WO2022185435A1 - 基板ホルダ、めっき装置、及びめっき装置の製造方法 - Google Patents

基板ホルダ、めっき装置、及びめっき装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

めっき装置において基板を保持する基板ホルダであって、 前記基板の外周部を密閉するシールであって、前記基板の被めっき面を露出する第1開口を有するシールと、 前記シールを押さえるシールリングホルダであって、前記基板の被めっき面を露出する第2開口を有するシールリングホルダと、を備え、 前記第2開口の開口径と前記第1開口の開口径との比である開口径比は、99.32%以上かつ99.80%以下の範囲にある、基板ホルダ。

Description

基板ホルダ、めっき装置、及びめっき装置の製造方法
 本発明は、基板ホルダ、めっき装置、及びめっき装置の製造方法に関する。
 めっき装置の一例としてカップ式の電解めっき装置が知られている。カップ式の電解めっき装置は、被めっき面を下方に向けて基板ホルダに保持された基板(例えば半導体ウェハ)をめっき液に浸漬させ、基板とアノードとの間に電圧を印加することによって、基板の表面に導電膜(めっき膜)を析出させる。このようなめっき装置では、めっき時に、基板の被めっき面に向かう電気力線(電場)の密度がめっき膜厚の均一性に影響を与えることが分かっている。米国特許第6,193,859号明細書(特許文献1)には、基板ホルダにおいて、基板への給電用のコンタクトを保護するシールを保持するシールホルダの下方にフランジを設け、フランジの開口径を変化させることで、基板縁部におけるめっき膜厚を調整することが記載されている。
米国特許第6,193,859号明細書
 上記特許文献1では、基板ホルダのシール及びシールホルダの構成がめっき膜厚の均一性に与える影響については、何ら議論されていない。基板ホルダのシール及びシールホルダは、基板の被めっき面をめっき液に露出させるために開口を有する環状の部材として設けられる。一般的に、シールホルダがシールを適切に押さえることができるように、シールホルダの開口径の方がシールの開口径よりも小さく構成される。このシールとシールホルダとの開口径の差は、基板の被めっき面への電気力線(電場)の密度に影響を与え、ひいては、めっき膜厚の均一性に影響を与える虞がある。
 本発明の目的の1つは、めっき膜厚の均一性を向上させることが可能な基板ホルダのシール及びシールホルダの構成を提供することにある。
 本発明の一側面によれば、 めっき装置において基板の被めっき面を下方に向けて保持する基板ホルダであって、 前記基板の外周部を密閉するシールであって、前記基板の被めっき面を露出する第1開口を有するシールと、 前記シールを押さえるシールリングホルダであって、前記基板の被めっき面を露出する第2開口を有するシールリングホルダと、を備え、 前記第2開口の開口径と前記第1開口の開口径との比である開口径比は、99.32%以上かつ99.80%以下の範囲にある、基板ホルダが提供される。
本実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。 本実施形態に係るめっきモジュールの一例を示す概略図である。 本実施形態の基板ホルダの構成を示す概略図である。 基板近傍の電気力線を説明する説明図である。 めっき膜厚の面内均一性のシミュレーション結果例である。 シミュレーション結果例におけるSRHとシールの開口径の比を示す表である。 面内均一性の計算方法を説明する説明図である。 めっき膜厚のシミュレーション結果例である。 変形例に係る基板ホルダの構成を示す概略図である。 変形例に係る基板ホルダの構成を示す概略図である。 変形例に係る基板ホルダの構成を示す概略図である。
 以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一の又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
 図1は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。図1、2に示すように、めっき装置1000は、ロードポート100、搬送ロボット110、アライナ120、プリウェットモジュール200、プリソークモジュール300、めっきモジュール400、洗浄モジュール500、スピンリンスドライヤ600、搬送装置700、および、制御モジュール800を備える。
