JPH0640859B2 - 殺菌機能付風呂装置 - Google Patents
殺菌機能付風呂装置Info
- Publication number
- JPH0640859B2 JPH0640859B2 JP19721289A JP19721289A JPH0640859B2 JP H0640859 B2 JPH0640859 B2 JP H0640859B2 JP 19721289 A JP19721289 A JP 19721289A JP 19721289 A JP19721289 A JP 19721289A JP H0640859 B2 JPH0640859 B2 JP H0640859B2
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- JP
- Japan
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- bath
- hot water
- silver
- water supply
- bathtub
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は浴槽水を銀イオンにより殺菌することができる
殺菌機能付風呂装置に関する。
殺菌機能付風呂装置に関する。
＜従来の技術＞ 第３と第４図にそれぞれ従来の殺菌機能付風呂装置の簡
略構成図を示す。
略構成図を示す。
第３図に示す従来装置は給湯器１からの温水を浴槽２に
落とし込むための風呂給湯路３に銀電解による殺菌手段
４が配置されている。
落とし込むための風呂給湯路３に銀電解による殺菌手段
４が配置されている。
また第４図に示す従来装置は、給湯器１から浴槽２への
風呂給湯器３と、浴槽水を熱交換器５へ循環させて追焚
きを行う風呂追焚き循環路６とが一部共通路３６として
兼用された装置で、銀電解による殺菌手段４が三方弁７
より上流の風呂給湯器３に配置されている。８は追焚き
用の循環ポンプである。
風呂給湯器３と、浴槽水を熱交換器５へ循環させて追焚
きを行う風呂追焚き循環路６とが一部共通路３６として
兼用された装置で、銀電解による殺菌手段４が三方弁７
より上流の風呂給湯器３に配置されている。８は追焚き
用の循環ポンプである。
＜発明が解決しようとする課題＞ ところが上記２つの従来装置に示したように、従来は銀
電解による殺菌手段４が風呂給湯器３側だけに設けられ
ており、したがって風呂給湯の際には銀殺菌ができる
が、給湯が終了してしまうと、その後浴槽水が使用によ
って汚れても、殺菌ができない欠点があった。
電解による殺菌手段４が風呂給湯器３側だけに設けられ
ており、したがって風呂給湯の際には銀殺菌ができる
が、給湯が終了してしまうと、その後浴槽水が使用によ
って汚れても、殺菌ができない欠点があった。
そこで本発明は上記従来技術の欠点を解消し、風呂給湯
後も必要に応じて浴槽水を銀殺菌が簡略にできる殺菌機
能付風呂装置の提供を目的とする。
後も必要に応じて浴槽水を銀殺菌が簡略にできる殺菌機
能付風呂装置の提供を目的とする。
＜課題を解決するための手段＞ 上記目的を達成するため、本発明の殺菌機能付風呂装置
は、浴槽水を熱交換器へ循環させて追焚きを行うことが
できる風呂追焚き循環路と、給湯器からの温水を浴槽へ
落とし込むことができる風呂給湯路とを備え、且つ前記
風呂追焚き循環路と風呂給湯路の一部を共通路として兼
用するようにした風呂装置において、銀電解による殺菌
手段を前記共通路に配置したことを特徴としている。
は、浴槽水を熱交換器へ循環させて追焚きを行うことが
できる風呂追焚き循環路と、給湯器からの温水を浴槽へ
落とし込むことができる風呂給湯路とを備え、且つ前記
風呂追焚き循環路と風呂給湯路の一部を共通路として兼
用するようにした風呂装置において、銀電解による殺菌
手段を前記共通路に配置したことを特徴としている。
＜作用＞ 上記特徴によれば、浴槽への給湯時はもとより風呂追焚
き循環時にも、銀イオンによる殺菌を行うことができ
る。よって使用により汚れた浴槽水に対しても十分効果
的に銀殺菌手段が利用できるようになった。
き循環時にも、銀イオンによる殺菌を行うことができ
る。よって使用により汚れた浴槽水に対しても十分効果
的に銀殺菌手段が利用できるようになった。
＜実施例＞ 第１図は本発明装置の第１の実施例を示す全体構成図で
ある。
ある。
風呂給湯路３が一般給湯とは分岐されて設けられてお
り、また浴槽２の水を熱交換器５へ循環させる風呂追焚
き循環路６が設けられている。風呂追焚き循環路６は三
方弁７で前記風呂給湯路３と接続し、該三方弁７から前
記熱交換器５を通って浴槽２へ至るまでが風呂給湯路３
と風呂追焚き循環路６の共通路36とされている。そして
銀電解による殺菌手段４は該共通路36に設けられてい
