WO2016178307A1 - 丸鋸 - Google Patents

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Abstract

丸鋸10は、円盤状の台金11の外周の複数箇所にて径方向外方に突出した複数の刃体13に切削歯14が接合されており、複数の刃体13間がそれぞれ径方向に凹んだ歯室15になっており、切削歯14の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲にあり、台金11自体の振動を防止する振動防止機構を設ける。複数の切削歯14のピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比が40%~100%である。隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室深さの平均値の比を20%~100%としてもよい。

Description

丸鋸
 本発明は、木材、木質ボード、樹脂、アルミ等の非鉄金属等の被削材を切断する丸鋸に係り、特に切断された被削材の仕上げ面の表面粗さを小さくできる丸鋸に関する。
 従来、丸鋸で切断された被削材の仕上げ面の表面粗さを小さくして良好な仕上げ面を確保するために、例えば特許文献1に示すように、台金に接合された切削歯の両側面切れ刃に両側方に突出した屈曲点を設け、屈曲点より外周側のあさり角を-1°以上で且つ0°未満の負に、屈曲点より中心側のあさり角を0°を越えて1°以下の正とすることが行われている。ここで、あさり角(側面向心角)とは、図9Aに示すように、台金21の径方向に対する切削歯28の側面切れ刃28wの傾斜角度θ1、θ2であり、中間の屈曲点Kから外周側の幅方向に狭まるあさり角θ1を負とし、台金21の中心から屈曲点Kに向けて幅方向に広がるあさり角θ2を正としている。
 しかし、このように丸鋸の側面切れ刃のあさり角を小さくすると、丸鋸の所定回転数域で切削振動が生じ、かえって仕上げ面の表面粗さを大きくさせることになった。特に、側面切れ刃との摩擦の大きい被削材を切削するときや切削歯のあさり角を負にしたときに切削振動が顕著であった。これに対して、この回転数域を避けることにより切削振動は抑えられるが、場合により切削の作業効率が低下するという問題が生じる。このような丸鋸の切削振動については、台金自体に起因するものと、切削歯に起因するものがあることが知られている。
 台金自体に起因する切削振動に対しては、特許文献2に示すように、台金の内部に種々の形状のスリットを設け、スリット内に樹脂を充填することにより切削振動を抑えられることが知られている。また、特許文献3に示すように、複数の台金を貼り合わせたり、台金に薄い防振板を貼り合わせたりすることによっても、台金の切削振動を抑えられることが知られている。このような振動防止機構により、台金自体に起因する丸鋸の切削振動を抑えることができるようになったが、切削歯自体に起因する切削振動の抑制については依然として解消できていない。このような切削歯自体に起因する切削振動のために、丸鋸のあさり角を小さくして良好な仕上げ面を確保しようとしても、所望の仕上げ面を確保することができなかった。
特開2000-280202号公報 特開2000-120777号公報 特開2002-86313号公報
 本件発明者等は、上述したような切削歯に起因する切削振動について鋭意検討した結果、切削歯間の断続振動数および/または歯部毎の固有振動数を異ならせることにより、切削歯間の共振が抑えられて切削振動も抑えられることを認識し、さらに、切削歯のピッチや歯室の深さを適正な条件に設定することにより、切削歯間の共振を有効に抑えられることを見出し、本発明を想到するに至った。すなわち、本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、木材、木質ボード、樹脂、非鉄金属等の被削材を切削する際の切削振動を抑えることにより、仕上げ面の表面粗さを小さくできる丸鋸を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、円盤状の台金の外周の複数箇所にて径方向外方に突出した複数の刃体に切削歯が接合されており、複数の刃体間がそれぞれ径方向に凹んだ歯室になっており、切削歯の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲にあり、台金自体の振動を防止する振動防止機構を設けた丸鋸において、複数の切削歯のピッチが少なくとも部分的に異なっており、ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比が40%~100%であることにある。あさり角(側面向心角)θが±1°未満の範囲とは、あさり角全体が0°<θ<1°の場合と、切削歯の外周側のあさり角が-1°<θ≦0°で、中間位置に屈曲点Kが形成されて屈曲点Kから中心側のあさり角が0°<θ<1°になる場合とがある。
