JP4136229B2 - 光通信ケーブルの配線方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はオフィスビル等の建物に光通信ケーブルを設置する光通信ケーブルの配線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オフィスビル等の建物には地下に設けた外部からの光通信幹線ケーブルに接続される構内光キャビネットPTに接続された光通信幹線ケーブルを所定の階に設置した構内光キャビネットPDに融着接続するとともに、該構内光キャビネットPDより、その階および上下の階に光ケーブルを用いて、それぞれの階に設置された回線接続装置に接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のオフィスビル等の建物への光通信ケーブル配線方法では光通信ケーブルと所定の階に設置した構内光キャビネットPDとを融着接続しなければならず、その作業が大変で、手数がかかるという欠点があった。
また、各階にはあらかじめ設定された通信回路しか配線されていないため、所定の階にだけ需要が集中した場合、その配線のし直し作業が大変で、コスト高になるという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、融着接続等の大変な作業は現場で行なわなくても、光通信ケーブルの配線を行なうことができるとともに、各階の需要が変化した場合、簡単な作業で上・下部の階で通信回線の融通を行なうことができる光通信ケーブルの配線方法および光通信幹線ケーブルを提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明かになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は建物の上部の階より各階の床面に形成された貫通孔を通過して下部階へ吊り下げ状態で配線される、各階に複数本のFOケーブルまたはターミネーションケーブルをコネクタでそれぞれ接続することができる光ファイバー心線に接続された分岐部が設けられた光通信幹線ケーブルを建物に設置する光通信幹線ケーブルの設置工程と、この光通信幹線ケーブルの設置工程後に貫通孔に貫通スリーブを上下階と連通するように挿入して、該貫通孔を耐火充填材で充填して、またはコンクリートで埋め戻して閉塞する貫通孔閉塞工程と、前記各階の分岐部のコネクタにそれぞれ接続されたFOケーブルまたはターミネーションケーブルのコネクタを各階に設置された光配線ボックスのコネクタに接続するFOケーブルまたはターミネーションケーブルの配線工程と、各階のFOケーブルを需要変動に応じて上部階あるいは下部階へ前記貫通スリーブを通して該階の光配線ボックスのコネクタに接続する需要度変動FOケーブルの配線工程とで光通信ケーブルの配線方法を構成している。
【0007】
また、本発明は建物の上部の階より各階の床面に形成された貫通孔を通過して下部階へ吊り下げ状態で配線される、1階おきに複数本のFOケーブルまたはターミネーションケーブルをコネクタでそれぞれ接続することができる光ファイバー心線に接続された分岐部が設けられた光通信幹線ケーブルを建物に設置する光通信幹線ケーブルの設置工程と、この光通信幹線ケーブルの設置工程後に貫通孔に貫通スリーブを上下階と連通するように挿入して、該貫通孔を耐火充填材で充填して、またはコンクリートで埋め戻して閉塞する貫通孔閉塞工程と、前記1階おきの分岐部のコネクタにそれぞれ接続されたFOケーブルまたはターミネーションケーブルのコネクタをその階に設置された光配線ボックスおよび前記貫通スリーブを通過させて上階または下階の光配線ボックスのコネクタに接続するFOケーブルまたはターミネーションケーブルの配線工程と、各階のFOケーブルを需要変動に応じて上部階または下部階へ前記貫通スリーブを通して該階の光配線ボックスのコネクタに接続する需要度変動FOケーブルの配線工程とで光通信ケーブルの配線方法を構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0009】
図1ないし図13に示す本発明の第1の実施の形態において、1はオフィスビル等の建物2の上部の階より各階の床面に形成された貫通孔3、3、3、3、3を通過して下部階へ吊り下げ状態で光通信幹線ケーブル4を設置する光通信幹線ケーブルの設置工程で、この光通信幹線ケーブルの設置工程1は前記光通信幹線ケーブル4の上端部を下部階、本発明の実施の形態では地下1階5より各階に形成された貫通孔3、3、3、3、3を通過させる吊り上げ作業を行ない、上端部を上部の階、本発明の実施の形態では5階6の天井部位に固定された取付け金具7に取付ける作業によって行なう。
