JP2004133210A - 金属管型光ファイバケーブルの光コネクタ付き端末部 - Google Patents

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Toshihiro Nakae
中江 俊博
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】金属管型光ファイバケーブルの端末部に可撓性を与えるためにシースに代えて端末部の光ファイバ心線上に被せる可撓性チューブを余分な部材を使わずに接続のずれを防止して信頼性良く取り付ける。
【解決手段】シース2を剥がして露出させた金属管3の一部を切り残し、除去した被覆に代えて光ファイバ心線4の外周に被せる保護チューブ5を切り残した金属管3の外周に嵌め、圧縮スリーブ6でかしめて金属管3上に固定するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属管型光ファイバケーブルの光コネクタ付き端末部に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属管型光ファイバケーブルは、単心又は多心の光ファイバ心線を金属管で覆い、さらに、その外側をシースで覆った構造になっている。この金属管型光ファイバケーブルは曲げ剛性が高く、端末部に光コネクタを直接取り付けると、機器との接続の自由度が得られない。本出願人は、この問題を解決した金属管型光ファイバケーブルの光コネクタ付き端末部を特許第3006595号で提案している。
【0003】
その端末部は、ケーブル端の被覆を金属管も含めて所定長さ剥ぎ取り、その被覆に代わる可撓性チユーブをケーブルの被覆端に直接突き合わせるか又は一端が金属管の内側に、他端がチューブの外側に各々嵌まる段付き筒状体を介して突き合わせて露出した光ファイバ心線に被せ、ケーブル被覆とチューブの突き合わせ部の外周を熱収縮チューブで覆う構造にしている。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】
上記特許広報の光コネクタ付き端末部は、ケーブルとチューブを軸心のずれを生じさせずに接続するために、段付き筒状体をジョイントとして使用しているが、この段付き筒状体を用いると部材コストが高くなる。
【0005】
また、ケーブル被覆とチューブ間の接続強度を熱収縮チューブで得るので、強い引っ張りに耐えられない。さらに、熱収縮チューブの収縮作業がそのチューブの固定力を左右するが、収縮の管理が難しいため、固定力が変動し易い。
【0006】
このほか、熱収縮チューブを収縮させるための熱源機器を稼働させる電源を必要とし、端末加工を行う場所も規制される。
【0007】
この発明は、これらの不具合を解消することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明においては、金属管型光ファイバケーブルの端末部のシースと金属管を各々所定長さ剥ぎ取って金属管の一部と金属管内の単心又は多心の光ファイバ心線を露出させ、さらに、光ファイバ心線の露出部に可撓性に優れる1本の保護チューブを被せ、その保護チューブの一端を露出した金属管の外周に嵌めて金属管に固定し、前記光ファイバ心線の端部に光コネクタを接続し、この光コネクタと金属管を前記保護チューブを介して連結するようにしたのである。
【0009】
金属管に対する保護チューブの固定は、保護チューブの外周に圧縮スリーブを嵌め、その圧縮スリーブをかしめて行うのがよい。
【0010】
【作用】
この発明の端末部は、保護チューブを金属管の外周に嵌めて固定するので、余分な部材を使わずに保護チューブとケーブルの径方向の接続ずれを防止することができ、処理コストが下がる。
【0011】
また、金属管に対する保護チューブの固定を圧縮スリーブを用いて行うものは、かしめによる機械的な固定となるので、強い固定力が得られ、固定力の管理も簡単で接続の信頼性が向上する。
【0012】