 上記のように構成した第1の特徴においては、切削歯のピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比を40%~100%の範囲(条件I)と規定したことにより、切削歯間の断続振動数を変化させることができ、これにより切削歯に起因する切削振動を有効に抑えることができる。上記比が40%より小さいと、後述する条件IIIの場合を除いて、切削歯に起因する切削振動が大きくなり、その結果、仕上げ面の表面粗さが大きくなる。また、上記比が100%より大きくなると、仕上げ面が部分的に粗くなって丸鋸の切削性能が低下することになる。第1の特徴の例として、以下のような3つの事例1,2,3を示す。
 [事例1]図1及び図2に示すように、丸鋸10Aの台金11a(台金の振動防止機構については図示しない)には、外周の49箇所において径方向に突出した刃体13aに切削歯14aが接合されている。各刃体13aは、連続する7個の間隔の異なる刃体13a1~13a7の組からなる7つの組に分けられており、各刃体13a1~13a7の取付座に切削歯14a1~14a7が接合されている。刃体13a間の歯室15a1~15a7の深さについては同一である。7個の切削歯14a1~14a7のピッチは、7.35°,8.82°,6.86°,8.33°,6.37°,7.84°,5.86°である。ピッチの合計は51.43°であり、その平均値は51.43°/7=7.347°である。ピッチの最大値と最小値の差は8.82°-5.86°=2.96°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比は(2.96°/7.347°)×100=40.3%であり、上記条件Iを満たしている。
 [事例2]図3に示すように、台金11bの外周の48箇所の刃体13bに切削歯14bが接合されている。各刃体13bは、連続する4個の刃体13b1~13b4の組からなる12の組に分けられており、各刃体13b1~13b4の取付座に切削歯14b1~14b4が接合されている。刃体13b1~13b4間の歯室15b1~15b4の深さは同一である。4個の切削歯のピッチは、6°,6°,9°,9°である。ピッチの合計は30°であり、その平均値は30°/4=7.5°である。ピッチの最大値と最小値の差は9°-6°=3°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比は(3°/7.5°)×100=40%であり、上記条件Iを満たしている。
 [事例3]図4に示すように、台金11cの外周の50箇所の刃体13cに切削歯14cが接合されている。各刃体13cは、連続する2個の間隔の異なる刃体13c1,13c2の組からなる25の組に分けられており、各刃体13c1,13c2の取付座には切削歯14c1,14c2が接合されている。2個の切削歯14c1,14c2のピッチは、5.7°,8.7°である。ピッチの合計は14.4°であり、その平均値は14.4°/2=7.2°である。ピッチの最大値と最小値の差は8.7°-5.7°=3°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比は(3°/7.2°)×100=41.7%であり、上記条件Iを満たしている。歯室15cについては、隣接する2個の歯室15c1,15c2が深さ8.1mm,9.8mmで繰り返されている。歯室15cの深さの平均値は、(9.8mm+8.1mm)/2=8.95mmであり、隣接する歯室15c深さの平均値の最大値と最小値は8.95mmと同一である。その結果、隣接する歯室15c深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室15c深さの平均値との比は0%である。歯室の深さとは、刃先の最外周の半径と歯底(丸鋸の回転中心に最も近い歯室の位置)の半径との差である。半径の異なる歯の組み合わせの丸鋸の場合、仕上げ面を形成する歯の最外周の半径と歯底の半径の差を歯室深さとする。
 本発明の第2の特徴は、円盤状の台金の外周の複数箇所にて径方向外方に突出した複数の刃体に切削歯が接合されており、複数の刃体間がそれぞれ径方向に凹んだ歯室になっており、切削歯の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲にあり、台金自体の振動を防止する振動防止機構を設けた丸鋸において、複数の歯室の深さが少なくとも部分的に異なっており、隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室深さの平均値の比が20%~100%であることにある。特に、深い歯室又は浅い歯室が2個以上連続していることが好ましい。
