JP2009158402A - コネクタカバー、該コネクタカバーの取付構造および取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタカバーを拡縮できる形状としながら、コネクタカバーと電線とを結合するテープ等の結合力を強くし、コネクタカバーが外れないようにする。
【解決手段】ワイヤハーネスの電線の端末に接続された端子を挿入係止する1または複数個のコネクタに被せて取り付けるコネクタカバーであって、軟質樹脂からなる可撓性を有する樹脂成形品であり、前記コネクタに装着される大径のコネクタ収容筒部と、該コネクタ収容筒部の一端側の縮径筒部と、該縮径筒部の最小径の先端に連続させて前記コネクタに接続する電線群に密着させて被せる小径の電線密着筒部とからなり、前記コネクタ収容筒部、前記縮径筒部および電線密着筒部の軸線方向の全長にわたって連続する1個または2個の内方へV字状に屈曲させて折り返した襞部を設け、前記コネクタ収容筒部、縮径筒部および電線密着筒部の夫々の内面から突出する各襞部の突出量は、それぞれ少なくとも軸心位置に達する長さとしている。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタカバーおよび該コネクタカバーの取付方法に関し、詳しくは、自動車や二輪車に配索されるワイヤハーネスの電線端末に接続されたコネクタに対して、電線端末側からコネクタに被せるコネクタカバーおよびその取付方法に関するものである。
自動車のエンジンルームや二輪車に配索されるワイヤハーネスには、該ワイヤハーネスを構成する電線群の端末に接続したコネクタに、該コネクタの端子挿入用キャビティに挿入するため分岐させる電線群のコネクタ根元位置側からコネクタのハウジング外面にかけてコネクタカバーを被せて、防塵および安全対策を図ると共にコネクタへの浸水防止を図っている。
この種のコネクタカバーとしては、本出願人は先に特開2005−93091号公報において、図7に示すコネクタカバー1を提供している。該コネクタカバーは薄肉の軟質樹脂からなる一体成形品で、コネクタに装着される大径のコネクタ装着部2と、電線のコネクタ根元付近の外周に装着される小径の電線装着部3と、該電線装着部3とコネクタ装着部2とを連続的に連結する縮径筒部4と備え、コネクタ装着部2の一端から電線装着部3の他端にかけて、軸線方向の全長にかけて周方向に間隔をあけてプリーツ5を8個程度多数設けている。これらのプリーツ5が外方へ2つ折りして山部を突出させた形状とし、プリーツ5の外方突出量は電線装着部3よりコネクタ装着部2で大とし、かつ、山部に挟まれた谷部6の幅は電線装着部3よりコネクタ装着部で広幅としている。
特開2005−93091号公報
特許文献1のコネクタカバーでは、プリーツ5を設けていることにより、電線本数の増減およびコネクタサイズの相違に対応することができる利点を有している。しかしながら、該コネクタカバーを電線群およびコネクタに被せた状態で組み立てた後に、自動車組み立てラインへ搬送する必要があり、その際、コネクタカバー1が外れないように電線群に固着しておく必要がある。よって、電線装着部3から引き出される電線群Wと電線装着部2の外周面にかけてテープが巻き付けられる。
該巻き付けられたテープは、電線装着部3の外周面にプリーツ5が突設しているため、プリーツ5の先端面5aに密着し、谷部6にはテープが密着せず、テープによる固着力が弱くなり、電線装着部3の内周面を電線群の外周面に隙間なく密着できず、防塵性能および止水性能が低下しやすい。かつ、多種類のコネクタサイズや電線本数の増減に対応するため、拡縮率を大とすると、プリーツ5の突出量を多くし、あるいはプリーツ5を密に設ける必要があり、プリーツ5によりコネクタカバー1は容易に広がるため、テープが外れやすいと、コネクタカバー自体が搬送時等に電線群およびコネクタから離脱しやすい問題がある。
