JPH0447682Y2 - - Google Patents

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JPH0447682Y2
JPH0447682Y2 JP1986095954U JP9595486U JPH0447682Y2 JP H0447682 Y2 JPH0447682 Y2 JP H0447682Y2 JP 1986095954 U JP1986095954 U JP 1986095954U JP 9595486 U JP9595486 U JP 9595486U JP H0447682 Y2 JPH0447682 Y2 JP H0447682Y2
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optical fiber
protective cover
fiber cable
tension member
connector
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光フアイバケーブルを布設する際に
その端末から芯出しされてコネクタが付けられた
光フアイバ心線を保護カバー内に収容させて、当
該保護カバーと共に光フアイバケーブルを牽引す
るように成された光フアイバケーブル用牽引具の
改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
光フアイバケーブルを布設する際には、他の光
フアイバケーブルや光接続機器等に対して迅速に
接続し得るように、予めケーブル端末部の外皮を
剥ぎ取つて各光フアイバ心線を所定長さ芯出しす
ると共に、これら各光フアイバ心線の先端にコネ
クタを付けておく方法がしばしば用いられてい
る。
このため、光フアイバケーブルを牽引して布設
作業を行う場合には、当該ケーブルの端末から芯
出しされたコネクタ付光フアイバ心線が損傷を受
けないように第4図に示す如き特殊な牽引具を使
用することとしている(実開昭60−51509号参
照)。
即ち、第4図は従来の光フアイバケーブル用牽
引具を示す斜視図であつて、光フアイバケーブル
41の端末41aから芯出しされてコネクタ42
が付けられた光フアイバ心線43とテンシヨンメ
ンバ44とを収容して端末41aに装着される保
護カバー45の先端に、テンシヨンメンバ44の
端部を係止する係止具46が取り付けられた構成
とされている。
しかして、光フアイバケーブル41の布設に際
し、係止具46の先端に設けた牽引金具47を持
つて保護カバー45を引つ張ると、当該保護カバ
ー45内の中心を通つて係止具46に係止された
テンシヨンメンバ44を介して光フアイバケーブ
ル41が牽引され、その際には保護カバー45内
の光フアイバ心線43とその先端に付けられたコ
ネクタ42が外部から損傷を受けることなく保護
されることとなる。
しかしながら、上記のようにテンシヨンメンバ
44を保護カバー45内の中心に通して当該保護
カバー45の先端に設けた係止具46に係止する
構成によれば、保護カバー45を引つ張つた時に
テンシヨンメンバ44が当該保護カバー45内の
中心に沿つて強い緊張力で張架されたこととなる
から、光フアイバ心線43に付けられたコネクタ
42を保護カバー45の中心に位置させて収容す
ることができず、第5図に示すとおり必然的に保
護カバー45の中心からその内壁側に偏移して、
当該内壁とテンシヨンメンバ44との間に介在す
るように収容される。
したがつて、保護カバー45の内径が光フアイ
バケーブル41よりも非常に大きくなつて、牽引
具全体が大型化するという欠点がある。
また、光フアイバケーブル41を牽引して引き
回す際に保護カバー45が屈曲されると、テンシ
ヨンメンバ44が保護カバー45の内壁側に偏心
し、コネクタ42や光フアイバ心線43が当該内
壁とテンシヨンメンバ44との間に挟まれて損傷
を受けるおそれがあつた。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、光フアイバケーブルの端末か
ら芯出しされてコネクタが付けられた光フアイバ
心線が収容される保護カバーの内径を従来よりも
大幅に小さくすることができると共に、光フアイ
バケーブルを布設する際に当該ケーブルを牽引す
る保護カバーが屈曲されても当該保護カバー内に
収容されたテンシヨンメンバによつて光フアイバ
心線及びコネクタが損傷を受けることのない光フ
アイバケーブル用牽引具を提供することを目的と
する。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために、本考案は、光フア
イバケーブルの端末から芯出しされたコネクタ付
の光フアイバ心線とテンシヨンメンバとを収容し
て前記端末に着脱自在に装着される筒形の保護カ
バーに、前記テンシヨンメンバを係止させて、そ
の保護カバーと共に光フアイバケーブルを牽引す
るように成された光フアイバケーブル用牽引具に
おいて、前記テンシヨンメンバを前記保護カバー
に係止するための係止具が、前記光フアイバ心線
に取り付けられたコネクタの位置よりも前記端末
側で前記テンシヨンメンバのみに対して着脱自在
に固定されると共に、その状態で前記保護カバー
内に収容されて当該保護カバーに対して着脱自在
に固定されるように成されていることを特徴とす
