JP7279273B1 - めっき装置 - Google Patents

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泰之 増田
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Abstract

基板に形成されるめっき膜の膜厚をめっき処理中に検出することができるめっき装置を提案する。めっき装置は、めっき槽と、基板を保持するための基板ホルダと、前記基板ホルダに保持された基板と対向するように前記めっき槽内に配置されたアノードと、前記基板と前記アノードとの間に配置された、電場を調整するための抵抗体と、前記基板の被めっき面と前記アノードとの間の領域に配置された第1検知電極であって、先端が前記抵抗体内部の第1位置に配置された第1検知電極と、前記めっき槽内における前記第1位置に比べて電位変化がない第2位置に配置された第2検知電極と、前記第1検知電極と前記第2検知電極との電位差を測定して、前記電位差に基づいて前記基板のめっき膜厚を推定する制御モジュールと、を備える。

Description

本願は、めっき装置に関する。
めっき装置の一例としてカップ式の電解めっき装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。カップ式の電解めっき装置は、被めっき面を下方に向けて基板ホルダに保持された基板(例えば半導体ウェハ)をめっき液に浸漬させ、基板とアノードとの間に電圧を印加することによって、基板の表面に導電膜を析出させる。
めっき装置では、一般に、めっき処理を施す基板の目標とするめっき膜厚や実めっき面積に基づいて、めっき電流値およびめっき時間等のパラメータをめっき処理レシピとして使用者が予め設定し、設定された処理レシピに基づいてめっき処理が行われる(例えば、特許文献2参照)。そして、同一キャリアの複数のウェハに対して、同一の処理レシピでめっき処理が行われている。また、めっき処理後のめっき膜厚を測定する場合、一般にはキャリア内の全てのウェハのめっき処理が終了した後に、めっき装置からウェハの入ったキャリアごと別な膜厚測定装置へ搬送され、個別に膜厚およびウェハ面内のプロファイルが測定される。
特開2008-19496号公報 特開2002-105695号公報
めっき装置では、同一キャリアの基板に対して同一のプロセス条件でめっき処理を行っても、基板の寸法公差により、またはめっき槽内のめっき液の状態の変化などにより、基板ごとに形成されるめっき膜の膜厚にばらつきが生じるおそれがある。また、複数の基板ごとの平均膜厚が調整されても、同一の基板内において場所によってめっき膜厚にばらつきが生じる場合もある。
以上の実情に鑑みて、本願は、基板に形成されるめっき膜の膜厚をめっき処理中に検出することができるめっき装置を提案することを1つの目的としている。
一実施形態によれば、めっき装置が提案され、かかるめっき装置は、めっき槽と、基板を保持するための基板ホルダと、前記基板ホルダに保持された基板と対向するように前記めっき槽内に配置されたアノードと、前記基板と前記アノードとの間に配置された、電場を調整するための抵抗体と、前記基板の被めっき面と前記アノードとの間の領域に配置された第1検知電極であって、先端が前記抵抗体内部の第1位置に配置された第1検知電極と、前記めっき槽内における前記第1位置に比べて電位変化がない第2位置に配置された第2検知電極と、前記第1検知電極と前記第2検知電極との電位差を測定して、前記電位差に基づいて前記基板のめっき膜厚をめっき処理中に推定する制御モジュールと、を備える。
図1は、第1実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。 図3は、第1実施形態のめっきモジュールの構成を概略的に示す縦断面図である。 図4は、図3中IV-IV方向から見たIV-IV視図である。 図5は、図4中パドルを省略して示す図である。 図6は、実施形態と比較例における電位差の測定結果の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
<めっき装置の全体構成>
図1は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。図1および図2に示すように、めっき装置1000は、ロードポート100、搬送ロボット110、アライナ120、プリウェットモジュール200、プリソークモジュール300、めっきモジュール400、洗浄モジュール500、スピンリンスドライヤ600、搬送装置700、および、制御モジュール800を備える。