特に、複数個のコネクタを1つのコネクタカバー内に収容し、かつ、各コネクタを接続した電線をコネクタ側から電線装着部3を通して後入れ挿入する場合、電線装着部3の拡径率を大きくしておく必要がある。一方、電線群を全て挿通した後に電線装着部3を電線群に密着させて防塵および防水を図る必要があるため、電線装着部3における前記プリーツ5は、前記のように、その突出量を大きくするか、プリーツ5を周方向に密に突設する必要がある。よって、プリーツ5の突出端にだけ密着するテープの固着力は更に低下し、より外れやすくなる。これらの点より、特許文献1のコネクタカバーを改良する必要がある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、拡縮機能を持たせるプリーツにより、テープ巻きの時のテープの密着力が弱くなり、外れやすくなる問題を解消することを課題としている。
前記課題を解決するため、第一の発明として、ワイヤハーネスの電線の端末に接続された端子を挿入係止する1または複数個のコネクタに被せて取り付けるコネクタカバーであって、
軟質樹脂からなる可撓性を有する樹脂成形品であり、前記コネクタに装着される大径のコネクタ収容筒部と、該コネクタ収容筒部の一端側の縮径筒部と、該縮径筒部の最小径の先端に連続させて前記コネクタに接続する電線群に密着させて被せる小径の電線密着筒部とからなり、
前記コネクタ収容筒部、前記縮径筒部および電線密着筒部の軸線方向の全長にわたって連続する1個または2個の内方へV字状に屈曲させて折り返した襞部を設けており、
前記コネクタ収容筒部、縮径筒部および電線密着筒部の夫々の内面から突出する各襞部の突出量は、それぞれ少なくとも軸心位置に達する長さとし、
前記電線密着筒部の外周面は、該電線密着筒部から導出する前記電線とテープ巻き又はバンド締めする結合面となり、該結合面となる電線密着筒部の外周面には前記襞部を外方に突出させずに円形状としていることを特徴とするコネクタカバーを提供している。
本発明のコネクタカバーでは、特許文献1では外方へ多数突出していたプリーツの代わりに、1個または2個の内方にV字状に屈曲させて折り返した襞部を設けている。これにより、電線群を挿通した後に電線群に密着させる前記電線密着筒部には内方に前記襞部は突出するが、外周面への突出はなく、外周面は平坦は円弧面となる。よって、該電線密着筒部から電線群にかけてテープ巻きをする場合、テープを電線密着筒部の外周面全体に密着させることができ、強固に電線群と結合でき、外れやすくなる問題を解消できる。テープ巻にかえてバンド締めした場合においても、バンドは全面にわたって電線密着筒部の外周面と密着し、結合力を強くできる。
かつ、前記襞部を1または2個として少数としているため、拡径率を大きくするため、これら襞部の突出量は、少なくとも軸心位置に達する長さとして、特許文献1のプリーツよりも折り返し量を多くしている。
前記各襞部を広げて、前記各筒部の外周面と連続した円弧面を形成した状態で、前記各筒部の断面積が1.5倍〜3倍増大する設定としていることが好ましい。
本発明では、内方に突出する前記襞部を少なくとも軸心位置に達する長さとしているため、該襞部が1個または2個であっても、最大に拡大させた断面積を前記のように1.5倍〜3倍とすることができる。
これにより、コネクタカバーへのコネクタおよび電線群の挿通作業性を高めることができると共に、多様はサイズのコネクタに対応できると共に電線本数の大幅な増減にも対応でき、汎用性の高いコネクタカバーとすることができる。
本発明は、第二の発明として、前記コネクタカバーの取付構造を提供しており、
前記コネクタ収容筒部では前記襞部を広げて前記コネクタに被せ、前記縮径筒部の前記襞部は前記コネクタに接続する電線群の根元部の隙間に突出させ、前記電線密着筒部の前記襞部は前記電線群の隙間に折り畳んだ状態で突出して、該電線密着筒部の外面を円形状に保持し、該円形状の電線密着筒部の外周面と電線群との間をテープ巻きで結合し、または締結バンドで結合していることを特徴とする。
前記電線密着筒部の内周面から突設した襞部は、折り畳んだ状態で電線群の隙間に突出し、電線群の隙間を減少させ、その外周面に巻き付けたテープまたはバンドにより、電線密着筒部の内周面と電線群の外周面および電線群間の隙間を無くして、安全対策を図ることができると共に、防塵性能および防水性能を高めることができる。
