JP5290390B2 - 光コネクタの組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタの組立方法に関する。
従来の光コネクタとして、例えば非特許文献1に記載されているものが知られている。非特許文献1に記載の光コネクタは、光ファイバを保持するフェルールと、フェルールを有するフェルール部材と、フェルール部材を収容するフレーム部材と、フレーム部材を収容すると共に、相手側のアダプタに接続されるプラグハウジングと、プラグハウジングと連結されると共に、光ファイバが導入されるリアハウジングとを備えている。
また、近年では、専用工場以外の外部の作業現場において光コネクタの組み立てが行われている。作業現場における組み立て作業性を向上させるために、例えば特許文献1に記載の光コネクタでは、端面研磨処理されたフェルール本体に挿着された短尺光ファイバと光ファイバ心線とを溶融接続し、その溶融接続部を補強体にて被覆して補強している。
日本規格協会編,「JISハンドブック 22 電子II オプトエレクトロニクス」,第1版,日本規格協会,2005年1月31日発行,p.322
特開2002−82257号公報
上記非特許文献1に記載の光コネクタを作業現場において組み立てる際には、作業性の観点から、特許文献1に記載の光コネクタの構成を適用することが好ましいが、そのような光コネクタの組み立てには以下のような問題があった。すなわち、非特許文献1に記載の光コネクタでは、プラグハウジング、フレーム部材の順にリアハウジングに装着する。このとき、プラグハウジングとリアハウジングとの連結は容易であるが、フレーム部材は、フェルール本体を挿通させると共に、位置決めをしながらリアハウジングに挿入して固定しなければならない。そのため、フレーム部材の組み付けが容易ではなく、作業現場において光コネクタを組み立てるのに時間と手間がかかるといった問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、光コネクタを容易に組み立てることができる光コネクタの組立方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光コネクタの組立方法は、内蔵ファイバを保持するフェルール本体を有するフェルール部材と、フェルール部材を収容するフレーム部材と、フレーム部材を収容する第1ハウジングと、第1ハウジングと連結されると共に、内蔵ファイバが接続される光ファイバが導入される第2ハウジングとを備える光コネクタの組立方法において、フレーム部材と第1ハウジングとの相対的な位置関係を維持してフレーム部材及び第1ハウジングを保持する保持部材を準備する工程と、保持部材によってフレーム部材及び第1ハウジングを保持する工程と、保持部材によってフレーム部材及び第1ハウジングを保持した状態において、フレーム部材にフェルール本体を挿通させると共に、第1ハウジングと第2ハウジングとを連結する工程とを含むことを特徴とする。
この光コネクタの組立方法では、フレーム部材と第1ハウジングとの相対的な位置関係を維持して保持する保持部材を用い、保持部材によりフレーム部材及び第1ハウジングを保持した状態で、フレーム部材にフェルール本体を挿通させて、第1ハウジングと第2ハウジングとを連結する。これにより、第1ハウジングと第2ハウジングとが連結されると、これに伴い第1ハウジングと相対的な位置関係が維持されているフレーム部材も位置決めされて配置される。したがって、フレーム部材を第2ハウジングに簡単に組み付けることができる。その結果、光コネクタを容易に組み立てることができる。
保持部材によってフレーム部材及び第1ハウジングを保持する工程において、保持部材に形成された貫通孔にフレーム部材を挿入した後、フレーム部材を覆うように第1ハウジングを配して保持部材と第1ハウジングとを螺合し、フレーム部材及び第1ハウジングそれぞれの中心軸が一致するようにフレーム部材及び第1ハウジングを保持部材によって保持することが好ましい。これにより、フレーム部材と第1ハウジングとの相対的な位置関係を保持部材によって良好に維持でき、その結果、第2ハウジングにフレーム部材及び第1ハウジングを良好に組み付けることができる。