 ロードポート100は、めっき装置1000に図示していないFOUPなどのカセットに収納された基板を搬入したり、めっき装置1000からカセットに基板を搬出するためのモジュールである。本実施形態では4台のロードポート100が水平方向に並べて配置されているが、ロードポート100の数および配置は任意である。搬送ロボット110は、基板を搬送するためのロボットであり、ロードポート100、アライナ120、および搬送装置700の間で基板を受け渡すように構成される。搬送ロボット110および搬送装置700は、搬送ロボット110と搬送装置700との間で基板を受け渡す際には、図示していない仮置き台を介して基板の受け渡しを行うことができる。
 アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせるためのモジュールである。本実施形態では2台のアライナ120が水平方向に並べて配置されているが、アライナ120の数および配置は任意である。プリウェットモジュール200は、めっき処理前の基板の被めっき面を純水または脱気水などの処理液で濡らすことで、基板表面に形成されたパターン内部の空気を処理液に置換する。プリウェットモジュール200は、めっき時にパターン内部の処理液をめっき液に置換することでパターン内部にめっき液を供給しやすくするプリウェット処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリウェットモジュール200が上下方向に並べて配置されているが、プリウェットモジュール200の数および配置は任意である。
 プリソークモジュール300は、例えばめっき処理前の基板の被めっき面に形成したシード層表面等に存在する電気抵抗の大きい酸化膜を硫酸や塩酸などの処理液でエッチング除去してめっき下地表面を洗浄または活性化するプリソーク処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリソークモジュール300が上下方向に並べて配置されているが、プリソークモジュール300の数および配置は任意である。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。本実施形態では、上下方向に3台かつ水平方向に4台並べて配置された12台のめっきモジュール400のセットが2つあり、合計24台のめっきモジュール400が設けられているが、めっきモジュール400の数および配置は任意である。
 洗浄モジュール500は、めっき処理後の基板に残るめっき液等を除去するために基板に洗浄処理を施すように構成される。本実施形態では2台の洗浄モジュール500が上下方向に並べて配置されているが、洗浄モジュール500の数および配置は任意である。スピンリンスドライヤ600は、洗浄処理後の基板を高速回転させて乾燥させるためのモジュールである。本実施形態では2台のスピンリンスドライヤが上下方向に並べて配置されているが、スピンリンスドライヤの数および配置は任意である。搬送装置700は、めっき装置1000内の複数のモジュール間で基板を搬送するための装置である。制御モジュール800は、めっき装置1000の複数のモジュールを制御するように構成され、例えばオペレータとの間の入出力インターフェースを備える一般的なコンピュータまたは専用コンピュータから構成することができる。制御モジュール800は、揮発性及び/又は不揮発性のメモリを備えるか、又はそのようなメモリと通信可能に構成される。制御モジュール800は、めっき装置の各部を制御するためのプログラム、パラメータ等を保存する不揮発性の記憶媒体を備えるか、又はそのような記憶媒体と通信可能に構成される。
 めっき装置1000による一連のめっき処理の一例を説明する。まず、ロードポート100にカセットに収納された基板が搬入される。続いて、搬送ロボット110は、ロードポート100のカセットから基板を取り出し、アライナ120に基板を搬送する。アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせる。搬送ロボット110は、アライナ120で方向を合わせた基板を搬送装置700へ受け渡す。
 搬送装置700は、搬送ロボット110から受け取った基板をプリウェットモジュール200へ搬送する。プリウェットモジュール200は、基板にプリウェット処理を施す。搬送装置700は、プリウェット処理が施された基板をプリソークモジュール300へ搬送する。プリソークモジュール300は、基板にプリソーク処理を施す。搬送装置700は、プリソーク処理が施された基板をめっきモジュール400へ搬送する。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。
