JP2000005094A - 浴用タオル - Google Patents
浴用タオルInfo
- Publication number
- JP2000005094A JP2000005094A JP18074698A JP18074698A JP2000005094A JP 2000005094 A JP2000005094 A JP 2000005094A JP 18074698 A JP18074698 A JP 18074698A JP 18074698 A JP18074698 A JP 18074698A JP 2000005094 A JP2000005094 A JP 2000005094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulk density
- towel
- core material
- bath towel
- nonwoven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 肌触り、泡立ち、ウォッシング感が良好で、
水切れが良く乾燥が早く衛生的な浴用タオルを提供する
こと。 【解決手段】 ポリエステル繊維を素材とする嵩密度
0.2g/cc以下、好ましくは0.05g/cc以下の不織布
を心材2とし、この心材2を、地編み部分をポリエステ
ル糸とし、ループ部分を綿糸としたタオル地5でのルー
プ面を外側にして包み込むように縫製したものである。
水切れが良く乾燥が早く衛生的な浴用タオルを提供する
こと。 【解決手段】 ポリエステル繊維を素材とする嵩密度
0.2g/cc以下、好ましくは0.05g/cc以下の不織布
を心材2とし、この心材2を、地編み部分をポリエステ
ル糸とし、ループ部分を綿糸としたタオル地5でのルー
プ面を外側にして包み込むように縫製したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、肌触り、泡立
ち、ウォッシング感および水切れの良好な浴用タオルに
関する。
ち、ウォッシング感および水切れの良好な浴用タオルに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に市販されている浴用タオルは、
綿糸をタオル織りしたもの、ポリエステル糸をタオル織
りしたものであり、なかには、太めの綿糸を平織りして
ウォッシング効果を強めたものなどがある。
綿糸をタオル織りしたもの、ポリエステル糸をタオル織
りしたものであり、なかには、太めの綿糸を平織りして
ウォッシング効果を強めたものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の浴用タオル
において、第一に掲げたものは、ウォッシング感が弱
く、第二に掲げたものはウォッシング感が強められてい
るが泡立ちが不十分である。また、第三に掲げたものは
綿糸を太くしているので肌触りがソフトで、泡立ちとウ
ォッシング感が良好であるが、使用時に重たくかんじ
る。
において、第一に掲げたものは、ウォッシング感が弱
く、第二に掲げたものはウォッシング感が強められてい
るが泡立ちが不十分である。また、第三に掲げたものは
綿糸を太くしているので肌触りがソフトで、泡立ちとウ
ォッシング感が良好であるが、使用時に重たくかんじ
る。
【0004】この発明は上記従来製品の問題に鑑み、肌
触り、泡立ち、ウォッシング感および水切れのいずれも
良好な浴用タオルを提供することを課題とする。
触り、泡立ち、ウォッシング感および水切れのいずれも
良好な浴用タオルを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、ポリエステル繊維を素材とする嵩密度
0.2g/cc以下の不織布を、地編み部分をポリエステル
糸とし、ループ部分を綿糸としたタオル地のループ面を
外側にして包み込むようにしたものであり、ポリエステ
ル繊維を素材とする嵩密度0.2g/cc以下の不織布の少
なくとも片面に、地編み部分をポリエステル糸とし、ル
ープ部分を綿糸としたタオル地の、上記地編み面を貼り
合わせてなる構成としたもので、好ましくは、上記不織
布の嵩密度を0.05g/cc以下としたものである。
にこの発明は、ポリエステル繊維を素材とする嵩密度
0.2g/cc以下の不織布を、地編み部分をポリエステル
糸とし、ループ部分を綿糸としたタオル地のループ面を
外側にして包み込むようにしたものであり、ポリエステ
ル繊維を素材とする嵩密度0.2g/cc以下の不織布の少
なくとも片面に、地編み部分をポリエステル糸とし、ル
ープ部分を綿糸としたタオル地の、上記地編み面を貼り
合わせてなる構成としたもので、好ましくは、上記不織
布の嵩密度を0.05g/cc以下としたものである。
【0006】上記の如く構成することにより、タオル地
のループ部分を綿糸で構成することによりソフトな肌触
りが得られ、タオル地の地編み部分と不織布(心材)と
をポリエステル繊維とすることにより泡立ち、ウォッシ
ング感を良好にし、水切れが良くなって乾燥が早まり衛
生的となった。
のループ部分を綿糸で構成することによりソフトな肌触
