JPH02221901A - 光・電気変換部付き光ケーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光ケーブルの端部に光信号と電気信号との変
換を行う光・電気変換部が設けられている光・電気変換
部付き光ケーブルの改良に関するものである。

［従来技術］ 光ケーブルは、ノズルが侵入しないので、メタルケーブ
ルの代りに信号伝送手段として採用されつつある。この
場合、電気機器に接続するために、光ケープ・ルの端部
で光信号と電気信号との変換を行う必要がある。このよ
うな用途の光・電気変換部付き光ケーブルとして、光ケ
ーブルの端部に光・電気変換部が設けられ、該光・電気
変換部は筺体の中に光・電気変換部本体が単に収納され
てビス止め等で固定された構造のものが提案されている
。

このような光・電気変換部付き光ケーブルは、屋外の機
器に接続して使用されることが多く、その引回し時に落
したり、周辺の物にぶつけたりすることがある。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記のような光・電気変換部付き光ケー
ブルでは、誤って落されたとき、振動が光・電気変換部
に直接伝わり、該光・電気変換部が故障してしまう問題
点があった。

また、上記のような光・電気変換部付き光ケーブルでは
、電気機器に接続するとき、リードを介して接続しなけ
ればならず、接続作業が面倒になる問題点が有った。

本発明の目的は、組立てが容易で、しかも万−落されて
も、光・電気変換部本体を保護できる光・電気変換部付
き光ケーブルを提供することにある。

本発明の他の目的は、組立てが容易で、万−落されても
、光・電気変換部本体を保護でき、しかも電気機器に対
する接続作業も容易に行うことができる光・電気変換部
付き光ケーブルを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成する本発明の手段を以下に説明する。

請求項１に記載の発明は、光ケーブルの端部に光信号と
電気信号との変換を行う光・電気変換部が設けられてい
る光・電気変換部付き光ケーブルにおいて、前記光・電
気変換部は筺体に内装されたゴム弾性内装体の固定凹部
内に光・電気変換部本体が圧入固定された構造になって
いることを特徴とする 請求項２に記載の発明は、光ケーブルの端部に光信号と
電気信号との変換を行う光・電気変換部が設けられてい
る光・電気変換部付き光ケーブルにおいて、前記光・電
気変換部は筺体に内装されたゴム弾性内装体の固定凹部
内に光・電気変換部本体が圧入固定され、且つ前記光・
電気変換部の筺体には前記光・電気変換部本体に電気的
に接続されたメタルコネクタが取付けられた構造になっ
ていることを特徴とする。

［作用］ 請求項１のような構造にすると、光・電気変換部側が万
−落されても、ゴム弾性内装体が衝撃力を吸収して光・
電気変換部本体を保護する。光・電気変換部本体は、単
にゴム弾性内装体内の固定凹部に圧入するだけで固定で
きるので、光・電気変換部本体をビス等で固定する作業
が不要になり、光・電気変換部本体の固定作業が非常に
簡単になる。

請求項２のような構造にすると、請求項１の作用の他に
、筺体に設けられたメタルコネクタにより、電気機器に
対する接続が非常に容易になるという作用を得ることが
できる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図乃至第７図に示すように本実施例の光・電気変換
部付き光ケーブルでは、光ケーブル１の端部に光信号と
電気信号との変換を行う光・電気変換部２が設けられて
いる。

光ケーブル１は、ＦＲＰの如きテンションメンバ３の外
周に樹脂製のスペーサ４が設けられ、該スペーサ４の外
周の長手方向に設けられた溝５には光フアイバ心線６が
収納され、該スペーサ４の他の溝７にはＦＲＰの如き他
のテンションメンバ８が収納され、該スペーサ４の外周
には押え巻き９、テンションメンバ編組１０を介してウ
レタン樹脂製のケーブルシース１１が設けられた構造に
なっている。

光・電気変換部２は、縦長のアルミ製の筺体１２を有し
、該筺体１２は上面が開口された筒本体１２Ａとその上
部をパツキン１３を介して水密に閉塞する筺蓋体１２Ｂ
とで構成されている。筐蓋体１２Ｂは、筒本体１２Ａに
設けられたネジ孔１４に該筺蓋体１２Ｂを貫通するネジ
（図示せず）を螺合することにより固定されるようにな
っている。筺体１２内には、光・電気変換部本体１５が
ゴム弾性内装体１６を介して収納固定されている。

