WO2011033711A1 - 移動通信端末、緊急通報受信方法及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体 - Google Patents

移動通信端末、緊急通報受信方法及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体 Download PDF

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Abstract

 本発明は、緊急通報メッセージを構成するデータの一部が受信できた時は、緊急通報に関する何らかの情報を、移動通信端末ユーザに通知することを可能とする移動通信端末、緊急通報受信方法、及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。移動通信端末は、3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末であって、SDU(Service Data Unit)の生成に必要なPDU(Protocol Data Unit)のうち、基地局から一部のPDUを受信した場合に、受信した一部の前記PDUのチャネル種別及びメッセージ種別のうち少なくとも一方を判定するチャネル判定部5もしくはメッセージ判定部6と、チャネル判定部5もしくはメッセージ判定部6によって判定されたチャネル種別又はメッセージ種別が、緊急通報に関する情報を示す場合、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知する制御部7と、を備えるものである。

Description

移動通信端末、緊急通報受信方法及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
 本発明は、移動通信端末、緊急通報受信方法及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
 現状の移動通信端末向けの緊急通報(地震速報など)は、特許文献1の特開2009-124596号公報「緊急情報配信システム、緊急情報配信方法、送信サーバ及び携帯端末」にも記載のように、CBS(Cell Broadcast Service;3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格TS23.041,TS25.324)を利用して基地局から移動通信端末に配信されている。図8は、現状の移動通信端末向けの緊急通報の仕組みを説明するための説明図である。移動通信端末は、図8に示すように、基地局からCTCH(Common Traffic Channel)受信周期としてあらかじめ定められた周期により送信されてくるCTCHのPDU(Protocol Data Unit;3GPP規格TS25.322)を受信し、受信したPDU例えばPDU1,PDU2,PDU3を連結して、基地局からのメッセージであるSDU(Service Data Unit)を生成する。さらに、移動通信端末は、SDU(Service Data Unit:コンテンツ)を解析して、緊急通報メッセージであった場合、当該緊急通報メッセージをメッセージ画面表示、警報音などにより移動通信端末ユーザに対して通知する。
特開2009-124596号公報(第6-10頁)
 しかしながら、現状の移動通信端末向けの緊急通報の仕組みを用いる場合、図9に示すように、移動通信端末の中で、着信信号のモニタや基地局サーチなどのCTCHの受信を阻害する要因が発生すると、SDUの生成に必要なすべてのPDU(例えばPDU1,PDU2,PDU3)については受信することができない。例えばPDU2の受信に失敗すると、すべてのPDU1,PDU2,PDU3を連結したSDUを生成することができなくなる。そのため、移動通信端末は、ユーザに対して緊急通報に関する如何なる情報をも通知することができなくなるという問題が発生する。図9は、現状の移動通信端末向けの緊急通報の仕組みの問題点を説明するための説明図である。通常は、基地局による緊急通報メッセージの再送が行われるが、再送による緊急通報メッセージを受信する場合、ユーザへの緊急通報メッセージの通知が遅れてしまい、地震による避難指示のような特に緊急性を要する内容の場合には、致命的な問題となる可能性がある。
 ここで、移動通信端末においてCTCHの受信を阻害する要因としては、移動通信端末の能力にもよるが、着信信号のモニタ監視(Paging occasions;3GPP規格TS25.304)、最適な基地局を選択するための基地局のサーチ(Cell search;3GPP規格TS25.304)や報知情報(BCCH:Broadcast Control Channel;3GPP規格TS25.304)の受信、基地局再選択(Cell reselection;3GPP規格TS25.304)、位置登録(Location registration;3GPP規格TS25.304)、ユーザ操作による発信(電話やパケット通信などの開始)、ユーザ操作またはバッテリー容量低下による移動通信端末の電源OFF、また、無線環境の劣化(弱電界)による受信失敗などがあり、いずれも、CTCHの受信周期とは非同期に発生する事象であるため、現状の移動通信端末のような仕組みにおいては回避することができない。
(本発明の目的)
 本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、移動通信端末のCBS(Cell Broadcast Service)用のCTCH受信方法において、緊急通報メッセージの通知に必要なデータの一部でも受信できない時は、緊急通報メッセージの受信の有無すら通知できないという現状の技術における問題点を改善し、緊急通報メッセージを構成するデータの一部が受信できた時は、緊急通報に関する何らかの情報を、移動通信端末ユーザにタイムリーに通知することを可能とする移動通信端末、緊急通報受信方法、及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することにある。
 前述の課題を解決するため、本発明による移動通信端末、緊急通報受信方法、及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体は、次のような特徴的な構成を採用している。
 本発明の第1の態様にかかる移動通信端末は、3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末であって、SDU(Service Data Unit)の生成に必要なPDU(Protocol Data Unit)のうち、基地局から一部のPDUを受信した場合に、受信した一部の前記PDUのチャネル種別及びメッセージ種別のうち少なくとも一方の種別内容を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定されたチャネル種別又はメッセージ種別が、緊急通報に関する情報を示す場合、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知する制御手段と、を備えるものである。