 搬送装置700は、めっき処理が施された基板を洗浄モジュール500へ搬送する。洗浄モジュール500は、基板に洗浄処理を施す。搬送装置700は、洗浄処理が施された基板をスピンリンスドライヤ600へ搬送する。スピンリンスドライヤ600は、基板に乾燥処理を施す。搬送装置700は、乾燥処理が施された基板を搬送ロボット110へ受け渡す。搬送ロボット110は、搬送装置700から受け取った基板をロードポート100のカセットへ搬送する。最後に、ロードポート100から基板を収納したカセットが搬出される。
 図3は、本実施形態に係るめっきモジュールの一例を示す概略図である。同図に示すように、本実施形態に係るめっきモジュール400は、いわゆるフェースダウン式又はカップ式のめっきモジュールである。めっき液は、例えば、硫酸銅溶液であり、めっき膜は銅の膜とすることができる。但し、めっき膜はめっき可能な任意の金属としてよく、めっき液はめっき膜の種類に応じて選択することができる。
 めっきモジュール400は、めっき槽401と、基板保持具としての基板ホルダ403と、めっき液貯留槽404と、を備える。基板ホルダ403は、ウェハ等の基板402を、その被めっき面を下向きにして保持するように構成される。めっきモジュール400は、基板ホルダ403を周方向に回転させるモータ411を有する。モータ411は、図示しない電源から電力の供給を受ける。モータ411は、制御モジュール800により制御され、基板ホルダ403、及び基板ホルダ403に保持された基板402を回転させる。言い換えれば、制御モジュール800は、モータ411の回転を制御することにより、基板402の単位時間当たりの回転数(周波数、回転速度とも称す)を制御する。基板402を回転させることにより、基板面近傍にめっき液の液流れを形成し、十分な量のイオンを基板402に均一に供給する。めっき槽401には、基板402と対向するようにアノード410が配置される。アノード410には、アノード410の露出領域を調整するアノードマスク(図示略)が設けられてもよい。
 めっきモジュール400は、さらに、めっき液受槽408を有する。めっき液貯留槽404内のめっき液は、ポンプ405により、フィルタ406及びめっき液供給管407を通じてめっき槽401の底部からめっき槽401内に供給される。めっき槽401から溢れためっき液はめっき液受槽408に受け取られ、めっき液貯留槽404に戻る。
 めっきモジュール400は、さらに基板402とアノード410とに接続された電源409を有する。モータ411が基板ホルダ403を回転させながら、電源409が基板402とアノード410との間に所定の電圧(直流電圧、パルス電圧)を印加することにより、アノード410と基板402との間にめっき電流が流れ、基板402の被めっき面にめっき膜が形成される。
 更に、基板402とアノード410の間には、複数の孔が設けられた電場調整用のプレート(抵抗体)10が配置される。複数の孔は、プレート10の表面と裏面との間を貫通し、めっき液及びめっき液中のイオンを通過させる経路を構成する。複数の孔による開口密度を調整することで、プレート10の抵抗値(イオンの流れ又はめっき電流に対する抵抗値)を調整することができる。
 基板402とプレート10との間には、パドル412が配置される。パドル412は、駆動機構413により駆動され、基板402と平行に(略水平方向に)往復運動することによりめっき液を攪拌し、基板402の表面に更に強い液流れを形成することで、十分な量のイオンを基板402に均一に供給する。駆動機構413は、図示しない電源から電力の供給を受けるモータ413aと、モータ413aの回転を直線運動に変換するボールねじ等の回転直動変換機構413bと、回転直動変換機構413b及びパドル412に連結され、回転直動変換機構413bの動力をパドル412に伝達するシャフト413cとを有する。制御モジュール800は、モータ413aの回転を制御することにより、パドル412の往復運動の速度(運動速度とも称す)を制御する。
 図4は、本実施形態の基板ホルダの構成を示す概略図である。基板ホルダ403は、基板402の外周部に接触して給電するためのコンタクト(図示略)と、コンタクトを密閉する環状の部材であるシール421と、シール421を保持するシールホルダの一例としてのシールリングホルダ(SRH)422と、を備えている。シール421は、基板402の外周部ないし外周部の内側に接触して、基板402の外周部を密閉することにより、コンタクトと基板402との間の接点にめっき液が侵入することを防止する。シール421が基板402に接触し、SRH422が基板402に向かってシール421を押さえることにより、コンタクト側にめっき液が侵入しないように構成されている。シール421は、基板402の被めっき面を露出させるために、開口径Φsealを有する開口431を有する。SRH422は、基板402の被めっき面を露出させるために、開口径Φsrhを有する開口432を有する。図4に示すように、SRH422がシール421を押さえることができるように、SRH422の開口径Φsrhは、シール421の開口径Φsealよりも小さく形成されている(Φsrh<Φseal)。
