JP5254894B2 - 風呂装置 - Google Patents

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Description

この発明は、2つの浴槽を1つの風呂循環回路に選択的に接続することで、設定温度が相違する各浴槽への湯張りが同時に行えるようにした風呂装置に関するものである。
従来よりこの種のものでは、2つの浴槽にそれぞれ電磁弁を備えた湯張り管や風呂循環回路の戻り管、往き管が接続されることで、湯張り時には2つの湯張り管の一方の電磁弁開、他方の電磁弁閉として一方の浴槽の湯張りが行われ、他方の浴槽の湯張りではこの逆を行なって湯張りされるものであり、又追い焚き時でも、戻り管と往き管の一方の電磁弁開、他方の電磁弁閉として、一方の浴槽の追い焚きが行われるもので、更にこの逆の電磁弁を開成すれば、他方の浴槽の追い焚きが行われ、1つの風呂循環回路を利用して2つの浴槽の湯張りや追い焚きが良好に行われるものであった。(特許文献1参照)
特開平7−324808号公報
ところでこの従来のものでは、二世帯住宅で使用した場合でも使用する年代や人により、
湯張りの設定温度が相違した場合には、低い方の設定温度で両方の浴槽に湯張りした後、高い方の設定温度の浴槽を設定温度まで追い焚きすることが考えられるが、高い設定温度の方は、追い焚き運転が入るので沸き上がるまで時間がかかり、待ち時間の延びて効率も悪いと言う不具合を有するものであった。
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決するため、特にその構成を、加熱手段により加熱された高温水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内上部に備えられ貯湯水との熱交換で浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器に接続した戻り管と往き管から成る風呂循環回路と、該風呂循環回路に戻り三方弁及び往き三方弁を介して接続された第1浴槽と第2浴槽と、前記戻り三方弁と往き三方弁の流路を切り換える制御回路と、前記風呂循環回路の途中で風呂熱交換器をバイパスするバイパス三方弁及びバイパス回路と、前記貯湯タンク上部からの高温水と給水とを混合して設定温度の浴槽水とする風呂混合弁と、該風呂混合弁からの浴槽水を風呂循環回路を介して各浴槽へ湯張りする湯張り回路とを備え、該湯張り回路は戻り管側に接続し該戻り管側から戻り三方弁を介しての湯張りと、戻り管から風呂熱交換器或いはバイパス回路を通り往き管から往き三方弁を介して湯張りする2経路で湯張りするものに於いて、前記第1浴槽と第2浴槽とで、風呂の設定温度が相違する湯張りを同時に行う場合、前記制御回路は風呂混合弁に低い方の設定温度に合わせた混合を行わせ、設定温度の低い方の浴槽には、戻り管から戻り三方弁を介しての湯張りを行い、設定温度の高い方の浴槽には、戻り管から風呂熱交換器を通り往き管から往き三方弁を介しての湯張りを行うようにしたものである。
以上のようにこの発明によれば、風呂混合弁により低い設定温度に混合して湯張りするが、低い設定温度の浴槽にはそのまま湯張りするが、高い設定温度の浴槽では、湯張りしながら風呂熱交換器を通し加熱して高い設定温度に調節して湯張りするので、2つの浴槽でそれぞれ湯張りの設定温度が相違していても、それぞれ設定温度での湯張りで短時間で効率良く沸き上げることが出来、極めて使用勝手が良く安心して使用出来るものである。
この発明の一実施形態を示す風呂装置の概略説明図。 同要部電気回路のブロック図。 同第1浴槽単独の湯張り運転のフローチャート。 同第1浴槽及び第2浴槽の設定温度相違の同時湯張り運転のフローチャート。 同第2浴槽の足し湯運転のフローチャート。 同第1浴槽の足し水運転のフローチャート。
次にこの発明の風呂装置を内蔵した貯湯式給湯装置の一実施形態を図示したものに基づいて説明する。
1は円筒状の貯湯タンクで、二酸化炭素冷媒を用いたヒーポンユニットから成る加熱手段2を利用し、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯に湯水を沸き上げて貯湯するものであり、下部には給水を補給する給水管3が接続し、上部には貯湯した高温水を給湯栓等に出湯する出湯管4が接続されている。
5は一方に出湯管4を、他方には給水管3から分岐した第1給水バイパス管6を、中央には給湯管7が接続したSAM方式(形状記憶合金内蔵方式)の電動三方弁から成る給湯混合弁で、出湯管4からの高温水と第1給水バイパス管6からの給水とを混合して、給湯設定温度の給湯を行うものである。
