JP2006322687A - 殺菌機能付給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 銀イオン殺菌器に設けた銀電極の寿命を短くすることなく、浴槽内へ落とし込む湯の銀イオン濃度を任意に設定することができる殺菌機能付給湯装置を提供すること。
【解決手段】 上水を浴槽11に落とし込む落とし込み配管経路10に熱交換器20、28と、銀イオン殺菌器24と、銀イオン殺菌器24よりも上流側に出湯過流出サーボ弁22を設け、浴槽11内に湯(上水)を落とし込んで貯める時には、銀イオン殺菌器24の銀電極に流す電流量を一定にして銀イオンの溶出速度を一定にし、出湯過流出サーボ弁22を調節して流量を制御することにより浴槽11に落とし込まれる湯の銀イオン濃度を制御している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、殺菌機能付給湯装置に関し、特に銀イオンを浴槽内の湯に溶出させて殺菌を行う殺菌機能付給湯装置に関する。
本発明の出願人は特許文献1(特公平6−40859号公報)において、銀電極から銀イオンを溶出させて浴槽内の浴水(湯)を殺菌し、清浄に保つ殺菌機能付給湯装置を提案している。特公平6−40859号公報で提案した殺菌機能付給湯装置においては、浴槽へ湯の供給時に湯が通過する配管に銀イオン殺菌器を設け、銀イオン殺菌器を通過した湯に銀イオンを溶出させている。これにより浴槽へ湯の供給時に銀イオンを含んだ湯を浴槽に貯めることができるようにしている。
しかしながら、銀イオンによる殺菌効果は、水道水中の塩素イオン濃度、入浴する人数、季節などにより一定ではない。殺菌効果が弱い時には銀イオン濃度を高くすることが考えられる。この方法としては、銀電極に流れる電流量を大きくすることにより銀イオンの溶出量を増やして銀イオン濃度を高くすることが考えられるが、電流量を大きくすると水道水中の塩素イオンが銀電極と反応して銀電極の表面に塩化銀の被膜が形成されやすくなり、銀電極の表面が絶縁皮膜で覆われてしまって寿命が短くなってしまうという課題があった。
特公平6−40859号公報 特開2000−18730号公報 特開2001−327962号公報 特開2005−7317号公報
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、銀イオン殺菌器に設けた銀電極の寿命を短くすることなく、浴槽内へ落とし込む湯の銀イオン濃度を任意に設定することができる殺菌機能付給湯装置を提供することにある。
請求項1にかかる殺菌機能付給湯装置は、給湯器からの水を浴槽へ落とし込むことができる落とし込み配管路を備え、前記落とし込み配管路内の水に銀電解により銀イオンを溶出させる銀イオン殺菌器と、浴槽への水の落とし込み流量を制御するための流量制御手段とを前記落とし込み配管路に配置した殺菌機能付給湯装置において、浴槽内への水の落とし込み時に流量制御手段で水の流量を制御することによって、銀イオン濃度を制御するようにしたことを特徴としている。
請求項1に記載した殺菌機能付給湯装置にあっては、流量制御弁によって流量を制御することにより銀イオン濃度を調節するようにしているので、銀電極間に流れる電流量を大きくすることなく銀イオン濃度を高くすることができ、かつ銀電極への塩化銀の付着を防止して銀電極の劣化を防止することができる。
請求項2にかかる殺菌機能付給湯装置は、給湯器からの水を浴槽へ落とし込むことができる落とし込み配管路を備え、前記落とし込み配管路内の水に銀電解により銀イオンを溶出させる銀イオン殺菌器を前記落とし込み配管路に配置した殺菌機能付給湯装置において、浴槽内への水の落とし込み時に浴槽への水の落とし込み所要時間を制御することによって、銀イオン濃度を制御するようにしたことを特徴としている。
請求項2に記載した殺菌機能付給湯装置にあっては、浴槽への水の落とし込み所要時間(設定水位まで水が貯まるのにかかる時間)を制御することにより浴槽内に貯められる水の銀イオン濃度を調節するようにしているので、銀電極間に流れる電流量を大きくすることなく銀イオン濃度を高くすることができ、かつ銀電極への塩化銀の付着を防止して銀電極の劣化を防止することができる。