る。８は風呂追焚き用の循環ポンプ、９は温度センサ、
10は逆止弁、11は浴槽水位センサ、12は両搬送弁であ
る。また13は水量センサ、14は水量調節器、15は風呂給
湯弁である。
り、また浴槽２の水を熱交換器５へ循環させる風呂追焚
き循環路６が設けられている。風呂追焚き循環路６は三
方弁７で前記風呂給湯路３と接続し、該三方弁７から前
記熱交換器５を通って浴槽２へ至るまでが風呂給湯路３
と風呂追焚き循環路６の共通路36とされている。そして
銀電解による殺菌手段４は該共通路36に設けられてい
る。８は風呂追焚き用の循環ポンプ、９は温度センサ、
10は逆止弁、11は浴槽水位センサ、12は両搬送弁であ
る。また13は水量センサ、14は水量調節器、15は風呂給
湯弁である。
風呂給湯時には、前記風呂給湯弁15を開くことにより、
給湯器１からの温水が、風呂給湯路３から三方弁７を経
て共通路36に入り、殺菌手段４、熱交換器５を経て浴槽
２内に入る。このとき両搬送弁12を開くことにより、給
湯が速く行える。給湯流量は水量センサ13で検出でき
る。また水量調節器14で給湯流量を調節することができ
る。給湯中に前記殺菌手段４が稼働することにより、銀
イオンが温水中に溶け出して、殺菌がなされる。
給湯器１からの温水が、風呂給湯路３から三方弁７を経
て共通路36に入り、殺菌手段４、熱交換器５を経て浴槽
２内に入る。このとき両搬送弁12を開くことにより、給
湯が速く行える。給湯流量は水量センサ13で検出でき
る。また水量調節器14で給湯流量を調節することができ
る。給湯中に前記殺菌手段４が稼働することにより、銀
イオンが温水中に溶け出して、殺菌がなされる。
風呂追焚き時には、前記三方弁７が循環路６側に切り換
えられ、循環ポンプ８が駆動されることにより、浴槽水
が循環路６から共通路36を通って浴槽２に循環し、その
間に熱交換器５で加熱され、また銀電解による殺菌手段
４により殺菌を行うことができる。
えられ、循環ポンプ８が駆動されることにより、浴槽水
が循環路６から共通路36を通って浴槽２に循環し、その
間に熱交換器５で加熱され、また銀電解による殺菌手段
４により殺菌を行うことができる。
第２図は本発明装置の第２の実施例を示す全体構成図で
ある。この実施例は１つの貯湯式の給湯器20を用いて風
呂給湯と風呂追焚きの両方を行う風呂装置への銀電解に
よる殺菌手段の適用例を示している。
ある。この実施例は１つの貯湯式の給湯器20を用いて風
呂給湯と風呂追焚きの両方を行う風呂装置への銀電解に
よる殺菌手段の適用例を示している。
浴槽２から給湯器20への追焚き用循環路６が設けられて
おり、一方、給湯器20からの風呂給湯路３が前記循環路
６の途中に接続している。給湯器20から給湯路３を通っ
て給湯されてきた温水は、給湯路３の循環路６への接続
点Ｐ1から浴槽２への出入口Ｐ2を通って浴槽２内へ導入
される。また一部は短絡路16の両搬送弁12が開かれるこ
とにより、接続点Ｐ3、Ｐ4を経て浴槽２への出入口Ｐ5
から浴槽２内へ導入される。すなわち本実施例では風呂
給湯路３と風呂追焚き循環路６との共通路36は、接続点
Ｐ1からＰ2までと、Ｐ4からＰ5までの通路となる。そし
て銀電解による殺菌手段４は共通路36の接続点Ｐ4とＰ5
の間に設けられている。なお、８は風呂追焚き用の循環
ポンプ、９は温度センサ、11は浴槽水位センサ、13は水
量センサ、14は水量調節器、15は風呂給湯弁である。
おり、一方、給湯器20からの風呂給湯路３が前記循環路
６の途中に接続している。給湯器20から給湯路３を通っ
て給湯されてきた温水は、給湯路３の循環路６への接続
点Ｐ1から浴槽２への出入口Ｐ2を通って浴槽２内へ導入
される。また一部は短絡路16の両搬送弁12が開かれるこ
とにより、接続点Ｐ3、Ｐ4を経て浴槽２への出入口Ｐ5
から浴槽２内へ導入される。すなわち本実施例では風呂
給湯路３と風呂追焚き循環路６との共通路36は、接続点
Ｐ1からＰ2までと、Ｐ4からＰ5までの通路となる。そし
て銀電解による殺菌手段４は共通路36の接続点Ｐ4とＰ5
の間に設けられている。なお、８は風呂追焚き用の循環
ポンプ、９は温度センサ、11は浴槽水位センサ、13は水
量センサ、14は水量調節器、15は風呂給湯弁である。
風呂給湯時には風呂給湯弁１５が開かれ、両搬送弁12が
開かれることにより、温水の一部が殺菌手段４を通って
浴槽２に入る。よって殺気手段４を稼働させることによ
り殺菌が行える。
開かれることにより、温水の一部が殺菌手段４を通って
浴槽２に入る。よって殺気手段４を稼働させることによ
り殺菌が行える。
また風呂追焚き時には、循環ポンプ８をオンし、両搬送
弁12を閉じることにより、浴槽水が共通路36及び循環路
６を通って給湯器20に循環され、加熱される。そして循
環途中で殺菌手段４を通るので、殺菌が可能となる。
