JP7023885B2 - 光ケーブル接続構造体及び光ケーブル接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ケーブル接続構造体及び光ケーブル接続方法に関する。
光ファイバ心線と抗張力線条体が被覆で覆われた光ケーブルをコネクタに接続する方法は、例えば、特許文献1に開示されている。
この特許文献1では、被覆(特許文献1では、シース)の端部を除去してシース端部から光ファイバ心線(光ファイバ)と抗張力線条体(抗張力体)を露呈させ、露呈した光ファイバ心線の先端をフェルールに固定する。フェルールは、プラグフレームとこのプラグフレームに取りつけられた固定部材に収容されており、フェルールと固定部材との間には押しばねが設けられていてフェルールは押しばねにより前方(光ファイバ心線を引張る方向)に付勢されている。かくしてフェルールが上記押しばねに抗して後方へ押し込まれると、露呈した光ファイバ心線に局所的に弛みが生ずる。
上記固定部材には把持部材が外嵌されており、露呈した抗張力線条体をシース端部から前方へ引き出してこれを固定部材と把持部材との間に挿通し、しかる後、把持部材をカシメることにより抗張力体を固定的に把持する。かくして、抗張力線条体により張力を受けるようにして、光ファイバ心線が張力を受けることなく弛みをもって光コネクタに接続される。しかる後、ハウジングにより保持される保護部材(ブーツ)により、露呈している抗張力線条体及び光ファイバ心線を覆い保護する。
特許第5089635号
しかしながら、特許文献1では、抗張力線条体自体はその端部で固定部材と把持部材とにより把持されているものの、この抗張力線条体は被覆には固定把持されておらず、前方への外力を受けた場合、被覆から引き出されてしまう。したがって、保護部材で保護される前に、上記抗張力線条体が外力を受けると、被覆の端部からの該抗張力線条体の露呈長が大きくなる。この露呈長は、外力の大きさにより不定となる。
したがって、抗張力線条体の露呈長が過大になったときには、最終的に上記抗張力線条体が保護部材に収まりきれない場合を生じ、光コネクタへの光ケーブルの接続に支障をきたすことになる。
本発明は、かかる事情に鑑み、抗張力線条体の露呈長が一定して、光コネクタの光ケーブルへの接続が円滑に行われる光ケーブル接続構造体及び光ケーブル接続方法を提供することを課題とする。
上述の課題は、本発明によれば、次のごとくの構成の光ファイバ接続構造体及び光ファイバ接続方法により解決される。
<光ファイバ接続構造体>
本発明に係る光ファイバ接続構造体は、光ファイバ心線と抗張力線条体が被覆で覆われた光ケーブルが、コネクタに内蔵される接続要素に接続される。
かかる光ケーブル接続構造体において、本発明では、光ケーブルの端部で被覆が除去されて光ファイバ心線と抗張力線条体が被覆端部から露呈した状態で、該被覆端部をその外周面で緊締する緊締部材と、被覆端部から露呈した露呈光ファイバ心線が貫通した状態で、被覆端部から露呈した露呈抗張力線条体を把持する把持部材と、露呈光ファイバ心線がコネクタの接続要素に接続されるとともに把持部材が該コネクタに取りつけられた状態で、光ファイバ心線の軸線方向で緊締部材から把持部材までの範囲を覆う保護部材とを有することを特徴としている。
このように構成される本発明では、露呈抗張力線条体は、緊締部材と把持部材とが、露呈長の離れた2位置に固定されるので、外力を受けても露呈抗張力線条体が被覆から引き出されることなく、上記2位置間の露呈長は一定を保つ。
本発明において、把持部材は、光ファイバ心線の長手方向を軸線とする内側把持部材と、該内側把持部材に対して外嵌された外側把持部材とを有し、露呈抗張力線条体が内側把持部材内から該内側把持部材と外側把持部材との間に挿通された状態で、該外側把持部材が露呈抗張力線条体を把持するようにカシメられて構成されていることとしてもよい。こうすることで、把持部材は、簡単な構成で、容易に抗張力線条体の把持状態を得る。