フェルール本体に保護キャップを装着する工程を更に含み、第1ハウジングと第2ハウジングとを連結する工程において、フェルール本体に装着された保護キャップを保持部材の貫通孔に挿通させることが好ましい。これにより、フェルール本体を保持部材に挿通させるときに、フェルール本体が保護キャップによって保護される。そのため、フェルール本体に傷や塵・埃等が付着することを防止できる。
本発明によれば、光コネクタを容易に組み立てることができる。これにより、作業性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る光コネクタの組立方法により組み立てられた光コネクタを示す斜視図である。 図1に示す光コネクタの分解図である。 (a)は図1に示す光コネクタを上から見た図、(b)は(a)におけるb−b線断面図である。 図1に示した光コネクタの組み立て手順を示す図である。 図1に示した光コネクタの組み立て手順を示す図である。 図1に示した光コネクタの組み立て手順を示す図である。 仮組立部の構成を示す図である。 キャップを示す図である。 図1に示した光コネクタの組み立て手順を示す図である。 図1に示した光コネクタの組み立て手順を示す図である。 図1に示した光コネクタの組み立て手順を示す図である。 変形例に係る光コネクタの組み立て方法により組み立てられた光コネクタを示す斜視図である。 (a)は図12に示す光コネクタを上から見た図、(b)は(a)におけるb−b線断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光コネクタの組立方法により組み立てられた光コネクタを示す斜視図である。図2は、図1に示す光コネクタの分解図である。図3(a)は、図1に示す光コネクタを上から見た図、図3(b)は、図3(a)におけるb−b線断面図である。
各図において、光コネクタ1は、光コード2が組み付けられたコード型FCコネクタである。光コード2は、光ファイバ心線3と、この光ファイバ心線3を被覆する外被4と、光ファイバ心線3と外被4との間に介在された極細径の抗張力繊維(ケブラー)5とを有している(図5参照)。抗張力繊維5は、束状に集合された状態で光コード2に内蔵されている。
光コネクタ1は、フェルール部材6と、このフェルール部材6を収容するフレーム部材7と、フレーム部材7を収容すると共に、FC型のアダプタと連結するプラグハウジング(第1ハウジング)8と、このプラグハウジング8の後端側に連結されるリアハウジング(第2ハウジング)9と、このリアハウジング9に装着される外被押さえ部材10及び固定部材11と、固定部材11に取り付けられるブーツ12とを備えている。
フェルール部材6は、短尺状の内蔵ファイバ13を保持するフェルール本体14と、このフェルール本体14に固定されたフランジ部15とを有している。
内蔵ファイバ13は、フェルール部材6から後方に所定長だけ延び出ている。内蔵ファイバ13の先端には、光コード2の先端部分の外被4を除去して露出された光ファイバ心線3の先端が融着接続されている(図4参照)。内蔵ファイバ13と光ファイバ心線3との融着接続部Sは、融着保護スリーブ17により保護されている(図5参照)。
光コネクタ1の未使用時(相手側光コネクタとコネクタ接続しない時)には、フェルール本体14を塵や埃等から保護するためのダストキャップ(保護キャップ)18がフェルール本体14に被せられる(図5参照)。ダストキャップ18は、略円筒状を有している。また、ダストキャップ18は、例えば200℃の高温で溶融、軟化しない耐熱性プラスチックで形成されている。ダストキャップ18の前側部分の外周面には、滑り止め用凹凸部18bが設けられている。
