JP2001051131A - 光通信幹線ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具 - Google Patents
光通信幹線ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具Info
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 融着接続等の作業を工場で行い、現場では簡
単な作業で配線を行なうことができる光通信幹線ケーブ
ル及び光通信幹線ケーブル用分岐具を得る。 【解決手段】 建物に吊り下げ状態で使用される複数個
の光心線又はテープ光心線がシース８で覆われた光通信
幹線ケーブル本体５と、光通信幹線ケーブル本体のシー
スを除去して設定された光通信幹線ケーブル本体の光心
線あるいはテープ光心線と融着接続された先端部にコネ
クターが取付けられたＦＯケーブル１２と、光通信幹線
ケーブル本体のシースが除去された部位の両端部のシー
スの外周部に設けられた一方からＦＯケーブルを通過さ
せることができるホルダー１３、ホルダーに両端部が支
持されたコイルスプリング１８とホルダーの外周部を覆
う収縮チューブ２０とからなる分岐具とで光通信幹線ケ
ーブルを構成している。
単な作業で配線を行なうことができる光通信幹線ケーブ
ル及び光通信幹線ケーブル用分岐具を得る。 【解決手段】 建物に吊り下げ状態で使用される複数個
の光心線又はテープ光心線がシース８で覆われた光通信
幹線ケーブル本体５と、光通信幹線ケーブル本体のシー
スを除去して設定された光通信幹線ケーブル本体の光心
線あるいはテープ光心線と融着接続された先端部にコネ
クターが取付けられたＦＯケーブル１２と、光通信幹線
ケーブル本体のシースが除去された部位の両端部のシー
スの外周部に設けられた一方からＦＯケーブルを通過さ
せることができるホルダー１３、ホルダーに両端部が支
持されたコイルスプリング１８とホルダーの外周部を覆
う収縮チューブ２０とからなる分岐具とで光通信幹線ケ
ーブルを構成している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はオフィスビル等の建
物に光通信ケーブルを設置する場合に使用される光通信
幹線ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具に関す
る。
物に光通信ケーブルを設置する場合に使用される光通信
幹線ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、オフィスビル等の建物には地下に
設けた外部からの光通信幹線ケーブルに接続される構内
光キャビネットＰＴに接続された、建物の上部より吊り
下げられた光通信幹線ケーブルの０．２５ＵＶ心線を所
定の階に設置した構内光キャビネットＰＤに融着接続す
るとともに、該構内光キャビネットＰＤより、その階お
よび上下階に光ケーブルを用いてそれぞれの階に設置さ
れた回線接続装置に接続している。
設けた外部からの光通信幹線ケーブルに接続される構内
光キャビネットＰＴに接続された、建物の上部より吊り
下げられた光通信幹線ケーブルの０．２５ＵＶ心線を所
定の階に設置した構内光キャビネットＰＤに融着接続す
るとともに、該構内光キャビネットＰＤより、その階お
よび上下階に光ケーブルを用いてそれぞれの階に設置さ
れた回線接続装置に接続している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の建物に吊り下げ
状態で使用される光通信幹線ケーブルは、設置現場で所
定位置のシースを除去し、該光通信幹線ケーブルの０．
２５ＵＶ心線を構内光キャビネットＰＤに融着接続する
作業を行わなければならず、その作業が大変で、手数が
かかるという欠点があった。
状態で使用される光通信幹線ケーブルは、設置現場で所
定位置のシースを除去し、該光通信幹線ケーブルの０．
２５ＵＶ心線を構内光キャビネットＰＤに融着接続する
作業を行わなければならず、その作業が大変で、手数が
かかるという欠点があった。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
