JP2001204120A - 配線管の端部取付けキャップ - Google Patents

配線管の端部取付けキャップ

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JP2001204120A
JP2001204120A JP2000010956A JP2000010956A JP2001204120A JP 2001204120 A JP2001204120 A JP 2001204120A JP 2000010956 A JP2000010956 A JP 2000010956A JP 2000010956 A JP2000010956 A JP 2000010956A JP 2001204120 A JP2001204120 A JP 2001204120A
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JP
Japan
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cap
cap body
opening
tube
corrugated pipe
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JP2000010956A
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Masahiko Arai
政彦 新井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、線材束が配線管の端部に直接接触
して摺れて損傷するのを防止することができる配線管の
端部取付けキャップを提供するものである。 【解決手段】 ワイヤハーネス13の外周部に装着される
コルゲート管12の端部に取付けられるキャップ11であっ
て、長手方向にスリット14aが形成されるとともにコル
ゲート管12の端部に嵌合可能な嵌合溝14bを有するキャ
ップ本体14と、キャップ本体14に設けられワイヤハーネ
ス13をコルゲート管12内に挿通可能な開口部15とを備
え、開口部15の周縁部分を弾性部材から構成するために
キャップ本体14を弾性部材から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線管の端部取付
けキャップに関し、詳しくは、コルゲート管等の配線管
の端部に取付けられ、このコルゲート管の端部から外方
に延在するワイヤハーネス等の線材束がコルゲート管と
直接接触するのを防止するための配線管の端部保護キャ
ップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からワイヤハーネス等の線材束を外
部から保護しつつ、車体や電気機器等のパネルに取付け
るための配線管として、例えば、コルゲート管が用いら
れており、このようなコルゲート管としては、例えば図
3、4に示すようなものが知られている。
【0003】図3、4において、1は外周部が凹凸状に
形成された弾性体からなるコルゲート管であり、このコ
ルゲート管1は中空状に形成され、その延在方向に沿っ
て形成されたスリット1aを通して内周部で複数の電線
からなるワイヤハーネス2を把持するようになってい
る。
【0004】具体的には、図4(a)(b)に示すよう
にスリット1aを通してワイヤハーネス2をコルゲート
管1に挿通した後、コルゲート管1がスリット1aを境
に広がってワイヤハーネス2からずれないようにするた
め、図4(c)に示すようにコルゲート管1の端部にテ
ープ3を巻回するようにしている。なお、図4におい
て、符号4はワイヤハーネス2の端部に取付けられたコ
ネクタである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコルゲート管1にあっては、ワイヤハーネス
2から外れないようにするために端部にテープ3を巻回
していたため、図5に示すようにコネクタ4側のワイヤ
ハーネス2がコルゲート管1の端部に対して自由に動い
てしまい、ワイヤハーネス2が摺れて損傷してしまうと
いう問題があった。
【0006】そこで本発明は、線材束が配線管の端部に
直接接触して摺れて損傷するのを防止することができる
配線管の端部取付けキャップを提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、線材束の外周部に装着され
る中空状の配線管の端部に取付けられる端部取付けキャ
ップであって、長手方向にスリットが形成されるととも
に前記配線管の端部に嵌合可能なキャップ本体と、該キ
ャップ本体に設けられ前記線材束を配線管内に挿通可能
な開口部とを備え、少なくとも前記開口部の周縁部分を
弾性部材から構成したことを特徴としている。
【0008】その場合、配線管に取付けられた線材束に
対してスリットを通してキャップ本体を線材束の外周部
に装着した後、キャップ本体を配線管の端部に嵌合させ
る。この際、線材束を開口部を通して配線管の端部から
外方に延在させることができる。
【0009】また、キャップ本体の開口部の周縁部分を
弾性部材から構成しているため、線材束を開口部の周縁
部分に接触させて配線管の端部に直接接触するのを防止
することができ、線材束が摺れて損傷するのを防止する
ことができる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記キャップ
本体にテープ取付け用の突出片を設けたことを特徴とし
ている。
【0011】その場合、キャップ本体を配線管に強固に
取付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1、2は本発明に係る配線管の端部取付
