JP2003240970A - コードの接続部収納具 - Google Patents

コードの接続部収納具

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JP2003240970A
JP2003240970A JP2002037833A JP2002037833A JP2003240970A JP 2003240970 A JP2003240970 A JP 2003240970A JP 2002037833 A JP2002037833 A JP 2002037833A JP 2002037833 A JP2002037833 A JP 2002037833A JP 2003240970 A JP2003240970 A JP 2003240970A
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reinforcing member
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JP2002037833A
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Takahiro Kutsuna
孝博 沓名
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でかつ低コストのコード接続部収納具を
提供する。 【解決手段】 直線状に延びる補強部材21と、2つの
光ファイバコード1の接続部1aにおける両被覆部1b
の被覆部材4を、上記補強部材21の両端部にそれぞれ
固定する2つの固定手段9と、上記2つの光ファイバコ
ード1の接続部1aを上記補強部材21及び固定手段9
と共に覆うチューブ22とを備えた収納具Aとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバからな
る心線と、この心線の周囲を覆う被覆部材とを有する2
つのコード同士を接続した接続部を直線状に収納するた
めのコードの接続部収納具に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、2つの光ファイバケーブル同士
を接続する際には接続箱が用いられており、この接続箱
の内部には、これら光ファイバケーブルの心線同士が融
着等により接続された状態で収納されている。また、光
ファイバケーブルの心線と末端の機器側で使用する光フ
ァイバコード等の心線とを接続する際には、上記接続箱
と同様の成端箱等が用いられる。このような接続箱や成
端箱の内部には、長さ調整のために生じた心線の余長部
がループ状に巻かれて収納されている。このように余長
部をループ状に巻いておくのは、光ファイバケーブル等
に引張力が作用しても、心線接続部にはそのような引張
力を作用させないようにするためであり、断線を防止し
ている。また、このように光ファイバケーブル等の接続
部を接続箱や成端箱の内部に収納しておくことで、人が
触ったり何等かの外力が作用したりするのを防止して、
心線や心線接続部を保護するようにしている。
【0003】上記光ファイバコードは、光ファイバから
なる心線と、この心線の周囲を覆う被覆部材と、これら
心線及び被覆部材間に介在された抗張力体とを有してい
る。この光ファイバコードとしては、内部に複数の心線
を有するテープ心線(4心テープ心線や8心テープ心線
等)と、このテープ心線の周囲を覆う被覆部材と、これ
ら心線及び被覆部材間に介在された抗張力体とを有する
断面矩形状のテープコードも含まれている。
【0004】また、末端の機器側で使用するコードとし
ては、上記光ファイバコード以外にも、光ファイバから
なる心線と、この心線の周囲を覆う被覆部材と、この被
覆部材内に設けられた複数の抗張力体とを有する断面矩
形状のドロップケーブルや、光ファイバからなる心線
と、この心線の周囲を覆う被覆部材と、これら心線と被
覆部材との間に介在されたゲル状の防水コンパウンド及
びチューブと、被覆部材内に設けられた複数の抗張力体
とを有する断面円形状のルースチューブ型ドロップケー
ブル等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光ファ
イバコードやドロップケーブル等のように光ファイバか
らなる心線と該心線の周囲を覆う被覆部材とを有するコ
ードは、末端の機器側で使用するものであるため、この
2つのコード同士の接続はそれ程多く行われていない
が、近年では、そのような接続も次第に増加してきてい
る。このような2つのコード同士を接続する場合、従来
では、上記光ファイバケーブル同士の接続や光ファイバ
ケーブルと光ファイバコード等との接続に用いる接続箱
や成端箱を使用している。
【0006】しかしながら、上記接続箱や成端箱は、心
線の余長部をループ状に巻いた状態で収納できる大きさ
に形成してあるために、かなり大きな設置スペースが必