融着接続等の大変な作業を現場で行なうことなく、工場
で行なうことができ、現場では簡単な作業で光通信ケー
ブルの配線を行なうことができ、工場から現場への移送
も従来とほぼ同じように行なうことができる光通信幹線
ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具を提供する
ことを目的としている。
融着接続等の大変な作業を現場で行なうことなく、工場
で行なうことができ、現場では簡単な作業で光通信ケー
ブルの配線を行なうことができ、工場から現場への移送
も従来とほぼ同じように行なうことができる光通信幹線
ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具を提供する
ことを目的としている。
【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は建物の上部から下部へ吊り下げ状態で使用
される複数個の光心線あるいはテープ光心線がシースで
覆われた光通信幹線ケーブル本体と、この光通信幹線ケ
ーブル本体の少なくとも１箇所以上の所定位置のシース
を除去してあらかじめ設定された該光通信幹線ケーブル
本体の光心線あるいはテープ光心線と融着接続された先
端部にコネクターが取付けられたＦＯケーブルと、前記
光通信幹線ケーブル本体のシースが除去された部位の両
端部のシースの外周部に設けられた、一方から前記ＦＯ
ケーブルを通過させることができるホルダー、このホル
ダーに両端部が支持されたコイルスプリングおよび少な
くともこのコイルスプリングと前記ホルダーの外周部を
覆う収縮チューブあるいは接着テープとからなる分岐具
とで光通信幹線ケーブルを構成している。
に、本発明は建物の上部から下部へ吊り下げ状態で使用
される複数個の光心線あるいはテープ光心線がシースで
覆われた光通信幹線ケーブル本体と、この光通信幹線ケ
ーブル本体の少なくとも１箇所以上の所定位置のシース
を除去してあらかじめ設定された該光通信幹線ケーブル
本体の光心線あるいはテープ光心線と融着接続された先
端部にコネクターが取付けられたＦＯケーブルと、前記
光通信幹線ケーブル本体のシースが除去された部位の両
端部のシースの外周部に設けられた、一方から前記ＦＯ
ケーブルを通過させることができるホルダー、このホル
ダーに両端部が支持されたコイルスプリングおよび少な
くともこのコイルスプリングと前記ホルダーの外周部を
覆う収縮チューブあるいは接着テープとからなる分岐具
とで光通信幹線ケーブルを構成している。
【０００７】また、本発明は光通信幹線ケーブル本体の
分岐のためにシースが除去された部位の両端部のシース
の外周部に取付けられる、少なくとも一方にＦＯケーブ
ルの通過部を有するホルダーと、このホルダーに両端部
が支持されるコイルスプリングと、このコイルスプリン
グおよび前記ホルダーの外周部を覆う収縮チューブある
いは接着テープとで光通信幹線ケーブル用分岐具を構成
している。
分岐のためにシースが除去された部位の両端部のシース
の外周部に取付けられる、少なくとも一方にＦＯケーブ
ルの通過部を有するホルダーと、このホルダーに両端部
が支持されるコイルスプリングと、このコイルスプリン
グおよび前記ホルダーの外周部を覆う収縮チューブある
いは接着テープとで光通信幹線ケーブル用分岐具を構成
している。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【０００９】図１ないし図９に示す本発明の第１の実施
の形態において、１はオフィビル等の建物２の上部の階
より各階の床面に形成された貫通孔３、３、３、３を通
過して、下部階へ吊り下げ状態で設置される本発明の光
通信幹線ケーブルで、この光通信幹線ケーブル１はあら
かじめ設置される現場に合うように設計されたものを工
場で製造したもので、図３に示すように４心テープ光心
線４、４、４、４、４を５個設けたテープスロット型光
通信幹線ケーブル本体５と、この光通信幹線ケーブル本
体５の上端部に、図４に示すように取付けられた前記建
物２の天井部位に固定された取付け金具６に取付けるこ