 本発明の第2の態様にかかる緊急通報受信方法は、3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末における緊急通報受信方法であって、SDU(Service Data Unit)の生成に必要なPDU(Protocol Data Unit)のうち、一部のPDUを受信し、受信した前記一部のPDUのチャネル種別及びメッセージ種別のうち少なくとも一方の種別内容を判定し、前記判定されたチャネル種別又はメッセージ種別が、緊急通報に関する情報を示す場合、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知するものである。
 本発明の第3の態様にかかる緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体は、3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末において、SDU(Service data Unit)の生成に必要なPDU(Protocol Data Unit)のうち、一部のPDUを受信し、受信した前記一部のPDUのチャネル種別が、基地局からの緊急通報メッセージであるCTCH(Common Traffic Channel)であった場合に、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知するステップを、コンピュータに実行させるための緊急通報受信プログラムが格納されたものである。
 本発明の移動通信端末、緊急通報受信方法及び緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体によれば、以下のような効果を奏することができる。
 移動通信端末のユーザは、緊急通報メッセージを構成するデータの一部を移動通信端末にて受信することができれば、緊急通報に関する何らかの情報を知ることができる。また、緊急通報が発生した場合、緊急通報メッセージの通知に必要なデータの受信を阻害する要因を取り除くことにより、より早く、基地局からの緊急通報メッセージを受信することができる。
本発明に係る移動通信端末のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。 チャネル種別の判定に基づき、緊急通報発生の旨をユーザに対して通知する動作の一例を説明する説明図である。 メッセージ種別の判定に基づき、緊急通報発生の旨または緊急通報の概要をユーザに対して通知する動作の一例を説明する説明図である。 チャネル種別やメッセージ種別の判定に基づき、緊急通報をユーザに対して段階的に通知する動作の一例を説明するためのフローチャートである。 着信信号のモニタ監視(Paging occasions)処理や報知情報の受信処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する動作の一例を説明する説明図である。 最適な基地局を選択するための基地局のサーチ(Cell search)処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する動作の一例を説明する説明図である。 基地局再選択(Cell reselection)処理や位置登録(Locationregistration)処理やユーザ操作による発信の処理や電源OFFの処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する動作の一例を説明する説明図である。 現状の移動通信端末向けの緊急通報の仕組みを説明するための説明図である。 現状の移動通信端末向けの緊急通報の仕組みの問題点を説明するための説明図である。
 以下、本発明による移動通信端末、緊急通報受信方法、緊急通報受信プログラムおよびプログラム記録媒体の好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による移動通信端末および緊急通報受信方法について説明するが、かかる緊急通報受信方法をコンピュータにより実行可能な緊急通報受信プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、緊急通報受信プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
 (本発明の特徴)
 本発明の実施形態に説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末のCBS(Cell Broadcast Service)用のCTCH(Common Traffic Channel)受信方法において、現状技術における問題点を改善し、CTCH受信阻害要因が発生した場合であっても、一部のPDU(Protocol Data Unit)さえ受信できれば、緊急通報の有無やその概要を通知することを可能としている。また、緊急通報が発生した場合、CTCH受信阻害要因を排除するように制御することにより、SDU(Service Data Unit)生成に必要なすべてのPDUを受信することを可能とし、而して、緊急通報メッセージを移動通信端末ユーザに対してタイムリーに通知することを可能ならしめることを主要な特徴としている。なお、本発明に適用する3GPP規格の無線方式に準拠する通信プロトコルと類似のプロトコル構成からなる信号の受信方法を採用する通信形態であれば、CBS(Cell Broadcast Service)以外のサービス、CTCH以外のチャネル、緊急通報メッセージ以外のコンテンツであっても、本発明に係る仕組みを適用することができる。
 (実施形態の構成例の説明)
 次に、本発明に係る移動通信端末のブロック構成について、その一例を、図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る移動通信端末のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。
 図1に示す移動通信端末は、3GPP規格に準拠する無線方式に基づいて動作する端末であり、無線部1、受信部2、基地局選択部3、SDU生成部4、チャネル判定部5、メッセージ判定部6、制御部7、ユーザI/F(Interface)部8、タイミング制御部9、送信部10を少なくとも備えている。
 無線部1は、3GPP規格に準拠する無線方式に基づいて、基地局との間でアンテナを介して無線信号の送受信を行う。受信部2は、着信信号のモニタ監視、基地局のサーチ、報知情報の受信、ユーザデータ(緊急通報用のCTCHのPDUを含む)や制御データの受信を行う。
 基地局選択部3は、基地局サーチの結果や報知情報から基地局選択の判定を行う。SDU生成部4は、ユーザデータや制御データに関するPDUを連結してSDUを生成する。チャネル判定部5は、受信部2にて受信したPDUのチャネル種別を判定する。メッセージ判定部6は、SDU生成部4にて生成したSDU(または受信部2にて受信した一部のPDU)からメッセージ種別を判定する。
 制御部7は、プログラムや情報を記憶するメモリ部を備え、移動通信端末に関する各種の制御を行う。例えば、基地局選択部3による基地局選択の判定結果より、基地局の(再)選択を行う。また、受信部2にて受信したSDUを解析し、ユーザデータ処理や制御データ処理を行う。また、バッテリー容量低下の判定および該判定の結果やユーザからの指示に基づき当該移動通信端末の電源OFFを行う。
