WO2011121632A1 - 搬送機構及びこれを用いた真空処理装置と電子デバイスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
大型の基板であっても、安定して搬送することができ、調整が容易な搬送機構を提供する。 一対の支持体10,10間に、該支持体10,10の回転運動の中心から等距離の位置に複数本のワイヤー3を張架し、支持体10,10の回転運動に伴うワイヤー3の移動によって、基板20を前方に搬送する。
Description
本発明は、液晶パネルの製造工程等で使用される、ガラス基板のような大型基板の搬送にも対応した搬送機構及び該搬送機構を用いた真空処理装置、さらには、該真空処理装置を用いた電子デバイスの製造方法に関する。
従来、例えば、液晶パネルの成膜処理を行う真空処理装置において、ガラスのような大型基板を水平にした状態で搬送する(以下、水平搬送という)ために、特許文献1,2に開示されたような搬送機構が提案されている。特許文献1には、基板の搬送方向に配列した複数のローラーシャフトに複数の幅の細いローラーを適当な間隔で配置した搬送機構が開示されている。また、特許文献2には、基板の大型化に伴い、基板にダメージを与えず安定的に搬送を行うことを主眼とした機構として、予め撓んだシャフトにローラーを具備した搬送ローラーを備えた搬送機構が開示されている。
大型基板を安定的に搬送させることは、基板へのダメージを抑制することになり、装置の安定稼動に寄与するものである。また、最近の成膜プロセスの多様化とその性能の安定化に対する要望に呼応するために、成膜処理時における、例えば、加熱や冷却性能の制御を容易にする機構を基板搬送の近傍に設置できる真空処理装置を提供することが必要であった。特に、基板を水平搬送する場合に、搬送される基板の下部(真空処理装置の底面上)にそれらの機構が設置できる真空処理装置を提供することは重要なことである。
特許文献1,2に開示された真空処理装置においては、搬送する基板の下部にローラーシャフトやそれに具備される複数のローラーを支持するための軸受けや支持部が必要となる。その理由は、基板の幅方向において、ローラーが基板に均等に接して、基板を前方に均等に押し出す必要があるためである。基板の自重による垂れ下がりや加熱雰囲気による撓み量増加などにより、ローラーが基板に均等に接していない場合には、基板を押し出す力が該幅方向において不均一になるため、搬送方向が歪んだり、結果として基板自体にダメージを与える恐れがある。
特許文献1、2に開示される真空処理装置の場合、真空による差圧で真空処理装置内の底部もしくはベース板等の水平面の高さが、処理室の壁面を押す大気圧により変化し易く、真空排気する前の大気圧による大気状態のみでのレベル調整が困難である。特に、成膜室などの処理室の中央部付近においては、上記水平面の高さの調整が困難である。そのため、基板をより安定に搬送する機構が望まれていた。
また、上記した軸受けや支持部は、搬送方向に直交する方向(幅方向)の中央付近の装置底部に設置されるため、係る位置に加熱や冷却機構を独立したユニット形式で設置しようとすると、スペースに制約を受けることになる。そのため、幅方向の中央付近に充分なスペースを確保することができる搬送機構が望まれていた。
本発明の課題は、大型の基板であっても、安定して搬送することができ、調整が容易な搬送機構を提供することにある。また、同時に、搬送する基板の下方に充分なスペースを確保することができる搬送機構を提供することにある。本発明においては、さらに、係る搬送機構によって基板を安定に搬送しながら効率良く真空処理を行いうる真空処理装置と、該真空処理装置を用いた電子デバイスの製造方法を提供することにある。
本発明の第1は、少なくとも、互いに対向する一対の支持体と、前記一対の支持体に、互いに対向する面内において回転する回転運動を付与する駆動系と、前記支持体の回転運動の中心軸から等距離の位置において、前記支持体間に張架された複数本のワイヤーと、を有し、前記支持体の回転運動によって前記ワイヤーが被搬送物を順次移送させることによって前記被搬送物を搬送することを特徴とする搬送機構である。
本発明の第2は、複数のプロセスチャンバを有し、前記プロセスチャンバに被搬送物を搬送するための搬送機構を備えた真空処理装置であって、前記搬送機構として、前記本発明の搬送機構を少なくとも1台備えていることを特徴とする真空処理装置である。
本発明の第3は、複数のプロセスチャンバに順次基板を搬送しながら各プロセスチャンバにおいて前記基板に所定の処理を施す電子デバイスの製造方法であって、前記本発明の真空処理装置を用いたことを特徴とする電子デバイスの製造方法である。