る。
〔考案の作用〕
本考案によれば、光フアイバケーブルから芯出
しされて保護カバー内に収容されたテンシヨンメ
ンバが、同じく保護カバー内に収容された光フア
イバ心線に取り付けられたコネクタの位置よりも
光フアイバケーブルの端末側で保護カバーに係止
されているから、保護カバー内のコネクタを収容
する部分には従来のようにテンシヨンメンバが張
架されることがない。したがつて、コネクタを保
護カバー内の中心に位置して収容することができ
るから、保護カバーの内径を従来よりも大幅に小
さくすることができる。
また、このようにコネクタを収容する部分にテ
ンシヨンメンバが張架されていないから、光フア
イバケーブルを牽引して布設する際に保護カバー
を屈曲させても、光フアイバ心線やコネクタがテ
ンシヨンメンバと保護カバーの内壁に挟まれて損
傷を受けることがない。さらに、本考案の牽引具
は、テンシヨンメンバを保護カバーに係止するた
めの係止具が、テンシヨンメンバと保護カバーの
双方に対して着脱自在に固定されるようになつて
いるので、何度でも繰り返して使用することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す具体的に実施例に基
づいて説明する。
第1図は本考案による光フアイバケーブル用牽
引具の一例を示す斜視図、第2図はそのA−A断
面図である。
図中、1は、光フアイバケーブル2の端末2a
から芯出しされたコネクタ付の光フアイバ心線3
A及び3Bとテンシヨンメンバ4とを収容する筒
形の保護カバーであつて、光フアイバケーブル2
を牽引する際の引張力に耐え得る抗張力を有し且
つケーブルの布設作業に適した可撓性を有するス
テンレス製などの可撓管から成り、その内径が各
光フアイバ心線3A及び3Bの先端に取り付けら
れたコネクタ5の外径よりも僅かに大きい程度に
選定されている。
光フアイバ心線3A,3Bと同様に光フアイバ
ケーブル2の端末2aから芯出しされて保護カバ
ー1内に収容されたテンシヨンメンバ4は、光フ
アイバ心線3A及び3Bに取り付けられた各コネ
クタ5及び5の位置よりもケーブル端末2a側で
係止具6により保護カバー1に係止されている。
係止具6は、第3図に示すように、両端にテン
シヨンメンバ4を挿通保持する摺り割7及び7が
形成された本体8と、摺り割7及び7間に嵌合さ
れてネジ止めされる押さえ板9とから成り、テン
シヨンメンバ4を本体8と押さえ板9の間に挟持
するように成されている。
なお、10は保護カバー1の先端にネジ止めさ
れた牽引金具であつて、当該牽引金具10を持つ
て引つ張ると、光フアイバケーブル2が保護カバ
ー1に係止されたテンシヨンメンバ4を介して牽
引されるように成されている。
以上が、本考案の一例構成であり、次にその作
用について説明する。
まず、光フアイバケーブル2の端末2aから光
フアイバ心線3A及び3Bとテンシヨンメンバ4
を芯出し、光フアイバ心線3A及び3Bの先端に
夫々コネクタ5を取り付ける共に、テンシヨンメ
ンバ4を光フアイバ心線3A,3Bの長さよりも
大幅に短く切断して、その切断端部を係止具6の
本体8と押さえ板9間に挟持させる。
この状態で、まず光フアイバ心線3Aを保護カ
バー1の後端から当該保護カバー1内に挿通して
収容させ、次いで光フアイバ心線3Bを保護カバ
ー1内に挿通させて行く。これにより、保護カバ
ー1内には光フアイバ心線3Aに取り付けられた
コネクタ5と光フアイバ心線3Bに取り付けられ
たコネクタ5とが互いに相前後して収容される。
そして最後に、テンシヨンメンバ4を挟持した
係止具6を保護カバー1内に挿入して収容すると
共に、当該保護カバー1を光フアイバケーブル2
の端末2aに外嵌させ、保護カバー1の周面に穿
設された透孔(図示せず)と、当該透孔に対応し
て係止具6に形成されたネジ穴6aとを位置合わ
せし、係止具6を保護カバー1にネジ止めして固
定する。これにより、保護カバー1が光フアイバ
ケーブル2の端末2aに装着されると同時に、テ
ンシヨンメンバ4が各コネクタ5,5の位置より
も光フアイバケーブル2の端末2a側で保護カバ
ー1に係止される。なお、保護カバー1内への水
や埃の侵入を防止する場合には、保護カバー1と
光フアイバケーブル2の嵌合部に、その外側から
ビニルテープ等(図示せず)を巻き付けてシール
すればよい。
以上のように、本考案によれば、各光フアイバ
心線3A,3Bに取り付けられたコネクタ5を保
護カバー1内の中心に配して収容し得るから、保
護カバー1を従来よりも大幅に細くして牽引具全
体を小型化することができる。したがつて、光フ
アイバケーブル2の布設に際して、小さな空間や
配管内でも牽引具と共に比較的容易に挿通させて
配線することができるから、布設作業の能率が著
しく向上される。
また、牽引金具10を引つ張つて光フアイバケ
ーブル2を牽引しながら布設する際に、保護カバ
ー1が屈曲されても、光フアイバ心線3A,3B
及び該心線に取り付けられた各コネクタ5がテン
シヨンメンバ4と保護カバー1の内壁との間に挟
まれて損傷を受けることもない。
さらに、本考案による光フアイバケーブルの牽
引具は係止具6がテンシヨンメンバ4に着脱可能
に固定され、保護カバー1を係止具6にネジ止め
するようになされているので、光フアイバケーブ
ル2の布設後は該牽引具を容易に取り外すことが