 また、制御部7は、緊急通報に関し、チャネル種別がCTCHの場合、緊急通報が発生した旨をユーザに対して通知する。メッセージ種別が緊急通報(地震、津波など)の場合、緊急通報発生の旨または当該メッセージ種別が示す緊急通報の概要をユーザに対して通知する。さらに、SDUを生成することができた場合、当該SDUを解析して、基地局から配信された緊急通報メッセージをユーザに対して通知する。さらには、CTCH受信と各種CTCH受信阻害要因との処理優先度を決定する。
 ユーザI/F部8は、キーパッド、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)画面、スピーカ等を備え、画面表示や警報音などによりユーザに対して緊急通報の通知を行う。また、緊急通報メッセージの受信優先処理のユーザによる設定を行う。さらに、ユーザ操作による発信や当該移動通信端末の電源OFFの指示を行う。
 タイミング制御部9は、CTCH受信処理と各種CTCH受信阻害要因となる各処理との間の処理実行タイミングを制御する。送信部10は、ユーザデータや制御データの送信を行う。
 (実施形態の動作の説明)
 次に、図1に例示した移動通信端末の動作について、その一例を説明する。
(1)チャネル種別の判定による緊急通報発生の旨の通知(図2)
 図2は、チャネル種別の判定に基づき、緊急通報メッセージをユーザに対して通知する動作の一例を説明する説明図であり、受信したPDUのチャネル種別のチャネル判定部5による判定結果に基づいて、制御部7にて、緊急通報発生の旨をユーザに対して通知する動作の一例を説明している。
 図2に示すように、あらかじめ定めた一定のCTCH受信周期ごとに基地局から送信されてくるPDU(PDU1,PDU2,PDU3,…)のうち、着信信号モニタ、基地局サーチなどのCTCH受信阻害要因の発生により、例えばPDU2の受信に失敗すると、PDUを連結してSDUを生成することができない状況が発生する。
 かくのごとく、移動通信端末の中でCTCHの受信を阻害する要因が発生すると、受信部2にてPDU2の受信に失敗し、SDUの生成に必要なPDUのすべてについては受信することができなくなるが、図2に示すように、受信できた一部のPDU(PDU1,PDU3)のチャネル種別をチャネル判定部5にて解析して、当該PDUのチャネル種別がCTCHであった場合は、制御部7はユーザへ緊急通報発生の旨を通知する。この際、SDU生成部4は、SDUを生成することができない。そのため、制御部7は、基地局から配信された緊急通報メッセージを画面に表示することはできないが、緊急通報が発生した旨を画面に表示したり、警報音を鳴らしたりすることによって、移動通信端末ユーザに対して注意を促すことができる。
 なお、チャネル判定部5がチャネル種別を解析する方法としては、図2に示すように、例えば、PDU内のMAC Header上のTCTF(Target Channel Type Field;3GPP規格TS25.321)により、チャネル種別がCTCHであることを判別することができる。
(2)メッセージ種別の判定による緊急通報発生の旨または緊急通報の概要の通知(図3)
 図3は、メッセージ種別の判定に基づき、緊急通報発生の旨または当該メッセージ種別が示す緊急通報の概要をユーザに対して通知する動作の一例を説明する説明図であり、受信した一部のPDUからのメッセージ判定部6による判定結果に基づいて、制御部7にて、緊急通報発生の旨または緊急通報の概要(地震、津波などの種別)をユーザに対して通知する動作の一例を説明している。
 図3に示すように、あらかじめ定めた一定のCTCH受信周期ごとに基地局から送信されるPDU(PDU1,PDU2,PDU3,…)のうち、着信信号モニタ、基地局サーチなどのCTCH受信阻害要因の発生により、例えばPDU2の受信に失敗すると、PDUを連結してSDUを生成することができない状況が発生する。
 かくのごとく、移動通信端末の中でCTCHの受信を阻害する要因が発生すると、受信部2にてPDU2の受信に失敗し、SDUの生成に必要なPDUのすべてについては受信することができなくなる。しかし、図3に示すように、受信できた一部のPDU(PDU1,PDU3)を用いてメッセージ判定部6にてメッセージ種別を解析し、メッセージ種別が緊急通報であった場合は、制御部7はユーザへ緊急通報発生の旨または当該メッセージ種別が示す緊急通報の概要(地震、津波などの種別)を通知する。この際、SDU生成部4は、SDUを生成することができない。そのため、制御部7は、基地局から配信された緊急通報メッセージを画面に表示することはできないが、緊急通報が発生した旨や緊急通報の概要(地震、津波などの種別)を画面に表示したり、警報音を鳴らしたりすることによって、移動通信端末ユーザに対して注意を促すことができる。
 なお、メッセージ判定部6がメッセージ種別を解析する方法としては、図3に示すように、PDU内のCB(Cell Broadcast)メッセージ内のMessage ID(3GPP規格TS25.324)により、メッセージ種別が緊急通報であることを判別することができる。また、移動通信事業者の運用次第であるが、メッセージ種別から緊急通報の概要(地震、津波など)を判別することもできるため、その旨を画面に表示したり、警報音を鳴らしたりすることによって、移動通信端末ユーザに対してより具体的な注意を促すことができる。
(3)段階的な緊急通報の通知(図4)
 図4は、チャネル種別やメッセージ種別の判定に基づき、緊急通報(緊急通報発生の旨や緊急通報の概要や基地局からの緊急通報メッセージ)をユーザに対して段階的に通知する動作の一例を説明するためのフローチャートである。具体的には、受信した一部のPDUを用いたチャネル判定部5やメッセージ判定部6による判定結果に基づいて、制御部7にて、緊急通報(緊急通報発生の旨や緊急通報の概要や基地局からの緊急通報メッセージ)をユーザに対して段階的に通知する動作の一例を説明している。
 図4のフローチャートにおいて、まず、受信部2にて基地局からPDUを受信したか否かを確認し(ステップS1)、受信した場合(ステップS1のYES)、受信したPDUのチャネル種別がCTCHであるか否かをチャネル判定部5にて判定する(ステップS2)。チャネル種別がCTCHであった場合(ステップS2のYES)、当該CTCHに関する緊急通報発生の旨を既に通知済みか否かを判定する(ステップS3)。既に通知済みであった場合は(ステップS3のYES)、ステップS7の処理へ移行するが、まだ通知していない場合は(ステップS3のNO)、前述の(1)の図2にて説明したチャネル種別の判定による緊急通報発生の旨のメッセージをユーザに対して通知する(ステップS4)。
 しかる後、受信したPDUのメッセージ種別が緊急通報であるか否かをメッセージ判定部6にて判定し(ステップS5)、緊急通報であった場合には(ステップS5のYES)、前述の(2)の図3にて説明したメッセージ種別の判定による緊急通報の概要(地震、津波など)を示すメッセージをユーザに対して通知する(ステップS6)。最終的に、SDU生成に必要なすべてのPDUが受信できて、SDU生成部4にてSDUの生成に成功したか否かを判定し(ステップS7)、SDUの生成に失敗した場合は(ステップS7のNO)、ステップS1に復帰して、前述の動作を繰り返す。SDUの生成に成功した場合は(ステップS7のYES)、当該SDUにより基地局から配信されてきた緊急通報メッセージをユーザに対して通知する(ステップS8)。