本発明において、露呈光ファイバ心線と露呈抗張力線条体とが中間スリーブに挿通された状態で該中間スリーブを介して保護部材で覆われていることが好ましい。こうすることで、露呈抗張力と露呈光ファイバ心線を中間スリーブでまとめることができ、保護部材の取付作業がしやすくなる。
本発明において、中間スリーブは、熱収縮性樹脂チューブとすることができる。かかる中間スリーブを用いれば、該中間スリーブを外嵌後に熱収縮させることで露呈光ファイバ心線と露呈抗張力線条体とが小径にまとまる。
本発明において、光ファイバ心線が接続されるコネクタの接続要素は、例えば、光ファイバからの光信号を電気信号に変換する変換回路部とすることができる。
<光ファイバ接続方法>
本発明の上述の光ファイバ接続構造体は、次の接続手順を構成とする光ファイバ接続方法にしたがい接続される。
光ファイバ心線と抗張力線条体が被覆で覆われた光ケーブルを、コネクタに内蔵される接続要素に接続する光ケーブル接続方法において、光ケーブルの端部で被覆を除去して被覆端部から光ファイバ心線と抗張力線条体を露呈させるとともに、被覆端部から露呈した露呈光ファイバ心線および露呈抗張力線条体を覆うための保護部材と、該露呈抗張力線条体を把持するための把持部材とを光ファイバケーブルへ外挿する予備工程と、把持部材を露呈光ファイバ心線と露呈抗張力線条体に対して前方へ移動して露呈抗張力線条体の端部寄り位置へもたらす把持部材前方移動工程と、被覆端部の外周面を緊締部材で緊締する緊締工程と、把持部材を露呈抗張力線条体の端部に把持する把持工程と、露呈抗張力線条体に弛みを与えながら把持部材を後方へ引き戻して露呈光ファイバ心線を引き出して接続要素に接続する光ファイバ心線接続工程と、把持部材を再び前方へ移動してコネクタに取りつける把持部材取付工程と、保護部材を前方へ移動して、光ファイバ心線の長手方向で
緊締部材から把持部材までの範囲を覆う保護部材取付工程と、を有することを特徴とする光ケーブル接続方法。
本発明は、以上のように、露呈抗張力線条体に対して緊締部材と把持部材が離れた2位置に固定されるので、露呈抗張力線条体は引き出し方向に外力を受けても被覆から引き出されることなく、上記2位置の間での露呈長は一定となり、したがって、保護部材の取付けが容易かつ確実に行われ、光ケーブルのコネクタへの接続作業を簡単かつ正確に行うことができる。
本発明の一実施形態としての光ケーブル接続構造体の外観を示す斜視図である。 図1の光ケーブル接続構造体の軸線を含む面での断面図である。 図1の光ケーブル接続構造体を、保護部材としてのブーツとコネクタのカバー体を外した状態で示す斜視図である。 緊締工程時の緊締部材とその周辺を示す斜視図である。 緊締部材と把持部材における断面図であり、(A)は緊締工程前そして把持工程前を示し、(B)は(A)に対し直角な面での断面で緊締工程後そして把持工程後を示す。 緊締工程後そして把持工程後における緊締部材そして把持部材を示す斜視図である。 光ファイバ心線接続工程後のコネクタの接続要素、緊締部材、把持部材を示す斜視図である。 図7の諸部材に加え、シールド部材、カバー体の未装着のコネクタ本体をも示す斜視図である。 図8のコネクタ本体の近傍にまで把持部材を前方へ引き戻したときの斜視図である。 図9のコネクタ本体をシールド部材の取付後で示し、シールド部材に把持部材を取付けたときの把持部材取付工程における斜視図である。 図10のコネクタ本体にカバー体を取りつけたときの斜視図である。
図1は、本発明の一実施形態としての光ケーブル接続構造体1の外観を示す斜視図であり、図2はその軸線を含む面での断面である。図1,図2において、光ファイバ接続構造体1は、光ケーブル10がコネクタ20に接続され、接続部分が保護部材としてのブーツ30により覆われている。
本実施形態において、光ケーブル10の軸線方向での向きに関し、コネクタ20が位置する向きを「前方」とし、光ケーブル10が位置する向きを「後方」とする。
