JP2000066036A - 光ファイバ接続部の収納構造および収納方法 - Google Patents
光ファイバ接続部の収納構造および収納方法Info
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Abstract
らず長距離の光ファイバをスプーラに適用できる光ファ
イバの収納構造と収納方法とを提供する。 【解決手段】 第一スプーラ1と第二スプーラ2の2つ
のスプーラの間に光ファイバ3の接続部4が設けられて
いる。接続部は第一,第二スプーラを連結する保護チュ
ーブ内に収納する。複数のスプーラに巻回された光ファ
イバを接続して使用できるため、一連長以上の長さの光
ファイバを光ファイバスプーラに提供することができ
る。
Description
収納構造と収納方法とに関するものである。特に2つの
光ファイバスプーラの間における光ファイバ接続部の収
納構造と収納方法とに関するものである。
制御するために光ファイバが用いられ、光ファイバを繰
り出すためにスプーラが用いられている(例えば特公平
4-71753 号公報)。このようなスプーラは、特開昭63-1
680 号公報に示すように、筒状またはテーパ状の巻き枠
に光ファイバを巻き付けるものが知られている。ところ
で、光ファイバは一連長で製造できる長さに制約がある
ため、一連長以上の長さの光ファイバをスプーラに用い
ようとすれば、複数の光ファイバを接続する必要があ
る。
うに、光ファイバ30の接続部31は長さが60mm程度あ
り、これを巻き枠32の外周に沿って巻き付けることがで
きない。無理に巻き付けると接続部31や接続部両端部の
光ファイバ30に極端な曲げ加わる。そのため、一連長で
製造できる光ファイバの長さによってスプーラに提供で
きる光ファイバの長さが制約され、このことにより無人
潜水機の母船からの行動範囲も限定されるという問題が
あった。
消するもので、その特徴は、隣接する2つの光ファイバ
スプーラの間に、各スプーラに巻回された光ファイバの
接続部を設け、この接続部に保護機構を設けたことにあ
る。
連結すると共に内部に光ファイバの接続部を保持する保
護筒を具え、光ファイバの接続部は、その軸方向を保護
筒の軸方向にほぼ揃えて保持するものが挙げられる。そ
の他、光ファイバ接続部を覆う保護チューブでも良い。
は、光ファイバが巻回された2つのスプーラの間におい
て、光ファイバ引き出して光ファイバ接続部を形成する
工程と、この接続部の前後の光ファイバを内筒に巻回す
ると共に接続部の軸方向を内筒の軸方向に揃えて配置す
る工程と、内面に接着性を有する可撓板で内筒を包んで
保護筒を形成し、保護筒の内周面に光ファイバおよび光
ファイバ接続部を接着させる工程と、内筒を引き抜く工
程と、保護筒を各スプーラに連結する工程とを具えるこ
とを特徴とする。
ば、内筒の軸方向に沿った切断面で複数の分割片に分か
れる構成とする。各分割片を一体に保持するには、内筒
の端面において各分割片の境界にまたがる固定板をビス
などで取り付ければ良い。
する。 (実施例1)図1(A)は本発明収納構造を示す概略構
成図である。この収納構造は第一スプーラ1と第二スプ
ーラ2の2つのスプーラの間に光ファイバ3の接続部4
が設けられている。各スプーラ1,2はケース5の内部
に円筒状の巻き枠6を具え、この巻き枠6に各々一連長
の光ファイバ3が巻回されて、巻き枠6を回転させるこ
となく光ファイバ3を引き出すことができる。第一スプ
ーラ1は一端がテーパ状に形成されて、光ファイバ3の
引出口7が形成されている。また、第二スプーラ2は一
端に第一スプーラ1からの光ファイバ3を導入する取込
口8が形成され、他端がテーパ状に形成されて光ファイ
バ3の引出口10が形成されている。
し、接続部4を形成する(融着接続には約1mの光ファ
イバが必要)。接続部4を形成する前に一方の光ファイ
バ3を熱収縮チューブ12(図1B)に挿入して逃がして
おく。次に、光ファイバ3を融着接続する。この融着接
続を行う際には、図1(B)に示すように、通常芯材13
が添えられる。芯材13には鋼線などが用いられることが
多いが、曲げ剛性低減のためにポリアミド系樹脂の被覆
を有する光ファイバ芯線を用いても良い。その後、融着
接続した箇所と芯線13とを熱収縮チューブ12で覆って加
熱収縮し、光ファイバ接続部4を形成する。そして、例
えば半割れの保護チューブ11(図1A)で光ファイバ接
続部4を覆うと共に同チューブ11を第一スプーラ1の引
出口7と第二スプーラ2の取込口8とにつなぐ。
スプーラ2の各光ファイバ3を接続して使用できるた
