JP3485678B2 - 光ファイバケーブルの牽引具 - Google Patents
光ファイバケーブルの牽引具Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末から導出された複
数本の光ファイバに光コネクタが装着されてなる光ファ
イバケーブルの牽引に使用する光ファイバケーブルの牽
引具に関する。
数本の光ファイバに光コネクタが装着されてなる光ファ
イバケーブルの牽引に使用する光ファイバケーブルの牽
引具に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルの布設にあっては、
ウィンチ等で当該光ファイバケーブルの端末に装着した
牽引具を牽引する方法が多様されている。例えば、図4
に示すように、地上に複数列設された杭1の間に光ファ
イバケーブル2を架設する場合には、ウィンチ3に接続
された牽引手段としての牽引ロープ4と前記光ファイバ
ケーブル2とを牽引具5を介して連結し、ウィンチ3を
駆動して牽引ロープ4を巻き取ることにより、牽引方向
(図中後方)に設置したケーブルドラム6から光ファイ
バケーブル2を巻き出して、順次杭1の間に光ファイバ
ケーブル2を架空布設する。地下の洞道等に光ファイバ
ケーブルを布設する場合においても、前記ウィンチ等の
牽引装置によって光ファイバケーブルを牽引して布設す
ることが一般的である。
ウィンチ等で当該光ファイバケーブルの端末に装着した
牽引具を牽引する方法が多様されている。例えば、図4
に示すように、地上に複数列設された杭1の間に光ファ
イバケーブル2を架設する場合には、ウィンチ3に接続
された牽引手段としての牽引ロープ4と前記光ファイバ
ケーブル2とを牽引具5を介して連結し、ウィンチ3を
駆動して牽引ロープ4を巻き取ることにより、牽引方向
(図中後方)に設置したケーブルドラム6から光ファイ
バケーブル2を巻き出して、順次杭1の間に光ファイバ
ケーブル2を架空布設する。地下の洞道等に光ファイバ
ケーブルを布設する場合においても、前記ウィンチ等の
牽引装置によって光ファイバケーブルを牽引して布設す
ることが一般的である。
【0003】図5は、端末から導出された光ファイバ7
に光コネクタ8が取り付けられてなる光ファイバケーブ
ル2を牽引する架空用自己支持型の牽引具5を示してい
る。この牽引具5は、アイナット9を介して牽引ロープ
4の牽引力が伝達されるようになっている。アイナット
9には、一端が光ファイバケーブル2の連結され、牽引
ロープ4の牽引力を光ファイバケーブル2の架空支持用
のワイヤロープ状の支持線10の先端が、該支持線10
先端に固定されたアイボルト11を介して螺着されてい
る。前記支持線10は、光ファイバケーブル2の側部、
および光ファイバケーブル2端末から導出された前記光
ファイバ7や光コネクタ8を収納、保護する保護ホース
12の側部に、該保護ホース12の軸線方向に沿った複
数箇所において結束バンド13によって固定されてい
る。
に光コネクタ8が取り付けられてなる光ファイバケーブ
ル2を牽引する架空用自己支持型の牽引具5を示してい
る。この牽引具5は、アイナット9を介して牽引ロープ
4の牽引力が伝達されるようになっている。アイナット
9には、一端が光ファイバケーブル2の連結され、牽引
ロープ4の牽引力を光ファイバケーブル2の架空支持用
のワイヤロープ状の支持線10の先端が、該支持線10
先端に固定されたアイボルト11を介して螺着されてい
る。前記支持線10は、光ファイバケーブル2の側部、
および光ファイバケーブル2端末から導出された前記光
ファイバ7や光コネクタ8を収納、保護する保護ホース
12の側部に、該保護ホース12の軸線方向に沿った複
数箇所において結束バンド13によって固定されてい
る。
【0004】前記保護ホース12の内部には、光ファイ
バケーブル2から導出されたテンションメンバ14、お
よび、該テンションメンバ14先端に連結ナット15を
介して連結された連結テンションメンバ16が内装され
ている。連結テンションメンバ16は、保護ホース12
の先端開口部を閉塞するキャップ17に取り付けられた
牽引用金具18と螺着、連結され、牽引力の一部を光フ
ァイバケーブル2のテンションメンバに伝達するように
なっている。前記牽引用金具18は、キャップ17前方
に突出するアイナット18aを有している。牽引具5は
牽引用金具18のアイナット18aを利用して光ファイ
バケーブル2を牽引することも可能になっている。
バケーブル2から導出されたテンションメンバ14、お
よび、該テンションメンバ14先端に連結ナット15を
介して連結された連結テンションメンバ16が内装され
ている。連結テンションメンバ16は、保護ホース12
の先端開口部を閉塞するキャップ17に取り付けられた
牽引用金具18と螺着、連結され、牽引力の一部を光フ
ァイバケーブル2のテンションメンバに伝達するように
なっている。前記牽引用金具18は、キャップ17前方
に突出するアイナット18aを有している。牽引具5は
牽引用金具18のアイナット18aを利用して光ファイ
バケーブル2を牽引することも可能になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光ファイバケーブルの牽引具の場合、保護ホース12
