JP2004364224A - 携帯電話端末、通信切断通知方法、および通信切断通知制御プログラム - Google Patents

携帯電話端末、通信切断通知方法、および通信切断通知制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プリペイド方式の携帯電話端末のプリペイド残高が無くなって通信切断されるときに、通信切断による相手側に不安感が生じるのを防止する。
【解決手段】通信切断アラーム送信処理において、プリペイド方式の携帯電話端末は、発信通話を開始すると、通知時期情報(閾値)とプリペイド残高とを比較し、プリペイド残高が通知時期情報が示す閾値以下となったときに、通信切断アラーム送信の有無の設定内容が「ON」であれば、設定されている通知方法によって、通話相手の電話機に対して通信切断アラームを送信する。相手側の電話機では、通信切断アラームを受信すると、通信切断アラームを示す音声アナウンスが音声出力される。よって、プリペイド残高が無くなることによって通信が切断される場合に、その通信切断の原因を通話相手に通知することができ、通信切断によって相手側に不安感を生じさせてしまうことを防止することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリペイド方式の携帯電話端末、その通信切断通知方法、および通信切断通知制御プログラムに関し、特にプリペイド残高が無くなることによって通信回線が切断されることを示すアラームを通話相手の電話機に通知することができる携帯電話端末、通信切断通知方法、および通信切断通知制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線通信によって通話を行う携帯電話端末が広く一般に利用されている。携帯電話端末の利用者を通話相手として通話しているときに、突然通信回線が切断され、その後は回線接続が不能な状態となることがある。この場合、携帯電話端末を通話相手として通話していた者にとっては、その通話相手が使用している携帯電話端末の状況を知ることができないため、対応に困り不安感が増大することとなる。
【0003】
通信回線が突然切断されて通話不能状態となる原因には、例えば、携帯電話端末の電池切れがある。携帯電話端末は、携帯性を備える必要があるため、バッテリパックとして装着される電池によって電源を確保している。携帯電話端末を用いて通話しているときに電池容量が一定レベル以下に低下すると、電力供給が停止され、通話途中に突然通信が切断されることになる。
【0004】
上記のような不安感を解消するために、例えば特許文献1や特許文献2に開示されているように、電池容量が低下して通信が切断されるおそれがあるときに、通話相手が使用している電話機に対して、電池容量の低下によって通信断が発生するおそれがある旨を通知するためのアラームを送信するものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−281128号公報
【特許文献2】
特開平5−145465号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プリペイド方式の携帯電話端末も広く一般に利用されているが、このような携帯電話端末においては、通信回線が通話中に突然切断され、その後の回線接続が不能な状態となる原因として、プリペイド残高が無くなったことが挙げられる。プリペイド方式の携帯電話端末は、事前に支払った通話料に応じてプリペイド度数が付与され、通話時間が経過する毎にプリペイド度数の残高(プリペイド残高)が減少し、通話中にプリペイド残高が無くなると、通信回線が切断されて通話途中に突然通信が切断されることになる。
【0007】
しかし、上述した特許文献1および特許文献2に記載された携帯電話端末では、プリペイド残高がなくなったときには対応することができない。このため、プリペイド方式の携帯電話端末と回線接続して通話している通話相手は、通信切断の原因となったプリペイド方式の携帯電話端末の使用者の状況を把握することができず、突然の通信断による不安感を生じさせることは依然として解消されていないという問題がある。
【0008】
本発明は、上述した問題を解消し、プリペイド方式の携帯電話端末において、プリペイド残高が無くなることによって通信が切断される場合に、その通信切断の原因を通話相手に通知することができ、通信切断によって不安感を生じさせてしまうことを防止することができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本発明の携帯電話端末は、事前に支払った金額に応じて付与されるプリペイド度数の残高を示すプリペイド残高が無くなるまで発信通話(例えば携帯電話端末10から電話をかけて通話することを意味する)を行うことができる携帯電話端末(例えば携帯電話端末10)であって、所定の閾値(例えば、1分前、60ポイントなど)を含む通信切断アラーム設定情報(例えば図2に示す通信切断アラーム設定された情報)を記憶する設定情報記憶手段(例えば通信切断アラーム設定部14)と、発信通話による通信時間の経過に応じて減少していくプリペイド残高を監視するプリペイド残高監視手段(例えばプリペイド残高モニタ部19)と、発信通話が行われているときに、プリペイド残高監視手段によって監視されているプリペイド残高が、所定の閾値以下であるか否かを監視する閾値監視手段(例えばプリペイド残高モニタ部19)と、通信が切断される可能性があることを警告するための通信切断アラームを、通話相手の電話端末に対して送信するアラーム送信手段(例えば、制御部15、無線部12)を備え、通信切断アラーム送信手段は、閾値監視手段によってプリペイド残高が所定の閾値以下であると判定されたとき(例えばステップS301のY)に、通信切断アラームを送信する(ステップS303)ことを特徴とする。
【0010】
上記のように、プリペイド残高が所定の閾値以下にまで低下したときに、通信切断アラームを送信する構成としたので、プリペイド方式の携帯電話端末において、プリペイド残高が無くなることによって通信が切断されるときに、その通信切断の原因を通話相手に通知することができ、通信切断によって不安感を生じさせてしまうことを防止することができる。
【0011】