フレーム部材7は、中空の部材であり、フェルール部材6を収容する。フレーム部材7は、円筒形状の筒状部20と、筒状部20の外表面に形成された環状の係止部21とから構成されている。筒状部20には、フェルール部材6を挿通する貫通孔24が形成されている。係止部21は、後述するプラグハウジング8の張出部28と当接する。筒状部20の外周面には、係止部21から前方に張り出す一対の突起部21a(図2では一方のみを図示)が設けられている。筒状部20の後部側には、一対の平坦部25が形成されており、その平坦部25に一対の切欠孔26が設けられている。切欠孔26は、後述するリアハウジング9の挿通部36の爪部に嵌合する。これにより、フレーム部材7は、リアハウジング9に固定されて連結される。
プラグハウジング8は、円筒形状をなしており、FC型のアダプタ(コネクタ)に接続される。プラグハウジング8の一端側(前方側)の内周面には、雌ねじ27が形成されている。雌ねじ27は、図示しないFC型のアダプタに形成された雄ねじに螺合する。図3(b)に示すように、プラグハウジング8の内部には、内側に張り出す環状の張出部28が設けられている。張出部28は、フレーム部材7の係止部21と当接したときに、フレーム部材7が張出部28よりも後方側に挿入されないように係止する。
プラグハウジング8の他端側(後方側)には、リアハウジング9の先端側が挿入される挿入部29が形成されている。プラグハウジング8は、リアハウジング9に固定されたフレーム部材7の係止部21とリアハウジング9との間に配置され、係止部21に係止されることで保持されている。
フェルール部材6のフランジ部15とリアハウジング9との間には、ばね30が配置されている。ばね30は、フェルール部材6のフランジ部15とリアハウジング9との間に圧縮状態で配置されている。ばね30は、フェルール部材6を前側に付勢する手段である。ばね30を設けることにより、相手側のFC型のアダプタとPC(Physical Contact)接続を行うことが可能となる。
リアハウジング9は、大筒状部31と、この大筒状部31の後側に設けられた小筒状部32とを有している。小筒状部32の径は、大筒状部31の径よりも小さくなっている。大筒状部31の外周面には、雄ねじ33が形成されている。
小筒状部32の外周面には、上記の外被押さえ部材10をガイドするための1対のガイドレール34が前後方向に延在するように形成されている。また、小筒状部32の外周面には、光コード2の外被4を固定するための刃部35が形成されている。
リアハウジング9内には、フレーム部材7の貫通孔24に挿通される挿通部36が設けられている(図9参照)。挿通部36の外周面には、フレーム部材7の切欠孔26に嵌合する爪部(図示しない)が設けられている。挿通部36の端面には、ばね30が当接する。
このようなリアハウジング9には、上記の外被押さえ部材10及び固定部材11が装着されている。外被押さえ部材10は、小筒状部32に嵌め込まれる環状部37と、この環状部37と一体化され、環状部37の軸方向に延びる1対の押さえアーム38とを有している。環状部37の内周面には、小筒状部32の各ガイドレールと係合する1対の突起(図示しない)が形成されている。
固定部材11は、略筒状をなしている。固定部材11は、光コード2の抗張力繊維5(図6参照)をリアハウジング9の大筒状部31に固定する抗張力繊維固定部39と、この抗張力繊維固定部39の後側に設けられ、光コード2の外被4を各押さえアーム38を介してリアハウジング9の小筒状部32に固定する外被固定部40とを有している。
抗張力繊維固定部39の内周面には、大筒状部31の雄ねじ33と螺合する雌ねじ41が形成されている。このとき、大筒状部31と抗張力繊維固定部39とで抗張力繊維5を挟み込むことが出来るように、雄ねじ33と雌ねじ41との間には所定のクリアランスが設けられている。
外被固定部40は、固定部材11の後側に対して先細りとなるようなテーパ領域40aを有している。従って、固定部材11の後端の開口径は、固定部材11の前端の開口径よりも小さくなっている。具体的には、固定部材11の後端の開口径は、外被押さえ部材10の外径よりも小さくなっている。
外被固定部40には、上記のブーツ12が装着される。ブーツ12は、リアハウジング9の後方において光コード2に急激な曲げが作用しないように光コード2を保護するものである。ブーツ12には、予め補強チューブ42が取り付けられている。