8は一方には出湯管4から分岐した風呂出湯管9を接続し、他方には第1給水バイパス管6から分岐した第2給水バイパス管10を、中央には湯張り回路11を接続した電動三方弁から成る風呂混合弁で、風呂出湯管9からの高温水と第2給水バイパス管10からの給水とを混合して、設定された所定温度となるようにして所定量の湯張りを行うものである。
12は湯張り回路11に備えられ湯張りされる流量をカウントする湯張り流量カウンタで、下流に備えられた湯張り電磁弁13の開成でカウントを開始するものであり、又この湯張り回路11の更に下流には、湯張り方向の流通は許容するが逆の流通を阻止する2つの逆止弁14、15が設けられ、この2つの逆止弁14、15の間と、風呂混合弁8と湯張り流量カウンタ12との間に連通し排水弁16を有した排水管が備えられている。
17は第1浴槽18及び第2浴槽19と貯湯タンク1内上部に備えられた風呂熱交換器20とを戻り管21と往き管22とで結んだ風呂循環回路で、湯張り回路11が連通した戻り管21の位置には、湯張りの湯温と浴槽水の湯温の両方を兼用して検知する風呂サーミスタ23が備えられており、更に戻り管21には風呂循環ポンプ24や水位センサ25が設けられ、前記第1浴槽18及び第2浴槽19は、戻り管21を中央に接続し、一方を第1浴槽18に他方を第2浴槽19に接続して、戻り管21との接続を第1浴槽18と第2浴槽19に切替る戻り三方弁26と、往き管22を中央に接続し、一方を第1浴槽18に他方を第2浴槽19に接続して、往き管22との接続を第1浴槽18と第2浴槽19に切替る往き三方弁27とを介して風呂循環回路17に接続されている。
28は風呂循環回路17途中で風呂熱交換器20をバイパスするバイパス路で、戻り管21に設けたバイパス三方弁29の中央に接続し、一方は風呂熱交換器20に向かう戻り管21が接続し、他方には湯張り回路11が連通する戻り管21が接続しており、追い焚き停止中に風呂熱交換器20内の残湯が貯湯タンク1内上部の高温水で加熱され、この温度上昇した残湯が追い焚きの開始で第1浴槽18或いは第2浴槽19に放出して、火傷する危険を防止するために、風呂熱交換器20がら流出する残湯にバイパス路28から加熱されていない戻り管21の浴槽水を混入して温度を下げるようにしたもので、バイパス路28と往き管22の合流部にはこの混合水の湯温を検知して火傷しない温度になるようにバイパス三方弁29による混合量を制御するものである。
30は各部を制御するマイコンからなる制御回路で、第1浴槽18用に備えられた第1リモコン31と、第2浴槽19用に備えられた第2リモコン32が接続され、各リモコン31、32による運転選択で、追い焚き、保温、湯張り、差し湯、足し湯、足し水等の運転を、第1リモコン31の操作の場合には、戻り三方弁26及び往き三方弁27を第1浴槽18が風呂循環回路17と連通状態となるように切替るもので、又第2リモコン32の操作の場合には、戻り三方弁26及び往き三方弁27を第1浴槽18が風呂循環回路17と連通状態となるように切替るものであり、又各リモコン31、32で風呂の設定温度が相違した状態でほぼ同時に風呂自動等の湯張り運転を指示した場合には、設定温度の低い方の第1浴槽18或いは第2浴槽19を戻り三方弁26で戻り管21側と連通状態にし、設定温度の高い方の第1浴槽18或いは第2浴槽19は、風呂熱交換器20を通る湯張り経路である往き管22側と連通するように往き三方弁27が切り替わり、この往き三方弁27と連通状態となっているものである。
前記制御回路30は、各リモコン31、32の運転選択により直近で使用された一方の浴槽が第1浴槽18か第2浴槽19かを記憶して置き、更に何が運転選択されたかを記憶し、この運転選択が追い焚き、保温、湯張りで追い焚き運転が行われるものの場合で、そして同じく各リモコン31、32の運転選択により次に使用される浴槽が別の他方の浴槽の場合には、運転を開始する前に、風呂循環回路17及びバイパス路28を給水でパージするもので、即ち、風呂混合弁8を第2給水バイパス管10側100%開口状態とし、湯張り電磁弁13を開成すると湯張り回路11を介して風呂循環回路17に給水が流入し、該風呂循環回路17内に残っている前に使用された一方の浴槽の浴槽水を、その浴槽に戻し風呂循環回路17を新鮮な給水で満たした後に、他方の浴槽の運転を開始させるので、共有の風呂循環回路17使用時の違和感を一掃して使用勝手を良くしたものである。