に連結ナット15や連結テンションメンバ16を内装し
ていることに起因して以下のような問題が生じていた。
すなわち、保護ホース12内には、光ファイバ7や光コ
ネクタ8を高密度に収納する必要があるが、連結ナット
15や連結テンションメンバ16の存在が、保護ホース
12内の容積を減らして光コネクタ8や光ファイバ7の
収納密度を一層高めて収納の作業能率を低下させてい
た。しかも、光ファイバ7や光コネクタ8を光信号の伝
送特性維持に鑑みて、光ファイバ7にあっては湾曲半径
の維持や絡み付きの防止、光コネクタ8にあっては衝撃
力の作用防止を考慮する必要から、牽引中に変位した連
結ナット15や連結テンションメンバ16との接触や干
渉を防止するため、保護ホース12内部にファイバ支持
板19aやコネクタホルダ19bを設置して光ファイバ
7や光コネクタ8を連結ナット15や連結テンションメ
ンバ16から離間させ、仮固定して収納する対策が一般
的に採られるが、光ファイバ7や光コネクタ8の収納ス
ペースが縮小して収納作業が一層困難になり、作業に時
間と熟練性を必要とした。
な光ファイバケーブルの牽引具の場合、保護ホース12
に連結ナット15や連結テンションメンバ16を内装し
ていることに起因して以下のような問題が生じていた。
すなわち、保護ホース12内には、光ファイバ7や光コ
ネクタ8を高密度に収納する必要があるが、連結ナット
15や連結テンションメンバ16の存在が、保護ホース
12内の容積を減らして光コネクタ8や光ファイバ7の
収納密度を一層高めて収納の作業能率を低下させてい
た。しかも、光ファイバ7や光コネクタ8を光信号の伝
送特性維持に鑑みて、光ファイバ7にあっては湾曲半径
の維持や絡み付きの防止、光コネクタ8にあっては衝撃
力の作用防止を考慮する必要から、牽引中に変位した連
結ナット15や連結テンションメンバ16との接触や干
渉を防止するため、保護ホース12内部にファイバ支持
板19aやコネクタホルダ19bを設置して光ファイバ
7や光コネクタ8を連結ナット15や連結テンションメ
ンバ16から離間させ、仮固定して収納する対策が一般
的に採られるが、光ファイバ7や光コネクタ8の収納ス
ペースが縮小して収納作業が一層困難になり、作業に時
間と熟練性を必要とした。
【0006】また、前記牽引具5は、保護ホース12を
直接牽引することも可能な構成であるため、支持線10
と光ファイバケーブル2の軸線との擦れが原因で、支持
線10と保護ホース12との間に隙間が生じやすく、牽
引中に牽引用金車等が引っ掛かり、端末に過大な張力が
作用するケースが生じていた。加えて、牽引具5は、支
持線10を牽引する場合は牽引力のほとんどを支持線1
0が負担する上、前記保護ホース12を直接牽引するケ
ースは少ないので、保護ホース12を直接牽引するため
の構成部品が無駄で、組み立ての作業能率の低下や、コ
スト上昇の原因になっていた。
直接牽引することも可能な構成であるため、支持線10
と光ファイバケーブル2の軸線との擦れが原因で、支持
線10と保護ホース12との間に隙間が生じやすく、牽
引中に牽引用金車等が引っ掛かり、端末に過大な張力が
作用するケースが生じていた。加えて、牽引具5は、支
持線10を牽引する場合は牽引力のほとんどを支持線1
0が負担する上、前記保護ホース12を直接牽引するケ
ースは少ないので、保護ホース12を直接牽引するため
の構成部品が無駄で、組み立ての作業能率の低下や、コ
スト上昇の原因になっていた。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、光ファイバケーブルの牽引時における牽引力が安
定化し、かつ光コネクタ等の収納効率が向上する光ファ
イバケーブルの牽引具を提供することを目的とするもの
である。
ので、光ファイバケーブルの牽引時における牽引力が安
定化し、かつ光コネクタ等の収納効率が向上する光ファ
イバケーブルの牽引具を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の光ファイバケーブルの牽引具では、一端が連結
具を介して牽引力を作用させる牽引手段と連結され、他
端がケーブル連結手段によって光ファイバケーブルと連
結され、牽引手段の牽引力を光ファイバケーブルに作用
させる牽引力伝達部材と、該牽引力伝達部材の側部に取
付手段によって取り付けられ、かつ光ファイバケーブル
との相対変位を許容する構成とされ、光コネクタを内装
するコネクタ収納体とを備えることを前記課題の解決手
段とした。
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の光ファイバケーブルの牽引具では、一端が連結
具を介して牽引力を作用させる牽引手段と連結され、他
端がケーブル連結手段によって光ファイバケーブルと連
結され、牽引手段の牽引力を光ファイバケーブルに作用
させる牽引力伝達部材と、該牽引力伝達部材の側部に取
付手段によって取り付けられ、かつ光ファイバケーブル
との相対変位を許容する構成とされ、光コネクタを内装
するコネクタ収納体とを備えることを前記課題の解決手
段とした。
