JP3486716B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス

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JP3486716B2
JP3486716B2 JP03458499A JP3458499A JP3486716B2 JP 3486716 B2 JP3486716 B2 JP 3486716B2 JP 03458499 A JP03458499 A JP 03458499A JP 3458499 A JP3458499 A JP 3458499A JP 3486716 B2 JP3486716 B2 JP 3486716B2
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正智 本川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に配索された
ワイヤハーネスを車体から取り外す際に、その作業性を
向上させることのできるワイヤハーネスの取り外し用具
及びこれを組み込んだワイヤハーネスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】環境問題の認識の高まりのなか、資源の
有効利用への関心が益々高まっている。このような問題
は、廃棄処分された車両についても例外ではない。特
に、近時の電子制御化された車両が使用しているワイヤ
ハーネスの量は膨大であり、これを無視することはでき
なのが現状である。
【0003】このような実状から、現在においてもワイ
ヤハーネスのリサイクルが行われているが、車両からワ
イヤハーネスを取り外すための作業が容易ではないとい
う問題がある。この点について、図1及び図2を参照し
て以下に詳しく説明する。
【0004】ワイヤハーネス1は、複数本の電線の束W
を束ねてその回りにテープ2を巻回することにより作ら
れており、電線の束Wの端に連結したコネクタ3を介し
て車両内の電気系統との接続が行われる。ワイヤハーネ
ス1は、一般的に、その途中に、係止具つまりクランプ
4がテープ5によってしっかりと取付けられ、このクラ
ンプ4を利用して車体Bに対するワイヤハーネス1の取
り付けを行うのが通例である。このクランプ4は錨状の
係合部4aを有し、図2に示すように、この係合部4a
を車体Bの透孔6の中に嵌め込むことによって車体Bに
固定されるようになっている。
【0005】このクランプ4を利用して車両に配索した
ワイヤハーネス1は、これを車両から取り外すときに
は、クランプ4に引張力を与えて車体Bの透孔6から強
制的に引き出してクランプ4を透孔6から外すための力
仕事が必要である。
【0006】このクランプ4を利用して車両に配索した
ワイヤハーネス1は、これを車両から取り外すときに
は、クランプ4に引張力を与えて車体Bの透孔6から強
制的に引き出してクランプ4を透孔6から外すための力
仕事が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、車両の解体作業において、車両から取り外す際の作
業性を向上することのできるワイヤハーネスを提供する
ことにある。本発明の更なる目的は、動力源によって牽
引されるワイヤロープなどの先端に取り付けたフックを
確実に掛止させることのできるワイヤハーネスを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を達成
すべく、本発明のうち第1の発明にあっては、ワイヤハ
ーネスを構成する電線の束を二股に分けてこの電線の束
の中に挿入された中空筒体を有し、該中空筒体が前記ワ
イヤハーネスを径方向に貫通して延びており、前記電線
の束がテープによって結束され、該テープによって前記
二股部分を締め込むことによって、前記中空筒体が電線
の束によって挟持された状態に取り付けられ、前記中空
筒体によりワイヤハーネス取外し用フック掛止部が形成
されていることを特徴とするワイヤハーネスを提供す
る。
【0009】また、上記の技術的課題を達成すべく、本
発明のうち第2の発明にあっては、ワイヤハーネスを構
成する電線の束に沿って紐部材が配設され、該紐部材の
両端部分が前記電線の束と一緒に前記紐部材の両端部分
がテープによって結束され、該紐部材の中間部分が外部
に露出し、前記紐部材の両端部分が互いに接近した状態
で前記テープによって前記電線の束と一緒に結束され、
前記紐部材の中間部分が、前記ワイヤハーネスを車両の
車体に固定するためのクランプの近傍に形成され、前記
紐状部材の中間部分によりワイヤハーネス取外し用フッ
ク掛止部が形成されていることを特徴とするワイヤハー
ネスを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の好ましい実施の形態を実施例により詳しく説明す
る。図3は、本発明に従う第1実施例のワイヤハーネス
10の斜視図であり、図4はワイヤハーネス10の要部
拡大図であり、図5は、図4のV−V線に沿った断面図
である。このワイヤハーネス10は、前述した従来のワ
イヤハーネス1(図1)と同様に、電線の束Wを束ねて
その回りにテープ2を巻回することにより作られてお
り、また、コネクタ3及びクランプ4などを備えている
ので、従来のワイヤハーネス1の構成要素と同じ要素に
は同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
【0011】ワイヤハーネス10は、基幹部10aの途
中部分に挟み込んだ中空筒体12を有し、この中空筒体
12は、ワイヤハーネス10の径方向に貫通して延びて
いる。この筒体12は、好ましくは、剛性のプラスチッ
ク材料から作るのがよく、また、絶縁性材料から作るの
がよい。また、筒体12は、この実施例では円筒形状を
