JPH02221906A

JPH02221906A - 光・電気変換部付き信号伝送ケーブル

Info

Publication number: JPH02221906A
Application number: JP1043657A
Authority: JP
Inventors: Masahito Shiino; 雅人椎野; Michiyasu Kamiko; 通康神子; Etsuo Tanabe; 悦男田辺
Original assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Current assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Priority date: 1989-02-23
Filing date: 1989-02-23
Publication date: 1990-09-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、光ケーブルの端部に光信号と電気信号との変
換を行う光・電気変換部が設けられている光・電気変換
部付き信号伝送ケーブルの改良に関するものである。

［従来技術］光ケーブルは、ノイズが侵入しないので、メ、タルケー
ブルの代りに信号伝送手段として採用されつつある。こ
の場合、電気機器に接続するためには、光ケーブルの端
部で光信号と電気信号との変換を行う必要がある。この
ような用途の光・電気変換部付き信号伝送ケーブルとし
て、光ケーブルの端部に光信号と電気信号の変換を行う
光・電気変換部が設けられた構造のものが提案されてい
る。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記のような光・電気変換部付き信号伝
送ケーブルでは、電気機器に接続するとき、先に接続さ
れている光・電気変換部付き信号伝送ケーブルの光・電
気変換部が邪魔をして、後から接続する光・電気変換部
付き信号伝送ケーブルの接続作業が行いにくい問題点が
あった。

本発明の目的は、電気機器に容易に接続できる光・電気
変換部付き信号伝送ケーブルを提供することにある。

［課題を解決するための手段］上記の目的を達成する本発明の詳細な説明すると、本発
明は光ケーブルの端部に光信号と電気信号との変換を行
う光・電気変換部が接続されている光−・電気変換部付
き信号伝送ケーブルにおいて、前記光・電気変換部には
メタル継ぎケーブルを介してメタルコネクタが接続され
ていることを特徴とする。

［作用］このような構造にすると、メタル継ぎケーブルが可撓性
があるので、電気機器に予め接続されている隣の光・電
気変換部付き信号伝送ケーブルの光・電気変換部を避け
て、後から接続しようとする光・電気変換部付き信号伝
送ケーブルのメタルコネクタを容易に該電気機器に接続
できる。

［実施例］以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図乃至第７図に示すように本実施例の光・電気変換
部付き信号伝送ケーブルでは、光ケーブル１の端部に光
信号と電気信号との変換を行う光・電気変換部２が設け
られている。

光ケーブル１は、ＦＲＰの如きテンションメンバ３の外
周に樹脂製のスペーサ４が設けられ、該スペーサ４の外
周の長手方向に設けられた溝５には光フアイバ心線６が
収納され、該スペーサ４の他の溝７にはＦＲＰの如き他
のテンションメンバ８が収納され、該スペーサ４の外周
には押え巻き９、テンションメンバ編組１０を介してウ
レタン樹脂製のケーブルシース１１が設けられた構造に
なっている。

光・電気変換部・２は、縦長のアルミ製の筐体１２を有
し、該筐体１２は上面が開口された筒本体１２Ａとその
上部をパツキン１３を介して水密に閉塞する筺蓋体１２
Ｂとで構成されている。筐蓋体１２Ｂは、筒本体１２Ａ
に設けられたネジ孔１４に該筐蓋体１２Ｂを貫通するネ
ジ（図示せず）を螺合することにより固定されるように
なっている。筐体１２内には、光・電気変換部本体１５
がゴム弾性内装体１６を介して収納固定されている。

