JP2007156327A - 光コネクタ装置及びその組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、施工が簡易で、施工後の美感性が高い光コネクタ装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、光ファイバケーブル10が引き出されるスイッチボックス11内に装着されるコネクタ本体13と、コネクタ本体13に設けられ、光ファイバケーブル10が把持して固定される光ファイバケーブル把持部15、及び所定長の光ファイバ心線が巻き取られる予備長巻取り部16、及び光ファイバ心線が把持される光ファイバ心線把持部18、及び光ファイバ心線把持部に把持された光ファイバ心線と光接続されるコネクタ部17と、スイッチボックス11に取り付けられるフェースプレート19とを具備することを特徴とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、光ファイバケーブル10が引き出されるスイッチボックス11内に装着されるコネクタ本体13と、コネクタ本体13に設けられ、光ファイバケーブル10が把持して固定される光ファイバケーブル把持部15、及び所定長の光ファイバ心線が巻き取られる予備長巻取り部16、及び光ファイバ心線が把持される光ファイバ心線把持部18、及び光ファイバ心線把持部に把持された光ファイバ心線と光接続されるコネクタ部17と、スイッチボックス11に取り付けられるフェースプレート19とを具備することを特徴とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報通信等の光ファイバケーブルの光配線に用いられる光コネクタ装置及びその組立方法に関する。
近年、情報通信の高度化、高速化に伴い、ビル内や住宅内への光配線の必要性が増大している。この際、主な光配線方法として、(1)壁面にステップル等を設置し光ファイバケーブルを布設するもの、(2)壁面にワイヤプロテクタ等を設置し、その内部に光ファイバケーブルを布設するもの、そして(3)壁裏に配管を設置し、その内部に光ファイバケーブルを通線するものの3つがある。光配線を想定した配管が予め布設してないケースでは(1)、(2)の光配線形態が採用されているが、美観と光ファイバケーブル保護の観点では(3)の光配線形態が優れている。
前記技術を用いて屋内光配線する際、光配線の終端部において光ファイバケーブルに光コネクタを付けるのが一般的である。光コネクタの付け方としては、(1)雄型の光コネクタを付け、光配線をネットワーク機器へ直接接続する方法、(2)雌型の光コネクタを付け、パッチコードにより光配線とネットワーク機器を接続する方法があり、(2)では光コネクタがアウトレットボックス等に収容されることで美感性を高める場合が多い。ただし、これらの場合、光コネクタ付け作業では数十cmの余長が生じることから、例えば非特許文献1にあるような余長収容部が必要となる。
[online]、平成17年9月27日検索、インターネット<URL:http://WWW.mitsubishi-cable.co.jp/seihin/hikaric/con-box/pdf/320a,pdf>
しかしながら、非特許文献1にあるような余長収容部はしばしば目立つ大きさであるために美感性が悪くなるという問題点があった。また、余長収容部への光ファイバの巻取り作業も煩雑であり、施工者の負担となる欠点があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、施工が簡易で、施工後の美感性が高い光コネクタ装置及びその組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の光コネクタ装置の組立方法は、スイッチボックスから光ファイバケーブルを引き出して後、前記スイッチボックスにコネクタ本体を装着する第1のステップと、前記コネクタ本体に設けられた光ファイバケーブル把持部に前記光ファイバケーブルを把持して固定する第2のステップと、前記光ファイバケーブルから光ファイバ心線を取り出し、前記コネクタ本体に設けられた予備長巻取り部に所定長巻回する第3のステップと、前記光ファイバ心線の余長を切り取りコネクタ部に光接続する第4のステップと、前記コネクタ部を前記コネクタ本体に取り付けて後、前記スイッチボックスにフェースプレートを取り付ける第5のステップとよりなることを特徴とする。
また本発明は、前記光コネクタ装置の組立方法において、光ファイバ心線として、ホールアシストファイバを用いることを特徴とする。
また本発明は、前記光コネクタ装置の組立方法において、光接続として、メカニカルスプライスの接続を用いることを特徴とする。
