JPH08292331A - 光ファイバケーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイバ心線の収納方法 - Google Patents
光ファイバケーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイバ心線の収納方法Info
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- JPH08292331A JPH08292331A JP7098817A JP9881795A JPH08292331A JP H08292331 A JPH08292331 A JP H08292331A JP 7098817 A JP7098817 A JP 7098817A JP 9881795 A JP9881795 A JP 9881795A JP H08292331 A JPH08292331 A JP H08292331A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタ付き光ファイバの牽引端末における
接続作業が容易な、光ファイバ心線の収納方法を提供す
る。 【構成】 光ファイバケーブル1の端末処理部4におい
て取り出したテンションメンバ5は、保護管3から突出
している引張り端部6と連結している。また、光ファイ
バ心線7は、複数本ごとに分離可能な結合部材11で束
ねて、光ファイバ心線束を構成している。コネクタキャ
ップ9で把持されたコネクタ8は、保護管3内で光ファ
イバケーブル1の長手方向に分散して収納されており、
光ファイバ心線7は、コネクタ8が収納されている位置
よりも前方で反転させられて、余長処理されている。結
束部材11の位置を意図的に移動させたい場合には、指
で接線方向に押すことによって簡単に移動させることが
でき、組立作業が容易となる。
接続作業が容易な、光ファイバ心線の収納方法を提供す
る。 【構成】 光ファイバケーブル1の端末処理部4におい
て取り出したテンションメンバ5は、保護管3から突出
している引張り端部6と連結している。また、光ファイ
バ心線7は、複数本ごとに分離可能な結合部材11で束
ねて、光ファイバ心線束を構成している。コネクタキャ
ップ9で把持されたコネクタ8は、保護管3内で光ファ
イバケーブル1の長手方向に分散して収納されており、
光ファイバ心線7は、コネクタ8が収納されている位置
よりも前方で反転させられて、余長処理されている。結
束部材11の位置を意図的に移動させたい場合には、指
で接線方向に押すことによって簡単に移動させることが
でき、組立作業が容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタ付き光ファイ
バケーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイ
バ心線の収納方法に関するものである。
バケーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイ
バ心線の収納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバケーブルは、金車やウ
インチを用いて架空や地下管路内に導入して布設され
る。このように、牽引して布設するコネクタ付き光ファ
イバケーブルの牽引端末における光ファイバ収納方法と
して、牽引端末が用いられており、これを接続点まで牽
引した後、保護管を取り外し、コネクタごとに光ファイ
バをバラバラに分けてコネクタを他方のコネクタと接続
するようにしている。
インチを用いて架空や地下管路内に導入して布設され
る。このように、牽引して布設するコネクタ付き光ファ
イバケーブルの牽引端末における光ファイバ収納方法と
して、牽引端末が用いられており、これを接続点まで牽
引した後、保護管を取り外し、コネクタごとに光ファイ
バをバラバラに分けてコネクタを他方のコネクタと接続
するようにしている。
【0003】図4は、従来の牽引端末の概略の構成図で
ある。図中、21は光ファイバケーブル、22は端末部
シース、23は保護管、24は端末処理部、25はテン
ションメンバ、26は引張り端部、27は光ファイバ、
27aは余長部、28はコネクタ、29は余長収納部、
30はコネクタホルダである。
ある。図中、21は光ファイバケーブル、22は端末部
シース、23は保護管、24は端末処理部、25はテン
ションメンバ、26は引張り端部、27は光ファイバ、
27aは余長部、28はコネクタ、29は余長収納部、
30はコネクタホルダである。
【0004】光ファイバケーブル21の端末部シース2
2は、端末の処理部分を保護するための保護管23内に
設けられた端末処理部24に固定されており、テンショ
ンメンバ25は、保護管23から突出している端末部に
牽引用の引張り端部26が形成されている他のテンショ
ンメンバと連結されている。また、光ファイバ27の端
末には、コネクタ28が取り付けられており、コネクタ
ホルダ30に収納されている。この光ファイバ27に
は、コネクタ28の取付時や布設後の接続作業のための
余長部27aが設けられている。この余長部27aは、
ループ状にまとめられて、保護管23内に設けられた余
長収納部29の周り収納されている。このような端末構
造を有する光ファイバケーブル21を布設する場合に
は、引張り端部26を牽引して布設した後、保護管23