請求項3にかかる殺菌機能付給湯装置は、前記銀イオン殺菌器において、銀イオンの溶出速度を一定にしたことを特徴としている。
請求項3に記載した殺菌機能付給湯装置にあっては、銀イオン殺菌器において銀イオンの溶出速度は銀電極に流す電流量で決まるが、大きな電流を流して銀イオンの溶出速度を高くすると銀電極が水道水中の塩素イオンと反応して銀電極表面に塩化銀が付着してしまい寿命が短くなる原因となる。したがって、銀電極が水道水中の塩素イオンと反応しにくい電流量に設定しておけば銀電極の寿命が短くなることを防止することができる。
請求項4に記載した実施態様は、前記落とし込み配管路に流量センサを設け、流量センサによって前記落とし込み配管路に流れる水の流量を測定し、測定した流量をもとに前記流量制御手段を制御し、前記浴槽内への水の落とし込み速度を調節するようにしたことを特徴としている。
請求項4に記載した実施態様にあっては、流量センサで流量を測定するようにしたので、流量制御弁による流量調整をより正確におこなうことができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものでないことは勿論である。
図1は、実施例1の殺菌機能付給湯装置1の全体構成図である。殺菌機能付給湯装置1は、浴槽11と落とし込み配管経路10で構成されており、落とし込み配管経路10は一般給湯器12、循環回路13及び一般給湯器12と循環回路13を接続する風呂給湯配管52により構成されている。また、落とし込み配管経路10は上水を一般給湯器12に設けた熱交換器20で加熱するとともに、銀イオン殺菌器24で銀イオンを注入して浴槽11内に落とし込むことができるように構成されている。さらに、浴槽11内に貯められた浴水(湯)を循環回路13で循環させながら熱交換器28で浴水を加熱することによって追い焚きができるように構成されている。
一般給湯器12は、一端(上流側)が上水道などと接続され、他端(図1中のOUT側)が流し台や洗面台の蛇口(図示せず)などに接続されており、上水側から順に流量センサ41、温度センサ42、熱交換器20、温度センサ43、出湯過流出サーボ弁22(流量制御弁)が設けられている。また、熱交換器20を通過しないように温度センサ42と熱交換器20の間と、温度センサ43と熱交換器20の間を接続するバイパス管51が設けられており、熱交換器20用のバーナ(図示せず)とバイパス管51に設けた電動二方弁21を制御することにより、流し台や洗面台の蛇口から流れ出る湯の温度を調節するようになっている。また、出湯過流出サーボ弁22は弁開度を調節することができ、出湯過流出サーボ弁22を通過する湯の流量或いは浴槽11内への落とし込み所要時間を調節できるものである。
また、一般給湯器12の出湯過流出サーボ弁22よりも下流側と循環回路13の電動三方弁25は風呂給湯配管52によって接続されている。風呂給湯配管52は、一般給湯配管12側から順に流量センサ44、注湯電磁弁23、銀イオン殺菌器24が設けられており、注湯電磁弁23を開閉することにより一般給湯器12に供給される上水を循環回路13に導いて浴槽11に注ぎ込むことができる。また、銀イオン殺菌器24は、例えば、フロートタンクに銀電解による銀イオン発生手段を組み込んだものでプラス電極に銀、マイナス電極に銀又は白金などを用い、直流電流を流すことにより、プラス電極の銀が電気分解されて銀イオンとして溶出し、流れてくる水(湯)に溶け込む。つまり、銀イオン殺菌器24を通過する水(湯)に銀イオンを溶け込ませて浴槽11に供給することができるものである。なお、銀イオン殺菌器24の銀電極に印加する電圧は、出湯過流出サーボ弁22の弁開度を最大にして落とし込みした時に基準となる所定の銀イオン濃度が得られるような電流値となる電圧V1に設定してあり、銀イオン濃度、設定水位、設定温度などによって電流値が変化しないようにしている。