また本発明の光コネクタ装置は、光ファイバケーブルが引き出されるスイッチボックスと、前記スイッチボックス内に装着されるコネクタ本体と、前記コネクタ本体に設けられ、光ファイバケーブルが把持して固定される光ファイバケーブル把持部と、前記コネクタ本体に設けられ、所定長の光ファイバ心線が巻き取られる予備長巻取り部と、前記コネクタ本体に設けられ、光ファイバ心線が把持される光ファイバ心線把持部と、前記コネクタ本体に設けられ、前記光ファイバ心線把持部に把持された光ファイバ心線と光接続されるコネクタ部と、前記スイッチボックスに取り付けられるフェースプレートとを具備することを特徴とするものである。
本発明は、アウトレットボックスに所定長の予備長光ファイバ心線のみが収容され、余長収容部がないため、美感性が向上する。
また本発明は、光ファイバ心線の不要な余長を切り取ってからコネクタ部を取り付ける作業を行うことができるので、余長収容作業が必要なくなり、光ファイバケーブル布設の施工時間、コストを縮小する効果がある。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る光コネクタ装置を示す分解斜視図である。図1に示すように、有底筒状のスイッチボックス11の側壁には光ファイバケーブル10が引き出されるケーブル引出し穴12が設けられる。前記スイッチボックス11内に装着される平板状のコネクタ本体13の上部には光ファイバケーブル10が通線されるケーブル通線穴14が設けられ、前記ケーブル通線穴14下方のコネクタ本体13には光ファイバケーブル10を固定する光ファイバケーブル把持部15が設けられる。前記光ファイバケーブル把持部15下方のコネクタ本体13には環状位置に複数の予備長巻取り部16が所定間隔で配設される。前記予備長巻取り部16の周囲には光ファイバケーブル10から取り出された光ファイバ心線20が所定長巻き取られる。前記予備長巻取り部16で囲まれるコネクタ本体13には雌型コネクタ及び短距離の導波路より構成されるコネクタ部17が設けられ、前記コネクタ部17には光ファイバ心線把持部18が設けられる。前記光ファイバ心線把持部18には前記光ファイバ心線20の先端が光接続される。前記スイッチボックス11の開口部にはコネクタ本体13を収納した後、専用のフェースプレート19が被せられる。
図1は本発明の実施形態に係る光コネクタ装置を示す分解斜視図である。図1に示すように、有底筒状のスイッチボックス11の側壁には光ファイバケーブル10が引き出されるケーブル引出し穴12が設けられる。前記スイッチボックス11内に装着される平板状のコネクタ本体13の上部には光ファイバケーブル10が通線されるケーブル通線穴14が設けられ、前記ケーブル通線穴14下方のコネクタ本体13には光ファイバケーブル10を固定する光ファイバケーブル把持部15が設けられる。前記光ファイバケーブル把持部15下方のコネクタ本体13には環状位置に複数の予備長巻取り部16が所定間隔で配設される。前記予備長巻取り部16の周囲には光ファイバケーブル10から取り出された光ファイバ心線20が所定長巻き取られる。前記予備長巻取り部16で囲まれるコネクタ本体13には雌型コネクタ及び短距離の導波路より構成されるコネクタ部17が設けられ、前記コネクタ部17には光ファイバ心線把持部18が設けられる。前記光ファイバ心線把持部18には前記光ファイバ心線20の先端が光接続される。前記スイッチボックス11の開口部にはコネクタ本体13を収納した後、専用のフェースプレート19が被せられる。
すなわち、ケーブル引出し穴12からケーブル通線穴14を通して光ファイバケーブル10を引き出した後、スイッチボックス11内にコネクタ本体13を装着し、光ファイバケーブル把持部15で光ファイバケーブル10を固定する。この後、光ファイバケーブル10の外被を剥ぎ光ファイバ心線20を取り出し、光ファイバ心線20を予備長巻取り部16の周囲に所定長になるように数回巻いた後、光ファイバ心線把持部18に通して把持する。この場合、光ファイバ心線把持部18から出た光ファイバ心線20の余長を切り取り、先端の被覆を除去し、ファイバカッタにより切断し、切断した光ファイバ心線20の切断面とコネクタ部17の導波路を接続することで、光ファイバケーブル10からコネクタ部17まで光接続が行える。コネクタ部17は光ファイバ心線20と接続した後、コネクタ本体13に取り付け固定する。尚、コネクタ部17は組立前においてコネクタ本体13から外した状態にある。光ファイバ心線20とコネクタ部17の接続に失敗した場合は、予備長巻取り部16に巻き付けられた光ファイバ心線20の一部を解き、その光ファイバ心線20を用いて光ファイバ心線20とコネクタ部17の接続を再試行することができる。最後にフェースプレート19をスイッチボックス11の開口部を塞ぐようにして取り付ける。
尚、予備長巻取り部16に小さく曲げて巻き付ける光ファイバ心線20として、ホールアシストファイバを用いることができる。また、光ファイバ心線20とコネクタ部17の光接続にはメカニカルスプライスの接続技術を応用することができる。
以上のように、施工の際に発生する光ファイバ心線の余長が施工の煩雑さや施工後の美感性を悪化する一因となっているので、光ファイバ心線の余長を無くすために光ファイバ心線をアウトレットボックスに収容後、コネクタ部の取り付け作業を行うものとし、コネクタ部取り付け後は光ファイバ心線の余長収容が必要ないものとする。また、コネクタ部周辺部に光ファイバ心線の予備長を収容し、光ファイバ心線とコネクタ部の接続失敗に備えるものとする。
