JP2968602B2 - 光海底ケーブル終端器 - Google Patents

光海底ケーブル終端器

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JP2968602B2
JP2968602B2 JP3058431A JP5843191A JP2968602B2 JP 2968602 B2 JP2968602 B2 JP 2968602B2 JP 3058431 A JP3058431 A JP 3058431A JP 5843191 A JP5843191 A JP 5843191A JP 2968602 B2 JP2968602 B2 JP 2968602B2
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満 堀尾
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NIPPON TAIYO KAITEI DENSEN KK
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は光海底ケーブル終端器に関し、特
に光ファイバケーブルの終端器に関する。
【0002】
【従来技術】従来、光海底ケーブル終端器においては、
第6図に示すように、耐圧筐体60と、高張力線引留部
61と、絶縁体62と、外部筐体63と、アイドルケー
ブル固定部64と、保護ブーツ65と、光ファイバ収容
ボビン66とから構成されている。ここで、アイドルケ
ーブル固定部64は通常端末アイと呼ばれている。ま
た、光ファイバ収容ボビン66にはスプライス点23で
ループ接続された光海底ケーブル2内の光ファイバ22
が巻き付けられている。
【0003】上記の光海底ケーブル終端器6を用いて光
海底ケーブル2の敷設作業を行う場合、第7図に示すよ
うに、アイドルケーブル4をアイドルケーブル固定部6
4に取付ける。このアイドルケーブル4を介してアイド
ルケーブル固定部64を作業船などで引張ることによっ
て、光海底ケーブル終端器6に取付けられた光海底ケー
ブル2を所定位置に移動する。その後に、アイドルケー
ブル4に浮標5が取付けられ、光海底ケーブル2および
光海底ケーブル終端器6が海底に置かれる。光海底ケー
ブル2の保守作業を行う場合には、アイドルケーブル4
および浮標5によって光海底ケーブル2および光海底ケ
ーブル終端器6が作業船に回収される。
【0004】このような従来の光海底ケーブル終端器6
では、光海底ケーブル2の敷設作業や保守作業を行うと
きに、アイドルケーブル4を介して強い引張り力がかか
るため、高張力線引留部61の引留構造に高度の技術が
要求され、その構造が複雑になるので、小型化および低
価格化が困難であった。
【0005】また、光ファイバ22の光海底ケーブル終
端器6内への収容においては、保守のために光ファイバ
22をループ接続して収容することが要求される。この
ループ接続を行う場合、光ファイバ22の曲げを最小曲
げの範囲に保って光ファイバ22内を伝送される光のロ
スを最小限としなければならない。そこで、スプライス
点23でループ接続された光ファイバ22を光ファイバ
収容ボビン66に巻き付け、光海底ケーブル終端器6内
に収容している。そのため、光ファイバ22の収容部の
空間を効率的に使用することができず、構成部品数が多
くなるとともに、ファイバ接続や絶縁体モールドなどの
組立て作業に長時間を要し、かつ組立て作業に熟練を要
する。したがって、光海底ケーブル終端器6が高価格と
なる。
【0006】尚、光海底ケーブル終端器6にはシステム
保守のために光海底ケーブル2の給電導体を海水に接地
することが要求される。従来の光海底ケーブル終端器6
では外部筐体63を介して接地する構成となっているた
め、たとえば端局の給電極性に対して光海底ケーブル終
端器6側が負極となる場合、外部筐体63が電蝕によっ
て溶解する恐れがある。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、光海底ケーブルの収容
作業を容易にすることができ、収容ファイバ数を増加す
ることができるとともに、構成部品の簡略化を図り、組
立て時間を短縮することができる光海底ケーブル終端器
の提供を目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、電蝕に対する
長期安定性を有する光海底ケーブル終端器を提供するこ
とである。
【0009】
【発明の構成】本発明による光海底ケーブル終端器は、
海水に対して防水されかつ光海底ケーブルの収納部を密
封する耐圧筐体と、表面及び裏面の少なくとも一方に前
記光海底ケーブルを収納固定しかつ前記収納部を分割す
るファイバ収納プレートと、前記耐圧筐体外に設けられ