さらに、縮径筒部の内面から突出する襞部は、コネクタに接続する電線群の分岐した根元部の隙間に突出し、電線間の隙間を減少して、電線をガタつき無く保持できる機能を有する。
さらにまた、コネクタの外周面に被せるコネクタ収容筒部においても、該コネクタ収容筒部の全周にプリーツを設けずに、1または2個の襞部を設けているだけであるため、平坦な内周面となる部分が多く、コネクタのハウジング外周面に密着させやすくなり、この点からも防塵性能および防水性能を高めることができる。
特に、本発明のコネクタカバーは、前記コネクタ収容筒部は、複数のコネクタに被せるものとし、該コネクタ収容筒部の内周面は前記複数のコネクタの外面に密着させていることが好ましい。
本発明のコネクタカバーは、コネクタを収容するコネクタ収容筒部およびコネクタに接続した電線群に密着させる電線密着筒部では、内方への突出量が大きい1個または2個の襞部を設けて拡大率を大きくしているため、複数のコネクタおよび、これらコネクタにそれぞれ接続した電線群に取り付けてカバーすることができる。
かつ、コネクタ側を電線密着筒部側から通して後付けする場合、コネクタは電線密着筒部を通るが、電線密着筒部に前記突出量が大きい襞部を設けていることで、電線密着筒部が拡径してコネクタをスムーズに通すことができる。
本発明のコネクタカバーは、ポリ塩化ビニル(PVC)、あるいはエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、ニトルブタジエンラバー(NBR)から成形されており、かつ、その厚さは1.2mm〜1.8mm程度の薄肉とし、前記襞部が容易に変形できるようにしている。
さらに、本発明は前記コネクタカバーの取付方法を提供している。即ち、
電線端末にコネクタを取り付けた第1電線群を、前記コネクタカバーの電線密着筒部側から挿入し、前記コネクタをコネクタ収容筒部内に位置させ、
ついで、電線端末にコネクタを取り付けた第2電線群を前記コネクタカバーの電線密着筒部側から挿入し、前記コネクタをコネクタ収容筒部内に位置させ、
所要本数の電線群を前記コネクタカバーに挿通した後、
前記電線密着筒部の襞部を外周面より突出しないように内周側に押し込み、円形とした電線密着筒部の外周面と、該電線密着筒部の先端より引き出される前記電線群の外周面にかけてテープを巻き付けて結合していることを特徴とする。
前述したように、本発明のコネクタカバーは、コネクタ収容筒部、縮径筒部、電線密着筒部に、拡径用に内方に突出した1または2個の襞部を設け、電線密着筒部の外周面に襞部を突出させずに円弧面としていることにより、該電線密着筒部にテープを巻き付けて電線群と固定する際に、テープの全周を電線密着筒部の外周に密着させることができ、密着力を高めてコネクタカバーが電線およびコネクタから外れるのを確実に防止することができる。
また、前記襞部を少なくとも軸心位置まで突出させていることで、襞部の個数は1または2個と少なくしながら拡大率を多くすることができ、多様なサイズのコネクタや複数個のコネクタをコネクタ収容筒部内に収容できると共に、電線密着筒部内へのコネクタおよび電線群の通し作業を容易とすることができる等の種々の利点を有する。
以下、本発明のコネクタカバーの実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4に第一実施形態のコネクタカバーを示す。
コネクタカバー10は、図1に示すように、自動車に配索するワイヤハーネスW/Hを構成する第一電線群W1の端末に接続した第一コネクタ11と、第二電線群W2の端末に接続した第二コネクタ12の2個のコネクタに被せるものである。
本実施形態では、例えば、前記第一コネクタ11を12極コネクタとし、第一電線群W1の電線本数は12本としている。一方、第二コネクタ12は8極コネクタとし、第二電線群W2の電線本数は8本としている。
なお、本実施形態では、水のかかりやすい被水領域に配索しているワイヤハーネスのコネクタカバーとしている。
前記コネクタカバー10はポリ塩化ビニル(PVC)からなる射出成形品からなり、その肉厚は1.2mm〜1.8mmの範囲の薄肉とし、容易に変形する可撓性を持たせている。