ロードポート100は、めっき装置1000に図示していないFOUPなどのカセットに収納された、めっきする対象物である基板を搬入したり、めっき装置1000からカセットに基板を搬出するためのモジュールである。本実施形態では4台のロードポート100が水平方向に並べて配置されているが、ロードポート100の数および配置は任意である。搬送ロボット110は、基板を搬送するためのロボットであり、ロードポート100、アライナ120、プリウェットモジュール200およびスピンリンスドライヤ600の間で基板を受け渡すように構成される。搬送ロボット110および搬送装置700は、搬送ロボット110と搬送装置700との間で基板を受け渡す際には、図示していない仮置き台を介して基板の受け渡しを行うことができる。
アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせるためのモジュールである。本実施形態では2台のアライナ120が水平方向に並べて配置されているが、アライナ120の数および配置は任意である。プリウェットモジュール200は、めっき処理前の基板の被めっき面を純水または脱気水などの処理液で濡らすことで、基板表面に形成されたパターン内部の空気を処理液に置換する。プリウェットモジュール200は、めっき時にパターン内部の処理液をめっき液に置換することでパターン内部にめっき液を供給しやすくするプリウェット処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリウェットモジュール200が上下方向に並べて配置されているが、プリウェットモジュール200の数および配置は任意である。
プリソークモジュール300は、例えばめっき処理前の基板の被めっき面に形成したシード層表面等に存在する電気抵抗の大きい酸化膜を硫酸や塩酸などの処理液でエッチング除去してめっき下地表面を洗浄または活性化するプリソーク処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリソークモジュール300が上下方向に並べて配置されているが、プリソークモジュール300の数および配置は任意である。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。本実施形態では、上下方向に3台かつ水平方向に4台並べて配置された12台のめっきモジュール400のセットが2つあり、合計24台のめっきモジュール400が設けられているが、めっきモジュール400の数および配置は任意である。
洗浄モジュール500は、めっき処理後の基板に残るめっき液等を除去するために基板に洗浄処理を施すように構成される。本実施形態では2台の洗浄モジュール500が上下方向に並べて配置されているが、洗浄モジュール500の数および配置は任意である。スピンリンスドライヤ600は、洗浄処理後の基板を高速回転させて乾燥させるためのモジュールである。本実施形態では2台のスピンリンスドライヤが上下方向に並べて配置されているが、スピンリンスドライヤの数および配置は任意である。搬送装置700は、めっき装置1000内の複数のモジュール間で基板を搬送するための装置である。制御モジュール800は、めっき装置1000の複数のモジュールを制御するように構成され、例えばオペレータとの間の入出力インターフェースを備える一般的なコンピュータまたは専用コンピュータから構成することができる。
めっき装置1000による一連のめっき処理の一例を説明する。まず、ロードポート100にカセットに収納された基板が搬入される。続いて、搬送ロボット110は、ロードポート100のカセットから基板を取り出し、アライナ120に基板を搬送する。アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせる。搬送ロボット110は、アライナ120で方向を合わせた基板をプリウェットモジュール200へ受け渡す。
プリウェットモジュール200は、基板にプリウェット処理を施す。搬送装置700は、プリウェット処理が施された基板をプリソークモジュール300へ搬送する。プリソークモジュール300は、基板にプリソーク処理を施す。搬送装置700は、プリソーク処理が施された基板をめっきモジュール400へ搬送する。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。