【0009】 請求項2記載の光ファイバケーブルの牽
引具では、請求項1記載の光ファイバケーブルの牽引具
において、前記コネクタ収納体の牽引方向先端部に、牽
引方向前方から後方に行くにしたがって牽引力伝達部材
から離間する方向に傾斜する先端面を有するキャップを
装着し、牽引力伝達部材とキャップとコネクタ収納体と
を収縮チューブに内装して一体化したことを前記課題の
解決手段とした。
引具では、請求項1記載の光ファイバケーブルの牽引具
において、前記コネクタ収納体の牽引方向先端部に、牽
引方向前方から後方に行くにしたがって牽引力伝達部材
から離間する方向に傾斜する先端面を有するキャップを
装着し、牽引力伝達部材とキャップとコネクタ収納体と
を収縮チューブに内装して一体化したことを前記課題の
解決手段とした。
【0010】請求項3記載の光ファイバケーブルの牽引
具では、請求項2記載の光ファイバケーブルの牽引具に
おいて、前記キャップにコネクタ収納体と嵌合される嵌
合部を設け、互いに嵌合した嵌合部とコネクタ収納体と
の間にコネクタ収納体内部への水の浸入を防止する止水
材を介装したことを前記課題の解決手段とした。
具では、請求項2記載の光ファイバケーブルの牽引具に
おいて、前記キャップにコネクタ収納体と嵌合される嵌
合部を設け、互いに嵌合した嵌合部とコネクタ収納体と
の間にコネクタ収納体内部への水の浸入を防止する止水
材を介装したことを前記課題の解決手段とした。
【0011】
【作用】請求項1記載の光ファイバケーブルの牽引具に
よれば、牽引手段の牽引力を牽引力伝達部材が負担し、
コネクタ収納体に牽引力を負担させることなく、光ファ
イバケーブルを牽引する。したがって、コネクタ収納体
内の光ファイバおよび光コネクタに、牽引中の他の部品
との接触等による衝撃力等の影響が与えられることが回
避される。また、コネクタ収納体内の光ファイバおよび
光コネクタの収納密度が緩和されるとともに配置位置の
自由度が向上して、コネクタ収納体の小型化が可能とな
る。
よれば、牽引手段の牽引力を牽引力伝達部材が負担し、
コネクタ収納体に牽引力を負担させることなく、光ファ
イバケーブルを牽引する。したがって、コネクタ収納体
内の光ファイバおよび光コネクタに、牽引中の他の部品
との接触等による衝撃力等の影響が与えられることが回
避される。また、コネクタ収納体内の光ファイバおよび
光コネクタの収納密度が緩和されるとともに配置位置の
自由度が向上して、コネクタ収納体の小型化が可能とな
る。
【0012】 請求項2記載の光ファイバケーブルの牽
引具によれば、コネクタ収納体の形状の自由度が大きく
なり、コネクタ収納体を牽引力伝達部材からの突出量が
少ない形状に形成することを可能とする。また、キャッ
プ先端を、牽引方向前方から後方にいくにしたがって牽
引力伝達部材から離間する傾斜面とした上、牽引力伝達
部材とキャップとコネクタ収納体とを収縮チューブ内に
内装したことにより、牽引時における障害物の引っ掛か
りを防止する。また、収縮チューブが、牽引力伝達部材
とキャップとの間、キャップとコネクタ収納体との間を
それぞれ止水して、特にコネクタ収納体内への水の浸入
を防止する。
引具によれば、コネクタ収納体の形状の自由度が大きく
なり、コネクタ収納体を牽引力伝達部材からの突出量が
少ない形状に形成することを可能とする。また、キャッ
プ先端を、牽引方向前方から後方にいくにしたがって牽
引力伝達部材から離間する傾斜面とした上、牽引力伝達
部材とキャップとコネクタ収納体とを収縮チューブ内に
内装したことにより、牽引時における障害物の引っ掛か
りを防止する。また、収縮チューブが、牽引力伝達部材
とキャップとの間、キャップとコネクタ収納体との間を
それぞれ止水して、特にコネクタ収納体内への水の浸入
を防止する。
【0013】請求項3記載の光ファイバケーブルの牽引
具によれば、嵌合部とコネクタ収納体とを嵌合した際
に、止水材が嵌合部とコネクタ収納部との間を水密に閉
塞してコネクタ収納体内部の防水性を一層高める。
具によれば、嵌合部とコネクタ収納体とを嵌合した際
に、止水材が嵌合部とコネクタ収納部との間を水密に閉
塞してコネクタ収納体内部の防水性を一層高める。
【0014】
【実施例】以下本発明の光ファイバケーブルの牽引具の
一実施例を、図1から図3を参照して説明する。図中符
号20は、本実施例の光ファイバケーブルの牽引具であ
る。なお、図中、図4および図5と同一の構成部分には
同一の符号を付し、その説明を簡略化する。本実施例の
牽引具20は、架空用自己支持型牽引具であって、連結
具21を介して牽引手段としての牽引ロープ4と連結さ
れ、光ファイバケーブル2にほとんどの牽引力を伝達す
る牽引力伝達部材としてのワイヤロープ状の支持線22
を有している。
一実施例を、図1から図3を参照して説明する。図中符
号20は、本実施例の光ファイバケーブルの牽引具であ
る。なお、図中、図4および図5と同一の構成部分には
同一の符号を付し、その説明を簡略化する。本実施例の
牽引具20は、架空用自己支持型牽引具であって、連結
具21を介して牽引手段としての牽引ロープ4と連結さ
れ、光ファイバケーブル2にほとんどの牽引力を伝達す
る牽引力伝達部材としてのワイヤロープ状の支持線22
を有している。
