JP2000021165A - 集積回路装置 - Google Patents
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Abstract
時、SDRAMの書き込みや読み出し等の動作を直ちに
行うことができない。 【解決手段】外部クロック信号と位相同期した遅延クロ
ック信号を生成するDLL回路を、低消費電力モードに
おいても継続して動作させる。そして、低消費電力モー
ドから通常モードに復帰する時に、その遅延クロック信
号を内部クロック信号として内部回路に供給する。この
ため、低消費電力モードから通常モードに復帰する時
に、外部クロック信号に位相同期した内部クロック信号
をアドレスバッファ等に直ちに供給することができ、S
DRAMの書き込みや読み出し等の動作を高速化するこ
とができる。
Description
ク信号と所定の位相関係を有する内部クロック信号を出
力する回路を有する集積回路装置に関し、低消費電力モ
ードから通常モードへの復帰動作を高速化することがで
きる内部クロック出力回路を有する集積回路装置に関す
る。
ム・アクセス・メモリ(DRAM)としてシンクロナス
DRAM(SDRAM)が注目されている。SDRAM
は、システム側から与えられる外部クロック信号に同期
してアドレス、データ、コマンド等の信号が供給され、
その外部クロック信号に同期して読出しデータ信号を出
力するものであり高速動作が可能である。
信号を内部で取り込み生成させた内部クロック信号は、
外部クロック信号の位相との間にずれを生じるため、入
力アドレス、データ、コマンド等の信号や出力データ信
号のストローブ信号として使用できない場合がある。
ロックド・ループ(Delay Locked Loo
p、以下単にDLL)回路等により、外部クロック信号
に位相同期した或いは外部クロック信号の位相から所定
の位相差を有する内部クロック信号を生成し、その内部
クロック信号のタイミングで入力アドレス信号等を取り
込み、出力データ信号を出力させることが行われる。
の書き込みや読み出し等の頻度を高くし、SDRAMの
消費電力の増大を招いている。そこで、アクセスが行わ
れない場合にSDRAMの内部動作を停止させる低消費
電力モードを設け、低消費電力モード時は、クロックイ
ネーブル信号を非活性レベル(Lレベル)にすることに
より、入力バッファが外部クロック信号を取り込むこと
を停止させ、不要な内部動作を停止させている。
内部クロック出力回路の構成図である。外部クロック信
号E−CLKは入力バッファ90に入力され、波形整形
されてクロック信号I−CLKとなる。クロック信号I
−CLKと外部クロック信号E−CLKとの間には、入
力バッファ90の遅延時間に相当する位相ずれが生じ
る。
に入力される。DLL回路91は、外部クロック信号E
−CLKと位相同期した内部クロック信号CLKを、ス
トローブ信号として図示しないアドレスバッファ等に供
給する。また、外部クロック信号E−CLKは、スモー
ルバッファ92にも入力される。スモールバッファ92
は、CKEコマンドラッチ回路94のデータ取り込み信
号となるクロック信号S−CLKを出力する。
外部クロック信号E−CLKを取り込むか否かを制御す
る信号であり、入力バッファ93に入力されてクロック
イネーブル信号CKE1となりCKEコマンドラッチ回
路94に出力される。CKEコマンドラッチ回路94
は、クロックイネーブル信号CKE1をクロック信号S
−CLKの立ち上がりのタイミングで取り込んで、クロ
ック出力制御信号N1を生成し入力バッファ90に出力
する。
号N1がLレベルとなることにより非活性化され、クロ
ック信号I−CLKの出力を停止する。DLL回路91
は、入力であるクロック信号I−CLKが停止される
と、内部クロック信号CLKの出力を停止する。これに
より内部の動作が停止し、SDRAMを低消費電力モー
ドに移行させていた。
電力モード時に入力バッファ90を非活性化し外部クロ
ック信号E−CLKの取り込みを停止すると、DLL回