ゴム弾性内装体１６は、内装本体１６Ａと内装蓋体１６
Ｂとで構成されている。内装本体１６Ａは、本体１２Ａ
の凹部１２Ａ１に圧入固定されている。内装蓋体１６Ｂ
は、筺蓋体１２Ｂの凹部１２Ｂｌに圧入固定されている
。内装本体１６Ａと内装蓋体１６Ｂとの長さ方向の両端
の内面には、溝１６Ａ１．１６Ａ２゜１６８１、１６Ｂ
２が相対向して設けられている。対向する溝１６＾１．
１６Ｂ１のところを通ってスペーサ４が、内装本体１６
Ａと内装蓋体１６Ｂとの間に導入されている。内装本体
１６Ａの中には、光・電気変換部本体１５を筐体１２に
固定するための固定凹部１７が設けられ、この固定凹部
１７内に光・電気変換部本体１５を圧入することにより
光・電気変換部本体１５はビス等を用いずに位置決め固
定されている。内装蓋体１６Ｂの下面にも固定凹部１８
が設けられ、該固定凹部１８に光・電気変換部本体１５
を圧入して該内装蓋体１６Ｂは内装本体１６Ａの上に被
せられている。内装本体１６Ａの底部には、十字型の窓
１９が設けられ、該窓１９の位置でケーブル引留め具２
０がビス２１で筒本体１２Ａに固定されている。筒本体
１２Ａの両端にはケーブル引込み孔２２．２３が設けら
れている。ケーブル引込み孔２２を通して光ケーブル１
が筒本体１２Ａ内に引込まれている。筒本体１２Ａ内で
段剥ぎされて露出されたスペーサ４の外周には鍔付きス
リーブ状のテンションメンバクランプ２４が挿入され、
該テンションメンバクランプ２４の外周にはテンション
メンバ編組１０の先端が被せられ、その外周にはテンシ
ョンメンバリング２５が被せられ、該テンションメンバ
リング２５を圧縮することによりテンションメンバ編組
１０がテンションメンバクランプ２４に引き留められて
いる。このようにテンションメンバ編組１０を引き留め
たテンションメンバクランプ２４は。、引き戻されてケ
ーブル引込み孔２２に挿入され、該テンションメンバク
ランプ２４の鍔部２４Ａにより抜は留めされている。か
かる状態でケーブル引込み孔２２内のケーブルシース１
１の外周には樹脂注入孔２６から樹脂２７が注入され、
このとき反対側の空気抜き孔２８がら空気が抜かれ、該
空気抜き孔２８側へ樹脂２７が現れた段階で、空気抜き
孔２８はネジ２９で閉塞され、更に樹脂注入孔２６から
樹脂２７を注入することでケーブル引込み孔２２のケー
ブルクランプ２４側にも樹脂２７を充填し、しかる後樹
脂注入孔２６はネジ３０で閉塞されるようになっている
。光ケーブル１と筐体１２とに跨がって、ゴムブーツ３
１が取付けられている。

筐体１２内でスペーサ４がケーブル引留め具２０により
該筐体１２に引留められている。スペーサ４の溝５から
引出された１対の光フアイバ心線６の先端にはフェルー
ル３２がそれぞれ取付けられ、該フェルール３２は光・
電気変換部本体１５のコネクタ３３に挿入され、ナツト
３４で締付けられて、光フアイバ心線６は光・電気変換
部本体１５に接続されている。この光・電気変換部本体
１５内には、図示しないが光信号を電気信号に変換する
光・電気変換素子と、電気信号を光信号に変換する電気
・光変換素子とが内蔵され、一方の光フアイバ心線６は
光・電気変換素子に接続され、他方の光フアイバ心線６
は電気・光変換素子に接続されて双方向の変換が行われ
るようになっている。

光・電気変換部本体１５のコネクタ３３側とは反対側の
端部には、光・電気変換素子と電気・光変換素子とのプ
リント端子板３５が取付けられている。

該プリント端子板３５が設けられた側で、筒本体１２Ａ
内にはケーブルが引込み孔２３を通してメタル継ぎケー
ブル３８が引込まれている。該メタル継ぎケーブル３８
内の１対のメタル心線３９の一端は、プリント端子板３
５に接続されている。

ケーブル引込み孔２３内のメタル継ぎケーブル３・８の
外周には前述したと同様にして樹脂２７が注入されてい
る。メタル継ぎケーブル３８と筐体１２とに跨って、ゴ
ムブーツ３１が取付けられている。

メタル継ぎケーブル３８の先端には、メタルコネクタ４
０が接続されている。メタルコネクタ４０は、コネクタ
ハウジング４１を有し、該コネクタハウジング４１の後
端側内面にはゴムブーツ４２が取付けられ、該ゴムブー
ツ４２はコネクタハウジング４１の後端から外部に導出
されている。

