JP2002064917A - コルゲート管の補助部材 - Google Patents

コルゲート管の補助部材

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JP2002064917A
JP2002064917A JP2000249842A JP2000249842A JP2002064917A JP 2002064917 A JP2002064917 A JP 2002064917A JP 2000249842 A JP2000249842 A JP 2000249842A JP 2000249842 A JP2000249842 A JP 2000249842A JP 2002064917 A JP2002064917 A JP 2002064917A
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JP
Japan
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corrugated pipe
slit
auxiliary member
wire harness
protective plate
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Pending
Application number
JP2000249842A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Goto
昌樹 後藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ワイヤハーネスを構成する電線の
一部がスリットからはみ出してしまうのを確実に防止す
ることができ、電線が周辺部材と接触して損傷するのを
防止して、周辺部材に短絡してしまうのを防止すること
ができるコルゲート管の補助部材を提供するものであ
る。 【解決手段】 コルゲート管11の延在方向と同方向に延
在し、コルゲート管11の曲率と略同じ曲率を有する保護
プレート15と、保護プレート15の長手方向に沿って設け
られ、スリット12に挿通可能な突起部材16とを備えたコ
ルゲート管11の補助部材14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コルゲート管の補
助部材に関し、詳しくは、コルゲート管のスリットを外
部から保護してスリットからワイヤハーネスを構成する
電線の一部がはみ出してしまうのを防止することができ
るコルゲート管の補助部材に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a)に示すように、車両に搭載さ
れるワイヤハーネス1は、周辺部材、例えば、車体パネ
ル2のブラケット2a等に接触してしまうと、電線が傷
付いて心線がビニールチューブから露出し、ブラケット
2aを介して短絡してしまうことがあるため、図3
(b)に示すように、ブラケット2aに接触する箇所を
コルゲート管3によって保護するようにしている。
【0003】従来のこの種のコルゲート管は、外周部に
環状凸部3aおよび環状凹部3bが連続して交互に形成
されており、延在方向に形成されたスリット4を通して
ワイヤハーネス1が収納されるようになっている。
【0004】したがって、従来のコルゲート管3にあっ
ては、スリット4を通してワイヤハーネス1を挿入する
ことができるため、コルゲート管3をワイヤハーネス1
に取付ける作業を簡単に行なうことができる。
【0005】また、図3中、符号5はコルゲート管3を
ワイヤハーネス1に固定するためのテープである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のコルゲート管3にあっては、ワイヤハーネス1
の径に応じた内径を有するコルゲート管3を選択してワ
イヤハーネス1に取付けるようになっているが、ワイヤ
ハーネス1の設置スペースが少ない場合には(ワイヤハ
ーネス1の設置スペースで十分なスペースしかない場合
等)、ワイヤハーネス1の外径に対して最適な内径より
も小さい内径を有するコルゲート管をワイヤハーネス1
に取付けることがある。
【0007】この場合、図4に示すようにスリット4か
らワイヤハーネス1を構成する電線の一部がはみ出して
しまい、ワイヤハーネスの周辺部材に接触して損傷する
ことにより、短絡してしまうおそれがあった。
【0008】そこで本発明は、ワイヤハーネスを構成す
る電線の一部がスリットからはみ出してしまうのを確実
に防止することができ、電線が周辺部材と接触して損傷
するのを防止して、周辺部材に短絡してしまうのを防止
することができるコルゲート管の補助部材を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上記課題
を解決するために、延在方向に環状凹部および環状凸部
が交互に形成されるとともに、延在方向に亘ってワイヤ
ハーネスが挿通可能なスリットが形成されたコルゲート
管に装着され、前記スリットから電線がはみ出してしま
うのを防止する補助部材であって、前記コルゲート管の
延在方向と同方向に延在し、前記コルゲート管の曲率と
略同じ曲率を有する保護プレートと、該保護プレートの
長手方向に沿って設けられ、前記スリットに挿通可能な
突起部材とを備えたことを特徴としている。
【0010】その場合、突起部材をスリットに挿通する
ようにして保護プレートをコルゲート管に取付けること
ができるため、補助部材によってスリットを閉鎖してス
リットから電線がはみ出してしまうのを防止することが