図2に示すように、コネクタカバー10は、前記コネクタ11、12を収容する大径のコネクタ収容筒部20と、該コネクタ収容筒部20の一端側の縮径筒部21と、該縮径筒部21の最小径の先端に連続させて前記コネクタに接続する電線群W1、W2に密着させて被せる小径の電線密着筒部22とを軸線方向に連続させている。前記コネクタ収容筒部20の先端を開口20hとすると共に、電線密着筒部22の先端を開口22hとして、これら筒部20〜22の中空部20a、21a、22aを連続している。
前記コネクタ収容筒部20、縮径筒部21および電線密着筒部22は夫々軸線方向の断面を円形とし、外周面20b、21b、22bを円弧面としている。
かつ、これらコネクタ収容筒部20、縮径筒部21および電線密着筒部22には、軸線方向の全長にわたって連続する1個の内方へV字状に屈曲させて折り返した襞部25を設けている。即ち、コネクタ収容筒部20に襞部25a、縮径筒部に襞部25b、電線密着筒部22に襞部25cを連続して設けている。
前記各コネクタ収容筒部20、縮径筒部21および電線密着筒部22に設ける襞部25(25a、25b、25c)の内方への突出量Hは、それぞれの断面中心の軸心位置Oを越えて突出させ、該突出量は内径の約3/4程度としている。よって、該襞部25が前記各筒部20〜22の外周面と連続した円弧面を形成するように最大に拡径した状態で、断面積は約2倍程度増加する設定としている。
図3に示すように、コネクタカバー10内に第一コネクタ11を端末に接続した第一電線群W1、第二コネクタ12を端末に接続した第二電線W2を挿通させた状態で、第一、第二コネクタ11、12はコネクタ収容筒部20で被覆され、これら第一、第二コネクタ11、12に接続される電線群W1、W2のコネクタ根元位置の部分は前記縮径筒部21で被覆され、前記コネクタ根元位置に連続する第一、第二電線群W1、W2の多数本(20本)の電線群wは電線密着筒部22内で被覆される。
前記電線密着筒部22では前記襞部25cは折り畳まれた状態で内方へ突出し、電線密着筒部22の外周面22bは襞部25cが突出していない円形面となっている。
内方に突出した襞部25cは前記第一電線群W1の電線群と第二電線群W2の電線群との間に突出し、多数の電線を電線密着筒部22の中空部22a内に襞部25cによって区画して略均等に分散して配置することができる。かつ、襞部25cを介在させることで、襞部25cの両側の第一、第二電線群W1,W2の電線群wを電線密着筒部22の内周面と襞部25cとの間に夫々隙間なく密集させている。
前記円形面となる電線密着筒部22の外周面から、先端開口22hより引き出される第一、第二電線群W1、W2の外周面にかけてテープ30を巻き付けて、コネクタカバー10と電線群W1、W2とを固着している。
前記テープ30は、電線密着筒部22の外周面が円形であるため、その粘着面となる内面側の全面を電線密着筒部22の外周面に密着させて粘着させることができる。よって、密着面積を前記特許文献1よりも大幅に増加させることができ、このコネクタカバー10が電線群W1、W2から外れること確実に防止できる。
縮径筒部21では内方に突出する襞部25bが、電線密着筒部22と同様に、第一、第二コネクタ11、12に接続されるコネクタ首下位置の第一電線群W1と第二電線群W2との間に介在している。このように襞部25bがコネクタ首下位置で電線群の間に介在することで、電線群のガタ付き発生を防止できる。
コネクタ収容筒部20では、第一、第二コネクタ11、12を収容するため、襞部25aが開いた状態となって、第一、第二コネクタ11、12のハウジング外面に密着した状態で被覆している。
次ぎに、コネクタカバー10をそれぞれ第一コネクタ11を端末に接続した第一電線群W1、第二コネクタ12を端末に接続した電線群W2に対する取付方法を図4(A)〜(C)を参照して説明する。
まず、図4(A)に示すように、第一コネクタ11を取り付けた第1ワイヤハーネスを、コネクタカバー10の電線密着筒部22の先端開口22aから第一コネクタ11を挿入し、該電線密着筒部22、縮径筒部21を通して第一コネクタ11をコネクタ収容筒部20内に位置させる。