通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信可否の何れかを示すアラーム送信可否情報(例えば図2の「通信切断アラーム送信の有無」を示す情報)を含み、通信切断アラーム送信手段は、アラーム送信可否情報が通信切断アラームの送信可であったとき(例えばステップS302のY)に限り、通信切断アラームを送信する構成とされることが望ましい。
【0012】
通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信方法を示す送信方法情報(例えば図2の「通知方法」を示す情報)を含み、通信切断アラーム送信手段は、送信方法情報が示す送信方法によって通信切断アラームを送信するように構成されていてもよい。
【0013】
ユーザの操作に応じて情報入力を行う操作手段(例えば表示・操作部18、特に操作部)を備え、設定情報記憶手段は、ユーザによる操作手段の操作によって設定された所定の閾値を、通信切断アラーム設定情報として記憶する構成とされていてもよい。
【0014】
設定情報記憶手段は、ユーザによる操作手段の操作によって送信の可否が特定されたアラーム送信可否情報を、通信切断アラーム設定情報として記憶する構成とされていてもよい。
【0015】
設定情報記憶手段は、複数種類の送信方法情報の中からユーザによる操作手段の操作によって選択された一の送信方法情報を、通信切断アラーム設定情報として記憶する構成とされていてもよい。
【0016】
送信方法情報は、音声アナウンスによって通信切断アラームを送信することを示す情報を含む構成とされていてもよい。
【0017】
送信方法情報は、電子メールによって通信切断アラームを送信することを示す情報を含む構成とされていてもよい。
【0018】
また、本発明の通信切断通知情報によれば、事前に支払った金額に応じて付与されるプリペイド度数の残高を示すプリペイド残高が無くなるまで発信通話を行うことができる携帯電話端末との間の通信切断の発生原因を通知するための通信切断通知方法であって、携帯電話端末の発信通話による通信時間の経過に応じて減少していくプリペイド残高を監視し(例えばステップS301)、発信通話が行われているときに監視されているプリペイド残高が、所定の閾値を含む通信切断アラーム設定情報を記憶する設定情報記憶手段に記憶されている当該所定の閾値以下であるか否かを監視し(例えばステップS301)、プリペイド残高が所定の閾値以下であると判定されたとき(例えばステップS301のY)に、通信が切断される可能性があることを警告するための通信切断アラームを、携帯電話端末の通話相手である電話端末に対して送信する(例えばステップS303)ことを特徴とする。
【0019】
上記のように、プリペイド残高が所定の閾値以下にまで低下したときに、通信切断アラームを送信する構成としたので、プリペイド残高が無くなることによって通信が切断されるときに、その通信切断の原因を、通話相手に通知することができ、通信切断によって不安感を生じさせてしまうことを防止することができる。
【0020】
通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信可否の何れかを示すアラーム送信可否情報を含み、アラーム送信可否情報が通信切断アラームの送信可であったときに限り、通信切断アラームを送信する構成とされていてもよい。
【0021】
通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信方法を示す送信方法情報を含み、送信方法情報が示す送信方法によって通信切断アラームを送信する構成とされていてもよい。
【0022】
さらに、本発明の通信切断通知制御プログラムによれば、事前に支払った金額に応じて付与されるプリペイド度数の残高を示すプリペイド残高が無くなるまで発信通話を行うことができる携帯電話端末(例えば携帯電話端末10)との間の通信切断の発生原因を通知させるための通信切断通知制御プログラムであって、携帯電話端末に、携帯電話端末の発信通話による通信時間の経過に応じて減少していくプリペイド残高を監視する処理と、発信通話が行われているときに監視されているプリペイド残高が、所定の閾値を含む通信切断アラーム設定情報を記憶する設定情報記憶手段に記憶されている当該所定の閾値以下であるか否かを監視する処理と、プリペイド残高が所定の閾値以下であると判定されたときに、通信が切断される可能性があることを警告するための通信切断アラームを、携帯電話端末の通話相手である電話端末(例えば携帯電話端末50)に対して送信する処理とを実行させること特徴とする。
【0023】
上記のように、プリペイド残高が所定の閾値以下にまで低下したときに、携帯電話端末に通信切断アラームを送信させる構成としたので、プリペイド残高が無くなることによって通信が切断されるときに、その通信切断の原因を、通話相手に通知させることができ、通信切断によって不安感を生じさせてしまうことを防止することができる。
【0024】
通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信可否の何れかを示すアラーム送信可否情報を含み、携帯電話端末に、アラーム送信可否情報が通信切断アラームの送信可であったときに限り、通信切断アラームを送信する処理を実行させる構成とされていてもよい。
【0025】
通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信方法を示す送信方法情報を含み、携帯電話端末に、送信方法情報が示す送信方法によって通信切断アラームを送信する処理を実行させる構成とされていてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態における携帯電話端末10を含む携帯電話システム100の構成の例を示すブロック図である。携帯電話システム100は、携帯電話端末10,50と、無線基地局30,31と、プリペイド方式通信管理サーバ40とを含む。なお、携帯電話端末10,50は、無線基地局30,31を介して一般公衆回線網やインターネットによる通信ネットワーク60に接続される。また、プリペイド方式通信管理サーバ40は、通信ネットワーク60に接続されている。
【0027】
