JPH10185303A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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Publication number
JPH10185303A
JPH10185303A JP8341627A JP34162796A JPH10185303A JP H10185303 A JPH10185303 A JP H10185303A JP 8341627 A JP8341627 A JP 8341627A JP 34162796 A JP34162796 A JP 34162796A JP H10185303 A JPH10185303 A JP H10185303A
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JP
Japan
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sterilizing
hot water
purifying
bathtub
water
Prior art date
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Application number
JP8341627A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tomota
伸一 友田
Akihiko Kobayashi
明彦 小林
Takeo Toriyama
建夫 鳥山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄化手段・殺菌手段・保温手段に異常が発生
しても、衛生上または安全上問題なく快適な入浴を可能
にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備えた給湯装置を
得る。 【解決手段】 浄化手段4・殺菌手段7および発熱体か
らなる保温手段6の動作を監視する動作監視手段8・9
・10を有し、動作監視手段8・9・10が浄化手段4
・殺菌手段7および保温手段6の何れかの異常を検知し
た時には、浄化手段4・殺菌手段7および保温手段6の
運転を停止するとともに、浴槽1内を強制排水した後、
自動湯張りを行うように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽の湯を循環
しながら、浄化・殺菌・保温を行う機能を備えた給湯装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の浴槽水循環浄化・殺菌・
保温装置の構成図である。図において、1は浴槽、2は
浴槽1内の湯を循環するための循環配管、3は循環配管
2の途中に取り付けられ浴槽1内の湯を循環するための
循環ポンプ、4は循環配管2の途中に取り付けられ浴槽
1内の湯を浄化する浄化手段、5は循環配管2の途中に
取り付けられた温度センサ、6は浴槽1内の湯を設定温
度に保つために昇温を行う発熱体等からなる保温手段、
7は浴槽1内の湯を殺菌するための殺菌手段である。
【0003】次に、上記構成からなる従来の浴槽水循環
浄化・殺菌・保温装置の動作について説明する。浴槽1
内に貯められた湯は、循環配管2に取り付けられた循環
ポンプにより矢印の方向に常時循環している。そして、
循環された浴槽1内の湯は、浄化手段4・殺菌手段7に
より浄化・殺菌が常に行われている。そして、温度セン
サ5が示す温度が、設定器(図示せず)で予め設定され
た温度より低い場合には、保温手段6に通電を行い、循
環しながら浴槽1内の湯は昇温される。浴槽1内の湯が
昇温され、温度センサ5が示す湯の温度が設定器で設定
された温度より高くなると、保温手段6への通電を停止
する。これにより、浴槽の湯を、常時、浄化・殺菌しな
がら保温を行うことができるため、24時間いつでも好
きな時に入浴ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、例えば、浄化
手段4が何らかの原因で故障したり、劣化により能力が
低下したとする。このようなときは、浄化機能が機能し
ないか機能したとしても能力が出ず、浴槽内の湯が濁っ
たり、垢がたまったりしてくる。その場合でも、従来の
