JP2004032378A - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末装置の特定の機能について非常の場合にその使用を確保することである。
【解決手段】本発明の端末装置を適用した携帯電話1は、ユーザにより指定された機能についての動作仕様に応じて算出されたバッテリ容量を設定し、電池15の残量が、当該設定されたバッテリ容量より低くなると自動的に電源を切断する。電池15の残量不足による電源切断後、特定の操作をすることでシステムが起動し、指定した機能が実行される。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源の状況に応じて複数の機能の動作を制御する端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の端末装置では、電源として電池を使用している。このような端末装置では、ユーザに電池残量を通知するため、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置に、棒グラフや%表示等で電池残量が表示できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の端末装置では、ユーザは、電池残量を棒グラフ等により大まかに知ることはできたが、残りの使用可能時間等を知ることができなかったため、使用中に電池切れ(電源切れ)が発生することが往々にしてあった。そして一旦電池切れとなると充電するまでは使用することができず、どうしても使用したい非常の場合に対応することができなかった。
【0004】
本発明の課題は、端末装置のユーザが非常の場合に使用を欲する特定の機能について、その使用を確保できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る端末装置は、
複数の異なる機能を有し、
前記複数の異なる機能の中から、電源電圧に関する特定の条件下での動作を確保する機能を指定するとともに、その指定された機能の動作時間を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された機能及びその動作時間に基づいて、前記特定の条件下での当該機能の動作に必要な電圧値を算出する算出手段と、
所定の時間間隔で、前記電源電圧の値を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された電源電圧値と、前記算出手段により算出された電圧値とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較により、前記検出手段により検出された電源電圧値が前記算出手段により算出された電圧値より小さい場合、前記電源を切断する切断手段と、を備えることを特徴としている。
【0006】
また、前記切断手段による電源切断後、特定の電源投入操作によって、前記電源を投入して起動する起動手段を備えてもよい。
【0007】
更に、前記複数の異なる機能のうちの一つは電話機能であり、
前記起動手段による起動後に、前記電話機能による発呼動作指示があると、前記指定手段により指定された機能に前記電話機能が含まれているか否かを判定する機能判定手段と、
前記機能判定手段により、前記指定手段により指定された機能に前記電話機能が含まれていないと判定されると、前記電話機能による発呼動作を停止する停止手段と、を備えてもよい。
【0008】
また、前記複数の異なる機能のうちの一つは電子メール機能であり、
前記停止手段により前記発呼動作が停止されると、前記電子メール機能を起動するメール起動手段を備えてもよい。
【0009】
更に、前記機能判定手段により、前記指定手段により指定された機能に前記電話機能が含まれていると判定されると、前記発呼動作で指定された発呼先との通信接続処理を行う通信接続手段と、
前記通信接続処理により、前記発呼先との通信接続の可否を判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記発呼先との通信接続が不可であると判定されると、前記通信接続を切断する通信接続切断手段と、を備えてもよい。
【0010】
また、前記複数の異なる機能のうちの一つは電子メール機能であり、
前記通信接続切断手段により前記通信接続が切断されると、前記電子メール機能を起動するメール起動手段を備えてもよい。
【0011】
この発明に係る端末装置によれば、電源電圧値が、指定手段により指定された機能の動作仕様に応じて算出された電圧値より低くなると、自動的に電源を切断することにより、ユーザが指定した機能を使用する分の電源を確保し、非常の場合においてユーザはその指定した機能を使用することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係る端末装置を携帯電話に適用した実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
【0013】
図1を参照して、本発明の端末装置を適用した携帯電話1の内部構成について説明する。携帯電話1は、図1に示すように、CPU11、表示装置12、入力装置13、電池残量検出部14、電池残量検出部14に接続された電池15、RAM16、記憶装置17、音声処理装置18、音声処理装置18に接続されたスピーカ18a及びマイク18bにより構成され、電池15、スピーカ18a及びマイク18bを除く各部は、バス20により接続されている。
