JPH0870962A - 敷きパッド及びその製造方法 - Google Patents
敷きパッド及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0870962A JPH0870962A JP6240893A JP24089394A JPH0870962A JP H0870962 A JPH0870962 A JP H0870962A JP 6240893 A JP6240893 A JP 6240893A JP 24089394 A JP24089394 A JP 24089394A JP H0870962 A JPH0870962 A JP H0870962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- base material
- unevenness
- melting point
- low melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 クッション性が大きく、表面の凹凸感に優れ
た敷きパッドを提供する。 【構成】 経糸及び緯糸に高収縮性糸を用いて織成され
たベース地に、ポリウレタンフォームシート、低融点繊
維を含有した不織布及び表地とを順次積層し、キルティ
ングによって一体化して接合体となし、熱処理を施して
ベース地の収縮によって表面に凹凸度の増大した凹凸面
を形成し、かつ低融点繊維の融着した不織布層によって
凹凸形態を固定する。
た敷きパッドを提供する。 【構成】 経糸及び緯糸に高収縮性糸を用いて織成され
たベース地に、ポリウレタンフォームシート、低融点繊
維を含有した不織布及び表地とを順次積層し、キルティ
ングによって一体化して接合体となし、熱処理を施して
ベース地の収縮によって表面に凹凸度の増大した凹凸面
を形成し、かつ低融点繊維の融着した不織布層によって
凹凸形態を固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クッション性が大き
く、表面の凹凸感に優れた敷きパッド及びその製造方法
に関する。
く、表面の凹凸感に優れた敷きパッド及びその製造方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】敷きパッドは、従来より軽目の敷物の一
つとしてよく知られており、敷き布団の上に敷いたり、
或いは直接畳や床に敷いたりして用いられている。これ
ら敷きパッドは、表地と裏地との間に不織布単独層、或
いは更にポリウレタンフォーム層を設け、キルティング
によって表面に凹凸を付与したものが一般的である。
つとしてよく知られており、敷き布団の上に敷いたり、
或いは直接畳や床に敷いたりして用いられている。これ
ら敷きパッドは、表地と裏地との間に不織布単独層、或
いは更にポリウレタンフォーム層を設け、キルティング
によって表面に凹凸を付与したものが一般的である。
【０００３】しかしながら、このような敷きパッドは、
不織布層やポリウレタンフォーム層が設けられているも
のの、キルティングのみによる凹凸付与では、凹凸の深
みが小さく、立体感の乏しいものであり、商品価値とし
て十分満足すべきものではない。この立体感を高める手
段として、キルティング糸に収縮性糸を用い、熱処理に
よってキルティング部を収縮させることが提案され、実
用化もされているが、キルティング糸のみでの収縮力に
は限度があり、高収縮性糸等を用い収縮力を大きくする
と、キルティングの際に張力変動が生じ易く、熱収縮に
ばらつきが生じ、凹凸面が不均整になり易い。
不織布層やポリウレタンフォーム層が設けられているも
のの、キルティングのみによる凹凸付与では、凹凸の深
みが小さく、立体感の乏しいものであり、商品価値とし
て十分満足すべきものではない。この立体感を高める手
段として、キルティング糸に収縮性糸を用い、熱処理に
よってキルティング部を収縮させることが提案され、実
用化もされているが、キルティング糸のみでの収縮力に
は限度があり、高収縮性糸等を用い収縮力を大きくする
と、キルティングの際に張力変動が生じ易く、熱収縮に
ばらつきが生じ、凹凸面が不均整になり易い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、敷きパッド
を特定構成とし、キルティング、熱処理することによ
り、クッション性が大きく、表面の凹凸感に優れた敷き
パッドを提供することを目的とする。
を特定構成とし、キルティング、熱処理することによ
り、クッション性が大きく、表面の凹凸感に優れた敷き
パッドを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、経糸及び緯糸
が高収縮糸で構成されたベース地、ポリウレタンフォー
ム層、低融点繊維を含有した不織布層及び表地が順次積
層され、キルティングによって一体化された接合体から
なる敷きパッドであって、収縮したベース地によってパ
ッド表面に増大した凹凸面が形成され、かつ低融点繊維
の融着した不織布層によって凹凸形態が固定されている
ことを特徴とする敷きパッド、及び、
が高収縮糸で構成されたベース地、ポリウレタンフォー