路91のフィードバック動作が停止してしまう。このよ
うに低消費電力モードでDLL回路91を停止させる
と、通常モードに復帰する時、DLL回路91がアンロ
ック状態からロック状態まで移行するのに長時間を要
し、その間はSDRAMの書き込みや読み出し等の動作
を行うことができなくなる。
回路91を低消費電力モード時にも継続して動作させ、
SDRAM内部の一部の動作を停止するアクティブパワ
ーダウンモードが要求されている。このアクティブパワ
ーダウンモードでは、DLL回路のロック状態が維持さ
れ、パワーダウンモードから復帰した時、短時間で通常
動作を開始することができる。この場合は、単純に入力
バッファ90で外部クロック信号E−CLKの取り込み
を停止させるとDLL回路が停止し好ましくない。
のクロックイネーブル信号CKEは、外部クロック信号
E−CLKとは非同期に生成されて内部クロック出力回
路に入力される。このため、CKEコマンドラッチ回路
94で生成されるクロック出力制御信号N1の立ち下が
り及び立ち上がりのタイミングは、DLL回路91の出
力である内部クロック信号CLKに対して非同期とな
る。
ドに移行するパワーダウンエントリー時、及び低消費電
力モードから通常モードに復帰するパワーダウンイグジ
ット時において、クロックイネーブル信号CKEの入力
タイミングによっては、予め設定されているパルス幅よ
り狭いパルス幅の内部クロック信号CLKが出力されて
しまう可能性がある。
確保できない内部クロック信号CLKをSDRAM等に
供給すると、所定のパルス幅の内部クロック信号CLK
を基準として動作するSDRAM等の誤動作を招き、信
頼性の低下につながる。
常モードに復帰する場合の動作を高速化できる内部クロ
ック出力回路を有する集積回路装置を提供することを目
的とする。
モードに移行するパワーダウンエントリー時、及び低消
費電力モードから通常モードに復帰するパワーダウンイ
グジット時において、内部クロック信号のパルス欠けを
生じない内部クロック出力回路を有する集積回路装置を
提供することを目的とする。
ック信号とクロックイネーブル信号とが供給され、外部
クロック信号と所定の位相関係を有する内部クロック信
号を内部回路に供給する集積回路装置において、外部ク
ロック信号と位相同期した遅延クロック信号を生成する
DLL回路を、低消費電力モードにおいても継続して動
作させ、内部回路への遅延クロックの供給を停止する。
そして、低消費電力モードから通常モードに復帰する時
に、継続して動作しているDLL回路の遅延クロック信
号を内部クロック信号として内部回路に供給することに
より達成される。
力モードにおいても遅延クロック信号を継続して生成し
ている。このため、低消費電力モードから通常モードに
復帰する時に、DLL回路はすでにロックオン状態にあ
り、外部クロック信号に位相同期した内部クロック信号
を内部回路に直ちに供給することができ、集積回路装置
を書き込みや読み出し等ができる状態に高速に移行させ
ることができる。
クロックイネーブル信号とが供給され、外部クロック信
号と所定の位相関係を有する内部クロック信号を内部回
路に供給する集積回路装置において、内部クロック信号
を内部回路に供給するか否かを制御するクロック出力制
御信号を、遅延クロック信号と所定の位相関係のタイミ
ングで生成し、ゲート回路に出力することにより達成さ
れる。
は、遅延クロック信号と所定の位相関係、例えば立ち下
がりのタイミングに同期してゲート回路に入力されるの
で、低消費電力モードに移行する時及び通常モードに復
帰する時に、内部クロック信号のパルス欠けを生じるこ
とがなく、集積回路装置の誤動作を未然に防止し、信頼
性を向上させることができる。
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
ク出力回路を有する集積回路装置の使用状態を示す図で
ある。CPU100は、バス104を介してメモリコン
トローラ101に接続されたメモリ0〜3にアクセスす