 上記のように構成した第2の特徴においては、隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室の深さの平均値の比を20%~100%の範囲(条件II)と規定したことにより、切削歯部毎の固有振動数を変化させることができ、これにより切削歯に起因する切削振動を抑えることができる。上記比が20%より小さいと、後述する条件IIIの場合を除いて、切削歯に起因する切削振動が問題となり、その結果、仕上げ面の表面粗さが大きくなる。また、上記比が100%より大きくなると、歯室が深くて丸鋸の台金の強度が低下するか歯室が浅くて切屑が詰まることになる。第2の特徴の例として、以下のような事例4を示す。
 [事例4]図5に示すように、台金11dの外周の48箇所の刃体13dに切削歯14dが接合されている。刃体13d間に設けた歯室15dについて、隣接する2個ずつの2組の歯室15d1,15d2と歯室15d3,15d4が深さ8.19mmと10.01mmとで交互に繰り返されている。刃体13d1~13d4に接合された切削歯14d1~14d4のピッチは7.5°と同一である。歯室15d1~15d4の深さの平均値は、(8.19mm+8.19mm+10.01mm+10.01mm)/4=9.1mmであり、隣接する歯室深さの平均値の最大値は10.01mmであり、最小値は8.19mmである。その結果、隣接する歯室15d深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室15dの深さの平均値の比は、(10.01mm-8.19mm)/9.1mm×100=20%となり、上記条件IIを満たしている。
 次に、第1と第2の特徴を合わせて備えた例として事例5を示す。
[事例5]図6に示すように、台金11eの外周の72箇所の刃体13eに切削歯14eが接合されている。各刃体13eは、連続する3個の刃体13e1,13e2,13e3の組からなる24の組に分けられており、各刃体13e1~13e3の取付座に切削歯14e1~14e3が接合されている。各刃体13e1~13e3のピッチは4.3°,4.3°,6.4°で繰り返されている。ピッチの合計は15°であり、その平均値は15°/3=5°である。ピッチの最大値と最小値の差は6.4°-4.3°=2.1°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比は(2.1°/5°)×100=42%である。台金11eの外周の72箇所に設けた歯室15eについて、隣接する3個ずつの歯室15e1,15e2,15e3が深さ8.1mm、8.1mm,11.9mmで繰り返されている。歯室15eの深さの平均値は、(11.9mm+8.1mm+8.1mm)/3=9.37mmであり、隣接する歯室15e深さの平均値の最大値は10mmであり最小値は8.1mmである。その結果、隣接する歯室15e深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室15e深さの平均値の比は、(10mm-8.1mm)/9.37mm×100=20.3%となる。これらを合わせると、上記条件I,IIの両方を満たしている。
 本発明の第3の特徴は、円盤状の台金の外周の複数箇所にて径方向外方に突出した複数の刃体に切削歯が接合されており、複数の刃体間がそれぞれ径方向に凹んだ歯室になっており、切削歯の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲にあり、台金自体の振動を防止する振動防止機構を設けた丸鋸において、複数の切削歯のピッチが少なくとも部分的に異なっていると共に、複数の歯室の深さが少なくとも部分的に異なっており、ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比が20%~100%であり、さらに隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室深さの平均値の比が10%~100%であることにある。特に、深い歯室又は浅い歯室が2個以上連続していることが好ましい。
 上記のように構成した第3の特徴においては、切削歯のピッチの最大値と最小値との差とピッチの平均値の比が20%~100%であり、さらに隣接する歯室の深さの平均値の最大値と最小値との差と歯室の深さの平均値の比が10%~100%の範囲(条件III)のように規定したことにより、切削歯間の断続振動数および歯部毎の固有振動数を変化させることができ、これにより切削歯自体に起因する切削振動を抑えることができた。切削歯間の断続振動数とは、切削歯により断続切削するときの振動数のことである。歯部とは、切削歯が接合された刃体のことである。切削歯のピッチと歯室深さを変えることにより各歯部の固有振動数を変えることができる。第3の特徴の例として、以下のような事例6を示す。
