JP5583937B2 - グロメット - Google Patents

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本発明は、グロメットに関し、詳細には、グロメットやワイヤーハーネスを通して伝搬される騒音を低減する騒音抑制手段を有したグロメットに関する。
例えば、ワイヤーハーネスを自動車のエンジンルーム側から車室側へ配策するにあたっては、ワイヤーハーネスにグロメットを装着し、そのグロメットをエンジンルームと車室とを仕切る切りパネルに形成した開口部に取り付けている。グロメットは、仕切りパネルに形成した開口部にワイヤーハーネスが接触しないように保護する役目と、開口部から車室内へ水等が侵入するの防止する役目をする。
前記仕切りパネルの開口部にグロメットを取り付けた場合、エンジンルームで発生した騒音がグロメットやワイヤーハーネスを伝搬して車室内に侵入する。これを防止するため、従来は、図8に示すように、ワイヤーハーネス100に装着したグロメット101にウレタン等の樹脂102を充填している。この他、グロメットにサイレンサーを取り付けて騒音の伝搬を抑制する技術も提案されている(例えば、特許文献1〜4等参照)。
特開2002−44839号公報 特開平9−162565号公報 特開2001−153270号公報 特開2003−235131号公報
前記グロメット101に樹脂102を充填して騒音の伝搬を抑制する技術では、樹脂102を充填する工程が必要となり、生産性やコスト面で問題が残る。また、樹脂102をグロメット10内に充填してしまうと、後にワイヤーハーネスの手直しが必要な場合や追加回路が発生した場合は、ワイヤーハーネスからグロメットを取り外すことが出来なくなる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、遮音性能を確保すると共に、ワイヤーハーネスに対してグロメットを簡単に着脱できるグロメットを提供することを目的とする。
請求項1に記載のグロメットは、ワイヤーハーネスを挿通保持する小径筒部と、被取付体に形成された開口部を一面側から覆うと共に該開口部の周縁部に密着してシールする大径筒部とを有したグロメット本体と、
前記開口部に嵌入される環状部と、該環状部の中心に形成された貫通孔と、前記被取付体の一面側から他面側に突出して該開口部の周縁部に係止される係止手段とを有し、前記グロメット本体の前記大径筒部内に嵌装される二分割構造のグロメットインナー部材と、前記グロメットインナー部材の前記貫通孔に嵌入され且つ前記ワイヤーハーネスを挿通保持する筒部と、該筒部の周囲に形成される大径部と、該筒部と該大径部の両方に軸方向全体に渡って形成されたスリットとを有した遮音グロメット本体と、前記遮音グロメット本体の前記筒部に嵌入させる中心孔が形成された環状本体部を有し、前記環状本体部前記グロメットインナー部材に対して着脱自在に構成され、前記遮音グロメット本体に取り付けられて該遮音グロメット本体とで遮音手段を構成する二分割構造の遮音グロメットインナー部材と、からなることを特徴とする。
本発明によれば、遮音グロメット本体と遮音グロメットインナー部材とで遮音手段を構成するので、グロメットやワイヤーハーネスから伝搬される騒音をこの遮音手段で抑制することができる。
また、本発明によれば、グロメットインナー部材と遮音グロメットインナー部材を二分割構造とし且つ遮音グロメット本体にスリットを入れたので、グロメット組立後にワイヤーハーネスに手直しや追加回路が発生した場合でもワイヤーハーネスからグロメットを容易に取り外してワイヤーハーネスの手直しや追加回路を行うことができる。したがって、本発明によれば、遮音性能を確保しつつワイヤーハーネスに対してグロメットを簡単に着脱できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、遮音グロメットインナー部材をグロメットインナー部材に対して着脱手段で着脱自在な構造としているので、両インナー部材の係合時は振動等によるがたつきを防止でき、係合解除時は両インナー部材同士を分離することができる。
図1は本実施形態のグロメットの全体構成を示す斜視図である。 図2は本実施形態のグロメットの断面図である。 図3は本実施形態のグロメットの分解斜視図である。 図4は本実施形態のグロメットにおける主グロメットを示し、(A)はグロメット本体とグロメットインナー部材の装着前状態を示す斜視図、(B)はグロメット本体にグロメットインナー部材を装着した状態を示す斜視図である。 図5は本実施形態のグロメットにおける副グロメットを示し、(A)は遮音グロメット本体と遮音グロメットインナー部材の結合前状態を示す斜視図、(B)は遮音グロメット本体に遮音グロメットインナー部材を装着した状態を示す斜視図である。 図6はワイヤーハーネスに主グロメットを取り付けた状態を示す斜視図である。 図7はワイヤーハーネスに副グロメットを取り付けた状態を示す斜視図である。 図8は従来構造のグロメットを示し、(A)はその平面図、(B)はその断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のグロメット1は、図1から図5に示すように、グロメット本体2及びグロメットインナー部材3から構成される主グロメットと、遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5とから構成される副グロメットとからなる。主グロメットは、通常使用されるワイヤーハーネスの保持と水の侵入防止の機能をする。副グロメットは、通常のグロメットの機能の他に騒音を抑制する機能も兼ねている。