る。メモリコントローラ101は、各メモリ0〜3に外
部クロック信号E−CLKを供給すると共に、各メモリ
0〜3を低消費電力モードに移行させるためのクロック
イネーブル信号CKE0〜3を出力する。メモリ0〜3
は、クロックイネーブル信号CKE0〜3がHレベルの
時通常モードとなり、クロックイネーブル信号CKE0
〜3がLレベルの時低消費電力モードとなる。
積回路装置でそれぞれ同様の構成を有する。メモリ0内
の内部クロック出力回路102は、外部クロック信号E
−CLKを取り込んで、外部クロック信号E−CLKと
位相同期した内部クロック信号CLKを生成し、通常モ
ードでは内部クロック信号CLKをアドレスバッファ1
03に出力する。アドレスバッファ103は、供給され
た内部クロック信号CLKに同期してアドレスAddを
取り込み、アドレス出力Add−outを外部に出力す
る。
内部クロック出力回路102に入力される。内部クロッ
ク出力回路102は、クロックイネーブル信号CKE0
がLレベルとなると内部クロック信号CLKの出力を停
止し、アドレスバッファ102の動作を停止させてメモ
リ0を低消費電力モードに移行させる。
ルとなると、内部クロック信号CLKの出力が開始され
通常モードとなるが、本実施の形態では、内部クロック
出力回路102は、通常モードに復帰する時に、外部ク
ロック信号E−CLKに位相同期した内部クロック信号
CLKを直ちに出力することができ、メモリ0の通常モ
ードへの復帰動作を高速化することができる。
号CLKは、低消費電力モードに移行する時及び通常モ
ードに復帰する時に、パルス欠けのないクロック信号を
出力するので、アドレスバッファ103等の誤動作を未
然に防止し信頼性を向上させることができる。
ク出力回路102の構成図である。まず、クロックイネ
ーブル信号CKEに応答して、内部クロックCLKの供
給を停止するアクティブパワーダウンモードについて説
明する。
のメモリコントローラからアクティブコマンドACが供
給されると共にクロックイネーブル信号CKEがLレベ
ルになる。その結果、パワーダウン制御回路18は、ク
ロックイネーブル信号CKEがLレベルになっていても
活性化信号PDを活性状態にし、入力バッファ10、1
4の活性状態を維持する。
ァ10に入力され、波形成形が行われてクロック信号I
−CLKとなる。クロック信号I−CLKと外部クロッ
ク信号E−CLKとの間には、入力バッファ10の遅延
時間に相当する遅れが生じる。
に入力される。DLL回路11は、外部クロック信号E
−CLKと位相同期した遅延クロック信号DLL−CL
Kを生成する。遅延クロック信号DLL−CLKは、N
AND回路12に出力されると共に、CKEコマンドラ
ッチ回路15及びCKEタイミング制御回路16に出力
される。
力バッファ14に入力され、波形成形が行われてクロッ
クイネーブル信号CKE1となる。クロックイネーブル
信号CKE1とクロックイネーブル信号CKEとの間に
も、入力バッファ14の遅延時間に相当する遅れが生じ
る。
コマンドラッチ回路15に入力される。CKEコマンド
ラッチ回路15は、クロックイネーブル信号CKE1を
遅延クロック信号DLL−CLKの立ち上がりのタイミ
ングで取り込み、ラッチ信号N1を出力する。
路16に入力される。CKEタイミング制御回路16
は、遅延クロック信号DLL−CLKがHレベルの時の
ラッチ信号N1をラッチし、遅延クロック信号DLL−
CLKがLレベルと時に保持してクロック出力制御信号
N2を出力する。クロック出力制御信号N2はNAND
回路12に入力される。
路12により、遅延クロック信号DLL−CLKを内部
クロック信号CLKとして出力するか否かを制御する。
クロック出力制御信号N2がHレベルの時にNAND回
路12を通過した遅延クロック信号DLL−CLKは、
インバータ13で反転されて内部クロック信号CLKと
なり、前述したSDRAMのアドレスバッファ等に供給
される。また、クロック出力制御信号N2がLレベルの
時は、遅延クロック信号DLL−CLKはNAND回路
