JP2601370Y2 - ワーククランパ - Google Patents

ワーククランパ

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JP2601370Y2
JP2601370Y2 JP1993006205U JP620593U JP2601370Y2 JP 2601370 Y2 JP2601370 Y2 JP 2601370Y2 JP 1993006205 U JP1993006205 U JP 1993006205U JP 620593 U JP620593 U JP 620593U JP 2601370 Y2 JP2601370 Y2 JP 2601370Y2
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JP
Japan
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clamp
work
vacuum
clamp arm
clamper
Prior art date
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JP1993006205U
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English (en)
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JPH0663246U (ja
Inventor
晋一 福田
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はワーククランパに係
り、さらに詳しくは、クランプアームを複数備えて選択
的に使用してワークをクランプした際にワークを傷つけ
ることのないワーククランパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワークをクランプしたり、ア
ンクランプしたりするワーククランパとしては、クラン
プベースに対してエアーや油圧の流体圧シリンダにより
クランプアームを作動させてワークを挟み、その時の摩
擦力によりワークをクランプするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、充分な摩擦力を得るため
に、クランパにおけるクランプベースおよびクランプア
ームの先端に刻みを付して強く挟みつけるため、ワーク
を傷つけたりワークが薄板の場合には変形させたりする
恐れがある。
【0004】この考案の目的は、このような従来の技術
に着目してなされたものであり、ワークを傷つけること
なく確実にクランプすることのできるワーククランパを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、本発明は、クランプベースに、当該クランプベース
との間にワークをクランプ自在の第1,第2のクランプ
アームを隣接して回動自在に設け、上記第1,第2のク
ランプアームの少なくとも一方の先端部にバキュームパ
ッドを設けると共に、前記第1,第2のクランプアーム
に対応して流体圧シリンダを別個に設けた構成である。
【0006】
【実施例】以下、この考案の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
【0007】図1〜図3を参照するに、図示しない機械
本体に取付けられるクランプケース1の内部には、駆動
手段の流体圧シリンダとして、中央部にクランパ駆動用
シリンダ3とその両側に一対のバキュームクランプ駆動
用シリンダ5,5がそれぞれ設けられている。また、ク
ランプケース1の下側には十分な剛度を有するクランプ
ベース7がクランプケース1の略全幅にわたって水平方
向へ一体に設けられている。
【0008】クランプベース7の図中右側部分の図1中
上下端部には、ワークWを突当てて位置決めするための
突当て部9,9が各々設けられている。そして、上下の
突当て部9,9の間には、中央部にはクランプアーム1
1がピン13により回動自在に設けられており、その図
1中上下両側に隣接してバキュームクランプアーム1
5,15が同じピン13により回動自在に設けられてい
る。
【0009】クランプアーム11の後端(図中右側端
部)には前記クランパ駆動用シリンダ3のピストンロッ
ド17下端がピン19により回転自在に取付けられてい
る。このクランプアーム11の前端(図中左側端部)の
下面には、すべり防止用のギザギザ状のクランプ部21
が形成されている。
【0010】また、各バキュームクランプアーム15,
15の後端には前記バキュームクランプ駆動用シリンダ
5,5のピストンロッド23の下部がピン25により回
動自在に取付けられている。このバキュームクランプア
ーム15の前端(図中左側端部)下面には、一対のバキ
ュームパッド27,27が装着されている。このバキュ
ームパッド27は、ワークWに押し付けるだけで吸着す
るものである。
【0011】従って、クランプアーム11と両バキュー
ムクランプアーム15,15とは別個に駆動制御される
ものであり、ワークWの材質等に対応して選択的に使用
することができる。
【0012】以上のように構成されているので、クラン
パ駆動用シリンダ3のピストンロッド17を下降させる
ことによりクランプアーム11の先端が上方へ回動さ
せ、また、バキュームクランプ駆動用シリンダ5のピス
トンロッド23を下降させることによりバキュームクラ
ンプアーム15の先端を上方へ回動させて、ワークWを
アンクランプする。
【0013】一方、ワークWをクランプする際には、ワ
ークWをクランプベース7に載置して突当て部9に当接
するまで押し込む。そして、ワークWが比較的厚いもの
であり傷ついても不都合がない場合には、クランパ駆動
用シリンダ3のピストンロッド17を上昇させることに
よりクランプアーム11の先端を下方へ回動させて従来
と同様にしてギザギザ状のクランプ部21にてワークW
をクランプすることができる。
【0014】また、ワークWが薄いものであったり傷つ
くことが許されない場合には、バキュームクランプ駆動
用シリンダ5のピストンロッド23を上昇させることに
よりバキュームクランプアーム15の先端を下方へ回動
させ、バキュームパッド27をワークWに押し付けてワ
ークWをクランプすることができる。
【0015】このように、ワークWが厚かったり傷が気
にならない場合には、クランプアーム11を使用するこ
とにより従来と同様に強固にクランプを行なうことがで
きる。
【0016】また、ワークWが薄いものであったり傷つ
くことが許されない場合には、バキュームクランプアー
ム15の先端に装着したバキュームパッド27がワーク
Wを吸着するので、ワークWに傷を付けることなく確実
にクランプすることができる。
【0017】
【考案の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本考案においては、クランプベース7との間
にワークWをクランプするクランプアーム11,15は
複数設けてあり、そして少なくとも一方のクランプアー
ムの先端部にバキュームパッド27が設けてあり、かつ
各クランプアーム11,15に対応してそれぞれ流体圧
シリンダ3,5が設けてある。
【0018】したがって、本考案によれば、バキューム
パッド27を備えた一方のクランプアーム又は他方のク
ランプアーム或は両方のクランプアームを選択してワー
クWのクランプを行うことができるものである。したが
って、クランプ時の圧痕を生じ易いワークの場合にはバ
キュームパッド27により吸着しクランプすることによ
り圧痕の発生を抑制してクランプでき、また剛性の大き
いワークの場合には他方のクランプアーム又は両方のク
ランプアームによって強固にクランプすることができる
ものである。
【0019】すなわち、本考案によれば、ワークの材質
等に対応してクランプアームを選択して又は組合せてク
ランプすることができ、ワークのクランプを確実に行う
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るワーククランパの一実施例を示
す平面図である。
【図2】図1中II−II線に沿った断面図である。
【図3】図1中III −III 線に沿った断面図である。
【符号の説明】
3 クランパ駆動用シリンダ 5 バキュームクランパ駆動用シリンダ 7 クランプベース 11 クランプアーム(第一のクランプアーム) 15 バキュームクランプアーム(第二のクランプアー
ム) 27 バキュームパッド W ワーク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプベース(7)に、当該クランプ
    ベース(7)との間にワーク(W)をクランプ自在の第
    1,第2のクランプアーム(11,15)を隣接して回
    動自在に設け、上記第1,第2のクランプアーム(1
    1,15)の少なくとも一方の先端部にバキュームパッ
    ド(27)を設けると共に、前記第1,第2のクランプ
    アーム(11,15)に対応して流体圧シリンダ(3,
    5)を別個に設けたことを特徴とするワーククランパ。
JP1993006205U 1993-02-23 1993-02-23 ワーククランパ Expired - Lifetime JP2601370Y2 (ja)

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JPH0663246U JPH0663246U (ja) 1994-09-06
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