例示してあるが、これに限定されるものではなく、任意
の断面形状の筒体を使用することができる。ワイヤハー
ネス10の具体的な作り方としては、電線の束Wを二股
に分けて、その間に筒体12を挿入し、次いで、テープ
2をきつく巻回する。これにより、筒体12は電線の束
Wによって挟持された状態のワイヤハーネス12を作る
ことができる。
【0012】車両の解体時には、ワイヤハーネス10に
設けた中空筒体12にフック(図示せず)を掛止させ、
このフックをワイヤロープ(図示せず)を介して例えば
ウインチ(図示せず)などの牽引機を用いて牽引するこ
とによってワイヤハーネス10の取り外しを行う。
【0013】図6は、本発明に従う第2実施例のワイヤ
ハーネス20の要部拡大図である。この第2実施例のワ
イヤハーネス20にあっては、電線の束Wに沿って延び
る紐部材22によって形成した掛止部24を有する。こ
のワイヤハーネス20の具体的な作り方としては、電線
の束Wに沿って少なくとも1本の紐部材22を配設し、
この紐部材22の中央部分22aを外部に露出するよう
にして、その両端部分22bを互いに近づけた状態で配
置した後に、テープ2を用いて電線の束Wと一緒に紐部
材22の両端部分22bを結束する。
【0014】車両の解体時には、ワイヤハーネス20に
設けた掛止部24にフック(図示せず)を掛止させ、こ
のフックをワイヤロープ(図示せず)を介して例えばウ
インチ(図示せず)などの牽引機を用いて牽引すること
によってワイヤハーネス20の取り外しを行う。
【0015】ワイヤハーネス10に対する筒体12の設
置箇所及びワイヤハーネス20に対する掛止部24(紐
部材22)の配置個所としては、クランプ4に近い箇所
を選択するのが、車両解体時にフックによる牽引力をク
ランプ4に直接的に伝えることができるため好ましい。
必要であれば、ワイヤハーネス10、20の軸線方向に
離間した複数の筒体1二股は紐部材22をワイヤハーネ
ス10、20に取り付けるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、前記構成を採用したの
で、車両の解体作業において、例えばウィンチにワイヤ
ーロープを介して取り付けたフックを、中空筒体或いは
外部に露出している紐部材の中間部分に確実にかつ容易
に引っ掛けて、ワイヤーハーネスを把持、引き出すこと
ができるため、分別回収を作業性良く行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のワイヤハーネスの一般的な構造を示す斜
視図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】第1実施例のワイヤハーネスの斜視図である。
【図4】第1実施例のワイヤハーネスの要部拡大図であ
る。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】第2実施例のワイヤハーネスの要部拡大図であ
る。
【符号の説明】
10、20 ワイヤハーネス 12 中空筒体12 22 紐部材 22a 紐部材の中央部分 22b 紐部材の端部分 W 電線の束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−80037(JP,A) 実開 昭56−138412(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/00 301 H01B 7/00 305 B60R 16/02 620

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを構成する電線の束を二
    股に分けてこの電線の束の中に挿入された中空筒体を有
    し、該中空筒体が前記ワイヤハーネスを径方向に貫通し
    延びており、前記電線の束がテープによって結束さ
    れ、該テープによって前記二股部分を締め込むことによ
    って、前記中空筒体が電線の束によって挟持された状態
    に取り付けられ、前記中空筒体によりワイヤハーネス取
    外し用フック掛止部が形成されていることを特徴とする
    ワイヤハーネス。
  2. 【請求項2】 前記中空筒体が、前記ワイヤハーネスを
    車両の車体に固定するためのクランプの近傍に形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネ
    ス。
  3. 【請求項3】 ワイヤハーネスを構成する電線の束に沿
    って紐部材が配設され、該紐部材の両端部分が前記電線
    の束と一緒に前記紐部材の両端部分がテープによって結
    束され、該紐部材の中間部分が外部に露出し、前記紐部
    材の両端部分が互いに接近した状態で前記テープによっ
    て前記電線の束と一緒に結束され、前記紐部材の中間部
    分が、前記ワイヤハーネスを車両の車体に固定するため
    のクランプの近傍に形成され、前記紐部材の中間部分に
    よりワイヤハーネス取外し用フック掛止部が形成されて
    いることを特徴とするワイヤハーネス。
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DE60003340T DE60003340T2 (de) 1999-01-12 2000-01-05 Vorrichtung zum Entfernen eines Kabelbaums aus einem Fahrzeug
US10/448,200 US20030207597A1 (en) 1999-01-12 2003-05-30 Wire harness for removing from a vehicle
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