JPH08214437A - ワイヤハーネスのプロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネスのプロテクタ

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Publication number
JPH08214437A
JPH08214437A JP7017264A JP1726495A JPH08214437A JP H08214437 A JPH08214437 A JP H08214437A JP 7017264 A JP7017264 A JP 7017264A JP 1726495 A JP1726495 A JP 1726495A JP H08214437 A JPH08214437 A JP H08214437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
wire harness
protector body
holding member
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7017264A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Aoki
青木勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP7017264A priority Critical patent/JPH08214437A/ja
Publication of JPH08214437A publication Critical patent/JPH08214437A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスをガタなくプロテクタするた
めのプロテクタの開発。 【構成】 外径の異る太さのワイヤハーネスの外側に共
用して被せられるプロテクタ本体11とこのプロテクタ
本体11に組合せられかつ大きさの異る複数種サイズの
プロテクタ本体保持部材12とからなる。 【効果】 太さの異る各種ワイヤハーネスを、ガタ等の
異音を生じさせることなくプロテクタすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車に配索さ
れるワイヤハーネスを締結し、車体の適宜個所に係止す
るワイヤハーネスのプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のワイヤハーネスプロテク
タとして各種のものが開発されており、特に本発明に関
連するワイヤハーネスプロテクタ構造としては、例えば
実開平3−30716号で示されているものが知られて
いる。
【0003】このプロテクタは図1で示すように、樋状
に形成されているプロテクタ本体1と、このプロテクタ
本体1の上側開口部に被着され、かつ上記のプロテクタ
本体1の側面に薄肉ヒンジ2を介して開閉可能に連結さ
れている蓋体3とを有し、さらにその蓋体3の外側面に
は、このプロテクタを車体に設けた取付孔に係止せしめ
るためのクリップ部4が突設されているものである。
【0004】そしてこのプロテクタを使用する場合に
は、上記プロテクタ本体1内に所望のワイヤハーネスを
収納した後、蓋体3を被着し、次いでその蓋体3に設け
られているクリップ部4を、車体に設けられている係止
孔内に挿入係止してワイヤハーネスの車体への配索を行
なっているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のプロテクタにあっては、そのプロテクタの形状が
一定であって、車体、設備の仕様差により増減するワイ
ヤハーネスの電線本数が考慮されていないために、例え
ばその電線本数が少ない場合は、プロテクタ内で電線が
バタついて異音が発生する。また電線本数が多い場合に
は、蓋体3をプロテクタ本体1へ被着することができ
ず、そのプロテクタの使用が不可能となる等の問題点が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、ワイヤハーネスの電
線の量に応じて、そのワイヤハーネスを取り巻く内径を
変化し得る押出成形されたプロテクタ本体と、このプロ
テクタ本体の外周を保持する複数のサイズのプロテクタ
本体保持部材とからなり、ワイヤハーネスを可撓性材料
で形成されている1種類のプロテクタ本体を複数サイズ
のうちの最適サイズの保持部材を選択使用することによ
り、本数に制限されない各種太さのワイヤハーネスを安
定かつ確実に保持することができるワイヤハーネスのプ
ロテクタを提供することにある。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0008】図2、図3において、11は例えば断面が
略C字状となるように押出成形してなるプロテクタ本体
であって、このプロテクタ本体11の材質は、例えば可
撓性を有するポリプロピレンで成形されている。
【0009】12は、平板状の基板部13の両側に内側
への折返し部14を形成して、断面が略C字状となるよ
うに成形したプロテクタ本体保持部材であって、このプ
ロテクタ本体保持部材の中央部、すなわち基板部13の
中央外側には、該保持部材12を不図示の車体等の固定
体に係止するためのクリップ部17が突設されている。
そして上記のプロテクタ本体保持部材12内に、プロテ
クタ本体11を嵌合保持させることができる(図4参
照)。
【0010】この実施例で示すプロテクタ本体保持部材
12はプロテクタ本体11よりも硬質の合成樹脂等によ
り形成され、さらにそのプロテクタ本体保持部のサイズ
は、大小2種のものを予め用意しているが、必要におい
ては、それ以上の大きさのものを予め用意してもよい。
【0011】本実施例のハーネスプロテクタは、以上の
ように、外径の異る大きさのワイヤハーネスの外側に共