【0014】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶装置17に格納されている各種アプリケーションプログラムを読み出してRAM16内の図示しないプログラム格納エリアに展開し、これら各プログラムに基づく各種処理を実行し、処理結果をRAM16内のワークエリア(図示略)に一時的に格納する。CPU11は、更に、入力装置13から入力された指示信号に基づいて、前記処理結果を記憶装置17内の指示された保存先に保存する。
【0015】
具体的には、CPU11は、電源電圧低下時であっても携帯電話1のユーザにより指定された機能を動作させるために最低限必要なバッテリ容量を設定する補助バッテリ設定処理を実行する(図4参照)。以下、携帯電話1が、この補助バッテリ設定処理で設定されたバッテリ容量以下で動作する場合を補助モードと称し、補助モード以外で動作する場合を通常モードと称す。
【0016】
また、CPU11は、電池15の残量を監視して、当該残量が、補助バッテリ容量の設定値より小さい場合には、携帯電話1の電源を切断する電池残量監視処理を実行する(図6参照)。
【0017】
更に、CPU11は、電源電圧低下(電池残量低下)による電源OFF状態において、電源キーが長押しされた場合に、補助モードで携帯電話1を動作させるパワーオン処理を実行する(図7参照)。また、CPU11は、補助モードで電話動作を行う場合の処理として電話モード処理を実行する(図8参照)。
【0018】
表示装置12は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU11から入力される表示信号に従って、所要の表示処理を行う。表示装置12での画面表示例を図5に示す。
【0019】
入力装置13は、テンキー、カーソルキー、電源キー、各種ファンクションキー等を有し、キーの押下信号による操作信号をCPU11に出力する。
【0020】
電池残量検出部14は、定期的に電池15の電池残量を検出する。具体的には、電池残量検出部14は、電池15の残量の検出時刻(サンプリング時刻)になると、電池15の残量を検出し、検出結果をCPU11に出力する(図6参照)。
【0021】
電池15は、リチウムイオン電池等の二次電池を備え、携帯電話1を構成する各部に電源を供給する。
【0022】
RAM(Random Access Memory)16は、CPU11により実行される各種処理プログラム等を、RAM16内の図示しないプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや、上記各処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を、図示しないワークエリアに一時的に格納する。
【0023】
記憶装置17は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは不揮発性の半導体メモリで構成され、CPU11によって実行される携帯電話1のシステムプログラム、各種処理プログラム、及び各プログラムの実行に必要な諸データを予め記憶するとともに、各処理によって処理されたデータ等を所定の領域に記憶する。
【0024】
この記憶装置17に記憶される各種処理プログラムとしては、図2に示すように、住所録等のアドレス帳管理を行うためのアドレス帳プログラム、スケジュール管理を行うためのスケジューラープログラム、音楽再生のための音楽再生プログラム、電子メールプログラム、電話プログラム、電圧低下時の電源を設定するための補助バッテリ設定プログラム等がある。
【0025】
また、記憶装置17は、後述の補助バッテリ設定処理(図4参照)において設定された情報として、補助バッテリ設定情報171を格納している。補助バッテリ設定情報171は、図3に示すように、携帯電話1が有する機能毎に、「モード」、「設定データ」、「フラグ」の各項目を対応付けて格納している。
【0026】
補助バッテリ設定情報171において、「モード」項目は、携帯電話1が有する機能の名前を記憶し、「設定データ」項目は、後述の補助バッテリ設定処理(図4参照)で設定されたデータを記憶し、「フラグ」項目は、対応するモード項目の機能を、電源電圧低下時でも確保するか否かを示すフラグとして、1又は0の値を記憶している。例えば、対応するモード項目の機能を電圧低下時でも確保する場合は、フラグ1であり、確保しない場合は、フラグ0となる。
【0027】
ここで、「モード」項目に記憶される機能には、図3に示すように、電話機能、音楽再生機能、PIM機能等がある。PIM(Personal Information Manager)機能とは、住所録やスケジュール等の個人レベルの情報を管理するための機能である。
【0028】
また、補助バッテリ設定情報171は、後述の補助バッテリ設定処理においてCPU11により算出された補助バッテリ容量(電圧レベル)の設定値を格納している。この補助バッテリ容量(電圧レベル)の設定値は、携帯電話1の電源電圧が低下したか否かの基準となるものであり、本実施の形態では、電池15の残量が、この補助バッテリ容量(電圧レベル)の設定値より小さくなったときを、携帯電話1の電源電圧低下時とみなすことにする。