とができるケーブル吊り具７と、前記光通信幹線ケーブ
ル本体５の前記建物２の各階に位置する部位のシース８
を、図５に示すように除去してあらかじめ設定された該
光通信幹線ケーブル本体５の４心テープ光心線４、４、
４、４、４と融着接続されるとともに、保護チューブ９
で覆われた先端部に光配線ボックス１０、１０、１０、
１０、１０に接続できるコネクター１１、１１、１１、
１１が取付けられた５個のＦＯケーブル１２、１２、１
２、１２、１２と、この５個のＦＯケーブル１２、１
２、１２、１２、１２の融着接続部を図６に示すように
該ＦＯケーブル１２、１２、１２、１２、１２の先端部
を外方へ突出させた状態で可撓可能に覆う分岐具１３、
１３、１３、１３、１３とで構成されている。
の形態において、１はオフィビル等の建物２の上部の階
より各階の床面に形成された貫通孔３、３、３、３を通
過して、下部階へ吊り下げ状態で設置される本発明の光
通信幹線ケーブルで、この光通信幹線ケーブル１はあら
かじめ設置される現場に合うように設計されたものを工
場で製造したもので、図３に示すように４心テープ光心
線４、４、４、４、４を５個設けたテープスロット型光
通信幹線ケーブル本体５と、この光通信幹線ケーブル本
体５の上端部に、図４に示すように取付けられた前記建
物２の天井部位に固定された取付け金具６に取付けるこ
とができるケーブル吊り具７と、前記光通信幹線ケーブ
ル本体５の前記建物２の各階に位置する部位のシース８
を、図５に示すように除去してあらかじめ設定された該
光通信幹線ケーブル本体５の４心テープ光心線４、４、
４、４、４と融着接続されるとともに、保護チューブ９
で覆われた先端部に光配線ボックス１０、１０、１０、
１０、１０に接続できるコネクター１１、１１、１１、
１１が取付けられた５個のＦＯケーブル１２、１２、１
２、１２、１２と、この５個のＦＯケーブル１２、１
２、１２、１２、１２の融着接続部を図６に示すように
該ＦＯケーブル１２、１２、１２、１２、１２の先端部
を外方へ突出させた状態で可撓可能に覆う分岐具１３、
１３、１３、１３、１３とで構成されている。
【００１０】前記分岐具１３は図７ないし図９に示すよ
うに、２分割された内壁面に除去されたシース８の端部
８ａと係合する係合部１４が形成され、内側端部にコイ
ルスブリング受け部１５が形成されるとともに、外周部
に前記ＦＯケーブル１２を挿入させる溝状の通過部１６
が形成された一対のホルダー１７、１７と、この一対の
ホルダー１７、１７のコイルスプリング受け部１５、１
５に両端部が支持されたコイルスプリング１８と、この
コイルスプリング１８、前記一対のホルダー１７、１７
および該一対のホルダー１７、１７近傍のシース８、８
の外周部を覆う必要に応じて内壁面に接着剤１９が付着
された熱収縮チューブ２０とで構成されている。
うに、２分割された内壁面に除去されたシース８の端部
８ａと係合する係合部１４が形成され、内側端部にコイ
ルスブリング受け部１５が形成されるとともに、外周部
に前記ＦＯケーブル１２を挿入させる溝状の通過部１６
が形成された一対のホルダー１７、１７と、この一対の
ホルダー１７、１７のコイルスプリング受け部１５、１
５に両端部が支持されたコイルスプリング１８と、この
コイルスプリング１８、前記一対のホルダー１７、１７
および該一対のホルダー１７、１７近傍のシース８、８
の外周部を覆う必要に応じて内壁面に接着剤１９が付着
された熱収縮チューブ２０とで構成されている。
【００１１】このように構成された分岐具１３は、あら
かじめ光通信幹線ケーブル本体５にコイルスプリング１
８と熱収縮チューブ２０を挿入しておき、ＦＯケーブル
１２の接続が完了した所で、除去したシース８のＦＯケ
ーブル１２を外方へ突出させる側の端部にホルダー１７
を位置させ、ＦＯケーブル１２を通過部１６に位置させ
る。
かじめ光通信幹線ケーブル本体５にコイルスプリング１
８と熱収縮チューブ２０を挿入しておき、ＦＯケーブル
１２の接続が完了した所で、除去したシース８のＦＯケ
ーブル１２を外方へ突出させる側の端部にホルダー１７
を位置させ、ＦＯケーブル１２を通過部１６に位置させ
る。
【００１２】しかる後、コイルスプリング１８の一端部