弁12を閉じることにより、浴槽水が共通路36及び循環路
６を通って給湯器20に循環され、加熱される。そして循
環途中で殺菌手段４を通るので、殺菌が可能となる。
銀電解による殺菌手段についてさらに具体的に述べる。
この殺菌手段４は、例えばフロートタンクに銀電解を組
み込んだもので、プラス電極に銀、マイナス電極に銀ま
たは白金等を用い、直流電流を流すことにより、プラス
電極の銀が電気分解されて銀イオンとして流れてくる温
水或いは浴槽水に溶ける。この溶ける量Ｚは、電流値Ａ
と通電時間ｔと銀の１グラム当量と、ファラデー定数Ｆ
とから次式(1)で簡単に演算することができる。
この殺菌手段４は、例えばフロートタンクに銀電解を組
み込んだもので、プラス電極に銀、マイナス電極に銀ま
たは白金等を用い、直流電流を流すことにより、プラス
電極の銀が電気分解されて銀イオンとして流れてくる温
水或いは浴槽水に溶ける。この溶ける量Ｚは、電流値Ａ
と通電時間ｔと銀の１グラム当量と、ファラデー定数Ｆ
とから次式(1)で簡単に演算することができる。
Ｚ＝108Ａｔ／Ｆ……(1) Ｚ：電気量（ｇ） Ａ：電流値（アンペア） ｔ：通電時間（秒） 一般に殺菌効果のある銀量は0.04〜0.1ppmと言われてい
る。今、水量センサ13で検出される風呂給湯流量をＱ
／minとすれば、銀濃度を0.04ppmに設定する場合、次式
(2)が成立する。
る。今、水量センサ13で検出される風呂給湯流量をＱ
／minとすれば、銀濃度を0.04ppmに設定する場合、次式
(2)が成立する。
(108Ａｔ／Ｆ)／（103Ｑ／60）＝0.04×10-6……式(2) すなわち、流量Ｑと電流値Ａと通電時間ｔを調節するこ
とにより0.04ppmが保持される。例えばＱ＝15／min、
Ａ＝20ｍＡとすると通水１秒当たり0.45秒の通電時間で
よいことになる。
とにより0.04ppmが保持される。例えばＱ＝15／min、
Ａ＝20ｍＡとすると通水１秒当たり0.45秒の通電時間で
よいことになる。
また風呂追焚き運転時での銀殺菌は、例えば、水位セン
サ11で検出される浴槽水位から浴槽２内の水量を図示し
ない制御部等で演算し、得られた水量に対して所定の銀
濃度（例えば0.04ppm）を導入するための電流値Ａと通
電時間ｔを演算し、それに沿って殺菌手段４を作動させ
ればよい。これらの演算や動作の指令はマイコン内蔵の
制御部で自動的に行うことができる。なお銀電解の制御
については、トータルとしての水量に対して銀電解の電
流値と通電時間を定める方法を採用してもよいし、単位
時間に流れてくる流量に対して所定の銀濃度となるよう
電流値と通電時間を定める方法を採用してもよい。
サ11で検出される浴槽水位から浴槽２内の水量を図示し
ない制御部等で演算し、得られた水量に対して所定の銀
濃度（例えば0.04ppm）を導入するための電流値Ａと通
電時間ｔを演算し、それに沿って殺菌手段４を作動させ
ればよい。これらの演算や動作の指令はマイコン内蔵の
制御部で自動的に行うことができる。なお銀電解の制御
については、トータルとしての水量に対して銀電解の電
流値と通電時間を定める方法を採用してもよいし、単位
時間に流れてくる流量に対して所定の銀濃度となるよう
電流値と通電時間を定める方法を採用してもよい。
＜効果＞ 本発明は以上の構成よりなり、請求項１に記載の殺菌機
能付風呂装置によれば、風呂給湯の際のみならず風呂追
焚き循環の際においても、それらの際における湯の流れ
を利用して風呂水の銀イオンによる殺菌を行うことがで
きる。
能付風呂装置によれば、風呂給湯の際のみならず風呂追
焚き循環の際においても、それらの際における湯の流れ
を利用して風呂水の銀イオンによる殺菌を行うことがで
きる。
第１図は本発明装置の第１の実施例を示す全体構成図、
第２図は本発明装置の第２の実施例を示す全体構成図、
第３図と第４図はそれぞれ従来装置の構成図である。 １：給湯器 ２：浴槽 ３：風呂給湯路 ４：銀電解による殺菌手段 ５：熱交換器 ６：風呂追焚き循環路 ８：循環ポンプ 20：給湯器 36：共通路
第２図は本発明装置の第２の実施例を示す全体構成図、
第３図と第４図はそれぞれ従来装置の構成図である。 １：給湯器 ２：浴槽 ３：風呂給湯路 ４：銀電解による殺菌手段 ５：熱交換器 ６：風呂追焚き循環路 ８：循環ポンプ 20：給湯器 36：共通路
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽水を熱交換器へ循環させて追焚きを行
うことができる風呂追焚き循環路と、給湯器からの温水
を浴槽へ落とし込むことができる風呂給湯路とを備え、
且つ前記風呂追焚き循環路と風呂給湯路の一部を共通路
として兼用するようにした風呂装置において、銀電解に