【0029】
音声処理装置18は、CPU11から入力される音声デジタル信号をD/Aコンバータにより音声アナログ信号に変換し、スピーカ18aに出力する。また、音声処理装置18は、通話時にマイク18bから入力される音声アナログ信号を検知すると、当該アナログ信号をA/Dコンバータによりデジタル信号に変換する。
【0030】
スピーカ18aは、音声処理装置18より入力された音声信号を図示しない増幅器で増幅し、外部に出力する。マイク18bは、外部から入力された音声を音声信号に変換し、音声処理装置18に出力する。
【0031】
無線通信装置19は、音声信号を変調、復調する変調/復調回路、及び無線基地局と無線通信を行うアンテナ等により構成され、無線基地局との間で携帯電話用の通信プロトコルを実行し、設定された通信チャネルによりデータ通信や通話等の通信制御を行う。
【0032】
具体的には、無線通信装置19は、音声処理装置18から入力されるデジタル信号を、上記無線基地局が接続された通信ネットワークの周波数帯域に適合するアナログ信号に変調し、アンテナを介して無線基地局へ無線送信する。また、無線通信装置19は、無線基地局から無線送信されたアナログ信号をアンテナで受信すると、CPU11に着信検出信号を出力するとともに、当該アナログ信号を復調して音声処理装置18に出力する。
【0033】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、図4のフローチャートを参照して、携帯電話1において実行される補助バッテリ設定処理について説明する。
【0034】
入力装置13におけるキー操作により、補助バッテリ容量の設定が指定されると、CPU11は、記憶装置17に格納された補助バッテリ設定プログラムを読み出し、表示装置12に、補助バッテリの設定画面を表示させる(ステップS101)。
【0035】
表示装置12に表示された補助バッテリ設定画面では、電源電圧低下時に携帯電話1のユーザが確保しておきたい機能及びその機能の使用時間等の設定データが入力(指定)可能になっている。
【0036】
補助バッテリ設定画面において、入力装置13におけるキー操作により、電源電圧低下時に確保しておきたい機能(アプリケーション)が指定されるとともに、その指定された機能の使用時間等の設定データが入力(指定)されると(ステップS102)、CPU11は、記憶装置17内の補助バッテリ設定情報171において、ステップS102で指定された機能のフラグを立て、当該機能に対応する設定データを格納する。
【0037】
そして、CPU11は、ステップS102で指定された機能及びその設定データに基づいて、補助バッテリ容量を計算し(ステップS103)、その計算された補助バッテリ容量を、設定値として補助バッテリ設定情報171に格納し、本補助バッテリ設定処理を終了する。ステップS103の計算では、例えば、ステップS102で指定された機能の消費電力で、指定された使用時間分の動作に場合に最低限必要なバッテリ容量が補助バッテリ容量となる。
【0038】
なお、ステップS102において、電源電圧低下時に確保しておきたい機能として、複数の機能が指定された場合は、指定された各機能の使用時間を合計した時間分の動作に最低限必要なバッテリ容量が、補助バッテリ容量として設定される。
【0039】
図5に、表示装置12に表示される補助バッテリ設定画面の一例を示す。図5(a)では、携帯電話1が有する機能(モード)毎に使用時間が指定可能になっている。携帯電話1のユーザは、この補助バッテリ設定画面上に提示されたこれらの機能の中から、電源電圧低下時に絶対確保しておきたい機能を選択し、その選択した機能の使用時間を入力することになる。
【0040】
特に、図5(a)に示した補助バッテリ設定画面において、電話機能が選択され、「詳細」ボタンが選択された場合、表示装置12には、図5(b)に示すような電話モード詳細設定画面が表示され、携帯電話1のユーザには、待ち受け時間、通話時間、発信回数及び受信回数の入力が促される。
【0041】
次に、図6のフローチャートを参照して、携帯電話1において実行される電池残量監視処理について説明する。
【0042】
電池残量検出部14は、電池15の残量の検出時刻(サンプリング時刻)を待機しており(ステップS201)、指定された時刻になると(ステップS201;YES)、電池15の残量を検出し(ステップS202)、検出結果をCPU11に出力する。
【0043】
CPU11は、ステップS202で検出された電池15の残量が、補助バッテリ設定情報171に格納された補助バッテリ容量の設定値より大きいか否かを判定する(ステップS203)。
【0044】
ステップS203において、電池15の容量が、補助バッテリ容量の設定値より大きければ(ステップS203;NO)、CPU11は、通常の携帯電話1の動作を続行させ、次のサンプリング時刻に、再度、電池残量検出部14に電池残量のサンプリングを行わせる。
【0045】
ステップS203において、電池15の容量が、補助バッテリ容量の設定値より小さければ(ステップS203;YES)、CPU11は、電源情報として、電源が補助バッテリ容量の設定値より低下したこと、即ち、電池15の残量が不十分であることを記憶装置17に記憶させる(ステップS204)。
【0046】