ゴム弾性内装体１６は、内装本体１６Ａと内装蓋体１６
Ｂとで構成されている。内装本体１６Ａは、筒本体１２
Ａの凹部１２Ａ１に圧入固定されている。

内装蓋体１６Ｂは、筐蓋体１２Ｂの凹部１２Ｂ１に圧入
固定されている。内装本体１６Ａと内装蓋体１６Ｂとの
長さ方向の両端の内面には、溝１６Ａｌ、　１６Ａ２．
１６８１．１６Ｂ２が相対向して設けられている。対向
する溝１６Ａ１．１６８１のところを通ってスペーサ４
が、内装本体１６Ａと内装蓋体１６Ｂとの間に導入され
ている。内装本体１６Ａの中には、光・電気変換部本体
１５を筺体１２に固定するための固定凹部１７が設けら
れ、この固定凹部１７内に光・電気変換部本体１５を圧
入することにより光・電気変換部本体１５はビス等を用
いずに位置決め固定されている。内装蓋体１６Ｂの下面
にも固定凹部１８が設けられ、該固定凹部１８に光・電
気変換部本体１５を圧入して該内装蓋体１６Ｂは内装本
体１６Ａの上に被せられている。内装本体１６Ａの底部
には、十字型の窓１９が設けられ、該窓１９の位置でケ
ーブル引留め具２０がビス２１で筒本体１２Ａに固定さ
れている。筒本体１２Ａの両端にはケーブル引込み孔２
２とリード線貫通孔２３とが設けられている。ケーブル
引込み孔２２を通して光ケーブル１が筒本体１２Ａ内に
引込まれている。筒本体１２Ａ内で段剥ぎされて露出さ
れたスペーサ４の外周には鍔付きスリーブ状のテンショ
ンメンバクランプ２４が挿入され、該テンションメンバ
クランプ２４の外周にはテンションメンバ編組１０の先
端が被せられ、その外周にはテンションメンバリング２
５が被せられ、該テンションメンバリング２５を圧縮す
ることによりテンションメンバ編組１０がテンションメ
ンバクランプ２４に引き留められている。このようにテ
ンションメンバ編組１０を引き留めたテンションメンバ
クランプ２４は引き戻されてケーブル引込み孔２２に挿
入され、該テンションメンバクランプ２４の鍔部２４Ａ
により抜は留めされている。かかる状態でケーブル引込
み孔２２内のケーブルシース１１の外周には樹脂注入孔
２６から樹脂２７が注入され、このとき反対側の空気抜
き孔２８から空気が抜かれ、該空気抜き孔２８側へ樹脂
２７が現れた段階で、空気抜き孔２８はネジ２９で閉塞
され、更に樹脂注入孔２６から樹脂２７を注入すること
でケーブル引込み孔２２のケーブルクランプ２４側にも
樹脂２７を充填し、しかる後樹脂注入孔２６はネジ３０
で閉塞されるようになっている。光ケーブル１と筺体１
２とに跨がって、ゴムブーツ３１が取付けられている。

筺体１２内でスペーサ４がケーブル引留め具２０により
該筺体１２に引留められている。スペーサ４の溝５から
引出された１対の光ファイノく心線６の先端にはフェル
ール３２がそれぞれ取付けられ、該フェルール３２は光
・電気変換部本体１５のコネクタ３３に挿入され、ナツ
ト３４で締付けられて、光フアイバ心線６は光・電気変
換部本体１５に接続されている。この光・電気変換部本
体１５内には、図示しないが光信号を電気信号に変換す
る光・電気変換素子と、電気信号を光信号に変換する電
気・光変換素子とが内蔵され、一方の光フアイバ心線６
は光・電気変換素子に接続され、他方の光フアイバ心線
６は電気・光変換素子に接続されて双方向の変換が行わ
れるようになっている。

光・電気変換部本体１５のコネクタ３３側とは反対側の
端部には、光・電気変換素子と電気・光変換素子とのプ
リント端子板３５が取付けられている。

該プリント端子板３５が設けられた側で、筒本体１２Ａ
の端部にはメタルコネクタ３８が水密に接続されている
。該メタルコネクタ３８は、金属製のコネクタハウジン
グ３９が筒本体１２Ａのネジ孔４０にネジ込みで取付け
られ、このネジ込み部分はＯリング４１で水密にシール
されている。