を取り外し、接続函内で他の光ファイバケーブルに接続
する。
2は、端末の処理部分を保護するための保護管23内に
設けられた端末処理部24に固定されており、テンショ
ンメンバ25は、保護管23から突出している端末部に
牽引用の引張り端部26が形成されている他のテンショ
ンメンバと連結されている。また、光ファイバ27の端
末には、コネクタ28が取り付けられており、コネクタ
ホルダ30に収納されている。この光ファイバ27に
は、コネクタ28の取付時や布設後の接続作業のための
余長部27aが設けられている。この余長部27aは、
ループ状にまとめられて、保護管23内に設けられた余
長収納部29の周り収納されている。このような端末構
造を有する光ファイバケーブル21を布設する場合に
は、引張り端部26を牽引して布設した後、保護管23
を取り外し、接続函内で他の光ファイバケーブルに接続
する。
【0005】図5は、接続函の一例の概略図である。図
中、図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略
する。31は接続函、32は余長収納部である。テンシ
ョンメンバ25を接続函31に固定する。そして、コネ
クタ28ごとに、光ファイバ27をばらばらに分けて、
コネクタ28を他方のコネクタと接続した後、コネクタ
同志の接続部分および光ファイバ27の余長部27a
を、接続函31に設けた余長収納部32に収容するよう
にする。
中、図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略
する。31は接続函、32は余長収納部である。テンシ
ョンメンバ25を接続函31に固定する。そして、コネ
クタ28ごとに、光ファイバ27をばらばらに分けて、
コネクタ28を他方のコネクタと接続した後、コネクタ
同志の接続部分および光ファイバ27の余長部27a
を、接続函31に設けた余長収納部32に収容するよう
にする。
【0006】上述したような従来の光ファイバケーブル
の端末構造を用いると、布設後に一度光ファイバを余長
処理部から外してコネクタごとにバラバラする必要があ
るが、光ファイバ心線はその剛性が小さいため、特に光
ファイバ心線を高密度に実装する場合には光ファイバ心
線同士が絡みやすく、作業性が悪いという欠点があっ
た。
の端末構造を用いると、布設後に一度光ファイバを余長
処理部から外してコネクタごとにバラバラする必要があ
るが、光ファイバ心線はその剛性が小さいため、特に光
ファイバ心線を高密度に実装する場合には光ファイバ心
線同士が絡みやすく、作業性が悪いという欠点があっ
た。
【0007】さらに、光ファイバ通信線の心数が多い場
合には、コネクタをコネクタホルダから外し、これを相
互に接続し、接続函内に固定する作業が、非常に作業性
の悪いものであった。また、コネクタホルダや接続函内
のコネクタ固定部材なども、人手による出し入れに対応
できる大きさとしなければならないため、かなり大きな
ものとなり、ケーブル内の光ファイバ通信線が、近年の
ように多心数となってくると、収納スペースが不十分と
なってきている。
合には、コネクタをコネクタホルダから外し、これを相
互に接続し、接続函内に固定する作業が、非常に作業性
の悪いものであった。また、コネクタホルダや接続函内
のコネクタ固定部材なども、人手による出し入れに対応
できる大きさとしなければならないため、かなり大きな
ものとなり、ケーブル内の光ファイバ通信線が、近年の
ように多心数となってくると、収納スペースが不十分と
なってきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、コネクタ付き光ファイバの
牽引端末における接続作業が容易な、牽引端末および牽
引端末における光ファイバ心線の収納方法を提供するこ
とを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、コネクタ付き光ファイバの
牽引端末における接続作業が容易な、牽引端末および牽
引端末における光ファイバ心線の収納方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、コネクタ付き光ファイバケーブル
の牽引端末における光ファイバ心線の収納方法におい
て、光ファイバケーブル端末から引き出した光ファイバ
心線を、光ファイバの光学特性に影響を与えない程度に
緩くかつ分離可能に結束する結束部材により複数本ずつ
結束して光ファイバ心線束を構成して、保護管に収納す
ることを特徴とするものである。
載の発明においては、コネクタ付き光ファイバケーブル
の牽引端末における光ファイバ心線の収納方法におい
て、光ファイバケーブル端末から引き出した光ファイバ
心線を、光ファイバの光学特性に影響を与えない程度に
緩くかつ分離可能に結束する結束部材により複数本ずつ
結束して光ファイバ心線束を構成して、保護管に収納す
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
における光ファイバ心線の収納方法において、前記結束
部材として光ファイバの任意の位置に取り付け・取り外
しが可能な、半割状パイプ構造を有する結束部材を用い
ることを特徴とするものである。
1に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
における光ファイバ心線の収納方法において、前記結束
部材として光ファイバの任意の位置に取り付け・取り外