そして、CPU11は、現在使用中のアプリケーションで未保存のデータを記憶装置17に保存して当該アプリケーションを終了し(ステップS205)、携帯電話1の電源を切断し(ステップS206)、本電池残量監視処理を終了する。
【0047】
次に、図7のフローチャートを参照して、携帯電話1において実行されるパワーオン処理について説明する。
【0048】
電源OFFの状態において入力装置13の電源キーが押下されると(ステップS301;YES)、CPU11は、記憶装置17に記憶された電源情報から、電池15の残量が不十分であるか否かを判定する(ステップS302)。
【0049】
ステップS302において、電池15の残量が不十分であると判定した場合(ステップS302;YES)、CPU11は、ステップS301における電源キーの押下が、所定時間以上の押下を示す長押しであるか否かを判定する(ステップS303)。
【0050】
ステップS303において、電源キーの押下操作が長押しであると判定した場合(ステップS303;YES)、CPU11は、携帯電話1の電源を補助モードで投入し(ステップS304)、本パワーオン処理を終了する。ステップS303において、電源キーの押下操作が長押しでないと判定した場合(ステップS303;NO)、CPU11は、本パワーオン処理を終了する。
【0051】
ステップS302において、電池15の残量が十分であると判定した場合(ステップS302;NO)、CPU11は、携帯電話1の電源を通常モードで投入し(ステップS305)、本パワーオン処理を終了する。
【0052】
次に、図8のフローチャートを参照して、発呼動作の際に携帯電話1において実行される電話モード処理について説明する。
【0053】
入力装置13のキー操作により、電話番号が押下されると、CPU11は、携帯電話1が補助モードで動作しているか否かを判定する(ステップS401)。
【0054】
ステップS401において、携帯電話1が補助モードで動作していると判定した場合(ステップS401;YES)、CPU11は、補助バッテリ設定情報171から、補助モードが電話機能で設定されているか否かを判定する(ステップS402)。
【0055】
ステップS402において、補助バッテリ設定情報171の電話機能のフラグが0に設定されていて、補助モードが電話機能で設定されていないと判定した場合(ステップS402;NO)、CPU11は、表示装置12に、電源不足を通知する「電源不足につき通話は不可。メールにして下さい。」というメッセージを表示させる(ステップS403)。
【0056】
ステップS403において、表示装置12に電源不足メッセージを表示させると、CPU11は、記憶装置17から電子メールプログラムを読み出して、表示装置12にメール作成画面を表示させ、電話の替わりに電子メールの送信を促し、電子メール送信の操作が行われるとそれを実行して(ステップS404)、本電話モード処理を終了する。
【0057】
ステップS402において、補助モードが、電話機能以外のモードで設定されていると判定した場合(ステップS402;YES)、CPU11は、詳細を後述するステップS405以降の処理に移行する。
【0058】
一方、ステップS401において、携帯電話1が補助モードではなく通常モードで動作していると判定した場合(ステップS401;NO)、CPU11は、入力装置13から入力された上記電話番号のダイヤル処理及び呼出処理を実行し(ステップS405)、無線基地局を介して、発呼先の電話の状態に関する情報を取得する(ステップS406)。次いで、CPU11は、ステップS406で取得した発呼先情報から、発呼先との通信が可能であるか否かを判定する(ステップS407)。
【0059】
ステップS406で取得した発呼先の情報から、発呼先が携帯電話で圏外にある場合や、回線が混雑している場合等、発呼先との通信接続が困難であると判定した場合(ステップS407;YES)、CPU11は、表示装置12に、通信接続が困難であることを通知する「相手との接続が困難です。メールにして下さい。」というメッセージを表示させる(ステップS408)。
【0060】
そして、CPU11は、記憶装置17から電子メールプログラムを読み出して、表示装置12にメール作成画面を表示させ、ユーザに電子メールの送信を促し、ユーザが電子メール送信操作を行うとこれを実行し(ステップS409)、本電話モード処理を終了する。
【0061】
ステップS407において、発呼先との通信接続が可能であると判定した場合(ステップS407;NO)、CPU11は、無線通信装置19に、発呼先との通信接続を確立させる。通信接続が確立されると、携帯電話1のユーザと発呼先相手の間で通話が開始され(ステップS410)、本電話モード処理が終了する。
【0062】
以上のように、本実施の形態の携帯電話1によれば、電池15の残量が、補助バッテリ設定情報171に格納された補助バッテリ容量の設定値より小さくなった場合、自動的に、使用中のアプリケーションで未保存のデータを保存して、携帯電話1の電源を切断することにより、電池残量が足りなくなった場合でもユーザが指定した機能を使用することを確保できるようになる。
【0063】
また、電池15の残量不足により携帯電話1の電源が切断された場合、電源キーの長押し操作によって補助モードでシステムを起動させて、ユーザにより指定された機能が使用可能になることで、どうしても使用したい非常の場合に、ユーザにとって必要な機能を動作させることができる。
【0064】