次に循環回路13は、電動三方弁25に共通配管53(熱交換器28を通過して浴槽11のバスアダプタ(図示せず)につながる配管)及び循環配管54(熱交換器28を通過せず、浴槽11のバスアダプタにつながる配管)が接続され、共通配管53及び循環配管54の電動三方弁25と接続されていない他端は、それぞれ浴槽11のバスアダプタに接続されている。電動三方弁25は、共通配管53側及び循環配管54側は開状態となっており、風呂給湯配管52側の開閉を制御している。共通配管53には、電動三方弁25側から順に逆止弁26、循環ポンプ27、熱交換器28、温度センサ46が設置されている。
したがって、上水を浴槽11内に貯める場合(落とし込みの場合)は、電動三方弁25の風呂給湯配管52側を開成(つまり、電動三方弁25の3方全てを開成)させて、出湯過流出サーボ弁22及び注湯電磁弁23を開成し、一般給湯器12に上水を供給すれば、上水は一般給湯器12から風呂給湯配管52を経由して循環回路13の共通配管53及び循環配管54に流れ込んで、共通配管53及び循環配管54の両配管から浴槽11内に落とし込まれる。つまり、共通配管53及び循環配管54の両配管から浴槽11内に落とし込むことにより浴槽11に上水をすばやく貯めることができる。この時、銀イオン殺菌器24に電圧を印加しておけば銀イオンを含んだ上水を浴槽11内に供給でき、熱交換器20を加熱しておけば上水を加熱して浴槽11内に落とし込む(供給)することができる。
また、浴槽11内に貯めた湯を再度温めたい場合(追い焚きしたい場合)は、電動三方弁25の風呂給湯配管52側を閉止させて循環ポンプ27を起動すれば、浴槽11内の浴水を循環配管54に吸い込んで共通配管53に送り、熱交換器28で加熱して再び浴槽11内に戻すことにより加熱することができるようになっている。
また、浴槽11には水位センサ47及び温度センサ45が設けられており、浴槽11内の水位及び温度を監視している。また、各温度センサ42、43、46及び各流量センサ41、44は、各設置場所での温度及び流量を検知している。
殺菌機能付給湯装置1は、内蔵のコントローラ61(制御手段)によって運転制御される。リモコン62は、遠隔から殺菌機能付給湯装置1を操作するものであり、条件設定スイッチ64、電源スイッチ65、オート運転スイッチ63及び銀イオン濃度設定スイッチ67を備えている。条件設定スイッチ64により浴槽11内に貯める湯の温度及び水位(水量)を任意に設定(或いは複数の設定パターンから1つを選択)することができる。また、銀イオン濃度設定スイッチ67は浴槽11への湯の落とし込み時の銀イオン濃度を切り替えることができる。例えば、銀イオン濃度設定スイッチ67を押すことによって、銀イオン濃度を基準濃度、高め濃度及び銀イオンなしなどの設定パターンに切り替えることができる。なお、一般的に殺菌効果のある銀イオン濃度は、40〜100ppbと言われており、本実施例1の殺菌機能付給湯装置1では、基準濃度及び高め濃度の各設定における銀イオン濃度をそれぞれ50ppb、80ppbに設定した。
また、オート運転スイッチ63は、浴槽11内への湯の落とし込みから保温までを自動で制御するオート運転モードによる運転と、強制的に追い焚き(使用者の操作による追い焚き)を行う強制追い焚き運転とを切り替えることができるようになっている。また、コントローラ61とリモコン62は、信号線66を通じて接続されている。
図2は殺菌機能付給湯装置1における、コントローラ61を中心とする電気的な構成を示す機能ブロック図である。コントローラ61は、ROM、EEPROM等のメモリに格納されている運転処理のプログラムに従って殺菌機能付給湯装置1をマイコン制御するものである。すなわち、図2に示すように、コントローラ61は、温度センサ42〜43,45〜46、流量センサ41、44、水位センサ47、条件設定スイッチ64、電源スイッチ65及びオート運転スイッチ63からの信号を受け取り、それに応じて所定の手順で銀イオン殺菌器24、循環ポンプ27、出湯過流出サーボ弁22、注湯電磁弁23、電動三方弁25、電動二方弁21を制御することにより浴槽11内の浴水温度及び浴水の銀イオン濃度を所定値に保つように処理を行う。また、コントラーラ61はタイマーなどの時間を計測する手段を有しており、落とし込み動作終了時及び保温(追い焚き)動作終了時からの経過時間を計測することができるようになっている。