搬送装置700は、めっき処理が施された基板を洗浄モジュール500へ搬送する。洗浄モジュール500は、基板に洗浄処理を施す。搬送装置700は、洗浄処理が施された基板をスピンリンスドライヤ600へ搬送する。スピンリンスドライヤ600は、基板に乾燥処理を施す。搬送ロボット110は、スピンリンスドライヤ600から基板を受け取り、乾燥処理を施した基板をロードポート100のカセットへ搬送する。最後に、ロードポート100から基板を収納したカセットが搬出される。
<めっきモジュールの構成>
次に、めっきモジュール400の構成を説明する。本実施形態における24台のめっきモジュール400は同一の構成であるので、1台のめっきモジュール400のみを説明する。
図3は、本実施形態のめっきモジュール400の構成を概略的に示す縦断面図である。図3に示すように、めっきモジュール400は、めっき液を収容するためのめっき槽410を備える。めっき槽410は、上面が開口した円筒形の内槽と、内槽の上縁からオーバーフローしためっき液を溜められるように内槽の周囲に設けられた図示しない外槽と、を含んで構成される。
めっきモジュール400は、被めっき面Wf-aを下方に向けた状態で基板Wfを保持するための基板ホルダ440を備える。また、基板ホルダ440は、図示していない電源から基板Wfに給電するための給電接点を備える。めっきモジュール400は、基板ホルダ440を昇降させるための昇降機構442を備える。また、一実施形態では、めっきモジュール400は、基板ホルダ440を鉛直軸まわりに回転させる回転機構448を備える。昇降機構442および回転機構448は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができる。
めっきモジュール400は、めっき槽410の内部を上下方向に隔てるメンブレン420を備える。めっき槽410の内部はメンブレン420によってカソード領域422とアノード領域424に仕切られる。カソード領域422とアノード領域424にはそれぞれめっき液が充填される。なお、本実施形態ではメンブレン420が設けられる一例を示したが、メンブレン420は設けられなくてもよい。
めっき槽410のアノード領域424の底面にはアノード430が設けられる。アノード430は、一例として、基板Wfの板面と概略等しい寸法の板面を有する円形形状の部材である。また、アノード領域424には、アノード430と基板Wfとの間の電解を調整するためのアノードマスク426が配置される。アノードマスク426は、例えば誘電体材料からなる略板状の部材であり、アノード430の前面(上方)に設けられる。アノードマスク426は、アノード430と基板Wfとの間に流れる電流が通過する開口を有する。本実施形態では、アノードマスク426は、開口寸法を変更可能に構成され、制御モジュール800によって開口寸法が調整される。ここで、開口寸法は、開口が円形である場合には直径を意味し、開口が多角形である場合には一辺の長さまたは最長となる開口幅を意味する。なお、アノードマスク426における開口寸法の変更は、公知の機構を採用することができる。また、本実施形態では、アノードマスク426が設けられる一例を示したが、アノードマスク426は設けられなくてもよい。さらに、上記したメンブレン420は、アノードマスク426の開口に設けられてもよい。
めっきモジュール400は、基板Wfとアノード430との間に配置された抵抗体450を備える。抵抗体450は、メンブレン420に対向してカソード領域422に配置されている。抵抗体450は、誘電体材料(例えばポリ塩化ビニル)からなる部材であり、電場を調整することにより基板Wfの被めっき面Wf-aにおけるめっき処理の均一化を図るための部材である。本実施形態では、抵抗体450は、駆動機構458により、めっき槽410内で上下方向に移動可能に構成され、制御モジュール800によって抵抗体450の位置が調整される。ただし、こうした例に限定されず、一例として、抵抗体450は、めっき槽410内で移動できないようにめっき槽410に固定されていてもよい。
抵抗体450は、特に、基板Wfの被めっき面Wf-aの外縁部におけるめっき膜厚分布に影響を及ぼす。抵抗体450によってアノード430と基板Wfとの間の抵抗値が大きくなって電場が広がりにくくなる。したがって、基板Wfと抵抗体450との間の距離が大きくなると、基板Wfと抵抗体450との間の電場の広がることができる空間が大きくなる。ここで、基板ホルダ440の給電接点は基板Wfの外縁部に接触しているため、相対的に電場が基板Wfの外縁部に集中しやすく、外縁部のめっき膜厚が厚くなる。このため、抵抗体450を基板Wfの被めっき面Wf-aの近傍に配置することが好ましい。