 図5は、基板近傍の電気力線を説明する説明図である。基板402とアノード410との間に印加される電圧により、電気力線(電場)は、アノード410から基板402に向かう。図4及び図5から分かるように、SRH422の開口径Φsrhとシール421の開口径Φsealとの差により、矢印で示す電気力線(電場)は、SRH422の開口432で絞られ、シール421の開口431で広げられる。そこで、出願人は、シール開口径Φseal及びSRH開口径Φsrhの関係を制御することにより、基板表面のめっき膜厚の面内均一性を制御した。つまり、SRH422による電場の絞りと、シール421による電場の拡散とのバランスにより、基板表面のめっき膜厚の面内均一性を向上させることができることを見出し、めっき膜厚分布が均一になる最適な開口径Φsrh、Φsealの関係(後述の開口径比=Φsrh/Φsealの範囲)を決定した。
 また、図5に示すように、シール開口径及びSRH開口径に加えて、シールの高さHsealおよびSRHの高さHsrhも、電気力線(電場)に影響を与えると考えられる。そこで、シール421及びSRH422からなる土手の高さHbank=Hseal+Hsrhを定義し、土手の高さHbankが電場に与える影響も検証した。基板402の表面に強いめっき液の流れを形成するには、基板402とパドル412との距離を可能な限り近づけることが望ましい。そのためには、パドル412と土手とが衝突しないよう、土手の高さは低くしておく必要がある。一方、シール421を基板402に押し付けてめっき液の侵入を防ぐSRH422の機能を考えると、SRH422は、シール421が圧縮されたことによる反力に十分耐えうる機械強度を持つことが求められ、ある程度の厚み(土手高さ)が必要となる。両者のバランスを考慮すると、土手の高さは、2.0mm≦Hbank≦3.0mmの範囲であることが好ましく、更に好ましくは2.5mm程度である。
 図6は、めっき膜厚の面内均一性のシミュレーション結果例である。このシミュレーションは、市販又は専用のめっき解析ソフト/プログラムを使用して実施することができる。シミュレーションの解析条件(モデル)としては、めっきモジュールのモジュール構造(シール及びSRHの材質、形状、寸法、及び/又は配置を含む)、印加電圧、めっき液の種類を含むパラメータを設定する。解析ソフトは、例えば、COMSOL Multiphysics(登録商標)を用いることができる。このシミュレーションでは、SRH開口径Φsrh及びシール開口径Φsealの大きさの組み合わせを変えて、直径300mmの円形のウェハに対して、電解めっきを施した結果得られためっき膜厚分布(図9)を算出し、このめっき膜厚分布から面内均一性Uを算出した。土手の高さHbankは、2.5mm(シール高さHseal=1mm、SRH高さHsrh=1.5mm)とした。シール高さは、シール421を保持したSRH422を基板ホルダ本体にねじ止め等により固定して、基板402に押し付けてシール421をつぶしたときのシール421高さとする。なお、これらの数値は、設計値であり、シール421からの反力によるSRH422の変形、及び/又は、シール421、SRH422の寸法公差等により、実際の基板ホルダにおける数値には若干のずれを生じ得ることに留意されたい。図6(A)は、SRH開口径及びシール開口径の大きさの組み合わせを変えて、シード層が膜厚300nmのCu層である直径300mmのウェハをめっきした場合の面内均一性Uのシミュレーション結果である。図6(B)は、SRH開口径及びシール開口径の大きさの組み合わせを変えて、シード層が膜厚50nmのCu層である直径300mmのウェハをめっきした場合の面内均一性Uのシミュレーション結果である。
 図8は、面内均一性の計算方法を説明する説明図である。図中、横軸は基板の半径方向の位置を示し、縦軸はめっき膜厚を示す。縦軸のめっき膜厚は、基板全体の平均膜厚で正規化して表示している。基板全体の平均膜厚は、基板面内に膜厚の測定点(サンプリング点)を任意の点数設定した場合の膜厚の平均値としてもよい。同図中、Tmax、Tmin、Tavgは、それぞれ、基板面内に膜厚の測定点(サンプリング点)を任意の点数設定した場合のめっき膜厚の最大値、めっき膜厚の最小値、めっき膜厚の平均値である。本実施形態では、以下の式(1)を用いて、めっき膜厚の面内均一性Uを算出した。面内均一性Uの値は、めっき膜厚の均一性が高いほど小さい値となり、理想的な場合(基板全体でめっき膜厚が完全に同一の場合)のめっき膜厚の均一性はU=0%である。