携帯電話システム100は、本例では、携帯電話端末10を用いたプリペイド方式の通話を実現させるためのシステムである。プリペイド方式とは、本例では、事前に支払った料金に応じたプリペイド度数(例えば、「300ポイント(例えば1ポイントあたり約1秒で、通話相手までの距離などによって1ポイントあたりの時間が特定される)」、「5分」などのように表現される)を付与し、プリペイド度数の残高(プリペイド残高)が無くなるまで発信通話を行うことを許容する電話サービスの提供方式を意味する。なお、プリペイド残高は、発信通話を行っている時間の経過に応じて減算される。この減算方法は、様々な方法が考えられるが、具体的には、例えば毎秒1ポイントずつ減算するようにしたり、2分経過毎に120ポイント減算するようにすることなどが考えられる。
【0028】
携帯電話端末10は、プリペイド方式(通話料金前払い方式)で発信通話を行う携帯電話端末であるものとする。すなわち、携帯電話端末10のユーザは、プリペイド方式通信管理サーバ40の管理者に対して通話料金を前もって支払い、支払った金額に応じたプリペイド度数分だけ携帯電話端末10を用いた発信通話を行うことができる。なお、「発信通話」とは、携帯電話端末10から他の電話機に電話をかけて通話を行うことをいう。
【0029】
携帯電話端末10は、アンテナ部11と、無線部12と、ベースバンド部13と、通信切断アラーム設定部14と、制御部15と、音声入力部16と、音声出力部17と、表示・操作部18と、プリペイド残高モニタ部19と、バッテリ20とを含む。携帯電話端末10は、バッテリ20から電力供給を受けて各種の動作を行う。
【0030】
携帯電話端末10は、この例では、無線基地局30および通信ネットワーク60を介して、他の電話機(携帯電話端末、固定電話端末を含む概念である。この例では携帯電話端末50)との間で通信回線の接続を確立し、端末10の使用者と他の電話機の使用者との間で通話を行うことができるようにするための通話機能を有している。
【0031】
無線部12は、制御部15の制御に従って、無線信号の送受信を行う機能を有する。すなわち、無線部12は、ベースバンド部13からの出力信号をアンテナ11を介して無線送信し、アンテナ11を介して無線信号を受信してベースバンド部13に送信する機能を有する。
【0032】
ベースバンド部13は、制御部15の制御に従って、無線送信する信号や受信信号のベースバンド処理を実行する機能を有する。
【0033】
通信切断アラーム設定部14は、例えばRAMなどの記憶媒体を含む構成とされ、ユーザによって設定された通信切断アラーム設定(図2参照)を保存する機能を有する。なお、通信切断アラーム設定については、あとで詳しく説明する。
【0034】
制御部15は、端末10が備える図示じない記憶媒体に記憶されている制御プログラムにもとづいて、端末10の各部の動作を制御する機能を有する。また、本例では、プリペイド残高モニタ部19からプリペイド残高が少ない旨の通知を受けたときに、通信切断アラーム設定部14の設定状態に応じて、通信切断アラームを送信するための機能を有する。
【0035】
音声入力部16は、例えばマイクロフォン(以下「マイク」という)によって構成され、音声を音声信号に変換して制御部15に送信する機能を有する。なお、マイクには、集音マイクなどが用いられる。
【0036】
音声出力部17は、例えばスピーカによって構成され、制御部15から入力した音声信号にもとづいて音声出力を行う機能を有する。
【0037】
表示・操作部18は、例えば液晶表示装置などによって構成される表示部と、例えばボタンなどによって構成される操作部とを含む。表示部は、制御部15の制御に従って、表示画面に各種の情報を表示する。操作部は、ボタン操作などのユーザによる操作内容を制御部15に通知する。
【0038】
プリペイド残高モニタ部19は、プリペイド残高を監視し、プリペイド残高があらかじめ定められた閾値まで低下したときに、制御部15に残高が低下した旨の通知を行う機能を有する。なお、監視対象となるプリペイド残高は、プリペイド残高モニタ部19が管理(例えば、初期値だけプリペイド方式通信管理サーバ40から取得しておき、発信通話中は、通話相手との距離などを考慮してあらかじめ定められたタイミングでプリペイド残高の減算処理を行うようにすればよい)していてもよく、プリペイド方式通信管理サーバ40から発信通話中に送信されてくるようにしてもよい。
【0039】
プリペイド方式通信管理サーバ40は、例えばWWW(World Wide Web)サーバなどの情報処理装置によって構成され、携帯電話端末10のユーザに対してプリペイド方式の電話サービスを提供している者によって管理される。プリペイド方式通信管理サーバ40は、例えば、プリペイド度数の付与、プリペイド残高の監視、プリペイド残高の有無に応じた通話の許可/不許可などの、プリペイド方式の電話サービスを提供するための各種の処理を実行するサーバ装置である。
【0040】
図2は、通信切断アラーム設定部14における通信切断アラーム設定の設定状態の例を示す説明図である。通信切断アラーム設定は、図2に示すように、通信切断アラームの送信の有無、通知時期、および通知方法の設定によってなされる。この通信切断アラーム設定やその設定内容の変更は、例えばユーザによる表示・操作部18の操作によって行われ、通信切断アラーム設定部14に保存される。なお、一部または全部の設定が、端末10によって自動的に行われるようにしてもよい。
【0041】
「通信切断アラームの送信の有無」は、通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」、または通信切断アラームを通話相手に通知しないことを示す「OFF」のいずれかを設定することで特定される。すなわち、通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」が設定されていれば、通知時期が到来したときに、通信切断アラームが送信されることになる。
【0042】
「通知時期」は、通信切断アラームを送信するタイミングを示すものであり、本例ではプリペイド残高の閾値を設定することによって特定される。すなわち、プリペイド残高が設定された閾値となったときに、上述した「通信切断アラームの送信の有無」にて通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」が設定されていれば、通信切断アラームが送信されることになる。