圧縮スリーブのかしめは、簡単な工具を用いて人力で行える。従って、電源等の準備が不要で、作業場所の制限も緩和される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図に基づいてこの発明の実施形態を加工手順とともに述べる。図1(a)の1は、金属管型光ファイバケーブルである。このケーブル1のシース2を末端から所定長さ切除して金属管3を剥ぎ出す。次いで、露出した金属管3を、一部を残して切除し、内部の光ファイバ心線4を露出させる(図1(b))。
【0014】
次に、光ファイバ心線4の外周にPVCやポリアミド樹脂等からなる保護チューブ5を被せる(図1(c))。このとき、保護チューブ5の一端を金属管3の端部にも被せる。保護チューブ5は、アラミド繊維等で形成されるテンションメンバ6を内部に引き通したものや補強層を複合化して設けたものが好ましい。
【0015】
この後、保護チューブ5の外周に圧縮スリーブ7を嵌め(図1(d))、このスリーブ7を外側からかしめ具でかしめて金属管3上に固定する(図1(e))。
【0016】
そしてさらに、シース2と保護チューブ5との間に金属管3と保護チューブ5の接続部を覆い隠す保護ブーツ8を取付け、光ファイバ心線4と保護チューブ5の端部に光コネクタ9を取り付ける。保護ブーツ8には、金属管3の切断端で保護チューブ5が急激に曲げられることを防ぎ、光ファイバ心線4の断線を防止する働きもある。以上で端末の処理作業が完了し、金属管3と光コネクタ9が保護チューブ5を介して連結された図1(f)の端末部が完成する。
【0017】
図2は、金属管3に対する保護チューブ固定部の詳細を示している。テンションメンバ6を内部に引き通した保護チューブ5を用いる場合には、図2(a)に示すようにテンションメンバ6の端部を折り返さずに処理する場合と、図2(b)に示すように折り返して圧縮スリーブ7と保護チューブ5との間に挟み込む場合が考えられる。どちらの構造を採用してもよいが、引き留めの安定性は後者の構造の方が高い。なお、テンションメンバ6の折り返しは、圧縮スリーブ7をテンションメンバ6の内側にもぐり込ませ、その後、圧縮スリーブ7を図2(b)の矢印方向に移動させて保護チューブ5の外周に嵌める方法で行える。或いは、図1の(a)または(b)の状態で先に圧縮スリーブ7を金属管3に挿通しておき、その後に保護チューブ5を圧縮スリーブ7にもぐり込ませるようにしながら金属管3に被せる方法でも実現可能である。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明の光コネクタ付き端末部は、シースを剥がして露出させた金属管の一部を切り残し、除去した被覆に代えて光ファイバ心線の外周に被せる保護チューブを切り残した金属管の外周に嵌めて固定するようにしたので、余分な部材を使わずにケーブルと保護チューブの径方向の接続ずれを防止することができ、端末処理コストの低減が図れる。
【0019】
金属管に対する保護チューブの固定を、圧縮スリーブで行うものは、接続強度と接続の信頼性も高まる。また、圧縮スリーブのかしめを人力で行えるので、作業場所の制限を受けることも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の端末部の加工手順を示す図
【図2】(a)金属管に対する保護チューブ固定部の拡大断面図
(b)金属管に対する保護チューブ固定部の他の例を示す拡大断面図
【符号の説明】
1 金属管型光ファイバケーブル
2 シース
3 金属管
4 光ファイバ心線
5 保護チューブ
6 テンションメンバ
7 圧縮スリーブ
8 保護ブーツ
9 光コネクタ

Claims (2)

  1. 金属管型光ファイバケーブルの端末部のシースと金属管を各々所定長さ剥ぎ取って金属管の一部と金属管内の単心又は多心の光ファイバ心線を露出させ、さらに、光ファイバ心線の露出部に可撓性に優れる1本の保護チューブを被せ、その保護チューブの一端を露出した金属管の外周に嵌めて金属管に固定し、前記光ファイバ心線の端部に光コネクタを接続し、この光コネクタと金属管を前記保護チューブを介して連結した金属管型光ファイバケーブルの光コネクタ付き端末部。
  2. 金属管に対する保護チューブの固定を、保護チューブの外周に嵌めた圧縮スリーブのかしめによって行った請求項1記載の金属管型光ファイバケーブルの光コネクタ付き端末部。
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