を取付けたホルダー１７のコイルスプリング受け部１５
に支持させるとともに、コイルスプリング１８の他方を
除去したシース８の他方の端部８ａにホルダー１７を取
付け、該ホルダー１７のコイルスプリング受け部１５に
支持させる。次に、コイルスプリング１８、ホルダー１
７、１７の上部に熱収縮チューブ２０を位置させ、熱を
加えて収縮させ、該熱等の熱収縮チューブ２０を移動不
能に取付ける。
を取付けたホルダー１７のコイルスプリング受け部１５
に支持させるとともに、コイルスプリング１８の他方を
除去したシース８の他方の端部８ａにホルダー１７を取
付け、該ホルダー１７のコイルスプリング受け部１５に
支持させる。次に、コイルスプリング１８、ホルダー１
７、１７の上部に熱収縮チューブ２０を位置させ、熱を
加えて収縮させ、該熱等の熱収縮チューブ２０を移動不
能に取付ける。
【００１３】このようにして製造された光通信幹線ケー
ブル１はＦＯケーブル１２、１２、１２、１２、１２の
先端部のコネクター１１、１１、１１、１１部分をそれ
ぞれ保護ケース等で覆って光通信幹線ケーブル本体５に
テープ等で固定した状態で巻き付け、ドラムに巻き取り
輸送する。
ブル１はＦＯケーブル１２、１２、１２、１２、１２の
先端部のコネクター１１、１１、１１、１１部分をそれ
ぞれ保護ケース等で覆って光通信幹線ケーブル本体５に
テープ等で固定した状態で巻き付け、ドラムに巻き取り
輸送する。
【００１４】
【発明の異なる実施の形態】次に、図１０ないし図２１
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【００１５】図１０ないし図１３に示す本発明の第２の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、一方に係合片２１、２１と、他方にこ
の係合片２１、２１と係合する係合部２２、２２を有
し、かつ内部に開口するＦＯケーブル１２を収納する溝
状の通過部１６Ａを形成した２分割されたホルダー１７
Ａ、１７Ａを使用した分岐具１３Ａ、１３Ａ、１３Ａ、
１３Ａ、１３Ａを用いた点で、このように構成した分岐
具１３Ａ、１３Ａ、１３Ａ、１３Ａ、１３Ａを用いた光
通信幹線ケーブル１Ａにしても、前記本発明の第１の実
施の形態と同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、一方に係合片２１、２１と、他方にこ
の係合片２１、２１と係合する係合部２２、２２を有
し、かつ内部に開口するＦＯケーブル１２を収納する溝
状の通過部１６Ａを形成した２分割されたホルダー１７
Ａ、１７Ａを使用した分岐具１３Ａ、１３Ａ、１３Ａ、
１３Ａ、１３Ａを用いた点で、このように構成した分岐
具１３Ａ、１３Ａ、１３Ａ、１３Ａ、１３Ａを用いた光
通信幹線ケーブル１Ａにしても、前記本発明の第１の実
施の形態と同様な作用効果が得られる。
【００１６】図１４ないし図１７に示す本発明の第３の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、一方に薄肉のヒンジ部２３を設けた開
閉可能なホルダー１７Ｂ、１７Ｂを使用した分岐具１３
Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂを用いた点で、こ
のように構成した分岐具１３Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂ、１３
Ｂ、１３Ｂを用いた光通信幹線ケーブル１Ｂにしても、
前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得ら
れる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、一方に薄肉のヒンジ部２３を設けた開
閉可能なホルダー１７Ｂ、１７Ｂを使用した分岐具１３
Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂを用いた点で、こ
のように構成した分岐具１３Ｂ、１３Ｂ、１３Ｂ、１３
Ｂ、１３Ｂを用いた光通信幹線ケーブル１Ｂにしても、
