JP2000015345A - マニピュレータの補助クランプ装置 - Google Patents

マニピュレータの補助クランプ装置

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JP2000015345A
JP2000015345A JP10191614A JP19161498A JP2000015345A JP 2000015345 A JP2000015345 A JP 2000015345A JP 10191614 A JP10191614 A JP 10191614A JP 19161498 A JP19161498 A JP 19161498A JP 2000015345 A JP2000015345 A JP 2000015345A
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Takashi Hekizono
隆 辺木園
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントテーブルの溝を大きくする必要がな
く、且つ補助クランプのスパンを広げ、ワークの位置ず
れを防止でき、ワークの挟持機能の安定性を確保可能と
するマニピュレータの補助クランプ装置の提供。 【解決手段】 マニピュレータMpの上部フレーム1の
側面の左右対向する位置に対を成し、所望の角度を保持
して下向きに斜向上下動機構Ksを設け、挟持部2を有
するアーム3を前記斜向上下動機構Ksに接続し、マニ
ピュレータMpのワークWの挟持機能を補助することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、曲げ加工機等の
板材加工機におけるマニピュレータの補助クランプ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】曲げ加工機等の板材加工機におけるマニ
ピュレータの補助クランプ装置は、図2(a)、(b)
に示すように、加工機本体の前面に配置されたフロント
テーブルの中央溝部内を走行するマニピュレータの下部
フレームに、小規模、小範囲に納められているのが通例
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、例えば上
述のようなフロントテーブルの溝に沿って走行するマニ
ピュレータでは、限られた寸法範囲内に設けられている
ため、補助クランプ装置の幅寸法(スパン)は、必然的
に溝幅寸法よりも小さくせざるを得ず、補助クランプの
スパンが短いため、外力の影響を受けて位置ずれし易
く、ワーク挟持機能の安定性を確保するのが難しく、ま
た、現状で補助クランプのスパンを大きくしようとする
と、フロントテーブルの溝幅を大きくすることとなり、
溝を大きくすれば、ワークが溝に引っ掛かったり、嵌ま
り込むなどの虞が生ずる、等の課題がある。
【0004】この発明は、叙上の点に着目して成された
もので、フロントテーブルの溝を大きくする必要がな
く、且つ補助クランプのスパンを広げ、ワークの位置ず
れを防止でき、ワークの挟持機能の安定性を確保可能と
するマニピュレータの補助クランプ装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0006】(1) マニピュレータ上部フレーム側面
の左右対向する位置に対を成し、所望の角度を保持して
下向きに斜向上下動機構を設け、挟持部を有するアーム
を前記斜向上下動機構に接続し、マニピュレータのワー
ク挟持機能を補助することを特徴とするマニピュレータ
の補助クランプ装置。
【0007】(2) 斜向上下動機構は、往復動自在の
ピストン・シリンダにて形成したことを特徴とする前項
(1)記載のマニピュレータの補助クランプ装置。
【0008】(3) アームは、直交する二辺に補強用
リブを有する直角三角形状を形成することを特徴とする
前項(1)記載のマニピュレータの補助クランプ装置。
【0009】(4) 前記挟持部を、1個のア−ムに対
し少なくとも一個以上複数個設けたことを特徴とする前
項(1)記載のマニピュレータの補助クランプ装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
説明する。
【0011】図1(a)は、この発明に係るマニピュレ
ータの補助クランプ装置の構成を示す側面図、同(b)
は同平面図、図2(a)、(b)は従来の補助クランパ
ーの作用説明図である。
【0012】図面について説明すれば、1はマニピュレ
ータMpの上部フレーム、2は挟持部(補助クランプと
も称す)、3はアーム、4は固定用部材、5はピストン
・シリンダ、6は下部フレーム、7は上クランパー、8
は下クランパーであり、マニピュレータMpの上部フレ
ーム1の側面の左右対向位置に固定用部材4を配設し、
この固定用部材4にピストン・シリンダ5にて形成され
る斜向上下動機構Ksを固設し、前記斜向上下動機構K
sを形成するピストン・シリンダ5のピストン先端部
に、アーム3を接続し、このアーム3は直交する二辺に
補強用リブを有する直角三角形状を形成し、直交する二
辺の内の一辺に少なくとも一個以上複数個の挟持部2を
並設し、図1(b)に示すように、前記挟持部2がワー
クWを挟持操作可能に構成されている。
【0013】なお、他の符号について、12はLMガイ
ドレールであってマニピュレータMpがこのLMガイド
レール12に沿って移動自在である。またPは曲げ加工
機を例としての板材加工機であり、9は上板押え、10
は下板押え、11は曲げ金型である。