 [事例6]図7に示すように、台金11fの外周の48箇所の刃体13fに切削歯14fが接合されている。刃体13fは、2個の同じ間隔の刃体13f1,13f2とこれと異なる2個の同じ間隔の刃体13f3,13f4を組とした12の組に分けられており、各刃体13f1~13f4に切削歯14f1~14f4が接合されている。切削歯14f1~14f4は、ピッチ8.25°,6.75°,6.75°,8.25°になっている。ピッチの合計は30°であり、その平均値は30°/4=7.5°である。ピッチの最大値と最小値の差は8.25°-6.75°=1.5°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比は(1.5°/7.5°)×100=20%である。台金11fの外周の48箇所に設けた歯室15fについて、歯室の深さは9.6mm,8.6mm,8.6mm,9.6mmで繰り返されている。歯室の深さの平均値は、(9.6mm+8.6mm+8.6mm+9.6mm)/4=9.1mmである。隣接する歯室深さの平均値は、(9.6mm+8.6mm)/2=9.1mm,(8.6mm+8.6mm)/2=8.6mm,(8.6mm+9.6mm)/2=9.1mm,(9.6mm+9.6mm)/2=9.6mm,で、その最大値は9.6mmであり最小値は8.6mmである。その結果、隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室深さの平均値の比は、(9.6mm-8.6mm)/9.1mm×100=11.0%となる。これらを合わせると、上記条件IIIを満たしている。
 なお、上記切削歯の側面切れ刃の中間に屈曲点を設け、屈曲点から外周側のあさり角を-1°を越えて0°未満とし、屈曲点から中心側のあさり角を0°を越えて1°未満とすることが好ましい。この場合、切削抵抗が大きくなり歯部等の負担が大きくなるが、切削振動を抑える効果がより発揮され、その結果、切削断面の仕上げが良好にされる。
 本発明においては、丸鋸の切削歯のピッチと刃体間の歯室の深さについて、上記条件I,II,IIIのいずれかを満たすように設定することにより、切削歯間の断続振動数および/または歯部毎の固有振動数を異ならせて切削歯自体に起因する切削振動を抑えることができるため、台金自体に起因する振動を防止する振動防止機構と合わせて、丸鋸の切削振動を確実に抑えることができる。その結果、本発明においては、切削歯の側面切れ刃のあさり角を±1°未満の範囲とした丸鋸により、切削振動を抑えつつ良好な切削面を確保することができる。
本発明の請求項1に係る丸鋸の事例1を説明するための全体図である。 事例1の丸鋸の一部を拡大して示す部分拡大図である。 事例2の丸鋸の一部を拡大して示す部分拡大図である。 事例3の丸鋸の一部を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の請求項2に係る丸鋸の事例4を説明するための丸鋸の一部を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の請求項1,2に係る丸鋸の事例5を説明するための丸鋸の一部を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の請求項3に係る丸鋸の事例6を説明するための丸鋸の一部を拡大して示す部分拡大図である。 実施例1に係る丸鋸を示す全体図である。 刃体に固定された切削歯を拡大して示す拡大正面図ある。 刃体に固定された切削歯を拡大して示す拡大側面図である。 実施例2に係る丸鋸を示す全体図である。 実施例3に係る丸鋸を示す全体図である。
 以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図8は、実施例1に係る丸鋸20を全体図により示したものである。丸鋸20を構成する台金21は、外径305mm×歯厚2.8mmの鋼製の円盤状薄板であり、その中心に加工機械の回転軸に挿嵌される中心孔22を設けている。台金21の外周側は、周方向の72箇所にて径方向に突出した略菱形状の刃体23となっており、各刃体23の間が円弧状に切欠かれて径方向に凹んだ歯室24になっている。各刃体23の回転方向Rの前方先端側には、切削歯28を取り付けるための取付座25が、略直角に切り欠かれて設けられている。
 各刃体23は、隣接する3つの刃体23a,23b,23cを1組として全体で24組で構成されており、各組内の切削歯28のピッチは4°であり、各組間のピッチは7°になっている。1組の刃体23a,23b,23c間の歯室24a,24b,24cの深さが7.9mm、7.9mm、9.8mmになっている。台金21の外周側には、4組の刃体23の間の6個所にて中心方向に延びた6本の波状の外側スリット26が設けられている。また、各外側スリット26の間には、外周から離れた位置から中心方向に波状に延びた6本の内側スリット27が設けられている。両スリット26,27には樹脂が充填されており、そのため、これらスリット26,27は、丸鋸20の台金21に起因する振動を抑えるための振動防止機構として機能するものである。