前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得ら
れる。
【００１７】図１８ないし図２１に示す本発明の第４の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、熱収縮チューブの代わりに接着テープ
２４を巻き付けて使用した点で、このように接着テープ
２４を使用した分岐具１３Ｃを用いた光通信幹線ケーブ
ル１Ｃにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様
な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、熱収縮チューブの代わりに接着テープ
２４を巻き付けて使用した点で、このように接着テープ
２４を使用した分岐具１３Ｃを用いた光通信幹線ケーブ
ル１Ｃにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様
な作用効果が得られる。
【００１８】なお、本発明の各実施の形態では光通信幹
線ケーブル本体５としてテープスロット型のものを用い
たものについて説明したが、本発明はこれに限らず、複
数個の光心線を束ねてシースで覆ったものを用いてもよ
く、また、４心テープ光心線を１０個、１５個、２５
個、５０個用いたり、分岐具１３、１３Ａ、１３Ｂ、１
３Ｃをそれぞれの階でなく、所定の階に位置するように
設けてもよい。さらに、前記本発明の実施の形態で使用
した、熱収縮チューブの代わりに、熱以外の光り等によ
って収縮する収縮チューブを用いても良い。
線ケーブル本体５としてテープスロット型のものを用い
たものについて説明したが、本発明はこれに限らず、複
数個の光心線を束ねてシースで覆ったものを用いてもよ
く、また、４心テープ光心線を１０個、１５個、２５
個、５０個用いたり、分岐具１３、１３Ａ、１３Ｂ、１
３Ｃをそれぞれの階でなく、所定の階に位置するように
設けてもよい。さらに、前記本発明の実施の形態で使用
した、熱収縮チューブの代わりに、熱以外の光り等によ
って収縮する収縮チューブを用いても良い。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２０】（１）建物の上部から下部へ吊り下げ状態
で使用される複数個の光心線あるいはテープ光心線がシ
ースで覆われた光通信幹線ケーブル本体と、この光通信
幹線ケーブル本体の少なくとも１箇所以上の所定位置の
シースを除去してあらかじめ設定された該光通信幹線ケ
ーブル本体の光心線あるいはテープ光心線と融着接続さ
れた先端部にコネクターが取付けられたＦＯケーブル
と、前記光通信幹線ケーブル本体のシースが除去された
部位の両端部のシースの外周部に設けられた、一方から
前記ＦＯケーブルを通過させることができるホルダー、
このホルダーに両端部が支持されたコイルスプリングお
よび少なくともこのコイルスプリングと前記ホルダーの
外周部を覆う収縮チューブあるいは接着テープとからな
る分岐具とで構成されているので、設置現場で光通信幹
線ケーブル本体とＦＯケーブルとを融着接続しなくても
よい。したがって、現場での配線作業が簡単で、短時間
に行なうことができる。
で使用される複数個の光心線あるいはテープ光心線がシ
ースで覆われた光通信幹線ケーブル本体と、この光通信
幹線ケーブル本体の少なくとも１箇所以上の所定位置の
シースを除去してあらかじめ設定された該光通信幹線ケ
ーブル本体の光心線あるいはテープ光心線と融着接続さ
れた先端部にコネクターが取付けられたＦＯケーブル
と、前記光通信幹線ケーブル本体のシースが除去された
部位の両端部のシースの外周部に設けられた、一方から
前記ＦＯケーブルを通過させることができるホルダー、
このホルダーに両端部が支持されたコイルスプリングお
よび少なくともこのコイルスプリングと前記ホルダーの
外周部を覆う収縮チューブあるいは接着テープとからな
る分岐具とで構成されているので、設置現場で光通信幹
線ケーブル本体とＦＯケーブルとを融着接続しなくても
よい。したがって、現場での配線作業が簡単で、短時間
に行なうことができる。