浴槽水浄化・殺菌・保温装置では、浄化機能の故障・能
力低下を検出できずに浄化できないまま、運転が継続さ
れてしまい、衛生上好ましくないという課題があった。
【0005】また、殺菌手段についても同様に、故障ま
たは劣化したとき、殺菌機能が機能しないか機能したと
しても能力が出ず、浴槽内の湯に雑菌が繁殖してくる。
その場合でも、従来の浴槽水浄化・殺菌・保温装置で
は、殺菌手段の故障・能力低下を検出できずに殺菌がで
きないまま、運転が継続されてしまい衛生上好ましくな
いという課題があった。
【0006】そして、殺菌手段としてオゾンを使用した
ものにおいては、オゾン発生装置の故障による停止や殺
菌能力の低下だけではなく、オゾン量が増え過ぎる状態
で故障するとオゾン濃度が高くなり、安全上問題があっ
た。
【0007】また、保温手段についても同様に、故障ま
たは劣化したとき、保温機能が機能しないか機能したと
しても能力が出ず、浴槽内の湯の温度が徐々に低下して
くる。その場合でも、従来の浴槽水浄化・殺菌・保温装
置は、保温手段の故障・能力低下を検出できずに、浴槽
内の湯の温度がどんどん低下してしまい、入浴できなく
なってしまうという課題があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、浄化手段・殺菌手段・保温手
段における浄化状態・殺菌状態および保温状態の何れか
に異常が発生しても、衛生上または安全上問題なく快適
な入浴を可能にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備え
た給湯装置を提供することを目的とする。
【0009】第1の発明は、動作監視手段が浄化手段・
殺菌手段および保温手段における浄化状態・殺菌状態お
よび保温状態の何れかの異常を検知した時には、浄化手
段・殺菌手段および保温手段の運転を停止するように制
御して、浄化手段・殺菌手段・保温手段における浄化状
態・殺菌状態および保温状態の何れかに異常が発生して
も、衛生上または安全上問題なく快適な入浴を可能にす
る浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備えた給湯装置を得よ
うとするものである。
【0010】第2の発明は、動作監視手段が浄化手段・
殺菌手段および保温手段における浄化状態・殺菌状態お
よび保温状態の何れかの異常を検知した時には、浄化手
段・殺菌手段および保温手段の運転を停止するととも
に、浴槽内を排水手段により強制排水した後、自動湯張
りを行なうように制御して、浄化手段・殺菌手段・保温
手段における浄化状態・殺菌状態および保温状態の何れ
かに異常が発生しても、衛生上または安全上問題なく快
適な入浴を可能にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備
えた給湯装置を得ようとするものである。
【0011】第3の発明は、浄化手段と殺菌手段の動作
を監視する動作監視手段において、水の比抵抗を測定す
ることにより異常を検知するようにして、浄化手段およ
び殺菌手段における浄化状態および殺菌状態の何れかに
異常が発生しても、その異常を的確に検知し、衛生上ま
たは安全上問題なく快適な入浴を可能にする浴槽水浄化
・殺菌・保温機能を備えた給湯装置を得ようとするもの
である。
【0012】第4の発明は、浄化手段と殺菌手段の動作
を監視する動作監視手段は、発光部と受光部を有し、水
の透過度から濁度を測定することによって異常を検知す
るようにして、浄化手段および殺菌手段における浄化状
態および殺菌状態の何れかに異常が発生しても、その異
常を的確に検知し、衛生上または安全上問題なく快適な
入浴を可能にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備えた
給湯装置を得ようとするものである。
【0013】第5の発明は、殺菌手段としてオゾンを使
用し、殺菌手段による殺菌動作を監視する動作監視手段
はpHセンサにより水の酸性度を測定することによって
異常を検知するようにして、殺菌手段の殺菌状態に異常
が発生しても、その異常を的確に検知し、衛生上または
安全上問題なく快適な入浴を可能にする浴槽水浄化・殺
菌・保温機能を備えた給湯装置を得ようとするものであ
る。
【0014】第6の発明は、殺菌手段としてオゾンを使
用し、殺菌手段による殺菌動作を監視する動作監視手段