12を通過できず、内部クロック信号CLKはSDRA
Mのアドレスバッファ等に供給されない。
力回路102では、アクティブコマンドACが供給され
ると共にクロックイネーブル信号CKEがLレベルとな
るアクティブパワーダウンモードにおいて、DLL回路
11は、外部クロック信号E−CLKに位相同期した遅
延クロック信号DLL−CLKを継続して生成してい
る。このためアクティブパワーダウンモードから通常モ
ードに復帰する時に、外部クロック信号E−CLKに位
相同期した内部クロック信号CLKをアドレスバッファ
等に直ちに供給することができ、SDRAMを書き込み
や読み出し等のできる状態に高速に移行させることがで
きる。
クロック信号DLL−CLKの立ち下がりのタイミング
に同期してNAND回路12に入力される。従って、ア
クティブパワーダウンモードに移行する時及び通常モー
ドに復帰する時に、遅延クロック信号DLL−CLKの
次の立上がり時から内部クロック信号CLKが停止又は
再開されるので、内部クロック信号CLKのパルス欠け
を生じることがなく、SDRAMの誤動作を未然に防止
し信頼性を向上させることができる。
では、入力バッファ10、14及びDLL回路11等を
動作させ、クロックイネーブル信号CKEに対応して内
部クロックCLKの供給を停止する。一方、消費電力を
更に低減するためには、入力バッファ10、14及びD
LL回路11等の動作を停止させるスタンバイパワーダ
ウンモードが設けられる。
のメモリコントローラからのアクティブコマンドACが
ない状態で、クロックイネーブル信号CKEがLレベル
となる。その結果、パワーダウン制御回路18は活性化
信号PDを非活性状態にする。このため入力バッファ1
0、14は非活性化され、更に、クロック信号I−CL
Kが供給されないことからDLL回路11の動作も停止
する。従って、スタンバイパワーダウンモードでは、ア
クティブパワーダウンモードより更に消費電力を低減す
ることが可能である。
は、入力バッファ14が非活性状態にあるので、スモー
ルバッファ17によりクロックイネーブル信号CKEの
Hレベルへの変化が検出される。その結果、パワーダウ
ン制御回路18は、活性化信号PDを活性状態にもどし
て、入力バッファ10、14を活性化する。そして、D
LL回路11の動作再開と共にNAND回路12が開か
れ、内部クロック信号CLKが他の入力バッファや内部
回路に供給される。
ク出力回路102に内蔵されるDLL回路11の構成図
である。DLL回路11は同じ遅延特性を有する可変遅
延回路20、21を備え、可変遅延回路20の遅延量を
最適値に設定することにより、外部から供給される外部
クロック信号E−CLKの位相に同期した遅延クロック
信号DLL−CLKを生成する。
CLKは、入力バッファ10を介してクロック信号I−
CLKとなりDLL回路11に入力される。クロック信
号I−CLKは、可変遅延回路20、21に供給される
と共に、位相比較器23にも供給される。
信号B−CLKは、ダミー入力バッファ22を介して、
位相比較器23にクロック信号C−CLKとして供給さ
れる。位相比較器23は、クロック信号I−CLKとク
ロック信号C−CLKの位相を比較し、位相比較信号N
4を遅延制御回路24に出力する。遅延制御回路24
は、可変遅延回路21と可変遅延回路20とにそれぞれ
遅延制御信号N5を出力し、クロック信号I−CLKと
クロック信号C−CLKの位相が一致するように、可変
遅延回路20、21の遅延量を制御する。即ち、その遅
延量は、外部クロック信号E−CLKの1周期の時間か
ら入力バッファ10の遅延時間を差し引いた時間であ
る。
子を直列に接続した構造になっており、遅延制御信号N
5により信号が通過する遅延素子の数が制御される。可
変遅延回路20、21は、遅延制御信号N5により同じ
遅延量を与えるように制御されるため、可変遅延回路2
0に入力されるクロック信号I−CLKは、可変遅延回
路20により遅延クロック信号DLL−CLKが外部ク
ロック信号E−CLKの位相と同期する遅延量を与えら