【0015】前記連結具21としては、本実施例ではア
イナットが適用される。前記支持線22は、一端23に
圧縮変形して固定したアイボルト24によって連結具2
1に螺着され、他端25がケーブル連結手段としての結
束バンド26によって光ファイバケーブルと結束、連結
されている。支持線22の他端25は、光ファイバケー
ブル2の側面に沿って配置される。ほとんどの牽引力
は、支持線22に担持されるが、一部の牽引力は、複数
設置した前記結束バンド26の結束力によってケーブル
本体側へ伝えられる。前記ケーブル連結手段としては、
結束バンド26以外、光ファイバケーブル2の外装シー
スに他端25をクランプするクランプ金具や、光ファイ
バケーブル2内のテンションメンバ14に直接牽引力を
伝達する固定金具等であってもよい。
イナットが適用される。前記支持線22は、一端23に
圧縮変形して固定したアイボルト24によって連結具2
1に螺着され、他端25がケーブル連結手段としての結
束バンド26によって光ファイバケーブルと結束、連結
されている。支持線22の他端25は、光ファイバケー
ブル2の側面に沿って配置される。ほとんどの牽引力
は、支持線22に担持されるが、一部の牽引力は、複数
設置した前記結束バンド26の結束力によってケーブル
本体側へ伝えられる。前記ケーブル連結手段としては、
結束バンド26以外、光ファイバケーブル2の外装シー
スに他端25をクランプするクランプ金具や、光ファイ
バケーブル2内のテンションメンバ14に直接牽引力を
伝達する固定金具等であってもよい。
【0016】支持線22の側部には、取付手段としての
結束バンド27によって取り付けられ、かつ光ファイバ
ケーブル2との相対変位を許容する構成とされ、光コネ
クタ8を内装する円筒チューブ状のコネクタ収納体28
が設けられている。このコネクタ収納体28は、プラス
チック製の長尺なホースであって、十分な可橈性を有す
る構成とされ、長手方向複数箇所において前記結束バン
ド27で支持線22と結束されている。前記取付手段
は、コネクタ収納体28と支持線22とを一体的に固定
可能な構成であれば、コネクタ収納体28の長手方向に
延在してコネクタ収納体28と支持線22とを収納して
一体化する弾性体チューブや剛性材料からなるスリーブ
等であってもよい。
結束バンド27によって取り付けられ、かつ光ファイバ
ケーブル2との相対変位を許容する構成とされ、光コネ
クタ8を内装する円筒チューブ状のコネクタ収納体28
が設けられている。このコネクタ収納体28は、プラス
チック製の長尺なホースであって、十分な可橈性を有す
る構成とされ、長手方向複数箇所において前記結束バン
ド27で支持線22と結束されている。前記取付手段
は、コネクタ収納体28と支持線22とを一体的に固定
可能な構成であれば、コネクタ収納体28の長手方向に
延在してコネクタ収納体28と支持線22とを収納して
一体化する弾性体チューブや剛性材料からなるスリーブ
等であってもよい。
【0017】コネクタ収納体28の牽引方向先端には、
牽引方向前方から後方に行くにしたがって支持線22か
ら離間する方向に傾斜する先端面29を有するキャップ
30が装着されている。このキャップ29は、プラスチ
ック等で水密に形成されている。このキャップ29の後
部には、コネクタ収納体28と嵌合される嵌合部31が
設けられている。本実施例において、嵌合部31は、コ
ネクタ収納体28の内面に嵌合される円筒面の外面を有
する突出部であるが、コネクタ収納体28の外側に嵌合
する円筒面の内面を有する円筒スリーブ状であってもよ
い。互いに嵌合した嵌合部31とコネクタ収納体28と
の間には、コネクタ収納体28内への水の浸入を防止す
る止水材32が介装されている。この止水材32として
は、コネクタ収納体28の変形に対応して止水性を維持
可能な程度の弾性を有するものが好ましい。
牽引方向前方から後方に行くにしたがって支持線22か
ら離間する方向に傾斜する先端面29を有するキャップ
30が装着されている。このキャップ29は、プラスチ
ック等で水密に形成されている。このキャップ29の後
部には、コネクタ収納体28と嵌合される嵌合部31が
設けられている。本実施例において、嵌合部31は、コ
ネクタ収納体28の内面に嵌合される円筒面の外面を有
する突出部であるが、コネクタ収納体28の外側に嵌合
する円筒面の内面を有する円筒スリーブ状であってもよ
い。互いに嵌合した嵌合部31とコネクタ収納体28と
の間には、コネクタ収納体28内への水の浸入を防止す
る止水材32が介装されている。この止水材32として
は、コネクタ収納体28の変形に対応して止水性を維持
可能な程度の弾性を有するものが好ましい。
【0018】前記連結具21の少なくとも後部と、支持
線22の一端23と、キャップ30と、コネクタ収納体
28の少なくとも先端部33とは、同一の収縮チューブ
34内に内装されている。収縮チューブ34は、ゴム等
で高い収縮性を有するように形成され、支持線22とキ
ャップ30とコネクタ収納体28とを強固に固定、一体
化している。支持線22とキャップ30とコネクタ収納
体28とを内装した収縮チューブ34は、牽引具20が
障害物を引っ掛けることを防止するとともに、キャップ