次に、以上のように構成した光コネクタ1を組み立てる手順(光コネクタ1の組立方法)について説明する。まず、図4(a)に示すように、ばね30、リアハウジング9、外被押さえ部材10、固定部材11及びブーツ12を順に並べ、これらの部品に後側(補強チューブ42側)から光コード2を通す。
続いて、図4(b)に示すように、光コード2の先端部分の外被4を除去して、光ファイバ心線3及び抗張力繊維5を露出させる。続いて、図4(c)に示すように、外被4の先端部分を引き裂いて二股状態とする。そして、図4(d)に示すように、二股状態の外被4と抗張力繊維5とを折り返す。
続いて、図5(a)に示すように、融着保護スリーブ17に光ファイバ心線3を通す。そして、光ファイバ心線3の先端部分の心線被覆を除去して、裸ファイバ3aを露出させて清掃する。続いて、光コード2の先端部分を融着用ファイバホルダ(図示しない)にセットする。そして、裸ファイバ3aの先端部をカットする。その後、融着用ファイバホルダを融着機(図示しない)にセットする。
続いて、柄付きダストキャップ18をフェルール本体14に装着したフェルール部材6を準備し、柄付きダストキャップ18が取り付けられたフェルール部材6をフェルールホルダ(図示しない)にセットする。そして、フェルールホルダを融着機(図示しない)にセットする。その後、図5(a)に示すように、融着機によって内蔵ファイバ13の先端と光ファイバ心線3の裸ファイバ3aの先端とを融着接続する。
続いて、図5(b)に示すように、内蔵ファイバ13と光ファイバ心線3との融着接続部Sの位置まで融着保護スリーブ17を移動させ、その状態で融着保護スリーブ17を200℃程度の温度で加熱収縮する。これにより、融着保護スリーブ17が融着接続部Sの位置からずれることが無い。そして、図5(c)に示すように、折り返し状態の外被4及び抗張力繊維5を元の状態に戻す。
続いて、図6(a)に示すように、フレーム部材7及びプラグハウジング8をキャップ(保持部材)42によって保持した仮組立部Pを準備する。ここで、仮組立部Pについて、図7を参照して説明する。図7は、仮組立部を示す図である。
図7に示すように、仮組立部Pは、キャップ43と、フレーム部材7と、プラグハウジング8とから構成されている。仮組立部Pは、キャップ43にフレーム部材7とプラグハウジング8とが保持されている。図8に示すように、キャップ43は、正面視において凸形状を呈しており、円筒形状の本体部44と、本体部44に突設された本体部44よりも小径の小径部45とを有している。
本体部44及び小径部45には、貫通孔46が形成されている。貫通孔46の開口径は、フェルール本体14を保持するダストキャップ18の外径よりも大きくなっており、且つ、フレーム部材7の筒状部20の直径と略同等となっている。このような構成により、キャップ43では、フレーム部材7が貫通孔46に挿入されることでフレーム部材7を保持する。また、小径部45には、切欠部45aが設けられている。切欠部45aは、フレーム部材7が貫通孔46に挿入された状態において、フレーム部材7の突起部21aに対応する位置に配置されている。切欠部45aは、フレーム部材7の突起部21aと係合する。これにより、フレーム部材7は、キャップ43に対して相対的に回転しないようにキャップ43に保持される。
また、小径部45の外表面には、雄ねじ47が形成されている。雄ねじ47は、プラグハウジング8の雌ねじ27と螺合する。プラグハウジング8は、フレーム部材7を収容するように配され、キャップ43と螺合される。このような構成により、キャップ43では、プラグハウジング8と螺合することでプラグハウジング8を保持する。仮組立部Pでは、キャップ43にフレーム部材7及びプラグハウジング8が取り付けられて保持されている状態において、フレーム部材7とプラグハウジング8との中心軸が略一致するように相対的な位置関係が維持されている。すなわち、キャップ43は、フレーム部材7及びプラグハウジング8がリアハウジング9に連結されて各々の中心軸が略一致するような状態の位置関係を維持するように、フレーム部材7及びプラグハウジング8を保持している。