【0043】
「通知時期」は、例えば、切断1分前、切断30秒前、50ポイントなどのように設定されることで特定される。
【0044】
「通知方法」は、例えば、通信切断アラームを通知するための方法を示し、例えば音声アナウンスによる通知を示す「音声アナウンス」(図2参照)や、電子メールによる通知を示す「メール」、テレビ電話方式での通話がなされている場合に可能となる画像に組み込む(相手側に送信される例えば携帯電話端末10側のユーザの顔画像に通信切断アラームの内容を組み込むを意味する)ことによる通知を示す「画面表示」など、複数種類あらかじめ用意されている複数の通知方法の中から1つを選択して設定することで特定される。すなわち、上述した「通信切断アラームの送信の有無」にて通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」が設定されいるときに、通知時期が到来すると、設定されている通知方法によって通信切断アラームが通知されることになる。
【0045】
なお、「音声アナウンス」には、「現在、お話し中の相手のプリペイド残高が少なくなっています」、「通話相手のプリペイド残高が無くなるため間もなく通話ができなくなります」、「通話相手のプリペイド残高が無くなるため約1分で通話ができなくなります」などの内容が考えられる。
【0046】
また、電子メールで通知する場合には、その内容を確認できるのが通信切断後であることから、「通話相手のプリペイド残高が無くなったため、通信回線が切断されました」などの内容が考えられる。よって、電子メールで通知する場合には、プリペイド残高が無くなったことによって通信回線が切断されたあとに、プリペイド方式通信管理サーバ40により、相手側の携帯電話端末50に送信するようにしてもよい。この場合、プリペイド方式通信管理サーバ40は、例えばSMS(System Management Server)などのシステム管理用サーバ・アプリケーションを利用した電子メールサービス機能などの、電子メールの送受信を管理するための機能を備える必要がある。
【0047】
次に、本発明の第1の実施の形態における携帯電話端末10の動作について図面を参照して説明する。ここでは、プリペイド方式の携帯電話端末10を用いて、他の携帯電話端末50に電話をかけた場合を例に説明する。
【0048】
図3は、携帯電話端末10における通信切断アラーム送信処理の例を示すフローチャートである。通信切断アラーム送信処理において、制御部15は、発信通話が開始されると、通信切断アラーム設定部14に「通知時期」として設定されている閾値(例えば「1分」)を読み出して、プリペイド残高モニタ部19に送信する。プリペイド残高モニタ部19は、制御部から受信した通知時期情報と、例えば自己が更新処理などを行って管理しているプリペイド残高とを比較(例えばプリペイド残高が更新される毎に比較する)して、プリペイド残高が、通知時期情報が示す閾値以下となったか否か監視する処理を実行する(ステップS301)。
【0049】
プリペイド残高が閾値以下になったことを検出すると、プリペイド残高モニタ部19は、その旨を示す検出信号を制御部15に送信する。制御部15は、プリペイド残高モニタ部19からの検出信号を受信すると、通信切断アラーム設定部14における通信切断アラーム送信の有無の設定内容が「ON」であるか否か確認し(ステップS302)、「ON」でなければ通信切断アラームを送信することなく処理を終了する。
【0050】
一方、通信切断アラーム設定部14における通信切断アラーム送信の有無の設定内容が「ON」であれば(ステップS302のY)、制御部15は、通信切断アラーム設定部14に設定されている通知方法によって通信切断アラームを送信する(ステップS303)。例えば、音声アナウンスによる通知方法を用いる場合には、制御部15は、携帯電話端末50のスピーカから音声アナウンスを発声させるための音声信号を、無線部12およびアンテナ部11を介して無線出力する。
【0051】
なお、ステップS303にて電子メールによる通信切断アラームを送信する場合には、制御部15は、電子メールによる通信切断アラームを携帯電話端末50に送信する旨の依頼と、携帯電話端末50の電子メールアドレスとを、プリペイド方式通信管理サーバ40に送信するようにすればよい。そして、プリペイド方式通信管理サーバ40は、例えばプリペイド残高が無くなったことにより通信回線を切断したあと、携帯電話端末50に対して通信切断アラームを示す電子メールを送信するようにすればよい。なお、プリペイド方式通信管理サーバ40は、例えばプリペイド残高が無くなる前に通話が終了したときには、通信切断アラームを示す電子メールを送信しないようにすることが好ましい。
【0052】
音声アナウンスによる通信切断アラームを受信すると、例えば、携帯電話端末50が備えるスピーカから通信切断アラームを示す音声アナウンス(例えば、「通話相手側のプリペイド残高が無くなるため、約1分後に通話ができなくなります」)が音声出力される。
【0053】
また、電子メールの場合、通信回線が切断されたあと通信切断アラームが受信され、例えば、携帯電話端末50が備える表示装置に通信切断アラームを示す表示(例えば、「通話相手側のプリペイド残高が無くなったため、通話ができなくなりました」)がなされる。
【0054】
以上説明したように、第1の実施の形態では、通信切断アラームを送信し、通話相手の携帯電話端末50の使用者に対して、プリペイド残高が無くなることによって通信が切断されるおそれがあることを、事前に通知する構成としたので、その後の通信断によって不安感を生じさせてしまうことを回避することができる。
【0055】
また、上述したように、第1の実施の形態では、電子メールによる通信切断アラームを送信し、通話相手の携帯電話端末50の使用者に対して、プリペイド残高が無くなって通信が切断されたことを、事後的に通知する構成としたので、突然の通信断の発生原因を通知することができ、通信断やその後の通信不能状態によって不安感を生じさせてしまうことを回避することができる。
【0056】