【００２１】（２）前記（１）によって、光通信幹線ケ
ーブル本体の光心線あるいはテープ光心線とＦＯケーブ
ルに接続する分岐部は工場で取付けるので、品質保証が
確実にできる。したがって、通信幹線ケーブルの配線に
対する信頼性の向上を図ることができる。
ーブル本体の光心線あるいはテープ光心線とＦＯケーブ
ルに接続する分岐部は工場で取付けるので、品質保証が
確実にできる。したがって、通信幹線ケーブルの配線に
対する信頼性の向上を図ることができる。
【００２２】（３）前記（１）によって、分岐部をコイ
ルスプリングと収縮チューブあるいは接着テープで覆っ
ているので、可撓性を持たせることができる。したがっ
て、輸送時に従来と同様に巻き付けドラム等に巻き取っ
て輸送することができる。
ルスプリングと収縮チューブあるいは接着テープで覆っ
ているので、可撓性を持たせることができる。したがっ
て、輸送時に従来と同様に巻き付けドラム等に巻き取っ
て輸送することができる。
【００２３】（４）請求項２、３、４も前記（１）〜
（３）と同様な効果が得られる。
（３）と同様な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の使用状態の説明
図。
図。
【図２】本発明の第１の実施の形態の説明図。
【図３】本発明の第１の実施の形態の光通信幹線ケーブ
ル本体の説明図。
ル本体の説明図。
【図４】本発明の第１の実施の形態のケーブル吊り具の
説明図。
説明図。
【図５】本発明の第１の実施の形態の分岐部の接続状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図６】本発明の第１の実施の形態の分岐部の説明図。
【図７】本発明の第１の実施の形態の分岐具の分解図。
【図８】図６の８−８線に沿う断面図。
【図９】図６の９−９線に沿う断面図。
【図１０】本発明の第２の実施の形態の使用状態の説明
図。
図。
【図１１】本発明の第２の実施の形態の説明図。
【図１２】本発明の第２の実施の形態の分岐部の説明
図。
図。
【図１３】本発明の第２の実施の形態の分岐具の分解
図。
図。
【図１４】本発明の第３の実施の形態の使用状態の説明
図。
図。
【図１５】本発明の第３の実施の形態の説明図。
【図１６】本発明の第３の実施の形態の分岐部の説明
図。
図。
【図１７】本発明の第３の実施の形態の分岐具の分解
図。
図。
【図１８】本発明の第４の実施の形態の使用状態の説明
図。
図。
【図１９】本発明の第４の実施の形態の説明図。
【図２０】本発明の第４の実施の形態の分岐部の説明
図。
図。
【図２１】本発明の第４の実施の形態の分岐具の分解
図。
図。
１、１Ａ、１Ｂ、１Ｃ：光通信幹線ケーブル、２：建
物、 ３：貫通孔、４：４心テープ光心
線、 ５：光通信幹線ケーブル本体、６：取付け金具、
７：ケーブル吊り具、８：シース、
９：保護チューブ、１０：光配線ボックス、 １１：
コネクター、１２：ＦＯケーブル、 １３、１３Ａ、
１３Ｂ、１３Ｃ：分岐具、１４：係合部、 １
５：コイルスプリング受け部、１６、１６Ａ：通過部、
１７、１７Ａ、１７Ｂ：ホルダー、１８：コイルスプ
リング、１９：接着剤、２０：熱収縮チューブ、 ２
１：係合片、２２：係合部、 ２３：ヒンジ
部、２４：接着テープ。
物、 ３：貫通孔、４：４心テープ光心
線、 ５：光通信幹線ケーブル本体、６：取付け金具、
７：ケーブル吊り具、８：シース、
９：保護チューブ、１０：光配線ボックス、 １１：
コネクター、１２：ＦＯケーブル、 １３、１３Ａ、
１３Ｂ、１３Ｃ：分岐具、１４：係合部、 １
５：コイルスプリング受け部、１６、１６Ａ：通過部、
１７、１７Ａ、１７Ｂ：ホルダー、１８：コイルスプ
リング、１９：接着剤、２０：熱収縮チューブ、 ２
１：係合片、２２：係合部、 ２３：ヒンジ
部、２４：接着テープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０２Ｇ 15/08 Ｈ０２Ｇ 3/28 Ｄ Ｆターム(参考） 2H001 BB27 BB28 FF07 FF08 2H036 JA02 KA02 MA11 PA03 QA00 RA11 2H038 AA21 CA01 CA31 CA62 CA74 5G363 AA16 BA10 DA07 DB40 5G375 AA18 BA26 BB43 CD01
