JP2000039523A - 光ファイバテープコードの分岐部 - Google Patents

光ファイバテープコードの分岐部

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JP2000039523A
JP2000039523A JP10206685A JP20668598A JP2000039523A JP 2000039523 A JP2000039523 A JP 2000039523A JP 10206685 A JP10206685 A JP 10206685A JP 20668598 A JP20668598 A JP 20668598A JP 2000039523 A JP2000039523 A JP 2000039523A
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branch
cord
fiber tape
tape cord
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Junichi Oasa
淳一 尾朝
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業性に優れ、伝送特性において高信頼
性が得られる光ファイバテープコードの分岐部を得る。 【解決手段】 光ファイバテープコード2の端部と光フ
ァイバ単心補強コード9との間に分岐保護体20を配置
し、この分岐保護体20に、光ファイバテープコード2
端部のシース6及び該シース6を剥いで露出した抗張力
繊維(ケブラ)5を加締め固定すると共に、光ファイバ
単心補強コード9端部のビニルシース11a及び該ビニ
ルシース11aを剥いで露出した抗張力繊維(ケブラ)
11bを加締め固定する。また、この分岐保護体20の
各加締め部26、27、29に当接する係止突起31、
32、33を内面に突設させた分岐部ケース30で、前
記分岐保護体20を覆って保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバテープコ
ードの分岐部に関し、特に、組立作業性に優れると共
に、外力が加わっても側圧が光ファイバ素線に直接及ば
ないで、高信頼性が得られる光ファイバテープコードの
分岐部に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、外径が0.1〜0.2m
m程度と細く、また、このままの状態では表面に傷がつ
きやすく機械的強度も弱いので、光ファイバの線引きと
同時に250〜400μmのプラスチック層(1次被
覆)をかけて素線とし、その上に、0.9mm以上のプ
ラスチック層(2次被覆)を施して光ファイバ心線とし
ている。また、この光ファイバ素線を複数本(例えば、
4本、8本等)並列に並べて紫外線硬化型樹脂で一括被
覆した後、UV照射を行い硬化してテープ状の光ファイ
バテープ心線が形成される。さらに、この光ファイバテ
ープ心線に、工事や外部環境に耐えるよう保護する目的
で、抗張力繊維を添わせてシースを被覆することによ
り、光ファイバテープコードが形成される。このように
製作された光ファイバテープコードは、光ファイバ素線
のそれぞれに別々な信号が伝送され、各光ファイバ素線
の端末にはそれぞれ異なった機器が接続される。そのた
め、各光ファイバ素線をそれぞれの機器に接続する際、
現場作業にて各光ファイバ素線を各機器に対応させて分
離していたのでは作業効率が悪い。そこで、光ファイバ
テープコードの端末を予め光ファイバ素線に分岐し、こ
の分岐した各光ファイバ素線に補強チューブを被覆する
ことによって、分岐部の光ファイバ単心補強コードとし
た光ファイバテープコードが用いられている。
【0003】従来の、光ファイバテープコードの分岐部
は、例えば、特開平3−39911号公報あるいは図9
に示すように構成されている。すなわち、光ファイバテ
ープコードの分岐部は、光ファイバテープコード2の端
末部及びこの端末部よりシース6を剥いで露出した光フ
ァイバ素線4のそれぞれを補強チューブ11に挿通させ
て形成される光ファイバ単心補強コード9の端末部を、
分岐部ケース50内に共に収納配置した状態で、ケース
内をエポキシ樹脂52で充填することによって一体成形
される。なお、図中符号5、11cは、光ファイバテー