要になるとともに、その大きさから取り扱いが不便であ
り、しかもコストアップを招いてしまう。
【0007】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、最小限のスペースで済
む小型でかつ低コストのコード接続部収納具を提供しよ
うとすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、コード接続部収納具として、直線
状に延びる補強部材と、2つのコードの接続部における
両被覆部の被覆部材を、上記補強部材の両端部にそれぞ
れ固定する2つの固定手段と、上記2つのコードの接続
部を、上記補強部材及び固定手段と共に覆うチューブと
を備えるようにした。
【0009】具体的には、請求項1の発明では、光ファ
イバからなる心線と、該心線の周囲を覆う被覆部材とを
有する2つのコード同士を接続した接続部を直線状に収
納するためのコードの接続部収納具を対象とする。
【0010】そして、上記2つのコードの接続部は、該
2つのコードの心線が上記被覆部材にぞれぞれ覆われた
2つの被覆部と、該両被覆部の先端側にそれぞれ設けら
れ、心線のみからなる2つの非被覆部と、該両非被覆部
の心線同士が接続されて該心線よりも径が大きく形成さ
れた心線接続部とを有しており、直線状に延び、上記2
つのコードの接続部に沿って配設される補強部材と、上
記両被覆部の被覆部材を、上記補強部材の両端部にそれ
ぞれ固定する2つの固定手段と、上記2つのコードの接
続部を、上記補強部材及び固定手段と共に覆うチューブ
とを備えているものとする。
【0011】上記の構成により、固定手段により被覆部
の被覆部材を補強部材の両端部に固定して、チューブに
より2つのコードの接続部を覆うと、コードの接続部が
直線状に保持された状態で収納されることになる。この
保持状態では、コードに引張力が作用しても、被覆部材
の補強部材への固定により心線及び心線接続部にはその
引張力が作用することはない。また、心線は被覆部材に
対して長さ方向に移動可能であるが、心線接続部をチュ
ーブの内側や補強部材に接着固定する等すれば、心線の
長さ方向移動が規制される。さらに、非被覆部の心線及
び心線接続部がチューブ内に収納されるとともに、この
チューブを曲げようとしても、補強部材の存在により大
きく曲げられることはなく、非被覆部の心線及び心線接
続部を確実に保護することができる。したがって、この
収納具は、接続箱や成端箱と同様の保護機能を有しつ
つ、コードの接続部の周囲の僅かなスペースで簡単に構
成することができ、小型化及びコストの低減化を図るこ
とができる。また、複数組のコード接続を行う場合に
は、各組毎にこの収納具に収納してこれら複数の収納具
を並べて1つに纏めるようにすればよい。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、各固定手段は、補強部材の端部に取付固定された
第1固定部材と、該第1固定部材と共に被覆部の被覆部
材を径方向に挟持する第2固定部材とで構成されてお
り、上記第1固定部材は、上記補強部材と同じ方向に延
びかつ心線が挿通される心線挿通孔と、該心線挿通孔に
心線が挿通された状態で上記被覆部の被覆部材と心線と
の間に挿入される挟持部とを有し、上記第2固定部材
は、上記第1固定部材の挟持部の周囲に配設されて、該
挟持部と共に被覆部の被覆部材を径方向に挟持するよう
に構成されているものとする。
【0013】このことにより、被覆部の被覆部材を拡径
した状態で第1固定部材の挟持部をその被覆部の被覆部
材と心線との間に挿入しておき、第2固定部材と共に被
覆部の被覆部材を径方向に挟持すれば、被覆部の被覆部
材を補強部材に容易に固定することができる。よって、
簡単な固定手段の具体的構成が容易に得られる。
【0014】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、第1固定部材は、心線挿通孔と垂直な断面形状が
略C字状をなすように形成されているものとする。
【0015】こうすることで、第1固定部材における心
線挿通孔と垂直な断面において周方向の一部が切り離さ
れていることになり、この切離し部から心線を心線挿通
孔に挿通することができる。この結果、2つのコードの
心線同士を接続する前に心線を心線挿通孔に挿通してお
く必要はなく、心線同士の接続後に心線を心線挿通孔に
挿通することができる。したがって、補強部材が第1固
定部材に一体的に取付固定されている場合に、その補強
部材が心線同士の接続の際に邪魔になることはなく、接
続がし易くなる。
【0016】請求項4の発明では、請求項2又は3の発
明において、第1及び第2補強部材を備え、2つの固定
手段のうち一方の第1固定部材は、上記第1補強部材の
一端部に一体的に取付固定され、他方の第1固定部材
は、上記第2補強部材の一端部に一体的に取付固定され
ており、上記一方の第1固定部材を上記第2補強部材の