図3、図4は殺菌機能付給湯装置1によるオート運転モードの動作を表わしたフロー図である。以下、図3、図4に従って殺菌機能付給湯装置1のオート運転モードのプロセスを説明する。殺菌機能付給湯装置1の運転開始前においては、浴槽11に浴水は貯まっておらず、循環ポンプ27及び銀イオン殺菌器24は停止しており、電動三方弁25は循環配管54側と風呂給湯配管52の両方で閉止し、出湯過流出サーボ弁22、注湯電磁弁23及び電動二方弁21は閉止し、熱交換器20、28は加熱されていないものとする。また、浴槽11内に貯められる湯の温度及び水位は、条件設定スイッチ64によってそれぞれ設定温度H1及び設定水位L1に設定されており、銀イオン濃度は銀イオン濃度設定スイッチ67によって銀イオン濃度M1に設定されているものとする。
リモコン62のオート運転スイッチ63が押されてオート運転モードで運転が開始されると、殺菌機能付給湯装置1は、図3のフロー図に従って浴槽11内へ湯の落とし込みを開始する。殺菌機能付給湯装置1のオート運転モードで運転が開始されると、まず熱交換器20を所定の温度に加熱する(ステップS11)とともに注湯電磁弁23、電動三方弁25の風呂給湯配管52側を開成し(ステップS12〜S13)、出湯過流出サーボ弁22を条件設定スイッチ64によって設定した銀イオン濃度M1になるような弁開度で開口する(ステップS14)。ここで、出湯過流出サーボ弁22の弁開度は条件設定スイッチ64によって設定した銀イオン濃度M1から落とし込み速度(或いは設定水位L1を貯めるまでの所要時間)を算出し、その算出した落とし込み速度をもとに決定される。次に一般給湯器12のIN側から上水の供給を開始して銀イオン殺菌器24に所定の電圧V1を印加する(ステップS15)。なお、銀イオン殺菌器24に印加する電圧V1は、銀イオン濃度の設定値が変更されても変化させず一定の値に固定している。
一般給湯器12のIN側から供給された上水は、熱交換器20で加熱され、銀イオン殺菌器24を通過する際に銀イオンを含んで共通配管53及び循環配管54から浴槽11内に落とし込まれる。浴槽11内に湯(上水)を落とし込んでいる間、各温度センサ42〜43、45〜46は各々の場所で湯の温度を監視している。浴槽11内の湯の温度が条件設定スイッチ64で設定した設定温度H1からずれると(ステップS16でNoの場合)、温度センサ42、43、45、46の測定温度をもとにして浴槽11内の湯の温度が設定温度になるように熱交換器20の温度を変化させて設定温度H1になるように調節している(ステップS17)。また、流量センサ44は出湯過流出サーボ弁22から流れ出る上水の流量を監視しており、上水側の水圧の変化などにより流量が変化した場合(ステップS18でNoの場合)には適切な流量になるように出湯過流出サーボ弁22の弁開度を調整しなおす(ステップS19)。次に浴槽11内の湯が条件設定スイッチ64で設定した水位L1に到達する(ステップS20でYesの場合)と、熱交換器20の加熱を終了する(ステップS21)とともに注湯電磁弁23、電動三方弁25、出湯過流出サーボ弁22を閉止し(ステップS22〜24)、銀イオン殺菌器24の印加電圧をOFFにして(ステップS25)、浴槽11内への湯の落とし込みを終了する(ステップS26)。
次に浴槽11に湯が貯められた状態でオート運転モードになっていると図4のフロー図に従って保温(追い焚き)を行う。以下、図4のフロー図では、図3においてステップS26の落とし込み完了時と同じ状態であるものとして、保温或いは追い焚きのプロセスを説明する。なお、以下の説明では強制的追い焚き運転については説明を省略し、オート運転モードでの保温(追い焚き)動作について説明する。
オート運転モードの浴槽11内への湯の落とし込みが終了するとコントローラ61に内蔵したタイマーが動作し、浴槽11内への湯の落とし込み動作終了からの時間の計測を開始する。落とし込み動作終了からの時間が設定時間T1を経過する(ステップS27でYesの場合)と、殺菌機能付給湯装置1は浴槽11内に設けた温度センサ45の温度が所定温度H1(条件設定スイッチで設定した温度)以下であれば(ステップS28でYesの場合)、熱交換器28を加熱して循環ポンプ27を動作させるとともに電動三方弁25の風呂給湯配管52側を閉止(或いは閉止状態を確認)し(ステップS29〜S31)、循環回路13に浴槽11内の湯を循環させる。循環回路13を循環する湯が熱交換器28を通過する際に加熱されることによって浴槽11内の湯を温めることができる。温度センサ45で測定しいる浴槽11内の湯の温度が設定温度H1になる(ステップS32でYesの場合)と、熱交換器28の加熱停止及び循環ポンプ27の動作を停止して保温動作を終了(ステップS33、S34)し、タイマーをリセットする(ステップS35)。次にオート運転モードで運転しているならば、再びステップS27に戻って保温終了からの経過時間を計測し始める(ステップS36)。