 U[%]=(Tmax-Tmin)/2/Tavg*100・・・(1)
 図9は、めっき膜厚のシミュレーション結果例である。図中、横軸は基板の半径方向の位置を示し、縦軸はめっき膜厚を示す。縦軸のめっき膜厚は、基板全体の平均膜厚で正規化して表示している。基板全体の平均膜厚は、基板面内に膜厚の測定点(シミュレーション点)を任意の点数設定した場合の膜厚の平均値としてもよい。同図では、図6のシミュレーション結果例の一部に対応する膜厚分布のシミュレーション結果を示す。図9(A)は、Cuシード層膜厚300nmの直径300mmのウェハにおいて、シール開口径Φseal=295.2mm、SRH開口径Φsrh=293.8mmとした場合のめっき膜厚のシミュレーション結果例を示す。このとき、面内均一性U=0.56%である。図9(B)は、Cuシード層膜厚300nmの直径300mmのウェハにおいて、シール開口径Φseal=294.8mm、SRH開口径Φsrh=294.5mmとした場合のめっき膜厚のシミュレーション結果例を示す。このとき、面内均一性U=1.84%である。図9(C)は、膜厚300nmのCuシード層である直径300mmのウェハにおいて、シール開口径Φseal=295.3mm、SRH開口径Φsrh=293.3mmとした場合のめっき膜厚のシミュレーション結果例を示す。このとき、面内均一性U=1.70%である。図9のシミュレーション結果例から、シール開口径とSRH開口径の大きさの組み合わせにより、基板上のめっき膜厚分布が変化し、特に基板外周部のめっき膜厚分布が大きく変化することが分かる。
 シール開口径ΦsealとSRH開口径Φsrhの各組合せについて、図9に例示するようなめっき膜厚分布をシミュレーションにより取得し、図8及び上記に示す式(1)により面内均一性Uを算出した結果を、図6に示す。図6から分かるように、シール開口径とSRH開口径の大きさの組み合わせを変えることにより、めっき膜厚の均一性(面内均一性U)が変化することが分かる。この例では、所望の面内均一性の条件を面内均一性U≦1.5%とし、面内均一性U≦1.5%を満たすSRH開口径Φsrhとシール開口径Φsealとの組み合わせについて、式(2)に示す開口径比Rを算出した。ここで、本実施形態では、上述の通り、Φsrh<Φsealとするので、開口径比はR<1となる。
 開口径比R=Φsrh/Φseal×100[%]・・・(2)
 図7は、図6のシミュレーション結果例におけるSRHとシールの開口径の比を示す表である。同図中、各欄の数値は、SRH開口径とシール開口径の各組み合わせに対応する開口径比Rを示す。同図では、面内均一性U≦1.5%を満たさない、SRH開口径とシール開口径の各組み合わせに対応する開口径比Rもあわせて示している。グレー背景欄は、面内均一性U≦1.5%を満たさない開口径比、並びにシール開口径とSRH開口径の組み合わせを示す。グレー背景以外の欄は、面内均一性U≦1.5%を満たす開口径比、並びにシール開口径とSRH開口径の組み合わせを示す。図7(A)の各欄は、図6(A)の各欄に対応している。図7(B)の各欄は、図6(B)の各欄に対応している。図7から、面内均一性U≦1.5%を満たす開口径比の範囲は、[99.32%≦開口径比R≦99.80%]であり、より好ましくは[99.42%≦開口径比R≦99.59%]であることが好ましい。従って、開口径比Rが上記範囲を満たすように、シール開口径ΦsealおよびSRH開口径Φsrhを選択することにより、所望の面内均一性U≦1.5%を達成することができる。
 基板保持する基板ホルダ403を備えるめっき装置1000(めっきモジュール400)を製造する方法において、 シール開口431を有し基板の外周部を密閉するシール421と、SRH開口432を有しシール421を押さえるSRH422とを組み立てる工程で、SRH開口432の開口径Φsrhの大きさが、シール開口431の開口径Φsealの大きさの99.32%以上かつ99.80%以下(より好ましくは99.42%以上かつ99.59%以下)の範囲にあるように、SRH422及びシール421を選択することにより、所望の面内均一性U≦1.5%のめっき膜厚分布を達成することができる。
 図10Aは、変形例に係る基板ホルダの構成を示す概略図である。この例では、SRH422の開口432の下方側/開口端側(シール421、基板402とは反対側)の開口縁に、下方ほど開口432の直径が大きくなるテーパ423を設ける。テーパ423を開口端側テーパとも称する。このようなテーパ423を設けた場合、基板ホルダ403のめっき液への接触時に基板402の表面の気泡を追い出しやすくなる。なお、この構成では、上記で言及したSRHの開口径Φsrhは、SRH422の開口432の最も狭い部分の直径とする。