他端部に、上記他方の第1固定部材を上記第1補強部材
の他端部に、該両第1固定部材間の距離を調整してそれ
ぞれ取付固定することが可能なように構成されているも
のとする。
【0017】このことで、両被覆部の先端位置がある程
度ばらついても、両第1固定部材間の距離を調整するこ
とで、被覆部の被覆部材を挟持部で確実に挟持すること
ができる。また、2つの補強部材により、非被覆部の心
線及び心線接続部の保護をより確実なものとすることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1及び図2は、
本発明の実施形態1に係るコード接続部収納具Aを示
す。この収納具Aは、図3に示すように、光ファイバか
らなる断面円形の心線2と、この心線2の周囲を覆うビ
ニル製被覆部材4と、これら心線2及び被覆部材4間に
介在された繊維等からなる抗張力体3とを有する断面円
形の2つの光ファイバコード1(単心コード)同士を接
続した接続部1aを直線状に収納するために用いるもの
である。
【0019】上記2つの光ファイバコード1の接続部1
aは、該2つの光ファイバコード1の心線2が上記被覆
部材4にぞれぞれ覆われた2つの被覆部1bと、この両
被覆部1bの先端側にそれぞれ設けられ、心線2のみか
らなる2つの非被覆部1c(つまり、この非被覆部1c
は、被覆部1bから被覆部材4に覆われない状態で先端
に向かって延びている)と、この両非被覆部1cの心線
2同士が接続されて該心線2よりも径が大きく形成され
た心線接続部1dとを有していて、直線状に延びてい
る。この心線接続部1dは、2つの心線2同士を融着接
続してその周囲を融着スリーブで覆うことにより形成し
たものである。尚、上記2つの心線2同士の接続は、融
着接続に限らず、機械的に接続したもの(メカニカルス
プライス等)であってもよい。
【0020】上記収納具Aは、直線状に延びる第1及び
第2補強部材21a,21b(第1と第2とを区別する
必要がないときには、単に補強部材21とする)を備
え、この両補強部材21は、一方の光ファイバコード1
の被覆部1bと非被覆部1cとの境界位置から他方の光
ファイバコード1の被覆部1bと非被覆部1cとの境界
位置まで心線2を間に挟んだ状態で該心線2に沿って配
設される。この両補強部材21の両端部には、上記両被
覆部1bの被覆部材4を該両補強部材21の両端部にそ
れぞれ固定する2つの固定手段9が設けられている。
尚、上記各補強部材21は、引張強度及び曲げ剛性が比
較的大きくかつ折り曲げ可能な金属等からなる板状又は
線条のものである。
【0021】上記各固定手段9は、上記両補強部材21
の端部に取付固定される第1固定部材10と、該第1固
定部材10と共に被覆部1bの抗張力体3及び被覆部材
4を径方向に挟持する第2固定部材11とで構成されて
いる。この第1固定部材10は上記両補強部材21と同
じ方向に延びており、第1固定部材10の径方向中心部
には、両補強部材21と同じ方向に延びかつ心線2が挿
通される心線挿通孔10aが形成されている。また、第
1固定部材10の外周面には、上記心線挿通孔10aに
心線2が挿通された状態で、上記被覆部1bの被覆部材
4と心線2との間であって抗張力体3の内周側に挿入さ
れる挟持部10bが形成されている。この挟持部10b
は、その表面に多数の微少凹凸を有しているとともに、
上記心線挿通孔10aが延びる方向において外径が変化
するように形成されている。すなわち、上記被覆部1b
への挿入方向に向かって外径が段階的に小さくなるよう
になされている。そして、被覆部1bの被覆部材4の外
径、内径、材料等による拡径のし易さに応じて最適な外
径部分まで挟持部10bを被覆部1bに挿入して(通常
の光ファイバコード1としては、被覆部材4の外径が2
mm及び2.8mmであるものが一般的であるので、例
えば、2mmのものは外径が最も小さい部分まで挿入
し、2.8mmのものは2番目に小さい部分まで挿入
し、外径がさらに大きいものは、3番目に小さい部分ま
で挿入するようにすればよい;図2では、2番目に小さ
い部分まで挿入している)、この挿入した挟持部10b
と第2固定部材11の内周面とで被覆部1bの抗張力体
3及び被覆部材4を径方向に挟持するようになってい
る。
【0022】尚、この実施形態1では、挟持部10bの
外径が4段階に変化しているが、この段数はいくらであ
ってもよく、段階的に変化させなくて、連続的に変化す
るようにテーパ状に形成するようにしてもよい。また、
挟持部10bの外径が最も大きい部分では、被覆部1b
の先端から突出させた抗張力体3を被覆部材4を介さな
いで直接挟持するようにしているが、他の部分で抗張力
体3を被覆部材4を介して挟持することになるので、必
ずしもこのようにする必要はない。但し、このように抗
張力体3を直接挟持する方が、抗張力体3を補強部材2
1に対してより確実に固定することができる。
【0023】上記第1固定部材10の挟持部10bの上