かつ前記耐圧筐体に引張り力を加えることなく前記光海
底ケーブルを引張るための部材とを有することを特徴と
する。
【0010】本発明による他の光海底ケーブル終端器
は、上記の構成のほかに、前記耐圧筐体外部に取付けら
かつ防食電流を得るための流電陽極部材と、前記耐圧
筐体の外周において前記流電陽極部材を取付けた部分以
外の部分を被覆する絶縁部材とを含むことを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1および図2は本発明の一実施例の断面
図である。図1は本発明の一実施例を上から見た断面を
示し、図2は本発明の一実施例を横から見た断面図を示
している。これらの図において、光海底ケーブル2の高
張力線21は光海底ケーブル終端器1の金属ホルダ10
にテーパピン11によって引留められて固定される。ス
トッパ12はネジ19で金属ホルダ10に固定されるこ
とによってテーパピン11を押えると同時に、光海底ケ
ーブル2の光ファイバ22を収容するためのファイバ収
容プレート13を固定する。耐圧筐体14は金属ホルダ
10にねじ込むことによって光ファイバ22の収容部を
密封する構造となっている。光海底ケーブル2と金属ホ
ルダ10との接合部および耐圧筐体14と金属ホルダ1
0との接合部はOリング15a,15bおよび水密シー
ル16によって海水に対して防水されている。
【0013】光海底ケーブル2の光ファイバ22はファ
イバ収容プレート13に設けられた穴13aを通って、
ファイバ収容プレート13の表面および裏面に収容され
るようになっている。ここで、光ファイバ22上のスプ
ライス点23は保守時のファイバループ接続を示してい
る。尚、ファイバ収容プレート13上の光ファイバ22
はテープなどによって固定される。
【0014】これにより、光ファイバ22が板状のファ
イバ収容プレート13上に固定されるので、光ファイバ
22の収容作業を容易に行うことができる。また、ファ
イバ収容プレート13の表面および裏面に光ファイバ2
2を収容することができるので、光ファイバ22の収容
数を増加させることができる。さらに、光ファイバ22
の収容部の構成部品を簡略化することができるので、組
立て時間を短縮することができる。尚、ファイバ収容プ
レート13によって耐圧筐体14内の空間を三つに以上
分割することも可能である。
【0015】図3は本発明の一実施例の工事上の取扱い
方法の一例を示す図である。図において、光海底ケーブ
ル2にはプリフォームドストッパ3が取付けられ、この
プリフォームドストッパ3にアイドルケーブル4が接続
される。光海底ケーブル2の敷設および回収を行う場
合、作業船などでアイドルケーブル4を引張ることによ
って、光海底ケーブル2がプリフォームドストッパ3を
介して移動し、また作業船などに回収される。
【0016】このとき、光海底ケーブル2がプリフォー
ムドストッパ3を介して引張られるため、光海底ケーブ
ル終端器1には引張り力がかかることはない。よって、
光海底ケーブル2の高張力線21を引留める部分の構造
や耐圧筐体14の構造を簡略化することができる。ま
た、これら構造の簡略化によって、容易に組立て作業を
行うことができ、組立て時間を短縮することができる。
尚、プリフォームドストッパ3以外の方法でも、光海底
ケーブル終端器1に引張り力を加えることなく、光海底
ケーブル2を引張ることが可能である。
【0017】図4は本発明の他の実施例の断面図であ
る。図において、本発明の他の実施例は光海底ケーブル
終端器1のファイバ収容プレート13上に光コネクタ用
アダプタ18を取付け、光海底ケーブル2の光ファイバ
22の先端部に光コネクタ24を取付けた以外は図1お
よび図2に示す本発明の一実施例と同様の構成となって
おり、同一構成要素には同一符号を付してある。
【0018】光コネクタ24および光コネクタ用アダプ
タ18は光海底ケーブル2の保守時のループ接続または
試験用に用いられる。すなわち、光海底ケーブル2のル
ープ接続を行う場合、ファイバ収容プレート13上に取
付けられた光コネクタ用アダプタ18を介して光ファイ
バ22の先端部の光コネクタ24同士を接続する。これ
により、光海底ケーブル終端器1の組立て作業や解体作
業、および光海底ケーブル2の試験を容易に行うことが
可能となる。
【0019】図5は本発明の別の実施例の断面図であ
る。図において、本発明の別の実施例は光海底ケーブル
終端器1の耐圧筐体14の外周底部に流電陽極19を取
付けた以外は図1および図2に示す本発明の一実施例と
同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を
付してある。
【0020】流電陽極19は耐圧筐体14および金属ホ
ルダ10を介して光海底ケーブル2の給電線と短絡され
ている。また、光海底ケーブル終端器1においては流電