30の外形に合わせて牽引方向先端方向程細くなってい
るので、牽引時に生じる摩擦抵抗によってキャップ30
から離脱しないようになっている。なお、収縮チューブ
34は、内面に微細な突起等を形成するなどして、支持
線22とキャップ30とコネクタ収納体28の外面との
摩擦抵抗を高めるようにしてもよく、外面を平滑面とし
て牽引時の障害物との干渉回避が容易になるようにして
もよい。また、収縮チューブ34は、防水性を有する構
成としてもよい。さらに、収縮チューブ34は、コネク
タ収納体28全体を内装する形状であってもよい。
線22の一端23と、キャップ30と、コネクタ収納体
28の少なくとも先端部33とは、同一の収縮チューブ
34内に内装されている。収縮チューブ34は、ゴム等
で高い収縮性を有するように形成され、支持線22とキ
ャップ30とコネクタ収納体28とを強固に固定、一体
化している。支持線22とキャップ30とコネクタ収納
体28とを内装した収縮チューブ34は、牽引具20が
障害物を引っ掛けることを防止するとともに、キャップ
30の外形に合わせて牽引方向先端方向程細くなってい
るので、牽引時に生じる摩擦抵抗によってキャップ30
から離脱しないようになっている。なお、収縮チューブ
34は、内面に微細な突起等を形成するなどして、支持
線22とキャップ30とコネクタ収納体28の外面との
摩擦抵抗を高めるようにしてもよく、外面を平滑面とし
て牽引時の障害物との干渉回避が容易になるようにして
もよい。また、収縮チューブ34は、防水性を有する構
成としてもよい。さらに、収縮チューブ34は、コネク
タ収納体28全体を内装する形状であってもよい。
【0019】コネクタ収納体28の後端部35には、光
ファイバケーブル2の端末が挿入されている。この光フ
ァイバケーブル2端末は、光ファイバケーブル2の先端
部36よりやや後端寄りの部分がコネクタ収納体28後
端部35に嵌入された押えリング37の中空部分に挿通
され、コネクタ収納体28内部に到達されている。前記
押えリング37は、光ファイバケーブル2端末をコネク
タ収納体28の略中心軸線上にクランプしてコネクタ収
納体28からの引き抜きを防止するとともに、コネクタ
収納体28への後端部35から水の浸入を防止してい
る。
ファイバケーブル2の端末が挿入されている。この光フ
ァイバケーブル2端末は、光ファイバケーブル2の先端
部36よりやや後端寄りの部分がコネクタ収納体28後
端部35に嵌入された押えリング37の中空部分に挿通
され、コネクタ収納体28内部に到達されている。前記
押えリング37は、光ファイバケーブル2端末をコネク
タ収納体28の略中心軸線上にクランプしてコネクタ収
納体28からの引き抜きを防止するとともに、コネクタ
収納体28への後端部35から水の浸入を防止してい
る。
【0020】コネクタ収納体28内に挿入された光ファ
イバケーブル2端末の押えリング37からコネクタ収納
体28の長手方向中央部寄りに突出した部分であって、
光ファイバケーブル2の先端部36と押えリング37と
の間の部分には、作業終了時において、端末解体後に図
示しない架空用クロージャーに嵌合して光ファイバケー
ブル2端末を該架空用クロージャーに対する目的位置に
保持する嵌合部材38が取り付けられている。この嵌合
部材38は、二つ割り状のスリーブ構造とされている。
イバケーブル2端末の押えリング37からコネクタ収納
体28の長手方向中央部寄りに突出した部分であって、
光ファイバケーブル2の先端部36と押えリング37と
の間の部分には、作業終了時において、端末解体後に図
示しない架空用クロージャーに嵌合して光ファイバケー
ブル2端末を該架空用クロージャーに対する目的位置に
保持する嵌合部材38が取り付けられている。この嵌合
部材38は、二つ割り状のスリーブ構造とされている。
【0021】光ファイバケーブル2の先端部36には、
スロットロッド39および光ファイバ7が導出されてい
る。スロットロッド39は、光ファイバケーブル2の外
装シース40からの突出長が数十ミリの程度に押さえら
れるように切断されている。前記光ファイバケーブル7
は、コネクタ収納体28の略全長に相当する長さ導出さ
れ、コネクタ収納体28先端部33に到達されている。
光ファイバ7やその先端の光コネクタ8は、従来例のよ
うに、ファイバ支持板19aやコネクタホルダ19bを
設置して支持することなく、コネクタ収納体28内に自
然な状態で置かれている。
スロットロッド39および光ファイバ7が導出されてい
る。スロットロッド39は、光ファイバケーブル2の外
装シース40からの突出長が数十ミリの程度に押さえら
れるように切断されている。前記光ファイバケーブル7
は、コネクタ収納体28の略全長に相当する長さ導出さ
れ、コネクタ収納体28先端部33に到達されている。
光ファイバ7やその先端の光コネクタ8は、従来例のよ
うに、ファイバ支持板19aやコネクタホルダ19bを
設置して支持することなく、コネクタ収納体28内に自
然な状態で置かれている。
【0022】以下、本発明の牽引具20の作用および効
果を説明する。前記牽引具20は、牽引ロープ4から連
結具21に牽引力を作用させた場合、支持線22が牽引
力を全て負担して光ファイバケーブル2に伝達するよう