また、めっきモジュール400は、基板ホルダ440に保持された基板Wfと抵抗体450との間に配置されたパドル480と、パドル480をめっき液内で移動させてめっき液を攪拌するためのパドル攪拌機構482と、を備える。パドル480は、例えば格子状に配置された複数の棒状部材を有する板部材によって構成することができるが、これに限らず、ハニカム状の多数の穴が形成された板部材によって構成することもできる。パドル各派機構は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができる。パドル攪拌機構482は、基板Wfの被めっき面Wf-aに沿ってパドル480を往復運動させることにより、基板Wfの被めっき面Wf-a近傍のめっき液を攪拌するように構成される。ただし、こうした例に限定されず、パドル攪拌機構482は、一例として被めっき面Wf-aに対して垂直にパドル480を往復運動させるように構成されてもよい。また、本実施形態では、パドル480およびパドル攪拌機構482が設けられる一例を示したが、パドル480およびパドル攪拌機構482は設けられなくてもよい。
また、めっきモジュール400は、めっき槽410内の電位を検出するための第1検知電極460を備えている。第1検知電極460で検出される電位は、被めっき面Wf-aに形成されるめっき膜の膜厚推定に利用することができる。第1検知電極460は、その先端が抵抗体450の内部の第1位置に配置されている。本実施形態では、抵抗体450は、基板Wfの被めっき面Wf-aに対向する基板側対向面450-aと、アノード430に対向するアノード側対向面450-bと、を有する板状に構成されている。そして、本実施形態において「抵抗体450の内部」は、基板側対向面450-aとアノード側対向面450-bとの間の領域を意味する。換言すれば、第1検知電極460は、抵抗体450における基板側対向面450-aと同一平面上、または、基板側対向面450-aよりも基板Wfの被めっき面Wf-aから離れた位置に配置されている。なお、抵抗体450が多孔質材料などで構成される場合、基板側対向面450-aとアノード側対向面450-bとは仮想的な平面であり得る。また、本実施形態では、第1検知電極460の先端は、抵抗体450に覆われることなく基板Wfの被めっき面Wf-aに面するように構成され、基板側対向面450-aは、第1検知電極460が設けられている領域を除いた領域の面を意味する。
図4は、図3中IV-IV方向から見たIV-IV視図であり、図5は、図4中パドルを省略して示す図である。なお、図4および図5に示す例では、抵抗体450は、めっき槽410に固定された支持枠部材414に固定されており、基板Wfの板面に垂直な方向に見て、抵抗体450は、基板Wfより少し大きい円形形状を有する。図3~図5に示すように、第1検知電極460は、基板Wfとアノード430との間の領域内に配置される。つまり、第1検知電極460は、基板Wfの板面に垂直な方向において基板Wfとアノード430との間に位置し、基板Wfの板面に垂直な方向から見たときに基板Wf(被めっき面Wf-a)と重なる位置に配置される。上記したように、抵抗体450は、被めっき面Wf-aの近傍に配置されることが好ましく、第1検知電極460も、基板Wfの被めっき面Wf-aの近くに配置されることが好ましい。このため、従来、第1検知電極460を設けるためには、抵抗体450と第1検知電極460とが干渉しないように、抵抗体450を基板Wfの被めっき面Wf-aから離して配置することが行われ、その結果、めっき膜厚の分布の均一性を向上させるのが難しくなっていた。
加えて、本実施形態では、めっきモジュール400がパドル480を備えており、パドル480は、抵抗体450と基板Wfとの間に配置されている。パドル480は、パドル攪拌機構482によって被めっき面Wf-aに沿った方向に往復移動するように構成されている。なお、図4に示す例では、パドル480は、ハニカム状の多数の穴が形成された板部材によって構成されている。パドル攪拌機構482は、被めっき面Wf-aに垂直な方向から見たときに、パドル480が往復移動によって被めっき面Wf-aの全領域に重なるようにパドル480を移動させることが好ましい。こうしたパドル480は、抵抗体450と被めっき面Wf-aとの間の限られたスペースに配置される(図3参照)。パドル480と第1検知電極460とが互いに干渉しないように、一例として、パドル480が往復移動する領域を狭くして、パドル480の移動領域の外側に第1検知電極460を配置することが考えられる。しかしながら、パドル480の移動の制限は、めっき液の攪拌が損なわれてめっき膜厚の分布の均一性が損なわれる原因となり得る。また、パドル480と第1検知電極460とが干渉しないように、抵抗体450を基板Wfの被めっき面Wf-aから離して配置すると、抵抗体450による電場の調整が損なわれてめっき膜厚の分布の均一性が損なわれてしまう。