前記第一コネクタ11が電線密着筒部22を挿通する際に、襞部25cは開いて、断面積が増大するため、第一コネクタ11を無理なく電線密着筒部22に通すことができる。第一コネクタ11が挿通して第一電線群W1が電線密着筒部22に位置すると、襞部25cは閉じた状態となり、前記第一電線群W1を襞部25cの一側面側と電線密着筒部22の一側内周面との間に保持する。
ついで、第二コネクタ12を取り付けた第2ワイヤハーネスを、コネクタカバー10の電線密着筒部22の先端開口22aから第二コネクタ12を挿入し、該電線密着筒部22、縮径筒部21を通して第二コネクタ11をコネクタ収容筒部20内に位置させる。
前記第二コネクタ12が電線密着筒部22を挿通する際に、再度、襞部25cは開いて、断面積が増大し、前記第一電線群W1が保持されていない襞部25cの他面側の空間を通して第二コネクタ12を無理なく電線密着筒部22に通すことができる。第二コネクタ12が挿通して第二電線群W2が電線密着筒部22に位置すると、襞部25cは再度閉じた状態となり、前記第二電線群W2を襞部25cの他面側と電線密着筒部22の一側内周面との間に保持する。
このように、第一、第二コネクタ11、12を接続した第一、第二電線群W1、W2をコネクタカバー10内に通した後に、図4(C)に示すように、襞部25cが突出していない円形状の電線密着筒部22の外周面から第一、第二電線群W1、W2の外周面にかけて、テープ30を強い力で巻き付けていく。該テープ30の巻き付け力で電線密着筒部22の内周面を内部の第一、第二電線群W1、W2に押し付けて隙間のない状態とすると共に、電線密着筒部22の先端の開口22hを経て前記電線群W,W2の外周にテープ30をハーフラップ巻きすることで、該開口22hからの浸水発生を確実に防止できると共に防塵を図ることができる。
図5に第二実施形態を示す。
第二実施形態のコネクタカバー10では、前記襞部25(25a、25b、25c)には2個の襞部25−1、25−2を設けている。これら2個の襞部25ー1、25−2は軸心位置まで突出し、突出状態で襞部25−1、25−2によって各筒部20〜22の中空部が2分割される状態になるようにしている。
該構成とすると、2個のコネクタに接続する電線本数が同数であると、前記襞部25−1と25−2とにより、電線が均等に電線密着筒部22内に配置することができる。
また、襞部25−1、25−2と2個設けると、襞部25−1、25−2の開き時の断面積を大きくとることができ、大型コネクタの電線密着筒部22での通し作業をよりスムーズに行うことができる。
図6に第三実施形態を示す。
第三実施形態では、一つの大型コネクタ33(例えば、10極以上のコネクタ)をカバーする設定としている。
該大型コネクタ33を電線密着筒部22を通す時に襞部25cを大きく開くことで、スムーズに通し作業を行うことができ、かつ、該大型コネクタ33がコネクタ収容筒部20に位置すると、該大型コネクタ33を接続した電線群Wが電線密着筒部22に位置するため、襞部25cは閉じた状態となって内方へ突出で、電線群Wの隙間に介在する。
前記襞部25cが外方に突出していない電線密着筒部22の外周面に結束バンド37を巻き付けて、コネクタカバー10と電線群Wとをバンド締結で固定している。
該結束バンド37を用いた場合も、該バンドの全周を電線密着筒部22の外周面に密着させることができるため、締結力を強めることができる。
本発明のコネクタカバーは自動車および二輪車に配線するワイヤハーネス端末に装着する防塵用および安全対策用のコネクタカバーとして有効に用いることができる。特に、二輪車に配索するワイヤハーネス端末のコネクタカバーとしても用いると有効である。
本発明の第一実施形態のコネクタカバーを電線に装着した状態の斜視図である。 (A)はコネクタカバーの軸線方向の断面図、(B)は軸線方向と直交方向の断面図である。 (A)は図1のA−A線断面図、(B)は図1のB−B線断面図、(C)は図1のC−C線断面図である。 (A)〜(C)はコネクタカバーの取付工程を示す図面である。 第二実施形態を示す図面である。 第三実施形態を示す図面である。 従来例を示し、(A)はコネクタカバーの斜視図、(B)はコネクタカバーをコネクタに装着した状態を示す図面である。
