JP2012114866A - 携帯電子機器、電源監視方法および電源監視プログラム - Google Patents

携帯電子機器、電源監視方法および電源監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電池の状況に応じた報知を行うこと。
【解決手段】本発明に係る携帯電話端末(携帯電子機器)1は、充電可能な電池34と、電池34の残量を検出する電池残量検出部38と、電池34が充電中であることを検出する充電検出部36と、充電検出部36によって電池34が充電中であることが検出され、かつ、電池残量検出部38によって検出される電池34の残量が閾値を下回った場合に、充電中に電池34の残量が閾値を下回った要因に係る情報の報知を行う制御部22とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電子機器、電源監視方法および電源監視プログラムに関する。
携帯電話端末等の携帯電子機器の多くは、電池によって供給される電力によって動作する。電池を電源とするこれらの携帯電子機器は、電池の残量が少なくなると、その旨を画面表示、警告ランプの点灯、音声の出力等によって利用者に報知するように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2010−117883号公報
従来の携帯電子機器は、電池の残量が少なくなると、その旨を一律に報知する。しかしながら、電池の残量が少なくなる状況は一様ではなく、状況に応じた報知が行われないと、利用者が適切な対応をとることが難しい場合がある。例えば、携帯電話端末の場合、電波状況が悪い場所で通話をしていると充電中であっても電池の残量が少なくなる場合がある。このような場合に通常時と同様に充電を促す報知が行われると、充電中であるにもかかわらずに充電を促されることとなり、利用者は充電中に充電を促される理由を把握できず、どう対処してよいか困惑してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電池の状況に応じた報知を行う携帯電子機器、電源監視方法および電源監視プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、携帯電子機器であって、充電可能な電池と、前記電池の残量を検出する電池残量検出部と、前記電池が充電中であることを検出する充電検出部と、前記充電検出部によって前記電池が充電中であることが検出され、かつ、前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が閾値を下回った場合に、充電中に前記電池の残量が閾値を下回った要因に係る情報の報知を行う制御部とを備えることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記報知を行った後に、当該携帯電子機器において実行されている処理を中断させ、前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が所定の値を上回った場合に当該処理を再開させることが好ましい。
また、前記処理は通話であり、前記制御部は、前記報知を前記通話の通話相手に対して行うことが好ましい。
また、前記制御部は、前記通話相手に対して、音声による報知と、メッセージまたはメールの送信による報知とを併用することが好ましい。
また、前記制御部は、前記通話を中断させた後に前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が前記所定の値を上回った場合に、前記通話の通話相手との通話を再開させることが好ましい。
また、前記処理はWEBページの閲覧処理であり、前記制御部は、前記閲覧処理を中断させた後に前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が前記所定の値を上回った場合に、中断時に閲覧されていたWEBページを再表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が前記閾値よりも高い第2の閾値を下回った場合に、当該携帯電子機器を消費電力が少ないモードへ切り替えることが好ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、充電可能な電池を電源とする携帯電子機器による電源監視方法であって、前記電池の残量を検出する第1ステップと、前記電池が充電されているときに、前記第1ステップにおいて検出された前記電池の残量が閾値を下回った場合に、充電中に前記電池の残量が閾値を下回った要因に係る情報の報知を行う第2ステップとを含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電源監視プログラムであって、充電可能な電池を電源とする携帯電子機器に、前記電池の残量を検出する第1ステップと、前記電池が充電されているときに、前記第1ステップにおいて検出された前記電池の残量が閾値を下回った場合に、充電中に前記電池の残量が閾値を下回った要因に係る情報の報知を行う第2ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明に係る携帯電子機器、電源監視方法および電源監視プログラムは、電池の状況に応じた報知を行うことができるという効果を奏する。