は臭いセンサにより臭いを測定することによって異常を
検知するようにして、殺菌手段における殺菌状態に異常
が発生しても、その異常を的確に検知し、衛生上または
安全上問題なく快適な入浴を可能にする浴槽水浄化・殺
菌・保温機能を備えた給湯装置を得ようとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る給湯装
置は、浴槽の湯を循環させる循環手段と、浴槽の湯を循
環させながら浄化を行う浄化手段と、殺菌を行う殺菌手
段と、保温を行う保温手段と前記循環手段および浄化手
段・殺菌手段・保温手段を制御する制御装置を有した給
湯装置において、浄化手段・殺菌手段・保温手段の動作
監視手段を有し、上記動作監視手段が浄化手段・殺菌手
段・保温手段における浄化状態・殺菌状態および保温状
態の何れかの異常を検知したときには、浄化手段・殺菌
手段・保温手段の運転を停止するように制御するもので
ある。
【0016】第2の発明に係る給湯装置は、第1の発明
に係る給湯装置において、動作監視手段が浄化手段・殺
菌手段・保温手段における浄化状態・殺菌状態および保
温状態の何れかの異常を検知したときには、浄化手段・
殺菌手段・保温装置の運転を停止すると共に、浴槽水排
水手段により強制排水した後自動湯張りするように制御
するものである。
【0017】第3の発明に係る給湯装置は、第1の発明
および第2の発明に係る給湯装置において、浄化手段・
殺菌手段の監視手段は水の比抵抗を測定することによっ
て異常を検知するようにしたものである。
【0018】第4の発明に係る給湯装置は、第1の発明
および第2の発明に係る給湯装置において、浄化手段・
殺菌手段の監視手段は発光部と受光部を有し、水の透過
度から濁度を測定することによって異常を検知するよう
にしたものである。
【0019】第5の発明に係る給湯装置は、第1の発明
および第2の発明に係る給湯装置において、殺菌手段と
してオゾンを使用し、殺菌動作の監視手段はpHセンサ
により水の酸性度を測定することによって異常を検知す
るようにしたものである。
【0020】第6の発明に係る給湯装置は、第1の発明
および第2の発明に係る給湯装置において、殺菌手段と
してオゾンを使用し、殺菌動作の監視手段は臭いセンサ
により臭いを測定することによって異常を検知するよう
にしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1について
説明する。図1は、この発明の実施の形態1を示す給湯
装置の構成図である。図において、1は浴槽、2aは浴
槽1内の湯を循環するための循環往き配管、2bは循環
戻り配管、3は循環配管2a・2bの途中に取り付けら
れ浴槽1内の湯を循環するための循環ポンプである。4
は循環配管2a、2bの途中に取り付けられ浴槽1内の
湯を浄化する浄化手段、5は循環配管2a・2bの途中
に取り付けられた温度センサ、6は浴槽1内の湯を設定
温度に保つために昇温水器の沸き上げ方式を行う発熱体
等からなる保温手段、7は浴槽1内の湯を殺菌するため
の殺菌手段である。8は浄化手段4の動作に異常がない
かどうかを監視する浄化動作監視手段、9は殺菌手段7
の動作に異常がないかどうかを監視する殺菌動作監視手
段、10は保温手段6の動作に異常がないかどうかを監
視する保温動作監視手段である。
【0022】11は湯を貯湯する貯湯タンク、12は貯
湯タンク11内の湯を沸き上げるための発熱体、13は
貯湯タンク11内の沸き上げを制御するための温度セン
サである。14は貯湯タンク11内に供給される水の圧
力を減圧するための減圧弁、15は貯湯タンク11内の
水を加熱する際に水の膨張分を逃がすための逃がし弁、
16は貯湯タンク11内に沸き上げた湯と水を適温に混
合する温水混合弁、17は湯水混合弁16で混合された
湯を浴槽1に給湯する電磁弁である。18はゲージ圧を
測定することにより浴槽1の水位を測定する水位セン
サ、19は循環の切換を行う循環二方弁、20は浴槽1
内の湯を排水する排水手段である。
【0023】図2は、この発明の実施の形態1を示す制
御ブロック図である。図において、21は給湯装置の制
御を司る制御装置である。この制御装置21には、三つ
の入力がある。それらの入力は、浄化動作監視手段8、
殺菌動作監視手段9、保温動作監視手段10の出力によ
り供給される。一方、前記制御装置21には、三つの出