コネクタハウジング３９内には絶縁座４２が設けられ、
該絶縁座４２には１対のピン４３が水密に貫通支持され
ている。図示しないが、絶縁座４２にはアース用ピンが
貫通支持され、該アース用ピンは図示しないメタルリー
ド線を介してビス３７で筒本体１２Ａに接続され、これ
によりメタルコネクタ３８で接続される電気機器のアー
スがとられるようになっている。コネクタハウジング３
９の外周には、他のコネクタとの連結用袋ナツト４４が
回転自在に抜は止め支持されている。各ピン４３はメタ
ルリード線４５でプリント端子板３５に接続され、この
プリント端子板３５を介して前述した光・電気変換部と
電気・光変換部に接続されている。メタルリード線４５
は、リード線貫通孔２３を貫通している。

このような光・電気変換部付き光ケーブルは、光・電気
変換部２側が万−落されても、ゴム弾性内装体１６が衝
撃力を吸収して光・電気変換部本体１５を保護する。ま
た、電気機器に接続するに際しては、光・電気変換部２
に一体に設けられているメタルコネクタ３８により容易
に接続を行うことができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明に係る光・電気変換部付き
光ケーブルによれば、次のような効果を得ることができ
る。

請求項１によれば、光・電気変換部側が万−落されても
、ゴム弾性内装体が衝撃力を吸収して光・電気変換部本
体を保護することができ、引回しての接続作業時の取扱
の安全性を向上することができる。また、光・電気変換
部本体は単にゴム弾性内装体内の取付は凹部に圧入する
だけで固定できるので、光・電気変換部本体をビス等で
固定する作業が不要になり、光・電気変換部本体の固定
作業が非常に簡単になる。

請求項２によれば、請求項１の効果以外に、筺体に設け
られたメタルコネクタにより、電気機器に対する接続を
容易に行うことができ、取扱性能を向上できるという効
果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図及び第２図は本発明に係る光・電気変換部付き光
ケーブルの一実施例を示す縦断面図及び蓋を除去した状
態の平面図、第３図は本実施例で用いている光ケーブル
の横断面図、第４図（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）は本実施
例で用いているゴム弾性内装体における内装本体の平面
図、左側面図。 右側面図及び正面図、第５図（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）
は本実施例で用いているゴム弾性内装体における内装蓋
体の底面図、左側面図、右側面図及び正面図、第６図は
本実施例における光・電気変換部に対する光ケーブルの
導入部分の縦断面図、第７図は本実施例における光ケー
ブルの引き留め手段の縦断面図である。 １・・・光ケーブル、２・・・光・電気変換部、３・・
・テンションメンバ、°４・・・スペーサ、５・・・溝
、６・・・光フアイバ心線、１１・・・ケーブルシース
、１２・・・筺体、１２Ａ・・・筒本体、１２Ｂ・・・
筒蓋体、１５・・・光・電気変換部本体、１６・・・ゴ
ム弾性内装体、１６Ａ・・・内装本体、１６Ｂ・・・内
装蓋体、１７．１８・・・固定凹部、２４・・・テンシ
ョンメンバクランプ、２５・・・テンションメンバリン
グ、３３・・・コネクタ、３５・・・プリント端子板、
３８・・・メタルコネクタ、３９・・・コネクタハウジ
ング、４２・・・絶縁座、４３・・・ピン、４５・・・
メタルリード線。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ケーブルの端部に光信号と電気信号との変換を
   行う光・電気変換部が設けられている光・電気変換部付
   き光ケーブルにおいて、前記光・電気変換部は筺体に内
   装されたゴム弾性内装体の固定凹部内に光・電気変換部
   本体が圧入固定された構造になっていることを特徴とす
   る光・電気変換部付き光ケーブル。
2. （２）光ケーブルの端部に光信号と電気信号との変換を
   行う光・電気変換部が設けられている光・電気変換部付
   き光ケーブルにおいて、前記光・電気変換部は筺体に内
   装されたゴム弾性内装体の固定凹部内に光・電気変換部
   本体が圧入固定され、且つ前記光・電気変換部の筺体に
   は前記光・電気変換部本体に電気的に接続されたメタル
   コネクタが取付けられた構造になっていることを特徴と
   する光・電気変換部付き光ケーブル。