JP6055229B2 - 被処理体の搬送機構および真空処理装置 - Google Patents
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Description
従来より、種々の成膜工程に対応して様々な装置が実用に供されている。近年では、基板を略直立させて成膜等を行う縦型方式の成膜装置が用いられている。このような成膜装置としては、処理済みキャリア(基板トレー)を入り口であるL/UL(Load/Unload :仕込/取出)室側に戻すために、特許文献1の図5に示すように、処理ラインとは別のラインを大気中に設けたものがある。これに対して、特許文献1の図6に示すように、装置のボリュームを削減可能なため2ラインを処理室内(処理雰囲気内)に設けたもののほうが好ましい。
従来の成膜装置100は、基板着脱室120、1線路(ライン)上に連結された第一乃至第三の3つの真空処理室(加熱室や成膜室を指す)200、220、240、基板トレーを大気側と真空処理室200、220、240間で搬送、搬送するL/UL(Load/Unload :仕込/取出)室140と、を備えた構成である。
また、L/UL室140内及び各真空処理室200、220、240内には、基板トレー0がL/UL室140から各真空処理室200、220、240に搬送される往路となる第一の搬送経路160と、各真空処理室200、220、240を経てL/UL室140に搬送される復路となる第二の搬送経路180の2つの搬送経路160、180が設けられている。
なお、L/UL室140には真空排気装置300が、加熱室には加熱装置及び真空排気装置300が、各真空処理室200、220、240には、スパッタリング装置等の成膜装置210、230、250及び真空排気装置300がそれぞれ取り付けられている。
基板着脱室120で、基板トレーに基板を載置されると、この基板トレーは、L/UL室140に搬送され、このL/UL室140が真空排気され、高真空化された後に、真空処理室200内に用意されている、往路となる第一の搬送経路160に搬送される。
基板キャリアは、往路160を搬送されながら、真空処理室200、222、240において、載置された基板が加熱や成膜等の真空処理を施される。
真空処理室240で基板が真空処理された後、基板キャリアは、図示しない移載機構により、復路となる第二の搬送経路180に移載され、真空処理室200、220、240においてそれぞれ成膜等の真空処理がなされてL/UL室140に戻り、この基板キャリアは、真空処理された基板を載置した状態で、L/UL室140を経て、基板着脱室120で基板が取り外される。
往路となる第1の搬送経路と、該第1の搬送経路に並設されて復路となる第2の搬送経路とに対して、被処理体を載置して往復搬送する被処理体の搬送機構であって、
前記搬送経路の搬送方向に直交して複数並設された搬送軸を有し、
該搬送軸には、駆動源に接続されて前記被処理体に駆動力を伝達可能に設けられる駆動ローラーと、該駆動ローラーと同軸に並設されるとともに前記駆動ローラーと異なる回転状態が可能とされる支持ローラーと、が設けられるとともに、
往路となる前記第1の搬送経路で搬送駆動する往路駆動ローラーと復路支持ローラーとを有する第1の搬送軸と、復路となる前記第2の搬送経路で搬送駆動する復路駆動ローラーと往路支持ローラーとを有する第2の搬送軸と、によって前記第1の搬送経路と第2の搬送経路とが形成され、前記復路支持ローラーは復路を搬送される前記被処理体の移動に追従して回転し、前記往路支持ローラーは往路を搬送される前記被処理体の移動に追従して回転してなることにより上記課題を解決した。
本発明は、前記搬送経路に対して、立位の平板状とされる被処理体を載置して被処理面の面内方向に往復搬送することができる。
本発明の真空処理装置は、
立位の平板状とされる被処理体を真空処理するプロセス室と、
前記プロセス室側と大気側とで前記立位の被処理体を搬入・搬出するL/UL室と、
前記被処理体を前記L/UL室側から前記プロセス室側に搬送する往路となる前記第1の搬送経路と、
該第1の搬送経路に並設されて前記被処理体を前記プロセス室側から前記L/UL室側に搬送する復路となる前記第2の搬送経路の2つの搬送経路と、
前記被処理体を往路となる前記第1の搬送経路から、復路となる前記第2の搬送経路に移載するTRエリアと、を備え、
これら前記プロセス室と前記L/UL室と前記TRエリアには、上記の被処理体の搬送機構が設けられていることにより上記課題を解決した。
本発明の前記プロセス室に隣接してバッファ室が設けられ、該バッファ室には、上記の被処理体の搬送機構が設けられていることができる。
本発明の前記プロセス室には、前記第1の搬送経路で搬送される前記被処理体を真空処理する第1の処理手段が設けられるとともに、前記第1の搬送経路と前記第2の搬送経路との間には、前記搬送機構の搬送軸より上側に前記第2の搬送経路で搬送される前記被処理体への影響を防止する防着板が設けられることが好ましい。