これに対して、本実施形態の第1検知電極460は、図3~図5に示すように、抵抗体450の内部に配置されている。本実施形態では、抵抗体450の基板側対向面450-aに溝部452が形成されており、この溝部452に第1検知電極460が配置されている。抵抗体450の溝部452は、第1検知電極460が基板側対向面450-aから突出しないように深さが定められればよい。第1検知電極460および抵抗体450の溝部452は、周方向において1.7%以下、1.4%以下、または、1%以下の領域に設けられることが好ましい。つまり、第1検知電極460は、回転機構448による基板Wfの回転軸を中心とする第1検知電極460を通る円の円周において、1.7%以下の領域に設けられることが好ましい。または、第1検知電極460および抵抗体450の溝部は、基板側対向面450-aにおける中心角θ=6度、5度、または3.3度以下の領域に設けられるものとしてもよい。これは、抵抗体450の溝部および第1検知電極460の円周方向の幅が、円周における1.7%以下、更に好ましくは1%以下の領域であれば、抵抗体450による電場の調整への影響が十分に小さく、基板Wfの被めっき面Wf-aに形成されるめっきの膜厚分布への影響が小さいと考えられることに基づく。さらに、抵抗体450の溝部には、第1検知電極460を固定するためのビス穴454が形成され、第1検知電極460は、抵抗体450の溝部452にビス460aによって締結されて配置されてもよい。一例として、ビス穴454は、抵抗体450のアノード側対向面450-bに達しない深さに形成される。ただし、第1検知電極460は、抵抗体450の溝部452にビス止めされるものに限定されず、一例として、第1検知電極460は、抵抗体450の溝部452内で図示しない駆動機構によって移動可能に構成されて検出位置を変更できるように構成されてもよい。また、第1検知電極460と抵抗体450とは一体に形成されてもよい。なお、めっきモジュール400は、複数の第1検知電極460を備えてもよい。
このように第1検知電極460が抵抗体450の内部に配置されることにより、抵抗体450と基板Wfの被めっき面Wf-aとの距離を小さくすることができ、めっき膜厚の分布の均一性を向上させることができる。また、このように第1検知電極460が抵抗体450の内部に配置されることにより、第1検知電極460とパドル480とが干渉しないので、パドル480によってめっき液を好適に攪拌することができる。本実施形態では、図4に示すように、第1検知電極460は、基板Wfの板面に垂直な方向から見たときに、パドル攪拌機構482によって往復移動するパドル480と重なる領域(アノード430から被めっき面Wf-aを見たときに、パドル480が往復移動する領域:図4中、一点鎖線参照)に配置されている。
また、めっきモジュール400は、第1検知電極460と共にめっき槽410内の電位を検出するための第2検知電極462を備えている。第2検知電極462は、めっき槽410内における比較的電位変化がない場所に配置される。具体的には、第2検知電極462は、基板Wfとアノード430との間の領域外の第2位置に配置される。つまり、図3~図5に示すように、第2検知電極462は、基板Wfの板面に垂直な方向から見たときに基板Wfと重ならない位置に配置される。第2検知電極462は、基板Wfとアノード430との間から離れた配置場所(第2位置)の電位を検出する。なお、めっきモジュール400は、複数の第2検知電極462を備えてもよい。
第1検知電極460と第2検知電極462とのそれぞれは、一例として同一材料および/または同一形状の電極で構成することができる。電極材料としては、白金(Pt)、金(Au)、炭素(C)、銅(Cu)の少なくとも1つを採用することができる。