ム層、低融点繊維を含有した不織布層及び表地が順次積
層され、キルティングによって一体化された接合体から
なる敷きパッドであって、収縮したベース地によってパ
ッド表面に増大した凹凸面が形成され、かつ低融点繊維
の融着した不織布層によって凹凸形態が固定されている
ことを特徴とする敷きパッド、及び、
【０００６】経糸及び緯糸に高収縮性糸を用いて織成さ
れたベース地に、ポリウレタンフォームシート、低融点
繊維を含有した不織布及び表地とを順次積層し、キルテ
ィングにより一体化して接合体となし、次いで該接合体
にベース地の熱収縮及び低融点繊維の融着を生ずる温度
での熱処理を施すことを特徴とする敷きパッドの製造方
法にある。
れたベース地に、ポリウレタンフォームシート、低融点
繊維を含有した不織布及び表地とを順次積層し、キルテ
ィングにより一体化して接合体となし、次いで該接合体
にベース地の熱収縮及び低融点繊維の融着を生ずる温度
での熱処理を施すことを特徴とする敷きパッドの製造方
法にある。
【０００７】本発明を以下図面に従い説明する。図１
は、本発明による敷きパッドの一例の断面図であり、１
は表地、２は不織布層、３はポリウレタンフォーム層、
４はベース地、５はキルティング部を示し、積層されキ
ルティングによって一体化された接合体からなる敷きパ
ッドは、構成糸の収縮に基づき収縮したベース地４によ
ってパッド表面に増大した凹凸面が形成され、かつ含有
する低融点繊維が融着した不織布層２によってパッドに
形成された凹凸形態が固定されている。
は、本発明による敷きパッドの一例の断面図であり、１
は表地、２は不織布層、３はポリウレタンフォーム層、
４はベース地、５はキルティング部を示し、積層されキ
ルティングによって一体化された接合体からなる敷きパ
ッドは、構成糸の収縮に基づき収縮したベース地４によ
ってパッド表面に増大した凹凸面が形成され、かつ含有
する低融点繊維が融着した不織布層２によってパッドに
形成された凹凸形態が固定されている。
【０００８】本発明の敷きパッドを得るにあたっては、
表地１として、パイル布帛が意匠性、使用感等から好ま
しく用いられるが、ドビー地やジャガード地等の柄織
物、或いはプリント地等の意匠性を有する布帛を用いる
こともできる。パイル布帛は、表面にループや毛羽が単
独に存在もしくは共存していてもよく、ループや毛羽を
構成する繊維素材も天然繊維、合成繊維のいずれであっ
てもよく、またステープルファイバー、フィラメントの
いずれであってもよい。布帛形態としては、織物或いは
編物が形態安定上好ましいが、不織布であってもよい。
ループや毛羽は、織編時に形成したものても、また織編
後に形成したものであってもよい。
表地１として、パイル布帛が意匠性、使用感等から好ま
しく用いられるが、ドビー地やジャガード地等の柄織
物、或いはプリント地等の意匠性を有する布帛を用いる
こともできる。パイル布帛は、表面にループや毛羽が単
独に存在もしくは共存していてもよく、ループや毛羽を
構成する繊維素材も天然繊維、合成繊維のいずれであっ
てもよく、またステープルファイバー、フィラメントの
いずれであってもよい。布帛形態としては、織物或いは
編物が形態安定上好ましいが、不織布であってもよい。
ループや毛羽は、織編時に形成したものても、また織編
後に形成したものであってもよい。
【０００９】不織布層２は、表地１とポリウレタンフォ
ーム層３との間に形成されるが、不織布として、低融点
繊維を含有した不織布を用いることが必要である。不織
布の構成繊維としては、含有する低融点繊維の融着が生
ずる温度において熱的影響を受けない繊維であれば、天
然繊維、合成繊維等の任意の繊維が用いられるが、クッ
ション性を重視した場合、ポリエステル繊維等の腰のあ
る繊維が好ましく、また低融点繊維の混合のさせ易さか
らテープルファイバーが好ましい。
ーム層３との間に形成されるが、不織布として、低融点
繊維を含有した不織布を用いることが必要である。不織
布の構成繊維としては、含有する低融点繊維の融着が生
ずる温度において熱的影響を受けない繊維であれば、天
然繊維、合成繊維等の任意の繊維が用いられるが、クッ
ション性を重視した場合、ポリエステル繊維等の腰のあ
る繊維が好ましく、また低融点繊維の混合のさせ易さか
らテープルファイバーが好ましい。
【００１０】不織布にその構成繊維の一部として含有さ
れる低融点繊維は、一般にバインダー用繊維として用い
られる融点が８０〜１５０℃の熱融着性繊維が用いら
れ、キルティング後に施す熱処理温度で融着を生ずる繊
維であることが必要である。低融点繊維の含有量は、不
織布全構成繊維に対し１０〜６０ｗｔ％とすることが好
ましく、含有量が１０ｗｔ％未満では、接着点が少なく
パンタグラフ効果が生ぜず、６０ｗｔ％を超えると、接
着が多くなり過ぎクッション性が低下する。
れる低融点繊維は、一般にバインダー用繊維として用い
られる融点が８０〜１５０℃の熱融着性繊維が用いら
れ、キルティング後に施す熱処理温度で融着を生ずる繊
維であることが必要である。低融点繊維の含有量は、不
織布全構成繊維に対し１０〜６０ｗｔ％とすることが好
ましく、含有量が１０ｗｔ％未満では、接着点が少なく