本発明の前記プロセス室には、前記第1の処理手段に対向して、前記第2の搬送経路で搬送される前記被処理体を真空処理する第2の処理手段が設けられることができる。
本発明の前記TRエリアには、前記被処理体を横移動して前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に移載する手段か、または、前記被処理体を裏返しに反転移動して前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に移載する手段が設けられることができる。
往路となる第1の搬送経路と、該第1の搬送経路に並設されて復路となる第2の搬送経路とに対して、被処理体を載置して往復搬送する被処理体の搬送機構であって、
前記搬送経路の搬送方向に直交して複数並設された搬送軸を有し、
該搬送軸には、駆動源に接続されて前記被処理体に駆動力を伝達可能に設けられる駆動ローラーと、該駆動ローラーと同軸に並設されるとともに前記駆動ローラーと異なる回転状態が可能とされる支持ローラーと、が設けられるとともに、
往路となる前記第1の搬送経路で搬送駆動する往路駆動ローラーと復路支持ローラーとを有する第1の搬送軸と、復路となる前記第2の搬送経路で搬送駆動する復路駆動ローラーと往路支持ローラーとを有する第2の搬送軸と、によって前記第1の搬送経路と第2の搬送経路とが形成されてなることにより、全ての前記搬送軸に対して前記駆動源を前記往路側または復路側となる搬送経路の一方側に設けることができる。これにより、第1の搬送経路と第2の搬送経路の搬送軸をそれぞれ別々に設けた場合や、駆動源を搬送経路の両側に配した場合に比べて、駆動源の設置数を大幅に削減することができる。従って、省スペース化を図り、同時にコスト削減を図ることができる。
さらに、前記搬送経路に対して、立位の平板状とされる被処理体を載置して被処理面の面内方向に往復搬送することで、駆動源の設置数を大幅に削減することができる。
立位の平板状とされる被処理体を真空処理するプロセス室と、
前記プロセス室側と大気側とで前記立位の被処理体を搬入・搬出するL/UL室と、
前記被処理体を前記L/UL室側から前記プロセス室側に搬送する往路となる前記第1の搬送経路と、
該第1の搬送経路に並設されて前記被処理体を前記プロセス室側から前記L/UL室側に搬送する復路となる前記第2の搬送経路の2つの搬送経路と、
前記被処理体を往路となる前記第1の搬送経路から、復路となる前記第2の搬送経路に移載するTRエリアと、を備え、
これら前記プロセス室と前記L/UL室と前記TRエリアには、前述の被処理体の搬送機構が設けられていることにより、駆動源の設置数を大幅に削減するとともに、真空雰囲気であるチャンバ内に配置される駆動ローラーへ外部から駆動力を伝える駆動軸(搬送軸)がチャンバ壁を貫通する箇所を削減して、リークの発生機会を低減し、処理雰囲気の設定を維持して、被処理体の製造歩留まりを改善し、被処理体の製造コストの削減を図ることができる。
真空処理装置10にはキャリア(被処理体)16を往復搬送するための搬送機構20として、往路となる搬送経路(第1の搬送経路)20Aと、搬送経路20Aに並設されて復路となる搬送経路(第2の搬送経路)20Bとが設けられる。
プロセス室14は、バッファ室13側の加熱エリア14Aと、加熱エリア14Aに続いて真空処理をおこなう処理エリア14Bと、処理エリア14Bに続くTRエリア15とに別れているが、これらが連通した単一の空間を有するチャンバとされており、この中にはバルブが設けられていない。
本実施形態では、往路20Aと復路20Bとは左側通行となっている。
これら搬送軸21Aと搬送軸21Bとは、いずれも搬送経路20A側のチャンバ壁10Aを貫通した外側に位置する図示しない駆動源によって回転駆動可能とされている。搬送軸21Aと搬送軸21Bとは、いずれも搬送経路20B側のチャンバ壁10Bとは接触しないようになっている。
搬送軸21Aの駆動ローラー22Aより先端21Ab側には、復路となる搬送経路20Bでキャリア16を支持するように、搬送軸21Aの駆動回転とは関係なく回転可能とされた支持ローラー(復路支持ローラー)23Aが設けられている。
搬送軸21Bの駆動ローラー22B側より基端21Ba側の軸方向中程には、往路となる搬送経路20Aでキャリア16を支持するように、搬送軸21Bの駆動回転とは関係なく回転可能とされた支持ローラー(往路支持ローラー)23Bが設けられている。