力がある。それらの出力は、貯湯タンク11の湯を浴槽
1に自動湯張りする自動湯張り手段22、循環浄化・殺
菌・保温制御手段23、発熱体12のON/OFFを制
御する発熱体制御手段24に供給される。
【0024】図3は、この発明の実施の形態1における
浄化動作監視手段の構成を示す図である。図において、
30は断面で示す循環配管2の構成部分、31は配管3
0に取り付けられた電極棒である。電極棒のボディ31
aは樹脂等の電気絶縁物からなり、電極部31bは白金
メッキされたチタン部材で構成されている。また、32
は電極棒31に電流を流すための直流電源である。
【0025】次に、実施の形態1の動作について、図1
・図2・図3により説明する。まず、浴槽1内の湯を循
環浄化・殺菌・保温する動作について説明する。浴槽1
内の湯は、循環配管2a・2bの途中に取り付けられた
循環ポンプ3により、実線矢印の方向に常時循環してい
る。このとき、電磁弁17は閉じており、循環二方弁1
9は開いている。ここで、循環された浴槽1内の湯は、
浄化手段4・殺菌手段7により浄化・殺菌が行われてい
る。
【0026】また、保温動作は、循環した湯の温度を温
度センサ5で入力し、予め設定された温度より1℃以上
低くなったときに、発熱体からなる保温手段6を通電さ
せる。これにより、循環しながら徐々に浴槽1内の湯が
昇温されていく。そして、温度センサ5による検知温度
が設定温度以上になると、発熱体からなる保温手段6の
通電を停止する。このようにして、浴槽1内の湯を一定
温度に保温することができる。
【0027】ここで、浄化手段、例えば活性炭により浄
化するものにおいて、経年劣化等により浄化性能が悪く
なったまま使用した場合、水が濁ってくる。この性質を
利用し、図3のように循環配管2の構成部分30に電極
棒31を設け、その電極部31bに直流の微小電流(数
mA程度)を流し、電極部31bと循環配管2の構成部
分30との間を流れる湯の抵抗値の変化を検出すること
により、浄化が正常に働いているか否かを検知する。水
が濁ると、不純物により水の抵抗値が小さくなる性質を
利用して、浄化動作状態を検知するするものである。
【0028】浄化異常の検知・判定後の動作について、
図4のフローチャートにより説明する。まず、ステップ
S51では、上記のような方法により、浄化が正常に働
いているか否かを検知する。ここで、浄化異常が検出さ
れない場合はステップS52に進む。ステップS52で
は、通常処理(浴槽水の循環浄化・殺菌・保温)を行
う。
【0029】ステップS51で浄化異常を検出した場合
は、ステップS53に進む。ステップS53では、循環
浄化・殺菌・保温制御手段23により、循環ポンプ3・
浄化手段4・保温手段6・殺菌手段7の動作を停止さ
せ、ステップS54に進む。ステップS54では、排水
手段20(排水用電動弁)を開き、浴槽1内の濁った湯
を自動的に排水する。排水が完了したら、排水手段20
(排水用電動弁)を閉じ、ステップS55に進む。ステ
ップS55では、温水器からの自動湯張りを行う。
【0030】次に、自動湯張りの動作について説明す
る。まず、設定器等により予め設定された浴槽湯温にな
るように、湯水混合弁17を制御する。次に、循環二方
弁19と電磁弁17を開き、往き配管2aと戻り配管2
bの両方から給湯を行う。一定時間経過後、循環二方弁
19を閉じ、往き配管2aのみで給湯を行う。そして、
水位センサ18により浴槽水位を測定し、設定水位にな
ったか確認する。水位センサ18で浴槽の水位が適当な
水位になったことを検出すると、電磁弁17を閉じて湯
張りを終了する。
【0031】次に、電気温水器の沸き上げ動作について
説明する。給水された水は、減圧弁14により減圧され
る。減圧された水は、貯湯タンク11に導かれる。貯湯
タンク11の水は常に満水状態となっており、例えば、
深夜電力を利用して発熱体12に通電される。発熱体1
2が通電されると、貯湯タンク11内の水が加熱され
る。そこで、予め設定されている設定温度(例えば90
℃)に温度センサ13の入力温度が達すると、発熱体1
2の通電を停止させる。加熱されている間に膨張した水
は、逃がし弁15から排水される。
【0032】この実施の形態に係る給湯装置によれば、
浄化手段4や殺菌手段7が異常になったときに、衛生上
好ましくない状態で入浴を継続するのではなく、貯湯タ
ンク11から新しい湯を湯張りし、衛生的で快適な入浴
を行うことができる。
