JP2000004525A - コネクタのワイヤハーネスへの固定構造 - Google Patents

コネクタのワイヤハーネスへの固定構造

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JP2000004525A JP10167517A JP16751798A JP2000004525A JP 2000004525 A JP2000004525 A JP 2000004525A JP 10167517 A JP10167517 A JP 10167517A JP 16751798 A JP16751798 A JP 16751798A JP 2000004525 A JP2000004525 A JP 2000004525A
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Tetsuo Hida
哲男 飛田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネス幹線にオプション止めされた
コネクタを容易に取り外せるようにする。 【解決手段】 粘着剤が一面に塗布されたビニルテープ
10を用い、上記コネクタ3の支線連結端3aより所要
寸法あけた位置から反対側のコネクタ先端3bを越えた
位置まで、該コネクタと上記幹線とにビニルテープを巻
き付け、先端側では幹線のみに巻き付けて、該コネクタ
を幹線に粘着して取り付けており、該コネクタを幹線よ
り外して使用する時には、上記支線を引っ張りあげる
と、ビニルテープの巻き付け部を幹線側に残した状態
で、コネクタを引き抜ける構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタのワイヤハ
ーネスへの固定構造に関し、詳しくは、自動車用のワイ
ヤハーネスの幹線から分岐した支線端末に接続したオプ
ション用等のコネクタを、幹線に取り外し可能に固定し
ておき、該コネクタを使用する場合には、幹線より取り
外せるようにしているものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車種に応じて使用する場
合と不使用の場合があるオプション用コネクタあるい
は、自動車に搭載するまでワイヤハーネス幹線に固定し
ておく必要があるコネクタは、図4に示すように、ワイ
ヤハーネスW/Hの支線2の端末に接続したコネクタ3
を幹線1に固定しておくため、支線2の先端側と幹線1
とにテープ4を用いて固定している。
【0003】上記コネクタ3の使用する場合には、図5
に示すように、テープ4を引き千切って、幹線1から支
線2を分離して支線2を伸ばし、コネクタ3を所要位置
に相手方コネクタ(図示せず)と嵌合する必要がある。
そのため、上記テープ4として容易に切断できるものが
用いられており、樹脂製テープの場合はスリット4aが
入ったテープが用いられている。このスリット入り樹脂
テープに代えて紙テープを用いる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記スリット入り樹脂
テープを用いた場合、あるいは、紙テープを用いた場合
のいずれの場合も、図6に示すように、引き千切られた
テープ4が支線2と幹線1の両方の残る場合が多い。ま
た、支線2あるいは幹線1に粘着したままとならず、落
下してフロア等に散乱する問題がある。
【0005】さらに、テープ4の巻き回数が多い場合
は、非常に引き千切りにくく、作業性が悪い。特に、支
線の電線本数が少なく、テープ4の巻き回数が多いと、
テープ巻きによる固定力が大きくなり、テープの引き千
切りが容易にできない問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、テープが引き千切られた状態で電線側に残らず、ま
た、落下して散乱せず、しかも、固定力を十分に保持し
ながら容易にコネクタを容易に幹線より取り外すことが
出来るようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ワイヤハーネスの幹線から分岐した支線
端末に接続したコネクタを上記幹線に取り外し可能に固
定する構造であって、粘着剤が一面に塗布されたビニル
テープを用い、上記コネクタの支線連結端より所要寸法
あけた位置から反対側のコネクタ先端を越えた位置ま
で、該コネクタと上記幹線とにビニルテープを巻き付
け、先端側では幹線のみに巻き付けて、該コネクタを幹
線に粘着して取り付けており、該コネクタを幹線より外
して使用する時には、上記支線を引っ張り上げると、ビ
ニルテープの巻き付け部を幹線側に残した状態で、コネ
クタが引き抜ける構成としているコネクタのワイヤハー
ネスへの固定構造を提供している。
【0008】上記のように伸び性のあるビニルテープを
用いて、コネクタ自体を幹線に巻き付け固定しておく
と、該コネクタに接続した支線を引っ張ると、ビニルテ
ープが伸びて、コネクタをビニルテープの巻き付け部か
ら抜き出すことができる。即ち、テープを引き千切ら
ず、巻き付け状態のまま幹線側に残すもので、この幹線
側に残されるビニルテープは、巻き付け先端側を幹線に
巻き付けた状態としているため、幹線に固定された状態