【0010】
前記光通信幹線ケーブルの設置工程1で使用される光通信幹線ケーブル4は、図3に示すようにあらかじめ配線される現場に合うように設定されたものが工場で製造されたもので、上端部に図4に示すように前記取付け金具7に取付けられるケーブル吊り具8が取付けられ、下端部が前記地下1階5に設置された、外部からの光通信幹線ケーブル9が接続された構内光キャビネットPTに接続される図5に示すように光ファイバー心線、本発明の実施の形態では4心テープ光心線10を20個設けたテープスロット型光通信幹線ケーブル本体11と、この光通信幹線ケーブル本体11の各階に位置する部位にそれぞれ複数本、本発明の実施の形態では4本のFOケーブルやターミネーションケーブル、本発明の実施の形態ではFOケーブル12、12、12、12にMT、MU、SC等のコネクタ、本発明の実施の形態ではMTコネクタ13、13、13、13でそれぞれ接続することができるように前記4心テープ光心線10、10、10、10に接続された5個の分岐部14、14、14、14、14と、この5個の分岐部14、14、14、14、14のMTコネクタ13、13、13、13が取付けられた4心テープ光心線10、10、10、10をループ状に巻き付け支持する4心テープ光心線支持部15および該MTコネクタ13、13、13、13に接続されたFOケーブル12、12、12、12を外部へ突出するように該分岐部14、14、14、14、14を開閉可能に覆うことができる前記光通信幹線ケーブル本体11に取付けられた開閉蓋16を有する5個の分岐ケース体17、17、17、17、17とで構成されている。
【0011】
18は図6および図7に示すように、前記光通信幹線ケーブルの設置工程1後に各階の貫通孔3、3、3、3、3を閉塞する貫通孔閉塞工程で、この貫通孔閉塞工程18は各階の貫通孔3、3、3、3、3に2分割されたスラブポット19、19、19、19、19を設置するとともに、上下階と連通するように下端部にキャップ20、20が着脱可能に取付けられた貫通スリーブ21、21、21、21、21を挿入した後、スラブポット19、19、19、19、19内に耐火充填材22を充填して閉塞したり、コンクリートで埋め戻し等によって閉塞したり、各階の貫通孔3、3、3、3、3に配線用のパイプがすでに設置されている場合には該配線用のパイプをスラブポットの代わりに使用してもよい。
【0012】
23は前記各階の分岐部14、14、14、14、14の必要とする分のMTコネクタ13、13、13、13と、各階に設置された光配線ボックス24とを図8に示すFOケーブル12、12、12、12で接続するFOケーブルの配線工程で、このFOケーブルの配線工程23は図9および図10に示すようにFOケーブル12のMTコネクタ25が設けられた一端部を、前記分岐部14、14、14、14のMTコネクタ13に接続するとともに、他端部のSCコネクタ26、26、26、26を前記光配線ボックス24のSCコネクタ27、27、27、27にそれぞれ接続することにより行なう。
【0013】
28は図11に示すように、ある階の光通信回線が足りなくなった場合に行なう需要変動FOケーブルの配線工程で、この需要変動FOケーブルの配線工程28は光通信回線の足りなくなった階の上下部の階で使用されていないMTコネクタ13がある場合、使用されていない階と使用したい階とを連通する貫通スリーブ21のキャップ20、20を外し、接続するFOケーブル12Aを通過させ、使用されていないMTコネクタ13に接続するFOケーブル12AのMTコネクタ25を接続するとともに、接続するFOケーブル12AのSCコネクタ26、26、26、26を光配線ボックス24あるいは増設した光配線ボックス24のSCコネクタ27、27、27、27に接続して行なう。
【0014】
前記分岐ケース体17は図12および図13に示すように、前記光通信幹線ケーブル本体11を通過させることができる、ほぼ断面半円弧形状の固定分岐ケース体29と、この固定分岐ケース体29の下部寄りの内壁面に形成された前記分岐部14の前記光通信幹線ケーブル本体11に固定されたスベリ止め材30を支持する支持部31と、前記固定分岐ケース体29の下部内壁面に形成されたエポキシパテ32が充填されるエポキシパテ充填室33と、前記固定分岐ケース体29の開口部34を覆う複数本のビス35によって該固定分岐ケース体29に固定される支持板36と、この支持板36の上部寄りの部位に形成された貫通孔37を通過した4心テープ光心線10、10、10、10をループ状に巻き付け支持する4心テープ光心線支持部15と、前記支持板36に前面へ突出するように一体形成された複数本の補強支柱38、38、38、38と、前記支持板36の前面を覆う複数本のビス39で着脱可能に取付けられる開閉蓋16と、前記固定分岐ケース体29の上部前面を覆うように複数本のビス40で取付けられる上部カバー41とで構成されている。