プコード2及び光ファイバ単心補強コード9の端末部よ
りそれぞれ露出されてテンションメンバの役目を果たす
抗張力繊維(具体的には、デュポン社のケブラ(登録商
標))、11aは補強チューブ11の外層となるビニル
シース、11bはビニルシース11aで被覆され、光フ
ァイバ素線4が挿通されるナイロンパイプを示す。上記
分岐部を形成することによって、光ファイバテープコー
ドを各機器に接続するための現場での分離作業をなくし
て作業効率を大幅に向上できた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の分岐部では、ケース内を樹脂で充填するため、
樹脂の注入、成形及び硬化の各工程が発生し、分岐部の
組立作業に手間がかかると同時に、作業時間に多くを要
して生産性に問題があった。また、分岐部ケース内を樹
脂でモールドしていることにより、分岐部ケースに外力
が加わった場合、この外力が、光ファイバ素線に直接作
用してマイクロベンディングを生じさせ、伝送損失を増
加させる虞があった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、組立作業性に優れ、しかも高信頼性が得られ
る光ファイバテープコードの分岐部を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光ファイバテープコードの分岐部は、複
数本の光ファイバ素線を露出させた光ファイバテープコ
ードの該光ファイバ素線のそれぞれを保護パイプ、抗張
力繊維及びシースよりなる補強チューブの前記保護パイ
プに挿通して構成する光ファイバ単心補強コードに分岐
する光ファイバテープコードの分岐部において、前記光
ファイバテープコードと前記補強チューブとの間に配置
し、前記光ファイバ素線を露出させた光ファイバテープ
コードのシース端及び該光ファイバ素線と共に露出する
抗張力繊維をそれぞれ加締め固定すると共に、前記補強
チューブのシース端及び該補強チューブより露出する抗
張力繊維をそれぞれ加締め固定した分岐保護体を、前記
分岐保護体の各加締め部にそれぞれ当接する係止突壁を
内設させた分岐部ケースで収容保護したことを特徴とす
る。
【0006】そして、上記構成によれば、光ファイバテ
ープコードの分岐部は、光ファイバテープコードの端部
及び光ファイバ単心補強コードの端部が、テンションメ
ンバである抗張力繊維と共に分岐保護体に固定され、ま
た分岐保護体が分岐部ケースの係止突壁によって固定支
持される。これにより、光ファイバテープコードより露
出された光ファイバ素線は、分岐保護体が変形しない限
り、軸線方向の引張、圧縮力を受けても変位することが
できない。したがって、分岐保護体及び分岐部ケース
は、樹脂を使わないでも光ファイバ素線を安定状態に保
持できて分岐部を好適に成形することが可能になり、し
かも、分岐部の組立作業を簡素化させる。
【0007】また、光ファイバ素線は分岐部ケース内で
樹脂固定されない浮遊状態のため、分岐部ケースに外力
が加わっても中空部が緩衝し、直接作用を受けることが
ないので、信頼性の高い分岐部とすることができる。
【0008】また、本発明に係る光ファイバテープコー
ドの分岐部は、前記分岐保護体が、同一軸線上に互いに
所定間隔だけ離して配置した複数の環状体と、該環状体
の周方向に離間配置されかつ軸線方向に延伸して前記環
状体を連結する複数本の補強体と、前記環状体の外周面
上に配置する加締めリングとを備えて構成されることを
特徴としてもよい。
【0009】上記構成を採れは、分岐保護体に加締め固
定され保持された光ファイバテープコードの様子を容易
に確認することができ、組立て不良等を防止できる。
【0010】また、本発明に係る光ファイバテープコー
ドの分岐部は、前記加締めリングが加締め可能に設けら
れ前記環状体との間で前記光ファイバテープコード及び
前記補強チューブのそれぞれのシース端及び抗張力繊維
を加締め固定する加締め部を形成することを特徴として
もよい。
【0011】上記構成を採れば、加締めリングを加締め
ることによって、光ファイバテープコード及び補強チュ
ーブのそれぞれのシース端及び抗張力繊維を容易に分岐
保護体上に位置決めして固定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ファイバテ