で残ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。なお、図4に示す従来例と同一部材
は同一符号を付す。
【0010】ワイヤハーネスW/Hの幹線1から分岐し
た支線2の端末にはオプション用のコネクタ3が接続さ
れており、図1に示すように、支線2を幹線1の外周面
に沿って長さ方向にはわせ、先端のコネクタ3と幹線1
とに黒色の粘着ビニルテープ10を巻き付けて、コネク
タ3を幹線1に固定している。
【0011】上記黒色の粘着ビニルテープ10は、ワイ
ヤハーネスの電線群結束用として用いられている汎用品
であり、ビニルテープの一面に粘着剤が塗布されてお
り、粘着剤塗布面を内面として巻き付けることにより、
巻き付け状態で粘着固定される。
【0012】上記コネクタ3と幹線1に巻き付ける粘着
ビニルテープ10は、コネクタ3の支線連結端3aより
所要寸法あけた位置P1から反対側のコネクタ先端3b
を越えた位置P2まで巻き付けている。上記巻き付け始
めの位置P1はコネクタ3の両端3aと3bの略中央と
しており、よって、粘着ビニルテープ10はコネクタ3
の幅の約半分に巻き付けている。
【0013】巻き終わり位置P2はコネクタ先端3bよ
り所要寸法離れた位置である。よって、コネクタ先端3
bより離れた粘着ビニルテープ10は巻径が小さくな
り、正面視で傾斜した状態で、幹線1にのみ巻き付けら
れた状態となる。
【0014】上記のように粘着ビニルテープ10により
幹線1に固定されたコネクタ3を使用するため、幹線1
より取り外す必要がある場合は、図2に示すように、支
線2を矢印で示すように引っ張り上げる。この支線2の
引っ張りによりコネクタ3が斜め上方へと引っ張られ、
巻き付けていた粘着ビニルテープ10が伸ばされて、コ
ネクタ3を粘着ビニルテープ10の巻き付け部から抜き
出すことができる。
【0015】コネクタ3が抜き出されて、幹線1側に残
った粘着ビニルテープ10は、その巻き終わり側を幹線
1に巻き付けて粘着固定しているため、幹線1に移動不
可に固定された状態で残る。この粘着ビニルテープ10
は黒色として、幹線1の結束テープと同色としているた
め、目立つことがなく、残った粘着ビニルテープ10に
より外観が悪くならない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、幹線にオプション止めされたコネクタを使用
する時、テープを引き千切る必要がなく、コネクタを接
続した支線を引っ張りあげるだけで良いため、操作力を
要せず、スムーズにコネクタおよび該コネクタに接続し
た支線を幹線より分離することができる。
【0017】また、テープが引き千切られた状態で支線
側や幹線側に残らず、かつ、落下して散乱せず、幹線側
に巻き付けられた状態で残るため、外観上必要としてい
たテープの後処理をする必要がなくなる。
【0018】さらに、テープをコネクタの先端側を越え
て巻き付けているため、コネクタ先端側がテープにより
カバーされた状態となり、よって、テープが防塵作用を
果たす利点がある。
【0019】さらにまた、従来用いられていたスリット
付きの粘着ビニルテープに代えて、ワイヤハーネスの結
束に用いる通常の粘着ビニルテープを用いているため、
コストを低下することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】 上記実施形態のコネクタを幹線より外す作業
を示す正面図である。
【図3】 コネクタが幹線より外された状態を示す正面
図である。
【図4】 従来例を示す正面図である。
【図5】 従来例のコネクタを幹線より外す作業を示す
正面図である。
【図6】 従来例のコネクタが幹線より外された状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 幹線 2 支線 3 コネクタ 10 粘着ビニルテープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの幹線から分岐した支線
    端末に接続したコネクタを上記幹線に取り外し可能に固
    定する構造であって、 粘着剤が一面に塗布されたビニルテープを用い、上記コ
    ネクタの支線連結端より所要寸法あけた位置から反対側
    のコネクタ先端を越えた位置まで、該コネクタと上記幹
    線とにビニルテープを巻き付け、先端側では幹線のみに
    巻き付けて、該コネクタを幹線に粘着して取り付けてお
    り、該コネクタを幹線より外して使用する時には、上記
    支線を引っ張りあげると、ビニルテープの巻き付け部を
    幹線側に残した状態で、コネクタを引き抜ける構成とし
    ているコネクタのワイヤハーネスへの固定構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013009464A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd オプション用コネクタのワイヤハーネス搭載構造
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