JP3252610B2 - 電気カーペット用カバー - Google Patents

電気カーペット用カバー

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JP3252610B2
JP3252610B2 JP17683094A JP17683094A JP3252610B2 JP 3252610 B2 JP3252610 B2 JP 3252610B2 JP 17683094 A JP17683094 A JP 17683094A JP 17683094 A JP17683094 A JP 17683094A JP 3252610 B2 JP3252610 B2 JP 3252610B2
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carpet cover
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隆子 荻野
功 松田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気カーペットのカバ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気カーペットは、図3に示す様
に毛足7の糸を基布8に刺繍し、裏面を樹脂のバッキン
グ剤9を塗布したタフテッドカーペットが主流で、他に
ウイルトンカーペット等の織りカーペットがあり、また
家庭で洗濯できるものとして、綿やポリエステル素材の
平織物をキルテイング加工したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、消費者は電気カーペット用カバーを家庭で
洗濯したいという要求が強いにもかかわらず、毛足のあ
るタフテッドカーペット、織りカーペット等は、洗濯に
よってバッキング剤が膨潤し剥がれたり、構成上小さく
折り畳んだり、丸めたりすることが困難であり、家庭洗
濯はもちろんのこと、クリーニング店で一般的に行われ
ているドライクリーニングも出来ず、シャンプークリー
ニングという裏面を濡らさずに洗濯する特殊な洗濯のみ
が可能であった。しかし、シャンプークリーニングは、
カーペット表面に洗剤を塗布し、機械で泡立て、その泡
を強制的に機械で取るというもので、家庭洗濯やドライ
クリーニングより、汚れが取れにくいという欠点があっ
た。
【0004】他に、家庭洗濯できるものとして、キルテ
イングタイプがあるが、これは毛足がないタイプで、質
感、豪華さという点で落ちるものであり、小さい子供の
いるご家庭ならばよいが、それ以外の家庭では不向きな
ものであった。
【0005】そこで、本発明は洗濯機を基本とした家庭
洗濯と、ドライクリーニングが可能であり、風合が損な
われず、耐久性が高く、質感、豪華さのある電気カーペ
ット用カバーを得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するために本発明は、カールマイヤー編みで、パイルを
組織の総詰めとし、毛足長さを4〜6mm、目付を400
〜600g/m2とした生地を表面に使用し、裏面にポ
リウレタンフォーム2〜4mmを介して、不織布等の裏生
地と熱接着して一体とした積層本体を略4角形状とし、
その外周をオーバーミシンで縫製処理し、各コーナーの
ミシン糸を接着剤で生地と接着固定したものである。
【0007】
【作用】本発明の電気カーペット用カバーは、上記構成
により、カールマイヤー編み生地の裏面に、ポリウレタ
ンフォームを使用して、不織布を熱接着したものである
ので、どの箇所も水・溶剤に強く、さらに軽くて折りた
たみがしやすくなり、水洗い、及びドライクリーニング
が可能である。
【0008】また、カールマイヤー編み生地は、パイル
を総詰めで編み、毛足長さを4〜6mm、目付けを400
〜600g/m2としているので、コンパクトに折りた
ためるので、大型の家庭洗たく機での洗たくが可能であ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1(a)、(b)において、6は電気カ
ーペットカバーで、カールマイヤー編み生地1の裏面
に、ポリウレタンフォーム2を使用して、不織布3を熱
接着したものである。カールマイヤー編み生地1は、パ
イルを組織の総詰めとし、毛足長さを4〜6mm、目付を
400〜600g/m2とした編み地を表面に使用し、
裏面にポリウレタンフォーム2〜4mmを介して、不織布
等の裏生地と熱接着して一体とした積層本体を略4角形
状とし、その外周をオーバーミシンで縫製処理し、さら
に各コーナーのミシン糸を接着剤で生地と接着固定した
電気カーペット用カバーである。
【0011】次に、この構成における作用を説明する。
カールマイヤー編み地1は、たて糸とよこ糸で毛足にな
る糸を絡ませながら編んだもので、表面の風合がソフト
で肌ざわりがよいものであり、編み物であるので、タフ
テッドカーペットの様に毛足をぬけないようにしておく
バッキング剤が必要ない。カールマイヤー編み地のほと
んどが、毛布用に使われているが、本実施例では、カー