符号の説明
10 コネクタカバー
11 第一コネクタ
12 第二コネクタ
20 コネクタ収容筒部
21 縮径筒部
22 電線密着筒部
25 襞部
30 テープ
W1 第一電線群
W2 第二電線群

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスの電線の端末に接続された端子を挿入係止する1または複数個のコネクタに被せて取り付けるコネクタカバーであって、
    軟質樹脂からなる可撓性を有する樹脂成形品であり、前記コネクタに装着される大径のコネクタ収容筒部と、該コネクタ収容筒部の一端側の縮径筒部と、該縮径筒部の最小径の先端に連続させて前記コネクタに接続する電線群に密着させて被せる小径の電線密着筒部とからなり、
    前記コネクタ収容筒部、前記縮径筒部および電線密着筒部の軸線方向の全長にわたって連続する1個または2個の内方へV字状に屈曲させて折り返した襞部を設けており、
    前記コネクタ収容筒部、縮径筒部および電線密着筒部の夫々の内面から突出する各襞部の突出量は、それぞれ少なくとも軸心位置に達する長さとし、
    前記電線密着筒部の外周面は、該電線密着筒部から導出する前記電線とテープ巻き又はバンド締めする結合面となり、該結合面となる電線密着筒部の外周面には前記襞部を外方に突出させずに円形状としていることを特徴とするコネクタカバー。
  2. 前記各襞部を広げて、前記各筒部の外周面と連続した円形状にした状態で、前記各筒部の断面積が1.5倍〜3倍増大する設定としている請求項1に記載のコネクタカバー。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコネクタカバーの取付構造であって、
    前記コネクタ収容筒部では前記襞部を広げて前記コネクタに被せ、前記縮径筒部の前記襞部は前記コネクタに接続する電線群の根元部の隙間に突出させ、前記電線密着筒部の前記襞部は前記電線群の隙間に折り畳んだ状態で突出して、該電線密着筒部の外面を円形状に保持し、該円形状の電線密着筒部の外周面と電線群との間をテープ巻きで結合し、または締結バンドで結合していることを特徴とするコネクタカバーの取付構造。
  4. 請求項1または請求項2に記載のコネクタカバーの取付方法であって、
    電線端末にコネクタを取り付けた第1電線群を、前記コネクタカバーの電線密着筒部側から挿入し、前記コネクタをコネクタ収容筒部内に位置させ、
    ついで、電線端末にコネクタを取り付けた第2電線群を前記コネクタカバーの電線密着筒部側から挿入し、前記コネクタをコネクタ収容筒部内に位置させ、
    所要本数の電線群を前記コネクタカバーに挿通した後、
    前記電線密着筒部の襞部を外周面より突出しないように内周側に押し込み、円形とした電線密着筒部の外周面と、該電線密着筒部の先端より引き出される前記電線群の外周面にかけてテープを巻き付けて結束していることを特徴とするコネクタカバーの取付方法。
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JP2011108556A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタカバー
JP2016004685A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 住友電装株式会社 コネクタカバーおよびワイヤハーネス
JP2017016981A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 株式会社クボタ コネクタ構造、及び、作業車
US10457317B2 (en) 2015-07-02 2019-10-29 Kubota Corporation Electric power steering unit with offset link mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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