 取付座25には、切削歯28がろう付け等により溶接固定されている。切削歯28は、図9A,図9Bに示すように、超硬合金等の硬質材料を用いて加工された縦長の略直方体形状であり、取付座25にほぼ密着する形状にされている。切削歯28は、すくい角φで傾斜した正面(すくい面)28rと背面28sが互いにほぼ平行であり、上面(逃げ面)28tが逃げ角ψで傾斜した傾斜面となっており、底面28uは正面28rとほぼ直角になっている。上面28tのすくい面28rとの間に先端切刃28vが形成されている。切削歯28の幅方向の両側面28xの側面切れ刃28wは、上面28tから中間の屈曲点Kの範囲が0°≦θ1<1°の0°または負のあさり角になっており、屈曲点Kから底面28uの範囲が0°<θ2<1°の正のあさり角になっている。
 実施例1では、3個の切削歯28a,28b,28cのピッチは、4°、4°、7°であるから、ピッチの合計は15°であり、その平均値は15/3=5°であり、ピッチの最大値と最小値の差は7°-4°=3°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値との比は3°/5°×100=60%となっている。また、3個の刃体23a,23b,23c間の歯室24a,24b,24cの深さが7.9mm、7.9mm、9.8mmであるから、歯室24a,24b,24cの深さの合計は25.6mmでありその平均値は8.533mmである。隣接する歯室24a,24b,24c深さの平均値は7.9mm、8.85mm、8.85mmであり、その最大値は8.85mmで最小値は7.9mmである。その結果、隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室24a,24b,24cの深さの平均値の比は、(8.85mm-7.9mm)/8.533mm×100=11.1%となっている。
 このように、切削歯28のピッチと歯室24深さについては、上記条件I及びIIIを満たしており、切削歯28間の断続振動数および歯部毎の固有振動数を変化させることができるため、切削歯28に起因する切削振動が抑えられる。その結果、実施例1に係る丸鋸20については、切削歯28間の断続振動数および歯部毎の固有振動数を異ならせて切削歯自体に起因する切削振動を抑えることができ、台金21の振動を防止する振動防止機構を合わせて、丸鋸20の切削振動を確実に抑えることができる。その結果、実施例1においては、切削歯28の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲とした丸鋸20により、切削振動を抑えつつ被削材の仕上げ面の表面粗さを小さくすることができる。特に、切削断面の仕上げを良くするために、外周側のあさり角θ1が-1°を越えて0°未満であり、屈曲点Kから中心側におけるあさり角θ2が0°を越えて1°未満である場合、切削抵抗が大きくなり切削歯部等の負担が大きくなるが、切削振動を抑える効果がより発揮される。
 つぎに、実施例2について図10により説明する。
 図10は、実施例2に係る丸鋸30を全体図により示したものである。丸鋸30を構成する台金31は、外径305mm×歯厚2.0mmの鋼製の円盤状薄板であり、その中心に加工機械の回転軸に挿嵌される中心孔32を設けている。台金31の外周側は、周方向の49箇所にて径方向に略菱形状に突出した刃体33となっており、刃体33の間が円弧状に切欠かれて径方向に凹んだ歯室34になっている。各刃体33の回転方向Rの前方先端側には、上記切削歯28と同様の切削歯38を取り付けるための取付座35が、略直角に切り欠かれて設けられている。取付座35には、上記切削歯28と同様の切削歯38がろう付け等により固定されている。
 各刃体33は、隣接する7つの刃体33a~33gを1組として全体で7組で構成されており、各組内の切削歯38a~38gのピッチは5.86°、7.35°、8.82°、6.86°、8.33°、6.37°、7.84°になっている。1組の刃体33a~33g間の歯室34a~34gの深さが8.2mm、8.5mm、8.8mm、9.0mm、9.3mm、9.6mm、9.8mmになっている。台金31の外周側には、周方向の等間隔の5箇所に、中心方向に延びた5本の外側スリット36が設けられ、各外側スリット36の間には、外周から離れた位置から中心方向に波状に延びた5本の内側スリット37が設けられている。内側スリット37には樹脂が充填されており、スリット36,37は、台金31に起因する切削振動を抑えるための振動防止機構として機能するものである。
 実施例2では、7個の切削歯38a~38gのピッチの合計が51.43°であり、その平均値は51.43°/7=7.35°であり、ピッチの最大値と最小値の差は8.82°-5.86°=2.96°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値との比は2.96°/7.35°×100=40.3%となっている。また、7個の切削歯38a~38g間の歯室34a~34gの深さの合計は63.2mmでありその平均値は63.2/7=9.03mmである。隣接する歯室34a~34g深さの平均値は8.35mm、8.65mm、8.9mm、9.15mm、9.45mm、9.7mm、9.0mmであり、その最大値と最小値の差は9.7mm-8.35mm=1.35mmである。その結果、隣接する歯室38深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室38の深さの平均値の比は、1.35mm/9.03mm×100=15.0%である。