以上説明したように、殺菌機能付給湯装置1は、浴槽11内へ湯の落とし込み動作時に銀イオン殺菌器24の銀電極に流れる電流を一定になるようにして出湯過流出サーボ弁22の弁開度を調節し、落とし込み速度を調節する事により、浴槽11内に落とし込む湯の銀イオン濃度を制御しているので、例えば出湯過流出サーボ弁22の弁開度を調節して落とし込み速度を遅くすれば銀イオン殺菌器24の銀電極に流れる電流量を大きくすることなく浴槽11内の湯の銀イオン濃度を基準濃度よりも高くすることができる。したがって、発生した塩化銀は水と共に浴槽11へ流されて銀電極への塩化銀の付着が防止され、銀電極の劣化を抑制することが可能となる。
なお、浴槽11の容量を200L(リットル)とすると銀イオン濃度M1が基準濃度設定(50ppb)の場合は、流量を25L/秒、銀イオン殺菌器24に流す電流量を30mA程度に設定すればよい。また、銀イオン濃度M1が高め濃度設定(80ppb)の場合は、流量を16L/秒、銀イオン殺菌器24に流す電流量を30mA程度に設定すればよい。
実施例1にかかる殺菌機能付給湯装置の構成を示す図である。 同上の殺菌機能付給湯装置のコントローラの働きを説明するための機能ブロック図である。 本発明の実施例1の殺菌機能付給湯装置のオート運転モードでの運転プロセスを説明するフロー図である。 図3の続図である。
符号の説明
1 殺菌機能付給湯装置
10 落とし込み配管経路
11 浴槽
12 一般給湯器
13 循環回路
20、28 熱交換器
21 電動二方弁
22 出湯過流出サーボ弁
23 注湯電磁弁
24 銀イオン殺菌器
25 電動三方弁
26 逆止弁
27 循環ポンプ
41、44 流量センサ
42、43、45、46 温度センサ
51 バイパス管
52 風呂給湯配管
53 共通配管
54 循環配管
61 コントローラ
62 リモコン
63 オート運転スイッチ
64 条件設定スイッチ
65 電源スイッチ
66 信号線
67 銀イオン濃度設定スイッチ

Claims (4)

  1. 給湯器からの水を浴槽へ落とし込むことができる落とし込み配管路を備え、
    前記落とし込み配管路内の水に銀電解により銀イオンを溶出させる銀イオン殺菌器と、浴槽への水の落とし込み流量を制御するための流量制御手段とを前記落とし込み配管路に配置した殺菌機能付給湯装置において、
    浴槽内への水の落とし込み時に流量制御手段で水の流量を制御することによって、銀イオン濃度を制御するようにしたことを特徴とする殺菌機能付給湯装置。
  2. 給湯器からの水を浴槽へ落とし込むことができる落とし込み配管路を備え、
    前記落とし込み配管路内の水に銀電解により銀イオンを溶出させる銀イオン殺菌器を前記落とし込み配管路に配置した殺菌機能付給湯装置において、
    浴槽内への水の落とし込み時に浴槽への水の落とし込み所要時間を制御することによって、銀イオン濃度を制御するようにしたことを特徴とする殺菌機能付給湯装置。
  3. 前記銀イオン殺菌器において、銀イオンの溶出速度を一定にしたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の殺菌機能付給湯装置。
  4. 前記落とし込み配管路に流量センサを設け、流量センサによって前記落とし込み配管路に流れる水の流量を測定し、測定した流量をもとに前記流量制御手段を制御し、前記浴槽内への水の落とし込み速度を調節するようにしたことを特徴とする、請求項1又は3に記載の殺菌機能付給湯装置。
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