なお、ここで言うフレーム部材7の中心軸とは、略円筒形状のフレーム部材7の筒状部20において、筒状部20の径方向の略中心を通り、且つ筒状部20の長手方向に沿って延在する仮想の直線を意図している。また、プラグハウジング8の中心軸とは、略円筒形状のプラグハウジング8の径方向の略中心を通り、且つプラグハウジング8の長手方向に沿って延在する直線を意図している。それぞれの中心軸は、略円筒形状の中空部材の内部空間に設定されるものであり、それぞれの部材の断面形状において厳密に径方向の中心を通るように設定される必要はなく、径方向の略中心を通って長手方向に延在する直線であればよい。そして、これらの中心軸が略一致していればよく、厳密に一直線上に一致していなくてもよい。
図6(a)に戻って、仮組立部Pをダストキャップ18の端部18c側から挿通する。そして、図9に示すように、仮組立部Pをリアハウジング9側に移動させる。これにより、図6(b)に示すように、プラグハウジング8の挿入部29にリアハウジング9が挿入されると同時に、フレーム部材7の位置決めが行われる。そして、フレーム部材7の貫通孔24にリアハウジング9の挿通部36が挿通されてフレーム部材7の切欠孔26にリアハウジング9の挿通部36の爪部が嵌合し、フレーム部材7がリアハウジング9に固定される。これに伴い、プラグハウジング8がフレーム部材7とリアハウジング9との間に保持される。
続いて、図10(a)に示すように、二股状態の外被4をリアハウジング9の小筒状部32の刃部35上に載せる。そして、図10(b)に示すように、外被4をリアハウジング9の小筒状部32の刃部35上に載せた状態で、小筒状部32に外被押さえ部材10を嵌め込む。すると、刃部35が外被4に食い込んでいく。
続いて、抗張力繊維5をリアハウジング9の大筒状部31上に載せた状態で、図11(a)に示すように、固定部材11を大筒状部31にねじ込む。これにより、抗張力繊維5が大筒状部31と抗張力繊維固定部39とに挟み込まれて固定されることとなる。
また、リアハウジング9の小筒状部32が固定部材11の外被固定部40に覆われるようになる。このとき、外被固定部40が固定部材11の後側に対して先細りとなるようなテーパ領域32aを有しているため、外被押さえ部材10の各押さえアーム38が外被固定部40に押されて小筒状部32側に曲がるようになる。これにより、二股状態の外被4が各押さえアーム38を介して外被固定部40と小筒状部32とに挟み込まれて強く固定されることとなる。
続いて、図11(b)に示すように、補強チューブ42が付いたブーツ12を固定部材11の外被固定部40に装着する。そして、図11(c)に示すように、柄付きダストキャップ18の柄部18aを指で切る。以上により、図1に示すような光コネクタ1が完成する。
以上説明したように、光コネクタ1では、フレーム部材7とプラグハウジング8との相対的な位置関係を維持して保持するキャップ43を用い、キャップ43によりフレーム部材7及びプラグハウジング8を保持した状態で、フレーム部材7にフェルール本体14を挿通させ、プラグハウジング8とリアハウジング9とを連結する。これにより、プラグハウジング8とリアハウジング9とが連結されると、プラグハウジング8と相対的な位置関係が維持されているフレーム部材7も位置決めされて配置される。
すなわち、フレーム部材7よりも取り付け易いプラグハウジング8とリアハウジング9とを連結させるだけで、取り付け難いフレーム部材7の位置決めがされてフレーム部材7がリアハウジング9に固定される。したがって、フレーム部材7をリアハウジング9に簡単に組み付けることができる。その結果、光コネクタ1を容易に組み立てることができる。