【0015】
上記の光通信ケーブルの配線方法では、あらかじめ配線される現場に合うように設計された光通信幹線ケーブル4を工場で製造し、現場へ運んで光通信幹線ケーブルの設置工程1を行なった後、貫通孔閉塞工程18、現場でのワンタッチ接続が行なえるFOケーブルの配線工程23で行なえるので、配線作業が誰でもができ、簡単な操作で、短時間に行なうことができる。
【0016】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図14ないし図34に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0017】
図14ないし図16に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、各階の貫通孔3、3、3、3、3を2分割されたスラブポット19と耐火充填材22とで閉塞する貫通孔閉塞工程18Aを行なった点で、このような貫通孔閉塞工程18Aを行なって貫通孔3を閉塞した場合、確実に上下階を閉塞することができるが、需要変動時にはスラブポット19内の充填材22を除去して貫通スリーブ21を使用することにより、前記本発明の第1の実施の形態よりもわずかに手間がかかるが、それ以外は同様な作用効果が得られる。
【0018】
図17ないし図20に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、1階おきに分岐部14が設けられた光通信幹線ケーブル4Aを用いた光通信幹線ケーブルの設置工程1Aと、分岐部14が設けられた階および、その上部あるいは下部の階にFOケーブル12、12Aを配線するFOケーブル配線工程23Aとを行なった点で、このような光通信ケーブルの配線方法を行なうことにより、分岐部14の数が減少し、コストの低減を図ることができるとともに、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0019】
なお、前記本発明の各実施の形態では光通信幹線ケーブル4、4Aの光通信幹線ケーブル本体11として、4心テープ光心線10を20個用いた80心のものについて説明したが、本発明はこれに限らず、図21に示すように4心テープ光心線10を5個用いた20心、図22に示すように4心テープ光心線10を10個用いた40心、図23に示すように4心テープ光心線10を15個用いた60心、図24に示すように4心テープ光心線10を25個用いた100心、図25に示すように4心テープ光心線10を50個用いた200心あるいは必要な数の単心光ファイバー心線を用いた光通信幹線ケーブルを用いてもよい。
また、前記本発明の各実施の形態では4心FOケーブル12、12Aを用いるものについて説明したが、図26に示すような8心FOケーブル12Bを用いてもよい。
【0020】
図27ないし図30に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、光通信幹線ケーブルの設置工程1Aで使用される光通信幹線ケーブル4Aの各階の分岐部14、14、14、14、14に、2分割された内壁面に除去されたシース42の端部42aと係合する係合部43が形成され、内側端部にコイルスプリング受け部44が形成されるとともに、外周部に前記FOケーブル12を挿入させる溝状の通過部45が形成された一対のホルダー46、46と、この一対のホルダー46、46のコイルスプリング受け部44、44に両端部が支持されたコイルスプリング47と、このコイルスプリング47、前記一対のホルダー46、46および該一対のホルダー46、46近傍のシース42の外周部を覆う必要に応じて内壁面に接着剤48が付着された熱収縮チューブ49とで構成された分岐具50、50、50、50、50を用いた点で、このような分岐具50、50、50、50、50を用いた光通信幹線ケーブル4Bを用いて光通信幹線ケーブルの配線方法を行っても同様な作用効果が得られる。
【0021】