 かくのごとく、前述の(1)のチャネル判定部5によるチャネル種別の判定は、基地局から配信されてくる、緊急通報メッセージを構成するSDUの中の1つのPDUさえ受信することができれば、実施することが可能であるため、移動通信端末ユーザに対して最も早く緊急通報が発生した旨を通知することができる。また、前述の(2)のメッセージ判定部6によるメッセージ種別の判定は、SDUすなわちCBメッセージの中のMessage IDを含むPDUを受信することが必要になるが、前述の(1)よりも具体的な緊急通報の概要(地震や津波などの発生の旨)を通知することができる。
 つまり、移動通信端末は、前述の(1)、(2)の仕組みを段階的に動作させることによって、移動通信端末ユーザにとって必要な情報をより早く通知することができる。まず、(1)のチャネル判定部5によるチャネル種別の判定により、CTCHを受信したと判定した場合、制御部7は、即座に、緊急通報が発生した旨を画面に表示したり、警報音を鳴らしたりすることによって、移動通信端末ユーザに対して注意を促す。次に、(2)のメッセージ判定部6によるメッセージ種別の判定により、緊急通報の概要(地震、津波など)を判別することができた場合、制御部7は、即座に、その旨を画面に表示したり、警報音を鳴らしたりすることによって、移動通信端末ユーザに対してより具体的な注意を促す。
 最後に、必要なPDUをすべて受信してSDU生成部4によりSDUを生成することができた場合は、制御部7は、生成したSDUを解析して、基地局から配信された緊急通報メッセージ(画面表示、警報音など)を移動通信端末ユーザに対して通知する。なお、最後の緊急通報メッセージを通知するまでに、前述のように、(1)の仕組みと(2)の仕組みとを組み合わせて、段階的に通知するようにしても良いし、(1)の仕組みのみまたは(2)の仕組みのみを適用するようにしても良い。
(4)緊急通報メッセージの受信優先処理
 緊急通報が発生した場合、すなわち、図4の段階的な緊急通報に関する通知の処理が開始された後(具体的には、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後)は、着信信号モニタ、基地局サーチなどのようなCTCHの受信を阻害する要因を取り除き、基地局から配信された緊急通報メッセージをできるだけ早く移動通信端末のユーザに対して通知することが望ましい。
 以下に、移動通信端末におけるCTCH受信阻害要因を排除し、基地局からの緊急通報メッセージを優先して受信するための処置について、要因ごとに説明する。
(4-1)着信信号のモニタ監視(Paging occasions;3GPP規格TS25.304)(図5)
 図5は、着信信号のモニタ監視(Paging occasions)処理や報知情報の受信処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する動作の一例を説明する説明図であり、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、制御部7にて、次のCTCH受信タイミングがモニタ監視(Paging occasions)や報知情報の受信処理のタイミングと同時になる場合、モニタ監視(Paging occasions)の処理や報知情報の受信処理を次のモニタ監視(Paging occasions)処理や報知情報の受信処理のタイミングに先送りし、CTCHを優先して受信する動作の一例を説明している。
 図5に示すように、あらかじめ定めた一定のCTCH受信周期ごとに基地局から送信されてくるPDU(PDU1,PDU2,PDU3,…)のうち、例えば、チャネル種別がCTCHであるPDU1を受信した以降において、次のPDU2の受信処理を行うタイミングに、着信信号のモニタ監視(Paging occasions)処理や報知情報の受信処理などのCTCH受信阻害要因が発生する場合には、CTCH受信阻害要因となる着信信号のモニタ監視(Paging occasions)処理や報知情報の受信処理などを、次のタイミングに先送りする。この結果、PDU2を優先して受信することができるので、緊急通報メッセージのSDU(コンテンツ)の生成に必要なすべてのPDU(PDU1,PDU2,PDU3)を受信することができ、すべてのPDU(PDU1,PDU2,PDU3)を連結してSDUを生成することができるようになる。
 かくのごとく、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図5に示すように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因である着信信号のモニタ監視(Paging occasions)の処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、次のCTCH受信タイミングが着信信号のモニタ監視(Paging occasions)のタイミングと同時になる場合、制御部7は、着信信号のモニタ監視(Paging occasions)の処理を次の着信信号のモニタ監視(Paging occasions)のタイミングに先送りし、CTCHを優先して受信する。
 なお、3GPP規格においては、着信信号のモニタ監視(Paging occasions)の処理をCTCHの受信よりも優先しても良いことが規定されているが、基地局からの緊急通報メッセージの受信処理を優先する本実施形態においては、逆に、着信信号のモニタ監視(Paging occasions)の処理よりもCTCHの受信を優先するように制御する。
(4-2)最適な基地局を選択するための基地局のサーチ(Cell search;3GPP規格TS25.304)(図6)
 図6は、最適な基地局を選択するための基地局のサーチ(Cell search)処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する動作の一例を説明する説明図である。CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、制御部7にて、最適な基地局を選択するための基地局のサーチ処理を、CTCH受信タイミングを避けて行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを優先して受信する動作の一例を説明している。
 図6に示すように、あらかじめ定めた一定のCTCH受信周期ごとに基地局から送信されてくるPDU(PDU1,PDU2,PDU3,…)のうち、例えば、チャネル種別がCTCHであるPDU1を受信した以降において、次のPDU2の受信処理を行うタイミングに、基地局のサーチ(Cell search)処理などのCTCH受信阻害要因が発生する場合には、CTCH受信阻害要因となる基地局のサーチ(Cell search)処理などを、CTCH受信タイミングを避けて行うように制御し、CTCH受信阻害要因の合間にCTCHのPDUを確実に受信できるように制御する。この結果、PDU2を優先して受信することができるので、緊急通報メッセージのSDU(コンテンツ)の生成に必要なすべてのPDU(PDU1,PDU2,PDU3)を受信することができ、すべてのPDU(PDU1,PDU2,PDU3)を連結してSDUを生成することができるようになる。