パンタグラフ効果が生ぜず、６０ｗｔ％を超えると、接
着が多くなり過ぎクッション性が低下する。
【００１１】ポリウレタンフォーム層３は、ベース地４
上に形成されるが、敷きパッドに基本構造上のクッショ
ン性を付与すると同時に、敷きパッド全体を所望の厚み
とするためのものであり、ポリウレタンフォーム層３形
成のためのポリウレタンフォームシートとしては、ウレ
タンフォームと呼称され市販されている公知のものがそ
のまま用いられるが、密度が２５〜３０ｋｇ／ｍ3、厚
さが３〜１０ｍｍのシートが好ましく用いられる。
上に形成されるが、敷きパッドに基本構造上のクッショ
ン性を付与すると同時に、敷きパッド全体を所望の厚み
とするためのものであり、ポリウレタンフォーム層３形
成のためのポリウレタンフォームシートとしては、ウレ
タンフォームと呼称され市販されている公知のものがそ
のまま用いられるが、密度が２５〜３０ｋｇ／ｍ3、厚
さが３〜１０ｍｍのシートが好ましく用いられる。
【００１２】ベース地４としては、経糸及び緯糸に高収
縮性糸を用いて織成した収縮力の大きな織物が用いられ
る。ベース地４は、その収縮力により後述の熱処理の際
にキルティングによって一体化した接合体全体を収縮さ
せる作用をなし、収縮力が小さいと敷きパッドに凹凸度
の増大した凹凸面の形成ができない。この織物に用いる
高収縮性糸としては、好ましくは１０％以上、より好ま
しくは２０％以上の熱収縮率を有する収縮性糸が用いら
れる。
縮性糸を用いて織成した収縮力の大きな織物が用いられ
る。ベース地４は、その収縮力により後述の熱処理の際
にキルティングによって一体化した接合体全体を収縮さ
せる作用をなし、収縮力が小さいと敷きパッドに凹凸度
の増大した凹凸面の形成ができない。この織物に用いる
高収縮性糸としては、好ましくは１０％以上、より好ま
しくは２０％以上の熱収縮率を有する収縮性糸が用いら
れる。
【００１３】高収縮性糸の繊維素材としては、特に限定
されないが、アクリル繊維やポリエステル繊維等の合成
繊維においては、繊維製造時に組成或いは紡糸延伸条件
により繊維構造に変化を与え熱収縮率の高い収縮性糸を
得ることができる。また、ベース地４は、経緯の両方向
にほぼ同じ収縮力を発生させることが必要であり、織り
組織としては、平織り組織であることが好ましい。
されないが、アクリル繊維やポリエステル繊維等の合成
繊維においては、繊維製造時に組成或いは紡糸延伸条件
により繊維構造に変化を与え熱収縮率の高い収縮性糸を
得ることができる。また、ベース地４は、経緯の両方向
にほぼ同じ収縮力を発生させることが必要であり、織り
組織としては、平織り組織であることが好ましい。
【００１４】本発明においては、かかるベース地に、ポ
リウレタンフォームシート、低融点繊維を含有した不織
布及び表地とを順次積層し、キルティングによって一体
化して接合体とする。勿論、この積層構成であれば、表
地の裏面側に、不織布、ポリウレタンフォームシート、
ベース地を順次積層してもよい。
リウレタンフォームシート、低融点繊維を含有した不織
布及び表地とを順次積層し、キルティングによって一体
化して接合体とする。勿論、この積層構成であれば、表
地の裏面側に、不織布、ポリウレタンフォームシート、
ベース地を順次積層してもよい。
【００１５】キルティングは、通常に採用されている公
知の手法が用いられ、任意の間隔で、ストライプ状、格
子状、波状等の任意の柄に行うことができ、また、キル
ティング糸も任意の糸が用いられる。
知の手法が用いられ、任意の間隔で、ストライプ状、格
子状、波状等の任意の柄に行うことができ、また、キル
ティング糸も任意の糸が用いられる。
【００１６】本発明においては、キルティングによって
一体化された接合体に熱処理を施す。熱処理条件として
は、接合体のベース地の熱収縮及び不織布層の低融点繊
維の融着を生ずる温度で熱処理することが必要である。
熱処理は、湿熱または乾熱或いはこれらの併用のいずれ
でもよいが、熱収縮を充分に発現させ大きな収縮力を得
る点で湿熱処理が好ましく用いられる。
一体化された接合体に熱処理を施す。熱処理条件として
は、接合体のベース地の熱収縮及び不織布層の低融点繊
維の融着を生ずる温度で熱処理することが必要である。
熱処理は、湿熱または乾熱或いはこれらの併用のいずれ
でもよいが、熱収縮を充分に発現させ大きな収縮力を得
る点で湿熱処理が好ましく用いられる。
【００１７】湿熱処理の場合は、スチームを用いること
が効率的であり、使用素材によっても異なるが、温度９
５〜１０５℃で、５〜３０分間処理する。乾熱処理の場
合は、不織布中の低融点繊維の選択幅が広くなるが、収
縮発現力が弱いので湿熱処理におけるよりも高温かつ長
時間の処理が必要となる。熱処理方式としては、バッチ
方式、連続方式のいずれでもよい。
が効率的であり、使用素材によっても異なるが、温度９
５〜１０５℃で、５〜３０分間処理する。乾熱処理の場
合は、不織布中の低融点繊維の選択幅が広くなるが、収
縮発現力が弱いので湿熱処理におけるよりも高温かつ長
時間の処理が必要となる。熱処理方式としては、バッチ
方式、連続方式のいずれでもよい。
【００１８】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 （実施例）次の条件によるベース地、ポリウレタンフォ