また、上述したように、第1の実施の形態では、通信切断アラームを送信することにするか否かをユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望によって通信切断アラームを送信するか否かを選択することができる。
【0057】
また、上述したように、第1の実施の形態では、通信切断アラームの送信時期をユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望する時期に通信切断アラームを送信することができるようになる。
【0058】
また、上述したように、第1の実施の形態では、通信切断アラームの送信方法をユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望によって通信切断アラームの送信方法を選択することができる。なお、送信方法として、音声アナウンスと、電子メールとのいずれかを選択する構成としていたが、音声アナウンスの内容や、電子メールで送信する文章の内容などをも含めた送信方法をユーザが複数種類の中から選択する構成としてもよい。
【0059】
なお、上述した第1の実施の形態では、プリペイド残高が閾値以下となったか否かを監視し(ステップS301)、閾値以下となったことを確認したあと、アラーム送信設定がONであるか否か判定する(ステップS302)構成としていたが、先にステップS302を実行し、アラーム送信設定がONであったときに、ステップS301の監視(あるいは判定)を行うようにしてもよい。この場合、アラーム送信設定がOFFであった場合には、ステップS301の監視を行うことなく処理を終了するようにすればよい。
【0060】
実施の形態2.
図4は、本発明の第2の実施の形態における携帯電話端末10aの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した第1の実施の形態における携帯電話端末10と同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0061】
図4に示すように、携帯電話端末10aは、アンテナ部11と、無線部12と、ベースバンド部13と、通信切断アラーム設定部14と、制御部15と、音声入力部16と、音声出力部17と、表示・操作部18と、プリペイド残高モニタ部19と、バッテリ20と、電圧モニタ部21とを含む。携帯電話端末10aは、バッテリ20から電力供給を受けて各種の動作を行う。
【0062】
電圧モニタ部21は、バッテリ20の電圧を監視し、電池容量レベル(電池残量)を検出する機能を有する。また、電圧モニタ部21は、検出した電池容量レベルが所定の閾値レベル以下となったときに、制御部15に対して、電池残量の低下を示す電池残量低下信号を出力する機能を有する。
【0063】
図5は、通信切断アラーム設定部14における通信切断アラーム設定の設定状態の例を示す説明図である。通信切断アラーム設定は、図5に示すように、通信切断アラームの送信の有無、通知時期、および通知方法の設定によってなされる。この通信切断アラーム設定やその設定内容の変更は、例えばユーザによる表示・操作部18の操作によって行われ、通信切断アラーム設定部14に保存される。なお、一部または全部の設定が、端末10によって自動的に行われるようにしてもよい。
【0064】
図5に示すように、本例では、プリペイド残高が低下したときに通信切断アラームを送信するための通信切断アラーム設定のほかに、バッテリ20の電池残量が低下したときに通信切断アラームを送信するための通信切断アラーム設定がなされる。プリペイド残高が低下したときに通信切断アラームを送信するための通信切断アラーム設定については、図2にて説明した内容と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0065】
電池残量の低下を原因とするときの「通信切断アラームの送信の有無」は、通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」、または通信切断アラームを通話相手に通知しないことを示す「OFF」のいずれかを設定することで特定される。すなわち、通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」が設定されていれば、通知時期が到来したときに、通信切断アラームが送信されることになる。
【0066】
電池残量の低下を原因とするときの「通知時期」は、電池残量が低下したときの通信切断アラームを送信するタイミングを示すものであり、本例では電池容量レベルの閾値を設定することによって特定される。すなわち、電池容量レベルが設定された閾値レベルとなったときに、上述した「通信切断アラームの送信の有無」にて通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」が設定されていれば、電池残量が低下したときの通信切断アラームが送信されることになる。
【0067】
「通知時期」は、例えば、レベル0、レベル1などのように設定されることで設定される。なお、この例では、バッテリ20の電池容量レベルは、レベル0(電池残量がほとんどない状態)、レベル1(電池残量が少ししかない状態)、レベル2(電池残量が半減している状態)、レベル3(電池残量が十分にある状態)の4段階に区分けされているものとする。
【0068】
電池残量の低下を原因とするときの「通知方法」は、例えば、通信切断アラームを通知するための方法を示し、例えば音声アナウンスによる通知を示す「音声アナウンス」(図2参照)や、電子メールによる通知を示す「メール」、テレビ電話方式での通話がなされている場合に可能となる画像に組み込む(相手側に送信される例えば携帯電話端末10側のユーザの顔画像に通信切断アラームの内容を組み込むを意味する)ことによる通知を示す「画面表示」など、複数種類あらかじめ用意されている複数の通知方法の中から1つを選択して設定することで特定される。すなわち、上述した「通信切断アラームの送信の有無」にて通信切断アラームを通話相手に通知することを示す「ON」が設定されいるときに、通知時期が到来すると、設定されている通知方法によって通信切断アラームが通知されることになる。
【0069】