しが可能な、半割状パイプ構造を有する結束部材を用い
ることを特徴とするものである。
【0011】請求項3に記載の発明においては、請求項
1に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
における光ファイバ心線の収納方法において、前記結束
部材として光ファイバの任意の位置に取り付け・取り外
しが可能な、スパイラル状のチューブを用いることを特
徴とするものである。
1に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
における光ファイバ心線の収納方法において、前記結束
部材として光ファイバの任意の位置に取り付け・取り外
しが可能な、スパイラル状のチューブを用いることを特
徴とするものである。
【0012】請求項4に記載の発明においては、請求項
1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイバ
ケーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収納方法
において、前記結束部材は、光ファイバ心線束上を接線
方向に移動可能であり、かつ、光ファイバ心線束の複数
箇所に分散して配置することを特徴とするものである。
1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイバ
ケーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収納方法
において、前記結束部材は、光ファイバ心線束上を接線
方向に移動可能であり、かつ、光ファイバ心線束の複数
箇所に分散して配置することを特徴とするものである。
【0013】請求項5に記載の発明においては、請求項
1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイバ
ケーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収納方法
において、前記コネクタを光ファイバ心線束ごとに結合
して、コネクタ結合体を構成することを特徴とするもの
である。
1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイバ
ケーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収納方法
において、前記コネクタを光ファイバ心線束ごとに結合
して、コネクタ結合体を構成することを特徴とするもの
である。
【0014】請求項6に記載の発明においては、請求項
1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイバ
ケーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収納方法
において、前記光ファイバ心線束が、牽引端末保護管内
でコネクタが収納されている位置よりも前方で、光ファ
イバを反転させることにより光ファイバの余長処理を行
なうことを特徴とするものである。
1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイバ
ケーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収納方法
において、前記光ファイバ心線束が、牽引端末保護管内
でコネクタが収納されている位置よりも前方で、光ファ
イバを反転させることにより光ファイバの余長処理を行
なうことを特徴とするものである。
【0015】請求項7に記載の発明においては、コネク
タ付き光ファイバケーブルの牽引端末において、光ファ
イバケーブル端末から引き出された光ファイバ心線は、
光ファイバの光学特性に影響を与えない程度に緩く結束
する結束部材により複数本ずつ結束されて光ファイバ心
線束が構成されており、かつ、前記結束部材は前記光フ
ァイバ心線束を結束前の光ファイバ心線単位に分離可能
に結束していることを特徴とするものである。
タ付き光ファイバケーブルの牽引端末において、光ファ
イバケーブル端末から引き出された光ファイバ心線は、
光ファイバの光学特性に影響を与えない程度に緩く結束
する結束部材により複数本ずつ結束されて光ファイバ心
線束が構成されており、かつ、前記結束部材は前記光フ
ァイバ心線束を結束前の光ファイバ心線単位に分離可能
に結束していることを特徴とするものである。
【0016】請求項8に記載の発明においては、請求項
7に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
において、前記結束部材として光ファイバの任意の位置
に取り付け・取り外しが可能な、半割状パイプ構造を有
する結束部材が用いられていることを特徴とするもので
ある。
7に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
において、前記結束部材として光ファイバの任意の位置
に取り付け・取り外しが可能な、半割状パイプ構造を有
する結束部材が用いられていることを特徴とするもので
ある。
【0017】請求項9に記載の発明においては、請求項
7に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
において、前記結束部材として光ファイバの任意の位置
に取り付け・取り外しが可能な、スパイラル状のチュー