Claims (4)
- 【請求項１】 建物の上部から下部へ吊り下げ状態で使
用される複数個の光心線あるいはテープ光心線がシース
で覆われた光通信幹線ケーブル本体と、この光通信幹線
ケーブル本体の少なくとも１箇所以上の所定位置のシー
スを除去してあらかじめ設定された該光通信幹線ケーブ
ル本体の光心線あるいはテープ光心線と融着接続された
先端部にコネクターが取付けられたＦＯケーブルと、前
記光通信幹線ケーブル本体のシースが除去された部位の
両端部のシースの外周部に設けられた、一方から前記Ｆ
Ｏケーブルを通過させることができるホルダー、このホ
ルダーに両端部が支持されたコイルスプリングおよび少
なくともこのコイルスプリングと前記ホルダーの外周部
を覆う収縮チューブあるいは接着テープとからなる分岐
具とを備えることを特徴とする光通信幹線ケーブル。 - 【請求項２】 建物の上部から下部へ吊り下げ状態で使
用される複数個の光心線あるいはテープ光心線がシース
で覆われた光通信幹線ケーブル本体と、この光通信幹線
ケーブル本体の前記建物の各階に位置する部位のシース
を除去してあらかじめ設定された該光通信幹線ケーブル
本体の光心線あるいはテープ光心線と融着接続された先
端部にコネクターが取付けられた複数個のＦＯケーブル
と、前記光通信幹線ケーブル本体のシースが除去された
それぞれの部位の両端部のシースの外周部に設けられ
た、一方から前記ＦＯケーブルを通過させることができ
る複数個のホルダー、この複数個のホルダーに両端部が
支持された複数個のコイルスプリングおよびこのコイル
スプリングと前記ホルダーの外周部を覆う内壁面に接着
剤が付着された複数個の収縮チューブあるいは接着テー
プとからなる分岐具とを備えることを特徴とする光通信
幹線ケーブル。 - 【請求項３】 光通信幹線ケーブル本体の分岐のために
シースが除去された部位の両端部のシースの外周部に取
付けられる、少なくとも一方にＦＯケーブルの通過部を
有するホルダーと、このホルダーに両端部が支持される
コイルスプリングと、このコイルスプリングおよび前記
ホルダーの外周部を覆う収縮チューブあるいは接着テー
プとからなることを特徴とする光通信幹線ケーブル用分
岐具。 - 【請求項４】 光通信幹線ケーブル本体の分岐のために
シースが除去された部位の両端部のシースの外周部に２
分割あるいはヒンジ部材を介して開放可能に形成され
た、少なくとも一方にＦＯケーブルを通過させる溝状の
通過部を有するホルダーと、このホルダーに両端部が支
持されるコイルスプリングと、このコイルスプリングお
よび前記ホルダーの外周部を覆う内壁面に接着剤が付着
された収縮チューブあるいは接着テープとからなること
を特徴とする光通信幹線ケーブル用分岐具。
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|---|---|---|---|
| JP22732399A JP4100834B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 光通信幹線ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP2001051131A true JP2001051131A (ja) | 2001-02-23 |
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ID=16859018
Family Applications (1)
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| JP22732399A Expired - Fee Related JP4100834B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 光通信幹線ケーブルおよび光通信幹線ケーブル用分岐具 |
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