よる殺菌手段を前記共通路に配置したことを特徴とする
殺菌機能付風呂装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19721289A JPH0640859B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 殺菌機能付風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19721289A JPH0640859B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 殺菌機能付風呂装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0360616A JPH0360616A (ja) | 1991-03-15 |
| JPH0640859B2 true JPH0640859B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16370695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19721289A Expired - Lifetime JPH0640859B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 殺菌機能付風呂装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640859B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006183911A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Noritz Corp | 殺菌機能付き貯湯式給湯装置 |
| JP2010025423A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Rinnai Corp | 風呂給湯システム |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0687877B2 (ja) * | 1991-04-10 | 1994-11-09 | コロナ工業株式会社 | イオン水の発生手段を有する風呂用の温水循環装置 |
| JP5017819B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2012-09-05 | マックス株式会社 | 給湯システム |
| JP2007185631A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Noritz Corp | 銀イオン発生装置及び風呂給湯装置 |
| JP5467364B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2014-04-09 | パナソニック株式会社 | 給湯装置 |
| JP5327264B2 (ja) * | 2011-04-07 | 2013-10-30 | 三菱電機株式会社 | 活性酸素生成装置及び給湯装置 |
| JP2013040731A (ja) * | 2011-08-18 | 2013-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ給湯機 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19721289A patent/JPH0640859B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006183911A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Noritz Corp | 殺菌機能付き貯湯式給湯装置 |
| JP4513558B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-07-28 | 株式会社ノーリツ | 殺菌機能付き貯湯式給湯装置 |
| JP2010025423A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Rinnai Corp | 風呂給湯システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0360616A (ja) | 1991-03-15 |
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