 図10Bは、他の変形例に係る基板ホルダの構成を示す概略図である。この例では、SRH422の上方側(シール421、基板402に近い側)に、上方ほど開口432の直径が大きくなるテーパ424を設けた。テーパ424をシール側テーパとも称する。シール421側に拡径するテーパ424があるため、めっき後に、SRH422とシール421の開口径の差に起因する段差に、めっき液が溜まらないようにすることができる。なお、この構成では、上記で言及したSRHの開口径Φsrhは、SRH422の開口432の最も狭い部分の直径とする。
 図10Cは、更に他の変形例に係る基板ホルダの構成を示す概略図である。この例では、SRH422にテーパ423及びテーパ424の両方が設けられる。この場合、上記2つの例の作用効果の両方を得ることができる。即ち、基板ホルダ403のめっき液への接触時に基板402の表面の気泡を追い出しやすくなると共に、めっき後に、SRH422とシール421の開口径の差に起因する段差に、めっき液が溜まらないようにすることができる。なお、この構成では、上記で言及したSRHの開口径Φsrhは、SRH422の開口432の最も狭い部分の直径とする。
 (他の実施形態)
 上記実施形態では、基板の被めっき面を下方に向けて保持する。この形態によれば、いわゆるフェースダウン式又はカップ式のめっきモジュールを例に挙げて説明したが、めっきモジュールにおいて、基板の被めっき面を鉛直方向に立てた状態で保持する基板ホルダを用いてめっきする、いわゆるディップ式のめっきモジュールに対して、上記実施形態を適用してもよい。
 上述した実施形態には、少なくとも以下の実施形態が含まれる。
 一実施形態によれば、めっき装置において基板を保持する基板ホルダであって、 前記基板の外周部を密閉するシールであって、前記基板の被めっき面を露出する第1開口を有するシールと、 前記シールを押さえるシールリングホルダであって、前記基板の被めっき面を露出する第2開口を有するシールリングホルダと、を備え、 前記第2開口の開口径と前記第1開口の開口径との比である開口径比は、99.32%以上かつ99.80%以下の範囲にある、基板ホルダが提供される。言い換えれば、前記第2開口の開口径の大きさは、前記第1開口の開口径の大きさの99.32%以上かつ99.80%以下の範囲にある。シール及びSRHからなる土手の高さは、2.0mm以上3.0mm以下、好ましくは約2.5mmとすることができる。開口径は、開口の最も狭い部分の直径とする。開口径比は、第2開口の開口径Φsrhと第1開口の開口径Φsealの比をパーセント表記したものであり、式(2)により算出される。
 開口径比R=Φsrh/Φseal×100[%]・・・(2)
 この実施形態によれば、シールリングホルダ(SRH)とシールの開口径比を適切な範囲に制御することにより、SRHによる電場の絞りと、シールによる電場の拡散とを良好にバランスさせて、基板上にめっきされるめっき膜厚の均一性を向上させることができる。特に、基板外周部のめっき膜厚のばらつきを抑制する効果がある。また、SRHの前面に電場調整用の部品を別途設けることなく、基板上にめっきされるめっき膜厚の均一性を向上させることができる。
 一実施形態によれば、 前記開口径比は、99.42%以上かつ99.59%以下の範囲にある。
 SRHとシールの開口径比を上記範囲に更に限定することにより、更に確実にめっき膜厚の均一性を向上させることができる。
 一実施形態によれば、 前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールから遠い側に第1テーパを有し、前記第1テーパは、前記シールから離れるほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられている。
 このような第1テーパを設けた場合、基板ホルダのめっき液への接触時に基板の表面の気泡を追い出しやすくなり、基板に対してめっき液を均一に接触させることができる。この結果、めっき膜厚の面内均一性を更に向上し得る。
 一実施形態によれば、 前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールに近い側に第2テーパを有し、前記第2テーパは、前記シールに近づくほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられている。