本発明の搬送機構においては、一対の支持体間に張架した複数本のワイヤーによって被搬送物を搬送するため、被搬送物の幅方向において均等に被搬送物を押し出すことができ、大型の基板であっても安定して被搬送物を搬送することができる。また、ワイヤーは支持体間に張架されているため、従来のローラーのような、幅方向中央部で下方からローラーを支える軸受けや支持部を設ける必要がない。そのため、該ワイヤーの下方において充分なスペースを確保することができ、真空処理装置において、被搬送物の下方に加熱や冷却パネル等を設置することができる。また、真空処理装置における差圧でのチャンバ底部や付随するベース板の撓みによる影響を抑制でき、搬送機構の調整が容易となる。
本発明の搬送機構は、電子デバイスを製造するための真空処理装置に好ましく適用されるが、本発明において電子デバイスとは、電子技術を利用した装置全般を指す。例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の各種表示用素子、太陽電池等である。
図1は、本発明の搬送機構の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。また、図2は係る搬送機構を上から見た平面図である。尚、図1においては、便宜上、図2に示した一部の部材を省略している。
本発明の搬送機構は、被搬送物として、一辺が1m以上のガラス基板の搬送に適しており、例えば、G5(1100mm×1300mm)対応のガラス基板である。図1,図2において、20は係る被搬送物である基板であり、本例においては、係る基板20を直接、前方に押し出して搬送する駆動用ローラー1と、該駆動用ローラー1のガイド用としてフリーのガイドローラー2から構成される。ガイドローラー2は、基板20の搬送時の受け渡しをスムーズにさせるため、駆動用ローラー1の前後に配置する。また、15は、サイドローラーであり、基板20の搬送方向を安定させるための部材である。
図3により、本発明に係る駆動用ローラー1とガイドローラー2について詳細に説明する。図3において、(a)は駆動用ローラーの正面図、(b)はガイドローラーの正面図である。
本発明に係る駆動用ローラー1は、対向する一対の支持体10,10と、対向する支持体10,10間に両端を取り付けられ、該支持体間で張架された複数本のワイヤー3とを有している。本例において、ワイヤー3はローラー1本当たり6本用いられているが、本発明ではこれに限定されるものではない。支持体10,10は、駆動系12,12により、対向面内において回転運動する回転を付与される。本例において、駆動系12,12は2つの傘歯車を組み合わせてなる回転力伝達部であり、不図示の駆動部から付与された回転動力が、該歯車を経由して支持体10,10に伝達され、これにより支持体10,10が回転する。尚、一対の支持体10,10は同期して回転するように、駆動系12,12の動作が調整される。
また、ワイヤー3は、係る回転運動の中心軸から等距離に、即ち支持体10,10において対向面内の任意の円周上に、中心軸に平行に配置されている。
係る構成で駆動系10により、支持体10,10を回転させると、ワイヤー3は支持体10の回転運動の中心軸を中心に移動する。よって、ワイヤー3上に載せられた基板20にワイヤー3が順次接触し、該基板20を、ワイヤー3との接触位置から回転方向のベクトル方向に該ワイヤー3が押し出し、基板20が前方に搬送される。
本例においては、支持体10,10にワイヤー3の両端が取り付けられ、該支持体10,10はそれぞれ、スライドベース11,11に取り付けられている。スライドベース11,11はスライドレール21上で前後(紙面上では左右)方向にスライド可能になっており、該スライドベース11,11を互いに離れる方向にスライドさせてから固定することにより、ワイヤー3は張力がかかった状態となる。よって、本発明においては、ワイヤー3は、その長さ方向(基板20の幅方向、或いは、搬送方向に直交する方向)において、下方より支持しなくても、水平に保たれ、基板20の裏面に均等に接することができる。その結果、ワイヤー3は、基板20の幅方向において均等に、該基板20を前方に押し出すことができ、基板20は安定して搬送される。
本例においては、基板20の裏面がワイヤー3によって損傷しないように、ワイヤー3に金属製のカラー4と、樹脂製ローラー5とを交互に通す。樹脂製ローラー5は、カラー4よりも直径が大になるように形成されており、よって、本例においては基板20の裏面には樹脂製ローラー5のみが接触する。
本発明において、ワイヤー3は、被搬送物である基板20の材料と同じかほぼ等しい線膨張係数であることが好ましく、基板20がガラス基板である場合には、例えばチタンが好ましい。ガラスの線膨張係数は9×10-6cm/cm/℃程度であり、チタンは8.4×10-6cm/cm/℃である。また、カラー4は例えばアルミニウム製であり、樹脂製ローラー5としては、ポリイミド系樹脂などの耐熱性のある素材が好ましい。