れてDLL回路11から出力される。従って、DLL回
路11は、クロック信号I−CLKが供給されていれ
ば、その位相比較と遅延制御動作を継続する。
ク出力回路102に内蔵されるCKEタイミング制御回
路16の構成図である。図2に示したように、クロック
イネーブル信号CKEは、入力バッファ14を介してク
ロックイネーブル信号CKE1となりCKEコマンドラ
ッチ回路15に入力される。クロックイネーブル信号C
KE1は、CKEコマンドラッチ回路15により遅延ク
ロック信号DLL−CLKの立ち上がりエッジで取り込
まれ、ラッチ信号N1となって図4に示すスイッチS2
に入力される。
−CLKがHレベルの期間オンとなり、ラッチ信号N1
をラッチ回路30に出力する。従って、ラッチ回路30
は、遅延クロック信号DLL−CLKがLレベルからH
レベルに変化した時にラッチ信号N1を受け取り、遅延
クロック信号DLL−CLKがHレベルからLレベルに
変化した時のラッチ信号N1を保持する。
S1に入力される。スイッチS1は、遅延クロック信号
DLL−CLKをインバータ32で反転した信号で制御
され、遅延クロック信号DLL−CLKがLレベルの期
間オンとなる。従って、ラッチ回路31は、遅延クロッ
ク信号DLL−CLKがHレベルからLレベルに変化し
た時に信号N3を受け取り、遅延クロック信号DLL−
CLKがLレベルからHレベルに変化した時の信号N3
を保持する。ラッチ回路31の出力が内部クロック出力
制御信号N2となり、図2に示したNAND回路12に
出力される。
CLKの立ち上がりのタイミングで信号N1を受け取り
信号N3を生成しているが、図2に示したCKEコマン
ドラッチ回路15の遅延時間が大きい場合は、スイッチ
S2及びラッチ回路30を省略し信号N1を直接スイッ
チS1に入力してもよい。
ク出力回路102のタイムチャートである。内部クロッ
ク出力回路102の動作を図2及び図4を参照しつつ図
5のタイムチャートにより説明する。
ファ10の遅延時間に相当する遅れを生じてクロック信
号I−CLKとなる。一方、クロックイネーブル信号C
KEは外部クロック信号E−CLKとは非同期で入力さ
れ、入力バッファ14の遅延時間に相当する遅れを生じ
てクロックイネーブル信号CKE1となる。なお、クロ
ックイネーブル信号CKEがHレベルの期間が通常モー
ドであり、クロックイネーブル信号CKEがLレベルの
期間が低消費電力モードである。
に入力され、外部クロック信号E−CLKに位相同期し
た遅延クロック信号DLL−CLKとなる。また、クロ
ックイネーブル信号CKE1はCKEコマンドラッチ回
路15に入力され、遅延クロック信号DLL−CLKの
立ち上がりのタイミングで取り込まれてラッチ信号N1
となる。
回路16のスイッチS2(図4参照)に入力される。ス
イッチS2は遅延クロック信号DLL−CLKがHレベ
ルの期間オンとなるので、ラッチ回路30は遅延クロッ
ク信号DLL−CLKがHレベルからLレベルに変化す
る時の信号N1をラッチする。ラッチ回路30の出力が
信号N3である。
イッチS1は遅延クロック信号DLL−CLKがLレベ
ルの期間オンとなるので、ラッチ回路31は遅延クロッ
ク信号DLL−CLKがLレベルからHレベルに変化す
る時の信号N3をラッチする。ラッチ回路31の出力が
クロック出力制御信号N2である。このクロック出力制
御信号N2がLレベルとなると、NAND回路12によ
り内部クロック信号CLKの出力が停止される。
力回路102は、低消費電力モードにおいても外部クロ
ック信号E−CLKに位相同期した遅延クロック信号D
LL−CLKが生成されている。このため低消費電力モ
ードから通常モードに復帰する時に、外部クロック信号
E−CLKに位相同期した内部クロック信号CLKを直
ちに出力することができる。従って、通常モードに復帰
する時のSDRAMの書き込みや読み出し等の動作を高
速化することができる。
クロック信号DLL−CLKの立ち下がりのタイミング
に同期して出力されるため、低消費電力モードに移行す