ブを用いられていることを特徴とするものである。
7に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
において、前記結束部材として光ファイバの任意の位置
に取り付け・取り外しが可能な、スパイラル状のチュー
ブを用いられていることを特徴とするものである。
【0018】請求項10に記載の発明においては、請求
項7〜9のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイ
バケーブルの牽引端末において、前記結束部材は、光フ
ァイバ心線束上を接線方向に移動可能であり、かつ、光
ファイバ心線束の複数箇所に分散して配置されているこ
とを特徴とするものである。
項7〜9のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイ
バケーブルの牽引端末において、前記結束部材は、光フ
ァイバ心線束上を接線方向に移動可能であり、かつ、光
ファイバ心線束の複数箇所に分散して配置されているこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項11に記載の発明においては、請求
項7〜10のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファ
イバケーブルの牽引端末において、前記コネクタが光フ
ァイバ心線束ごとに結合され、コネクタ結合体を構成し
ていることを特徴とするものである。
項7〜10のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファ
イバケーブルの牽引端末において、前記コネクタが光フ
ァイバ心線束ごとに結合され、コネクタ結合体を構成し
ていることを特徴とするものである。
【0020】請求項12に記載の発明においては、請求
項7〜11のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファ
イバケーブルの牽引端末において、前記光ファイバ心線
束が、牽引端末保護管内でコネクタが収納されている位
置よりも前方で、光ファイバを反転して光ファイバの余
長処理が行なわれていることを特徴とするものである。
項7〜11のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファ
イバケーブルの牽引端末において、前記光ファイバ心線
束が、牽引端末保護管内でコネクタが収納されている位
置よりも前方で、光ファイバを反転して光ファイバの余
長処理が行なわれていることを特徴とするものである。
【0021】
【作用】請求項1〜3または請求項7〜9に記載の発明
によれば、牽引後に牽引端末の保護管を取り外してコネ
クタごとに光ファイバ心線をバラバラに分ける際、複数
本ごとに光ファイバ心線を結束して構成した光ファイバ
心線同士は絡み合うことがないため、従来までの方法に
比べて作業性を向上させることができる。また、光ファ
イバ心線束端部は、結束前の光ファイバ心線単位に随時
分離できるため、布設後新たに分岐などを行なう場合で
も、問題なく接続し直すことができる。
によれば、牽引後に牽引端末の保護管を取り外してコネ
クタごとに光ファイバ心線をバラバラに分ける際、複数
本ごとに光ファイバ心線を結束して構成した光ファイバ
心線同士は絡み合うことがないため、従来までの方法に
比べて作業性を向上させることができる。また、光ファ
イバ心線束端部は、結束前の光ファイバ心線単位に随時
分離できるため、布設後新たに分岐などを行なう場合で
も、問題なく接続し直すことができる。
【0022】請求項4または10に記載の発明によれ
ば、結束部材は、光ファイバ心線束上を接線方向に移動
可能であり、これを、光ファイバ心線束の複数箇所に分
散して配置することによって、光ファイバ心線束に分散
して配置された結束部材を、光ファイバ心線束から取り
外すことなく、光ファイバ心線束の接線方向に、簡単に
移動させて、牽引端末の組立作業時及び解体作業時に、
必要に応じて光ファイバ心線束上での結束部材の位置を
変えることができる。
ば、結束部材は、光ファイバ心線束上を接線方向に移動
可能であり、これを、光ファイバ心線束の複数箇所に分
散して配置することによって、光ファイバ心線束に分散
して配置された結束部材を、光ファイバ心線束から取り
外すことなく、光ファイバ心線束の接線方向に、簡単に
移動させて、牽引端末の組立作業時及び解体作業時に、
必要に応じて光ファイバ心線束上での結束部材の位置を
変えることができる。
【0023】請求項5または11に記載の発明によれ
ば、コネクタが光ファイバ心線束ごとに結合され、コネ
クタ結合体を構成していることにより、接続作業が簡単
となる。
ば、コネクタが光ファイバ心線束ごとに結合され、コネ
クタ結合体を構成していることにより、接続作業が簡単
となる。
【0024】請求項6または12に記載の発明によれ
ば、光ファイバ心線束が、牽引端末保護管内でコネクタ
が収納されている位置よりも前方で、光ファイバを反転
して光ファイバの余長処理が行なわれていることによ
り、より多くの光ファイバ心線を収納することができ
る。すなわち、図4で説明した従来例のように、光ファ
イバ心線を余長処理部において複数回反転させて余長処
理を行なうと、余長処理部において局所的に光ファイバ
心線の密度が高くなってしまう。したがって、結束部材
によって光ファイバ心線束を構成した場合に、収納でき