でき、またその後は回収して何度でも使用するこ
とができる。
なお、保護カバー1としては、上記の如きステ
ンレス製の可撓管に限らず、任意の材質のものを
適用することができる。
また、係止具6はテンシヨンメンバ4を保護カ
バー1に係止し得る構成であればよく、その形状
及び構造は任意である。
さらに、コネクタ5,5が相前後して収容され
ることにより保護カバー1内で光フアイバ心線が
屈曲される場合は、当初より光フアイバ心線3B
の長さを光フアイバ心線3Aより所定長さ短く形
成すればよい。
さらにまた、本実施例では二心の光フアイバケ
ーブルを使用した場合について説明したが、本考
案はこれに限らず、任意の多心光フアイバケーブ
ルについて適用することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案による光フアイバケ
ーブル用牽引具は、光フアイバケーブルの端末か
ら芯出しされたコネクタ付の光フアイバ心線を収
容する保護カバーの内径を従来よりも大幅に小さ
くすることができると共に、光フアイバケーブル
を布設する際に当該ケーブルを牽引する保護カバ
ーが屈曲されても当該保護カバー内に収容された
テンシヨンメンバによつて光フアイバ心線及びコ
ネクタが損傷を受けることがないという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による光フアイバケーブル用牽
引具の一例を示す斜視図、第2図はそのA−A断
面図、第3図はその要部を示す分解斜視図、第4
図は従来の牽引具を示す斜視図、第5図はそのB
−B断面図である。 符号の説明、1……保護カバー、2……光フア
イバケーブル、2a……端末、3A,3B……光
フアイバ心線、4……テンシヨンメンバ、5……
コネクタ、6……係止具、10……牽引金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 光フアイバケーブル2の端末2aから芯
    出しされたコネクタ付の光フアイバ心線3A,
    3Bとテンシヨンメンバ4とを収容して前記端
    末2aに着脱自在に装着される筒形の保護カバ
    ー1に、前記テンシヨンメンバ4を係止させ
    て、その保護カバー1と共に光フアイバケーブ
    ル2を牽引するように成された光フアイバケー
    ブル用牽引具において、前記テンシヨンメンバ
    4を前記保護カバー1に係止するための係止具
    6が、前記光フアイバ心線3A,3Bに取り付
    けられたコネクタ5,5の位置よりも前記端末
    2a側で前記テンシヨンメンバ4のみに対して
    着脱自在に固定されると共に、その状態で前記
    保護カバー1内に収容されて当該保護カバー1
    に対して着脱自在に固定されるように成されて
    いることを特徴とする光フアイバケーブル用牽
    引具。 〔2〕 前記保護カバー1が、ステンレス製の可
    撓管で形成されている前記実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の光フアイバケーブル用牽引
    具。
JP1986095954U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0447682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986095954U JPH0447682Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP1986095954U JPH0447682Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Publication Number Publication Date
JPS632905U JPS632905U (ja) 1988-01-09
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JP1986095954U Expired JPH0447682Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077141B2 (ja) * 1987-03-21 1995-01-30 株式会社東芝 光フアイバケ−ブルの布設用具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255649A (en) * 1975-10-31 1977-05-07 Showa Electric Wire & Cable Co Optical fiber cable

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5255649A (en) * 1975-10-31 1977-05-07 Showa Electric Wire & Cable Co Optical fiber cable

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JPS632905U (ja) 1988-01-09

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