JP2001176602A - コネクタの防振カバー - Google Patents

コネクタの防振カバー

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JP2001176602A
JP2001176602A JP36046399A JP36046399A JP2001176602A JP 2001176602 A JP2001176602 A JP 2001176602A JP 36046399 A JP36046399 A JP 36046399A JP 36046399 A JP36046399 A JP 36046399A JP 2001176602 A JP2001176602 A JP 2001176602A
Authority
JP
Japan
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connector
cover
vibration
body cover
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP36046399A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusuke Kishizawa
秀典 岸沢
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、端子を簡単に露出および保護でき
る構造にして、端子の取付け作業の作業性を向上させる
ことができる端子保護キャップを提供するものである。 【解決手段】 防振カバーを、本体カバー11と、本体カ
バー11の内周部に設けられ、コネクタ12が本体カバーに
挿入される前の定常時にコネクタ12の外径よりも小さい
内径に形成されたゴム部材13と、本体カバー11の開口部
11aの内周面に設けられるとともに、コネクタ12の外径
よりも小さい内径に形成され、ゴム部材13よりも高硬度
のゴム部材14から構成し、ゴム部材14に開口部11aから
本体カバー11の内方に向かって傾斜するテーパ部14aを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタの防振カ
バーに関し、詳しくは、車両のオルタネータやエンジン
のスタータスイッチのように激しい振動が発生する部位
に取付けられるコネクタが振動等によって取付け部位か
ら外れてしまうのを防止することができるコネクタの防
振カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等に搭載されるワイヤハー
ネスはその端部に設けられたコネクタが車両に搭載され
る種々の機器に取付けられるようになっており、特に、
激しい振動を伴う機器(エンジン、オルタネータ等)に
接続されるコネクタは振動によって機器との接続が外れ
てしまうおそれがあるため、防振カバーによってコネク
タを保護するようにしている。
【0003】従来のこの種の防振カバーとしては、図2
に示すようなものがある。図2において、1は防振カバ
ーであり、この防振カバー1はコネクタ2が挿通される
開口部1aを備えている。この防振カバー1の外周形状
は省スペース化が図られる車体レイアウトに応じて形状
となっており、内周形状はコネクタ2の外周形状に合わ
せた形状となっている。
【0004】また、防振カバー1の端部に設けられた係
止片1bはエンジンやオルタネータに形成された係合部
に係合されるようになっており、この係止片1bを係合
部に係合させることにより、機器が強く振動した場合に
防振カバー1がこの振動を吸収してコネクタ2が機器か
ら外れるのを防止することができる。
【0005】このような防振カバー1にコネクタ2を取
付けるには、開口部1a周縁を拡径機によって広げて開
口部1aを通して防振カバー1内にコネクタ2を挿入し
たり、開口部1a周縁にオイル等を添加した後、開口部
1aを通して防振カバー1内にコネクタ2を挿入するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防振カバー1にあっては、防振カバー1の内
周形状がコネクタ2の外周形状に合わせた形状となって
いるため、拡径機を用いたりして開口部1周縁を広げた
り、オイルを開口部1a周縁に添付する必要があり、コ
ネクタ2の挿入作業の作業性が低いという問題があっ
た。
【0007】このような不具合を解消するには、防振カ
バー1の内周形状をコネクタ2の外周形状よりも大きく
して開口部1aを広げれば良いのであるが、このように
した場合には、コネクタ2と防振カバー1が密着しなく
なるため、コネクタ2に機器の振動が直接伝達されてコ
ネクタ2が機器から外れてしまうおそれがあり、防振機
能を満足することができないという不具合が発生する。
【0008】そこで本発明は、防振機能を損うことなし
にコネクタを簡単に挿入することができるコネクタの防
振カバーを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、開口部を通して内部にコネ
クタが収納される本体カバーと、該本体カバーの内周部
に設けられ、前記コネクタが本体カバーに挿入される前
の定常時に前記コネクタの外径よりも小さい内径に形成
された第1弾性部材と、前記開口部の内周面に設けられ
るとともに、前記第1弾性部材よりも高硬度の第2弾性
部材とを備えた特徴としている。
【0010】その場合、開口部を通して本体カバー内に
コネクタを挿入すると、第1弾性部材がコネクタの外周
形状に合わせて定常状態から変形することにより、コネ
クタが第1弾性部材を介して本体カバーの内周部に密着
する。また、第1弾性部材が変形したときにコネクタに