ームシート、不織布及び表地を形成、準備した。 ベース地（アクリル繊維織物）： 使用糸条 アクリル繊維（熱収縮率２８％）１００％
２／３２ 織り組織 平織り（１／１） ２４本／吋×２４本／吋 目付け ２６０ｇ／１５０ｃｍ×１００ｃｍ
る。 （実施例）次の条件によるベース地、ポリウレタンフォ
ームシート、不織布及び表地を形成、準備した。 ベース地（アクリル繊維織物）： 使用糸条 アクリル繊維（熱収縮率２８％）１００％
２／３２ 織り組織 平織り（１／１） ２４本／吋×２４本／吋 目付け ２６０ｇ／１５０ｃｍ×１００ｃｍ
【００１９】ポリウレタンフォームシート： 密度 ２７ｋｇ／ｍ3 厚さ ５ｍｍ 不織布： 使用繊維 ポリエステル中空コンジュゲート繊維（１３ｄ×６４ｍｍ）６０ｗｔ％ 低融点繊維（融点１００℃、３ｄ×５１ｍｍ） ４０ｗｔ％ 交絡処理 ニードルパンチ法 目付け ２００ｇ／ｍ2
【００２０】表地（パイル地）： 使用編機 ラッセル機 使用糸条 パイル糸 綿糸 ２０／１ チェーン糸（地糸） ポリエステル繊維（１００ｄ／４
８ｆ） （ふり糸）ポリエステル繊維／綿（５０／５０）２３／
１ 編成条件 ゲージ ２８Ｇ コース １１／吋 目付け ２２０ｇ／ｍ2
８ｆ） （ふり糸）ポリエステル繊維／綿（５０／５０）２３／
１ 編成条件 ゲージ ２８Ｇ コース １１／吋 目付け ２２０ｇ／ｍ2
【００２１】かかるベース地、ポリウレタンフォームシ
ート、不織布及び表地を、図１に示したように、順次積
層し、２０ｍｍ間隔のダイヤ柄にキルティングした。次
いで、このキルティングし一体化した接合体にバッチ方
式で９８℃で１０分間の湿熱処理を施した。この湿熱で
の熱処理により、接合体は、経緯共に２３％収縮し、ベ
ース地の熱収縮により接合体表面に凹凸度の増大した凹
凸面が形成され、更に不織布層の低融点繊維の融着によ
って凹凸形態が固定された、弾力性に富んだ形態安定の
優れた敷きパッドが得られた。
ート、不織布及び表地を、図１に示したように、順次積
層し、２０ｍｍ間隔のダイヤ柄にキルティングした。次
いで、このキルティングし一体化した接合体にバッチ方
式で９８℃で１０分間の湿熱処理を施した。この湿熱で
の熱処理により、接合体は、経緯共に２３％収縮し、ベ
ース地の熱収縮により接合体表面に凹凸度の増大した凹
凸面が形成され、更に不織布層の低融点繊維の融着によ
って凹凸形態が固定された、弾力性に富んだ形態安定の
優れた敷きパッドが得られた。
【００２２】
【発明の効果】本発明による敷きパッドは、ベース地全
体の収縮力を利用して収縮させているので、均整でかつ
凹凸度の大きな凹凸面が形成され、しかも不織布層中の
低融点繊維の融着によって凹凸形態が固定されており、
クッション性が大きく、表面の凹凸感に優れた敷きパッ
ドであり、その使用感においても好ましいものである。
体の収縮力を利用して収縮させているので、均整でかつ
凹凸度の大きな凹凸面が形成され、しかも不織布層中の
低融点繊維の融着によって凹凸形態が固定されており、
クッション性が大きく、表面の凹凸感に優れた敷きパッ
ドであり、その使用感においても好ましいものである。
【図１】本発明による敷きパッドの一例の断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ 表地 ２ 不織布層 ３ ポリウレタンフォーム層 ４ ベース地 ５ キルティング部
Claims (3)
- 【請求項１】 経糸及び緯糸が高収縮糸で構成されたベ
ース地、ポリウレタンフォーム層、低融点繊維を含有し
た不織布層及び表地が順次積層され、キルティングによ
って一体化された接合体からなる敷きパッドであって、
収縮したベース地によってパッド表面に増大した凹凸面
が形成され、かつ低融点繊維の融着した不織布層によっ
て凹凸形態が固定されていることを特徴とする敷きパッ
ド。 - 【請求項２】 経糸及び緯糸に高収縮性糸を用いて織成
されたベース地に、ポリウレタンフォームシート、低融
点繊維を含有した不織布及び表地とを順次積層し、キル
ティングにより一体化して接合体となし、次いで該接合
体にベース地の熱収縮及び低融点繊維の融着を生ずる温
度での熱処理を施すことを特徴とする敷きパッドの製造
方法。 - 【請求項３】 ベース地を平織り組織とする請求項２記
載の敷きパッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6240893A JPH0870962A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 敷きパッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6240893A JPH0870962A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 敷きパッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870962A true