りが得られ、タオル地の地編み部分と不織布(心材)と
をポリエステル繊維とすることにより泡立ち、ウォッシ
ング感を良好にし、水切れが良くなって乾燥が早まり衛
生的となった。
【0007】上記発明において、PET繊維を素材とす
る不織布の嵩密度を0.2g/cc以下としているのは、そ
れより大きくなると浴用タオルとして使用するとき重さ
を感じて好ましくない。また、好ましい使用感が発生す
るのは嵩密度が0.05g/cc以下からで、0.03g/cc
以下になるとより好ましい使用感が得られる。
る不織布の嵩密度を0.2g/cc以下としているのは、そ
れより大きくなると浴用タオルとして使用するとき重さ
を感じて好ましくない。また、好ましい使用感が発生す
るのは嵩密度が0.05g/cc以下からで、0.03g/cc
以下になるとより好ましい使用感が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る実施形態を図
面を参照しながら説明する。この浴用タオル1は、図
1、図3に示すようにポリエステル(以下、PETとい
う)繊維を素材とする嵩密度0.02g/ccの不織布を心
材2とし、この心材2を、地編み部分3をPET糸で構
成し、ループ部分4を綿糸で構成したタオル地5のルー
プ部分4が外側になるようにして包み込むように縫製し
たものである。
面を参照しながら説明する。この浴用タオル1は、図
1、図3に示すようにポリエステル(以下、PETとい
う)繊維を素材とする嵩密度0.02g/ccの不織布を心
材2とし、この心材2を、地編み部分3をPET糸で構
成し、ループ部分4を綿糸で構成したタオル地5のルー
プ部分4が外側になるようにして包み込むように縫製し
たものである。
【0009】上記心材2は、図2に示すようにPET繊
維を素材とする不織布にニードルパンチを掛けて嵩密度
が0.02g/cc程度になるように繊維をほぐし、繊維が
絡み合った部分を融着6させてなるもので、一般的に
は、エアコンの除塵用フィルターに使用されているもの
である。
維を素材とする不織布にニードルパンチを掛けて嵩密度
が0.02g/cc程度になるように繊維をほぐし、繊維が
絡み合った部分を融着6させてなるもので、一般的に
は、エアコンの除塵用フィルターに使用されているもの
である。
【0010】また、上記心材を包み込むタオル地5は、
図3の模試図に示すように地編み部分3をPET糸と
し、ループ部分4を綿糸として、例えば経編み機により
編織したものである。
図3の模試図に示すように地編み部分3をPET糸と
し、ループ部分4を綿糸として、例えば経編み機により
編織したものである。
【0011】また、別の実施形態として、上記嵩密度
0.02g/ccのPET繊維を素材とする不織布の両面
に、上記タオル地を、地編み面が不織布に向くようにし
て互いに貼り合わせたものを試作し、試用したが上記実
施形態のものと同様の効果を得ることができた。なお、
上記貼り合わせ手段は、熱融着、高周波融着、振動・加
圧接着など公知の手段を採用することができる。
0.02g/ccのPET繊維を素材とする不織布の両面
に、上記タオル地を、地編み面が不織布に向くようにし
て互いに貼り合わせたものを試作し、試用したが上記実
施形態のものと同様の効果を得ることができた。なお、
上記貼り合わせ手段は、熱融着、高周波融着、振動・加
圧接着など公知の手段を採用することができる。
【0012】上記実施形態では、嵩密度0.02g/ccの
不織布を心材として採用したが、この他に0.04g/c
c、0.08g/cc、0.15g/cc、0.2g/ccの不織布
を心材として試作したところ、0.2g/ccの嵩密度のも
のでは若干重さを感じて使い難くなっている。したがっ
て、心材となる不織布の嵩密度は、0.2g/ccを越える
と所望の効果を得ることができなくなる。
不織布を心材として採用したが、この他に0.04g/c
c、0.08g/cc、0.15g/cc、0.2g/ccの不織布
を心材として試作したところ、0.2g/ccの嵩密度のも
のでは若干重さを感じて使い難くなっている。したがっ
て、心材となる不織布の嵩密度は、0.2g/ccを越える
と所望の効果を得ることができなくなる。
【0013】また、上記実施形態ではタオル地を経編み
機よって編織したが、他の編織手段を採用したものでも
同様の作用効果が得られるのはいうまでもない。
機よって編織したが、他の編織手段を採用したものでも
同様の作用効果が得られるのはいうまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如くこの発明によれば、綿
糸により構成したループ部分が肌に接するので肌触りが
ソフトであり、地編み部分をポリエステル繊維とし、心
材に特定の嵩密度をもつPET繊維によって構成する不
織布を採用したので泡立ちとウォッシング感が良好で、
水切と乾燥が早く衛生的な浴用タオルが得られる。
糸により構成したループ部分が肌に接するので肌触りが
ソフトであり、地編み部分をポリエステル繊維とし、心
材に特定の嵩密度をもつPET繊維によって構成する不
織布を採用したので泡立ちとウォッシング感が良好で、