なお、「音声アナウンス」には、「現在、お話し中の相手のバッテリが低下しています」、「通話相手が電池切れとなるため間もなく通話ができなくなるおそれがあります」、「通話相手が電池切れとなるため約1分で通話ができなくなるおそれがあります」などの内容が考えられる。電子メールで通知する場合には、その内容を確認できるのが通信切断後であることから、「通話相手が電池切れとなったため、通信回線が切断されました」などの内容が考えられる。よって、電子メールで通知する場合には、電池残量が低下したことによって通信回線が切断されたあとに、プリペイド方式通信管理サーバ40により、相手側の携帯電話端末50に送信するようにしてもよい。
【0070】
次に、第2の実施の形態における携帯電話端末10aの動作について説明する。ここでは、プリペイド方式の携帯電話端末10aを用いて、他の携帯電話端末50に電話をかけた場合を例に説明する。
【0071】
図6は、携帯電話端末10aにおける通信切断アラーム送信処理の例を示すフローチャートである。なお、上述した図3と同じ処理を行う部分については、同一のステップ番号を付与して説明を省略する。
【0072】
通信切断アラーム送信処理において、プリペイド残高モニタ部19は、発信通話が開始されると、上述したステップS301の処理を実行する。ステップS301にてプリペイド残高が閾値以下でないことを確認すると、制御部15は、通信切断アラーム設定部14に電池残量の低下による通信切断アラームの「通知時期」として設定されている閾値レベル(例えば「レベル0」)を読み出して、電圧モニタ部21に送信する。電圧モニタ部21は、制御部15から受信した通知時期情報と、例えば自己が監視しているバッテリ20の現在の電池容量レベルとを比較して、バッテリ20の現在の電池容量レベルが、通知時期情報が示す閾値レベル以下となったか否か監視する処理を実行する(ステップS601)。
【0073】
バッテリ20の現在の電池容量レベルが閾値レベル以下になったことを検出すると、電圧モニタ部21は、その旨を示す検出信号を制御部15に送信する。制御部15は、電圧モニタ部21からの検出信号を受信すると、通信切断アラーム設定部14における通信切断アラーム送信の有無の設定内容が「ON」であるか否か確認し(ステップS602)、「ON」でなければ通信切断アラームを送信することなく処理を終了する。
【0074】
一方、通信切断アラーム設定部14における通信切断アラーム送信の有無の設定内容が「ON」であれば(ステップS602のY)、制御部15は、通信切断アラーム設定部14に設定されている通知方法によって、電池容量レベルが低下したことにもとづく通信切断アラームを送信する(ステップS603)。例えば、音声アナウンスによる通知方法を用いる場合には、制御部15は、携帯電話端末50のスピーカから音声アナウンスを発声させるための音声信号を、無線部12およびアンテナ部11を介して無線出力する。
【0075】
なお、ステップS603にて電子メールによる通信切断アラームを送信する場合には、制御部15は、電子メールによる通信切断アラームを携帯電話端末50に送信する旨の依頼と、携帯電話端末50の電子メールアドレスとを、プリペイド方式通信管理サーバ40に送信するようにすればよい。そして、プリペイド方式通信管理サーバ40は、例えば電池容量が端末10の動作を維持することができなくなるレベルにまで低下したことにもとづき通信回線を切断したあと、携帯電話端末50に対して電池容量の低下にもとづく通信切断アラームを示す電子メールを送信するようにすればよい。なお、プリペイド方式通信管理サーバ40は、例えば電池容量の低下を原因として通信回線が切断される前に、通話が終了したことによって通信回線が切断されたとき(オフフックされたことによって通信回線が切断されたとき)には、電池容量の低下にもとづく通信切断アラームを示す電子メールを送信しないようにすることが好ましい。
【0076】
音声アナウンスによる通信切断アラームを受信すると、例えば、携帯電話端末50が備えるスピーカから通信切断アラームを示す音声アナウンス(例えば、「通話相手側の電池容量が少ないため、間もなく通話ができなくなります」)が音声出力される。
【0077】
また、電子メールの場合、通信回線が切断されたあと通信切断アラームが受信され、例えば、携帯電話端末50が備える表示装置に通信切断アラームを示す表示(例えば、「通話相手側の電池が切れたため、通話ができなくなりました」)がなされる。
【0078】
以上説明したように、第2の実施の形態では、通信切断アラームを送信し、通話相手の携帯電話端末50の使用者に対して、バッテリ20の電池残量が低下することによって、プリペイド方式の携帯電話端末10aとの間の通信が切断されるおそれがあることを、事前に通知する構成としたので、その後の通信断によって不安感を生じさせてしまうことを回避することができる。すなわち、プリペイド方式の携帯電話端末10aとの間の通信切断の原因が、プリペイド残高が無くなったことでなく、バッテリ20の電池残量が低下したことであることを、通話相手である携帯電話端末50の利用者に通知することができ、正確な通信切断の原因を通知することができるので、通信断による不安感の発生を抑制することができる。
【0079】
また、上述したように、第2の実施の形態では、電子メールによる通信切断アラームを送信し、通話相手の携帯電話端末50の使用者に対して、バッテリ20の電池残量の低下によってプリペイド方式の携帯電話端末10aとの間の通信が切断されたことを、事後的に通知する構成としたので、突然の通信断の発生原因を通知することができ、通信断やその後の通信不能状態によって不安感を生じさせてしまうことを回避することができる。すなわち、プリペイド方式の携帯電話端末10aとの間の通信切断の原因が、プリペイド残高が無くなったことでなく、バッテリ20の電池残量が低下したことであることを、通話相手である携帯電話端末50の利用者に通知することができ、正確な通信切断の原因を通知することができるので、通信断による不安感の発生を抑制することができる。
【0080】
また、上述したように、第2の実施の形態では、バッテリ20の電池残量の低下にもとづく通信切断アラームを送信することにするか否かをユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望によってバッテリ20の電池残量の低下にもとづく通信切断アラームを送信するか否かを選択することができる。
【0081】