具体的には、図2(b)で左側位置となる、L/UL室12、バッファ室13、SP室14、TR室15への第1の搬送経路20Aにおける進入位置(入口位置)には、いずれも、駆動ローラー22Aが位置するよう搬送軸21Aが配設され、図2(b)で右側位置となる、L/UL室12、バッファ室13、SP室14、TR室15への第2の搬送経路20Bにおける進入位置(入口位置)には、いずれも、駆動ローラー22Bが位置するよう搬送軸21Bが配設される。
また、後述するように、基板着脱室11では、真空処理が終了された基板を載置したキャリア16が、L/UL室12から復路となる第2の搬送経路20Bによって搬送されて来るので、このキャリア16を搬送経路20Bのトレー16aから取り外す。キャリア16が取り外されたトレー16aは、次キャリア16の搬送に利用される。なお、トレー11aとキャリア16とは一体とされていてもよい。
本実施形態におけるプロセス室14でおこなう処理としては、真空処理としてスパッタによる成膜をおこなうが、これ以外にも、CVDによる成膜、蒸着による成膜、エッチング、アッシング、クリーニング、熱処理等を適用することができる。
成膜手段18b,18cは、スパッタ用のカソードとされるが、これに限定されるものではなく、真空処理によって、例えば、CVD用の平行平板型の電極とすることなどもできる。成膜手段18bによる処理条件と、成膜手段18cによる処理条件とは、同一とすることもできるが、異なるものとすることもできる。この場合、連通したチャンバとされる処理エリア14B内部において、防着板18dで分離された搬送経路20A上と搬送経路20B上における条件を制御可能な範囲で異なる処理条件を選択できる。
処理エリア14Bの両サイドに配置されたスパッタ用のカソード18b,18cの中間位置には、平板状の防着板18dが設けられる。
これにより、少なくともカソード18bを復路である搬送経路20Bで搬送されるキャリア16から隠すとともに、また、カソード18cを往路である搬送経路20Aで搬送されるキャリア16から隠して、これらカソード18b,18cからの不必要な成膜をおこなわないように設定される。
トラバース機構19は、搬送経路20A位置と搬送経路20B位置との間で搬送方向に対してキャリア16を横移動させる横移動手段19Aと、搬送経路20A位置と搬送経路20B位置とに対してキャリア16の高さ位置を移動させる上下移動手段19Bとを有する。
次いで、横移動手段19Aの横軸19dを駆動して、支持部19aを支持部19bより低い状態で、この支持部19aを搬送軸21A,21Bの間に侵入させる。この状態で、上下移動手段19Bの上下軸19eを駆動して、支持部19bを支持部19aより低い位置まで下降させて、キャリアを支持部19aに載置する。
次いで、上下移動手段19Bの上下軸19eを駆動して、支持部19bを支持部19aより高く上昇させて、キャリア16を支持部19bに載置する。この状態で横移動手段19Aの横軸19dを駆動して支持部19aを搬送軸21A,21Bの間から搬送経路外の位置まで退避させる。
なお、以下の説明では、プロセス室14において往路20Aおよび復路20Bで成膜処理が施されるキャリア16の移動について説明するが、復路20Bで成膜処理を施さないこともできる。復路20Bで成膜処理を施さない場合には、スパッタによる基板の温度上昇を抑制することなどができる。
同時に、ドアバルブ17bの開状態では、復路となる搬送経路20Bにおいて、後述するように、真空処理が終了したキャリア16がL/UL室12に搬送されて来ており、この処理が終了したキャリア16を復路となる搬送線路20Bにて基板着脱室11へと搬送する。
同時に、ドアバルブ17bの開状態では、復路20Bにおいて、後述するように、真空処理が終了したキャリア16がバッファ室13に搬送されて来ており、この処理が終了したキャリア16を復路となる搬送線路20BにてL/UL室12へと搬送する。
同時に、ドアバルブ17cの開状態では、復路20Bに、後述するように、真空処理が終了したキャリア16がプロセス室14にあり、この処理が終了したキャリア16を復路となる搬送線路20Bにてバッファ室13へと搬送する。
その後、加熱エリア14Aでは、往路20Aのキャリア16をシースヒータ18a,18aによって成膜に適した温度まで加熱する。キャリア16が所定の状態に加熱されると、往路20Aのキャリア16を往路20Aによって処理エリア14Bまで搬送するとともに、処理エリア14Bにおいては、成膜手段18bにより、キャリア16を成膜処理する。
ここで、この真空処理装置10では、成膜室である処理エリア14Bにおける成膜工程はキャリア16を移動搬送させて成膜を行う連続成膜方式を採用している。この際、防着板18dによって、復路20Bのキャリア16に対して成膜手段18bから成膜がおこなわれることを防止する。
TRエリア15においては、上述したトラバース機構19によって、キャリア16を往路となる搬送経路20Aから復路となる搬送経路20Bに横移動して移載させるトラバース処理をおこなう。