用されるプロテクタ本体11と、このプロテクタ本体1
1に係合せられかつそれぞれ異るサイズのプロテクタ本
体保持部材12とからなるものであって、今多数本の電
線よりなる太径のワイヤハーネス15をプロテクタに収
容、保護したい場合には、図5、図6に示すように、先
ず最初にその太径ワイヤハーネス15を、可撓弾性を有
する前記プロテクタ本体11を、大きく拡開してその内
部に収容せしめ、次いでそのプロテクタ本体11の周囲
に大型のプロテクタ本体保持部材12をプロテクタ本体
11のC字状の開口部側から被着する。そしてそのプロ
テクタ本体保持部材12に設けられているクリップ部1
7を用いて車体等の適宜個所に設けられている係止孔に
係止すれば、ワイヤハーネス15の配索が完了する。
【0012】次に少数本の電線よりなる小径のワイヤハ
ーネス16をプロテクタに収容、保護したい場合は、図
7、図8に示すように前記同様にしてその小径のワイヤ
ハーネス16をプロテクタ本体11内に収容せしめる。
次いでそのプロテクタ本体11を選択された小型のプロ
テクタ本体保持部材12に被着すればプロテクタ本体1
1は可撓弾性を有することから小径のワイヤハーネス1
6に合わせて押し縮められて、小径のワイヤハーネスで
あっても有効に保護することができる。
【0013】
【発明の効果】このように本発明は、断面がC字状の押
出成形された長尺体よりなるワイヤハーネスの周囲を包
むプロテクタ本体11と、ワイヤハーネスを包んでいる
プロテクタ本体11をC字状の開口部側より掴む両側の
折返し部14を基板部13の両側に形成すると共に、こ
の基板部13の中央部にクリップ部17を突設してなる
大小複数サイズのプロテクタ本体保持部材12の組合せ
からなるワイヤハーネスのプロテクタであって、上記プ
ロテクタ本体11はワイヤハーネスの太さの種類に対応
して、異なる太さのワイヤハーネスを収容できる共用使
用のものであるから、使用部品の種類が削減でき、これ
による経済性が高められる。
【0014】またプロテクタ本体11は、ワイヤハーネ
スの外径変化に対応するので、電線間でのガタ付き異音
発生等が有効に回避できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハーネスプロテクタを示した説明図。
【図2】本発明実施例の大小各プロテクタ本体保持部材
とプロテクタ本体の側面図。
【図3】本発明実施例の大小各プロテクタ本体の斜視
図。
【図4】大径のワイヤハーネスのプロテクト状態を示す
側面図。
【図5】大径のワイヤハーネスのプロテクト状態を示す
斜視図。
【図6】小径ワイヤハーネスのプロテクト状態を示す側
面図。
【符号の説明】
11…プロテクタ本体 12…プロテクタ本
体保持部材 13…基板部 14…折返し部 15…大径ワイヤハーネス 16…小径ワイヤハ
ーネス 17…クリップ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がC字状の押出成形された長尺体よ
    りなるワイヤハーネスの周囲を包むプロテクタ本体(1
    1)と、ワイヤハーネスを包んでいるプロテクタ本体
    (11)をC字状の開口部側より掴む両側の折返し部
    (14)を基板部(13)の両側に形成すると共に、こ
    の基板部(13)の中央部にクリップ部(17)を突設
    してなる大小複数サイズのプロテクタ本体保持部材(1
    2)の組合せからなることを特徴とするワイヤハーネス
    のプロテクタ。
JP7017264A 1995-02-03 1995-02-03 ワイヤハーネスのプロテクタ Pending JPH08214437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7017264A JPH08214437A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 ワイヤハーネスのプロテクタ

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JP7017264A JPH08214437A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 ワイヤハーネスのプロテクタ

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JPH08214437A true JPH08214437A (ja) 1996-08-20

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ID=11939117

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JP7017264A Pending JPH08214437A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 ワイヤハーネスのプロテクタ

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JP (1) JPH08214437A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529695A (ja) * 2004-03-16 2007-10-25 アー ライモント エ カンパニュイ 長物保持装置
JP2009232566A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Yazaki Corp ワイヤハーネスプロテクタ
CN106067662A (zh) * 2015-04-22 2016-11-02 泰科电子公司 用于通信系统的电缆组件的电缆管理扣钩

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