上記光ケーブル接続構造体1は、ブーツ30及びコネクタ20のカバー体20Bの図示を省略した状態では、図3に見られるごとく、コネクタ本体20Aに対して光ケーブル10が接続されている。該光ケーブル10は、図2に見られるように、被覆10A内に光ファイバ心線10Cと、該光ファイバ心線10Cの周囲に分散する繊維状の抗張力線条体(例えば「ケブラー」(登録商標))10Bとを有している。ケーブル前端側(図2にて左側)で所定長さにわたり被覆の一部が切断除去されて被覆端部10A-1(被覆の一部が除去後、切断位置により後方に残る被覆の前端部)から抗張力線条体10Bと光ファイバ心線10Cとが露呈している。上記被覆端部10A-1には、該被覆端部10A-1の外周面をカシメ等により緊締している緊締部材40が取付られていて、該緊締部材40はその緊締力により被覆端部10A-1とその内部に位置する抗張力線条体10Bそして光ファイバ心線10Cとを互の間での光ケーブル10の軸線方向でのずれ(相対的移動)を阻止するように保持している。さらには、緊締部材40で緊締されている上記被覆端部10A-1から前方に露呈する露呈抗張力線条体10B-1の前端部が把持部材50で把持され該把持部材50がコネクタ本体20Aに取付けられている。光ファイバ10Cは、上記緊締部材40より前方が被覆端部10A-1から露呈されていて露呈光ファイバ心線10C-1を形成している。
光ケーブル10の露呈光ファイバ心線10C-1は、露呈抗張力線条体10B-1を把持する把持部材50には拘束されずに把持部材50よりも前方に延出し、コネクタ本体20A内の第一接続要素23A(図1,2には図示せず:図7参照)に接続されている。
次に、緊締部材40そして把持部材50の形態そして取付要領について図2,図3、図5にもとづき説明する。ここで、図5は、緊締部材40そして把持部材50について光ケーブル10の軸線を含む面での断面図であり、図5(A)は緊締部材40の緊締前、把持部材50の把持前の状態を示し、図5(B)は緊締部材40の緊締後、把持部材50の把持後の状態を図5(A)に対し直角な面(光ケーブル10の軸線まわりに90°回転した面)での断面図である。
緊締部材40は、図3と図5(A)に見られるように、金属筒状の内側案内部材41と、該内側案内部材41へ外挿される金属筒状での外側緊締部材42とを有している。内側案内部材41は光ケーブル10の被覆端部10A-1と光ファイバ心線10Cとの間に挿入される外径そして内径をなしており、外側緊締部材42はその内周面が光ケーブル10の被覆端部10A-1の外周面との間に隙間を形成する内径をなしている。内側案内部材41は、被覆端部10A-1との軸線方向位置を定めるために該被覆端部10A-1外で、該被覆端部10A-1の端面と軸線方向で当接する環状外周突部41Aが該内側案内部材41の外周面に設けられているとともに、被覆端部10A-1内に位置する円筒部41Bの外周面に、被覆端部10A-1の内周面が係止しやすいように複数の浅い環状の係止溝41B-1が形成されている。また、外側緊締部材42は、被覆端部10A-1を半径方向に圧するように圧潰(カシメ)作業を受けるのに好都合な多角形外周面をなしている(図3参照)。
把持部材50は、図3と図5(A),(B)に見られるように、金属筒状の内側把持部材51と該内側把持部材51へ隙間をもって外挿される金属筒状の外側把持部材52とを有し、上記隙間へ露呈抗張力線条体10B-1が周方向に分散した状態で挿通されるようになっている。内側把持部材51は、図5(B)に見られるように、外側把持部材52との軸線方向位置を定めるために該外側把持部材52外で該外側把持部材52の端面と軸線方向で当接する環状外周突部51Aが該内側把持部材51の外周面端部に設けられているとともに、外側把持部材52内に位置する円筒部51Bの外周面には、露呈抗張力線条体10B-1が係止しやすいように複数の浅い環状の係止溝51B-1(図5(A)参照)が形成されている。