JPH0870962A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=17066259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6240893A Pending JPH0870962A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 敷きパッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0870962A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010095342A (ko) * | 2000-10-27 | 2001-11-07 | 추병국 | 입체 누비직물 |
| KR100330169B1 (ko) * | 1999-02-02 | 2002-03-28 | 조웅 | 브래지어 등의 몰드컵 제조방법 및 그 몰드컵 |
| KR20020076990A (ko) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | 가부시키가이샤 주오기켄고교 | 가스리 무늬 형성방법 및 그 형재 |
| JP2003508277A (ja) * | 1999-09-03 | 2003-03-04 | エル アンド ピー プロパティ マネジメント カンパニー | 織物上への紫外線（ｕｖ）インクジェット印刷の方法と装置、およびこれによる印刷とキルティングとの組合せ |
| KR20040024905A (ko) * | 2002-09-17 | 2004-03-24 | 지건호 | 입체무늬를 갖는 이불 및 그 제조방법 |
| US6872445B2 (en) | 2002-04-17 | 2005-03-29 | Invista North America S.A.R.L. | Durable, liquid impermeable and moisture vapor permeable carpet pad |
| JP2011005810A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Nishikawa Sangyo Kk | 速暖性感温シート |
| JP2011062960A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Nishikawa Sangyo Kk | 速暖性感温シート |
| JP2014226828A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 栗田煙草苗育布製造株式会社 | 難燃性吸音材の製造方法 |
| ITUA20162055A1 (it) * | 2016-03-25 | 2017-09-25 | Gabriele Guidoni | Procedimento di realizzazione di un tessuto composito, conformato con effetti superficiali tridimensionali, e tessuto composito così ottenuto |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP6240893A patent/JPH0870962A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100330169B1 (ko) * | 1999-02-02 | 2002-03-28 | 조웅 | 브래지어 등의 몰드컵 제조방법 및 그 몰드컵 |
| JP2003508277A (ja) * | 1999-09-03 | 2003-03-04 | エル アンド ピー プロパティ マネジメント カンパニー | 織物上への紫外線（ｕｖ）インクジェット印刷の方法と装置、およびこれによる印刷とキルティングとの組合せ |
| KR20010095342A (ko) * | 2000-10-27 | 2001-11-07 | 추병국 | 입체 누비직물 |
| KR20020076990A (ko) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | 가부시키가이샤 주오기켄고교 | 가스리 무늬 형성방법 및 그 형재 |
| US6872445B2 (en) | 2002-04-17 | 2005-03-29 | Invista North America S.A.R.L. | Durable, liquid impermeable and moisture vapor permeable carpet pad |
| KR20040024905A (ko) * | 2002-09-17 | 2004-03-24 | 지건호 | 입체무늬를 갖는 이불 및 그 제조방법 |
| JP2011005810A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Nishikawa Sangyo Kk | 速暖性感温シート |