記挿入方向と反対側(補強部材21側)には、挟持部1
0bの外径が最も大きい部分よりも径が小さく形成され
た小径部10cが形成され、この小径部10cの補強部
材21側には、挟持部10bよりも径が大きく形成され
た大径部10dが形成されている。この大径部10dの
外周部における径方向に対向する2箇所が上記両補強部
材21にそれぞれ取付固定されるようになっている。こ
の2箇所のうちの一方は、補強部材21に一体的に取付
固定されている(補強部材21と第1固定部材10とが
一体形成されている)が、他方は、補強部材21が挿通
される貫通孔10eからなっていて、この貫通孔10e
に補強部材21の端部を挿通して折り曲げることによっ
て補強部材21に取付固定されるようになっている。す
なわち、2つの固定手段9のうち一方(図1で右側)の
第1固定部材10は、第1補強部材21aの一端部(右
側端部)に一体的に取付固定され、他方(左側)の第1
固定部材10は、上記第2補強部材21bの一端部(左
側端部)に一体的に取付固定されており、上記一方の第
1固定部材10を上記第2補強部材21bの他端部(右
側端部)に、上記他方の第1固定部材10を上記第1補
強部材21aの他端部(左側端部)に、該両第1固定部
材10間の距離を調整してそれぞれ取付固定することが
可能なように構成されている。
【0024】また、上記第1固定部材10における上記
心線挿通孔10aと垂直な断面(横断面)形状は、周方
向の一部が切り離された略C字状をなしており、この切
離し部は、心線挿通孔10aと共に第1固定部材10の
長さ方向全体に亘って設けられていて、この切離し部か
ら心線2を心線挿通孔10aに挿通可能になっている。
【0025】一方、上記第2固定部材11は、上記第1
固定部材10に対して上記挟持部10bの周囲に位置す
るように取り付けられて、該挟持部10bと共に被覆部
1bの抗張力体3及び被覆部材4を挟持するように構成
されている。すなわち、第2固定部材11の中心部に
は、上記挟持部10bが挿入された状態の被覆部1bが
挿通される被覆部挿通孔11aを有し、この被覆部挿通
孔11aの内周面の一端部には、上記第1固定部材10
の小径部10cに係合する第1係合部11bが形成され
ている。また、この内周面における上記第1係合部11
bよりも他端部側の部分は、多数の微少凹凸を有してい
るとともに、第1係合部11bが上記小径部10cに係
合した状態で挟持部10bの外径変化に対応するように
内径が4段階に変化していて、挟持部10bと共に被覆
部1bの抗張力体3及び被覆部材4を径方向に挟持する
ようになっている。
【0026】上記第2固定部材11の外周部における上
記第1係合部11bと反対側端部には、該第1係合部1
1b側に延びる第2係合部11cが形成されている。こ
の第2係合部11cは、上記第1固定部材10の大径部
10dの外周部に係合するようになっており、第1係合
部11bの小径部10cへの係合及び第2係合部11c
の大径部10dへの係合により、第2固定部材11が第
1固定部材10に取り付けられるようになっている。こ
の取付状態では、上記第1固定部材10の貫通孔10e
に挿通されて折り曲げられた補強部材21が、第2固定
部材11の第1係合部11b近傍に略当接しており、補
強部材21の挟持部10b側への移動を規制するように
なっている。
【0027】上記第2固定部材11における上記被覆部
挿通孔11aと垂直な断面(横断面)形状も、上記第1
固定部材10と同様に、周方向の一部が切り離された略
C字状をなしており、この切離し部から被覆部1bを被
覆部挿通孔11aに挿通可能になっている。この被覆部
挿通孔11aの内径は、第1固定部材10の挟持部10
bにおける対応部分の外径よりも小さいが、上記切離し
部を広げることにより被覆部挿通孔11aが拡径され、
その弾性復元力により挟持部10b周囲に位置する抗張
力体3及び被覆部材4を径方向に押圧するようになって
いる。
【0028】上記2つの光ファイバコード1の接続部1
aは、上記補強部材21及び固定手段9と共にチューブ
22により覆われている。このチューブ22は、内面に
接着剤が付着された熱収縮チューブ又は常温収縮チュー
ブであることが好ましく、収縮させて両端部の開口を密
閉している。尚、必ずしも収縮チューブである必要はな
く、両端部の開口をシール部材で密閉するようにしても
よい。
【0029】以上の構成からなる収納具Aに、光ファイ
バコード1の接続部1aを収納する方法を説明する。
【0030】先ず、2つの光ファイバコード1の心線2
同士を接続する前に、各光ファイバコード1の先端部の
抗張力体3と被覆部材4とを所定長さ分(厳密な値であ
る必要はなくて、通常の作業によって生じる程度のばら
つきがあってもよい)だけ剥がして非被覆部1cを形成
する。尚、この非被覆部1cを形成する際には、抗張力
体3が被覆部1bの先端から突出するようにしておく。
また、一方の被覆部1bには、チューブ22を嵌めてお
く。
【0031】続いて、上記2つの心線2同士を融着接続