る時及び通常モードに復帰する時に、内部クロック信号
CLKのパルス欠けを生じない。このため、内部クロッ
ク信号CLKが供給されるアドレスバッファ等の誤動作
を未然に防止し、SDRAMの信頼性を向上させること
ができる。
ンドラッチ回路15とCKEタイミング制御回路16の
回路例を示す。CKEコマンドラッチ回路15は、P型
トランジスタ40、41、45、46、51、N型トラ
ンジスタ42、43、47、48、49、52、インバ
ータ44、50、53、54を有し、遅延クロック信号
DLL−CLKの立ち上がりタイミングのクロックイネ
ーブル信号CKE1をラッチし、ラッチ信号N1を出力
する。
ルの時は、N型トランジスタ49はオフし、P型トラン
ジスタ40、46はオンとなるため、ノードN10、N
11は共にHレベルである。このためP型トランジスタ
51とN型トランジスタ52は共にオフとなり、ノード
N1はハイインピーダンス状態となる。なお、ノードN
10、N11は共にHレベルであるため、N型トランジ
スタ42、47は共にオンとなっている。
ルになるとN型トランジスタ49はオンとなる。この時
クロックイネーブル信号CKE1がLレベルの場合は、
インバータ44によりN型トランジスタ48のゲートが
Hレベルとなるため、N型トランジスタ48がオンしノ
ード11をLレベルとする。一方、クロックイネーブル
信号CKE1がHレベルの場合は、N型トランジスタ4
3がオンしノード10をLレベルとする。ノードN10
又はN11がLレベルとなると、P型トランジスタ45
又は41がオンし、反対側のノードN11又はN10を
Hレベルに確定する。
Hレベルの場合は、P型トランジスタ51はオン、N型
トランジスタ52はオフとなり、ノードN1はHレベル
となってインバータ53、54によりラッチされる。一
方、ノードN10がHレベルでノードN11がLレベル
の場合は、P型トランジスタ51はオフ、N型トランジ
スタ52はオンとなり、ノードN1はLレベルとなって
インバータ53、54によりラッチされる。
ランジスタ55とN型トランジスタ56によるトランス
ファーゲート65、インバータ32等を有する。なお、
トランスファーゲート65とインバータ57とが図4に
示したスイッチS2に相当し、トランスファーゲート6
6とインバータ62とがスイッチS1に相当する。ま
た、インバータ58と59とが図4に示したラッチ回路
30に相当し、インバータ63と64とがラッチ回路3
1に相当する。
れたラッチ信号N1はトランスファーゲート65に入力
され、遅延クロック信号DLL−CLKのHレベルの期
間にトランスファーゲート65を通過し、ラッチ回路3
0でラッチされて信号N3となる。
力され、遅延クロック信号DLL−CLKのLレベルの
期間にトランスファーゲート66を通過し、ラッチ回路
31でラッチされてクロック出力制御信号N2となる。
このクロック出力制御信号N2が、図2に示したNAN
D回路12により内部クロック信号CLKを出力するか
否かを制御する。
費電力モードに移行する時、入力バッファ10を非活性
化して外部クロック信号E−CLKの取り込みを停止さ
せるのではなく、NAND回路12で内部クロック信号
CLKの出力を停止させている。
11は、外部クロック信号E−CLKが入力される限り
活性状態であり、NAND回路12に遅延クロック信号
DLL−CLKを供給し続ける。このため、低消費電力
モードから通常モードに復帰した際の内部クロック信号
CLKの位相ズレを防止でき、SDRAM等を通常動作
に高速に復帰させることができる。
消費電力モードにおいても外部クロック信号に位相同期
した内部クロック信号を継続して生成しているため、低
消費電力モードから通常モードに復帰する場合に、外部
クロック信号に位相同期した内部クロック信号を直ちに
供給することができ、SDRAM等の動作を高速化する
ことができる。
費電力モードに移行するパワーダウンエントリー時、及
び低消費電力モードから通常モードに復帰するパワーダ
ウンイグジット時において、内部クロック信号のパルス