る光ファイバ心線数を少なくしてしまう可能性がある。
しかし、本発明では、コネクタが配置される位置よりも
前方で一度だけ光ファイバ心線を反転させて光ファイバ
心線の余長を処理すれば、余長処理部で局所的に光ファ
イバ心線の密度が高くなることを防ぐことができ、従来
の方法に比べて、より多くの光ファイバ心線を収納する
ことができる。
ば、光ファイバ心線束が、牽引端末保護管内でコネクタ
が収納されている位置よりも前方で、光ファイバを反転
して光ファイバの余長処理が行なわれていることによ
り、より多くの光ファイバ心線を収納することができ
る。すなわち、図4で説明した従来例のように、光ファ
イバ心線を余長処理部において複数回反転させて余長処
理を行なうと、余長処理部において局所的に光ファイバ
心線の密度が高くなってしまう。したがって、結束部材
によって光ファイバ心線束を構成した場合に、収納でき
る光ファイバ心線数を少なくしてしまう可能性がある。
しかし、本発明では、コネクタが配置される位置よりも
前方で一度だけ光ファイバ心線を反転させて光ファイバ
心線の余長を処理すれば、余長処理部で局所的に光ファ
イバ心線の密度が高くなることを防ぐことができ、従来
の方法に比べて、より多くの光ファイバ心線を収納する
ことができる。
【0025】なお、本発明でいう光ファイバ心線は、単
心線に限られるものではなく、テープ状光ファイバ心線
や小心数の光ファイバユニットも含むものである。した
がって、複数本のテープ状光ファイバ心線を結束部材に
より結束して、光ファイバ心線束を構成し、また、複数
本の光ファイバユニットを結束部材により結束して、光
ファイバ心線束を構成するようにしてもよい。
心線に限られるものではなく、テープ状光ファイバ心線
や小心数の光ファイバユニットも含むものである。した
がって、複数本のテープ状光ファイバ心線を結束部材に
より結束して、光ファイバ心線束を構成し、また、複数
本の光ファイバユニットを結束部材により結束して、光
ファイバ心線束を構成するようにしてもよい。
【0026】
【実施例】図1は、本発明のコネクタ付き光ファイバケ
ーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイバ心
線の収納方法を説明するための概略構成図である。ま
た、図2は、図1における光ファイバ心線束の拡大図で
ある。図中、1は光ファイバケーブル、2は端末部シー
ス、3は保護管、4は端末処理部、5は引張り端部、6
は光ファイバ心線、7はコネクタ、8はコネクタキャッ
プ、9は余長収納部、10は結束部材である。
ーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイバ心
線の収納方法を説明するための概略構成図である。ま
た、図2は、図1における光ファイバ心線束の拡大図で
ある。図中、1は光ファイバケーブル、2は端末部シー
ス、3は保護管、4は端末処理部、5は引張り端部、6
は光ファイバ心線、7はコネクタ、8はコネクタキャッ
プ、9は余長収納部、10は結束部材である。
【0027】光ファイバケーブル1の端末部シース2
は、端末の処理部分を保護するための保護管3内に固定
された端末処理部4に固定される。テンションメンバは
端末処理部4に固定し、端末処理部4と保護管3を連結
するようにしてもよく、あるいは、図4で説明した従来
例のように、端末処理部において取り出したテンション
メンバを、牽引用の引張り端部と連結するようにしても
よい。
は、端末の処理部分を保護するための保護管3内に固定
された端末処理部4に固定される。テンションメンバは
端末処理部4に固定し、端末処理部4と保護管3を連結
するようにしてもよく、あるいは、図4で説明した従来
例のように、端末処理部において取り出したテンション
メンバを、牽引用の引張り端部と連結するようにしても
よい。
【0028】端末処理部4において光ファイバケーブル
1の端末から多数の光ファイバ心線6が引き出されてい
る。光ファイバ心線7は、接続するために必要な長さよ
りも余分に引き出されている。この光ファイバ心線6を
複数本ごとに結合部材10で束ねて、光ファイバ心線束
を構成している。この実施例では、光ファイバ心線6
は、5本ずつが柔軟性を持つ材料、例えば合成樹脂でで
きた、スパイラル状のチューブで束ねられている。図か
ら分かるように、光ファイバ心線長のかなりの範囲にわ
たって、光ファイバ心線6をスパイラル状のチューブで
束ねているが、同一のスパイラル状のチューブで束ねら
れた光ファイバ心線間に存在する光ファイバ心線長の差
を、光ファイバ心線6の反転する部分で吸収できるよう
にするため、光ファイバ心線全長のうちの1部分は、ス
パイラル状のチューブで束ねられていない。
1の端末から多数の光ファイバ心線6が引き出されてい
る。光ファイバ心線7は、接続するために必要な長さよ
りも余分に引き出されている。この光ファイバ心線6を
複数本ごとに結合部材10で束ねて、光ファイバ心線束
を構成している。この実施例では、光ファイバ心線6
は、5本ずつが柔軟性を持つ材料、例えば合成樹脂でで
きた、スパイラル状のチューブで束ねられている。図か
ら分かるように、光ファイバ心線長のかなりの範囲にわ
たって、光ファイバ心線6をスパイラル状のチューブで
束ねているが、同一のスパイラル状のチューブで束ねら
れた光ファイバ心線間に存在する光ファイバ心線長の差
を、光ファイバ心線6の反転する部分で吸収できるよう
にするため、光ファイバ心線全長のうちの1部分は、ス
パイラル状のチューブで束ねられていない。