 シール側に拡径する第2テーパがあるため、めっき後にSRHとシールの開口径の差に起因する段差に、めっき液が溜まらないようにすることができる。前記段差にめっき液が溜まった場合、(A)基板1枚めっきする毎のめっき液持ち出し量が多くなる。めっき液の持ち出しの分だけ、めっき液を補充する必要があり、装置のランニングコストの増大につながる。また、(B)めっき後にウェハを洗浄する際に必要な水の量、時間が大きくなる。水の使用量は装置のランニングコストの増大につながる。また、洗浄時間が長くなると、単位時間あたりに処理できる基板の枚数(すなわち装置の生産性性能、スループット)に影響する。前記段差にめっき液が溜まらないようにすることで、装置のランニングコストを低減し得る、及び/又は、スループットを向上し得るという作用効果を奏する。
 一実施形態によれば、 前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールから遠い側に第1テーパを有すると共に、前記シールに近い側に第2テーパを有し、 前記第1テーパは、前記シールから離れるほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられており、 前記第2テーパは、前記シールに近づくほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられている。
 この実施形態によれば、上述した第1テーパによる作用効果及び第2テーパによる作用効果の両方を奏することができる。
 一実施形態によれば、 めっき装置において基板を保持する基板ホルダであって、 前記基板の外周部を密閉するシールであって、前記基板の被めっき面を露出する第1開口を有するシールと、 前記シールを押さえるシールリングホルダであって、前記基板の被めっき面を露出する第2開口を有するシールリングホルダと、を備え、 前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールから遠い側に設けられる第1テーパ及び/又は前記シールに近い側に設けられる第2テーパを有し、 前記第1テーパは、前記シールから離れるほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられており、 前記第2テーパは、前記シールに近づくほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられている、基板ホルダが提供される。
 この形態によれば、上述した第1テーパによる作用効果及び/又は第2テーパによる作用効果を奏することができる。
 一実施形態によれば、 上記実施形態の何れかに記載の基板ホルダにおいて、 基板の被めっき面を下方に向けて保持する。この形態によれば、いわゆるフェースダウン式又はカップ式のめっき装置において、上述した作用効果を奏することができる。
 一実施形態によれば、 上記実施形態の何れかに記載の基板ホルダにおいて、めっきモジュールにおいて基板の被めっき面を立てた状態で保持する。この形態によれば、基板を立てた状態でめっき液に浸漬させてめっきする、いわゆるディップ式のめっき装置において、上述した作用効果を奏することができる。
 一実施形態によれば、 上記実施形態の何れかに記載の基板ホルダと、 前記基板ホルダが配置されるめっき槽と、を備えるめっき装置が提供される。
 この形態によれば、上述した作用効果を奏するめっき装置を提供することができる。
 一実施形態によれば、 基板を保持する基板ホルダを備えるめっき装置を製造する方法であって、 第1開口を有し前記基板の外周部を密閉するシールと、第2開口を有し前記シールを押さえるシールリングホルダとを組み立てる工程を有し、 前記工程において、前記シールリングホルダの前記第2開口の開口径と、前記シールの前記第1開口の開口径との比である開口径比が、99.32%以上かつ99.80%以下の範囲にあるように、前記シールリングホルダ及び前記シールを選択する、方法が提供される。
 この実施形態によれば、シールリングホルダ(SRH)とシールの開口径比を適切な範囲に制御することにより、基板上にめっきされるめっき膜厚の均一性を向上させることができる。
 以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲及び明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、又は省略が可能である。米国特許第6,193,859号明細書(特許文献1)の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書を含む全ての開示は、参照により全体として本願に組み込まれる。
100 ロードポート
110 搬送ロボット
120 アライナ
200 プリウェットモジュール
300 プリソークモジュール
400 めっきモジュール
401 めっき槽
402 基板
403 基板ホルダ