けキャップの一実施形態を示す図である。
【0014】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、11は端部取付けキャップであり、この端部取付けキ
ャップ11はコルゲート管(配線管)12の端部に取付けら
れるようになっている。このコルゲート管12は外周部に
環状凸部と環状凹部が交互に形成されており、ワイヤハ
ーネス(線材束)13に装着されるようになっている。な
お、端部取付けキャップ11が取付けられる配線管として
はコルゲート管以外の硬質チューブであっても良い。
【0015】この端部取付けキャップ11は長手方向にス
リット14aが形成された円筒状のキャップ本体14からな
り、ゴム等の弾性部材から構成されている。また、キャ
ップ本体14には環状の嵌合溝14bが形成されており、こ
の嵌合溝14bはコルゲート管12の端部に嵌合するように
なっている。
【0016】また、キャップ本体14には開口部15が形成
されており、この開口部15にはワイヤハーネス13が挿通
可能になっている。また、キャップ本体14の端部には一
対の突出片16a、16bが設けられており、この突出片16
a、16bはテープ17を取付けるためのテープ代を構成し
ている。なお、図2中、符号18はワイヤハーネス13の端
部に取付けられたコネクタである。
【0017】このようなコルゲート管12に上述した構成
を有するキャップ本体14を取付けるには、図2(a)に
示すようにコルゲート管12に取付けられたワイヤハーネ
ス13に対してスリット14aを通してキャップ本体14をワ
イヤハーネス13の外周部に装着した後、図2(b)に示
すように嵌合溝14bをコルゲート管12の端部に嵌合させ
る。この際、ワイヤハーネス12を開口部15を通してコル
ゲート管12の端部から外方に延在させることができる。
次いで、図2(c)に示すように突出片16a、16bにテ
ープ17を巻回することにより、キャップ本体14をコルゲ
ート管12に固定する。
【0018】以上説明したように、本実施形態では、キ
ャップ本体14を弾性部材から構成したため、ワイヤハー
ネス12を開口部15の周縁部分に接触させてコルゲート管
12の端部に直接接触させるのを防止することができ、ワ
イヤハーネス13が摺れて損傷するのを防止することがで
きる。
【0019】また、キャップ本体14にテープ17の取付け
用の突出片16a、16bを設けたため、キャップ本体14を
コルゲート管12に強固に取付けることができる。
【0020】なお、本実施形態では、キャップ本体14を
弾性部材から構成しているが、開口部15の周縁部分を弾
性部材から構成しても良い。この場合、例えば、プラス
チック製のキャップ本体の開口部の周縁に弾性部材を被
覆したり、プラスチック製のキャップ本体の開口部の周
縁部分を弾性部材から構成すれば良い。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キャップ
本体の開口部の周縁部分を弾性部材から構成しているた
め、線材束を開口部の周縁部分に接触させて配線管の端
部に直接接触するのを防止することができ、線材束が摺
れて損傷するのを防止することができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、キャップ本
体を配線管に強固に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線管の端部取付けキャップの一
実施形態を示す図であり、(a)キャップ本体の正面側
の外観斜視図、(b)はキャップ本体の背面側の外観斜
視図、(c)はキャップ本体の側面図、(d)はそのキ
ャップ本体の正面図である。
【図2】(a)〜(c)は一実施形態のキャップ本体を
コルゲート管に取付ける手順を示す図である。
【図3】(a)はコルゲート管の断面図、(b)はその
コルゲート管の正面図である。
【図4】(a)〜(c)はコルゲート管をワイヤハーネ
スに取付ける手順を示す図である。
【図5】ワイヤハーネスのコネクタ側がコルゲート管に
対して動く様子を示す図である。
【符号の説明】
11 端部取付けキャップ 12 コルゲート管(配線管) 13 ワイヤハーネス(線材束) 14 キャップ本体 14a スリット 15 開口部 16a、16b 突出片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材束の外周部に装着される中空状の配線
    管の端部に取付けられる端部取付けキャップであって、 長手方向にスリットが形成されるとともに前記配線管の
    端部に嵌合可能なキャップ本体と、該キャップ本体に設
    けられ前記線材束を配線管内に挿通可能な開口部とを備
    え、少なくとも前記開口部の周縁部分を弾性部材から構
    成したことを特徴とする配線管の端部取付けキャップ。
  2. 【請求項2】前記キャップ本体にテープ取付け用の突出
    片を設けたことを特徴とする請求項1記載の配線管の端
    部取付けキャップ。
JP2000010956A 2000-01-19 2000-01-19 配線管の端部取付けキャップ Pending JP2001204120A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013158226A (ja) * 2012-02-01 2013-08-15 Yazaki Corp プロテクタ及びワイヤハーネス
JP2013158225A (ja) * 2012-02-01 2013-08-15 Yazaki Corp ワイヤハーネス

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