【0029】コネクタキャップ8で把持されたコネクタ
7は、保護管3内で光ファイバケーブル1の長手方向に
分散して収納されており、光ファイバ心線6は、コネク
タ7が収納されている位置よりも前方で反転させられ
て、余長処理されている。したがって、光ファイバ心線
束ごとに反転する位置が異なっている。
7は、保護管3内で光ファイバケーブル1の長手方向に
分散して収納されており、光ファイバ心線6は、コネク
タ7が収納されている位置よりも前方で反転させられ
て、余長処理されている。したがって、光ファイバ心線
束ごとに反転する位置が異なっている。
【0030】結束部材10の長さは、図のように長くし
なくてもよく、より短いものを、数多く配置するように
してもよい。結束部材10による光ファイバ心線の結束
は、光ファイバの光学特性に影響を与えない程度に緩い
ものであるが、複数本の光ファイバ心線を結束後におい
ては、通常の取扱いでは、光ファイバ心線上を接線方向
(軸方向)に簡単には移動しない程度に緩く結束してい
る。結束部材10の位置を意図的に移動させたい場合に
は、指で接線方向に押すことによって簡単に移動させる
ことができるため、結束部材の光ファイバ心線束上にお
ける位置は、牽引端末組立時に調節することができ、組
立作業が容易となる。
なくてもよく、より短いものを、数多く配置するように
してもよい。結束部材10による光ファイバ心線の結束
は、光ファイバの光学特性に影響を与えない程度に緩い
ものであるが、複数本の光ファイバ心線を結束後におい
ては、通常の取扱いでは、光ファイバ心線上を接線方向
(軸方向)に簡単には移動しない程度に緩く結束してい
る。結束部材10の位置を意図的に移動させたい場合に
は、指で接線方向に押すことによって簡単に移動させる
ことができるため、結束部材の光ファイバ心線束上にお
ける位置は、牽引端末組立時に調節することができ、組
立作業が容易となる。
【0031】各光ファイバ心線6の先端に設けられたコ
ネクタ7は、バラバラでもよいが、結合・分離が可能な
ように、係合部が形成されていてもよく、複数のコネク
タを係合部で係合させることによって一体的に結合し
て、コネクタ結合体を構成するようにしてもよい。この
実施例では、5本の光ファイバ心線を結束部材10で結
束して光ファイバ心線束を構成しており、1つの光ファ
イバ心線束における5個のコネクタ7は、適当な結合部
材、例えば、コネクタキャップ8を用いて結合され、コ
ネクタ結合体を構成している。
ネクタ7は、バラバラでもよいが、結合・分離が可能な
ように、係合部が形成されていてもよく、複数のコネク
タを係合部で係合させることによって一体的に結合し
て、コネクタ結合体を構成するようにしてもよい。この
実施例では、5本の光ファイバ心線を結束部材10で結
束して光ファイバ心線束を構成しており、1つの光ファ
イバ心線束における5個のコネクタ7は、適当な結合部
材、例えば、コネクタキャップ8を用いて結合され、コ
ネクタ結合体を構成している。
【0032】コネクタ結合体は、係合を外したり、ある
いは、結合部材を外すことにより、個々のコネクタに分
離できる。コネクタ結合体のままで、他の光ファイバケ
ーブルのコネクタに接続できるように構成すれば、接続
・分離作業が簡単となる。
いは、結合部材を外すことにより、個々のコネクタに分
離できる。コネクタ結合体のままで、他の光ファイバケ
ーブルのコネクタに接続できるように構成すれば、接続
・分離作業が簡単となる。
【0033】光ファイバ心線束は、保護管3の中で、コ
ネクタが収納されている位置よりも前方で、反転させら
れて余長処理が行なわれている。この反転部を余長処理
部9とすることで、従来のように、余長分が局所的に集
中することがなく配置されるから、光ファイバ心線の密
度が高くなることを防ぐことができ、収納効率を高める
ことができる。
ネクタが収納されている位置よりも前方で、反転させら
れて余長処理が行なわれている。この反転部を余長処理
部9とすることで、従来のように、余長分が局所的に集
中することがなく配置されるから、光ファイバ心線の密
度が高くなることを防ぐことができ、収納効率を高める
ことができる。
【0034】コネクタ7は、保護管内において、適当な
把持手段を設けて、仮止めをしておくのがよい。布設作
業において、光ファイバ心線やコネクタの破損を防止す
るため、結合部材やコネクタを適当に係止しておくよう
にするのがよい。
把持手段を設けて、仮止めをしておくのがよい。布設作
業において、光ファイバ心線やコネクタの破損を防止す
るため、結合部材やコネクタを適当に係止しておくよう
にするのがよい。
【0035】具体例について説明すると、約250本の
長さ約900mmのコネクタ付き光ファイバ心線を、5
本ずつ外径約3.5φのスパイラル状のチューブで束ね
ることにより、光ファイバ心線同士が絡み合わなくな
り、かつ内径約45φの保護管内に収納できることが確
認されている。
長さ約900mmのコネクタ付き光ファイバ心線を、5
本ずつ外径約3.5φのスパイラル状のチューブで束ね
ることにより、光ファイバ心線同士が絡み合わなくな
り、かつ内径約45φの保護管内に収納できることが確
認されている。
【0036】図3は、図1,図2で説明した結束部材1
0の具体例の斜視図である。図3(A)は半割状パイプ
構造を有するものであり、スリット状の隙間11によっ
て半割にした縁は、外側に丸めるようにして曲げて、光
ファイバテープ心線束への着脱を容易にしている。ま