して該融着接続した部分の周囲を融着スリーブで覆うこ
とにより心線接続部1dを形成し、その後、非被覆部1
cの心線2を固定手段9の第1固定部材10の切離し部
から心線挿通孔10aに挿通し、この状態で第1固定部
材10を心線2に沿って被覆部1b側に移動させて、被
覆部1bの抗張力体3及び被覆部材4を拡径して第1固
定部材10の挟持部10bをその被覆部1bの抗張力体
3と心線2との間に挿入する。このとき、上述の如く、
被覆部1bの被覆部材4の拡径のし易さに応じて最適な
外径部分まで挟持部10bを被覆部1bに挿入する(殆
ど拡径しないときには、被覆部材4の周方向の一部に切
り込みを入れてもよい)。尚、この段階では、2つの固
定手段9のうち一方の第1固定部材10は、第1補強部
材21aに取付固定されているが、第2補強部材21b
には取付固定されていない(第2補強部材21bが一方
の第1固定部材10の貫通孔10eに挿通されているだ
けの状態にある)。一方、他方の第1固定部材10は、
第2補強部材21bに取付固定されているが、第1補強
部材21aには取付固定されていない(第1補強部材2
1aが他方の第1固定部材10の貫通孔10eに挿通さ
れているだけの状態にある)。また、両補強部材21の
長さは、被覆部1bの先端位置のばらつきを考慮して長
めに設定しておく。
【0032】上記両第1固定部材10を両被覆部1bに
それぞれ挿入した後、各補強部材21における第1固定
部材10の貫通孔10eから被覆部1b側に突出してい
る部分を折り曲げることで、第1固定部材10を補強部
材21に取付固定する。尚、各補強部材21の折り曲げ
た先端の余分な部分は切断する。このようにして両第1
固定部材10間の距離を調整することができるので、被
覆部1bの先端位置がばらついても、被覆部1bの抗張
力体3及び被覆部材4を挟持部10bの適切な位置で挟
持することができる。
【0033】次いで、上記第1固定部材10に第2固定
部材11を取り付ける。すなわち、第2固定部材11の
切離し部を広げた状態で被覆部1bをその切離し部から
通して被覆部挿通孔11aに挿通し、その後、第2固定
部材11の第1係合部11bを、第1固定部材10の小
径部10cに係合するとともに、第2係合部11cを大
径部10dに係合することによって、第2固定部材11
を第1固定部材10に取り付ける。これにより、第1固
定部材10の挟持部10bと第2固定部材11の内周面
とで、被覆部1bの抗張力体3及び被覆部材4の両方が
挟持される。また、挟持部10bの外径が最も大きい部
分では、被覆部1bの先端から突出させておいた抗張力
体3が被覆部材4を介さないで直接挟持される。このこ
とで、両被覆部1bの抗張力体3及び被覆部材4の両方
が、固定手段9の第1及び第2固定部材10,11によ
り補強部材21の両端部にそれぞれ固定される。
【0034】次に、上記チューブ22により光ファイバ
コード1の接続部1aを補強部材21及び固定手段9と
共に覆うことで、光ファイバコード1の接続部1aの収
納が完了して、接続部1aが直線状に保持されることに
なる。
【0035】したがって、上記実施形態1では、被覆部
1bの抗張力体3及び被覆部材4が固定手段9により補
強部材21に固定されるので、光ファイバコード1に引
張力が作用しても、抗張力体3及び被覆部材4の補強部
材21への固定により心線2及び心線接続部1dにはそ
の引張力が作用することはない。また、心線2は被覆部
材4に対して長さ方向に移動可能であるが、心線接続部
1dをチューブ22の内側や補強部材21に接着固定す
る等すれば、心線2の長さ方向移動を規制することがで
きる。さらに、非被覆部1cの心線2及び心線接続部1
dは、チューブ22内に収納されるとともに、このチュ
ーブ22を曲げようとしても、その内部に補強部材21
が存在するので、大きく曲げられることはなく、非被覆
部1c及び心線接続部1dを、水滴やチューブ22外側
から作用する力等に対して確実に保護することができ
る。
【0036】尚、上記実施形態1では、収納具Aを、2
つの光ファイバコード1(単心コード)の接続部を直線
状に収納するものとしたが、この光ファイバコード1と
しては、単心コードだけでなく、図4に示すように、内
部に複数(図4では4つ)の心線2aを有する断面長円
形状のテープ心線2(図4のものは4心テープ心線とい
う)と、このテープ心線2の周囲を覆う被覆部材4と、
これらテープ心線2及び被覆部材4間に介在された抗張
力体3とを有する断面矩形状のテープコードも含まれ
る。つまり、テープ心線2が上記実施形態1のような単
心コードの心線2に相当しており、テープ心線2同士の
接続等に関して単心コードと同様に1つのものとして扱
える。
【0037】また、図5に示すように、2つの光ファイ
バコード1が並列に接着固定された2心コード(2つの
光ファイバコード1を覆う外側の第2被覆部材5がなく
て、2つの光ファイバコード1が接着されただけのもの