ルマイヤー編み地の裏面にポリウレタンフォーム2を介
して不織布3を熱接着することにによって、寸法安定性
・クッション性が得られ、カーペットとしてふさわしい
性能が得られる。
【0012】この構成により、水洗い、ドライクリーニ
ングに耐え、豪華で、肌さわりがよく、座り心地のよい
カーペットを実現することができる。
【0013】さらに、家庭用洗濯機での洗濯を可能とす
るため、目付を600g/m2までとし、毛足長さを6m
mまでとする。これにより、電気カーペットカバーの約
85%を占める2畳サイズのカーペットが、大型全自動
洗濯機の約半数を占める5kg容量の洗たく機での洗た
くが可能となる。
【0014】カールマイヤー編み地は先に触れたよう
に、多くが毛布に使用されているが、毛布の場合、たて
糸を機械にかかる半数にして、毛足を長く出して、柔ら
かい肌ざわりを実現しているが、本実施例では、カーペ
ットカバーとしての耐久性を満足するため、カールマイ
ヤー編み機のたて糸を機械にかかる本数すべてをかけて
(総詰め)編む。また、毛足に使う繊維を、一般アクリ
ルよりアクリルニトリルの混率が高く、1デニール以下
のアクリル繊維(商品名スペリア)を使用しているの
で、非常に高密度に編み上り、実使用によるへたりや、
洗たくによる外観変化がほとんどない。本実施例の総詰
のものと毛布等で使われているたて糸が半分のものの洗
たく回数と外観変化の関係を図2に示す。本実施例で
は、洗たく20回程度での洗たくによる外観変化がほと
んどない。
【0015】またスペリアは、一般アクリルより耐熱
性、耐光性に優れているので、電気カーペット用カバー
として優れた性能を有する。
【0016】またカールマイヤー編み地2をポリウレタ
ンフォーム2を介して不織布3と熱接着して一体とし
て、4角形状にした後、外周にオーバーロックミシン加
工を施し、さらにコーナーのミシン糸を接着剤で生地と
接着固定しているので、洗たくによって、オーバーロッ
クがほつれてくることが全くない。
【0017】先に目付、毛足長さの最大を記したが、本
発明の目的とするところの洗たくができ、さらに風合い
や豪華さもあるという目的のためには、目付、毛足は最
低、目付が400g/m2、毛足が4mm必要である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気カーペ
ットカバーは、カールマイヤー編みで、パイルを組織の
総詰めとし、毛足長さを4〜6mm、目付を400〜60
0g/m2とした生地を表面に使用し、裏面にポリウレ
タンフォーム2〜4mmを介して、不織布等の裏生地と熱
接着して一体とした積層本体を略4角形状とし、その外
周をオーバーミシンで縫製処理し、各コーナーのミシン
糸を接着剤で生地と接着固定した電気カーペット用カバ
ーであるので、洗濯機洗い、水洗い、ドライクリーニン
グが可能であり、しかも、豪華で、肌さわりがよく、座
り心地のよいカーペットカバーを実現することができ
る。
【0019】しかも、実使用や、洗濯による外観変化が
はとんどなく、耐熱性、耐光性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における電気カーペッ
トカバーの斜視図 (b)同カバーの部分断面図
【図2】上記一実施例におけるカバーの洗たく回数と外
観変化を示した図
【図3】従来の電気カーペットカバーの部分断面図
【符号の説明】
1 カールマイヤー編み地 2 ポリウレタンフオーム 3 不織布 4 オーバーロック 5 接着剤 6 電気カーペットカバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−236561(JP,A) 特開 平7−194476(JP,A) 特開 平5−253038(JP,A) 特開 平6−165726(JP,A) 特開 昭62−120808(JP,A) 特開 昭50−18790(JP,A) 実開 昭62−136873(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 27/02 B32B 5/24 B32B 27/12 D04B 21/02 D05B 1/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カールマイヤー編みで、パイルを組織の総
    詰めとし、毛足長さを4〜6mm、目付を400〜600
    g/m2とした生地を表面に使用し、裏面にポリウレタ
    ンフォーム2〜4mmを介して、不織布等の裏生地と熱接
    着して一体とした積層本体を略4角形状とし、その外周
    をオーバーミシンで縫製処理し、各コーナーのミシン糸
    を接着剤で生地と接着固定した電気カーペット用カバ
    ー。
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JPH0838338A JPH0838338A (ja) 1996-02-13
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