また、補助モード時に使用可能なモードが電話機能に設定されていない場合に、発呼動作を行うと、自動的にメール作成モードに切り換えることで、電源電圧低下時であっても、電子メールにより発呼先相手と連絡をとることが可能になる。
【0065】
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0066】
例えば、本実施の形態では、電池15の残量が、補助バッテリ容量の設定値より小さい場合、自動的に携帯電話1の電源を切断するようにしたが(図6参照)、スピーカ18aから、電池容量が少ないことを報知する報知音を出力させて、携帯電話1のユーザに、注意を促すようにしてもよい。この場合、電源を切断するか否かは、携帯電話1のユーザの判断による。
【0067】
【発明の効果】
この発明に係る端末装置によれば、電源電圧値が、指定手段により指定された機能の動作仕様に応じて算出された電圧値より低くなると、自動的に電源を切断することにより、ユーザが指定した機能を使用する分の電源を確保し、非常の場合においてユーザはその指定した機能を使用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置を適用した携帯電話1の内部構成を示すブロック図。
【図2】記憶装置17に格納されるプログラム内容を示す図。
【図3】記憶装置17に格納される補助バッテリ設定情報171のデータ構成を示す図。
【図4】携帯電話1により実行される補助バッテリ設定処理を示すフローチャート。
【図5】図4の補助バッテリ設定処理における設定画面を示す図。
【図6】携帯電話1により実行される電池残量監視処理を示すフローチャート。
【図7】携帯電話1により実行されるパワーオン処理を示すフローチャート。
【図8】携帯電話1により実行される電話モード処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1  携帯電話
11 CPU
12 表示装置
13 入力装置
14 電池残量検出部
15 電池
16 RAM
17 記憶装置
171 補助バッテリ設定情報
18 音声処理装置
18a スピーカ
18b マイク
19 無線通信装置
20 バス

Claims (6)

  1. 複数の異なる機能を有し、
    前記複数の異なる機能の中から、電源電圧に関する特定の条件下での動作を確保する機能を指定するとともに、その指定された機能の動作時間を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された機能及びその動作時間に基づいて、前記特定の条件下での当該機能の動作に必要な電圧値を算出する算出手段と、
    所定の時間間隔で、前記電源電圧の値を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された電源電圧値と、前記算出手段により算出された電圧値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較により、前記検出手段により検出された電源電圧値が前記算出手段により算出された電圧値より小さい場合、前記電源を切断する切断手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記切断手段による電源切断後、特定の電源投入操作によって、前記電源を投入して起動する起動手段を備えることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記複数の異なる機能のうちの一つは電話機能であり、
    前記起動手段による起動後に、前記電話機能による発呼動作指示があると、前記指定手段により指定された機能に前記電話機能が含まれているか否かを判定する機能判定手段と、
    前記機能判定手段により、前記指定手段により指定された機能に前記電話機能が含まれていないと判定されると、前記電話機能による発呼動作を停止する停止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  4. 前記複数の異なる機能のうちの一つは電子メール機能であり、
    前記停止手段により前記発呼動作が停止されると、前記電子メール機能を起動するメール起動手段を備えることを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. 前記機能判定手段により、前記指定手段により指定された機能に前記電話機能が含まれていると判定されると、前記発呼動作で指定された発呼先との通信接続処理を行う通信接続手段と、
    前記通信接続処理により、前記発呼先との通信接続の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記発呼先との通信接続が不可であると判定されると、前記通信接続を切断する通信接続切断手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  6. 前記複数の異なる機能のうちの一つは電子メール機能であり、
    前記通信接続切断手段により前記通信接続が切断されると、前記電子メール機能を起動するメール起動手段を備えることを特徴とする請求項5記載の端末装置。
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