なお、作業現場において光コネクタ1が組み立てられる際、仮組立部Pは、最初からキャップ43にフレーム部材7及びプラグハウジング8が保持されている状態で梱包されていることが好ましい。これにより、光コネクタ1をより容易に組み立てることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、コード型FCコネクタを例示して説明したが、心線型FCコネクタであってもよい。図12は、心線型のFCコネクタを示す斜視図である。図13(a)は、図12に示す光コネクタを上から見た図、図13(b)は、図12(a)におけるb−b線断面図である。
各図に示すように、光コネクタ1Aは、光コード2が組み付けられた心線型FCコネクタである。光コネクタ1Aは、上記実施形態におけるリアハウジング9に代えて、リアハウジング9Aを備えている。光コネクタ1Aは、上記実施形態における外被押さえ部材10及び固定部材11を備えていない。すなわち、光コネクタ1Aは、フェルール部材6と、このフェルール部材6を収容するフレーム部材7と、フレーム部材7を収容すると共に、FC型のアダプタと連結するプラグハウジング8と、このプラグハウジング8の後端側に連結されるリアハウジング9Aと、このリアハウジング9に取り付けられるブーツ12Aとを備えている。
光コネクタ1Aを組み立てる場合であっても、光コネクタ1と同様に、フレーム部材7とプラグハウジング8との相対的な位置関係を維持して保持するキャップ43を用い、キャップ43によりフレーム部材7及びプラグハウジング8を保持した状態で、フレーム部材7にフェルール本体14を挿通させると共に、プラグハウジング8とリアハウジング9とを連結する。これにより、プラグハウジング8とリアハウジング9Aとが連結されると、プラグハウジング8と相対的な位置関係が維持されているフレーム部材7も位置決めされて配置される。したがって、フレーム部材7をリアハウジング9Aに簡単に組み付けることができる。その結果、光コネクタ1を容易に組み立てることができる。
1…光コネクタ、3…光ファイバ心線(光ファイバ)、6…フェルール部材、7…フレーム部材、8…プラグハウジング(第1ハウジング)、9…リアハウジング(第2ハウジング)、13…内蔵ファイバ、14…フェルール本体、18…柄付きダストキャップ(保護キャップ)、43…キャップ(保持部材)、46…貫通孔。

Claims (3)

  1. 内蔵ファイバを保持するフェルール本体を有するフェルール部材と、前記フェルール部材を収容するフレーム部材と、前記フレーム部材を収容する第1ハウジングと、前記第1ハウジングと連結されると共に、前記内蔵ファイバが接続される光ファイバが導入される第2ハウジングとを備える光コネクタの組立方法において、
    前記フレーム部材と前記第1ハウジングとの相対的な位置関係を維持して前記フレーム部材及び前記第1ハウジングを保持する保持部材を準備する工程と、
    前記保持部材によって前記フレーム部材及び前記第1ハウジングを保持する工程と、
    前記保持部材によって前記フレーム部材及び前記第1ハウジングを保持した状態において、前記フレーム部材に前記フェルール本体を挿通させると共に、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを連結する工程とを含むことを特徴とする光コネクタの組立方法。
  2. 前記保持部材によって前記フレーム部材及び前記第1ハウジングを保持する工程において、前記保持部材に形成された貫通孔に前記フレーム部材を挿入した後、前記フレーム部材を収容するように前記第1ハウジングを配して前記保持部材と前記第1ハウジングとを螺合し、前記フレーム部材及び前記第1ハウジングそれぞれの中心軸が一致するように前記フレーム部材及び前記第1ハウジングを前記保持部材によって保持することを特徴とする請求項1記載の光コネクタの組立方法。
  3. 前記フェルール本体に保護キャップを装着する工程を更に含み、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを連結する工程において、前記フェルール本体に装着された前記保護キャップを前記保持部材の前記貫通孔に挿通させることを特徴とする請求項2記載の光コネクタの組立方法。
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