【0033】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を、図5について説明する。図において、30は循
環配管2の構成部分、33は発光部、34は受光部であ
る。
【0034】実施の形態1では、浄化・殺菌動作監視手
段として、図3のように電極棒31に電流を流すことに
より水の比抵抗を検出する方式であったが、その代わり
に、この実施の形態では、図5のように、発光部33と
受光部34を有し、光の透過度を測定することによって
も対応可能としたものである。
【0035】発光部33からの光は、循環配管2の構成
部分30を流れる湯を通り受光部34に達する。この受
光部34に達する光の量は、循環配管2の構成部分30
を流れる湯における光の透過度により左右され、これを
受光部34により検知することによって、湯の濁りを検
出することができる。
【0036】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。殺菌手段としてオゾンを使用し
たものにおいて、殺菌動作監視手段としてpHセンサに
よる水の酸性度を測定するものである。オゾンの殺菌で
は、水中のオゾン濃度が高くなると酸性になる性質があ
る。この性質を利用して、オゾン濃度が高くなることに
よる危険を防止する。また、逆にpHセンサが高いアル
カリ性を検知した場合は、オゾン殺菌が劣化等により正
常に殺菌動作をしていないことになる。その場合も殺菌
異常を検出できる。
【0037】また、殺菌手段としてオゾンを使用したも
のにおいて、殺菌動作監視手段として臭いセンサによる
臭いを測定するものである。オゾンの殺菌では、水中の
オゾン濃度が高くなると臭いが強烈になる性質がある。
この性質を利用して、オゾン濃度が高くなることを防止
する。
【0038】この発明に係る浴槽水循環浄化・殺菌・保
温機能付給湯器によれば、オゾンによる殺菌手段7にお
ける殺菌状態が異常になったときに、安全上好ましくな
い状態で入浴を継続するのではなく、貯湯タンク11よ
り新しい湯を湯張りし、衛生的で快適な入浴を行うこと
ができる。また、pHセンサで、オゾン濃度が高過ぎる
場合の検出と逆にオゾン殺菌性能が劣化した時の両方の
異常を検出することができるため、コストを安価にする
ことができる。
【0039】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4について説明する。保温監視手段として、発熱体か
らなる保温手段の加熱動作を監視するため、発熱体から
なる保温手段による温度センサ5の温度上昇が一定時間
ない場合に異常と判断するよう構成される。この実施の
形態に係る浴槽水循環浄化・殺菌・保温機能付給湯器に
よれば、保温手段6が異常になった時に、浴槽1内の湯
温低下を放置するのではなく、貯湯タンク11から新し
い高温湯を湯張りし、浴槽内温度を下げずに快適な入浴
を行うことができる。
【0040】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5を、図6について説明する。図において、1は浴
槽、2aは浴槽1内の湯を循環するための循環往き配
管、2bは循環戻り配管、3は循環配管2a・2bの途
中に取り付けられた浴槽1内の湯を循環するための循環
ポンプである。4は循環配管2a、2bの途中に取り付
けられ浴槽1内の湯を浄化する浄化手段、5は循環配管
2a・2bの途中に取り付けられた温度センサ、6は浴
槽1内の湯を設定温度に保つために昇温水器の沸き上げ
方式を行う発熱体等からなる保温手段、7は浴槽1内の
湯を殺菌するための殺菌手段である。8は浄化手段4の
動作に異常がないかどうかを監視する浄化動作監視手
段、9は殺菌手段7の動作に異常がないかどうかを監視
する殺菌動作監視手段、10は保温手段6の動作に異常
がないかどうかを監視する保温動作監視手段である。
【0041】18はゲージ圧を測定することにより浴槽
1の水位を測定する水位センサ、19Aは排水回路を有
する三方弁である。その他の構成は、実施の形態1と同
様である。
【0042】実施の形態1では、浴槽水排水手段20を
専用に設けた構成としているが、この実施の形態5で
は、図6のように、循環回路に三方弁19を設け、浴槽
水排水時には、循環ポンプ3を動作させ、三方弁19A
から排水するようにしたものである。これにより、浴槽