 かくのごとく、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図6に示すように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因である最適な基地局を選択するための基地局のサーチの処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、最適な基地局を選択するための基地局のサーチの処理はCTCH受信タイミングを避けて行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを優先して受信するように制御する。
(4-3)報知情報(BCCH:Broadcast Control Channel;3GPP規格TS25.304)の受信(図5)
 CTCH受信阻害要因の一つである報知情報(BCCH)の受信処理については、(4-1)にて説明した着信信号のモニタ監視(Paging occasions)処理の場合と同様であり、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図5に示したように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因である報知情報(BCCH)の受信処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、次のCTCH受信タイミングが報知情報(BCCH)の受信のタイミングと同時になる場合、報知情報(BCCH)の受信の処理を次の報知情報(BCCH)の受信のタイミングに先送りし、CTCHを優先して受信するように制御する。
(4-4)基地局再選択(Cell reselection;3GPP規格TS25.304)(図7)
 図7は、基地局再選択(Cell reselection)処理や位置登録(Location registration)処理やユーザ操作による発信の処理や電源OFFの処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する動作の一例を説明する説明図である。CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、制御部7にて、基地局再選択(Cell reselection)の処理や位置登録(Location registration)処理やユーザ操作による発信の処理やユーザ操作やバッテリー容量低下による電源OFFの処理はSDUの生成(基地局から配信された緊急通報メッセージの通知)が完了してから行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを受信する動作の一例を説明している。
 図7に示すように、あらかじめ定めた一定のCTCH受信周期ごとに基地局から送信されてくるPDU(PDU1,PDU2,PDU3,…)のうち、例えば、チャネル種別がCTCHであるPDU1を受信した以降において、次のPDU2の受信処理を行うタイミングに、基地局再選択(Cell reselection)の処理などのCTCH受信阻害要因が発生する場合には、CTCH受信阻害要因となる基地局再選択(Cell reselection)の処理などを、SDU生成後まで先送りして、SDU生成に必要とするすべてのPDUを受信するタイミングを避けるように制御する。この結果、PDU2を優先して受信することができるので、緊急通報メッセージのSDU(コンテンツ)の生成に必要なすべてのPDU(PDU1,PDU2,PDU3)を受信することができ、すべてのPDU(PDU1,PDU2,PDU3)を連結してSDUを生成することができるようになる。
 かくのごとく、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図7に示すように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因である基地局再選択(Cell reselection)の処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、基地局再選択(Cell reselection)の処理はSDUの生成(基地局から配信された緊急通報メッセージの通知)が完了してから行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを受信するように制御する。
(4-5)位置登録(Location registration;3GPP規格TS25.304)(図7)
 CTCH受信阻害要因の一つである位置登録(Location registration)処理についても、(4-4)にて説明した基地局再選択(Cell reselection)の処理の場合と同様であり、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図7に示したように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因である位置登録(Location registration)の処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、位置登録(Location registration)の処理はSDUの生成(基地局から配信された緊急通報メッセージの通知)が完了してから行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを受信するように制御する。
(4-6)ユーザ操作による発信(電話やパケット通信などの開始)(図7)
 CTCH受信阻害要因の一つであるユーザ操作による発信に関する処理についても、(4-4)にて説明した基地局再選択(Cell reselection)の処理の場合と同様であり、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図7に示したように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因である発信の処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、発信の処理はSDUの生成(基地局から配信された緊急通報メッセージの通知)が完了してから行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを受信するように制御する。
 この場合、移動通信端末のユーザ操作による発信の処理が一時保留されるため、その旨をユーザへ通知する手段を有することが必要である。なお、ユーザ操作による発信が緊急呼の場合には、その発信自体が緊急性を要するため、CTCHの受信を優先する前述の処理の対象外として、CTCH受信タイミングであっても、ユーザ操作による発信の処理を行うようにしても良い。
(4-7)ユーザ操作による移動通信端末の電源OFF(図7)
