菌濃度とされた浴槽本体内の湯に、入浴者
が浸漬されて入浴される。しかも、このように、昇降機
構によって浴槽本体と担架とが近接されて、担架に支持
された入浴者が浴槽本体内の湯に浸漬された時、つまり
入浴者の入浴時に、殺菌装置が作動して、浴槽本体内の
湯を、浴槽本体内への差し湯を考慮した所定時間だけ殺
菌処理するものであるので、入浴時における確実な殺菌
処理が行われ、入浴時の度に差し湯を行ったとしても浴
槽本体内の湯の殺菌濃度が確実に有効な濃度に維持され
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】請求項2記載の浴槽によれば、浴槽本体内
に貯留された湯が、循環路を流れる際に、循環路に設け
られた殺菌装置によって有効な殺菌濃度にて殺菌される
ので、従来のように浴槽本体内へ貯留した湯を別個の殺
菌装置によって殺菌処理する場合と比較して、殺菌作業
の容易化を図ることができ、作業効率を大幅に向上させ
ることができる。また、差し湯を行ったとしても、浴槽
本体内の湯を循環路内へ通すことにより、浴槽本体内の
湯を殺菌装置によって殺菌処理されるので、浴槽本体内
の湯の殺菌濃度を確実に有効な濃度に維持させることが
できる。さらに、殺菌装置が、浴槽本体内への湯の貯留
量が所定量となった際に、フロートスイッチからの作動
開始信号によって殺菌装置が作動されるので、浴槽本体
内に貯留する湯を自動的に殺菌処理させることができ、
殺菌作業にかかる労力を大幅に低減させることができ
る。そして、入浴者が支持された担架と浴槽とを昇降機
構によって互いに近接させることにより、循環路を通さ
れて有効な殺菌濃度とされた浴槽本体内の湯に、入浴者
を浸漬させて入浴させることができる。しかも、このよ
うに、昇降機構によって浴槽本体と担架とを近接させ
て、担架に支持された入浴者を浴槽本体内の湯に浸漬さ
せた時、つまり入浴者の入浴時に、殺菌装置が作動し
て、浴槽本体内の湯を、浴槽本体内への差し湯を考慮し
た所定時間だけ殺菌処理するものであるので、入浴時に
おける確実な殺菌処理が行われ、入浴時の度に差し湯を
行ったとしても浴槽本体内の湯の殺菌濃度を確実に有効
な濃度に維持させることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C058 AA30 BB07 CC02 CC04 DD05 DD07 DD13 JJ05 JJ07 JJ21 JJ28 4C094 AA01 BB07 CC02 CC09 DD17 EE24 FF12 FF16 GG02 GG17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体と、この浴槽本体に湯を注入す
    る給湯配管と、該給湯配管に設けられ、この給湯配管内
    における湯の流れ及び流量を検出するフロースイッチ
    と、前記給湯配管に設けられ、前記フロースイッチから
    の検出信号に基づいて給湯配管内を流れる湯の殺菌処理
    を行う殺菌装置とを具備することを特徴とする浴槽。
  2. 【請求項2】 浴槽本体と、この浴槽本体に貯留された
    湯を循環させる循環路とを有し、該循環路に、この循環
    路を流れる湯の殺菌処理を行う殺菌装置を設けたことを
    特徴とする浴槽。
  3. 【請求項3】 前記浴槽本体には、その上方に、入浴者
    が支持される担架が設けられ、前記浴槽本体あるいは前
    記担架には、これら浴槽本体と担架とを相対的に上下移
    動させる昇降機構が設けられ、該昇降機構によって前記
    浴槽本体と担架とが互いに近接された際に、前記担架に
    支持された入浴者が前記浴槽本体内の湯に浸漬されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の浴槽。
  4. 【請求項4】 前記浴槽本体には、貯留される湯が所定
    量となった際に、前記殺菌装置へ作動開始信号を出力す
    るフロートスイッチが設けられていることを特徴とする
    請求項2または請求項3記載の浴槽。
  5. 【請求項5】 前記殺菌装置は、前記浴槽本体内の湯が
    有効な殺菌濃度となる時間作動した後、前記浴槽本体内
    への差し湯を考慮した所定時間の作動を間隔をあけて繰
    り返すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記
    載の浴槽。
  6. 【請求項6】 前記殺菌装置は、前記浴槽本体内の湯が
    有効な殺菌濃度となる時間作動した後、前記担架が前記
    浴槽本体内の湯に浸漬された際に、前記浴槽本体内への
    差し湯を考慮した所定時間の作動を行うことを特徴とす
    る請求項3記載の浴槽。
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