又この給水によるパージは、戻り三方弁26から往き三方弁27までの風呂循環回路17までで良く、戻り三方弁26及び往き三方弁27は各浴槽18、19の使用毎に切替られるので、ここから各浴槽18、19までの配管には浴槽水が残っていても混入する心配はないもので、更に前記戻り三方弁26から往き三方弁27までの風呂循環回路17は筐体で覆われたタンクユニット33内に収納されており、その配管長さは設置場所が変わっても変わることがなく一定で、ここのパージ用の給水量は2L〜3Lと少量で済み、給水のパージで元の浴槽に浴槽水が戻されても、浴槽水位は大きく上昇せず入浴者があっても違和感を感じることはないものであり、又前記のようにパージ用の給水量は決まっているので、湯張り回路11の流量カウンタ12でパージの給水流量をカウントして、所定量カウントすることで、風呂混合弁8及び湯張り電磁弁13を閉成して自動的に給水のパージを終了することが出来、正確で間違いのないパージが行え、極めて使用勝手が良いものである。
34は給水管3に備えられ給水温度を検知する給水サーミスタ、35は給水圧を減圧するための減圧弁である。
36は貯湯タンク1と加熱手段2とを湯水が循環可能に接続する加熱往き管37と加熱戻り管38と加熱循環ポンプ39とで構成された加熱循環回路である。
40、41、42、43、44は貯湯タンク1外周面の上下に備えられた貯湯温度センサであり、45は出湯管4に備えられた圧力逃がし弁である。
46は往き管22に備えられ風呂熱交換器20で加熱した湯水と、バイパス路28からのバイパス水をバイパス三方弁29で混合した湯水温度を検知し設定温度の湯水とする往き温度センサ。
次にこの一実施形態の作動について説明する。
今契約電力の深夜時間帯では、加熱循環回路36によって貯湯タンク1下部の低温水を加熱手段2で沸き上げて、高温水を貯湯タンク1上部に戻し、順次この循環を繰り返して午後23時から翌朝7時迄に貯湯タンク1内全体に高温水を貯湯するようにするものである。
そして、この貯湯タンク1内の高温水を、給湯混合弁5で出湯管4からの高温水と第1給水バイパス管6からの給水とを混合して、給湯設定温度の温水として給湯に利用するものである。
次に初回の第1浴槽18の湯張り運転について図3のフローチャートで説明すれば、第1リモコン31の湯張りスイッチ(図示せず)を押圧すると、ステップ47で第1浴槽18或いは第2浴槽19の単独運転かを判断し、ここでは第1浴槽18の単独湯張り運転であるので、YESでステップ48に進んで戻り三方弁26及び往き三方弁27が共に第1浴槽18を風呂循環回路17に連通させるように切替わり、そしてステップ49で風呂混合弁8が駆動して風呂出湯管9からの高温水と、第2給水バイパス管10からの給水とを混合して設定温度ここでは40℃とした場合、この40℃の温水を、ステップ50で湯張り電磁弁13の開成で湯張り回路11を介して、風呂循環回路17の戻り管21を二手に分かれ、一方は戻り三方弁26側から第1浴槽18に湯張りし、他方はバイパス路28から往き管22を通り往き三方弁27より第1浴槽18に湯張りされ、ステップ51で水位センサ25が所定水位を検知することで湯張りは終了する。
又前記第1浴槽18の湯張り運転で該第1浴槽18の循環口(図示せず)より上に残湯がある場合には、水位センサ25で残湯量を確認し所定量に足りない分のみを、前記の湯張りと同様に湯張り回路11を介して、設定温度の湯水を足し湯するものであり、その後にやはり湯水を風呂循環ポンプ24を駆動して風呂熱交換器20に循環させて追い焚きをして、設定温度の湯温として湯張りを終了するものである。
次に第1浴槽18と第2浴槽19で同時に設定温度が相違する湯張り運転が指示された場合を図4のフローチャートで説明すれば、今ステップ52で第1リモコン31と第2リモコン32で同時に湯張り運転が指示されたかを判断し、YESでステップ53に進んで制御回路30によって設定温度が低い浴槽を戻り三方弁26で戻り管21側と連通させ、設定温度が高い浴槽を往き三方弁27で往き管22側と連通させるもので、そしてステップ54で設定温度の低い方の温度になるように風呂混合弁8で貯湯タンク1の湯水と第2給水バイパス管10からの給水とを混合し、ステップ55で湯張り電磁弁13を開成させて、湯張り回路11から風呂循環回路17の戻り管21に流通させ、この戻り管21の一方は直ぐに戻り三方弁26から設定温度の低い温度の浴槽に湯張りされるものであり、他方の戻り管21からバイパス三方弁29側に流通する湯水は、ステップ56でバイパス三方弁29を風呂熱交換器20とバイパス路28側に切替ることで、低い設定温度の湯水を風呂熱交換器20で貯湯タンク1上部に貯湯された高温水と熱交換して加熱し、往き温度センサ46で設定温度の高い温度になるようにバイパス路28からの湯水を混合するものであり、この高い設定温度の湯水を往き管22から往き三方弁27を介して設定温度の高い方の浴槽に湯張りするものである。