水切と乾燥が早く衛生的な浴用タオルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明に係る実施形態の一部切断斜視
図、(b)同部分切り欠き斜視図
図、(b)同部分切り欠き斜視図
【図2】この実施形態に試用される心材の模試図
【図3】タオル地の編織状態の模試図
1 浴用タオル 2 心材 3 地編み部分 4 ループ部分 5 タオル地 6 融着
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリエステル繊維を素材とする嵩密度
0.2g/cc以下の不織布を心材とし、この心材を、地編
み部分をポリエステル糸とし、ループ部分を綿糸とした
タオル地のループ面を外側にして包み込むようにしてな
る浴用タオル。 - 【請求項2】 ポリエステル繊維を素材とする嵩密度
0.2g/cc以下の不織布の少なくとも片面に、地編み部
分をポリエステル糸とし、ループ部分を綿糸としたタオ
ル地の、上記地編み面を貼り合わせてなる浴用タオル。 - 【請求項3】 上記不織布の嵩密度を0.05g/cc以下
とした請求項1または2に記載の浴用タオル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18074698A JP2000005094A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 浴用タオル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18074698A JP2000005094A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 浴用タオル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000005094A true JP2000005094A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16088598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18074698A Pending JP2000005094A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 浴用タオル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000005094A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119437A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Uni Harts Kk | ドライタオル |
WO2007141703A2 (en) * | 2006-06-09 | 2007-12-13 | Maughn-Haas Jade J | Towel |
WO2017030133A1 (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | アキレス株式会社 | 洗浄用編布 |
CN106880312A (zh) * | 2017-02-26 | 2017-06-23 | 浙江峰赫纺织有限公司 | 一种易保持干燥的浴巾 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP18074698A patent/JP2000005094A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119437A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Uni Harts Kk | ドライタオル |
JP4579398B2 (ja) * | 2000-10-18 | 2010-11-10 | ユニ・チャームペットケア株式会社 | ドライタオル |
WO2007141703A2 (en) * | 2006-06-09 | 2007-12-13 | Maughn-Haas Jade J | Towel |
WO2007141703A3 (en) * | 2006-06-09 | 2008-02-28 | Jade J Maughn-Haas | Towel |
WO2017030133A1 (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | アキレス株式会社 | 洗浄用編布 |
JP2017040006A (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | アキレス株式会社 | 洗浄用編布 |
CN106880312A (zh) * | 2017-02-26 | 2017-06-23 | 浙江峰赫纺织有限公司 | 一种易保持干燥的浴巾 |
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