404 めっき液貯留槽
405 ポンプ
406 フィルタ
407 めっき液供給管
408 めっき液受槽
409 電源
410 アノード
411 モータ
412 パドル
413 駆動機構
413a モータ
413b 回転直動変換機構
413c シャフト
421 シール
422 シールリングホルダ(SRH)
431 シール開口
432 SRH開口
423 開口端側テーパ
424 シール側テーパ
500 洗浄モジュール
600 スピンリンスドライヤ
700 搬送装置
800 制御モジュール
1000 めっき装置
 

Claims (10)

  1.  めっき装置において基板を保持する基板ホルダであって、
     前記基板の外周部を密閉するシールであって、前記基板の被めっき面を露出する第1開口を有するシールと、
     前記シールを押さえるシールリングホルダであって、前記基板の被めっき面を露出する第2開口を有するシールリングホルダと、
    を備え、
     前記第2開口の開口径と前記第1開口の開口径との比である開口径比は、99.32%以上かつ99.80%以下の範囲にある、
    基板ホルダ。
  2.  請求項1に記載基板ホルダにおいて、
     前記開口径比は、99.42%以上かつ99.59%以下の範囲にある、基板ホルダ。
  3.  請求項1又は2に記載の基板ホルダにおいて、
     前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールから遠い側に第1テーパを有し、前記第1テーパは、前記シールから離れるほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられている、基板ホルダ。
  4.  請求項1又は2に記載の基板ホルダにおいて、
     前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールに近い側に第2テーパを有し、前記第2テーパは、前記シールに近づくほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられている、基板ホルダ。
  5.  請求項1又は2に記載の基板ホルダにおいて、
     前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールから遠い側に第1テーパを有すると共に、前記シールに近い側に第2テーパを有し、
     前記第1テーパは、前記シールから離れるほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられており、
     前記第2テーパは、前記シールに近づくほど前記第2開口の直径が大きくなるように設けられている、基板ホルダ。
  6.  めっき装置において基板を保持する基板ホルダであって、
     前記基板の外周部を密閉するシールであって、前記基板の被めっき面を露出する第1開口を有するシールと、
     前記シールを押さえるシールリングホルダであって、前記基板の被めっき面を露出する第2開口を有するシールリングホルダと、
    を備え、
     前記シールリングホルダの前記第2開口は、前記シールから遠い側に設けられる第1テーパ及び/又は前記シールに近い側に設けられる第2テーパを有し、
     前記第1テーパは、前記シールから離れるほど前記第2開口の開口径が大きくなるように設けられており、
     前記第2テーパは、前記シールに近づくほど前記第2開口の開口径が大きくなるように設けられている、基板ホルダ。
  7.  請求項1から6の何れかに記載の基板ホルダにおいて、
     基板の被めっき面を下方に向けて保持する、基板ホルダ。
  8.  請求項1から6の何れかに記載の基板ホルダにおいて、
     めっきモジュールにおいて基板の被めっき面を立てた状態で保持する、基板ホルダ。
  9.  請求項1から8の何れかに記載の基板ホルダと、
     前記基板ホルダが配置されるめっき槽と、
    を備えるめっき装置。
  10.  基板を保持する基板ホルダを備えるめっき装置を製造する方法であって、
     第1開口を有し前記基板の外周部を密閉するシールと、第2開口を有し前記シールを押さえるシールリングホルダとを組み立てる工程を有し、
     前記工程において、前記シールリングホルダの前記第2開口の開口径と、前記シールの前記第1開口の開口径との比である開口径比が、99.32%以上かつ99.80%以下の範囲にあるように、前記シールリングホルダ及び前記シールを選択する、方法。
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