第1検知電極460と第2検知電極462とによる検出信号は、制御モジュール800に入力される。本実施形態では、制御モジュール800は、第1検知電極460と第2検知電極462との電位差を測定して、当該電位差に基づいて基板Wfの被めっき面Wf-aに形成されるめっき膜の膜厚を推定する。これは、めっき処理におけるめっき電流と電位とが相関することに基づく。めっき開始時から算出してきためっきの形成速度の時間変化を基に、現在のめっき膜厚を推定することができる。第1検知電極460と第2検知電極462との電位差に基づくめっき膜厚の推定は、公知の手法を採用することができる。一例として、制御モジュール800は、検出信号に基づいてめっき処理中の基板内でめっき電流の分布を推定し、推定しためっき電流の分布に基づいて、基板内でのめっき膜の膜厚分布を推定することができる。めっき処理中の制御モジュール800による基板Wfのめっき膜の膜厚の推定については詳細を後述する。
<遮蔽体>
めっきモジュール400の構成の説明に戻る。一実施形態では、カソード領域422には、アノード430から基板Wfに流れる電流を遮蔽するための遮蔽体470が設けられる(図3参照)。本実施形態では、遮蔽体470は、パドル480と同一の高さに設けられているが、こうした例には限定されない。遮蔽体470は、例えば誘電体材料からなる略板状の部材である。遮蔽体470は、基板Wfの被めっき面Wf-aとアノード430との間に介在する遮蔽位置と、被めっき面Wf-aとアノード430との間から退避した退避位置とに移動可能に構成される。言い換えると、遮蔽体470は、被めっき面Wf-aの下方である遮蔽位置と、被めっき面Wf-aの下方から離れた退避位置とに移動可能に構成される。遮蔽体470の位置は、制御モジュール800からの指令を受けた駆動機構472により制御される。遮蔽体470の移動は、モータまたはソレノイドなどの公知の機構により実現できる。
<めっき処理>
次に、本実施形態のめっきモジュール400におけるめっき処理についてより詳細に説明する。昇降機構442を用いて基板Wfをカソード領域422のめっき液に浸漬させることにより、基板Wfがめっき液に暴露される。めっきモジュール400は、この状態でアノード430と基板Wfとの間に電圧を印加することによって、基板Wfの被めっき面Wf-aにめっき処理を施すことができる。また、一実施形態では、回転機構448を用いて基板ホルダ440を回転させながらめっき処理が行われる。めっき処理により、基板Wf-aの被めっき面Wf-aに導電膜(めっき膜)が析出する。本実施形態では、めっき処理中に第1検知電極460と第2検知電極462との電位差がリアルタイムに検出される。そして、制御モジュール800は、第1検知電極460と第2検知電極462との電位差に基づいてめっき膜の膜厚を推定する。これにより、めっき処理において基板Wfの被めっき面Wf-aに形成されるめっき膜の膜厚変化をリアルタイムに測定することができる。
図6は、本実施形態と比較例とにおける電位差の測定結果の一例を示す図である。比較例は、めっきモジュール400にパドル480が設けられていない例を示している。図6に示す例では、基板Wfに対して12カ所接触する基板ホルダ440の給電接点のうち特定の1カ所の給電接点には電力を供給せず、回転機構448によって基板ホルダ440を回転させて、第1検知電極460と第2検知電極462との電位差を測定している。これにより、比較例の測定結果では、電力を供給されていない給電接点に対応した電位差のピークが見られる(領域AP参照)。また、上記したように本実施形態のめっきモジュール400では、基板Wfの板面に垂直な方向から見て、第1検知電極460は、パドル480の往復移動領域に配置されている。このため、本実施形態の測定結果では、パドル480の往復移動周期に応じたノイズが含まれている(領域AN参照)。一方で、本実施形態の測定結果においても、比較例の測定結果と同様に、電力を供給されていない給電接点に対応した電位差のピークが見られる。このため、本実施形態のめっきモジュール400では、基板Wfの被めっき面Wf-a近傍の電位変化を好適に測定することができ、被めっき面Wf-aに形成されるめっき膜を好適に推定できることが理解される。
また、図6に示すように、本実施形態のめっきモジュール400では、第1検知電極460と第2検知電極462との電位差の測定結果には、パドル480の往復移動周期に応じたノイズが含まれる。こうしたノイズの影響を低減するように、制御モジュール800は、第1検知電極460と第2検知電極462との電位差の測定結果から、パドル480の往復移動周期(第1周期)に相当する周波数を持つ振動成分を除去して、基板Wfに形成されるめっき膜の膜厚を推定するように構成されるとよい。パドル480の往復移動周期に相当する周波数は、公知の公式f[Hz]=1/T[s]を用いて計算することができる。なお、制御モジュール800は、デジタル信号処理によってパドル480の往復移動周期に応じたノイズを除去するように構成されてもよいし、パドル480の往復移動周期に応じたノイズを除去するように構成されたバンドストップフィルタ回路などのアナログ回路を備えるものとしてもよい。