処理エリア14Bにおいてカソード18cに対応する成膜エリアを通過したキャリア16は、同時にカソード18cにより成膜処理が終了し、復路となる搬送経路20Bにより加熱エリア14Aへとプロセス室14内を搬送される。搬送経路20Bにおける加熱エリア14Aでは、キャリア16は加熱されない。プロセス室14内部において、復路20Bのキャリア16は、所定の値に設定された速度として搬送経路20Bをずっと搬送されている。
キャリア16がL/UL室12へ搬送されると、ドアバルブ17bを閉状態とする。
基板着脱室11へと搬送された成膜済み基板のセットされたキャリア16は、外部へと運び出される。
また、搬送経路20B側となるチャンバの片側の全長にわたって、搬送機構20の駆動源を設ける必要がないため、省スペース化を図ることができ、また、メンテナンスの作業量の低減を図ることができる。さらに、このチャンバ壁10Bをチャンバ内部のメンテナンス用に開閉可能な構成とすることも可能となる。
その結果、本実施形態の真空処理装置10は、省スペース化を図るとともに、キャリア16の搬送システムを改良し、生産性を向上することが可能である。
12…L/UL室、
13…バッファ室、
14…プロセス室、
15…TRエリア、
16…キャリア(被処理体)、
18d…防着板、
19…トラバース機構(移載手段)、
20…搬送機構、
20A…搬送経路(往路)、
20B…搬送経路(復路)、
21A…搬送軸(第1の搬送軸)、
21B…搬送軸(第2の搬送軸)、
22A…駆動ローラー(往路駆動ローラー)、
22B…駆動ローラー(復路駆動ローラー)、
23A…支持ローラー(復路支持ローラー)、
23B…支持ローラー(往路支持ローラー)、
Claims (7)
- 往路となる第1の搬送経路と、該第1の搬送経路に並設されて復路となる第2の搬送経路とに対して、被処理体を載置して往復搬送する被処理体の搬送機構であって、
前記搬送経路の搬送方向に直交して複数並設された搬送軸を有し、
該搬送軸には、駆動源に接続されて前記被処理体に駆動力を伝達可能に設けられる駆動ローラーと、該駆動ローラーと同軸に並設されるとともに前記駆動ローラーと異なる回転状態が可能とされる支持ローラーと、が設けられるとともに、
往路となる前記第1の搬送経路で搬送駆動する往路駆動ローラーと復路支持ローラーとを有する第1の搬送軸と、復路となる前記第2の搬送経路で搬送駆動する復路駆動ローラーと往路支持ローラーとを有する第2の搬送軸と、によって前記第1の搬送経路と第2の搬送経路とが形成され、
前記復路支持ローラーは復路を搬送される前記被処理体の移動に追従して回転し、
前記往路支持ローラーは往路を搬送される前記被処理体の移動に追従して回転してなることを特徴とする被処理体の搬送機構。 - 前記搬送経路に対して、立位の平板状とされる被処理体を載置して被処理面の面内方向に往復搬送することを特徴とする請求項1記載の被処理体の搬送機構。
- 立位の平板状とされる被処理体を真空処理するプロセス室と、
前記プロセス室側と大気側とで前記立位の被処理体を搬入・搬出するL/UL室と、
前記被処理体を前記L/UL室側から前記プロセス室側に搬送する往路となる前記第1の搬送経路と、
該第1の搬送経路に並設されて前記被処理体を前記プロセス室側から前記L/UL室側に搬送する復路となる前記第2の搬送経路の2つの搬送経路と、
前記被処理体を往路となる前記第1の搬送経路から、復路となる前記第2の搬送経路に移載するTRエリアと、を備え、
これら前記プロセス室と前記L/UL室と前記TRエリアには、請求項2記載の被処理体の搬送機構が設けられていることを特徴とする真空処理装置。 - 前記プロセス室に隣接してバッファ室が設けられ、該バッファ室には、請求項2記載の被処理体の搬送機構が設けられていることを特徴とする請求項3記載の真空処理装置。
- 前記プロセス室には、前記第1の搬送経路で搬送される前記被処理体を真空処理する第1の処理手段が設けられるとともに、前記第1の搬送経路と前記第2の搬送経路との間には、前記搬送機構の搬送軸より上側に前記第2の搬送経路で搬送される前記被処理体への影響を防止する防着板が設けられることを特徴とする請求項4記載の真空処理装置。
- 前記プロセス室には、前記第1の処理手段に対向して、前記第2の搬送経路で搬送される前記被処理体を真空処理する第2の処理手段が設けられることを特徴とする請求項5記載の真空処理装置。
- 前記TRエリアには、前記被処理体を横移動して前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に移載する手段か、または、前記被処理体を裏返しに反転移動して前記第1の搬送経路から前記第2の搬送経路に移載する手段が設けられることを特徴とする請求項3記載の真空処理装置。
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