コネクタハウジング４１の前部内には、絶縁座４３が設
けられ、該絶縁座４３には１対のピン４４が水密に貫通
支持されている。図示しないが、絶縁座４３にはアース
用ピンが貫通支持され、該アース用ピンはメタル継ぎケ
ーブル３８内の図示しないメタルリード線を介してビス
３７で筒本体１２Ａに接続され、これによりメタルコネ
クタ４０で接続される電気機器のアースがとられるよう
になっている。ゴムブーツ４２を通ってコネクタハウジ
ング４１内には、メタル継ぎケーブル３８が導入され、
その先端から導出されたメタル心線３９はピン４４に接
続されている。コネクタハウジング４１の外周には、他
のコネクタとの連結用袋ナツト４５が回転自在に抜は止
め支持されている。

コムブーツ４２の端部とメタル継ぎケーブル３８とに跨
って熱収縮チューブ４５が取付けられている。

このような光・電気変換部付き信号伝送ケーブルは、光
・電気変換部２側が万−落されても、ゴム弾性内装体１
６が衝撃力を吸収して光・電気変換部本体１５を保護す
る。また、電気機器に接続するに際しては、光・電気変
換部２にメタル継ぎケーブル３８を介して接続されてい
るメタルコネクタ４５により容易に接続を行うことがで
きる。

即ち、可撓性のあるメタル継ぎケーブル３８の存在によ
り、隣に先に接続されている光・電気変換部付き信号伝
送ケーブルの光・電気変換部２を、後から電気機器に接
続しようとする光・電気変換部付き信号伝送ケーブルの
メタル継ぎケーブル３８が避けてその先端のメタルコネ
クタ４５で電気機器に容易に接続できる。このメタル継
ぎケーブル３８は、接続の障害にならない範囲で、ノイ
ズの侵入を防ぐためなるべく短くする必要がある。

［発明の効果］以上説明したように、本発明に係る光・電気変換部付き
信号伝送ケーブルは、光・電気変換部にメタル継ぎケー
ブルを介してメタルコネクタが接続されているので、予
め電気機器に接続されている隣の光・電気変換部付き信
号伝送ケーブルの光・電気変換部を避けて、後から電気
機器に接続しようとする光・電気変換部付き信号伝送ケ
ーブルのメタルコネクタを容易に該電気機器に接続でき
、接続の作業性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明に係る光・電気変換部付き信
号伝送ケーブルの一実施例を示す縦断面図及び蓋を除去
した状態の平面図、第３図は本実施例で用いている光ケ
ーブルの横断面図、第４図（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）は
本実施例で用いているゴム弾性内装体における内装本体
の平面図、左側面図、右側面図、正面図、第５図（Ａ）
（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）は本実施例で用いているゴム弾性内
装体における内装蓋体の底面図、左側面図、右側面図、
正面図、第６図は本実施例における光・電気変換部に対
する光ケーブルの導入部分の縦断面図、第７図は本実施
例における光ケーブルの引き留め手段の縦断面図である
。１・・・光ケーブル、２・・・光・電気変換部、３・・
・テンションメンバ、４・・・スペーサ、５・・・溝、
６・・・光フアイバ心線、１１・・・ケーブルシース、
１２・・・筐体、１２Ａ・・・筒本体、１２Ｂ・・・筒
蓋体、１５・・・光・電気変換部本体、１６・・・ゴム
弾性内装体、１６Ａ・・・内装本体、１６Ｂ・・・内装
蓋体、１７．１８・・・固定凹部、２４・・・テンショ
ンメンバクランプ、２５・・・テンションメンバリング
、３３・・・コネクタ、３５・・・プリント端子板、３
８・・・メタル継ぎケーブル、３９・・・メタル心線、
４０・・・メタルコネクタ、４１・・・コネクタハウジ
ング、４３・・・絶縁座、４４・・・ピン。

Claims

【特許請求の範囲】

光ケーブルの端部に光信号と電気信号との変換を行う光
・電気変換部が接続されている光・電気変換部付き信号
伝送ケーブルにおいて、前記光・電気変換部にはメタル
継ぎケーブルを介してメタルコネクタが接続されている
ことを特徴とする光・電気変換部付き信号伝送ケーブル
。