さらに、制御モジュール800は、めっき処理中に、パドル480の往復移動周期(第1周期)と、基板ホルダ440の回転周期(第2周期)とが、互いに整数倍の関係とならないように調整することが好ましい。つまり、パドル480の往復移動周期が、基板ホルダ440の回転周期の整数倍とならず、及び、基板ホルダ440の回転周期が、パドル480の往復移動周期の整数倍とならないことが好ましい。これは、パドル480の往復移動周期と基板ホルダ440の回転周期とが重なって、被めっき面Wf-aの特定位置を検出するときに常にパドル480による同一の影響を受けることを、防止するためである。したがって、こうした制御により、被めっき面Wf-aに形成されるめっき膜を好適に推定することができる。
このように、本実施形態のめっき装置1000によれば、抵抗体450の内部に配置された第1検知電極460を用いて、めっき処理中にめっき槽410内の電位を検出することができ、めっき膜の膜厚変化を推定して検出することができる。こうして推定(検出)されためっき膜の膜厚変化を参照して、当該めっき処理中、および/または、次回のめっき処理のめっき電流値、めっき時間、抵抗体450の位置、アノードマスク426の開口寸法、および遮蔽体470の位置の少なくとも1つを含むめっき条件を調整することができる。なお、めっき条件の調整は、めっき装置1000の使用者により行われてもよいし、制御モジュール800により行われてもよい。一例として、制御モジュール800によるめっき条件の調整は、実験などにより予め定められた条件式またはプログラムなどに基づいて行われるとよい。
<変形例>
上記した実施形態におけるめっきモジュール400は、めっき処理時に、基板Wfの被めっき面Wf-aが下方に向くように配置されるものとした。しかしながら、こうした例に限定されず、めっき槽内で基板Wfが鉛直方向に延在するように、つまり板面が水平方向を向くように保持されてもよい。なお、こうした場合、上記した実施形態と同様に、基板Wfは、角形基板であってもよいし、円形基板であってもよい。
本発明は、以下の形態としても記載することができる。
[形態1]形態1によれば、めっき装置が提案され、前記めっき装置は、めっき槽と、基板を保持するための基板ホルダと、前記基板ホルダに保持された基板と対向するように前記めっき槽内に配置されたアノードと、前記基板と前記アノードとの間に配置された、電場を調整するための抵抗体と、前記基板の被めっき面と前記アノードとの間の領域に配置された第1検知電極であって、先端が前記抵抗体内部の第1位置に配置された第1検知電極と、前記めっき槽内における前記第1位置に比べて電位変化がない第2位置に配置された第2検知電極と、前記第1検知電極と前記第2検知電極との電位差を測定して、前記電位差に基づいて前記基板のめっき膜厚をめっき処理中に推定する制御モジュールと、を備える。形態1によれば、抵抗体と基板との距離を小さくすることができると共に、めっき処理中にめっき膜の膜厚を推定して検出することができる。
[形態2]形態2によれば、形態1において、前記抵抗体は、前記基板の被めっき面に対向する対向面を有し、前記第1検知電極は、前記対向面に形成された溝部に配置される。
[形態3]形態3によれば、形態1または2において、前記基板ホルダを回転させる回転機構を更に備え、前記回転機構の回転軸を中心とする前記第1検知電極を通る円の円周において、前記第1検知電極は1.7%以下の領域に設けられ、前記制御モジュールは、前記回転機構による前記基板の回転を伴って、前記めっき膜の膜厚を推定するように構成される。形態3によれば、抵抗体による電場の調整を好適に行うことができる。
[形態4]形態4によれば、形態1から3において、前記抵抗体と前記基板との間に配置されたパドルと、前記パドルを前記基板の前記被めっき面に沿った方向に往復移動させるように構成されたパドル攪拌機構と、を備え、前記第1検知電極は、前記アノードから前記被めっき面を見たときに、前記パドルが往復移動する領域に配置される。形態4によれば、パドルによってめっき液を好適に攪拌することができる。
[形態5]形態5によれば、形態4において、前記パドル攪拌機構は、所定周期で前記パドルを往復移動させるように構成され、前記制御モジュールは、前記所定周期に相当する周波数を持つ振動成分を、前記電位差から除去して前記基板のめっき膜厚を推定する。形態5によれば、基板に形成されるめっき膜の膜厚をより好適に推定することができる。