になっている。湾曲した管路内等に光ファイバケーブル
2を湾曲して布設する場合には、支持線22とコネクタ
収納体28とが一体的に湾曲するが、コネクタ収納体2
8内に連結ナット15や連結テンションメンバ16等の
コネクタ収納体28を直接牽引するための部品が無く、
これらと光ファイバ7や光コネクタ8との接触や干渉が
無いので、光ファイバ7や光コネクタ8の光信号の伝送
特性に影響を与えることはない。しかも、コネクタ収納
体28を直接牽引するための部品の省略によって、コス
トが低減するとともに、全体の小型化も容易となる。
果を説明する。前記牽引具20は、牽引ロープ4から連
結具21に牽引力を作用させた場合、支持線22が牽引
力を全て負担して光ファイバケーブル2に伝達するよう
になっている。湾曲した管路内等に光ファイバケーブル
2を湾曲して布設する場合には、支持線22とコネクタ
収納体28とが一体的に湾曲するが、コネクタ収納体2
8内に連結ナット15や連結テンションメンバ16等の
コネクタ収納体28を直接牽引するための部品が無く、
これらと光ファイバ7や光コネクタ8との接触や干渉が
無いので、光ファイバ7や光コネクタ8の光信号の伝送
特性に影響を与えることはない。しかも、コネクタ収納
体28を直接牽引するための部品の省略によって、コス
トが低減するとともに、全体の小型化も容易となる。
【0023】 また、牽引具20は、支持線22とキャ
ップ30とコネクタ収納体28とを収縮チューブ34で
覆って一体化したので、これらの構成部品同士の隙間が
減少して先端部分が小型化するとともに、収縮チューブ
34が互いに離間した構成部品同士の間に障害物が引っ
掛かることを防止するので、障害物の回避が容易になる
とともに、障害物の引っ掛かりによる牽引作業の中断や
牽引抵抗の増大が防止され、牽引力が安定して牽引の作
業能率が向上する。牽引具20先端の小型化は、湾曲し
た小径の管路内への光ファイバケーブル2の牽引を容易
とする。
ップ30とコネクタ収納体28とを収縮チューブ34で
覆って一体化したので、これらの構成部品同士の隙間が
減少して先端部分が小型化するとともに、収縮チューブ
34が互いに離間した構成部品同士の間に障害物が引っ
掛かることを防止するので、障害物の回避が容易になる
とともに、障害物の引っ掛かりによる牽引作業の中断や
牽引抵抗の増大が防止され、牽引力が安定して牽引の作
業能率が向上する。牽引具20先端の小型化は、湾曲し
た小径の管路内への光ファイバケーブル2の牽引を容易
とする。
【0024】さらに、キャップ30とコネクタ収納体2
8先端部33との間が止水材32によって止水されてい
るので、コネクタ収納体28内への水の浸入が防止され
て、光ファイバ7や光コネクタ8の光信号の伝送特性に
影響を与えること無く安定に収納することができる。
8先端部33との間が止水材32によって止水されてい
るので、コネクタ収納体28内への水の浸入が防止され
て、光ファイバ7や光コネクタ8の光信号の伝送特性に
影響を与えること無く安定に収納することができる。
【0025】したがって、本発明の光ファイバケーブル
の牽引具によれば、全体の小型化や構成部品の一体化に
よって牽引の作業能率が向上し、光ファイバケーブル2
端末から導出した光ファイバ7や光コネクタ8を、その
光信号の伝送特性に影響を与えること無く安定に収納す
ることができ、しかもコストが低減する。
の牽引具によれば、全体の小型化や構成部品の一体化に
よって牽引の作業能率が向上し、光ファイバケーブル2
端末から導出した光ファイバ7や光コネクタ8を、その
光信号の伝送特性に影響を与えること無く安定に収納す
ることができ、しかもコストが低減する。
【0026】 なお、前記実施例においては、架空光フ
ァイバケーブル用の光ファイバケーブルの牽引具につい
て説明したが、地下や建設物内に布設する光ファイバケ
ーブルに適用してもよい。この場合、支持線を別途取り
付けることにより、架空光ファイバケーブルの場合と同
様に牽引することができる。また、牽引力伝達部材とし
ては、前記支持線以外、図3に示すように、ロッド状の
棒材41等であっても構わない。
ァイバケーブル用の光ファイバケーブルの牽引具につい
て説明したが、地下や建設物内に布設する光ファイバケ
ーブルに適用してもよい。この場合、支持線を別途取り
付けることにより、架空光ファイバケーブルの場合と同
様に牽引することができる。また、牽引力伝達部材とし
ては、前記支持線以外、図3に示すように、ロッド状の
棒材41等であっても構わない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
ファイバケーブルの牽引具によれば、一端が連結具を介
して牽引力を作用させる牽引手段と連結され、他端がケ
ーブル連結手段によって光ファイバケーブルと連結さ
れ、牽引手段の牽引力を光ファイバケーブルに作用させ
る牽引力伝達部材と、該牽引力伝達部材の側部に取付手
段によって取り付けられ、かつ光ファイバケーブルとの
相対変位を許容する構成とされ、光コネクタを内装する
コネクタ収納体とを備え、牽引力伝達部材が牽引力を負
担して光ファイバケーブルに伝達するようにしたので、
光ファイバケーブルを湾曲して布設する場合にコネクタ