| JP2011062960A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Nishikawa Sangyo Kk | 速暖性感温シート |
| JP2014226828A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 栗田煙草苗育布製造株式会社 | 難燃性吸音材の製造方法 |
| ITUA20162055A1 (it) * | 2016-03-25 | 2017-09-25 | Gabriele Guidoni | Procedimento di realizzazione di un tessuto composito, conformato con effetti superficiali tridimensionali, e tessuto composito così ottenuto |
| WO2017163228A1 (en) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | Decobel S.R.L. | Process of making a composite fabric, designed with 3d surface effects, and composite fabric obtained thereby |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2095427C (en) | Apparatus and method for hydroenhancing fabric | |
| US4451314A (en) | Method for the manufacture of a fluffy, light-weight, soft nonwoven fabric | |
| EP0126828B1 (en) | Double faced knit fabric and method | |
| US3176643A (en) | Method of making a napped fabric | |
| US3870592A (en) | Laminates containing outer plies of continuous filament webs | |
| JPH0870962A (ja) | 敷きパッド及びその製造方法 | |
| US5194320A (en) | Heat bonding textile for linings and a method of manufacturing same | |
| JPH0515377B2 (ja) | ||
| US4497863A (en) | Laminated weft insertion fabric | |
| CA2677696A1 (en) | Elastic insert, method for the production and use thereof | |
| JP4611950B2 (ja) | 立体編地および該立体編地を用いた積層体 | |
| JP2003159141A (ja) | パネル型クッション体 | |
| US3649429A (en) | Needled composite nonwoven fabric having a self-bonded fibrous supporting layer and outer fibrous layers | |
| JPH07216696A (ja) | スペーサファブリックとそれを製造する方法及びこの方法を実施する経編機 | |
| CA2262270A1 (en) | A textile support for reinforcing an item of clothing or pieces of clothing, a method of manufacturing such a textile support, and applications thereof | |
| CA2206730A1 (en) | Cleaning cloth for fastening to a cleaning-cloth holder | |
| JPS6137214A (ja) | クッション材 | |
| US3377231A (en) | Needled textile laminates and method for producing same | |
| EP1085116B1 (en) | Gel-like fabric composite | |
| JPH0243892Y2 (ja) | ||
| JP3777519B2 (ja) | 履物足敷 | |
| CN216615019U (zh) | 一种针织地毯布 | |
| JPH0579223B2 (ja) | ||
| JP2525550Y2 (ja) | 融着芯地 | |
| JP2000005094A (ja) | 浴用タオル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 15 |