[形態6]形態6によれば、形態4または5において、前記めっき装置は、前記基板ホルダを回転させる回転機構を更に備え、前記パドル攪拌機構は、第1周期で前記パドルを往復移動させるように構成され、前記制御モジュールは、前記回転機構による第2周期での前記基板の回転を伴って、前記めっき膜の膜厚を推定するように構成され、前記第1周期と前記第2周期とは、互いに整数倍の関係とならないように調整される。形態6によれば、パドルの往復移動と基板の回転との周期が重なることを抑制でき、基板に形成されるめっき膜の膜厚をより好適に推定することができる。
[形態7]形態7によれば、形態1から6において、前記基板ホルダは、前記めっき槽内において、被めっき面を下方に向けた状態で前記基板を保持するように構成される。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、実施形態および変形例の任意の組み合わせが可能であり、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
Wf-a…被めっき面
Wf…基板
400…めっきモジュール
410…めっき槽
420…メンブレン
422…カソード領域
424…アノード領域
430…アノード
440…基板ホルダ
442…昇降機構
448…回転機構
450…抵抗体
450-a…基板側対向面
450-b…アノード側対向面
452…溝部
454…ビス穴
460…第1検知電極
462…第2検知電極
470…遮蔽体
480…パドル
482…パドル攪拌機構
800…制御モジュール
1000…めっき装置

Claims (7)

  1. めっき槽と、
    基板を保持するための基板ホルダと、
    前記基板ホルダに保持された基板と対向するように前記めっき槽内に配置されたアノードと、
    前記基板と前記アノードとの間に配置された、電場を調整するための抵抗体と、
    前記基板の被めっき面と前記アノードとの間の領域に配置された第1検知電極であって、先端が前記抵抗体内部の第1位置に配置された第1検知電極と、
    前記めっき槽内における前記第1位置に比べて電位変化がない第2位置に配置された第2検知電極と、
    前記第1検知電極と前記第2検知電極との電位差を測定して、前記電位差に基づいて前記基板のめっき膜厚をめっき処理中に推定する制御モジュールと、
    を備えるめっき装置。
  2. 前記抵抗体は、前記基板の被めっき面に対向する対向面を有し、
    前記第1検知電極は、前記対向面に形成された溝部に配置される、
    請求項1に記載のめっき装置。
  3. 前記基板ホルダを回転させる回転機構を更に備え、
    前記回転機構の回転軸を中心とする前記第1検知電極を通る円の円周において、前記第1検知電極は1.7%以下の領域に設けられ、
    前記制御モジュールは、前記回転機構による前記基板の回転を伴って、前記めっき膜の膜厚を推定するように構成される、
    請求項1に記載のめっき装置。
  4. 前記抵抗体と前記基板との間に配置されたパドルと、
    前記パドルを前記基板の前記被めっき面に沿った方向に往復移動させるように構成されたパドル攪拌機構と、
    を備え、
    前記第1検知電極は、前記アノードから前記被めっき面を見たときに、前記パドルが往復移動する領域に配置される、
    請求項1に記載のめっき装置。
  5. 前記パドル攪拌機構は、第1周期で前記パドルを往復移動させるように構成され、
    前記制御モジュールは、前記第1周期に相当する周波数を持つ振動成分を、前記電位差から除去して前記基板のめっき膜厚を推定する、
    請求項4に記載のめっき装置。
  6. 前記めっき装置は、前記基板ホルダを回転させる回転機構を更に備え、
    前記パドル攪拌機構は、第1周期で前記パドルを往復移動させるように構成され、
    前記制御モジュールは、前記回転機構による第2周期での前記基板の回転を伴って、前記めっき膜の膜厚を推定するように構成され、
    前記第1周期と前記第2周期とは、互いに整数倍の関係とならないように調整される、
    請求項4に記載のめっき装置。
  7. 前記基板ホルダは、前記めっき槽内において、被めっき面を下方に向けた状態で前記基板を保持するように構成される、請求項1から6の何れか1項に記載のめっき装置。
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