こうした構造をとることにより、コネクタ部接続の後に光ファイバ心線の余長を収容する必要がなくなり、施工性を向上させることができる。また、光ファイバ心線は必要最小限の予備長を確保すればよいので、従来のような体積の大きい余長収容部が必要なくなり、美感性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…光ファイバケーブル、11…スイッチボックス、12…ケーブル引出し穴、13…コネクタ本体、14…ケーブル通線穴、15…光ファイバケーブル把持部、16…予備長巻取り部、17…コネクタ部、18…光ファイバ心線把持部、19…フェースプレート、20…光ファイバ心線。
Claims (4)
- スイッチボックスから光ファイバケーブルを引き出して後、前記スイッチボックスにコネクタ本体を装着する第1のステップと、
前記コネクタ本体に設けられた光ファイバケーブル把持部に前記光ファイバケーブルを把持して固定する第2のステップと、
前記光ファイバケーブルから光ファイバ心線を取り出し、前記コネクタ本体に設けられた予備長巻取り部に所定長巻回する第3のステップと、
前記光ファイバ心線の余長を切り取りコネクタ部に光接続する第4のステップと、
前記コネクタ部を前記コネクタ本体に取り付けて後、前記スイッチボックスにフェースプレートを取り付ける第5のステップと
よりなることを特徴とする光コネクタ装置の組立方法。 - 光ファイバ心線として、ホールアシストファイバを用いることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ装置の組立方法。
- 光接続として、メカニカルスプライスの接続を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の光コネクタ装置の組立方法。
- 光ファイバケーブルが引き出されるスイッチボックスと、
前記スイッチボックス内に装着されるコネクタ本体と、
前記コネクタ本体に設けられ、光ファイバケーブルが把持して固定される光ファイバケーブル把持部と、
前記コネクタ本体に設けられ、所定長の光ファイバ心線が巻き取られる予備長巻取り部と、
前記コネクタ本体に設けられ、光ファイバ心線が把持される光ファイバ心線把持部と、
前記コネクタ本体に設けられ、前記光ファイバ心線把持部に把持された光ファイバ心線と光接続されるコネクタ部と、
前記スイッチボックスに取り付けられるフェースプレートと
を具備することを特徴とする光コネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005354903A JP2007156327A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 光コネクタ装置及びその組立方法 |
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Publications (1)
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JP2007156327A true JP2007156327A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38240748
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JP2005354903A Pending JP2007156327A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 光コネクタ装置及びその組立方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007156327A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250068A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 情報コンセント |
JP2011002508A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ジャンパユニット |
JP2012507057A (ja) * | 2008-10-28 | 2012-03-22 | レイケム・シャンハイ・ケーブル・アクセサリーズ・リミテッド | ファイバターミナルボックス |
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2005
- 2005-12-08 JP JP2005354903A patent/JP2007156327A/ja active Pending
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