また、上述したように、第2の実施の形態では、バッテリ20の電池残量の低下にもとづく通信切断アラームの送信時期をユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望する時期にバッテリ20の電池残量の低下にもとづく通信切断アラームを送信することができるようになる。
【0082】
また、上述したように、第2の実施の形態では、バッテリ20の電池残量の低下にもとづく通信切断アラームの送信方法をユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望によってバッテリ20の電池残量の低下にもとづく通信切断アラームの送信方法を選択することができる。なお、送信方法として、音声アナウンスと、電子メールとのいずれかを選択する構成としていたが、音声アナウンスの内容や、電子メールで送信する文章の内容などをも含めた送信方法をユーザが複数種類の中から選択する構成としてもよい。
【0083】
なお、上述した第2の実施の形態では、電池残量レベルが閾値レベル以下となったか否かを監視し(ステップS601)、閾値レベル以下となったことを確認したあと、アラーム送信設定がONであるか否か判定する(ステップS602)構成としていたが、先にステップS602を実行し、アラーム送信設定がONであったときに、ステップS601の監視(あるいは判定)を行うようにしてもよい。この場合、アラーム送信設定がOFFであった場合には、ステップS601の監視を行うことなく処理を終了するようにすればよい。
【0084】
なお、上述した各実施の形態では、プリペイド方式の携帯電話端末10,10aと通信接続される電話機として、携帯電話端末50を挙げていたが、接続相手は携帯式の電話端末でなく、例えば固定式の電話端末であってもよい。
【0085】
また、上述した各実施の形態における携帯電話端末10,10aには、当該携帯電話端末10,10aに通信切断アラームの送信などの各種の処理を実行させるための制御プログラム(通信切断通知制御プログラム)が搭載されている。携帯電話端末10,10aを構成する各部は、通信切断通知制御プログラムに従って各種の制御を実行する。具体的には、通信切断通知制御プログラムは、事前に支払った金額に応じて付与されるプリペイド度数の残高を示すプリペイド残高が無くなるまで発信通話を行うことができる携帯電話端末との間の通信切断の発生原因を通知させるための制御プログラムであって、携帯電話端末に、携帯電話端末の発信通話による通信時間の経過に応じて減少していくプリペイド残高を監視する処理と、発信通話が行われているときに監視されているプリペイド残高が、所定の閾値を含む通信切断アラーム設定情報を記憶する設定情報記憶手段に記憶されている当該所定の閾値以下であるか否かを監視する処理と、プリペイド残高が所定の閾値以下であると判定されたときに、通信が切断される可能性があることを警告するための通信切断アラームを、携帯電話端末の通話相手である電話端末に対して送信する処理とを実行させる制御プログラムである。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、プリペイド残高が無くなることによって通信回線が切断されるおそれがある旨を通知するための通信切断アラームを、プリペイド方式の携帯電話端末と回線接続されている電話機に向けて事前に送信する構成としたので、その後の通信断によってその電話機の使用者に不安感を生じさせてしまうことを回避することができる。
【0087】
また、プリペイド方式の携帯電話端末と回線接続されている電話機に向けて電子メールによる通信切断アラームを送信し、プリペイド残高が無くなったことによって通信回線が切断された旨の通知を事後的に行う構成としたので、突然の通信断の発生原因を通知することができ、通信断やその後の通信不能状態によって不安感を生じさせてしまうことを回避することができる。
【0088】
また、通信切断アラームを送信することにするか否かをユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望によって通信切断アラームを送信するか否かを選択することができる。
【0089】
また、上述したように、通信切断アラームの送信時期をユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望する時期に通信切断アラームを送信することができるようになる。
【0090】
また、上述したように、通信切断アラームの送信方法をユーザによる操作部の操作によって設定する構成としたので、ユーザの希望によって通信切断アラームの送信方法を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯電話端末を含む携帯電話システムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における通信切断アラーム設定の設定状態の例を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における通信切断アラーム送信処理の例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態における携帯電話端末を含む携帯電話システムの構成の例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における通信切断アラーム設定の設定状態の例を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における通信切断アラーム送信処理の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,10a 携帯電話端末(プリペイド方式の端末)
11 アンテナ部
12 無線部
13 ベースバンド部
14 通信切断アラーム設定部
15 制御部
16 音声入力部
17 音声出力部
18 表示・操作部
19 プリペイド残高モニタ部
20 バッテリ
21 電圧モニタ部
30,31 無線基地局
40 プリペイド方式通信管理サーバ
50 携帯電話端末(通話相手の端末)

Claims (14)