1の下部の工事が不要になり工事性が改善されると共
に、専用の浴槽排水手段を省略できるため、安価に構成
することが可能である。
【0043】この発明の実施の形態に係る給湯装置によ
れば、浄化手段4や殺菌手段7が異常になった時に、衛
生上好ましくない状態で入浴を継続するのではなく、貯
湯タンク11より新しい湯を湯張りし、衛生的で快適な
入浴を行うことができる。また、オゾンによる殺菌手段
7が異常になった時に、安全上好ましくない状態で入浴
を継続するのではなく、貯湯タンク11より新しい湯を
湯張りし、衛生的で快適な入浴を行うことができる。そ
して、保温手段6が異常になった時に、浴槽1内の湯温
低下を放置するのではなく、貯湯タンク11より新しい
高湯温を湯張りし、浴槽内温度を下げずに快適な入浴を
行うことができる。
【0044】
【発明の効果】第1の発明によれば、動作監視手段が浄
化手段・殺菌手段および保温手段における浄化状態・殺
菌状態および保温状態の何れかの異常を検知した時に
は、浄化手段・殺菌手段および保温手段の運転を停止す
るように制御して、浄化手段・殺菌手段・保温手段にお
ける浄化状態・殺菌状態および保温状態の何れかに異常
が発生しても、衛生上または安全上問題なく快適な入浴
を可能にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備えた給湯
装置を得ることができる。
【0045】第2の発明によれば、動作監視手段が浄化
手段・殺菌手段および保温手段における浄化状態・殺菌
状態および保温状態の何れかの異常を検知した時には、
浄化手段・殺菌手段および保温手段の運転を停止すると
ともに、浴槽内を排水手段により強制排水した後、自動
湯張りを行なうように制御して、浄化手段・殺菌手段・
保温手段における浄化状態・殺菌状態および保温状態の
何れかに異常が発生しても、衛生上または安全上問題な
く快適な入浴を可能にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能
を備えた給湯装置を得ることができる。
【0046】第3の発明によれば、浄化手段と殺菌手段
の動作を監視する動作監視手段において、水の比抵抗を
測定することにより異常を検知するようにして、浄化手
段・殺菌手段・保温手段における浄化状態・殺菌状態お
よび保温状態の何れかに異常が発生しても、その異常を
的確に検知し、衛生上または安全上問題なく快適な入浴
を可能にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備えた給湯
装置を得ることができる。
【0047】第4の発明によれば、浄化手段と殺菌手段
の動作を監視する動作監視手段は、発光部と受光部を有
し、水の透過度から濁度を測定することによって異常を
検知するようにして、浄化手段・殺菌手段における浄化
状態および殺菌状態の何れかに異常が発生しても、その
異常を的確に検知し、衛生上または安全上問題なく快適
な入浴を可能にする浴槽水浄化・殺菌・保温機能を備え
た給湯装置を得ることができる。
【0048】第5の発明によれば、殺菌手段としてオゾ
ンを使用し、殺菌手段による殺菌動作を監視する動作監
視手段はpHセンサにより水の酸性度を測定することに
よって異常を検知するようにして、殺菌手段における殺
菌状態に異常が発生しても、その異常を的確に検知し、
衛生上または安全上問題なく快適な入浴を可能にする浴
槽水浄化・殺菌・保温機能を備えた給湯装置を得ること
ができる。
【0049】第6の発明によれば、殺菌手段としてオゾ
ンを使用し、殺菌手段による殺菌動作を監視する動作監
視手段は臭いセンサにより臭いを測定することによって
異常を検知するようにして、殺菌手段における殺菌状態
に異常が発生しても、その異常を的確に検知し、衛生上
または安全上問題なく快適な入浴を可能にする浴槽水浄
化・殺菌・保温機能を備えた給湯装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す給湯装置の構
成図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す給湯装置の制
御ブロック図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す浄化・殺菌動
作監視手段の構成を示す図。
【図4】 この発明の実施の形態1を示すフローチャー