できる。
【0011】この結果、電線が周辺部材と接触して損傷
するのを防止することができ、周辺部材に短絡してしま
うのを防止することができる。
【0012】第2の発明は、上記課題を解決するため
に、前記保護プレートのコルゲート管装着面に両面テー
プが設けられることを特徴としている。
【0013】その場合、保護プレートをテープによって
コルゲート管に固着することができるため、保護プレー
トがコルゲート管から外れてしまうのを防止してスリッ
トから電線がはみ出してしまうのを確実に防止すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0015】図1、2は本発明に係るコルゲート管の補
助部材の一実施形態を示す図であり、このコルゲート管
は車体パネル等に配線されるワイヤハーネスに取付けら
れるものである。
【0016】まず、構成を説明する。図1(a)におい
て、11はコルゲート管であり、このコルゲート管11は、
延在方向に環状凹部11aおよび環状凸部11bが交互に形
成されるとともに、延在方向に亘ってワイヤハーネス13
が挿通可能なスリット12が形成されている。
【0017】一方、図1(b)において、符号14は補助
部材であり、この補助部材14は、コルゲート管11の延在
方向と同方向に延在し、コルゲート管11の曲率と略同じ
曲率を有する保護プレート15と、保護プレート15の長手
方向に沿って設けられ、スリット12に挿通可能な突起部
材16とから構成されている。
【0018】また、保護プレート15のコルゲート管11装
着面Aには図示しない両面テープが設けられており、こ
のテープを剥がすと、保護プレート15のコルゲート管11
装着面Aに接着剤が露出するようになっている。
【0019】なお、コルゲート管11はPP(ポリプロピ
レン)またはナイロンから構成されており、補助部材14
もコルゲート管11と同様の材質から構成されている。ま
た、図1、2中、符号17はコルゲート管11をワイヤハー
ネス13に固定するためのテープである。
【0020】本実施形態では、両面テープを剥がして保
護プレート15のコルゲート管11装着面Aに接着剤を露出
した後、突起部材16をスリット12に挿通するようにして
保護プレート15をコルゲート管11に取付けることによ
り、補助部材14によってスリット12を閉鎖してスリット
12からワイヤハーネス13を構成する電線の一部がはみ出
してしまうのを防止することができる。
【0021】このため、電線が車体パネルの周辺部材と
接触して損傷するのを防止することができ、周辺部材に
短絡してしまうのを防止することができる。
【0022】また、保護プレート15をテープによってコ
ルゲート管11に固着することができるため、保護プレー
ト15がコルゲート管11から外れてしまうのを防止してス
リット12から電線がはみ出してしまうのを確実に防止す
ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、突起部材をスリットに
挿通するようにして保護プレートをコルゲート管に取付
けることができるため、補助部材によってスリットを閉
鎖してスリットから電線がはみ出してしまうのを防止す
ることができる。この結果、電線が周辺部材と接触して
損傷するのを防止することができ、周辺部材に短絡して
しまうのを防止することができる。
【0024】また、保護プレートをテープによってコル
ゲート管に固着することができるため、保護プレートが
コルゲート管から外れてしまうのを防止してスリットか
ら電線がはみ出してしまうのを確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコルゲート管の補助部材の一実施
形態を示す図であり、(a)はコルゲート管の外観図、
(b)は補助部材の外観図である。
【図2】(a)は一実施形態の補助部材とコルゲート管
の分解図、(b)は補助部材をコルゲート管に取付けた
状態を示す図である。
【図3】(a)は従来のワイヤハーネスを車体パネルに
取付けた状態を示す図、(b)はワイヤハーネスにコル
ゲート管を装着した状態を示す図である。
【図4】従来のワイヤハーネスにこのワイヤハーネスの
外径に対して最適な内径よりも小さい内径を有するコル
ゲート管を装着した状態を示す図である。
【符号の説明】
11 コルゲート管 11a 環状凹部 11b 環状凸部 12 スリット 13 ワイヤハーネス 14 補助部材 15 保護プレート 16 突起部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】延在方向に環状凹部および環状凸部が交互
    に形成されるとともに、延在方向に亘ってワイヤハーネ
    スが挿通可能なスリットが形成されたコルゲート管に装
    着され、前記スリットから電線がはみ出してしまうのを
    防止する補助部材であって、 前記コルゲート管の延在方向と同方向に延在し、前記コ
    ルゲート管の曲率と略同じ曲率を有する保護プレート
    と、該保護プレートの長手方向に沿って設けられ、前記
    スリットに挿通可能な突起部材とを備えたことを特徴と
    するコルゲート管の補助部材。
  2. 【請求項2】前記保護プレートのコルゲート管装着面に
    両面テープが設けられることを特徴とする請求項1記載
    のコルゲート管の補助部材。
JP2000249842A 2000-08-21 2000-08-21 コルゲート管の補助部材 Pending JP2002064917A (ja)

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