収納体を直接牽引するための部品が無くこれらと光ファ
イバや光コネクタとの接触や干渉が無いので、光ファイ
バや光コネクタをその光信号の伝送特性に影響を与える
こと無く安定に収納でき、しかも収納の作業能率が向上
するとともに、コネクタ収納体内の牽引力伝達用の部品
の省略によるコネクタ収納体の小型化によって、光ファ
イバケーブルの牽引の作業能率が向上する上、コストも
低減することができる。
ファイバケーブルの牽引具によれば、一端が連結具を介
して牽引力を作用させる牽引手段と連結され、他端がケ
ーブル連結手段によって光ファイバケーブルと連結さ
れ、牽引手段の牽引力を光ファイバケーブルに作用させ
る牽引力伝達部材と、該牽引力伝達部材の側部に取付手
段によって取り付けられ、かつ光ファイバケーブルとの
相対変位を許容する構成とされ、光コネクタを内装する
コネクタ収納体とを備え、牽引力伝達部材が牽引力を負
担して光ファイバケーブルに伝達するようにしたので、
光ファイバケーブルを湾曲して布設する場合にコネクタ
収納体を直接牽引するための部品が無くこれらと光ファ
イバや光コネクタとの接触や干渉が無いので、光ファイ
バや光コネクタをその光信号の伝送特性に影響を与える
こと無く安定に収納でき、しかも収納の作業能率が向上
するとともに、コネクタ収納体内の牽引力伝達用の部品
の省略によるコネクタ収納体の小型化によって、光ファ
イバケーブルの牽引の作業能率が向上する上、コストも
低減することができる。
【0028】 請求項2記載の光ファイバケーブルの牽
引具によれば、コネクタ収納体の牽引方向先端部に、牽
引方向前方から後方に行くにしたがって牽引力伝達部材
から離間する方向に傾斜する先端面を有するキャップを
装着し、牽引力伝達部材とキャップとコネクタ収納体と
を収縮チューブに内装して一体化し、これらの構成部品
同士の隙間を減少して先端部分を小型化するとともに、
収縮チューブが互いに離間した構成部品同士の間に障害
物が引っ掛かることを防止するようにしたので、光ファ
イバケーブルを湾曲して布設する際の牽引の作業能率が
向上するとともに、障害物の引っ掛かりによる牽引作業
の中断や牽引抵抗の増大が防止され、牽引の作業能率が
向上する。
引具によれば、コネクタ収納体の牽引方向先端部に、牽
引方向前方から後方に行くにしたがって牽引力伝達部材
から離間する方向に傾斜する先端面を有するキャップを
装着し、牽引力伝達部材とキャップとコネクタ収納体と
を収縮チューブに内装して一体化し、これらの構成部品
同士の隙間を減少して先端部分を小型化するとともに、
収縮チューブが互いに離間した構成部品同士の間に障害
物が引っ掛かることを防止するようにしたので、光ファ
イバケーブルを湾曲して布設する際の牽引の作業能率が
向上するとともに、障害物の引っ掛かりによる牽引作業
の中断や牽引抵抗の増大が防止され、牽引の作業能率が
向上する。
【0029】請求項3記載の光ファイバケーブルの牽引
具によれば、キャップにコネクタ収納体と嵌合される嵌
合部を設け、互いに嵌合した嵌合部とコネクタ収納体と
の間にコネクタ収納体内部への水の浸入を防止する止水
材を介装したことにより、コネクタ収納体内への水の浸
入が防止されて、光ファイバや光コネクタの光信号の伝
送特性に影響を与えること無く安定に収納することがで
きる。
具によれば、キャップにコネクタ収納体と嵌合される嵌
合部を設け、互いに嵌合した嵌合部とコネクタ収納体と
の間にコネクタ収納体内部への水の浸入を防止する止水
材を介装したことにより、コネクタ収納体内への水の浸
入が防止されて、光ファイバや光コネクタの光信号の伝
送特性に影響を与えること無く安定に収納することがで
きる。
【図1】 本発明の光ファイバケーブルの牽引具の一実
施例を示す正断面図である。
施例を示す正断面図である。
【図2】 本発明の光ファイバケーブルの牽引具の一実
施例を示す図であって、収縮チューブおよびその近傍を
示す斜視図である。
施例を示す図であって、収縮チューブおよびその近傍を
示す斜視図である。
【図3】 本発明の光ファイバケーブルの牽引具の他の
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図4】 架空光ファイバケーブルの牽引、布設作業を
示す全体正面図である。
示す全体正面図である。
【図5】 従来の光ファイバケーブルの牽引具を示す正
断面図である。
断面図である。
2…光ファイバケーブル、4…牽引手段(牽引ロー
プ)、7…光ファイバ、8…光コネクタ、20…光ファ
イバケーブルの牽引具、21…連結具、22…牽引力伝
達部材(支持線)、23…一端、25…他端、26…ケ
ーブル連結手段(結束バンド)、27…取付手段(結束
バンド)、28…コネクタ収納体、29…先端面、30
…キャップ、31…嵌合部、32…止水材、33…先端
部、34…収縮チューブ、41…牽引力伝達部材(棒
材)。
プ)、7…光ファイバ、8…光コネクタ、20…光ファ
イバケーブルの牽引具、21…連結具、22…牽引力伝
達部材(支持線)、23…一端、25…他端、26…ケ
ーブル連結手段(結束バンド)、27…取付手段(結束
バンド)、28…コネクタ収納体、29…先端面、30
…キャップ、31…嵌合部、32…止水材、33…先端