【0014】なおまた、Cは従来の補助クランパーであ
り、Tfはフロントテーブルを示す(図2(a)、
(b)参照)。
【0015】叙上の構成に基づいて作用を説明する。
【0016】板材加工機Pの例としての曲げ加工機にお
いて、マニピュレータMpがフロントテーブルTfの溝
に沿って、ワークWを挟持して移動し、前記曲げ加工機
に対面して前記ワークWをマニピュレータクランプから
ワークホールドクランプ(図1(a)参照)に掴み換
え、この時、ピストン・シリンダ5にて形成される斜向
上下動機構Ksの作用によりアーム3の先端の一辺に設
けられた挟持部2を固定用部材4のガイド4aに沿って
下降させ、マニピュレータMpで位置決めされワークホ
ールドクランプで挟持されているワークWの端部を前記
補助クランプ機能を有する挟持部2でクランプし、前記
ワークWの端部が前記挟持部2でクランプされたことが
確認されると、前記ワークホールドクランプを開放し、
図1(b)に示すように、補助クランプのスパンlとし
て従来より広い幅でクランプでき、ワークに外力が加わ
っても、位置ずれすることなく、板材加工機Pの例とし
ての曲げ加工機の上板押え9、下板押え10及び曲げ金
型11の各所要動作に基づく曲げ加工操作に移行するこ
とができる。
【0017】なお、ワークホールドクランプについて、
図1(a)を参照して説明する。
【0018】このワークホールドクランプは、下板押え
10の前面にブラケットを介して固定され、ガイド部材
Gに沿って上下動自在に構成されている。通常は、シリ
ンダA、Bの各ピストンロッドが下降し、上部ジョーJ
u及び下部ジョーJl共にワークパスラインより下方に
位置し、マニピュレータMpからワークWを受け取り掴
み換えの時、シリンダA、B共上昇させ、連動して上部
及び下部ジョーJu、Jlを上昇させ、上下に開いた状
態、即ち、アンクランプの状態とし、次いで、ワークW
が前記上下部ジョーJu、Jlの間に挿入された後、シ
リンダAとシリンダAに連結された下部ジョーJlはそ
の位置の儘の状態を維持し、シリンダBとシリンダBに
連結された上部ジョーJuを下降させてワークWをクラ
ンプする。ワークホールドクランプから補助クランプ装
置へワークWを渡す時も同様の機能を働かせることがで
きる。
【0019】以下にワークホールドクランプの動作を表
に示す。
【0020】
【表1】
【0021】また、この発明に係る補助クランプ装置
は、ピストン・シリンダ5から成る斜向上下動機構Ks
を有することにより、不使用の際には、曲げ加工機と干
渉しないようにアーム3と共に挟持部2を退避させてお
くことができる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、フロントテーブルの
上面で操作ができるため、溝に無関係であり、補助クラ
ンプとしての挟持幅となるスパンが広くとれるので、ワ
ークに外力が加わっても、ずれが生じにくくなり安定し
た精度の良い加工操作ができるという効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) この発明に係るマニピュレータの補助
クランプ装置の構成を示す側面図、同(b)同平面図
【図2】(a)、(b)従来の補助クランパーの作用説
明図
【符号の説明】
1 上部フレーム 2 挟持部(補助クランプ) 3 アーム 4 固定用部材 4a ガイド 5 ピストン・シリンダ 6 下部フレーム 7 上クランパー 8 下クランパー 9 上板押え 10 下板押え 11 曲げ金型 12 LMガイドレール C 従来の補助クランパー G ガイド部材 Ju 上部ジョー Jl 下部ジョー Ks 斜向上下動機構 Mp マニピュレータ P 板材加工機 W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニピュレータ上部フレーム側面の左右
    対向する位置に対を成し、所望の角度を保持して下向き
    に斜向上下動機構を設け、挟持部を有するアームを前記
    斜向上下動機構に接続し、マニピュレータのワーク挟持
    機能を補助することを特徴とするマニピュレータの補助
    クランプ装置。
  2. 【請求項2】 斜向上下動機構は、往復動自在のピスト
    ン・シリンダにて形成したことを特徴とする請求項1記
    載のマニピュレータの補助クランプ装置。
  3. 【請求項3】 アームは、直交する二辺に補強用リブを
    有する直角三角形状を形成することを特徴とする請求項
    1記載のマニピュレータの補助クランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記挟持部を、1個のアームに対し少な
    くとも一個以上複数個設けたことを特徴とする請求項1
    記載のマニピュレータの補助クランプ装置。
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JPWO2019171561A1 (ja) * 2018-03-09 2021-03-11 協和マシンテクノロジー株式会社 マニピュレータのクランプ構造及びそれを用いた板材の曲げ加工方法

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JPWO2019171561A1 (ja) * 2018-03-09 2021-03-11 協和マシンテクノロジー株式会社 マニピュレータのクランプ構造及びそれを用いた板材の曲げ加工方法
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