前記グロメット1は、図1及び図2に示すように、例えば車両におけるエンジンルームと車室とを仕切る被取付体である仕切りパネル6に形成された開口部7に装着され、エンジンルームから車室内へと配策させるワイヤーハーネス8の保持及び保護並びに水密機能をする。
主グロメットは、図3及び図4に示すように、グロメット本体2とグロメットインナー部材3とから構成される。グロメット本体2は、ゴムまたは軟らかい樹脂等の可撓性を備えた材料で形成されており、ワイヤーハーネス8を挿通保持する小径筒部9と、仕切りパネル6に形成された開口部7を一面6a側から覆うと共に該開口部7の周縁部に密着してシールする大径筒部10とを有している。
小径筒部9は、内部にワイヤーハーネス8を挿通させて保持させる円筒体として形成されている。大径筒部10は、前記開口部7を覆うに足る大きさとされた漏斗形状とされている。この大径筒部10の開口周縁部には、前記開口部7の周縁部に密着して外周囲から内部へと水等が侵入しないようにシールするリップ部11が形成されている。また、大径筒部10には、前記グロメットインナー部材3を嵌装させるための環状溝部12が形成されている。
グロメットインナー部材3は、2つに分割された同一形状の第1グロメットインナー部材片3Aと第2グロメットインナー部材片3Bとが着脱自在に結合されて構成される、いわゆる二分割構造とされている。グロメットインナー部材3は、前記開口部7に嵌入される環状部13と、該環状部13の中心に形成された貫通孔14と、仕切りパネル6の一面6a側から他面6b側に突出して該開口部7の周縁部に係止される係止手段を構成するロックアーム15とを有している。
環状部13には、グロメット本体2に形成された環状溝部12に嵌装される円環状のフランジ部16が形成されている。前記グロメットインナー部材3は、前記フランジ部16を前記グロメット本体2の環状溝部12に嵌装させることで、該グロメット本体2に対して取り付けられる。
貫通孔14は、グロメット本体2を通して挿通されるワイヤーハーネス8を挿通させると共に後述する遮音グロメット本体4の筒部を嵌入させるようになっている。
ロックアーム15は、環状部13の外周囲に4箇所設けられている。このロックアーム15は、仕切りパネル6の一面6a側から他面6b側に突出して該仕切りパネル6に形成された開口部7の周縁部に係止される引掛け爪を有している。この引掛け爪が開口部7の周縁部に係止されることで、前記グロメット1が仕切りパネル6に装着されることになる。
また、環状部13には、後述する遮音グロメットインナー部材5に設けられた係止爪を挿入させる爪係止孔17が形成されている。爪係止孔17は、環状部13の遮音グロメットインナー部材5との接触面13aに形成されている。本実施形態では、爪係止孔17を4箇所に形成している。
副グロメットは、図3及び図5に示すように、遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5とから構成される。遮音グロメット本体4は、前記グロメットインナー部材3の貫通孔14に嵌入され且つワイヤーハーネス8を挿通保持する筒部18と、この筒部18の周囲に形成される大径部19と、筒部18と大径部19の両方に軸方向全体に形成されたスリット20とを有している。
筒部18は、前記グロメットインナー部材3の貫通孔14に嵌入されると共にその内部にワイヤーハーネス8を挿通保持させる円筒体として形成されている。大径部19は、円盤形状とされ、前記筒部18の外周囲に一体的に設けられている。スリット20は、筒部18と大径部19の両方に軸方向全体に渡って形成されている。別の見方をすると、スリット20は、筒部18と大径部19の外側から中心へ半径方向に切り込みが入れられることで形成されている。このスリット20を広げることで、前記ワイヤーハーネス8からの前記遮音グロメット本体4の着脱が可能になる。
遮音グロメットインナー部材5は、2つの分割された同一形状の第1遮音グロメットインナー部材片5Aと第2遮音グロメットインナー部材片5Bとが着脱自在に結合されて構成される、いわゆる二分割構造とされている。遮音グロメットインナー部材5は、前記遮音グロメット本体4の筒部18に嵌入させる中心孔21が形成された環状本体部22とを有し、この環状本体部22が下記する着脱手段によってグロメットインナー部材3に対して着脱自在に構成されている。