め、一連長以上の長さの光ファイバ3を光ファイバスプ
ーラに提供することができる。図1では2つのスプーラ
しか用いていないが、3つ以上のスプーラを同様に連結
して用いれば、より長い光ファイバを利用することがで
きる。また、各スプーラ間の光ファイバは保護チューブ
を用いることで外力からの保護を図ることができる。
連結する接続部4の収納構造を図2〜7により説明す
る。図2は本発明収納構造を組み立てる際の分解構成図
である。この収納構造では、組み立て時に光ファイバ3
を巻回する内筒20を用い、第一,第二スプーラ2の間を
後述の保護筒21(図5〜7参照)で連結している。
口7から引き出した光ファイバ3を連結具22に挿通しす
ると共に第二スプーラ2の取込口8から引き出した光フ
ァイバ3を連結具23に挿通する。各連結具22,23 は保護
筒21の端部にはめ込まれる蓋状のもので、一方の連結具
23はテーパ状に構成されている。
同士を接続する。この接続は図1(B)で説明した融着
接続により行えば良い。光ファイバ接続部4を形成した
後、接続部4の前後の光ファイバ3を内筒20に巻回する
(図2,3参照)。内筒20は中空円筒体で、本例では4
つに分割できる構成とした。内筒20はその軸方向に沿っ
た面で分割される。つまり、内筒20は、その一端から他
端に至る面で分割され、2つの樋状の分割片と2つの短
冊状の分割片で構成される。分割数は特に限定されな
い。内筒を分割式とすることで、後述するように保護筒
21からの引き抜き作業を容易にする。
分割片を組み合わた状態としておく。各分割片同士を一
体にするには固定板24を用いれば良い(図2B参照)。
ここでは、内筒20の端面において、各分割片の境界にま
たがる矩形板を固定板24とした。固定板24の取付けはビ
ス25などの締め付けで行えば良い。
が内筒20の軸方向に沿うように配置する(図3)。この
ような配置にすることで、保護筒21の軸方向と光ファイ
バ接続部4の軸方向とを合わせた状態で光ファイバ接続
部4を保護筒21の内周面に保持できる。
撓板26で包む(図4参照)。可撓板は26は内筒20を包む
ことで保護筒21として用いられる矩形板で、内面に接着
性を有する。例えば、可撓板26には内面に接着剤を塗布
したものや、内面に両面接着テープを貼着した金属板を
用いることができる。ここでは両端部に折曲部27を有す
る可撓板26を用い、内筒20を包んだときに、折曲部27同
士を接合することで可撓板26を筒状に保持できるように
構成した。折曲部27にはねじ孔28が形成され、そこにね
じを挿通して締め付けることで折曲部27同士を接合する
(図5参照)。可撓板26で内筒20を包んだときに形成さ
れる保護筒21の内径は、光ファイバ3を巻回した状態の
内筒20の最大外径よりも若干大きい程度とする。従っ
て、可撓板26で内筒20を包んで保護筒21を形成すれば、
保護筒21の内周面に光ファイバ3および接続部4が接着
され、光ファイバ接続部4は、その軸方向を保護筒21の
軸方向と一致した状態に保持される。
(図6参照)。除去する際には固定板24(図2B)を取
り外し、内筒20(図2A)を分割して分割片ごとに取り
出せば、保護筒21の内周面に接着された光ファイバ3お
よび接続部4の配列を乱すことなく除去作業を行うこと
ができる。
をはめ込み、各連結具22,23 を第一スプーラ1の引出口
7と第二スプーラ2の取込口8に接続して光ファイバ3
の収納構造を完成させる。このような構成により、第一
スプーラ1,第二スプーラ2の各光ファイバ3を接続し
て使用できるため、一連長以上の長さの光ファイバ3を
光ファイバスプーラに提供することができる。特に、両
スプーラ間は保護筒により直接連結されるため、収納構
造全体の小型化を図ることができる。また、両スプーラ
間の光ファイバ3および接続部4は保護筒内に収納され
るため、外力からも十分に保護される。
納構造は次の効果を奏する。 複数のスプーラに巻回された光ファイバを接続して使
用できるため、一連長以上の長さの光ファイバを光ファ
イバスプーラに提供することができる。 両スプーラ間の光ファイバおよび接続部は保護機構に
収納されるため、外力からも十分に保護される。 保護筒を用いた場合、両スプーラ間は保護筒により直
接連結されるため、収納構造全体の小型化を図ることが
できる。 本発明収納構造を利用することで長距離の光ファイバ
を使用できるため、母船から離れた位置で無人潜水機な
どによる探索を行うことができる。さらには長距離光フ
ァイバを省スペースで設置でき、無人潜水機の小型化を
図ることができる。また、本発明収納方法は上記接続構