図1は、携帯電話端末の外観を示す正面図である。 図2は、携帯電話端末の機能的な構成を示すブロック図である。 図3は、遮断記録データの一例を示す図である。 図4は、電源監視処理の処理手順を示すフロー図である。 図5は、マイナス充電時の電圧の変化の一例を示す図である。 図6は、遮断記録データの他の一例を示す図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、携帯電子機器の一例として、携帯電話端末を取り上げるが、本発明の適用対象は携帯電話端末に限定されるものではない。本発明は、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、パソコン、携帯情報端末、ゲーム機等に対しても適用できる。
(実施形態)
まず、図1を参照しながら、本発明に係る携帯電子機器の一実施形態である携帯電話端末1の外観について説明する。図1は、携帯電話端末1の外観を示す正面図である。図1に示すように、携帯電話端末1は、筐体1Cが複数の筐体で構成される。具体的には、筐体1Cは、第1筐体1CAと第2筐体1CBとで開閉可能に構成される。すなわち、携帯電話端末1は、折り畳み式の筐体を有する。
なお、携帯電話端末1の筐体は、このような構造に限定されるものではない。例えば、携帯電話端末1の筐体は、両方の筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体と他方の筐体とを互いにスライドできるようにしたスライド式の筐体であってもよい。また、重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に、一方の筐体を回転させるようにした回転式や、2軸ヒンジを介して両方の筐体を連結したものでもよい。
第1筐体1CAおよび第2筐体1CBは、連結部であるヒンジ機構8で連結される。ヒンジ機構8で第1筐体1CAと第2筐体1CBとを連結することにより、第1筐体1CAおよび第2筐体1CBは、ヒンジ機構8を中心として、相対的に回動できる。
第1筐体1CAには、表示部2と、通話時に音声を出力する出力手段であるレシーバ16とが設けられる。表示部2は、待受画面や各種の機能画面を表示する。機能画面とは、携帯電話端末1が提供する通話機能、メール機能等の各種機能の実行中に表示される画面であり、対応する機能に対する指示を受け付けたり、対応する機能が提供する情報を提示したりするために用いられる。
第2筐体1CBには、通話相手の電話番号等を入力するための操作キー13Aが複数設けられ、また、表示部2に表示されるメニューの選択等を実行するための方向および決定キー13Bが設けられる。操作キー13Aと、方向および決定キー13Bとは、携帯電話端末1の操作部13を構成する。また、第2筐体1CBには、携帯電話端末1の通話時に音声を受け取る音声取得手段であるマイク15が設けられる。
次に、図2を参照しながら、携帯電話端末1の機能的な構成について説明する。図2は、携帯電話端末1の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話端末1は、制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部13と、音声処理部30と、表示部2と、電池34と、充電検出部36と、電池残量検出部38とを有する。
記憶部24は、各種情報を記憶する記憶装置である。記憶部24は、携帯電話端末1内に固定的に設けられたフラッシュメモリ等の半導体に情報を記憶させるものであってもよいし、メモリカード等の取り出し可能な記憶媒体と、記憶媒体の読み書き装置との組み合わせとして構成されていてもよい。
記憶部24には、制御部22での処理に利用されるデータやプログラムが記憶される。記憶部24に記憶されるプログラムには、メールプログラム24aと、ブラウザプログラム24bと、電源監視プログラム24cとが含まれる。また、記憶部24に記憶されるデータには、アドレス帳データ24dと、遮断記録データ24eとが含まれる。
メールプログラム24aは、メールの送信、受信、編集、閲覧等の機能を実現するためのプログラムである。ブラウザプログラム24bは、WEBページの閲覧機能を実現するためのプログラムである。電源監視プログラム24cは、電池34の状況を監視し、電池34の状況に応じて各種処理を行う電源監視機能を実現するためのプログラムである。なお、電源監視プログラム24cによって実現される電源監視機能の詳細については後述する。
アドレス帳データ24dは、通信相手の電話番号やメールアドレス等が登録されたデータである。遮断記録データ24eは、電源監視プログラム24cによって実現される機能によって通話が遮断された場合に、遮断された通話に関する情報が記録されるデータである。図3に遮断記録データ24eの一例を示す。図3に示すように、遮断記録データ24eは、通話が遮断された日時や、遮断された通話における通話相手の電話番号等が格納される。
通信部26は、アンテナ26aを有し、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式等による無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信および情報通信を行う。操作部13は、操作キー13Aと、方向および決定キー13Bとを含み、これらのキーやボタンが利用者によって操作されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、利用者の指示として制御部22へ入力される。