ープコードの分岐部の好適な実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明に係る光ファイバテー
プコードの分岐部の一実施形態を示す、縦断面図及び左
右側面図である。図において、光ファイバテープコード
の分岐部1は、光ファイバテープコード2の複数本の光
ファイバ素線4を分離し、光ファイバ単心補強コード9
に分岐する箇所であり、詳述すれば、光ファイバテープ
コード2より露出させた複数本の光ファイバ素線4をそ
れぞれ補強チューブ11に挿通して各光ファイバ単心補
強コード9を構成する箇所であり、それぞれの光ファイ
バ単心補強コード9を、不図示の各種機器に分岐接続で
きる構造である。
【0013】分岐部1は、具体的には、光ファイバテー
プコード2と補強チューブ11とのとの間に後述する分
岐保護体20を配置すると共に、この分岐保護体20
に、光ファイバテープコード2及び光ファイバ単心補強
コード9の各部を加締め固定して、光ファイバテープコ
ード2より露出した光ファイバ素線4を支持させた状態
で、この分岐保護体20に分岐部ケース30を被せて構
成される。
【0014】分岐保護体20は図2に示すように構成さ
れている。なお、図2(a)は分岐保護体20の側面
図、図2(b)は分岐保護体20の一端側における外観
斜視図である。この分岐保護体20は、同一軸線上に互
いに所定間隔だけ離して配置した大径の環状体21、2
2と、大径の環状体21、22のそれぞれ外側に配置し
た小径の環状体23、24とを備え、これらの環状体2
1〜24の周方向に離間配置され、かつ、軸線方向に延
伸した4枚の補強帯25で連結して構成される。そし
て、これらの環状体21〜24は、外周面上に配置する
加締めリング21a〜24a(図4参照)によって外方
より加締め可能に設けられ、加締め部26〜29を構成
する。
【0015】図1に戻って、分岐部ケース30は円筒状
に設けられると共に、両端部30a、30bが、光ファ
イバテープコード2あるいは光ファイバ単心補強コード
9を貫通可能に開口を形成した状態で閉塞される。ま
た、分岐部ケース30の内周面には、内部に収容する分
岐保護体20の各加締め部26〜29にそれぞれ当接し
て分岐保護体20を所定位置に固定する複数の係止突壁
31〜33が突設されている。なお、本例では、最小径
の加締め部28に当接する係止突壁は設けられていな
い。
【0016】次に、分岐部1を組立る作業工程に基づい
てこの分岐部1をさらに説明する。図3〜図6は、分岐
部1の組立工程を示す説明図である。光ファイバテープ
コード2は、光ファイバ素線4を複数本並列に揃えUV
硬化型樹脂を被覆して構成する不図示の光ファイバテー
プ心線の上に抗張力繊維(具体的には、デュポン社のケ
ブラ(登録商標))5を添わせてシース6を被覆して構
成されており、図3(a)に示すように、分岐部1側の
端部においてシース6及び光ファイバテープ心線のUV
硬化型樹脂(2次被覆)を剥ぎ取り、一心毎に分離した
光ファイバ素線4とケブラ5を露出させる。なお、ケブ
ラ5は固定するのに必要な長さに切断される。
【0017】光ファイバ単心補強コード9を構成する補
強チューブ11は、図8に示すように、保護パイプとな
るナイロンパイプ(ポリアミド系合成樹脂)11c上に
抗張力繊維(具体的には、デュポン社のケブラ(登録商
標))11bを添わせた状態でビニルシース11aを被
覆して構成されており、図3(b)に示すように、分岐
部1側の端部においてビニルシース11aを所要の長さ
に剥ぎ取り、ナイロンパイプ11c及びケブラ11bを
露出させる。そして、この補強チューブ11は、各光フ
ァイバ素線4宛に複数本準備する。
【0018】次いで、図4に示すように、光ファイバテ
ープコード2と所定数の補強チューブ11とを所定間隔
で対向させ、且つ、これらの間に、分岐保護体20の最
小径の環状体23が光ファイバテープコード2側に、他
端の小径の環状体24が所定数束ねた補強チューブ11
側に位置するように分岐保護体20を配置した後、光フ
ァイバテープコード2より露出させた光ファイバ素線4
を、分岐保護体20の各環状体23、21、22、24
に順次挿通させ、さらに、補強チューブ11のナイロン
パイプ11cに挿通する。その後、光ファイバテープコ
ード2より露出させたケブラ5を分岐保護体20の大径