もある)である場合には、2つの収納具Aを用意してお
き、第2被覆部材5を剥がしかつ2つの光ファイバコー
ド1を分離して、各々、1つの光ファイバコード1(単
心コード)として接続し、上記実施形態1のように各収
納具Aに各接続部1aを収納するようにすればよい。そ
して、この2つの収納具Aを横方向に並べる等して1つ
に纏めるようにすればよい。
【0038】さらに、複数本の光ファイバコード1を有
するコード型光ファイバケーブル同士の接続のように、
複数組の光ファイバコード接続を行う場合にも、上記2
心コードの場合と同様にして、複数の収納具Aに複数組
の光ファイバコード1の接続部1aをそれぞれ収納する
ようにすればよい。
【0039】加えて、本発明は、上記のような光ファイ
バコード1だけでなく、ドロップケーブルやルースチュ
ーブ型ドロップケーブル等のように、光ファイバからな
る心線と、この心線の周囲を覆う被覆部材とを有するコ
ードであれば、どのようなものにも適用することができ
る。上記ドロップケーブルは、図6に示すように、光フ
ァイバからなる心線2(この図例では、2心テープ心
線)と、この心線2の周囲を覆う被覆部材4と、この被
覆部材4内に設けられた2つの抗張力体3とを有する断
面矩形状のものであり、上記ルースチューブ型ドロップ
ケーブルは、図7に示すように、光ファイバからなる心
線2(この図例では、2心テープ心線)と、この心線2
の周囲を覆う被覆部材4と、これら心線2と被覆部材4
との間に介在されたゲル状の防水コンパウンド31及び
チューブ32(チューブ32は防水コンパウンド31の
外周側に位置する)と、被覆部材4内に設けられた2つ
の抗張力体3とを有する断面円形状のものである。
【0040】また、上記実施形態1では、固定手段9の
第1固定部材10を、心線挿通孔10aと垂直な断面形
状が略C字状をなすように形成したが、2つの光ファイ
バコード1の心線2同士を接続する前に、非被覆部1c
の心線2を第1の固定部材10の心線挿通孔10aに挿
入するようにすれば、切離し部を設ける必要はない。但
し、断面略C字状に形成した方が、補強部材21が心線
2同士の融着接続の際に邪魔になることがなくて好まし
い。
【0041】(実施形態2)図8は本発明の実施形態2
を示し(尚、図1〜図3と同じ部分については同じ符号
を付してその詳細な説明は省略する)、固定手段9の形
態を上記実施形態1とは異なられたものである。
【0042】すなわち、この実施形態2では、固定手段
9における第1固定部材10の挟持部10bは、該第1
固定部材10の外周面における一端部に形成されてい
て、上記実施形態1のように外径が段階的に変化してお
らず一定である。そして、この挟持部10bは、被覆部
1bの被覆部材4と心線2との間であって抗張力体3の
外周側に挿入されて、この挟持部10bと第2固定部材
11の内周面とで被覆部材4を挟持するようになってい
る。
【0043】上記第1固定部材10の外周面における他
端部には、多数の微少凹凸を有しかつ抗張力体3を後述
の第3固定部材12と共に挟持して保持する保持部10
fが形成されている。すなわち、上記抗張力体3は、心
線2と共に心線挿通孔10aに挿通されていて、第1固
定部材10の保持部10f側端面の近傍で折り返されて
保持部10fの周囲に位置するようになされている。そ
して、この折り返された抗張力体3の周囲に略リング状
(断面略C字状に形成してもよい)の第3固定部材12
が配設されてかしめられることにより、保持部10fと
共に抗張力体3を挟持して保持するようになっている。
【0044】上記第1固定部材10の外周面における挟
持部10bと保持部10fとの間には、外周部の2箇所
が両補強部材21にそれぞれ取付固定される大径部10
d(挟持部10b及び保持部10fよりも径が大きい)
が形成されている。この両補強部材21に対する取付固
定に関しては、上記実施形態1と同様である。
【0045】また、上記第1固定部材10における心線
挿通孔10aと垂直な断面形状は、上記実施形態1と同
様に、周方向の一部が切り離された略C字状をなしてい
る。尚、上記実施形態1で説明したように、必ずしもこ
のように切離し部を設ける必要はないが、こうすること
で、心線2同士の融着接続が容易になる。
【0046】上記第2固定部材11は、略リング状に形
成されていて(断面略C字状に形成してもよい)、上記
第1固定部材10の挟持部10b及び大径部10dの周
囲に配設されてかしめられることにより、挟持部10b
と共に被覆部材4を径方向に挟持し、かつ大径部10d
の貫通孔10eに挿通されて折り曲げられた補強部材2
1の端部を、大径部10dの外周面に押圧して保持する
ようになっている。尚、この補強部材21の端部の保持
は第2固定部材11とは別部材で行って、第2固定部材
11は被覆部材4の挟持のみを行うものとしてもよい。
【0047】上記収納具Aに光ファイバコード1の接続
部1aを収納するには、先ず、2つの光ファイバコード
1の心線2同士を接続する前に、各光ファイバコード1