 このように、切削歯38のピッチと歯室34深さについては、上記条件I及びIIIを満たしており、切削歯38間の断続振動数および歯部毎の固有振動数を変化させることができるため、切削歯38に起因する切削振動を抑えることができる。その結果、実施例2に係る丸鋸30については、切削歯38間の断続振動数および歯部毎の固有振動数を異ならせて切削歯自体に起因する切削振動を抑えることができ、台金31の振動を防止する振動防止機構を合わせて、丸鋸30の切削振動を確実に抑えることができる。その結果、実施例2においては、切削歯38の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲とした丸鋸30により、切削振動を抑えつつ表面粗さの小さい良好な被削材の仕上げ面を確保することができる。特に、切削断面の仕上げを良くするために、外周側のあさり角θ1が-1°を越えて0°未満であり、屈曲点Kから中心側におけるあさり角θ2が0°を越えて1°未満である場合、切削抵抗が大きくなり歯部等の負担が大きくなるが、切削振動を抑える効果がより発揮される。
 つぎに、実施例3について図11により説明する。
 実施例3に係る丸鋸40を全体図により示したものである。丸鋸40を構成する台金41は、外径305mm×歯厚2.0mmの鋼製の円盤状薄板であり、その中心に加工機械の回転軸に挿嵌される中心孔42を設けている。台金41の外周側は、周方向の48箇所にて径方向に略菱形状に突出した刃体43となっており、刃体43の間が円弧状に切欠かれて径方向に凹んだ歯室44になっている。各刃体43の回転方向Rの前方先端側には、切削歯48を取り付けるための取付座45が、略直角に切り欠かれて設けられている。取付座45には、上記切削歯28と同様の切削歯48がろう付け等により固定されている。
 各刃体43は、隣接する4つの刃体43a~43dを1組として全体で12組で構成されており、各組内の切削歯48a~48dのピッチは6.5°、6.5°、8.5°、8.5°になっている。1組の刃体43a~43d間の歯室44a~44dの深さが8.6mm、8.6mm、9.7mm、9.7mmになっている。台金41の外周側には、周方向の等間隔の5か所に、中心方向に延びた5本の外側スリット46が設けられ、各外側スリット46の間には、外周から離れた位置から中心方向に波状に延びた5本の内側スリット47が設けられている。内側スリット47には樹脂が充填されており、これらスリット46,47は、台金41に起因する丸鋸40の振動を抑えるための振動防止機構として機能する。
 実施例3では、4個の切削歯48a~48dのピッチの合計が30°であり、その平均値は30°/4=7.5°であり、ピッチの最大値と最小値の差は8.5°-6.5°=2°である。ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比は2°/7.5°×100=26.7%となっている。また、4個の歯室44a~44dの深さの合計は36.6mmでありその平均値は36.6mm/4=9.15mmである。隣接する歯室深さの平均値は8.6mm、9.15mm、9.7mm、9.15mmであり、その最大値と最小値の差は9.7mm-8.6mm=1.1mmである。その結果、隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室の深さの平均値の比は、1.1mm/9.15mm×100=12.0%である。
 このように、切削歯48のピッチと歯室44深さについては、上記条件IIIを満たしており、切削歯48間の断続振動数および歯部毎の固有振動数を変化させることができるため、切削歯48に起因する切削振動を抑えることができる。その結果、実施例3に係る丸鋸40については、切削歯48間の断続振動数および歯部毎の固有振動数を異ならせて切削歯自体に起因する切削振動を抑えることができ、台金41の振動を防止する振動防止機構を合わせて、丸鋸40の切削振動を確実に抑えることができる。その結果、実施例3においては、切削歯48の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲とした丸鋸40により、切削振動を抑えつつ表面粗さの小さい良好な被削材の仕上げ面を確保することができる。特に、切削断面の仕上げを良くするために、外周側のあさり角θ1が-1°を越えて0°未満であり、屈曲点Kから中心側におけるあさり角θ2が0°を越えて1°未満である場合、切削抵抗が大きくなり歯部等の負担が大きくなるが、切削振動を抑える効果がより発揮される。
 つぎに、丸鋸を用いた具体的な切削試験例について説明する。