造を構成するのに最適な方法であり、容易に本発明収納
構造を形成することができる。
は光ファイバ接続部の概略構成図である。
て途中を示す説明図、(B)は内筒の端面図である。
である。
斜視図である。
る。
である。
態を示す説明図である。
4 接続部 5 ケース 6 巻き枠 7 引出口 8 取込口 10
引出口 11 保護チューブ 12 熱収縮チューブ 13 芯材 20
内筒 21 保護筒 22 連結具 23 連結具 24 固定板 25 ビス 26
可撓板 27 折曲部 28 ねじ孔 30 光ファイバ 31 接続部 32 巻き枠
Claims (3)
- 【請求項1】 隣接する2つの光ファイバスプーラの間
に、各スプーラに巻回された光ファイバの接続部を設
け、この接続部に保護機構を設けたことを特徴とする光
ファイバ接続部の収納構造。 - 【請求項2】 保護機構は、各スプーラを連結すると共
に内部に光ファイバの接続部を保持する保護筒を具え、 光ファイバの接続部は、その軸方向を保護筒の軸方向に
ほぼ揃えて保持されていることを特徴とする請求項1記
載の光ファイバ接続部の収納構造。 - 【請求項3】 光ファイバが巻回された2つのスプーラ
の間において、引き出した光ファイバの接続部を形成す
る工程と、 この接続部の前後の光ファイバを内筒に巻回すると共に
接続部の軸方向を内筒の軸方向に揃えて配置する工程
と、 内面に接着性を有する可撓板で内筒を包んで保護筒を形
成し、保護筒の内周面に光ファイバおよび光ファイバ接
続部を接着させる工程と、 内筒を引き抜く工程と、 保護筒を各スプーラに連結する工程とを具えることを特
徴とする光ファイバ接続部の収納方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10238243A JP2000066036A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 光ファイバ接続部の収納構造および収納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10238243A JP2000066036A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 光ファイバ接続部の収納構造および収納方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000066036A true JP2000066036A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17027285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10238243A Pending JP2000066036A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 光ファイバ接続部の収納構造および収納方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000066036A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008108373A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 光ケーブルとその布設方法 |
CN109323749A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-02-12 | 威海北洋电气集团股份有限公司 | 光纤水听器阵列内的光纤收纳保护装置 |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP10238243A patent/JP2000066036A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008108373A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 光ケーブルとその布設方法 |
CN109323749A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-02-12 | 威海北洋电气集团股份有限公司 | 光纤水听器阵列内的光纤收纳保护装置 |
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