の先端部の抗張力体3と被覆部材4とを所定長さ分だけ
剥がして非被覆部1cを形成する(尚、抗張力体3と被
覆部材4とを剥がして非被覆部1cを形成する際には、
抗張力体3が被覆部1bの先端から突出するようにして
おく)とともに、一方の被覆部1bにはチューブ22を
嵌め、両被覆部1bに第2固定部材11をそれぞれ嵌
め、両非被覆部1cに第3固定部材12をそれぞれ嵌め
ておく。
【0048】続いて、上記2つの心線2同士を融着接続
して該融着接続した部分の周囲を融着スリーブで覆うこ
とにより心線接続部1dを形成し、その後、非被覆部1
cの心線2及び被覆部1bの先端から突出させておいた
抗張力体3を第1固定部材10の切離し部から心線挿通
孔10aに挿通し、この状態で第1固定部材10を心線
2に沿って被覆部1b側に移動させて、被覆部1bの被
覆部材4を拡径して第1固定部材10の挟持部10bを
その被覆部1bの抗張力体3と被覆部材4との間に挿入
する。このとき、被覆部材4は、周方向の一部(例えば
径方向に対向する2箇所)に切り込みを入れて拡径す
る。
【0049】そして、上記両第1固定部材10を両被覆
部1bにそれぞれ挿入した後、各補強部材21における
第1固定部材10の貫通孔10eから被覆部1b側に突
出している部分を折り曲げることで、第1固定部材10
を補強部材21に取付固定する。
【0050】次いで、上記第2固定部材11を、上記第
1固定部材10の挟持部10b及び大径部10dのとこ
ろまで移動させてかしめることにより、第1固定部材1
0の挟持部10bと第2固定部材11の内周面とで、被
覆部1bの被覆部材4を挟持するとともに、補強部材2
1の端部を大径部10dの外周面に押圧して保持する。
【0051】また、上記心線挿通孔10aに挿通した抗
張力体3を第1固定部材10の保持部10f側端面の近
傍で折り返して保持部10fの周囲に位置させるととも
に、上記第3固定部材11を第1固定部材10の保持部
10fの外周側に位置するところまで移動させてかしめ
ることにより、保持部10fと共に抗張力体3を挟持し
て保持する。上記第2及び第3固定部材11,12のか
しめにより、両被覆部1bの抗張力体3及び被覆部材4
の両方が、固定手段9の第1及び第2固定部材10,1
1並びに第3固定部材12によって補強部材21の両端
部にそれぞれ固定される。
【0052】次に、上記チューブ22により光ファイバ
コード1の接続部1aを補強部材21及び固定手段9と
共に覆うことで、光ファイバコード1の接続部1aの収
納が完了して、接続部1aが直線状に保持されることに
なる。
【0053】したがって、この実施形態2においても、
上記実施形態1と同様の作用効果が得られ、非被覆部1
c及び心線接続部1dを保護しつつ、光ファイバコード
1の接続部1aの周囲の僅かなスペースで収納具Aを簡
単に構成することができ、小型でかつ低コストの収納具
Aが得られる。
【0054】尚、上記実施形態2においても、上記実施
形態1と同様に、光ファイバコード1は、単心コードに
限らず、テープコードであってもよく、2心コードやコ
ード型光ファイバケーブル同士の接続のように、複数組
の光ファイバコード接続を行う場合には、複数の収納具
Aに複数組の光ファイバコード1の接続部1aをそれぞ
れ収納して、これら複数の収納具Aを1つに纏めるよう
にすればよい。また、光ファイバコード1だけでなく、
ドロップケーブルやルースチューブ型ドロップケーブル
等のように、光ファイバからなる心線と、この心線の周
囲を覆う被覆部材とを有するコード全てに適用すること
ができる。
【0055】また、上記実施形態1,2では、補強部材
21を折り曲げて第1固定部材10に取付固定するよう
にしたが、補強部材21をねじ等により第1固定部材1
0に取付固定することにより、2つの第1固定部材10
間の距離を調整できるように構成してもよい。さらに、
補強部材21と第1固定部材10とを一体形成しないで
別個に形成しておき、両第1固定部材10を両被覆部1
bにそれぞれ挿入した後に、この両第1固定部材10の
大径部10dの外周面を補強部材21の両端部に接着等
によりそれぞれ固定するようにしてもよい。この場合
も、補強部材21の長さを、被覆部1bの先端位置のば
らつきを考慮して長めに設定しておけばよい。
【0056】さらにまた、上記実施形態1,2では、2
つの補強部材21を設けたが、補強部材21は1つであ
っても3つ以上であってもよく、補強部材21の形状や
剛性に応じて適宜決めればよい。
【0057】加えて、上記実施形態1,2では、抗張力
体3及び被覆部材4の両方を補強部材21に固定するよ
うにしたが、被覆部材4のみを補強部材21に固定する
だけであってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコードの
接続部収納具によると、直線状に延びる補強部材と、2
つのコードの接続部における両被覆部における被覆部材