風呂混合弁8により低い設定温度に混合して湯張りするが、低い設定温度の浴槽にはそのまま湯張りするが、高い設定温度の浴槽では、湯張りしながら風呂熱交換器20を通し加熱して高い設定温度に調節して湯張りするので、2つの浴槽18、19でそれぞれ湯張りの設定温度が相違していても、それぞれ設定温度での湯張りで短時間で効率良く沸き上げることが出来、極めて使用勝手が良く安心して使用出来るものである。
尚、上記湯張り運転の終了は、戻り三方弁26を切替て水位センサ25で第1浴槽18と第2浴槽19の水位が設定水位を検知することで終了させるものである。
次に制御回路30に第1浴槽18で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶がある状態で、第2浴槽19で足し湯が行われる場合を、図5に示すフローチャートで説明すれば、ステップ57で第2リモコン32の足し湯スイッチ(図示せず)を押圧すれば、ステップ58に進み制御回路30に第1浴槽18で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶があるかどうかを確認し、YESでステップ59に進み戻り三方弁26の戻り管21側を閉成し、往き三方弁27を第1浴槽18側に切替て、ステップ60に進んで風呂混合弁8を水側100%とし、湯張り電磁弁13を開成して、湯張り回路11から風呂循環回路17に給水をパージし、該湯張り回路11の接続部分では戻り管21が閉成されているので、反対側の戻り管21からバイパス三方弁29がバイパス路28側全開となっており、バイパス路28を通り往き三方弁27から第1浴槽18へ、給水に押されて足し湯経路の第1浴槽18の残湯が戻され、そしてステップ61で流量カウンタ12がここでは1Lをカウントしたかを判断し、YESでステップ62に進んで給水による足し湯経路のパージを終了し、風呂混合弁8及び湯張り電磁弁13を閉成させるものである。
その後、往き三方弁27のみを第2浴槽19側に切替て、風呂混合弁8で貯湯タンク1内の高温水と第2給水バイパス管10からの給水とを混合して設定温度の給湯として、給水でパージされた足し湯経路を介して所定量の足し湯が行われるものであり、この足し湯運転は浴槽水が風呂循環回路17を循環するものでないので、制御回路30の記憶の更新は行なわず、第1浴槽18で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶のままとするものである。
更にステップ58で制御回路30に第1浴槽18で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶がなく、逆に第2浴槽19で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶がある場合には、NOで給水によるパージを行うことなく直ぐに前記の第2浴槽19の足し湯運転が開始されるものである。
次に制御回路30に第2浴槽19で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶がある状態で、第1浴槽18で足し水が行われる場合を、図6に示すフローチャートで説明すれば、ステップ63で第1リモコン31の足し水スイッチ(図示せず)を押圧すれば、ステップ64に進み制御回路30に第2浴槽19で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶があるかどうかを確認し、YESでステップ65に進み戻り三方弁26の戻り管21側を閉成し、往き三方弁27を第2浴槽19側に切替て、ステップ66に進んで風呂混合弁8を水側100%とし、湯張り電磁弁13を開成して、湯張り回路11から風呂循環回路17に給水をパージし、該湯張り回路11の接続部分では戻り管21が閉成されているので、反対側の戻り管21からバイパス三方弁29がバイパス路28側全開となっており、バイパス路28を通り往き三方弁27から第2浴槽19へ、給水に押されて足し水経路の第2浴槽19の残湯が戻され、そしてステップ67で流量カウンタ12がここでは1Lをカウントしたかを判断し、YESでステップ68に進んで給水による足し水経路のパージを終了し、風呂混合弁8及び湯張り電磁弁13を閉成させるものである。