図31ないし図34に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、光通信幹線ケーブルの設置工程1Bで使用される光通信幹線ケーブル4Bの各階の分岐部14、14、14、14、14に、前記光通信幹線ケーブル本体11のシース42除去部に支持させることができる、前記接続光ケーブル51の融着接続部を収納する収納部52および前記接続光ケーブル51のMU型簡易フェルール53、53、53、53と前記FOケーブル12のMU型コネクター54と接続される接続具55とが設けられたベース板56と、このベース板56および該ベース板56取り付け部位の前記光通信幹線ケーブル本体11を覆うことができるベース板支持部57が形成された下端部が順次小径となる箱状のケース体58と、このケース体58の開口部58aを覆うように複数本のビス59で該ケース体58に取付けられる内部に前記ベース板56を位置させる、下端部が順次小径となるカバー体60とで構成された分岐具50A、50A、50A、50A、50Aを用いた点で、このような分岐具50A、50A、50A、50A、50Aを用いた光通信幹線ケーブル4Cを用いて光通信幹線ケーブルの配線方法を行っても同様な作用効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0023】
(1) 建物の上部の階より各階の床面に形成された貫通孔を通過して下部階へ吊り下げ状態で配線される、各階に複数本のFOケーブルまたはターミネーションケーブルをコネクタでそれぞれ接続することができる光ファイバー心線に接続された分岐部が設けられた光通信幹線ケーブルを建物に設置する光通信幹線ケーブルの設置工程と、この光通信幹線ケーブルの設置工程後に貫通孔に貫通スリーブを上下階と連通するように挿入して、該貫通孔を耐火充填材で充填して、またはコンクリートで埋め戻して閉塞する貫通孔閉塞工程と、前記各階の分岐部のコネクタにそれぞれ接続されたFOケーブルまたはターミネーションケーブルのコネクタを各階に設置された光配線ボックスのコネクタに接続するFOケーブルまたはターミネーションケーブルの配線工程と、各階のFOケーブルを需要変動に応じて上部階あるいは下部階へ前記貫通スリーブを通して該階の光配線ボックスのコネクタに接続する需要度変動FOケーブルの配線工程とからなるので、あらかじめ配線される現場に合うように設計された光通信幹線ケーブルを、工場で製造したものを用いるので、現場での作業が簡単な接続作業だけでできるようにすることができる。
したがって、配線作業が簡単で、短時間で行なうことができる。
【0024】
(2)前記(1)によって、光通信幹線ケーブルに形成する分岐部は工場で形成したものを使用するので、品質保証が確実にできる。
したがって、光通信ケーブルの、配線に対する信頼性の向上を図ることができる。
【0025】
(3)前記(1)によって、現場では簡単な光通信幹線ケーブル設置工程、貫通孔閉塞工程、FOケーブルの配線工程でよいので、特殊な光ケーブルの接続作業ができる技術者でなくても行なうことができ、コスト低減を図ることができる。
【0026】
(4)前記(1)によって、貫通孔閉塞工程で貫通スリーブを上下階と連通するように挿入して行なっているので、需要変動が生じた場合、使用していない階より貫通スリーブを通過させて、使用したい階にFOケーブルを配線することができる。
したがって、需要変動が生じた場合の配線が容易で楽に行なうことができる。
【0027】
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の工程図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の光通信幹線ケーブルの設置工程の説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の光通信幹線ケーブルの説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の光通信幹線ケーブルの取付け部の説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の光通信幹線ケーブル本体の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の貫通孔閉塞工程の要部詳細説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の貫通孔閉塞工程の全体説明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態のFOケーブルの説明図。
【図9】需要変動FOケーブルの配線工程の全体説明図。
【図10】FOケーブルの配線工程の要部詳細説明図。
【図11】需要変動FOケーブルの配線工程の説明図。
【図12】本発明の第1の実施の形態の分岐ケース体の開閉蓋を外した正面図。
【図13】本発明の第1の実施の形態の分岐ケース体の側面図。
【図14】本発明の第2の実施の形態の工程図。
【図15】本発明の第2の実施の形態の貫通孔閉塞工程の説明図。
【図16】需要変動FOケーブルの配線工程の説明図。
【図17】本発明の第3の実施の形態の工程図。
【図18】光通信幹線ケーブルの設置工程の説明図。
【図19】FOケーブルの配線工程の説明図。