 CTCH受信阻害要因の一つであるユーザ操作による移動通信端末の電源OFFの処理についても、(4-4)にて説明した基地局再選択(Cell reselection)の処理の場合と同様であり、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図7に示したように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因である移動通信端末のユーザ操作による電源OFFの処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、ユーザ操作による移動通信端末の電源OFFの処理はSDUの生成(基地局から配信された緊急通報メッセージの通知)が完了してから行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを受信するように制御する。
 この場合、移動通信端末のユーザ操作による移動通信端末の電源OFFの処理が一時保留されるため、その旨をユーザへ通知するとともに、基地局から配信された緊急通報メッセージの通知を移動通信端末のユーザが確認した後に、移動通信端末の電源をOFFすることが必要である(ただし、電源をOFFする動作に先立ってユーザに電源OFFするか否かの確認を行うことが必要である)。
(4-8)バッテリー容量低下による移動通信端末の電源OFF(図7)
 CTCH受信阻害要因の一つであるバッテリー容量低下による移動通信端末の電源OFFの処理についても、(4-4)にて説明した基地局再選択(Cell reselection)の処理の場合と同様であり、移動通信端末は、CTCHのPDUを1つでも受信した後、または、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後は、図7に示したように、制御部7の制御により、CTCH受信阻害要因であるバッテリー容量低下による移動通信端末の電源OFFの処理よりも、緊急通報メッセージのSDUの生成に必要な残りのCTCHのPDUを受信する処理を優先する。つまり、バッテリー容量低下による移動通信端末の電源OFFの処理はSDUの生成(基地局から配信された緊急通報メッセージの通知)が完了してから行い、CTCH受信タイミングでは必ずCTCHを受信するように制御する。
 この場合、基地局から配信された緊急通報メッセージの通知を移動通信端末のユーザが確認した後に、移動通信端末の電源をOFFすることが必要である(ただし、電源をOFFする動作に先立ってユーザに電源OFFするか否かの確認を行うことが必要である)。
(5)緊急通報メッセージの受信優先処理の可否のユーザによる設定
 前述の(4)の基地局からの緊急通報メッセージの受信優先処理に関しては、移動通信端末のユーザが、あらかじめ、CTCH受信阻害要因ごとに、CTCH受信を優先するか、あるいは、CTCH受信阻害要因の処理を優先するかを任意に設定することを可能とする。また、CTCH受信を優先するように設定する場合、CTCHのPDUを1つでも受信した後に、CTCH受信を優先するか、あるいは、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後に、CTCH受信を優先するかをユーザが設定することを可能とする。
 また、メッセージ種別が緊急通報であるCTCHのPDUを受信した後に、CTCH受信を優先する場合、メッセージ種別つまり緊急通報の概要(地震、津波など)ごとに、CTCH受信を優先するか、あるいは、CTCH受信阻害要因の処理を優先するかをユーザが設定することを可能とする。
 例えば、移動通信端末のユーザの任意の指定により、以下のような設定が可能である。(5-1)着信信号のモニタ監視(Paging occasions)(4-1)とユーザ操作の緊急呼発信(4-6)については、CTCH受信よりも優先して処理する。
(5-2)基地局のサーチ(Cell search)(4-2)については、CTCHのPDUを1つでも受信した後はCTCH受信を優先して処理する。
(5-3)基地局再選択(Cell reselection)(4-4)については、メッセージ種別が緊急通報(地震)であるCTCHのPDUを受信した後はCTCH受信を優先するが、メッセージ種別が緊急通報(地震以外)であるCTCHのPDUを受信した後は基地局再選択(Cell reselection)の処理を優先する。
 (本実施形態の効果の説明)
 以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、次のような効果が得られる。すなわち、移動通信端末のユーザは、緊急通報メッセージの通知に必要な一部のデータを移動通信端末にて受信することができれば、緊急通報の有無やその概要を知ることができる。また、緊急通報が発生した場合、緊急通報メッセージの通知に必要なデータの受信を阻害する要因を取り除くことにより、より早く、基地局からの緊急通報メッセージを受信することができる。
 なお、前述の実施形態にて説明した3GPP規格準拠のCBS(Cell Broadcast Service)プロトコルと類似のプロトコル構成からなる信号の受信方法を採用している通信形態であれば、本実施形態に記載のチャネル、緊急通報メッセージ以外のコンテンツであっても、全く同様に、本発明に係る仕組みを適用することができる。
 上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、図4の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
 プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
 以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
 この出願は、2009年9月18日に出願された日本出願特願2009-216776を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1   無線部
2   受信部
3   基地局選択部
4   SDU生成部
5   チャネル判定部
6   メッセージ判定部
7   制御部
8   ユーザI/F部
9   タイミング制御部
10  送信部

Claims (29)

  1.  3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末であって、
     SDU(Service Data Unit)の生成に必要なPDU(Protocol Data Unit)のうち、基地局から一部のPDUを受信した場合に、受信した一部の前記PDUのチャネル種別及びメッセージ種別のうち少なくとも一方の種別内容を判定する判定手段と、
     前記判定手段によって判定されたチャネル種別又はメッセージ種別が、緊急通報に関する情報を示す場合、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知する制御手段と、を備える移動通信端末。
  2.  前記判定手段は、
     受信した一部の前記PDUのチャネル種別が前記基地局からの緊急通報メッセージであるCTCH(Common Traffic Channel)であるか否かを、当該PDU内のMACヘッダ上のTCTF(Target Channel Type Field)に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