環状本体部22には、遮音グロメット本体4の大径部19に対する装着部となる円環状のフランジ部23が形成されている。前記遮音グロメットインナー部材5は、前記フランジ部23を前記大径部19に装着させると共に中心孔21に前記筒部18を嵌入させることで、該遮音グロメット本体4に取り付けられる。
着脱手段は、グロメットインナー部材3に形成された爪係止孔17と、この爪係止孔17に挿入されて遮音グロメットインナー部材5を前記グロメットインナー部材3に係止させる係止爪24とからなる。係止爪24は、遮音グロメットインナー部材5の環状本体部22における前記グロメットインナー部材3との接触面23aに形成されている。この係止爪24は、前記接触面23aからグロメットインナー部材3に向かって突出している。本実施形態では、係止爪24を爪係止孔17と同数(4つ)設けている。
前記遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5は、互いに結合されることでグロメット1及びワイヤーハーネス8から伝搬する騒音を抑制する遮音手段を構成する。この遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5からなる副グロメットは、主グロメットと同じくワイヤーハーネス8を保持する機能の他に、遮音機能も兼ねている。
以上のように構成された主グロメットと副グロメットからなるグロメット1を組み立てるには、次のように行う。
先ず、図4に示すように、グロメット本体2の環状溝部12にグロメットインナー部材3のフランジ部16を嵌め込むことで主グロメットを構成する。次に、図5に示すように、遮音グロメット本体4の筒部18に遮音グロメットインナー部材5の中心孔21を嵌入させることで副グロメットを構成する。
次に、図6に示す主グロメットに対してワイヤーハーネス8を挿通保持させる。具体的には、グロメット本体2の小径筒部9からワイヤーハーネス8を大径筒部10へと挿通させた後、グロメットインナー部材3の貫通孔14にワイヤーハーネス8を通す。そして、図2に示すように、ワイヤーハーネス8を仕切りパネル6の開口部7に通すと共に、グロメットインナー部材3の環状部13を開口部7に押し込む。
すると、環状部13に設けられたロックアーム15が仕切りパネル6の一面6a側から他面6b側に突出し、その先端に形成された引掛け爪が前記開口部7の周縁部に係止される。その結果、グロメット本体2が開口部7を覆うと共にリップ部11が開口部7の周縁部に密着してシールすることになる。
次に、図7に示すように、仕切りパネル6の他面6b側に突き出たワイヤーハーネス8に副グロメットを取り付ける。具体的には、遮音グロメット本体4の筒部18にワイヤーハーネス8を通すことで、該ワイヤーハーネス8に副グロメットを取り付ける。この副グロメットは、主グロメットに対して仕切りパネル6を挟んで反対側に位置することになる。例えば、主グロメットは、エンジンルーム側に配置され、副グロメットは、車室側に配置される。
次に、図2に示すように、グロメットインナー部材3に形成された爪係止孔17に、遮音グロメットインナー部材5に設けた係止爪24を挿入して、主グロメットに対して副グロメットを結合させる。これより、主グロメットに副グロメットが着脱自在に取り付けられてグロメット1が仕切りパネル6に装着されることになる。
ところで、前記グロメット1が仕切りパネル6に装着された後、ワイヤーハーネス8の手直しや追加回路が必要となった場合は、爪係止孔17に挿入された係止爪24を引き抜いて副グロメットを主グロメットから分離させる。
そして、遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5の結合を解除する。これら両部材の結合を解除するには、遮音グロメット本体4の筒部18から遮音グロメットインナー部材5を引き抜くようにする。次に、遮音グロメット本体4に形成したスリット20を開き、該遮音グロメット本体4からワイヤーハーネス8を取り外す。また、二分割構造とされた遮音グロメットインナー部材3を2つの部品に分離して、ワイヤーハーネス8から遮音グロメットインナー部材3を外す。
次に、グロメット本体2からグロメットインナー部材3を取り外した後、二分割構造とされたグロメットインナー部材3を2つの部品に分離して、ワイヤーハーネス8からグロメットインナー部材3を外す。
このように、全ての部品をワイヤーハーネス8から取り外すせば、グロメット1を仕切りパネル6に装着した後に、ワイヤーハーネス8の手直しや追加回路が発生してもこれらに対応することができる。ワイヤーハーネス8の手直しや追加回路の追加が終了したら、前記した工程と逆の工程を行うことでワイヤーハーネス8にグロメットを装着することができる。
本実施形態のグロメットによれば、遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5とで遮音手段を構成するので、グロメット1やワイヤーハーネス8から伝搬される騒音をこの遮音手段で抑制することができる。したがって、エンジンルームから車室内へと伝搬する騒音を低減でき、車室内の騒音レベルを下げることが可能となる。