その後、往き三方弁27のみを第1浴槽18側に切替て、風呂混合弁8は水側100%のままで、第2給水バイパス管10からの給水を、給水でパージされた足し湯経路を介して所定量の足し水が行われるものであり、この足し水運転は足し湯と同じく浴槽水が風呂循環回路17を循環するものでないので、制御回路30の記憶の更新は行なわず、第2浴槽19で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶のままとするものである。
更にステップ64で制御回路30に第2浴槽19で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶がなく、逆に第1浴槽18で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転の記憶がある場合には、NOで給水によるパージを行うことなく直ぐに前記の第1浴槽18への足し水運転が開始されるものである。
以上の作動の説明は、第1浴槽18を第2浴槽19に、或いは第2浴槽19を第1浴槽18に入れ替えるだけで、そのまま他方の浴槽での使用でも言えるものである。
このように1つの風呂循環回路17を2つの浴槽で兼用して使用する場合でも、一方の浴槽で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転を行った後、他方の浴槽でも風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転を行う前に、給水によるパージをすることにより、一方の運転で風呂循環回路17に残った残湯が他方の浴槽に混入することを確実に阻止することが出来、一方の浴槽で使用している入浴剤入りの浴槽水や、数日間浴槽水を入れ替えしない浴槽水が、他方の浴槽水に混入すると言う問題点が解決され、常に安心して使用出来るようにしたものである。
又一方の浴槽で風呂循環回路17を使用した追い焚き、保温運転を行った後、他方の浴槽で風呂循環回路17の一部を使用する足し湯、足し水運転を行う時は、足し湯で使用する足し湯経路及び足し水で使用する足し水経路のみ給水でパージするようにしたので、パージのための給水量が少なくて済むと共にパージ時間も短縮され、本来の足し湯や足し水運転が待つ時間なく、良好に行われるものであり、勿論、他の浴槽水の混入も確実に阻止することが出来るものである。
更にこの一実施形態では、給水によるパージのみ説明したが、風呂混合弁8を給水側100%ではなく、高温水と給水とを混合する位置にして、湯張りや追い焚き等の運転予定の設定湯温に調節して温水でパージするようにしても同様な効果が得られるものであり、しかも、パージする温水温度が次に運転される設定温度になっていれば、運転開始から設定温度の温水が得られ、極めて使用勝手が良く良好な運転が得られるものである。
8 風呂混合弁
11 湯張り回路
17 風呂循環回路
18 第1浴槽
19 第2浴槽
20 風呂混合弁
21 戻り管
22 往き管
26 戻り三方弁
27 往き三方弁
30 制御回路

Claims (1)

  1. 加熱手段により加熱された高温水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内上部に備えられ貯湯水との熱交換で浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器に接続した戻り管と往き管から成る風呂循環回路と、該風呂循環回路に戻り三方弁及び往き三方弁を介して接続された第1浴槽と第2浴槽と、前記戻り三方弁と往き三方弁の流路を切り換える制御回路と、前記風呂循環回路の途中で風呂熱交換器をバイパスするバイパス三方弁及びバイパス回路と、前記貯湯タンク上部からの高温水と給水とを混合して設定温度の浴槽水とする風呂混合弁と、該風呂混合弁からの浴槽水を風呂循環回路を介して各浴槽へ湯張りする湯張り回路とを備え、該湯張り回路は戻り管側に接続し該戻り管側から戻り三方弁を介しての湯張りと、戻り管から風呂熱交換器或いはバイパス回路を通り往き管から往き三方弁を介して湯張りする2経路で湯張りするものに於いて、前記第1浴槽と第2浴槽とで、風呂の設定温度が相違する湯張りを同時に行う場合、前記制御回路は風呂混合弁に低い方の設定温度に合わせた混合を行わせ、設定温度の低い方の浴槽には、戻り管から戻り三方弁を介しての湯張りを行い、設定温度の高い方の浴槽には、戻り管から風呂熱交換器を通り往き管から往き三方弁を介しての湯張りを行うようにした事を特徴とする風呂装置。
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JP2010243094A (ja) 貯湯式給湯装置

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