欠けによるSDRAM等の誤動作を未然に防止し、信頼
性を向上させることができる。
有する集積回路装置の説明図である。
構成図である。
る。
路の構成図である。
タイムチャートである。
路とCKEタイミング制御回路の回路図である。
Claims (6)
- 【請求項1】外部クロック信号とクロックイネーブル信
号とが供給され、前記外部クロック信号と所定の位相関
係を有する内部クロック信号を内部回路に供給する集積
回路装置において、 前記外部クロック信号と所定の位相関係を有する遅延ク
ロック信号を生成するDLL回路と、 前記クロックイネーブル信号に応答して、前記遅延クロ
ック信号を前記内部クロック信号として前記内部回路に
供給又は停止するゲート回路とを有することを特徴とす
る集積回路装置。 - 【請求項2】外部クロック信号とクロックイネーブル信
号とが供給され、前記外部クロック信号と所定の位相関
係を有する内部クロック信号を内部回路に供給する集積
回路装置において、 前記外部クロック信号と所定の位相関係を有する遅延ク
ロック信号を生成するDLL回路と、 前記クロックイネーブル信号を、前記遅延クロック信号
に応答して取り込んで、クロック出力制御信号を生成す
る制御回路と、 前記クロック出力制御信号に応答して、前記遅延クロッ
ク信号を前記内部クロック信号として前記内部回路に供
給又は停止するゲート回路とを有することを特徴とする
集積回路装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記制御回路は、前記クロックイネーブル信号を、前記
遅延クロック信号の第1のエッジのタイミングで取り込
み、前記遅延クロック信号の第1とは異なる第2のエッ
ジのタイミングで前記クロック出力制御信号を出力する
ことを特徴とする集積回路装置。 - 【請求項4】請求項2において、 前記制御回路は、前記クロックイネーブル信号を、前記
遅延クロック信号の第1のエッジのタイミングで取り込
む第1のラッチ回路と、 前記第1のラッチ回路の出力信号を、前記遅延クロック
信号の第1とは異なる第2のエッジのタイミングで取り
込み、前記クロック出力制御信号を生成する第2のラッ
チ回路とを有することを特徴とする集積回路装置。 - 【請求項5】外部クロック信号とクロックイネーブル信
号とが供給され、前記外部クロック信号と所定の位相関
係を有する内部クロック信号を内部回路に供給する集積
回路装置において、 前記外部クロック信号を入力するクロック用入力バッフ
ァと、 前記クロック用入力バッファからのクロック信号を供給
され、前記外部クロック信号と所定の位相関係を有する
遅延クロック信号を生成するDLL回路と、第1のパワ
ーダウンモード時に、前記クロックイネーブル信号に応
答して、前記遅延クロック信号を前記内部クロック信号
として前記内部回路に供給又は停止するゲート回路と、 第2のパワーダウンモード時に、前記クロックイネーブ
ル信号に応答して、前記クロック用入力バッファを非活
性状態にするパワーダウン制御回路とを有することを特
徴とする集積回路装置。 - 【請求項6】外部クロック信号とクロックイネーブル信
号とが供給され、前記外部クロック信号と所定の位相関
係を有する内部クロック信号を内部回路に供給する集積
回路装置において、 前記外部クロック信号を入力するクロック用入力バッフ
ァと、 前記クロック用入力バッファからのクロック信号を供給
され、前記外部クロック信号と所定の位相関係を有する
遅延クロック信号を生成するDLL回路と、 第1のパワーダウンモード時に、前記クロックイネーブ
ル信号に従い且つ前記遅延クロック信号に応答して、前
記遅延クロック信号を前記内部クロック信号として前記
内部回路に供給又は停止するゲート回路と、 第2のパワーダウンモード時に、前記クロックイネーブ
ル信号に応答して、前記クロック用入力バッファを非活
性状態にするパワーダウン制御回路とを有することを特
徴とする集積回路装置。
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