金属製カラー4や樹脂製ローラー5の個数は、搬送させる基板20の幅に応じて決めるものとする。また、空回りせずに回転力を効率的に伝えるため金属製カラー4と樹脂製ローラー5は、ワイヤー3に「かしめ」または「圧入」等を実施することで一体化することが好ましい。また、駆動用ローラー1に張っている各ワイヤー3に付加している樹脂製ローラー5の配置は隣り合うワイヤー3と同じ配列にならないようにする方がより好ましい。
本発明において、ワイヤー3の本数や中心軸からの距離は、被搬送物の大きさや重量等により適宜調整される。
図3(b)に示すガイドローラー2に使用するワイヤー6も、前述の駆動用ローラーの場合ように、基板20の材料とほぼ同じ線膨張係数を有する材料とし、そのワイヤー6に金属製カラー7とそれより少し径の大きい樹脂製ローラー8を差し込む方が好ましい。この場合、前述と異なり「かしめ」や「圧入」等は行わない方がより好ましく、フリーのままとする。駆動用ローラー1の場合のように、基板20に回転力を与える必要がないからである。
また、ワイヤー3の両端は、駆動用ローラー1の場合は、複数本が張った状態を維持することができる支持体10に、また、支持体10を配置していないガイドローラー2の場合はスライドベース11に取り付けられる。いずれもワイヤー3の両端は、ワイヤー3を交換可能な状態にさせるため、好ましくはT字型とすることが好ましい。
図4は、本発明の搬送機構の支持体10,10の一例であり、(a)はその斜視図、(b)は側面図、(c)は(b)のA-B断面図である。本例において、支持体10は、ワイヤー3のT字型の端部をかけるための溝13を設けた取り付け部10aと、スライドベース11に取り付けられる凸部10bとからなる。尚、(a)においては、便宜上、凸部10bを省略して示した。
本例では、ワイヤー3の両端部の形状に合わせたT字型の溝13が支持体10の取り付け部10aに形成されており、この部分にワイヤー3の端部を掛けることにより、ワイヤー3を支持体10,10間で脱着可能に張り渡すことができる。尚、ガイドローラー2においても、スライドベース11に同様のT字型の溝を形成し、ワイヤー6の端部を掛けることが好ましい。
尚、図3(c)は本発明に係る駆動用ローラー1の応用例であり、支持体10,10間にシャフト9を設けた構成の正面図である。尚、図3(c)においては、便宜上、手前に位置するワイヤー3を省略して示している。シャフト9は可変シャフト(例えば、スプライン)であり、係るシャフトの長さを変えることにより、支持体10,10間の距離を調整し、ワイヤー3に所定の張力をかけることができる。また、係るシャフトは支持体10,10の回転運動の中心軸になるように配置することが好ましい。本例の場合、駆動系12から付与された回転運動は、シャフト9を介して、駆動系12を設けていない側の支持体10に伝達される。よって、図3(c)に示すように、駆動系12は一対の支持体10,10の一方にのみ設ければよい。
尚、ガイドローラー2もスライドレール21上に配置するが、図3(b)に示すように、スライド可変シャフト9は取り付けない構造としてもよいが、スライドベース11,11間の距離を保持しやすいため、可変シャフト9を取り付けてもよい。
次に、本発明の真空処理装置について説明する。
本発明の真空処理装置は、複数のプロセスチャンバと、該チャンバに順次基板を搬送するための搬送機構を備えており、係る搬送機構として、前記した本発明の搬送機構を少なくとも1台備えていることを特徴とする。
図5は、本発明の真空処理装置の一例の構成を示す斜視図である。図中、30はそれぞれプロセスチャンバ(プロセスチャンバとしてカソード31を搭載したスパッタチャンバを含む)であり、紙面手前側から奥側に向かって基板20を搬送しながら各チャンバ内において所定の処理を行う。
図6は図5の真空処理装置の部分拡大図であり、(a)は任意のチャンバ内の側面図、(b)は正面図である。図中の符号は図1乃至図5と同じ部材を示す。また、図中の40は冷却或いは加熱、若しくはその両方を行う温度調整パネルである。
図6に示すように、本発明の搬送機構を備えた真空処理装置においては、チャンバ30内において、大気圧との差圧による隔壁の撓みの影響を受け易い、幅方向中央部に従来のようなローラーを支持するための軸受けや支持部等を設ける必要がない。そのため、駆動用ローラー1やガイドローラー2が搬送方向に複数配置された構成において、ワイヤー3,6(図3参照)の下方には充分なスペースが確保され、所望の装置、部材を設置することができる。よって、電子デバイスの成膜プロセス上、基板の加熱や冷却が必要な場合において、基板の上方だけでなく、下方にも温度調整パネル40を載置することができ、効率良く成膜プロセスを行うことができる。
また、本発明の搬送機構は、前記したように、一対の支持体10,10間にワイヤー3を張架してなり、スライドレール21,21の位置とワイヤー3の長さを変更することで、支持体10,10間の距離は容易に調整できる。よって、基板20の幅が長い場合にも、ワイヤー3の長さと張力調整を最適化することで安定的な搬送が得られる。