た、着脱の際に傷を付けないようにしている。図3
(B)はスパイラル状のチューブ構造を有するものであ
る。いずれも、光ファイバテープ心線束の結束に、簡単
に移動可能な程度の柔軟な材質と構造を有するものであ
り、光ファイバテープ心線束の任意の位置に直接かつ簡
単に取り付け、取り外しが可能である。
0の具体例の斜視図である。図3(A)は半割状パイプ
構造を有するものであり、スリット状の隙間11によっ
て半割にした縁は、外側に丸めるようにして曲げて、光
ファイバテープ心線束への着脱を容易にしている。ま
た、着脱の際に傷を付けないようにしている。図3
(B)はスパイラル状のチューブ構造を有するものであ
る。いずれも、光ファイバテープ心線束の結束に、簡単
に移動可能な程度の柔軟な材質と構造を有するものであ
り、光ファイバテープ心線束の任意の位置に直接かつ簡
単に取り付け、取り外しが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光ファイバ心線同士が絡み合うことがなくな
り、従来の光ファイバ心線余長処理方法を用いた場合に
比べて作業性を向上させることができ、かつ、より多く
の光ファイバ心線を収納することができるという効果が
ある。
によれば、光ファイバ心線同士が絡み合うことがなくな
り、従来の光ファイバ心線余長処理方法を用いた場合に
比べて作業性を向上させることができ、かつ、より多く
の光ファイバ心線を収納することができるという効果が
ある。
【0038】また、光ファイバ心線束端部は、結束部材
による結束前の光ファイバ心線単位に随時分離できるた
め、布設後新たに分岐などを行なう場合でも、問題なく
接続し直すことができる。結束部材は、光ファイバ心線
束上を接線方向に移動可能であり、これを、光ファイバ
心線束の複数箇所に分散して配置することによって、光
ファイバ心線束に分散して配置された結束部材を、光フ
ァイバ心線束から取り外すことなく、光ファイバ心線束
の接線方向に、簡単に移動させて、牽引端末の組立作業
時及び解体作業時に、必要に応じて光ファイバ心線束上
での結束部材の位置を変えることができる。
による結束前の光ファイバ心線単位に随時分離できるた
め、布設後新たに分岐などを行なう場合でも、問題なく
接続し直すことができる。結束部材は、光ファイバ心線
束上を接線方向に移動可能であり、これを、光ファイバ
心線束の複数箇所に分散して配置することによって、光
ファイバ心線束に分散して配置された結束部材を、光フ
ァイバ心線束から取り外すことなく、光ファイバ心線束
の接線方向に、簡単に移動させて、牽引端末の組立作業
時及び解体作業時に、必要に応じて光ファイバ心線束上
での結束部材の位置を変えることができる。
【0039】さらに、コネクタが光ファイバ心線束ごと
に結合することにより、コネクタ結合体を構成している
ことにより、接続作業が簡単となる。
に結合することにより、コネクタ結合体を構成している
ことにより、接続作業が簡単となる。
【図1】本発明のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽
引端末および牽引端末における光ファイバ心線の収納方
法を説明するための概略構成図である。
引端末および牽引端末における光ファイバ心線の収納方
法を説明するための概略構成図である。
【図2】図1における光ファイバ心線束の拡大図であ
る。
る。
【図3】図1,図2で説明した結束部材の具体例の斜視
図である。
図である。
【図4】従来の牽引端末の概略の構成図である。
【図5】従来の接続函の一例の概略図である。
1…光ファイバケーブル、2…端末部シース、3…保護
管、4…端末処理部、5…引張り端部、6…光ファイバ
心線、7…コネクタ、8…コネクタキャップ、9…余長
収納部、10…結束部材、11…隙間。
管、4…端末処理部、5…引張り端部、6…光ファイバ
心線、7…コネクタ、8…コネクタキャップ、9…余長
収納部、10…結束部材、11…隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蔀 龍彦 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 堤 美紀夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 コネクタ付き光ファイバケーブルの牽引
端末における光ファイバ心線の収納方法において、光フ
ァイバケーブル端末から引き出した光ファイバ心線を、
光ファイバの光学特性に影響を与えない程度に緩くかつ
分離可能に結束する結束部材により複数本ずつ結束して
光ファイバ心線束を構成して、保護管に収納することを
特徴とするコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末
における光ファイバ心線の収納方法。 - 【請求項2】 前記結束部材として光ファイバの任意の
位置に取り付け・取り外しが可能な、半割状パイプ構造
を有する結束部材を用いることを特徴とする請求項1に
記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末にお
ける光ファイバ心線の収納方法。 - 【請求項3】 前記結束部材として光ファイバの任意の
位置に取り付け・取り外しが可能な、スパイラル状のチ
ューブを用いることを特徴とする請求項1に記載のコネ
クタ付き光ファイバケーブルの牽引端末における光ファ
イバ心線の収納方法。 - 【請求項4】 前記結束部材は、光ファイバ心線束上を