を、上記補強部材の両端部にそれぞれ固定する2つの固
定手段と、上記2つのコードの接続部を、上記補強部材
及び固定手段と共に覆うチューブとを備えたことによ
り、接続箱や成端箱と同様の保護機能を有する小型で低
コストの収納具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るコード接続部収納具
を示す断面図である。
【図2】固定手段の詳細を示す要部拡大断面図である。
【図3】光ファイバコード(単心コード)の横断面図で
ある。
【図4】テープコードの横断面図である。
【図5】2心コードの横断面図である。
【図6】ドロップケーブルの横断面図である。
【図7】ルースチューブ型ドロップケーブルの横断面図
である。
【図8】実施形態2に係るコード接続部収納具を示す要
部拡大断面図である。
【符号の説明】
A コード接続部収納具 1 光ファイバコード 1a 接続部 1b 被覆部 1c 非被覆部 1d 心線接続部 2 心線 3 抗張力体 4 被覆部材 9 固定手段 10 第1固定部材 10a 心線挿通孔 10b 挟持部 11 第2固定部材 21 補強部材 21a 第1補強部材 21b 第2補強部材 22 チューブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバからなる心線と、該心線の周
    囲を覆う被覆部材とを有する2つのコード同士を接続し
    た接続部を直線状に収納するためのコードの接続部収納
    具であって、 上記2つのコードの接続部は、該2つのコードの心線が
    上記被覆部材にぞれぞれ覆われた2つの被覆部と、該両
    被覆部の先端側にそれぞれ設けられ、心線のみからなる
    2つの非被覆部と、該両非被覆部の心線同士が接続され
    て該心線よりも径が大きく形成された心線接続部とを有
    しており、 直線状に延び、上記2つのコードの接続部に沿って配設
    される補強部材と、 上記両被覆部の被覆部材を、上記補強部材の両端部にそ
    れぞれ固定する2つの固定手段と、 上記2つのコードの接続部を、上記補強部材及び固定手
    段と共に覆うチューブとを備えていることを特徴とする
    コードの接続部収納具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコードの接続部収納具に
    おいて、 各固定手段は、補強部材の端部に取付固定された第1固
    定部材と、該第1固定部材と共に被覆部の被覆部材を径
    方向に挟持する第2固定部材とで構成されており、 上記第1固定部材は、上記補強部材と同じ方向に延びか
    つ心線が挿通される心線挿通孔と、該心線挿通孔に心線
    が挿通された状態で上記被覆部の被覆部材と心線との間
    に挿入される挟持部とを有し、 上記第2固定部材は、上記第1固定部材の挟持部の周囲
    に配設されて、該挟持部と共に被覆部の被覆部材を径方
    向に挟持するように構成されていることを特徴とするコ
    ードの接続部収納具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコードの接続部収納具に
    おいて、 第1固定部材は、心線挿通孔と垂直な断面形状が略C字
    状をなすように形成されていることを特徴とするコード
    の接続部収納具。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のコードの接続部収
    納具において、 第1及び第2補強部材を備え、 2つの固定手段のうち一方の第1固定部材は、上記第1
    補強部材の一端部に一体的に取付固定され、他方の第1
    固定部材は、上記第2補強部材の一端部に一体的に取付
    固定されており、 上記一方の第1固定部材を上記第2補強部材の他端部
    に、上記他方の第1固定部材を上記第1補強部材の他端
    部に、該両第1固定部材間の距離を調整してそれぞれ取
    付固定することが可能なように構成されていることを特
    徴とするコードの接続部収納具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203534A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 接続補強器及び融着接続機
JP2016512902A (ja) * 2013-03-21 2016-05-09 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 外被付きケーブル用光コネクタ
KR102305131B1 (ko) * 2020-12-02 2021-09-27 유씨엘 주식회사 다심 광섬유 코드 보호용 유니트 및 이를 포함한 분기키트

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