 上記事例1~6の丸鋸を用いて、切削の回転数Nとして3000rpmから200rpmの間隔で6000rpmまでの16種類とし、被削材として栂を用いて切削試験を行った。比較として、ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比、及び隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室深さの平均値の比がそれぞれ0%の丸鋸を従来例として用いた。切削結果の評価は目視により行われ、○は仕上げ面(切削断面)の表面粗さが非常に小さく良好であり、×は仕上げ面の表面粗さが大きく不良であり、△は仕上げ面の表面粗さがある程度良好であることを示す。切削試験の結果について、下記表1に示す。なお、表1では、ピッチの最大値と最小値の差とピッチの平均値の比を「ピッチ差比」、隣接する歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と歯室深さの平均値の比を「歯室深さ差比」と表す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 表1から明らかなように、事例1,3~6については、全ての回転数で仕上げ面の表面粗さが非常に小さく良好な結果であり、事例2でも4800rpm、5600rpmの2点のみである程度良好であり、全体として非常に良い結果が得られた。これに対して、従来例では4200rpm~5000rpmで×であり、特にこの範囲の回転数は丸鋸で通常使用される範囲であり、問題である。その結果、本発明を適用した丸鋸を用いた切削により、表面粗さの小さい良好な仕上げ面が得られ、本発明が有効であることが明らかにされた。
 なお、上記実施例においては、台金の振動を防止する振動防止機構として、スリットに樹脂を充填させたものを用いているが、これに代えて、台金に振動防止板等を貼り合わせるようにしてもよい。また、実施例においては、切削歯の固定はろう付けにより行われているが、これに限らず、抵抗溶接、レーザ等の高出力ビーム等でもよい。その他、上記実施例については一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施することができる。
10,20,30,40…丸鋸、11、21,31,41…台金、13a~13f,23,23a~23c,33,33a~33g,43,43a~43d…刃体、14a~14f,28,28a~28c,38,38a~38g,48,48a~48d…切削歯、15a~15f,24,24a~24c,34,34a~34g,44,44a~44d…歯室、26,36,46…外側スリット、27,37,47…内側スリット。

Claims (4)

  1.  円盤状の台金の外周の複数箇所にて径方向外方に突出した複数の刃体に切削歯が接合されており、該複数の刃体間がそれぞれ径方向に凹んだ歯室になっており、前記切削歯の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲にあり、前記台金自体の振動を防止する振動防止機構を設けた丸鋸において、
     複数の前記切削歯のピッチが少なくとも部分的に異なっており、該ピッチの最大値と最小値の差と該ピッチの平均値の比が40%~100%であることを特徴とする丸鋸。
  2.  円盤状の台金の外周の複数箇所にて径方向外方に突出した複数の刃体に切削歯が接合されており、該複数の刃体間がそれぞれ径方向に凹んだ歯室になっており、前記切削歯の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲にあり、前記台金自体の振動を防止する振動防止機構を設けた丸鋸において、
     複数の前記歯室の深さが少なくとも部分的に異なっており、隣接する該歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と該歯室深さの平均値の比が20%~100%であることを特徴とする丸鋸。
  3.  円盤状の台金の外周の複数箇所にて径方向外方に突出した複数の刃体に切削歯が接合されており、該複数の刃体間がそれぞれ径方向に凹んだ歯室になっており、前記切削歯の側面切れ刃のあさり角が±1°未満の範囲にあり、前記台金自体の振動を防止する振動防止機構を設けた丸鋸において、
     複数の前記切削歯のピッチが少なくとも部分的に異なっていると共に、複数の前記歯室の深さが少なくとも部分的に異なっており、前記ピッチの最大値と最小値の差と該ピッチの平均値の比が20%~100%であり、さらに隣接する前記歯室深さの平均値の最大値と最小値の差と該歯室深さの平均値の比が10%~100%であることを特徴とする丸鋸。
  4.  請求項1乃至3の丸鋸において、
     前記切削歯の側面切れ刃の中間に屈曲点を設け、該屈曲点から外周側のあさり角を-1°を越えて0°未満とし、該屈曲点から中心側のあさり角を0°を越えて1°未満とすることを特徴とする丸鋸。
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