部、34…収縮チューブ、41…牽引力伝達部材(棒
材)。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭63−206708(JP,A)
特開 昭61−226705(JP,A)
実開 昭63−198007(JP,U)
実開 昭60−135013(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G02B 6/46
Claims (3)
- 【請求項1】 端末から導出された複数本の光ファイバ
(7)に光コネクタ(8)が装着されてなる光ファイバ
ケーブル(2)の牽引に使用する光ファイバケーブルの
牽引具(20)であって、 一端(23)が牽引力を作用させる牽引手段(4)と連
結具(21)を介して連結され、他端(25)がケーブ
ル連結手段(26)によって光ファイバケーブルと連結
され、牽引手段の牽引力を光ファイバケーブルに作用さ
せる牽引力伝達部材(22)と、該牽引力伝達部材の側
部に取付手段(27)によって取り付けられ、かつ光フ
ァイバケーブルとの相対変位を許容する構成とされ、前
記光コネクタを内装するコネクタ収納体(28)とを備
えることを特徴とする光ファイバケーブル牽引具。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバケーブルの牽
引具において、前記コネクタ収納体の牽引方向先端部
(33)に、牽引方向前方から後方に行くにしたがって
牽引力伝達部材から離間する方向に傾斜する先端面(2
9)を有するキャップ(30)を装着し、牽引力伝達部
材とキャップとコネクタ収納体とを収縮チューブ(3
4)に内装して一体化したことを特徴とする光ファイバ
ケーブルの牽引具。 - 【請求項3】 請求項2記載の光ファイバケーブルの牽
引具において、前記キャップにコネクタ収納体と嵌合さ
れる嵌合部(31)を設け、互いに嵌合した嵌合部とコ
ネクタ収納体との間にコネクタ収納体内部への水の浸入
を防止する止水材(32)を介装したことを特徴とする
光ファイバケーブルの牽引具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15650895A JP3485678B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 光ファイバケーブルの牽引具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15650895A JP3485678B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 光ファイバケーブルの牽引具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH095536A JPH095536A (ja) | 1997-01-10 |
JP3485678B2 true JP3485678B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=15629305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15650895A Expired - Fee Related JP3485678B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 光ファイバケーブルの牽引具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3485678B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008216483A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Advanced Cable Systems Corp | 光ファイバケーブルおよびその通線方法 |
CN105911661A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-08-31 | 天津送变电工程公司 | 一种变电站光缆施工工艺 |
CN114914852B (zh) * | 2022-06-01 | 2024-07-23 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 飞机线束穿管敷设牵引工具及其使用方法 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP15650895A patent/JP3485678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH095536A (ja) | 1997-01-10 |
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Legal Events
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