音声処理部30は、マイク15に入力される音声信号やレシーバ16から出力される音声信号の処理を実行する。表示部2は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成された表示パネルを備え、制御部22の制御に基づいて待受画面や各種の機能画面等を表示パネルに表示させる。
電池34は、充電式の電池であり、携帯電話端末1の各部に電力を供給する。なお、電池34の充電は、例えば、携帯電話端末1に接続した電源ケーブルの一端をコンセントに接続して行ってもよいし、携帯式の充電器を用いて行ってもよいし、ワイヤレス充電技術を利用して行ってもよい。
充電検出部36は、電池34が充電中であることを検出する。電池34が充電中であることは、例えば、電池34へ供給される電力の有無に基づいて検出される。電池残量検出部38は、電池34の残量を検出する。電池34の残量は、電池34の電圧に基づいて検出される。
制御部22は、携帯電話端末1の全体的な動作を統括的に制御する。すなわち、制御部22は、携帯電話端末1の各種の処理が、操作部13の操作や携帯電話端末1の記憶部24に記憶されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26や、音声処理部30や、表示部2等の動作を制御する。
制御部22は、記憶部24に記憶されているコンピュータプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。制御部22は、例えば、マイクロプロセッサユニット(MPU:Micro Processing Unit)で構成され、コンピュータプログラムに定義された手順に従って携帯電話端末1の各種の処理を実行する。すなわち、制御部22は、記憶部24に記憶されるコンピュータプログラムから命令列を順次読み込んで処理を実行する。
制御部22は、携帯電話端末1の制御の一部として、電源監視プログラム24cに含まれる命令列を順次読み込み、実行することにより、後述するような電源監視機能を実現させる。
次に、図4を参照しながら、携帯電話端末1の電源監視機能について説明する。図4は、電源監視機能による電源監視処理の処理手順を示すフロー図である。図4に示す電源監視処理は、制御部22によって定期的に実行される。
図4に示すように、制御部22は、まず、ステップS11として、電池残量検出部38から電池34の電圧を取得する。そして、制御部22は、ステップS12として、取得した電圧が異常値、すなわち、正常な範囲外の値であるかを判定する。取得した電圧が異常値である場合(ステップS12,Yes)、制御部22は、ステップS13として、電池34が不良である旨を利用者に報知し、電源監視処理を終了させる。
利用者への報知は、例えば、表示部2にメッセージや絵文字を表示することによって行ってもよいし、警告ランプを点灯することによって行ってもよいし、音声を出力することによって行ってもよい。
取得した電圧が異常値でない場合(ステップS12,No)、制御部22は、ステップS14として、取得した電圧が閾値A以下であるかを判定する。閾値Aは、例えば、携帯電話端末1が現状のままで5分程度稼働できる残量があるときの電池34の電圧である。閾値Aは、予め設定された値であってもよいし、以前に取得した電圧の移動平均等に基づいて算出された値であってもよい。
取得した電圧が閾値A以下である場合(ステップS14,Yes)、制御部22は、ステップS15として、携帯電話端末1を節電モードに設定する。節電モードとは、例えば、表示部2の明るさを落としたり、制御部22の動作速度を低下させたりして、携帯電話端末1の消費電力を削減するモードである。
続いて、制御部22は、ステップS16として、取得した電圧が閾値B以下であるかを判定する。閾値Bは、例えば、携帯電話端末1が現状のままで2分程度稼働できる残量があるときの電池34の電圧である。閾値Bは、予め設定された値であってもよいし、以前に取得した電圧の移動平均等に基づいて算出された値であってもよい。取得した電圧が閾値Bよりも大きい場合(ステップS16,No)、制御部22は、電源監視処理を終了させる。
取得した電圧が閾値B以下である場合(ステップS16,Yes)、制御部22は、ステップS17として、携帯電話端末1が通話中であるかを判定する。携帯電話端末1が通話中でない場合(ステップS17,No)、制御部22は、ステップS18として、電池34が残量不足である旨を利用者に報知し、電源監視処理を終了させる。
携帯電話端末1が通話中である場合(ステップS17,Yes)、制御部22は、ステップS19として、充電検出部36の検出結果に基づいて、電池34が充電中であるか否かを判定する。電池34が充電中でない場合(ステップS19,No)、制御部22は、ステップS20として、電池34が残量不足である旨を利用者に報知する。さらに、制御部22は、ステップS21として、電池34が残量不足である旨を通話相手にも報知する。
通話相手への報知は、例えば、音声を通話回線を通じて送信することによって行ってもよいし、ショートメッセージ等のメッセージを通話相手の端末へ送信することによって行ってもよい。また、通話相手の電話番号に基づいてアドレス帳データ24dから通話相手のメールアドレスを取得し、取得されたメールアドレス宛に電子メールを送信することによって行ってもよい。また、音声による報知とメッセージまたはメールによる報知とを併用してもよい。これらを併用することにより、音声によって通話相手に対してその場で報知しつつ、通話相手が聞き漏らした場合に備えることができる。