直接密着しない第2弾性部材が変形しないため、本体カ
バーの開口部側のコネクタの端部を第2弾性部材に当接
させることができ、コネクタが本体カバーから抜け出る
のを防止することができる。
【0011】以上のように拡径機やオイルを使用せずに
コネクタを防振カバーに簡単に挿入することができると
ともに、挿入後にコネクタを第1弾性部材に密着させる
ことができるため、コネクタの防振機能を満足すること
ができる。
【0012】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記第2弾性
部材は、開口部から前記本体カバーの内方に向かって傾
斜するテーパ部を有することを特徴としている。
【0013】その場合、開口部を通して本体カバー内に
コネクタを挿入すると、コネクタを第2弾性部材のテー
パ部に沿って本体カバー内にスムーズに挿入することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0015】図1は本発明に係る防振カバーの一実施形
態を示す図である。
【0016】まず、構成を説明する。図1において、11
は防振カバーの本体カバーであり、この本体カバー11に
はコネクタ12が挿入可能な開口部11aが形成されてい
る。また、本体カバー11の内周部にはウレタンゴム等の
比較的硬度の低いゴム部材(第1弾性部材)13が取付け
られており、このゴム部材13はコネクタ12が本体カバー
11に挿入される前の定常時にコネクタ12の外径よりも小
さい内径に形成されている。
【0017】また、開口部11aの内周面にはゴム部材13
に隣接してゴム部材13よりも高硬度のEPTM等からな
るゴム部材(第2弾性部材)14が取付けられており、こ
のゴム部材14には開口部11aから本体カバー11の内方に
向かって傾斜するテーパ部14aが形成されている。
【0018】また、防振カバー11の端部には係止片11b
が設けられており、この係止片11bはエンジンやオルタ
ネータ等のように激しく振動する機器に形成された係合
部に係合されるようになっている。そして、この係止片
11bを係合部に係合させることにより、機器が強く振動
した場合に防振カバー11がゴム部材13を介してこの振動
を吸収してコネクタ12が機器から外れるのを防止するこ
とができる。
【0019】このような防振カバーにコネクタ12を取付
けるには、開口部11aを通して本体カバー11内にコネク
タ12を挿入すると、コネクタ12がゴム部材14のテーパ部
14aに沿って本体カバー11内にスムーズに挿入される。
そして、挿入後にはゴム部材13がコネクタ12の外周形状
に合わせて定常状態から変形することにより、コネクタ
12がゴム部材13を介して本体カバー11の内周部に密着す
る。
【0020】また、ゴム部材13が変形したときにコネク
タ12に直接密着しないゴム部材14が変形しないため、本
体カバー11の開口部11a側のコネクタ12の端部をゴム部
材14に当接させることができ、コネクタ12が本体カバー
11から抜け出るのを防止することができる。
【0021】以上のように拡径機やオイルを使用せずに
コネクタ12を防振カバーに簡単に挿入することができる
とともに、挿入後にコネクタ12をゴム部材13に密着させ
ることができるため、コネクタ12の防振機能を満足する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、防振機能
を損うことなしにコネクタを防振カバーに簡単に挿入す
ることができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、開口部を通
して本体カバー内にコネクタを挿入すると、コネクタを
第2弾性部材のテーパ部に沿って本体カバー内にスムー
ズに挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防振カバーの一実施形態を示す図
であり、(a)はその防振カバーの外観図、(b)はそ
の防振カバーの横断面図、(c)はその防振カバーにコ
ネクタを取付けたときの横断面図である。
【図2】従来の防振カバーを示す図であり、(a)はそ
の防振カバーの外観図、(b)はその防振カバーの横断
面図、(c)はその防振カバーにコネクタを取付けたと
きの横断面図である。
【符号の説明】
11 本体カバー 11a 開口部 12 コネクタ 13 ゴム部材(第1弾性部材) 14 ゴム部材(第2弾性部材) 14a テーパ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を通して内部にコネクタが収納され
    る本体カバーと、該本体カバーの内周部に設けられ、前
    記コネクタが本体カバーに挿入される前の定常時に前記
    コネクタの外径よりも小さい内径に形成された第1弾性
    部材と、前記開口部の内周面に設けられるとともに、前
    記コネクタの外径よりも小さい内径に形成され、前記第
    1弾性部材よりも高硬度の第2弾性部材とを備えたこと
    を特徴とするコネクタの防振カバー。
  2. 【請求項2】前記第2弾性部材は、開口部から前記本体
    カバーの内方に向かって傾斜するテーパ部を有すること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタの防振カバー。
JP36046399A 1999-12-20 1999-12-20 コネクタの防振カバー Pending JP2001176602A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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