  3.  前記判定手段は、
     受信した一部の前記PDUのメッセージ種別が緊急通報であるか否かを、当該PDU内のCB(Cell Broadcast)メッセージ内のMessage IDに基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
  4.  前記制御手段は、
     前記緊急通報が発生した旨を画面表示するか、あるいは、前記緊急通報が発生した旨の警報音を鳴動することによって、ユーザに対して前記緊急通報発生の旨を通知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の移動通信端末。
  5.  前記制御手段は、
     前記判定手段によって判定されたチャネル種別が、前記基地局からの緊急通報メッセージであるCTCHであった場合、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知し、さらに、前記判定手段によって判定されたメッセージ種別が、緊急通報であった場合、ユーザに対して前記緊急通報の概要を通知する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の移動通信端末。
  6.  前記制御手段は、
     前記緊急通報発生及び前記緊急通報の概要のうち少なくとも一方を通知した後に、前記SDUの生成に必要なすべてのPDUを受信することができた場合に、生成したSDUに基づいて、前記基地局から送信されてきた緊急通報メッセージをユーザに対して通知する、請求項5記載の移動通信端末。
  7.  前記制御手段は、
     前記SDU生成に必要なPDUのうち、前記チャネル種別が前記基地局からの緊急通報メッセージであるCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、
     前記CTCHの受信を阻害する前記移動通信端末におけるCTCH受信阻害要因を排除し、前記基地局から送信されてくる前記チャネル種別がCTCHであるPDUの受信処理を優先して行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の移動通信端末。
  8.  前記制御手段は、
     前記CTCH受信阻害要因に関する処理を行うタイミングが、前記基地局から送信されてくる前記CTCHの受信タイミングと同一になる場合、当該CTCH受信阻害要因に関する処理を行う実行タイミングを次の実行タイミングまで先送りするように制御するか、当該CTCH受信阻害要因に関する処理を行う実行タイミングを前記CTCH受信タイミングを避けて強制的にずらすことにより、前記基地局から送信されてくる前記CTCHの受信タイミングと同一にならないように制御するか、または、当該CTCH受信阻害要因に関する処理を、前記SDU生成に必要とするすべてのPDUを受信して、前記SDUの生成が完了した後に実行するように制御するか、のいずれかにより、前記CTCH受信阻害要因を排除することを特徴とする請求項7に記載の移動通信端末。
  9.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つである基地局からの着信信号のモニタ監視(Paging occasions)を処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一になる場合、着信信号のモニタ監視(Paging occasions)の処理タイミングを次の着信信号のモニタ監視(Paging occasions)の処理タイミングまで先送りして、前記SDU生成に必要とするチャネル種別がCTCHであるPDUの受信タイミングと重ならないように制御することを特徴とする請求項8記載の移動通信端末。
  10.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つである基地局からの報知情報(BCCH:Broadcast Control Channel)を受信するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一になる場合、報知情報(BCCH)の受信タイミングを次の報知情報(BCCH)の受信タイミングまで先送りして、前記SDU生成に必要とするチャネル種別がCTCHであるPDUの受信タイミングと重ならないように制御することを特徴とする請求項8記載の移動通信端末。
  11.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つである最適な基地局を選択するための基地局のサーチ(Cell search)を処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一にならないように、基地局のサーチ(Cell search)の処理タイミングを、CTCH受信タイミングを避けて強制的にずらすように制御することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末。
  12.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つである最適な基地局を再選択するための基地局再選択(Cell reselection)を処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一にならないように、基地局再選択(Cell reselection)の処理を、前記SDU生成に必要とするすべてのPDUを受信して、前記SDUの生成が完了した後に実行するように制御することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末。
  13.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つである位置登録(Location registration)を処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一にならないように、位置登録(Location registration)の処理を、前記SDU生成に必要とするすべてのPDUを受信して、前記SDUの生成が完了した後に実行するように制御することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末。
  14.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つであるユーザ操作による発信を処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一にならないように、ユーザ操作による発信の処理を、前記SDU生成に必要とするすべてのPDUを受信して、前記SDUの生成が完了した後に実行するように制御することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末。
  15.  前記制御手段は、
     前記SDUの生成が完了するまで、前記ユーザ操作による発信の処理を保留する場合、その旨をユーザに対して通知することを特徴とする請求項14に記載の移動通信端末。