なお、通話相手への報知を常に行うのではなく、通話相手への報知を行うかを表示部2への問い合わせ画面の表示等によって利用者に問い合わせ、利用者の合意が得られた場合にのみ通話相手への報知を実行することとしてもよい。
報知の完了後、制御部22は、ステップS25として、通話を遮断し、ステップS26として、遮断した通話の通話相手の電話番号等を含む遮断記録を作成して遮断記録データ24eとして記憶部24に記憶させる。そして、制御部22は、電源監視処理を終了させる。
このように、制御部22は、通話中に電池34の電圧が閾値B以下となり、かつ、充電が行われていない場合は、利用者および通話相手に残量不足を報知し、その後、通話を遮断する。通話相手にも報知することにより、通話相手は何が原因で通話が遮断されたかを知ることができ、すぐに電話をかけ直しても相手の端末が残量不足であるために通話することができないであろうことを把握することができる。
なお、閾値Bの例として、携帯電話端末1が現状のままで2分程度稼働できる残量があるときの電池34の電圧を挙げたが、これは、通話の遮断後に利用者が携帯電話端末1をしばらく操作できる期間を設けるためである。通話の遮断後に利用者が携帯電話端末1を操作する必要がある期間の長さに応じて、閾値Bの値を適宜調整してよい。
電池34が充電中である場合(ステップS19,Yes)、制御部22は、ステップS22として、マイナス充電が発生しているかを判定する。マイナス充電とは、図5に示すように、充電中であるにもかかわらず、電池の残量が減少する現象をいう。マイナス充電は、例えば、電波状況が悪いために電波を高出力で送信しなければならない場合に起こる。マイナス充電が発生しているか否かは、例えば、過去数回に取得した電池34の電圧が連続して減少する減少傾向にあるか否かによって判定される。
マイナス充電が発生していない場合(ステップS22,No)、充電によって電池34の残量は増加するはずであるので、制御部22は、通話を遮断することなく、電源監視処理を終了させる。
マイナス充電が発生している場合(ステップS22,Yes)、制御部22は、ステップS23として、電波状況が悪いためにマイナス充電が発生している旨を利用者に報知する。さらに、制御部22は、ステップS24として、電波状況が悪いためにマイナス充電が発生している旨を通話相手にも報知する。報知の完了後、制御部22は、ステップS25として、通話を遮断し、ステップS26として、遮断した通話の通話相手の電話番号等を含む遮断記録を作成して遮断記録データ24eとして記憶部24に記憶させる。そして、制御部22は、電源監視処理を終了させる。
このように、制御部22は、マイナス充電が発生している場合、その要因に係る情報を利用者および通話相手に報知し、その後、通話を遮断する。これにより、利用者は電波状況が悪いために充電がうまくされていないことを知ることができ、電波状況がよい場所へ移動する等の対策をとることができる。また、通話相手は、携帯電話端末1の利用者が対策をとることによって通話が再開される可能性があることを把握することができる。
ステップS14での判定の結果、取得した電圧が閾値Aより大きかった場合(ステップS14,No)、制御部22は、ステップS27として、携帯電話端末1を通常モードに設定する。通常モードとは、節電モードではない通常のモードである。そして、制御部22は、ステップS28として、遮断記録データ24eに遮断記録が格納されているかを判定する。遮断記録が格納されていない場合(ステップS28,No)、制御部22は、電源監視処理を終了させる。
遮断記録が格納されている場合(ステップS28,Yes)、制御部22は、ステップS29として、遮断記録に含まれる電話番号へ発信するかを、表示部2への問い合わせ画面の表示等によって利用者に問い合わせる。利用者が、操作部13の操作等によって、発信することを指示した場合(ステップS30,Yes)、制御部22は、ステップS31として、遮断記録に含まれる電話番号へ発信する。そして、制御部22は、ステップS32として、遮断記録を遮断記録データ24eから削除して、電源監視処理を終了させる。
一方、利用者が、操作部13の操作等によって、発信しないことを指示した場合(ステップS30,No)、制御部22は、遮断記録に含まれる電話番号へ発信することなく、ステップS32として、遮断記録を遮断記録データ24eから削除する。そして、制御部22は、電源監視処理を終了させる。
このように、制御部22は、通話を遮断した後に電池34の残量が十分に回復した場合に、遮断値の通話相手へ発信するかを利用者に問い合わせ、利用者が望む場合に通話相手への発信を実行する。このため、利用者は、遮断された通話を容易に再開させることができる。
なお、上述した携帯電話端末1の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。例えば、電源監視プログラム24cは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと統合されていてもよい。