の環状体21上に引出し、他方、補強チューブ11より
露出させたケブラ11bを分岐保護体20の大径の環状
体22上に引出した状態にする。そして、分岐保護体2
0の各環状体21〜24上にそれぞれ加締めリング21
a〜24aを移動配置する。
【0019】その後、図5に示すように、光ファイバテ
ープコード2のシース6上に位置する環状体23を加締
めリング23aで加締めて加締め部28を形成すると共
に、光ファイバテープコード2のケブラ5を配置した大
径の環状体21を加締めリング21aで加締めて加締め
部26を形成することにより、光ファイバテープコード
2を分岐保護体20に固定する。同様に、他端側の補強
チューブ11のビニルシース11a上に位置する環状体
24を加締めリング24aで加締めて加締め部29を形
成すると共に、補強チューブ11のケブラ11bを配置
した大径の環状体22を加締めリング22aで加締めて
加締め部27を形成することにより、補強チューブ11
を分岐保護体20に固定する。以上の工程により、分岐
保護体20に装着された各光ファイバ素線4は、分岐保
護体20の各環状体21〜24が補強帯25により連結
されて各加締め部26〜29が構成されているので、分
岐保護体20が変形しない限り、分岐部1での引張、圧
縮強度を得て、例えば、軸線方向への変位が阻止される
こととなって、外力に対抗できる。
【0020】組立工程の最後に、図6に示すように、2
分割された分岐部ケース30の上下ハーフ301、30
2を、分岐保護体20を挟むように合体させ接着剤等で
結合する。その際、上下ハーフ301、302に伴って
2分された各係止突壁31〜33はそれぞれが各加締め
部26、27、29上に位置して、上下ハーフ301、
302が合体されることにより各加締め部26、27、
29を強圧する。この結果、分岐保護体20は、図7に
示すように係止突壁31〜33によって軸線上を位置決
め固定された状態で分岐部ケース30に収容保護され
る。
【0021】このようにして、図1に示すような光ファ
イバテープコードの分岐部1が構成される。
【0022】上記実施形態では、分岐部ケースをハーフ
体の合体として記載したが、本発明はこのような構成に
限定されるものでなく、例えば円筒体ケースを、光ファ
イバ素線が支持された分岐保護体に挿通し、係止突壁を
円筒体ケースの外部より円筒体ケースに嵌入させるよう
に構成することもできる。また、分岐部ケースの端部
は、光ファイバテープコードあるいは光ファイバ単心補
強コードを貫通させた状態で接着剤等で周囲を固めて気
密にすることができるが、この他に、シール部材を嵌め
込んで同等の効果を得ることもできる。また、上記実施
形態では、加締めリングを用いて各部を加締め固定する
構成としたが、加締め手段としては、例えば熱収縮チュ
ーブ等を利用することもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明の光ファイバテープコードの分岐
部によれば、光ファイバテープコードのシース及びケブ
ラ、光ファイバ単心補強コードのシース及びケブラを分
岐保護体にそれぞれ加締め固定した後に分岐保護体を分
岐部ケースで覆っており、従来のように分岐部ケース内
を樹脂でモールドしていないので、樹脂の注入、成形、
硬化の作業工程を省略して分岐部の組立作業を簡素化で
き、分岐部を容易に製作できる。また、分岐部ケース内
での光ファイバ素線は、樹脂で固定されない浮遊状態に
あって分岐部ケースに加わる外力を直接受けないため、
伝送損失の増加を招かないで、高信頼性を確保できる。
また、分岐保護体は、各環状体が、これら環状体の周方
向に離間配置した複数枚の補強体で連結された構成とす
れば、分岐保護体に保持される光ファイバテープコード
及び光ファイバ単心補強コードの取り付け状態を外方よ
り容易に確認することができ、組立て不良等の不具合を
良好に防止できる。さらに、加締め可能な加締めリング
を用いれば、環状体との間で光ファイバテープコード及
び補強チューブを容易に加締め固定することができて、
組立て作業の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバテープコードの分岐部
の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の分岐部に適用される分岐保護体を示し、