外側把持部材52は、上記内側把持部材51の円筒部51Bとの間に隙間をもって該円筒部51Bの外周面に外挿される円筒部52Bと、該円筒部52Bの軸線方向端部で該円筒部52Bより半径内方に突設された環状内周突部52Aが設けられており、上記円筒部52Bを上記内側把持部材51の環状外周突部51Aに軸線方向で当接するまで該内側把持部材51の円筒部51Bへ外挿したときに、上記環状内周突部52Aが上記内側把持部材51の円筒部51Bの軸線方向端部に当接する。かくして、内側把持部材51と外側把持部材52とは両者間で、図5(B)のように断面で見たときに、クランク状の隙間を形成し、後述のようにこの隙間で抗張力線条体10Bの挿通を可能とする。
外側把持部材52は、図3及び図5(A)に見られるように、軸線方向端部近くの位置に、1つの直径線の方向での対向2箇所に半径方向凹溝52Cが形成されていることにより、端部に半径方向外方へ突出する係止突部52Dが設けられている。上記直径線に対し直角な方向では、図5(B)に見られるように凹溝も係止突部も設けられていない。
図1、図2に見られるように、保護部材としてのブーツ30は電気絶縁材で作られていて、緊締部材40からコネクタ20の後部にわたる露呈抗張力線条体10B-1、露呈光ファイバ心線10C-1を保護し、全体に可撓性を有するように、厚肉スリーブ状をなしていながらも、軸線方向に見たときに互に直角となる方向で、軸線方向の複数個所で交互に半径方向に没する凹所30Aが形成されている。
上記光ケーブル10の露呈光ファイバ心線10C-1が接続(結線)され把持部材50が取りつけられるコネクタ20のコネクタ本体20Aは、図2に見られるごとく、相手コネクタ(図示せず)と嵌合接続するための嵌合接続部21から光ケーブル10の方へ向け後方に延出する基板部22を有し、該基板部22の両面のそれぞれには光ケーブル10からの光信号を電気信号に変換して上記嵌合接続部21の端子接触部21Aに伝達する接続要素23が実装されている。本発明ではこの接続要素23は発明の本旨とするところではないので、その詳細説明は省略する。
かかるコネクタ本体20Aは、ケース状のシールド部材20Cで覆われている。該シールド部材20Cは、後端(図2及び図3にて右端)から後方に突出し折り返し部を形成する係止突片20C-1を有し、該係止突片20C-1には長溝状の係止窓20C-2が形成されていて、該係止窓20C-2に上記外側把持部材52の係止突部52Dが光ケーブル10の半径方向内方から突入し、軸線方向で上記シールド部材20Cに対し係止するようになっている。なお、上記コネクタ本体20Aは相手コネクタとの嵌合接続の際に抜けを防止するロック部材20Dをも有している。
かかるコネクタ本体20Aは、電気絶縁材のカバー体20Bにより保護されている。
次に、光ケーブル10のコネクタ20への接続及び光ケーブル10へのブーツ30、緊締部材40、把持部材50の接続・取付要領について説明する。
先ず、光ケーブル10について前端側で被覆10Aを軸線方向での所定長だけ除去し、被覆端部10A-1から抗張力線条体10Bと光ファイバ心線10Cを露呈させて、所定長の露呈抗張力線条体10B-1と露呈光ファイバ心線10C-1を形成する。上記被覆10Aの所定長にわたる除去に、先立ちあるいは除去後に、上記ブーツ30、緊締部材40の外側緊締部材42、把持部材50さらにはコネクタ20のカバー体20Bの諸部材を予め光ケーブル10へ外挿することで、該諸部材を光ケーブル10の後部側に待機させておく(予備工程)。
次に、露呈抗張力線条体10B-1から仕別けして露呈光ファイバ心線10C-1のみを前方へ引き出し後、複数の繊維状の露呈抗張力線条体10B-1を周方向に分散させながら緊締部材40の内側案内部材41と外側緊締部材42の間に後方から挿通させ、図5(A)のように該緊締部材40の内側案内部材41の環状外周突部41Aに対し、被覆端部10がその前端で露呈抗張力線条体10B-1を軸線方向で挟み込むようにして当接する位置に上記内側案内部材41を前方からもたらすとともに、この内側案内部材41の円筒部41B(環状外周突部41Aより後方、すなわち右方の部分)の外周面上に外側緊締部材42を位置づける。このとき、露呈光ファイバ心線10C-1は内側案内部材41を貫通して前方へ延出し、露呈抗張力線条体10B-1は、上記内側案内部材41と外側緊締部材42の間から前方へ向け延出している。