  16.  前記制御手段は、
     前記ユーザ操作による発信が緊急呼であった場合、前記ユーザ操作による発信を処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一になったとしても、前記ユーザ操作による発信の処理を、前記SDUの生成が完了するまで保留することなく、当該発信の処理タイミングにおいて実施することを特徴とする請求項14に記載の移動通信端末。
  17.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つであるユーザ操作による前記移動通信端末の電源OFFを処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一にならないように、前記SDU生成に必要とするすべてのPDUを受信して、前記SDUを生成し、生成した前記SDUに基づいて、前記基地局から送信されてきた緊急通報メッセージをユーザに対して通知した後に、前記移動通信端末の電源OFFの処理を実行するように制御することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末。
  18.  前記制御手段は、
     生成した前記SDUに基づいて、前記基地局から送信されてきた緊急通報メッセージをユーザに対して通知するまで、ユーザ操作による前記移動通信端末の電源OFFの処理を保留する場合、その旨をユーザに対して通知することを特徴とする請求項17に記載の移動通信端末。
  19.  前記制御手段は、
     前記緊急通報メッセージをユーザに対して通知するまで、ユーザ操作による前記移動通信端末の電源OFFの処理を保留した場合、前記緊急通報メッセージをユーザに対して通知した後、前記移動通信端末の電源OFFの処理を実施するか否かをユーザに確認することを特徴とする請求項17または18に記載の移動通信端末。
  20.  前記制御手段は、
     前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後、または、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、前記CTCH受信阻害要因の一つであるバッテリー容量低下による前記移動通信端末の電源OFFを処理するタイミングが、以降のCTCHの受信タイミングと同一にならないように、前記SDU生成に必要とするすべてのPDUを受信して、前記SDUを生成し、前記生成したSDUに基づいて、前記基地局から送信されてきた緊急通報メッセージをユーザに対して通知した後に、前記移動通信端末の電源OFFの処理を実行するように制御することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末。
  21.  前記制御手段は、
     前記緊急通報メッセージをユーザに対して通知するまで、バッテリー容量低下による前記移動通信端末の電源OFFの処理を保留した場合、前記緊急通報メッセージをユーザに対して通知した後、前記移動通信端末の電源OFFの処理を実施するか否かをユーザに確認することを特徴とする請求項20に記載の移動通信端末。
  22.  基地局からの緊急通報メッセージであるCTCHの受信を阻害する前記CTCH受信阻害要因を排除して前記CTCHの受信処理を優先するか、あるいは、前記CTCH受信阻害要因に関する処理を優先するかを、前記CTCH受信阻害要因の要因ごとに、前記移動通信端末のユーザがあらかじめ設定することを可能としていることを特徴とする請求項8乃至21のいずれか1項に記載の移動通信端末。
  23.  前記CTCH受信阻害要因の要因ごとに、前記移動通信端末のユーザが、前記CTCHの受信処理を優先する旨をあらかじめ設定する場合、前記CTCH受信阻害要因に関し、前記チャネル種別がCTCHであるPDUを受信した後は、当該CTCH受信阻害要因を排除し、前記CTCHの受信処理を優先するか、あるいは、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、当該CTCH受信阻害要因を排除し、前記CTCHの受信処理を優先するかのいずれかを選択して設定することを可能としていることを特徴とする請求項22に記載の移動通信端末。
  24.  前記CTCH受信阻害要因の要因ごとに、前記移動通信端末のユーザが、前記メッセージ種別が緊急通報であるPDUを受信した後は、当該CTCH受信阻害要因を排除し、前記CTCHの受信処理を優先する旨をあらかじめ設定する場合、当該CTCH受信阻害要因に関し、前記メッセージ種別が示す緊急通報の概要ごとに、当該CTCH受信阻害要因を排除し、前記CTCHの受信処理を優先するか、あるいは、当該CTCH受信阻害要因の処理を優先するかのいずれかを選択して設定することを可能としていることを特徴とする請求項22に記載の移動通信端末。
  25.  3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末における緊急通報受信方法であって、
     SDU(Service Data Unit)の生成に必要なPDU(Protocol Data Unit)のうち、一部のPDUを受信し、
     受信した前記一部のPDUのチャネル種別及びメッセージ種別のうち少なくとも一方の種別内容を判定し、
     前記判定されたチャネル種別又はメッセージ種別が、緊急通報に関する情報を示す場合、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知する緊急通報受信方法。
  26.  受信した前記一部のPDUのチャネル種別がCTCH(Common Traffic Channel)であるか否かの判定を、当該PDU内のMACヘッダ上のTCTF(Target Channel Type Field)に基づいて判定することを特徴とする請求項25に記載の緊急通報受信方法。
  27.  受信した一部の前記PDUのメッセージ種別が緊急通報であるか否かの判定を、当該PDU内のCB(Cell Broadcast)メッセージ内のMessage IDに基づいて判定することを特徴とする請求項25に記載の緊急通報受信方法。
  28.  緊急通報が発生した旨を画面表示するか、あるいは、緊急通報が発生した旨の警報音を鳴動することによって、ユーザに対して前記緊急通報発生の旨を通知することを特徴とする請求項25乃至27のいずれか1項に記載の緊急通報受信方法。
  29.  3GPP規格の無線方式に準拠して動作する移動通信端末において、SDU(Service data Unit)の生成に必要なPDU(Protocol Data Unit)のうち、一部のPDUを受信し、受信した前記一部のPDUのチャネル種別が、基地局からの緊急通報メッセージであるCTCH(Common Traffic Channel)であった場合に、ユーザに対して緊急通報発生の旨を通知するステップを、コンピュータに実行させるための緊急通報受信プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
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