陽極19以外の金属が海水と接しないようにするため
に、流電陽極19の部分を除いて耐圧筐体14をチュー
ブ状の絶縁層20で覆ってある。これにより、光海底ケ
ーブル終端器1は流電陽極19を介して光海底ケーブル
2の給電導体を海水に接地することができる。よって、
電蝕による溶解を防止することができ、電蝕に対する長
期安定性を確保することができる。
【0021】このように、耐圧筐体14内の空間をファ
イバ収容プレート13で分割し、このファイバ収容プレ
ート13上に光海底ケーブル2の光ファイバ22を固定
するようにすることによって、光海底ケーブル2の収容
作業を容易に行うことができる。また、ファイバ収容プ
レート13の表面および裏面に光ファイバ22を収容す
ることができるので、光ファイバ22の収容数を増加さ
せることができる。さらに、光ファイバ22の収容部の
構成部品を簡略化することができるので、組立て時間を
短縮することができる。
【0022】一方、耐圧筐体14の外周底部に流電陽極
19を取付け、耐圧筐体14の他の部分を絶縁層20で
被覆するようにすることによって、電蝕に対する長期安
定性を確保することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光海底ケー
ブル終端器によれば、光海底ケーブルを収納する耐水圧
性の筐体内の空間を仕切り板で分割し、この仕切り板に
光海底ケーブルを固定するようにすることによって、光
海底ケーブルの収容作業を容易にすることができ、収容
ファイバ数を増加させることができるとともに、構成部
品の簡略化を図り、組立て時間を短縮することができる
という効果がある。
【0024】また、本発明の他の光海底ケーブル終端器
によれば、光海底ケーブルを収納する耐水圧性の筐体外
部に流電陽極部材を取付け、この筐体の外周において流
電陽極部材を取付けた部分以外の部分を絶縁部材で被覆
するようにすることによって、電蝕に対する長期安定性
を確保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の断面図である。
【図3】本発明の一実施例の工事上の取扱い方法の一例
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の断面図である。
【図5】本発明の別の実施例の断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【図7】従来例の工事上の取扱い方法を示す図である。
【符号の説明】
1 光海底ケーブル終端器 2 光海底ケーブル 3 プリフォームドストッパ 4 アイドルケーブル 10 金属ホルダ 11 テーパピン 12 ストッパ 13 ファイバ収容プレート 14 耐圧筐体 15a,15b Oリング 16 水密シール 18 光コネクタ用アダプタ 19 流電陽極 20 絶縁層 22 光ファイバ 24 光コネクタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−104850(JP,A) 特開 昭57−19705(JP,A) 特開 昭57−142602(JP,A) 特開 昭58−43412(JP,A) 特開 昭60−68302(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/46 G02B 6/24 H02G 15/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水に対して防水されかつ光海底ケーブ
    ルの収納部を密封する耐圧筐体と、表面及び裏面の少な
    くとも一方に前記光海底ケーブルを収納固定しかつ前記
    収納部を分割するファイバ収納プレートと、前記耐圧筐
    体外に設けられかつ前記耐圧筐体に引張り力を加えるこ
    となく前記光海底ケーブルを引張るための部材とを有す
    ことを特徴とする光海底ケーブル終端器。
  2. 【請求項2】 前記ファイバ収納プレートに取付けられ
    かつ前記ファイバ収納プレートに収納固定された光海底
    ケーブル先端に取付けられた光コネクタを保持する光
    コネクタ用アダプタを含むことを特徴とする請求項1記
    載の光海底ケーブル終端器。
  3. 【請求項3】 前記耐圧筐体外部に取付けられかつ防食
    電流を得るための流電陽極部材と、前記耐圧筐体の外周
    において前記流電陽極部材を取付けた部分以外の部分を
    被覆する絶縁部材とを含むことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の光海底ケーブル終端器。
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