【図20】需要変動FOケーブルの配線工程の説明図。
【図21】異なる光通信幹線ケーブル本体の説明図。
【図22】異なる光通信幹線ケーブル本体の説明図。
【図23】異なる光通信幹線ケーブル本体の説明図。
【図24】異なる光通信幹線ケーブル本体の説明図。
【図25】異なる光通信幹線ケーブル本体の説明図。
【図26】異なるFOケーブルの説明図。
【図27】本発明の第4の実施の形態の工程図。
【図28】本発明の第4の実施の形態の光通信幹線ケーブルの説明図。
【図29】本発明の第4の実施の形態の分岐具の取付け状態の説明図。
【図30】本発明の第4の実施の形態の分岐具の分解図。
【図31】本発明の第5の実施の形態の工程図。
【図32】本発明の第5の実施の形態の光通信幹線ケーブルの説明図。
【図33】本発明の第5の実施の形態の分岐具の取付け状態の説明図。
【図34】本発明の第5の実施の形態の分岐具の分解図。
【符号の説明】
1、1A、1B:光通信幹線ケーブルの設置工程、
2:オフィスビル等の建物、
3:貫通孔、 4、4A〜4C:光通信幹線ケーブル、
5:地下1階、 6:5階、
7:取付け金具、 8:ケーブル吊り具、
9:外部の光通信幹線ケーブル、
10:4心テープ光心線、11:光通信幹線ケーブル本体、
12、12A、12B:FOケーブル、
13:MTコネクタ、
14:分岐部、
15:4心テープ光心線支持部、
16:開閉蓋、 17:分岐ケース体、
18、18A:貫通孔閉塞工程、
19:スラブポット、
20:キャップ、
21:貫通スリーブ、
22:耐火充填材、
23:FOケーブルの配線工程、
24:光配線ボックス、 25:MTコネクタ、
26:SCコネクタ、
27:SCコネクタ、
28:需要変動FOケーブルの配線工程、
29:固定分岐ケース体、30:スベリ止め材、
31:支持部、 32:エポキシパテ、
33:エポキシパテ充填室、
34:開口部、 35:ビス、
36:支持板、 37:貫通孔、
38:補強支柱、 39:ビス、
40:ビス、 41:上部のカバー、
42:シース、 43:係合部、
44:コイルスプリング受け部、
45:通過部、 46:ホルダー
47:コイルスプリング、48:接着剤、
49:熱収縮チューブ、 50、50A:分岐具、
51:接続光ケーブル、 52:収納部、
53:MU型簡易フェルール、
54:MU型コネクター、55:接続具、
56:ベース板、 57:ベース板支持部、
58:ケース体、 59:ビス、
60:カバー体。
Claims (2)
- 建物の上部の階より各階の床面に形成された貫通孔を通過して下部階へ吊り下げ状態で配線される、各階に複数本のFOケーブルまたはターミネーションケーブルをコネクタでそれぞれ接続することができる光ファイバー心線に接続された分岐部が設けられた光通信幹線ケーブルを建物に設置する光通信幹線ケーブルの設置工程と、この光通信幹線ケーブルの設置工程後に貫通孔に貫通スリーブを上下階と連通するように挿入して、該貫通孔を耐火充填材で充填して、またはコンクリートで埋め戻して閉塞する貫通孔閉塞工程と、前記各階の分岐部のコネクタにそれぞれ接続されたFOケーブルまたはターミネーションケーブルのコネクタを各階に設置された光配線ボックスのコネクタに接続するFOケーブルまたはターミネーションケーブルの配線工程と、各階のFOケーブルを需要変動に応じて上部階あるいは下部階へ前記貫通スリーブを通して該階の光配線ボックスのコネクタに接続する需要度変動FOケーブルの配線工程とを含むことを特徴とする光通信ケーブルの配線方法。
- 建物の上部の階より各階の床面に形成された貫通孔を通過して下部階へ吊り下げ状態で配線される、1階おきに複数本のFOケーブルまたはターミネーションケーブルをコネクタでそれぞれ接続することができる光ファイバー心線に接続された分岐部が設けられた光通信幹線ケーブルを建物に設置する光通信幹線ケーブルの設置工程と、この光通信幹線ケーブルの設置工程後に貫通孔に貫通スリーブを上下階と連通するように挿入して、該貫通孔を耐火充填材で充填して、またはコンクリートで埋め戻して閉塞する貫通孔閉塞工程と、前記1階おきの分岐部のコネクタにそれぞれ接続されたFOケーブルまたはターミネーションケーブルのコネクタをその階に設置された光配線ボックスおよび前記貫通スリーブを通過させて上階または下階の光配線ボックスのコネクタに接続するFOケーブルまたはターミネーションケーブルの配線工程と、各階のFOケーブルを需要変動に応じて上部階または下部階へ前記貫通スリーブを通して該階の光配線ボックスのコネクタに接続する需要度変動FOケーブルの配線工程とを含むことを特徴とする光通信ケーブルの配線方法。
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