さらに、把持部材50を緊締部材40よりも前方位置へもたらして(把持部材前方移動工程)(図5(A)参照)、緊締部材40の位置から前方へ延出する露呈光ファイバ心線10C-1を把持部材50の内側把持部材51及び外側把持部材52に貫通してさらに前方へ延出した状態にする。一方、緊締部材40から前方へ所定長だけ延出する露呈抗張力線条体10B-1は、上記把持部材50の内側把持部材51の前端で半径外方へ屈曲され該内側把持部材51の外周面上で後方へ向けられる(図5(A)参照)。しかる後、外側緊締部材42を、適宜工具を用いて、図5(B)のように、半径方向に圧潰し(カシメて)、露呈抗張力線条体10B-1を外側緊締部材42と内側案内部材41との間で挟持する(緊締工程)。これに引き続き、把持部材50の外側把持部材52が内側把持部材51に対して後方に移動されて、外側把持部材52の円筒部52Bの後端が露呈抗張力線条体10B-1を挟むように内側把持部材51の環状外周突部51Aに当接する位置にもたらされる。しかる後、図5(B)に見られるように、外側把持部材52の円筒部52Bを適宜工具により半径方向内方に圧潰して(カシメて)、露呈抗張力線条体10B-1を外側把持部材52と内側把持部材51との間で挟持する(把持工程)。かかる状態では、露呈光ファイバ心線10C-1は把持部材50から前方へ延出している(図6参照)。図6のように外側把持部材52と内側把持部材51の間から前方へはみ出す露呈抗張力線条体10B-1は、切断除去される。
しかる後、露呈抗張力線条体10Bを把持する把持部材50は、一旦、緊締部材40の位置を越えて後方へ引き戻されて、露呈光ファイバ心線10C-1がコネクタ本体20Aへ接続する際に露呈抗張力線条体10B-1が邪魔にならないようにしてから、図7に見られるごとく、露呈光ファイバ心線10C-1の前端部を、シールド部材20Cがまだ取りつけられていないコネクタ本体20Aの第一接続要素23Aに接続する(光ファイバ心線接続工程)。かくして、上記露呈光ファイバ心線10C-1が接続された上記第一接続要素23Aは、コネクタ20の基板部22に実装された第二接続要素23Bと嵌合接続可能状態とされた後(図8参照)、該第二接続要素23Bに嵌合接続される(図9参照)。第一接続要素23Aと第二接続要素23Bは、両者でコネクタ本体20Aの接続要素23を形成する。該接続要素23は、第一接続要素23Aと第二接続要素23Bに分割される必要なく一要素として形成されていてもよい。
しかる後、把持部材50を再び前方へ移動して図9のごとくコネクタ本体20Aの基板部22の後端近傍にもたらし、図10のごとくコネクタ本体20Aのシールド部材20Cを取りつけ、ブーツ30なしのコネクタの状態を得る。次に、把持部材50を前方へ移動させることにより、上記シールド部材20Cの係止突片20C-1に形成された係止窓20C-2へ、把持部材50の外側把持部材52に設けられた係止突部52Dが突入して係止した状態として、把持部材50のコネクタ本体20Aへの取付けが完了する(把持部材取付工程)。
しかる後、コネクタ本体20Aにカバー体20Bが取りつけられ(図11参照)、必要に応じ、緊締部材40と把持部材50の間の露呈抗張力線条体10B-1と露呈光ファイバ心線10C-1に対して、加熱により中間スリーブとしての収縮チューブ(図示せず)を装着・収縮して上記露呈抗張力線条体10B-1と露呈光ファイバ心線10C-1を一括して保護し、次に、保護部材としてのブーツ30を前方へ移動して、図1、図2のごとくコネクタ20に取りつけ、コネクタ20から緊締部材40までの範囲を保護する(保護部材取付工程)。