接線方向に移動可能であり、かつ、光ファイバ心線束の
複数箇所に分散して配置することを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1項に記載のコネクタ付き光ファイバケ
ーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収納方法。 - 【請求項5】 前記コネクタを光ファイバ心線束ごとに
結合して、コネクタ結合体を構成することを特徴とする
請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ付き光フ
ァイバケーブルの牽引端末における光ファイバ心線の収
納方法。 - 【請求項6】 前記光ファイバ心線束が、牽引端末保護
管内でコネクタが収納されている位置よりも前方で、光
ファイバを反転させることにより光ファイバの余長処理
を行なうことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末に
おける光ファイバ心線の収納方法。 - 【請求項7】 コネクタ付き光ファイバケーブルの牽引
端末において、光ファイバケーブル端末から引き出され
た光ファイバ心線は、光ファイバの光学特性に影響を与
えない程度に緩く結束する結束部材により複数本ずつ結
束されて光ファイバ心線束が構成されており、かつ、前
記結束部材は前記光ファイバ心線束を結束前の光ファイ
バ心線単位に分離可能に結束していることを特徴とする
コネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末。 - 【請求項8】 前記結束部材として光ファイバの任意の
位置に取り付け・取り外しが可能な、半割状パイプ構造
を有する結束部材が用いられていることを特徴とする請
求項7に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引
端末。 - 【請求項9】 前記結束部材として光ファイバの任意の
位置に取り付け・取り外しが可能な、スパイラル状のチ
ューブを用いられていることを特徴とする請求項7に記
載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末。 - 【請求項10】 前記結束部材は、光ファイバ心線束上
を接線方向に移動可能であり、かつ、光ファイバ心線束
の複数箇所に分散して配置されていることを特徴とする
請求項7〜9のいずれか1項に記載のコネクタ付き光フ
ァイバケーブルの牽引端末。 - 【請求項11】 前記コネクタが光ファイバ心線束ごと
に結合され、コネクタ結合体を構成していることを特徴
とする請求項7〜10のいずれか1項に記載のコネクタ
付き光ファイバケーブルの牽引端末。 - 【請求項12】 前記光ファイバ心線束が、牽引端末保
護管内でコネクタが収納されている位置よりも前方で、
光ファイバを反転して光ファイバの余長処理が行なわれ
ていることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項
に記載のコネクタ付き光ファイバケーブルの牽引端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098817A JP2804242B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 光ファイバケーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイバ心線の収納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098817A JP2804242B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 光ファイバケーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイバ心線の収納方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08292331A true JPH08292331A (ja) | 1996-11-05 |
JP2804242B2 JP2804242B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=14229879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7098817A Expired - Fee Related JP2804242B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 光ファイバケーブルの牽引端末および牽引端末における光ファイバ心線の収納方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804242B2 (ja) |
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1995
- 1995-04-24 JP JP7098817A patent/JP2804242B2/ja not_active Expired - Fee Related
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