(a)は側面図、(b)はその一端側の外観斜視図であ
る。
【図3】図1の分岐部の組立作業を説明する工程図で、
(a)は光ファイバテープコードの分岐側の端部におけ
る処理状態を示す図、(b)は光ファイバ単心補強コー
ドの分岐側の端部における処理状態を示す図である。
【図4】図1の分岐部の組立作業を説明する工程図で、
光ファイバテープコード及び光ファイバ単心補強コード
の分岐保護体への固定前状態を説明する図である。
【図5】図1の分岐部の組立作業を説明する工程図で、
加締めリングにより光ファイバテープコード及び光ファ
イバ単心補強コードの分岐保護体への固定状態を説明す
る図である。
【図6】図1の分岐部の組立作業を説明する工程図で、
分岐保護体を分岐部ケースに収容保護する最終工程を示
す図である。
【図7】組立完了時の要部の破断斜視図である。
【図8】図1に示す保護チューブの横断面図である。
【図9】従来の光ファイバテープコードの分岐部を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 分岐部 2 光ファイバテープコード 4 光ファイバ素線 6 シース 9 光ファイバ単心補強コード 11 補強チューブ 20 分岐保護体 21〜24 環状体 21a〜24a 加締めリング 25 補強帯 26〜29 加締め部 30 分岐部ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバ素線を露出させた光
    ファイバテープコードの該光ファイバ素線のそれぞれを
    保護パイプ、抗張力繊維及びシースよりなる補強チュー
    ブの前記保護パイプに挿通して構成する光ファイバ単心
    補強コードに分岐する光ファイバテープコードの分岐部
    において、 前記光ファイバテープコードと前記補強チューブとの間
    に配置し、 前記光ファイバ素線を露出させた光ファイバテープコー
    ドのシース端及び該光ファイバ素線と共に露出する抗張
    力繊維をそれぞれ加締め固定すると共に、前記補強チュ
    ーブのシース端及び該補強チューブより露出する抗張力
    繊維をそれぞれ加締め固定した分岐保護体を、 前記分岐保護体の各加締め部にそれぞれ当接する係止突
    壁を内設させた分岐部ケースで収容保護したことを特徴
    とする光ファイバテープコードの分岐部。
  2. 【請求項2】 前記分岐保護体は、同一軸線上に互いに
    所定間隔だけ離して配置した複数の環状体と、該環状体
    の周方向に離間配置されかつ軸線方向に延伸して前記環
    状体を連結する複数本の補強体と、前記環状体の外周面
    上に配置する加締めリングとを備えて構成されることを
    特徴とする請求項1記載の光ファイバテープコードの分
    岐部。
  3. 【請求項3】 前記加締めリングは加締め可能に設けら
    れ前記環状体との間で前記光ファイバテープコード及び
    前記補強チューブのそれぞれのシース端及び抗張力繊維
    を加締め固定する加締め部を形成することを特徴とする
    請求項2記載の光ファイバテープコードの分岐部。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102305131B1 (ko) * 2020-12-02 2021-09-27 유씨엘 주식회사 다심 광섬유 코드 보호용 유니트 및 이를 포함한 분기키트
WO2021246679A1 (ko) * 2020-06-04 2021-12-09 유씨엘 주식회사 현장조립형 광섬유 분기키트와 다심 광섬유 코드 보호용 유니트 및 이를 포함한 분기키트

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WO2021246679A1 (ko) * 2020-06-04 2021-12-09 유씨엘 주식회사 현장조립형 광섬유 분기키트와 다심 광섬유 코드 보호용 유니트 및 이를 포함한 분기키트
KR102305131B1 (ko) * 2020-12-02 2021-09-27 유씨엘 주식회사 다심 광섬유 코드 보호용 유니트 및 이를 포함한 분기키트

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