  1. 事前に支払った金額に応じて付与されるプリペイド度数の残高を示すプリペイド残高が無くなるまで発信通話を行うことができる携帯電話端末であって、
    所定の閾値を含む通信切断アラーム設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
    発信通話による通信時間の経過に応じて減少していくプリペイド残高を監視するプリペイド残高監視手段と、
    発信通話が行われているときに、前記プリペイド残高監視手段によって監視されているプリペイド残高が、前記所定の閾値以下であるか否かを監視する閾値監視手段と、
    通信が切断される可能性があることを警告するための通信切断アラームを、通話相手の電話端末に対して送信するアラーム送信手段を備え、
    前記通信切断アラーム送信手段は、前記閾値監視手段によってプリペイド残高が所定の閾値以下であると判定されたときに、前記通信切断アラームを送信する
    ことを特徴とする携帯電話端末。
  2. 通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信可否の何れかを示すアラーム送信可否情報を含み、
    通信切断アラーム送信手段は、前記アラーム送信可否情報が通信切断アラームの送信可であったときに限り、通信切断アラームを送信する
    請求項1記載の携帯電話端末。
  3. 通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信方法を示す送信方法情報を含み、
    通信切断アラーム送信手段は、前記送信方法情報が示す送信方法によって通信切断アラームを送信する
    請求項1または請求項2記載の携帯電話端末。
  4. ユーザの操作に応じて情報入力を行う操作手段を備え、
    設定情報記憶手段は、ユーザによる前記操作手段の操作によって設定された所定の閾値を、通信切断アラーム設定情報として記憶する
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の携帯電話端末。
  5. 設定情報記憶手段は、ユーザによる操作手段の操作によって送信の可否が特定されたアラーム送信可否情報を、通信切断アラーム設定情報として記憶する
    請求項4記載の携帯電話端末。
  6. 設定情報記憶手段は、複数種類の送信方法情報の中からユーザによる操作手段の操作によって選択された一の送信方法情報を、通信切断アラーム設定情報として記憶する
    請求項4または請求項5記載の携帯電話端末。
  7. 送信方法情報は、音声アナウンスによって通信切断アラームを送信することを示す情報を含む
    請求項3または請求項6に記載の携帯電話端末。
  8. 送信方法情報は、電子メールによって通信切断アラームを送信することを示す情報を含む
    請求項3、請求項6または請求項7に記載の携帯電話端末。
  9. 事前に支払った金額に応じて付与されるプリペイド度数の残高を示すプリペイド残高が無くなるまで発信通話を行うことができる携帯電話端末との間の通信切断の発生原因を通知するための通信切断通知方法であって、
    前記携帯電話端末の発信通話による通信時間の経過に応じて減少していくプリペイド残高を監視し、
    前記発信通話が行われているときに監視されているプリペイド残高が、所定の閾値を含む通信切断アラーム設定情報を記憶する設定情報記憶手段に記憶されている当該所定の閾値以下であるか否かを監視し、
    プリペイド残高が所定の閾値以下であると判定されたときに、通信が切断される可能性があることを警告するための通信切断アラームを、前記携帯電話端末の通話相手である電話端末に対して送信する
    ことを特徴とする通信切断通知方法。
  10. 通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信可否の何れかを示すアラーム送信可否情報を含み、
    前記アラーム送信可否情報が通信切断アラームの送信可であったときに限り、通信切断アラームを送信する
    請求項9記載の通信切断通知方法。
  11. 通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信方法を示す送信方法情報を含み、
    前記送信方法情報が示す送信方法によって通信切断アラームを送信する
    請求項9または請求項10記載の通信切断通知方法。
  12. 事前に支払った金額に応じて付与されるプリペイド度数の残高を示すプリペイド残高が無くなるまで発信通話を行うことができる携帯電話端末との間の通信切断の発生原因を通知させるための通信切断通知制御プログラムであって、
    前記携帯電話端末に、
    前記携帯電話端末の発信通話による通信時間の経過に応じて減少していくプリペイド残高を監視する処理と、
    前記発信通話が行われているときに監視されているプリペイド残高が、所定の閾値を含む通信切断アラーム設定情報を記憶する設定情報記憶手段に記憶されている当該所定の閾値以下であるか否かを監視する処理と、
    プリペイド残高が所定の閾値以下であると判定されたときに、通信が切断される可能性があることを警告するための通信切断アラームを、前記携帯電話端末の通話相手である電話端末に対して送信する処理と
    を実行させることを特徴とする通信切断通知制御プログラム。
  13. 通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信可否の何れかを示すアラーム送信可否情報を含み、
    携帯電話端末に、
    前記アラーム送信可否情報が通信切断アラームの送信可であったときに限り、通信切断アラームを送信する処理を実行させる
    請求項12記載の通信切断通知制御プログラム。
  14. 通信切断アラーム設定情報には、通信切断アラームの送信方法を示す送信方法情報を含み、
    携帯電話端末に、
    前記送信方法情報が示す送信方法によって通信切断アラームを送信する処理を実行させる
    請求項12または請求項13記載の通信切断通知制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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