ト図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す浄化・殺菌動
作監視手段の構成を示す図。
【図6】 この発明の実施の形態5を示す給湯装置の構
成図。
【図7】 従来の発明の実施例を示す浴槽水循環浄化・
殺菌・保温装置の構成図。
【符号の説明】
1 浴槽、2 循環配管、3 循環ポンプ、4 浄化手
段、5 温度センサ、6保温手段、7 殺菌手段、8
浄化動作監視手段、9 殺菌動作監視手段、10 保温
動作監視手段、20 浴槽水排水手段、21 制御装
置、22 自動湯張り手段、23 循環浄化・殺菌・保
温制御手段 、31 電極棒、32 直流電源、33
発光部、34 受光部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 531 C02F 1/50 540A 540 550H 550 550L 560Z 560 1/78 1/78 F24H 9/00 W F24H 9/00 B01D 35/02 J

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の湯を循環させる循環手段と、浴槽
    の湯を循環させながら浄化を行う浄化手段と、殺菌を行
    う殺菌手段と、保温を行う保温手段と、前記循環手段な
    らびに浄化手段・殺菌手段および保温手段を制御する制
    御装置を有する給湯装置において、浄化手段・殺菌手段
    および保温手段の動作を監視する動作監視手段を有し、
    上記動作監視手段が浄化手段・殺菌手段および保温手段
    における浄化状態・殺菌状態および保温状態の何れかの
    異常を検知した時には、浄化手段・殺菌手段および保温
    手段の運転を停止するように制御することを特徴とする
    給湯装置。
  2. 【請求項2】 動作監視手段が浄化手段・殺菌手段およ
    び保温手段における浄化状態・殺菌状態および保温状態
    の何れかの異常を検知した時には、浄化手段・殺菌手段
    および保温装置の運転を停止するとともに、浴槽内を排
    水する排水手段により強制排水した後、自動湯張りを行
    なうように制御することを特徴とする請求項1に記載の
    給湯装置。
  3. 【請求項3】 浄化手段と殺菌手段の動作を監視する動
    作監視手段は、水の比抵抗を測定することによって異常
    を検知することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の給湯装置。
  4. 【請求項4】 浄化手段と殺菌手段の動作を監視する動
    作監視手段は、発光部と受光部を有し、水の透過度から
    濁度を測定することによって異常を検知することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の給湯装置。
  5. 【請求項5】 殺菌手段としてオゾンを使用し、殺菌手
    段による殺菌動作を監視する動作監視手段はpHセンサ
    により水の酸性度を測定することによって異常を検知す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給
    湯装置。
  6. 【請求項6】 殺菌手段としてオゾンを使用し、殺菌手
    段による殺菌動作を監視する監視手段は臭いセンサによ
    り臭いを測定することによって異常を検知することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯装置。
JP8341627A 1996-12-20 1996-12-20 給湯装置 Pending JPH10185303A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000024070A (ja) * 1998-07-16 2000-01-25 Sakai Medical Co Ltd 浴 槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000024070A (ja) * 1998-07-16 2000-01-25 Sakai Medical Co Ltd 浴 槽

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