このように、本発明では、被覆端部10A-1から露呈している露呈抗張力線条体10B-1を、軸線方向で離れた2位置で、緊締部材40と把持部材50の両者で保持するので、該露呈抗張力線条体10B-1が軸線方向に力を受けても、被覆10Aから引き出されることがなく、露呈抗張力線条体10B-1の長さは常に一定となる。したがって、ブーツ30の取付けが容易かつ確実に行われ、光ケーブル10のコネクタ20への接続作業を簡単かつ正確に行うことができる。また、露呈抗張力線条体10B-1が被覆10Aから余分に引き出されることがないので、該露呈拡張力線条体10B-1を収容するブーツ30の上記軸線方向での大きさを最小限のものに留めて設計することができる。
1 光ケーブル接続構造体
10 光ケーブル
10A 被覆
10A-1 被覆端部
10B 抗張力線条体
10B-1 露呈抗張力線条体
10C 光ファイバ心線
10C-1 露呈光ファイバ心線
20 コネクタ
23 接続要素
30 ブーツ(保護部材)
40 緊締部材
50 把持部材
51 内側把持部材
52 外側把持部材

Claims (6)

  1. 光ファイバ心線と抗張力線条体が被覆で覆われた光ケーブルが、コネクタに内蔵される接続要素に接続される光ケーブル接続構造体において、
    光ケーブルの端部で被覆が除去されて光ファイバ心線と抗張力線条体が被覆端部から露呈した状態で、該被覆端部をその外周面で緊締する緊締部材と、
    被覆端部から露呈した露呈光ファイバ心線が貫通した状態で、被覆端部から露呈した露呈抗張力線条体を把持する把持部材と、
    露呈光ファイバ心線がコネクタの接続要素に接続されるとともに把持部材が該コネクタに取り付けられた状態で、光ファイバ心線の軸線方向で緊締部材から把持部材までの範囲を覆う保護部材と、を有し、
    緊締部材と把持部材とが、互いに分離した別部材をなしていることを特徴とする光ケーブル接続構造体。
  2. 把持部材は、光ファイバ心線の長手方向を軸線とする内側把持部材と、該内側把持部材に対して外嵌された外側把持部材とを有し、露呈抗張力線条体が内側把持部材内から該内側把持部材と外側把持部材の間とに挿通された状態で、該外側把持部材が露呈抗張力線条体を把持するようにカシメられて構成されていることとする請求項1に記載の光ケーブル接続構造体。
  3. 露呈光ファイバ心線と露呈抗張力線条体とが中間スリーブに挿通された状態で該中間スリーブを介して保護部材で覆われていることとする請求項1または請求項2に記載の光ケーブル接続構造体。
  4. 中間スリーブは熱収縮性樹脂チューブであることとする請求項3に記載の光ケーブル接続構造体。
  5. コネクタの接続要素は、光ファイバからの光信号を電気信号に変換する変換回路部であることとする請求項1ないし請求項4のうちの一つに記載の光ケーブル接続構造体。
  6. 光ファイバ心線と抗張力線条体が被覆で覆われた光ケーブルを、コネクタに内蔵される接続要素に接続する光ケーブル接続方法において、
    光ケーブルの端部で被覆を除去して被覆端部から光ファイバ心線と抗張力線条体を露呈させるとともに、被覆端部から露呈した露呈光ファイバ心線および露呈抗張力線条体を覆うための保護部材と、該露呈抗張力線条体を把持する把持部材とを光ファイバケーブルへ外挿する予備工程と、
    把持部材を露呈光ファイバ心線と露呈抗張力線条体に対して前方へ移動して露呈抗張力線条体の端部寄り位置へもたらす把持部材前方移動工程と、
    被覆端部の外周面を緊締部材で緊締する緊締工程と、
    把持部材を露呈抗張力線条体の端部に把持する把持工程と、
    露呈抗張力線条体に弛みを与えながら把持部材を後方へ引き戻して露呈光ファイバ心線を引き出して接続要素に接続する光ファイバ心線接続工程と、
    把持部材を再び前方へ移動してコネクタに取り付ける把持部材取付工程と、
    保護部材を前方へ移動して、光ファイバ心線の長手方向で緊締部材から把持部材までの範囲を覆う保護部材取付工程と、
    を有することを特徴とする光ケーブル接続方法。

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