また、本実施形態のグロメットによれば、グロメットインナー部材3と遮音グロメットインナー部材5を二分割構造とし且つ遮音グロメット本体4にスリット20を入れたので、グロメット組立後にワイヤーハーネス8に手直しや追加回路が発生した場合でもワイヤーハーネス8からグロメット1を容易に取り外してワイヤーハーネス8の手直しと追加回路を行うことができる。したがって、本実施形態のグロメットによれば、遮音性能を確保しつつワイヤーハーネス8に対してグロメット1を簡単に着脱できるという効果が得られる。その結果、ワイヤーハーネス8の生産性を向上させることができると共にリサイクル性の向上も可能となる。
また、本本実施形態のグロメットによれば、遮音グロメットインナー部材5をグロメットインナー部材3に対して着脱手段で着脱自在な構造としているので、両インナー部材の係合時は振動等によるがたつきを防止でき、係合解除時は両インナー部材同士を分離することができる。
また、本実施形態のグロメットによれば、主グロメットと副グロメットを着脱自在とする着脱手段として、グロメットインナー部材3に形成した爪係止孔17と、遮音グロメットインナー部材5に形成した係止爪24とにより構成したので、該係止爪24の爪係止孔17に対する挿脱動作で主グロメットから副グロメットを簡単に着脱することができる。また、爪係止孔17に係止爪24を挿入するときに「カチッ」という嵌合音が得られるため、主グロメットと副グロメットの結合状態を音で確認することができる。
また、本実施形態のグロメットによれば、グロメット本体2とグロメットインナー部材3とは主グロメットを構成し、遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5とは副グロメットを構成するので、主グロメット及び副グロメットの両方によりワイヤーハーネス8を保持及び保護することができる。
以上、本発明を適用した具体的な実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることはない。
例えば、遮音手段を構成する遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5からなる副グロメットだけでは遮音性能が不足した場合は、これら遮音グロメット本体4と遮音グロメットインナー部材5との間に発砲ウレタン等の如き遮音部材を介在させて遮音性能を向上させるようにしてもよい。
本発明は、ワイヤーハーネスを自動車のエンジンルーム側から車室側へ配策するにあたって使用されるグロメットに利用することができる。
1…グロメット
2…グロメット本体
3…グロメットインナー部材
4…遮音グロメット本体
5…遮音グロメットインナー部材
6…仕切りパネル(被取付部)
7…開口部
8…ワイヤーハーネス
15…ロックアーム
17…爪係止孔(着脱手段)
20…スリット
24…係止爪(着脱手段)

Claims (3)

  1. ワイヤーハーネスを挿通保持する小径筒部と、被取付体に形成された開口部を一面側から覆うと共に該開口部の周縁部に密着してシールする大径筒部とを有したグロメット本体と、
    前記開口部に嵌入される環状部と、該環状部の中心に形成された貫通孔と、前記被取付体の一面側から他面側に突出して該開口部の周縁部に係止される係止手段とを有し、前記グロメット本体の前記大径筒部内に嵌装される二分割構造のグロメットインナー部材と、
    前記グロメットインナー部材の前記貫通孔に嵌入され且つ前記ワイヤーハーネスを挿通保持する筒部と、該筒部の周囲に形成される大径部と、該筒部と該大径部の両方に軸方向全体に渡って形成されたスリットとを有した遮音グロメット本体と、
    前記遮音グロメット本体の前記筒部に嵌入させる中心孔が形成された環状本体部を有し、前記環状本体部前記グロメットインナー部材に対して着脱自在に構成され、前記遮音グロメット本体に取り付けられて該遮音グロメット本体とで遮音手段を構成する二分割構造の遮音グロメットインナー部材と、からなる
    ことを特徴とするグロメット。
  2. 前記グロメットインナー部材と前記遮音グロメットインナー部材の環状本体部とは着脱手段によって着脱自在に構成され、前記着脱手段は、前記グロメットインナー部材の前記遮音グロメットインナー部材との接触面に形成された爪係止孔と、該爪係止孔に挿入されて該遮音グロメットインナー部材を該グロメットインナー部材に係止させる係止爪とからなる
    ことを特徴とするグロメット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のグロメットであって、
    前記遮音グロメット本体と前記遮音グロメットインナー部材の間に遮音部材を介在させた
    ことを特徴とするグロメット。
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