特に、図5に示されるインライン型の真空処理装置において、それぞれ個別の処理を行うチャンバ30をプロセスに応じて縦列させていくブロックビルド方式を採用する装置にとっては好ましい形態である。即ち、本発明の搬送機構は、処理を行う基板の幅に応じて任意に調整ができるため、基板の長尺方向を幅方向とすることで、真空処理装置の全長を短くすることができるという利点も得られる。
図7は、本発明の真空処理装置を用いて製造する電子デバイスの一例であり、Cu-In-Ga-Se(以下、CIGSという)系化合物太陽電池の断面模式図である。図中、111はガラス又はステンレス等の基板、112は裏面電極であるMo層、113は起電部であるCIGS化合物層、114は、例えば、CdSよりなるバッファ層、115は窓層であるZnOとAZOの2層構造層である。
この太陽電池の製造方法の一例を挙げると、基板111上に裏面電極であるMo層112をスパッタ法で成膜する。CIGS化合物層113は、CaGa合金とInの2層積層を作製後、H2Seのガス雰囲気中で高温アニールを施し、多結晶化合物を得ることで形成する。バッファ層114として、Cdsをケミカルバスデポジション方式で成膜した後、最後に、窓層である2層構造層115を構成するZnOとAZOをスパッタ法で成膜する。このうちスパッタ法で成膜する工程に本発明の真空処理装置を適用する場合、例えば多層膜である窓層115や単層のMo層112を図6の例で示したような真空処理装置で行うことができる。
3:ワイヤー、4:カラー、5:ローラー、9:シャフト、10:支持体、12:駆動装置、20:基板
Claims (8)
- 少なくとも、互いに対向する一対の支持体と、前記一対の支持体に、互いに対向する面内において回転する回転運動を付与する駆動系と、前記支持体の回転運動の中心軸から等距離の位置において、前記支持体間に張架された複数本のワイヤーと、を有し、前記支持体の回転運動によって前記ワイヤーが被搬送物を順次移送させることによって前記被搬送物を搬送することを特徴とする搬送機構。
- 前記一対の支持体間に、両端を前記支持体に固定されたシャフトを有し、前記駆動系が、前記シャフトを中心軸にして前記支持体に回転運動を与える請求項1に記載の搬送機構。
- 前記ワイヤーが前記支持体に脱着可能に取り付けられ、対向する一対の支持体間の距離が可変である請求項1又は2に記載の搬送機構。
- 前記ワイヤーが、前記被搬送物と同じ線膨張係数を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の搬送機構。
- 前記ワイヤーには、金属製カラーと、前記カラーよりも直径が大である樹脂製ローラーが通され、前記ローラーはワイヤーに固定されており、被搬送物には前記ローラーのみが接触する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送機構。
- 複数のプロセスチャンバを有し、前記プロセスチャンバに被搬送物を搬送するための搬送機構を備えた真空処理装置であって、前記搬送機構として、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の搬送機構を少なくとも1台備えていることを特徴とする真空処理装置。
- 被搬送物が、少なくとも一辺が1mを超えるガラス基板であることを特徴とする請求項6に記載の真空処理装置。
- 複数のプロセスチャンバに順次基板を搬送しながら各プロセスチャンバにおいて前記基板に所定の処理を施す電子デバイスの製造方法であって、請求項6又は7に記載の真空処理装置を用いたことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 10848815 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
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NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
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122 | Ep: pct application non-entry in european phase |
Ref document number: 10848815 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
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NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: JP |