また、上記の各実施形態では、電池34の残量に応じて通話を遮断したり、通話を再開させたりする例を示したが、データ通信、動画や音楽の再生、ゲームの実行等についても同様の処理を行うことができる。例えば、WEBページの閲覧中に電池の残量不足やマイナス充電が発生した場合、制御部22が、ブラウザを閉じる等してWEB閲覧を中止させる。この際、図6に示すように、閲覧中だったWEBページのURL(Uniform Resource Locator)等の識別情報を含む遮断記録が遮断記録データ24eに格納される。そして、制御部22は、電池34の残量が十分に回復した後に、ブラウザを起動させ、遮断記録に含まれる識別情報に対応するWEBページを表示部2に表示させる。
また、上記の実施例では、充電中であるにもかかわらず電池の残量が減少する、すなわち、マイナス充電が起こる要因として、電波状況が悪い状態で通話やWEBアクセスを行うことを挙げて説明を行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば、電池自体に何らかの異常が生じているために充電中でも電池の残量が減少する場合に、電池の異常に係る情報を報知する構成でもよい。
以上のように、本発明に係る携帯電子機器、電源監視方法および電源監視プログラムは、電池の状況に応じた報知を行うことが必要な場合に適している。
1 携帯電話端末
2 表示部
13 操作部
15 マイク
16 レシーバ
22 制御部
24 記憶部
24a メールプログラム
24b ブラウザプログラム
24c 電源監視プログラム
24d アドレス帳データ
24e 遮断記録データ
26 通信部
30 音声処理部
34 電池
36 充電検出部
38 電池残量検出部

Claims (9)

  1. 充電可能な電池と、
    前記電池の残量を検出する電池残量検出部と、
    前記電池が充電中であることを検出する充電検出部と、
    前記充電検出部によって前記電池が充電中であることが検出され、かつ、前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が閾値を下回った場合に、充電中に前記電池の残量が閾値を下回った要因に係る情報の報知を行う制御部と
    を備えることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記制御部は、前記報知を行った後に、当該携帯電子機器において実行されている処理を中断させ、前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が所定の値を上回った場合に当該処理を再開させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記処理は通話であり、
    前記制御部は、前記報知を前記通話の通話相手に対して行うことを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記制御部は、前記通話相手に対して、音声による報知と、メッセージまたはメールの送信による報知とを併用することを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。
  5. 前記制御部は、前記通話を中断させた後に前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が前記所定の値を上回った場合に、前記通話の通話相手との通話を再開させることを特徴とする請求項3または4に記載の携帯電子機器。
  6. 前記処理はWEBページの閲覧処理であり、
    前記制御部は、前記閲覧処理を中断させた後に前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が前記所定の値を上回った場合に、中断時に閲覧されていたWEBページを再表示させることを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  7. 前記制御部は、前記電池残量検出部によって検出される前記電池の残量が前記閾値よりも高い第2の閾値を下回った場合に、当該携帯電子機器を消費電力が少ないモードへ切り替えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の携帯電子機器。
  8. 充電可能な電池を電源とする携帯電子機器による電源監視方法であって、
    前記電池の残量を検出する第1ステップと、
    前記電池が充電されているときに、前記第1ステップにおいて検出された前記電池の残量が閾値を下回った場合に、充電中に前記電池の残量が閾値を下回った要因に係る情報の報知を行う第2ステップと
    を含むことを特徴とする電源監視方法。
  9. 充電可能な電池を電源とする携帯電子機器に、
    前記電池の残量を検出する第1ステップと、
    前記電池が充電されているときに、前記第1ステップにおいて検出された前記電池の残量が閾値を下回った場合に、充電中に前記電池の残量が閾値を下回った要因に係る情報の報知を行う第2ステップと
    を実行させることを特徴とする電源監視プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014115547A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 パナソニック株式会社 電子機器
WO2024049170A1 (ko) * 2022-09-01 2024-03-07 삼성전자 주식회사 전력 모드를 관리하는 전자 장치 및 방법

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